【漫画】盗掘王 最新話(223話)までの全話ネタバレまとめ

ピッコマにて配信中のアクション漫画「盗掘王

毎週火・金に1話ずつ配信され、現在では第223話まで配信されています。

ここからは、盗掘王1話〜最新話までの全話ネタバレをまとめて紹介していきます!

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【漫画】盗掘王1話〜最新話までの全話ネタバレまとめ

ここからは、盗掘王1話〜最新話までの全話ネタバレをまとめてご紹介いたします。

【漫画】盗掘王1話〜最新話のネタバレ目次

青文字になっている話数をタッチすると、その話のネタバレをチェックできます。

1話 2話 3話 4話 5話
6話 7話 8話 9話 10話
11話 12話 13話 14話 15話
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216話 217話 218話 219話 220話
221話 222話 223話 224話 225話

以下、盗掘王1話〜最新話までのネタバレ一覧です。

1話

物語の主人公・剛力遼河(ごうりきりょうが)は38歳の男。

ダンジョンの奥深くでモンスターに殺されそうになっているシーンから、盗掘王はスタート。

さかのぼること15年前。

当時(2025年)、地球のあちこちに墓が現れました。

その墓は大規模地震の発生直後に現れ、墓の中には”遺物”と呼ばれるものがありました。

遺物とはいわば、見えない力のようなもの。

そしてこの遺物の所有者はスキルを備えることになり、遺物を求めて墓に潜る人が続出。

遼河もその1人。

「考古学者の遺物」を手にし、世間に自らの存在を知らしめようとしたのですが、一歩遅かったのです。

先行者利益を得た人たちによって秩序が形成されており、遼河のような後発組が立ち入るスキがありませんでした。

ですが遼河は、発掘能力を評価され、TKBMという巨大企業にスカウト。

TKBMの会長・大河原泰政による手厚いサポートが受けられるようになったものの、仕事はブラックなものばかり。

中でもブラックな仕事が”盗掘”でした。

盗掘とは、近寄ることが禁止されれいる墓に侵入し、中にある遺物を盗む仕事。

遼河は盗掘団のリーダーとなり、数々の実績を打ち立てていきます。

ですが…

今、遼河は大河原のワナにハマっているのでした。

大河原は遼河たちに恐怖感を抱き、なんとかして排除しようとしたのです。

その結果、遼河は墓の奥でモンスターに襲われ大ピンチ。

部下たちは全員食べられて、残すは遼河1人。

すると、どこからか声が聞こえてきます。

遼河が声に反応すると、声の主は遼河にチャンスを与えました。

「一度、真の玉座に座ってみろ」

そして遼河が目を覚ますと…

とある施設の受付にいました。

しかも月日は2025年1月1日。

なんと声の主は、遼河を15年前にタイムリープさせたのです。

真の玉座に座ること=高ランクの遺物を先に手に入れること

そう考えた遼河は、持っている知識とスキルを活用し、遺物を手に入れようとするのでした。

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2話

意気込んでいた遼河でしたが、いきなりおばさんから怒鳴られます。

どうやら遼河が高校生の男の子に手を上げて、怒鳴っているのはお母さん。

示談するのか?それとも事件扱いにして刑務所に入るか?

高圧的な態度で脅してきます。

とはいえ、先に絡んできたのは高校生。

遼河は高校生にもハメられてしまっていました。

やる気なさそうに聞き流していると、お母さんが振りかぶって遼河を殴ろうとしました。

が、瞬時に反応しお母さんの手を掴みます。

そして、お母さんに反論。

「先に絡んできたには息子さん。そのくせに示談金だの刑務所だの言うのはどうなんだ?」

と、

すると、それを聞いた高校生も飛びかかってきました。

しかし案の定、遼河に返り討ちにされます。

警察署内で暴れてしまった遼河は、そのまま留置場へ連れて行かれることに。

留置場の中でこれから先のことを考えていると突然、遼河の眼の前にウインドウが表示されました。

[盗掘屋 剛力遼河]

ショベルも扱えない不憫なスリ

さらにクエストウインドウも表示。

クエスト内容は「盗掘屋基本スキル4つを活性化」というもの。

今使えるスキルは「念探というもので、半径1m周辺のすべてのものがはっきり見えるものでした。

ウインドウをチェックしていると、格子の外から遼河の名前を呼ぶ男が。

その人物は金光健(かねみつけん)

健は刑事で、孤児だった遼河を弟のようにかわいがってくれた、いわば兄貴分の存在。

健のおかげで外に出ることができた遼河。

世間話をしたところ、まだ墓や遺物使用者は現れていないようでした。

健と別れて1人で道を歩いていると、4人の男から絡まれます。

これをチャンスと見た遼河。

4人を金づるとして見たのでした。

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3話

遼河に絡んできた男の1人は新井圭(あらいけい)という名前で、暴力団出身の美術品ブローカーでした。

遼河は高校生の時、圭の下でお金稼ぎをしていたものの、待遇は激悪。

しかも20代までこき使われていました。

そして今、遼河は圭たちに反撃します。

「貯まってる給料と退職金、払いな」

そんな中、圭が持っているナイフが遺物であると気づきます。

普通なら墓で手に入れるものですが、時おり人間社会に遺物が紛れ込んでいることもあるのだそう。

ともあれ、遺物は遺物。

遼河は圭からナイフを強奪。

しかもスキルの恩恵もあって、ナイフの力を活用することができました。

遼河に一網打尽にされた圭たちは、給料と退職金を払うことを約束します。

さらに、仏像も無理やりもらって帰りました。

ただその仏像はかなり重要なものの様子。

圭の姉も「何が何でも取り返せ」というスタンスだからです。

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4話

後日。

古美術館で仏像を売ろうとした遼河ですが、たった5000円にしかなりませんでした。

結局、売らずに持ち帰ることに。

すると、帰り道でいきなり念探スキルが発動。

仏像の内部から怪しい物質が検知された、というウインドウが表示されました。

そこで遼河はナイフで仏像を一刀両断。

中から出てきたのは液体型麻薬でした。

このことから遼河は、圭たちは美術品の中に麻薬を仕込んで取引をしているのでは?と推測。

そして健に連絡し、麻薬関連のタレコミをすることで報酬金をもらおうとしました。

一方そのころ。

圭の姉は仏像を奪われたという報告を会長にしています。

そこへ戻ってきた圭たち。

さらに、圭たちの後ろから健も現れます。

「麻薬密輸および流通疑惑の通報があった」

遼河からの通報を受けた健は、圭の姉の事務所にやってきたのです。

言い訳をする姉でしたが、千葉にある倉庫も差し押さえられており、もう逃げ道はありませんでした。

倉庫の部屋には一つ一つパスワードがかけてあったものの、遼河のスキル(人間離れした記憶力)によってすべて解除されていました。

ひとまず一件落着となったこのトラブル。

健から連絡が入り、報酬金1000万円がもう少ししたら振り込まれるとのことでした。

軍資金が手に入ったし、あとは大河原会長より先に遺物を手に入れるだけ。

意気揚々と帰路につくと、あるはずの家がなくなっていました。

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5話

遼河が住んでいたマンションは、巨大な中に呑み込まれていたのです。

マンションの住民は大パニック。

当時の記憶をさかのぼった遼河は、当時仕事が終わってマンションに戻ったらすべて元通りだったとのこと。

つまり、誰かが墓を攻略すれば墓がなくなるということ。

今、目の前に墓があるなら、攻略しようとしている人物がいるはず。

そこで遼河は、見張りをしていた自衛隊から話を聞くことに。

ただ、自衛隊は何も話をしてくれません。

しかも本来なら、出動するのは警察のはず。

にも関わらず武装した自衛隊が出動するということは、この時点で遺物の存在を把握している可能性がありました。

自衛隊に対し意見を述べたところ、間もなく墓を爆破するという情報を得ることに成功。

海外から専門家を招いて爆破するとのことでした。

海外から日本に来ていたのはアメリカCIA所属・リンダ・ウォーカー

「日本政府はまだ墓のことを知らないんですよね?」

と話をしています。

相手からは、墓を調査しできれば遺物も確保するんだ、と指示が出ました。

リンダが電話を切ると、何者かが声をかけてきました。

その人物の名前は劉建志(りゅうけんし)

