【漫画】約束は図書館の片隅で最終回4巻ネタバレや無料で読む方法

〜「約束は図書館の片隅で」最終4巻のあらすじここから〜

幽霊が出るとの噂のある、いわく付きの図書館分館で働いている憧れの海藤主任と同じ職場で働くことになり喜ぶ多美子。だけど、一緒に働くことになった年下の学生・瀬田くんとなぜか同じ屋根の下で暮らすことになってしまい…!?　微妙な三角関係の行方ははたして…!? いわくつきの本とワケありの人々の紡ぐ物語、ついに完結!!

〜あらすじここまで〜

〜約束は図書館の片隅での最終回ネタバレここから〜

地震の拍子に一冊の本が落ちてきました。

その中にはこのようなメモ書きが。

「末の妹はどうして、12人の兄を見捨てなかったのかな？」

グリム童話だと気付いた多美は、物語の概要を話しました。

すると真は、その妹は耐えられなかったんじゃない？と呟きました。

きっと”アイツさせ生まれなきゃ良かったのに”って影では責めるヤツだっていた、だから別に優しいから捜しに行ったわけじゃないと。

真の言葉を聞いた多美は、それはつらいですね、何も彼女のせいではないのに…と言いました。

さらに多美はもう一枚のメモ書きを発見。

「日本にも似たような昔話があったよね？」

多美は真にヒマですか？と尋ね、一緒にその本を探すことに。

しかし…

本を見つけてはメモ書きが出てきて、延々と本を探し続ける2人。

するとそこに真の姉・清夏がやってきました。

清夏はお怒りの様子で、火曜から学校に行っていない理由を話してもらいましょうか、と言います。

清夏の後ろでは瀬田がじーっとこちらを見ています。

真は黙って清夏に近付こうとしますが、多美が引き止めがんばりましょうと言いました。

「お姉さんが怖いなら私が味方します。お姉さんが意地悪なら私が全力で講義します」

と。

すると黙っていた瀬田がクスッと笑い、真に向かって親指を立てました。

「よかったな少年！多美さんが言うなら絶対だ」

瀬田の言葉がきっかけとなり、真は学校に行かなくなった理由を話し始めます。

• 姉さんの方が跡継ぎの資格がある、と言われているのは聞こえていた
• でも父さんは僕を特別扱いするから、姉さんに悪いと思った

…と。

清夏は、

「跡継ぎの資格なんてもっと先の話！中学生と社会人を比べるなぞ片原痛い！あなたもしっかりしなさい！！」

と檄を飛ばしました。

そしてお父さんのアレは筋金入りだから、私とあなたで変えていくしかないと言いました。

なんだかんだありつつ、ひとまず一件落着となったこの自体。

真は帰り際、多美に向かって

「今度はお姉さんが頑張って」

と言い残しました。

2人きりになった多美と瀬田。

恥ずかしそうに顔を隠し、瀬田がいなくなるのは寂しい、もっと普通に喋ったり一緒にいられるようになりたい…と言いました。

瀬田は多美の顔を見て、笑顔で超嬉しいと一言。

しかし多美はさらに恥ずかしがってしまい、また失敗して嫌な思いをさせるかもと言います。

「いいじゃん。その方が断然楽しいじゃん」

その後。

戻って多美が作業をしていると、硯がやってきます。

分館の廃止話があったものの、海堂主任が交渉していた元理事長に意外な援軍も加わり、もう大丈夫になったとのこと。

すると瀬田もやってきました。

そして瀬田と多美とのやり取りを見た硯は海堂に、感じが変わったと伝えます。

「可愛いですよ。一歩進んで二歩も三歩も下がる感じが。分館のお節介な住人たちも楽しんでいるのでは？」

と海堂は言います。

そして最後に言いました。

「僕らの悲喜こもごもね、ここで眠る彼らにとっては一瞬の夢のようなものになっていくのだなと思うと、ささやかながらとても愛しくなったりもするんですよ」

〜約束は図書館の片隅での最終回ネタバレここまで〜