中国発掘団所属の男です。

2人の目的は遺物。

その様子をのぞき見していたのが遼河。

アメリカと中国は世界の中でもいち早く遺物の存在に勘付き、調査をはじめた国でした。

他国の墓を調査するという名目で、中にある遺物を持ち出していたのです。

とはいえ、今ある墓は爆破されるはず。

なのに墓の前で話をしているということは、まだ墓の中に専門家はいないはず、と遼河は推測しました。

先手を取ろうと動くと、足元に「トゥームグリフ」という文字を見つけます。

古代文字のようなもので、墓のあちこちに記されており、遺物のことが書かれているのだそう。

つまり、トゥームグリフを解読できれば、墓の地図や罠の配置などがすべてわかってしまうのです。

遼河がトゥームグリフを読もうとすると、ウインドウが表示。

<優れた解読家>という称号と、新たなスキルを習得。

さらに盗掘屋の基本スキルである言語学が活性化しました。

これにより、基本スキル4つのうち2つが活性化。

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6話

碑石をナイフで切りつけた遼河。

警告ウインドウが表示され、強力な瘴気が発生し爆発するというメッセージが。

爆発の光を見たリンダと劉は、墓の入口が開いたサインだと捉え、一気に走り出します。

2人が墓に入った音は、遼河のもとにも届きました。

そこで遼河はトゥームグリフを参考にし、罠を仕掛けることに。

その罠とは水流でした、

劉とリンダは大量の水に呑み込まれ、流されてしまいます。

墓の奥へと進んでいく遼河は、大きな水辺にたどり着きました。

そこにナイフを投げ入れると、巨大な蛇が出現。

蛇は遼河に尋ねます。

「お前が落としたのは金のナイフ、銀のナイフのどちらだ?」

童話にある質問ということもあり、遼河は素直に「どちらも俺のものではない」と回答。

すると案の定、蛇は遼河が落としたナイフを提示してきました。

しかし遼河は、すぐにそのナイフを受け取りません。

本当に自分のものか確認するため、蛇の口に手を伸ばします。

すると…

ナイフを手にした遼河は蛇に切りかかりました。

「試練をクリアしたはずなのに、なぜ切りかかる!?」

と戸惑う蛇。

確かにクリアしたけど、何事もなく報酬をくれる保証はない。

15年のアドバンテージがある遼河は、墓や遺物の特性をすべて把握していました。

そして、蛇を屈服させるべく、さらに攻撃を仕掛けていきます。

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7話

「支配力」で遺物の屈服を試みる遼河。

遺物は一方的にやられ、何も手出しができません。

結果、遺物はそのまま遼河に倒されてしまいました。

遼河は<墓攻略を経験した者>という称号と新しいスキルを習得。

さらに盗掘屋基本スキル 墓発掘が活性化。

これで4つの基本スキルのうち3つが活性化しました。

また、称号<卑劣な遺物脅迫者>の称号も獲得。

この称号は支配力がアップ、親和力がダウンする効果があります。

詳細を確認していると、劉とリンダも水辺に到着。

遺物が倒されているとはつゆ知らず、水辺から遺物を呼び出そうとします。

隠れて見ている遼河ですが、どうにかしてこの場から脱出しなければなりません。

とはいえ、ナイフの消耗も激しく、使用回数はあと50回弱しかありませんでした。

そこで遼河は考えます。

小石を投げ、そこに侵入者がいると2人に勘違いさせたのです。

まんまと術中にハマった劉とリンダ。

そのスキに遼河は「遺物よ墓を閉ざせ」と唱えました。

すると、みるみるうちに墓が崩れていき、出口が塞がれてしまいます。

焦る劉・リンダをよそに、ゆうゆうと墓を脱出する遼河なのでした。

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8話

圭の部下たちがギャラリーを訪れ、これから先のことを話し合っています。

大兄貴と社長が捕まったとなると、この仕事はもう続けられない。

こうなったのはすべて遼河のせいだ。

そんな話をしていると、部下の1人・呉羽昇る(くれはのぼる)のスマホに電話が。

相手は遼河本人でした。

遼河は高圧的な態度で昇に接します。

そして、ラスベガスで開かれる世界最大のオークション・マイダスに来いと命令。

そこで指定の品物と落札価格、さらにJKジャック・ケイマンという人物について調べてこいとのこと。

ジャック・ケイマンという名前は、大河原がよく使っていた偽名。

元部下のくせに!と反論する昇でしたが、遼河は容赦なく脅しをかけ、昇たちを強引にマイダスに向かわせるのでした。

一仕事終えた遼河は、今日も遺物狩りに向かいます。

その道中で、気になるニュースを目にします。

それは墓が出現する前兆のようなものでした。

するといきなり、劉が声をかけてきます。

「狭い通路でいつまでも突っ立ってるんじゃない!」

と、

劉の姿を見つけた遼河は、近くに墓が出現することは間違いないと確信を得ます。

そして、言語学を活用して中国語で対応。

これには劉も驚き、さっきまでの高圧的な態度とは別人になり、低姿勢な態度になりました。

しかし、遼河はすぐ日本語に戻します。

テキトーに劉をあしらい、その場を去っていきました。

ただ、劉が遺物を隠し持っていることはしっかりと把握して…。

コンビニの外に出ると、激しい物音が鳴り響きます。

どうやら墓が現れようとしている様子。

劉のスマホにも連絡がきています。

さらにこんな連絡も。

「金の斧、銀の斧を奪った日本人が近くにいると、予言に出た。そして君は酒に注意しろと出ているそうだ」

劉は先ほど、遼河の缶ビールの泡がかかったことを思い出します。

つまり、この予言に出ていた日本人とは遼河のことだったのです。

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9話

すぐさま遼河を追いかける劉。

電話の相手には、すぐ次の予言も解読して送ってくれ、と言いながら。

その頃、遼河は一足先に墓に向かっています。

墓の周辺には凶悪なオーラが漂っている様子。

そんな時、背後から劉がやってきて、銃口を遼河に向けて「動くな」と命令。

しかし突然、ドーン!という大きな音が鳴り響きます。

すると遼河のウインドウにも警告メッセージが。

強烈なオーラが溢れています。上に向かって爆発します。

次の瞬間…

周囲に激しい光と衝撃が。

同時に墓も出現し、折れた刀があちこちに散らばっています。

遼河は以前、この墓に来たことがありました。

日本棟「村正」の遺物の墓

村正は戦国〜江戸時代にかけて人気を博した刀工。

しかし、江戸幕府の将軍・徳川家康と村正には因縁があったのでした。

そのため家康は、すべての村正の破棄を命じました。

それ以降、村正は”呪われた妖刀”として語り継がれるように…。

遼河が村正の回想をしていると、ウインドウにさらなる警告文が。

  • 遺物の凶悪なオーラにより体が冒されています
  • 皮膚に直接的な影響が出ます

皮膚を見てみると徐々に影響が出ている様子。

すぐにクリアしたいところですが、またしても背後から劉に脅されます。

ただ遼河は怯みません。

「撃ちたきゃ撃て」

そう言って挑発すると、劉は銃口を遼河の足に向け引き金を引きました。

すると、銃が暴発。

遼河いわく、墓の中では現代の武器が通用しないとのこと。

遺物は人間が”楽”することを許さないからです。

しかし劉は疑問に思います。

「なぜそのことを知っている?」

と、

ただ遼河は劉を一捻りすると、そのまま墓へ向かっていくのでした。

ちゃっかり劉のリュックの中身も強奪して。

これにより、遼河は新たな称号<小賢しい手癖>とスキルを習得。

盗掘屋の基本スキル「手癖」が活性化し、これで4つの基本スキルすべてが活性化しました。

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10話

墓では1人の女の子が、何かに取り憑かれたように狂っています。

周りが声をかけても聞こえておらず、今にも襲いかかってきそうな剣幕。

遼河が見たところ、彼女はやはり取り憑かれており、彼女が持っている短刀で斬られた人も取り憑かれるだろう、とのこと。

これは”ねずみ講”のような罠。

取り憑かれる人間が増えるほど勢いも増して行き、ねずみ講のような形で進行していくのです。

しかし、生贄を捧げれば橋がかかり助かることができるという、犠牲型罠でもありました。

遼河は崖の上から下に呼びかけ、誰が下に落としたのか?確認します。

下の人間いわく、罠を仕掛けたのは劉。

遼河は崖を一気に下り、劉から盗んだ遺物「荒縄」で女の子の動きを封じようとします。

すると、見事捕獲に成功。

しばらくすると女の子は正気を取り戻し、遼河は他の人たちも連れて一緒に行くことに。

その頃、劉は…

「みんな片付け村正の部屋まで見つけた」

と意気揚々です。

部屋には折れた刀がたくさんありましたが、どれも”なまくら刀”ばかりで、肝心の村正は見つかりません。

そんな時、劉が崖の下に落としたはずの人たちがゾロゾロやってきました。

もちろん遼河も。

劉は大勢の男に囲まれ、ボコボコに。

その様子をほくそ笑みながら見つめる遼河。

そして、金の斧の効果を使い、なまくら刀の中から村正を見つけ出すのでした。

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11話

墓から脱出した遼河は、とある実験を試みることに。

しかし、カバンの中の村正がやかましく集中できません。

イラッとした遼河は、村正を容赦なく洋式トイレにぶち込みました。

村正を手にした遼河の右手には、痛々しい火傷のような跡が。

「10人の血を吸わせろ」

と要求した村正でしたが、遼河は支配力によって村正を支配。

その代償としてキズを負ったのです。

そして、強い遺物になるほど代償も大きくなり、このままでは遼河の体が持たない可能性も…。

このタイミングでウインドウもが表示され、ミッション報酬が支給。

その前に2つの選択肢が提示されました。

  • 支配の道
  • 親和の道

遼河が選んだのはもちろん「支配の道

その後、パチンコ玉のようなミッション報酬が支給されました。

この時点では、報酬の名前やランクはわかりませんでした。

ただ飲み物ということもあり、すぐさま口にする遼河。

すると、瞬時に右手のキズが完治!

そして、耐性(免疫力)の存在を認識したというメッセージがウインドウに表示。

一方その頃…

中国遺物発掘団首脳部会議室では、1人の男が罵声を浴びせられています。

中国にドロを塗ったのはお前の部下のせいだ、と。

彼の名前は張志明(ちょうしめい)

中国発掘団の統括です。

張は上の人間に対し、色々と弁明。

  • 不完全ではあるけど、劉が遼河と接触したことでマーキングできるようになった
  • 主人以外にも未来記(預言書のようなもの)を扱えるように研究中

などなど。

その結果、もう一度だけチャンスをもらえることに。

場面は切り替わり遼河の部屋に。

遼河のスマホに呉羽から電話が。

呉羽はオークションの参加者リストをすべて確認し、JKという人物が3人いることを報告。

遼河は自分もアメリカに向かおうとするのですが、ウインドウにこんなメッセージが。

「S級遺物にマーキングされました。あなたの未来が読まれています」

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12話

未来記を手にした人物は、佐々木由香(ささきゆか)という女子高生。

そんな彼女に声をかけたのが中国発掘団でした。

中国発掘団は由香と専属契約を結び、多額の報酬も渡しました。

そのおかげで由香の家族は貧乏生活を抜け出し、裕福な生活へと一転。

そして未来記を手にした中国政府は多くの遺物を手にしていくのですが…

なんと、由香は殺害されてしまったのです。

より優秀で、予言系の遺物を扱う人物によって。

場面は切り替わり羽田空港。

遼河はどこかに向かって飛び立とうとしています。

その頃、由香は今日も未来記を読む時間でした。

しかし由香が未来記を開くと、自分が死ぬという文字がびっしりと浮かび上がっています。

「これは剛力という男のせい!劉もあいつのせいで…」

そう言って取り乱す由香。

周りのおかげでなんとか落ち着きを取り戻し、黙って殺されるワケにはいかないと、作戦を企てるのでした。

場面は福岡空港に。

遼河は福岡空港で寿司を食べています。

そして由香の予想通り、未来記に挑発をしていました。

「必ず反応があるはず。マーキングもされているんだから」

と思っていると、周囲が中国軍人に囲まれていることに気付きます。

そして、寿司屋の女将として由香が変装し、寿司を運ぶのでした。

すると…

大好きなアイドル以上に遼河がイケメンだったため、一瞬にして由香は遼河のファンに。

由香の予想外の行動に、軍人たちは慌てます。

「もしかしたら作戦かもしれない」

と思いながら、とりあえず見守ることに。

遼河は由香とスマホの文章でやり取りをします。

中の様子がわからない軍人たちでしたが、いきなり目の前のテーブルが音を立ててひっくり返りました。

そして、荒縄で捕獲されてしまいます。

遼河は予め、荒縄を罠として設置していたのです。

軍人たちを放置し、遼河は由香と一緒い店の外に出ていくのでした。

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13話

遼河はうまく由香を丸め込んでいました。

しかし、油断している由香を脅し、携帯を破壊。

「この人、怖くない」

と感じていた由香ですが、豹変した遼河の態度を見て一気に怖がります。

その後2人は個室カフェで話をすることに。

遼河は荒縄で由香の手を縛り、こう言いました。

「未来記を出せ。見えるままにすべてここに書き写せ」

言われた通りに未来記を書き写す由香。

由香は未来記をあげるからと言うのですが、遼河は受け取ろうとしません。

というのも、未来記はS級の遺物。

金の斧・銀の斧がB級、村正がA級。

支配力で支配するとなると、かなり高いリスクが考えられたからです。

すると、張たちも個室カフェにやってきた気配が。

気配を感じ取った遼河は、未来記が書き写されたノートを手に取り、さらに未来記にナイフを突き刺します。

その瞬間、由香は意識を失い倒れてしまいました。

さらに、遼河は<乱暴な遺物破棄者>の称号を取得し、支配力がさらにアップ。

ついでに、遺物感知力もアップし、念探スキルもランクアップ。

そして、<巨人狩人>の存在を認識。

と同時に、張たちが部屋に入ってきました。

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14話

銃を突きつけられる遼河。

しかし、アイテム「婦女子が売るおいしい餅」を使い、その場から瞬間移動。

その餅には張の部下が群がってきて、遼河を追いかけることができません。

餅の効果は敵の幻惑と、使用者の瞬間移動。

難なく張の手から逃れた遼河は、ゆっくりと未来記に目を通します。

その中に気になる記述が。

1月

地下で機が熟す。欲望の園へ向かえ。そこから世界を混沌に陥れる大厄災の凶兆の兆し

前半はラスベカスの地下オーディション・マイダスを指しています。

気になるのは後半部分。

これは”大古墳化”を刺す言葉だろうと、遼河は推測しました。

しかし、遼河の記憶では、大古墳化が発生したのはもっと後のこと。

となると、地下オーディションに神クラスの遺物が現れる予言かもしれない、と考えました。

その頃、中国発掘調査団対策委員会では、由香と張について話がされています。

由香は意識を取り戻したけど衰弱している。未来記は破壊された。張の部下たちは争い合って負傷。

そして、会議の様子をとある女性が監視しています。

その女性はTKBMの一員のよう。

女性は電話でTKBMのスタッフとやり取りをしていました。

場面は切り替わりアメリカ・ラスベガス。

遼河は呉羽たちと合流。

そこで遼河はJKというイニシャルを使っている、3人の人物の資料に目を通します。

その中には大河原の偽身分証のコピーもありました。

「このオークションに大河原が来ている。つまり神クラスの遺物が出品される可能性がある」

確信した遼河は、数十億単位の金を手にするべく、街へと繰り出すのでした。

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15話

スロットでどんどん金を作っていく遼河。

イカサマを疑われるほど。

しかし、遼河はイカサマをしていました。

金の斧の形を変え、ジャックポットで大当たりする台に座っていたのです。

その結果、遼河は一生使っても使い切れないほどの金をゲット。

ただ、トラブルの匂いが…。

金の斧が財宝を見つける効果があるのに対し、銀の斧はその財宝を狙う敵を探知する効果がありました。

そして次のカジノに足を踏み入れた瞬間、銀の斧が反応。

カジノの中では客とスタッフが争っていたのです。

墓が現れる前兆なんてないのに…

すると、1人の金髪美女が歩いてきました。

彼女の姿を見た遼河はすぐにカジノから退出。

彼女の名前はアイリーン・ホルトン。

カジノ内の争いの原因になっており、正体は金融財閥ホルトン家の末娘。

さらに神クラスの遺物を所有する、通称・破産王。

彼女の近くに存在する人・企業は、事あるごとに災いが訪れるという噂があるほど。

しかし厄介なことに、遼河はアイリーンから声をかけられました。

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16話

アイリーンの厄災はすぐに訪れました。

  • 遺物が致命傷を負ってしまい、使用回数(耐久度)が低下
  • 運が悪くなり、何をやってもうまくいかない
  • すべての実績が悪化

そしてアイリーンは、ジャックポットを当てまくっている噂を聞き、わざわざ遼河に会いにきた様子。

「ジャックポットの秘訣を知りたい」

そう尋ねるアイリーンでしたが、遼河はふと疑問に思います。

アイリーンは超がつくほどの大金持ち。そんな彼女がジャックポットの秘訣を知る必要はあるのか?と。

遼河は何も答えることなく、すぐさまその場から去っていくのでした。

そして、1人で再びオークション会場へと向かいます。

オークション会場に入ると「お前は場違いだ」と声をかけてくる男が。

彼の名前は伊藤拓哉。

大河原会長の右腕であり、婿候補の男です。

「伊藤がここにいるということは…」

遼河の予想は的中。大河原もオークション会場に姿を現していました。

15年後の屈辱を晴らすべく、遼河はオークションで何がなんでも遺物を奪ってやると決意します。

しかし…

またしてもアイリーンがやってきました。

アイリーンの登場とともに株価は暴落、金をなすく人が出るなど、オークション会場はパニック状態。

アイリーンは人混みの中から、すぐに遼河を見つけ出します。

そして、遼河にこんな相談をします。

「私の周りにいる人は全員不幸になってしまう。私もあなた(遼河)みらいに幸運の持ち主になれたら、周りを幸せにできるかもしれない」

すると、遼河のウインドウにメッセージが表示されました。

<耐性>が活性化、耐性数値がアップ

このおかげで遼河は、アイリーンの厄災の効果が大幅に軽減。

遼河は、自分の厄災が軽減し、なおかつ周りには厄災を与えられるなら、アイリーンを利用しない手はないと考えるのでした。

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17話

アイリーンを引き連れオークションに参加する遼河。

アイリーンが参加している影響もあり、会場はガラガラ。

参加者のうち2/3ほどが、不幸を収集することでいっぱいいっぱいになっていました。

肝心の大河原はというと、工場で火災が発生したにも関わらず、オークションに参加しています。

やはりオークションで狙っている遺物がある様子。

一方、一緒に参加しているアイリーンは安堵の表情を見せます。

これまで真面目に話を聞いてくれる人がおらず、遼河が唯一相談に乗ってくれたからです。

すると突然、遼河のウインドウにこんなメッセージが。

「遺物のオーラが強くなります。相手の遺物の力が爆発的に上昇します」

なんと、アイリーンの気分がよくなればよくなる程、不幸の力も比例して強くなるのです。

いくら耐性がある遼河ともいえ限度があり、所有している遺物も悲鳴をあげ始めました。

耐性スキルもどんどんアップしていくものの、このままでは遺物がすべて壊れてしまう…。

危機を感じた遼河は、アイリーンの落ち着きを取り戻すために諭していきます。

ただ、アイリーンの特性を把握した遼河。

アイリーンの気分をコントロールしながら、落札者への影響もコントロールできるようになりました。

そしてそのおかげで、目的の遺物を落札することに成功。

いくつかは大河原に持っていかれる形になりましたが、結果としては上々。

しかし、未来記にあった予言「神クラスの遺物」は出品されず…。

アイリーンとともに会場を去ろうとした時、ようやく最後の目玉商品が出品されました。

すると、大河原の表情も一変。

この商品こそ、大河原の狙っていた遺物だったのです。

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18話

財力ではどうしても大河原に勝てない遼河。

そこで遼河はアイリーンに交渉を持ちかけ、落札資金をアイリーンに出してもらうことに。

そのおかげで入札額は一気に2億ドルまで跳ね上がります。

大河原もなんとか食いついてきますが、アイリーンはまだまだ余裕そうな表情。

しかし、大河原の相手は大富豪。

結局はアイリーンが5億ドルで商品「不老草」を落札しました。

遼河はアイリーンから不老草を受け取る代わりに、問題を解決するという役を担うことに。

「あなたが持っている”ある物を僕に渡せば、すぐに問題は解決する」

思い当たる節がなかったアイリーン。

所有物も一回すてて見たけど、全く効果がなかったと話します。

それならばと遼河は、体にタトゥーが現れなかったか?と質問。

するとアイリーンはスマホを差し出し、体に現れたタトゥーの写真を遼河に見せました。

これにより、アイリーンの遺物は「寄生形」と判明

そのため、今すぐに問題を解決することはできませんでした。

遼河は連絡先をアイリーンに渡し、一緒に問題を解決していこうと提案。

そして、都合のいいようにアイリーンを利用しようと考えるのでした。

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19話

別行動をしていた呉羽たちが、遼河の金を持ってとんずらしようとしています。

しかし残念ながら、金の斧の効果によって、すぐ遼河に見つかってしまいました。

当然ながら呉羽たちに罰を与える遼河。

先ほどのオークションで落札した「ハムラビ法典」を使い、呉羽たちに罰を与えました。

今すぐには罰はくだらないけど今後、遼河を裏切るような行動をすると、すぐに罰がくだる。

つまり、遼河と呉羽たちは完全なる主従関係が結ばれた形。

呉羽たちはこれにより、これからも遼河と共に行動をすることが義務付けられました。

翌日。

遼河は呉羽たちに、不老草の管理を命じました。

呉羽たちは親和力が高いようで、植木鉢に植える作業も順調に進めていきます。

その前、遼河は支配力で不老草を支配しようとしたものの、手にした瞬間に暴れられて何もできませんでした。

どうやら不老草は、親和力の高い人間を好むよう。

つまり、親和力の高い呉羽たちは管理役にピッタリだったのです。

そんな時、遼河のスマホに大河原から電話が。

大河原は不老草の取引を望んでいたようですが、遼河は話を聞くことなく、すぐ電話を切りました。

そして大河原は、伊藤に邪魔されなければ落札できていたのに…と小言を言います。

「このままでは今後が危ぶまれる」

そう感じた伊藤は自ら責任を取るべく、不老草を奪い取ろうと企みました。

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20話

伊藤は隠れて遼河の追跡を行うことに。

遼河は銀の斧の効果で、すぐ伊藤の追跡に気づき、罠を仕掛けます。

そしてついでに、伊藤が所有している遺物も奪い取ってやろうと考えました。

バーにおびき寄せ、伊藤が声をかけてきたタイミングで遼河も反撃。

伊藤は挑発に弱いため、遼河はどんどん口撃をしていきます。

「昨日いたっけ?」
「金魚のフン」

などなど。

伊藤は頭に血が上ると支配力が低下し、遺物を使いこなせなくなります。

その特性を利用しようと考えたのです。

そして案の定、怒りのボルテージが上がった伊藤は、遺物を手にしても効果が発揮できす。

結局、遼河に奪い取られてしまいました。

しかも遺物の効果により、バーの外で問題行動を起こして、逮捕されるというオマケ付き。

伊藤は大河原だけでなく、TKBM全体のブランドにも泥を塗ってしまうのでした。

とはいえ、大河原は遼河の追跡を辞めません。

なんとしてで不老草を奪い取ろうと画策します。

後日。

日本に帰ろうと空港に向かった遼河と呉羽たち。

今、遼河が所有している遺物は、

  • エジプト葬儀屋のナイフ
  • 金の斧
  • 銀の斧
  • 荒縄
  • 村正
  • ハムラビ法典
  • シェークスピアのペン
  • マリー・アントワネットのネックレス
  • 始皇帝の不老草
  • 伊藤から奪ったゾンビパウダー
  • 粟の遺物
  • ホメーロスの眼鏡

こんなにたくさん。

そんな時、TKBMの専属弁護士・野上雅子が遼河に声をかけてきました。

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21話

カフェに移動し、2人きりで話をする遼河と雅子。

雅子は遼河に対し、TKBMとの専属契約の提案をしてきました。

契約金は前払いで1億ドル、月給も支払うというもの。

しかし遼河は、契約を結ぶはずもなく。

雅子も強気な姿勢で意見してきますが、遺物「ゾンビパウダー」を見ると冷や汗が。

そして遼河はゾンビパウダーに手をかけ…。

「まさか人前で遺物を使うなんてあり得ない」

と思っていた雅子ですが、遼河はそんなの関係なしにゾンビパウダーを使用。

しかし雅子にはゾンビパウダーの効果がありませんでしたら。

どうやら支配力が高いようで、ゾンビパウダーよりも強力な遺物を持っていそう。

そして雅子はウォーターキャノンを発動!

遼河はハムラビ法典で対抗し、雅子は自分が放ったウォーターキャノンで自爆してしまいます。

さらに銀の斧を使って、雅子が持っている遺物をすべて破壊しようとしました。

その結果、雅子はゾンビパウダーの餌食になってしまい、伊藤と同じような奇行を取ってしまうのでした…。

遼河は雅子が持っていた遺物「パリ・モンマルトルの丘の画家のインク」をゲット。

すると、どこからか声が聞こえます。

声によると、ある場所が危険に晒されるとのこと。

そんな時、カフェに大河原がやってきました。

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22話

大河原は強力な支配力を放ってきますが、遼河には効かず。

遼河は大河原に脅しをかけると同時に、遺物を盗み取りました。

そのおかげで手先のスキルがDランクにアップし、<神も驚く手癖>の称号と、スキル<泥棒の手>をゲット。

ちなみに、遼河が盗んだ遺物は神クラスの遺物・寂しい神の招待状でした。

しかし、今の遼河の支配力では、寂しい神の招待状を使うことができません。

すると大河原は、さらに強力な遺物・征服の遺物に手をかけました。

征服の遺物は相手を屈服させる効果があり、奇形形の遺物でした。

「おとなしく服従しろ」

と命じる大河原でしたが、またしてもどこからか声が。

「愚かな人間め。今すぐその力を収めるんだ」

と。

遼河と大河原が上を見上げると、鳥のような精霊が姿を現しています。

精霊いわく、力を収めないと卑劣なジャッカル犬が目を覚ますとのこと。

大河原は遺物を手に入れるチャンスだと捉え、精霊を捉えようとしました。

しかしその瞬間、街から大きな地響きが。

さらに遼河のウインドウにも、次々と警告メッセージが表示されます。

なんと、大古墳化が起こり始めたのです。

大古墳化とは世界中に巨大な墓が出現する現象。

大古墳化により、全世界に凶悪なエジプトの墓が出現しました。

そして、遼河たちがいるカフェも墓に呑み込まれてしまいます。

厄介なことに、大河原はまたしても遼河たちを屈服させようと迫ってくるのでした。

ただ、大河原は疑問が生じます。

「これだけ強力な力を使っているのに、服従が通用しない」

するとこのタイミングで、セト神の遺物とジャッカル犬が目を覚ましました。

ジャッカル犬の正体はアヌビス、

そして首飾としてオシリスを身に着けていました。

セト神、アヌビス、オシリス。

一度に合計3体の神が出現したのです。

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23話

3匹の攻撃を喰らう遼河たち。

遼河は多少なり耐性があるので耐えられていますが、呉羽たちはかなりのダメージを負います。

大河原も同様。

平然としている遼河を見てセトは、さらに攻撃の手を強めようとしますが、遼河はハムラビ法典を使用。

セトはハムラビ法典が自分たちより低いクラスの遺物とみて油断するものの、放った攻撃がそのまま跳ね返ってきました。

するとセトは、遼河からカラスの匂いを感じ取りました。

「カラスはすでに封印したはず」

とオシリスが言うものの、確かにカラスの匂いがすると反論するセト。

口論している今がチャンスと見た遼河は、隙を狙い攻撃しようとしますが、アヌビスがそれを阻止。

さらにアヌビスは遼河に試練を与えました。

遼河の足元がピカっと光、そのまま地面が抜け落ち下へと落ちていきます。

落下した先は天秤の上でした。

そして目の前には巨大なアヌビスが。

アヌビスいわく、これは「審判の秤」

この試練を突破できれば、遼河はアヌビスを所有することができます。

しかも遼河は以前、アヌビスの遺物の所有者に会ったことがあり、彼が言うにはすべての質問に「はい」と答えればいいとのことでした。

とはいえ、そんな簡単なはずもなく…。

遼河に対して問いかけられた質問は、

  • 盗みをしたことはないか?
  • 人を殴ったことはないか?
  • 物を壊したことはないか

など、どれも「はい」と答えられない質問ばかり。

その結果、遼河はアヌビスの試練を突破できず、さらなる地面の奥底へと突き落とされるのでした。

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24話

魔物に襲われた遼河のもとに、カラスが現れました。

カラスは時代に関係なく、いつでも・どの時代にも現れるようです。

そしてカラスの力により、強引にアヌビスの試練から脱出。

その様子を見ていたセトたちは、カラスが使った力が「太陽神・ラー」のものだと確信。

さらに、遼河に力を貸していたのはやはりカラスだったか、と一言。

「泥棒カラス」という表現もしていました。

ただ、セトは疑問を持ちます。

カラスは確かに封印したはずなのに、どうやって封印を解いたのだ?と。

またカラスは、仲間を破壊し食らい付くしたという前科がある様子。

遼河がカラスに問い詰めても、カラスは無言を貫きます。

その後、セトとオシリスは、さらなる力を使います。

力の効果は、今この場所だけでなく世界中に亡者が現れるというもの。

そしてアヌビスとセトはこの大古墳からいなくなってしまったため、遼河は脱出の術を失ってしまいました。

そんな状況にも関わらず余裕の表情を見せる遼河。

「あいつらはこの大古墳のどこかにいるはず。そして遺物も使える」

遼河の言葉を聞き、カラスも楽しそうです。

次々と亡者を撃破していく遼河。

遼河の読み通り、セトとアヌビスは亡者の群れの中にいました。

オシリスは砂時計、セトは杭、アヌビスは十字架となって、亡者の身体と一体化しています。

しかし、遼河はすぐに3匹の居場所を突き止めます。

というのも遼河が使っているナイフは、もともとエジプトのものだから。

オシリス・セト・アヌビスもエジプト神話の神々なので、ナイフは彼らの存在を感知し、遼河をそこへ案内。

そして、セト・オシリスを次々と撃破。

残るはアヌビス1匹。

すると遼河はアヌビスを倒さず、もう一度試練に挑戦させろと言うのでした。

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25話

アヌビスは遼河に言われるがまま、再度試練を与えました。

形式は1回目と同じでしたが、アヌビスは遼河に攻撃されたせいでヨロヨロ。

そんなアヌビスに遼河はさらに脅しをかけて、提示する質問も「俺が言う通りに出せ」と命令。

当然アヌビスは反抗しましたが、瀕死の状態となっている今では遼河の言う通りにするしかありませんでした。

そして、遼河に命令された通りの質問を投げかけます。

結果、アヌビスからの質問にすべて”はい”と答えることができた遼河。

遼河はアヌビスの試練を見事クリアし、ウインドウにも「大古墳を作り出した3つの遺物のうち1つが完全に屈服」というメッセージが表示。

さらに、神クラスの遺物を手に入れたこともあり、数えきれないほどたくさんのメッセージが表示されました。

  • 支配力アップ
  • 耐性アップ
  • 耐性スキルアップ
  • 称号ゲット

…などなど。

そしてその後、再び現世へと戻ってきた遼河。

「支配できないなら配下に置くしかない」

と考えた大河原は、その場で遼河をスカウトするものの、もちろん拒否。

さらに大河原に対し、下剋上を仕掛けようと企むのでした。

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26話

遼河は村正で大河原に攻撃を仕掛けます。

村正は相手の強さに比例して、自らの攻撃力もアップする特性がありました。

それゆえ大河原は、村正の一撃で大ダメージを負います。

持っている遺物(制服の遺物)が自動的に発動したものの、遼河はハムラビ法典でこれを反射。

負荷が大きくハムラビ法典も傷を負い、村正も壊れましたが、大河原はもう瀕死の状態。

とはいえ、今ここで大河原にとどめを刺す方法はありませんでした。

遼河は呉羽たちとともに、大河原を置いてこの場から去っていくのでした。

その後、ラーメン屋で食事をしていると、どこのチャンネルでも同じニュースを放送していました。

全世界に墓やゾンビが現れた、危機的状況だと。

そしてこれにより、世界全体が遺物の存在に気づくことに。

「これからは遺物の所有者が上に立つ」

ただ、遼河の手持ちの遺物は、大河原との戦いで多くが壊れる直前。

それでも遼河は心配していませんでした。

というのも、アイリーンという人脈があるから、

遼河は、アイリーンの呪いを解く方法が見つかったから、教える代わりに”ある人物”を捜してくれと依頼。

その人物とは、遺物復元のスペシャリスト・柳孝太郎。

柳は遺物復元師のトップに君臨する重鎮。

そして以前、遼河と同じく大河原の下で働いていたのです。

遼河はなんとしてでも、柳を自分の下に置きたいと考えます。

しかしアイリーンいわく、もう柳を探すことはできないとのこと。

「車のスピードの出しすぎで崖の下に転落して死んだ」

ただ、遼河は疑問を持ちます。

未来では一緒に働いているんだから、今死ぬのはおかしい。もしかして未来が変わったのか?と。

そこで、柳はまだ生きていると仮定し、引き続きアイリーンに捜索をお願いすることに。

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27話

包帯でぐるぐる巻きになっている大河原。

今すぐにでも遼河を始末したいところですが、この状況では身動きがとれません。

そんな大河原の病室にエドワードという男性がやってきました。

エドワードも大河原と同じく、以前から遺物や墓の存在を知っていた様子。

そして、エドワードは武器商人でもあり情報屋でもありました。

大河原の失態もあったことで、エドワードの顧客はかなり怒っているとのこと。

ただ、エドワードは大河原の心配をしました。

「不死の遺物を持っているだろうに、未だに回復できないのか?」と。

大河原いわく、遺物が機能しないそうです。

するとエドワードは、大河原や大河原の遺物を破壊した遼河に興味を持ちます。

とはいえ、大河原とはビジネスの付き合いもあります。

エドワードは大河原に復元師を紹介すると言い、病室から去っていきました。

場面は切り替わりとある部屋。

その部屋には死んだはずの柳孝太郎がいました。

柳のスマホにエドワードから電話が。

TKBMの会長・大河原から復元の依頼があると分かると、柳は引き受けると即答。

すると、柳がいるアートギャラリーに遼河たちもやってきました。

受付は「柳はいない」と応対するものの、遼河は遺物のオーラから柳の存在を確信しています。

そして受付を言いくるめた結果、柳に取り次いでもらえることに。

ただ、柳は遺物を偽装し、遼河の遺物をすべて奪い取ろうと考えていました。

とはいえ、遼河もそんなことは重々承知。

”賭け”にでたのです。

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28話

遼河から受け取った遺物を目にする柳たち。

柳は受付のスタッフ・井口敏恵に見張りをお願いし、遺物の複製に取り掛かります。

まず柳が手にしたのは贋作画家の秘密のサイン。

これはB級遺物の中でも、かなり希少な帰属性遺物。

ただ、遼河は柳が「贋作画家の秘密のサイン」を使い、遺物をコピーすることを予測していました。

しばらくすると、遼河たちのもとに井口がやってきました。

井口いわく「損傷が激しく復元は難しい」とのこと。

すると遼河は井口の話をさえぎり、いきなり攻撃を仕掛けました。

なんと、この時点で遺物のすり替えに気づいたのです。

井口を料理しようと考える遼河。そんな遼河に怯える井口。

井口は渋々口を割り、本物の遺物の場所を伝えました。

そんな話を扉越しに聞いている柳。

「なぜバレたんだ?」

と焦っています。

柳が逃げようとしたその瞬間、勢いよく扉が開き遼河たちが入ってきました。

そして遼河は荒縄を放ち、すぐさま柳を捕獲。

その後、金庫に保管してあった本物の遺物を奪還し、柳に「シェークスピアの幼年時代のペン」を見せました。

この遺物は書いたことが現実になる不思議なペン。

つまり、柳を煮るなり焼くなり自由にできるわけです。

これを脅しの道具に使った遼河。

なんと、柳と主従関係の契約を結んだのです。

よく言えば専属契約、悪く言えば奴隷契約。

内容は、

  • 費用は無料
  • 依頼があったらすぐ駆けつける
  • 遼河以外の依頼は受けない
  • 破ったらハムラビ法典によって罰せられる
  • 契約金は6000万ドル
  • 復元するごとにボーナスあり
  • 契約期間中はあらゆる安全を保証する

というもの。

しかし柳は部屋を飛び出し、すぐさま大河原に連絡。

そして大河原との取引を進めようとするのでした。

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29話

「思い通りに事が進む」と意気揚々の大河原でしたが、電話越しに騒音が。

残念ながら柳は、遼河にまたしても捕まってしまいました。

当然怒りが収まらない柳。

このままでは遺物の復元がうまく進まない、力ではなく他の方法で説得を試みないと、と遼河は考えます。

改めて簡単な自己紹介を行った後、柳の過去を振り返りました。

そんな中、有名な画家であるジャン・リチャードが柳の絵を真似たという事実が発覚します。

画風だけでなく、柳が頭の中でイメージしたものさえ完璧に。

まるで頭の中を見透かしているかのように。

柳の話を聞いた遼河は「ジャン・リチャードは遺物使い」と言いました。

リチャードが扱う遺物は、彼が望む人物になりかわることができるもの。

知識やスキルなど、その人物が持つものをすべてコピーできるのだとか。

そして遼河は柳にこう提案します。

「ジャン・リチャードに奪われた画風と評判を取り戻してやる」

悪くない提案に悩む柳。

少し時間をもらい、1人で考えることにするのでした。

翌日。

柳は大河原のもとへと向かいました。

大河原にもジャン・リチャードのことを話すと、なんと大河原はその場でリチャードに電話し、今の話をそのまま伝えました。

大河原とリチャードはビジネスパートナーであり、これから設立される遺物特電団体「パンドラ」の中心メンバー。

柳はその場から帰ろうとするものの、大河原の部下に捕まってしまい、ボコボコにされます。

そんな時、部屋に遼河が颯爽と登場。

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30話

大河原の部下を一掃し、柳を救出した遼河。

そのまま遼河の宿に向かい、すぐさま遺物の復元を依頼。

しかも3日以内というかなり厳しい納期つき。

「遺物1個につき1ヶ月はかかる。しかも団長(遼河)の遺物は壊れる直前だから1個につき1年以上かかる」という柳。

ただ遼河は、柳が嘘を述べていることを見抜きます。

さらに遼河が自ら遺物の復元に取り掛かります。

とはいえ、何の条件もなしに取り掛かるわけではありません。

もし失敗したらこれから先、すべての復元作業は遺物1個につき1ヶ月で行う。

成功したら柳の年俸を賭ける。

という条件つきで。

そして遼河は、柳の目の前ですぐに復元作業を始めます。

すると、柳も驚くほどの速さで遼河は復元を進めていきます。

しかもほんの一瞬で復元完了。

結果、柳は遼河に言われるがまま、厳しい納期で遺物復元を進めることになるのでした。

そんな時、柳のスマホにエドワードから電話が…。

部屋を去った遼河は表示されたウインドウの内容を確認。

  • 手癖のスキルがCランクにアップ
  • 新たな称号<神がかった復元専門家>を獲得
  • 墓復元スキルを習得

などなど。

そこへ柳がやってきて、エドワードが遼河と話したいとのこと。

遼河は声を聞いた瞬間エドワードだと分かり、話を聞きました。

エドワードは遼河に「中国政府が懸賞金をかけた墓があるから、その遺物を奪ってくれ」と提案。

うまくいった暁には、遼河をVIP顧客にするとまで言います。

ただ遼河は、エドワードの背後にいる人物の存在に気づきました。

その人物とは、キイラ・クラーク将軍。

アメリカの将軍で、遺物関連任務の総責任者で、通称<戦争王>と呼ばれている女性。

話を聞いた遼河は、エドワードの提案を受け入れました。

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31話

電話が終わるとすぐに飛行機に乗り込んだ遼河と柳。

そこにはアイリーンの姿もありました。

飛行機はアイリーンが手配したプライベートジェット。

機内では柳が遺物の復元を進めつつ、アイリーンの遺物について遼河が説明を行いました。

「アイリーンの遺物は規制するもの。コントロールする方法を覚えておいて損はない。解決策が見つかるまでに、出来る限りのことをやっておこう」

しばらくするとマカオに到着。

しかし、到着するとすぐさまトラブルが多発。

株価が下落、柳の遺物がなくなる…などなど。

遼河のウインドウには「泥棒の遺物が遺物を狙っています」というメッセージが表示。

メッセージを呼んでいるスキに、遼河の遺物も3つほど盗まれてしまいました。

ただなんとか、一番有用な遺物は無事。

その遺物とは荒縄です。

遼河はすぐさま荒縄を放ち、泥棒を捕獲しました。

どうやら遼河は、この人物に見覚えがある様子。

アメリカ政府に所属していて、メドゥーサの遺物を使用する人物。

ですが、メドゥーサの遺物を使用するには成人している必要がありました。

この人物はまだ学生の女の子。

つまり、まだメドゥーサの遺物が使用できないのです。

そして、遼河がこの女の子から話を聞いたところ、他にも味方が20人ほどいるとのこと。

遼河の予測では、アメリカはエドワードだけでなく他の誰かにも仕事を委託し、どちらが成功しても遺物が手に入るようにしている、と見ています。

ここまでして手に入れたい遺物=かなり使えるもの

そこで遼河は、遺物を横取りしようと企みました。

エドワードには柳が作った偽物を渡す作戦です。

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32話

遼河たちが置いていった女の子は、アメリカのリンダとトーマスにこっぴどく怒られています。

怒っているのはトーマスで、なだめているのがリンダ。

そして、女の子の名前はビビアン・ルーシー。

ルーシーは「遺物はすべて奪われた」と話したのですが、遼河が使ったハムラビ法典の効果によって罰を受けてしまいます。

その罰とは”くすぐり”

苦痛ではないものの、あまりのくすぐったさで何も話すことができませんでした。

一方その頃。

遼河と柳は船に乗り、タイパ島・近隣海域を移動中。

さっそく、マカオに出現した墓へ向かっていたのです。

すると突然、空が真っ暗に。

どうやら墓の中に入ったようで、上陸を許可しようという声も聞こえてきました。

しかし、先頭を移動していた船が怪物に攻撃されているとのこと。

さらに大量の蛇が船に出現し、船員を襲います。

その様子を後ろの船から観察している遼河と柳。

ただ、これまで戦ってきた遺物と比べれば大したことなく、数も少ないので、遺物を使わなくても制圧できそうでした。

とはいえ、怪物の攻撃を食らった船員たちは精神をコントロールされてしまい、我を忘れて攻撃を仕掛けくる様子。

そこで遼河はシェークスピアのペンを使い、こう書きました。

「遺物に操られる能無しどもは全員自分の愚かさを嘆いて頭を打ち付ける」

これにより船員たちを一網打尽に。

遼河たちは遺物を相手にするだけです。

しかし、遼河は遺物に対し「カラスの正体」を尋ねました。

最初は拒んだ遺物でしたが、遼河に挑発されてカラスのことを話しました。

遺物いわく、カラスは神クラスの遺物だったとのこと。

ただある日、人間と契約し、その人間のために仲間を裏切ったのです。

そして、罰としてカラスを監獄に閉じ込めました。

とはいえ、カラスは神クラスの遺物ですから、監獄に閉じ込めるのは簡単ではないはず。

そこで他の遺物は、カラスと契約した人間の方を手なづけ、カラスを見捨てさせました。

これによりカラスを封印することに成功し、さらに人間も抹消。

話を聞き終えた遼河は、この先もしばらくカラスの言うことを聞いてみることに。

すると遺物がさらに怒りを増し、数を増やして襲いかかってくる勢い…。

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33話

倒しても倒しても襲いかかってくる無数の遺物。

一匹あたりの能力は大したことないものの、数が数だから大苦戦。

しかし、遼河が使っていた武器・エジプトの葬儀師の憑いたナイフ」が砕けてしまい、武器として使える遺物がなくなりました。

仕方なく船内に退避する遼河と柳。

そして2人は今いる墓について特徴を確認します。

マカオの墓はだだっ広く、しかも海。

それゆえ通常の墓に比べて難易度が高いのです。

とはいえ、遺物が取り巻きを呼ぶために臭いを放ったおかげで居場所が分かり、あとはそこに向かうだけ。

そこでまずは、落ち着いている後方の船に向かうことに。

すると後方にはリンダやトーマス、ルーシーが乗った船が。

遼河は彼らから武器を奪い取ろうと考えます。

柳には使える船捜しを任せて。

遼河の前に立ちふさがったのはトーマスです。

屈強な肉体で素早い動き、そう簡単に遺物を奪い取ることはできません。

そして、トーマスが使っている武器(鉄パイプ)は、剣型の遺物。

正攻法で向かうのは危険と考えた遼河は、銀の斧でトーマスの身ぐるみをすべて剥がしました。

全裸になった恥ずかしさから、武器を手放してしまったトーマス。

そのスキに遼河はトーマスの武器を奪い取り、ちょうど柳も船を調達してきました。

船に乗り込み目的地に進む遼河と柳。

しかしトーマスもリンダ、ルーシーと合流し追いかけてきます。

ただここで、遼河は荒縄を使いリンダを捕獲し、海に落としてしまいました。

これにより、追ってを排除することができた遼河たち。

目的地にたどり着き、そこにある木から「遺物が欲しくば祈りを捧げよ」と言われるものの、遼河はこれを拒否。

そしてなんと、トーマスから奪った武器で大きな木に切りかかったのです。

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34話

根っこから木を切り倒した遼河。

その木からは「鄭和(ていわ)の西洋取宝船航海図」が出てきました。

鄭和とは、明の皇帝に命じられ、南海に遠征に行った人物。

遼河が遺物を手にすると空が明るくなってきて、墓が閉じようとします。

そしていよいよ、本格的に詐欺を仕掛ける準備に取り掛かります。

マカオ市街地に到着した遼河たちは、遺物のコピー作成を開始。

さらに航海図にアイリーンが手をかざすと、問題を解決するにはトルコに行く必要があることが分かりました。

「しかし、偽物を渡すのはリスクが高すぎる」

と話す柳。

アメリカのキイラ・クラークを敵に回すと、自分たちのことをどこまでも追ってくるだろう、と。

柳の話に対し遼河は、「あいつは本物を渡しても追ってくる。キイラは地図の遺物を独占しているから」と言いました。

遼河はあえて詐欺を仕掛け、キイラを挑発して誘い出し、所有している地図の遺物をすべて破壊しようと考えていたのです。

無謀な作戦だと思いつつも、遼河の言いなりになり遺物の複製を始めるのでした。

場面は切り替わりCIAの宿泊先に。

遺物を奪われたことに腹を立てているCIAのメンバー。

するとそこへ、キイラ将軍から連絡が。

「二重の手を打った(エドワードにも依頼していた)おかげで遺物を確保した、」とのこと。

そしてCIAのメンバーに対し、墓に現れた邪魔者(遼河と柳)の調査を命じました。

ここで場面は遼河たちへ。

遼河たちは複製した遺物をエドワードに渡していました。

つまり、キイラが手にしたのは複製された遺物。

今のところはまだ、キイラは複製だと気づいていない様子。

そして、柳には本来の仕事である遺物の復元を、アイリーンには遺物を扱う練習をさせました。

しかし後日。

エドワードは受け取った遺物が複製であることに気づきました。

しかももう、遼河と柳の目の前にいます。

「遺物がなくなった!機能は果たしていたのに!!」

柳が作った複製は、しばらくすると消える特徴がありました。

つまり、複製ではなく無くなった、もしくは奪われたと思っている様子。

遼河はエドワードを説得し、なんとか話ができる状態に。

「遺物が無くなる時、一緒にイギリスの首相もいなくなった。おかげでキイラ将軍は怒り狂っている」

遼河は不敵な笑みを浮かべるのでした。

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35話

これをチャンスと捉えた遼河。

遼河はエドワードに「キイラ将軍と連絡を取り合えないか?」と交渉。

その結果、遼河はキイラ将軍と電話で話す機会を得ることができました。

キイラ将軍はやはり怒り心頭。

遼河に責任を取ってもらおうとしています。

ただ、遼河にそんな気はさらさらありません。

そして、キイラ将軍にこう提案しました。

「イギリス首相を探すために、あなた(キイラ)の遺物を使わせてください。私なら遺物のさらなる力を発揮することができるから」

もちろんこれは嘘。

しかし、キイラ将軍は遼河の提案を受け入れたのです。

ただし3つの条件付きで。

  • 指定の場所に来ること
  • その時、遺物を持ってこないこと
  • 部下が見ている前で行うこと

遼河はキイラ将軍の提案を受け入れました。

見事な話術に驚くエドワード。

すると遼河のウインドウにメッセージが表示されました。

<誰も相手にならない詐欺師の称号を獲得>

親和力が下がる代わりに、遺物を騙せる確率が上昇。

その後、遼河はキイラ将軍が指定した場所へと向かいます。

ただ、小型偽装した遺物を所有して。

到着するとキイラ将軍の部下が出迎え、部屋へ案内されました。

遺物を持ってきたことは気づかれていません。

そして、キイラ将軍が世界地図の遺物を見せます。

  • バルバロッサの海賊地図(B級)
  • アナクシマンドロスの世界地図写本(C級)
  • コロンブスの大航海地図(A級)

「全部この場から消し去ってやる」

と考えている遼河は1本のペンを借り、地図に何か書き始めました。

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36話

遼河が書いていたのは「トゥームグリフ」でした。

すべての地図にトゥームグリフを書き終えると、これで遺物のさらなる能力を引き出せる、と言いました。

そしてキイラ将軍に指示され、遼河は遺物の力を引き出そうとしますが…

事前に鄭和の地図を使い、イギリス首相の居場所を特定していたのです。

つまり、遺物にトゥームグリフを書いた目的は、他にあるということ。

とはいえ、居場所を伝えないことには遼河の命がキイラ将軍に奪われてしまいます。

そこで遼河は、イギリス首相が「サハラ砂漠にいる」と伝えました。

すると、キイラ将軍はすぐさま部隊に連絡。

ただ、ちゃんとイギリス首相が見つかるまでは遼河たちを解放する気はない様子。

それまでの間、遼河はキイラ将軍にトゥームグリフの解説をすることに。

しかし、解説をはじめるとすぐに首相が見つかったという連絡が。

遼河もこれで解放される…と思いきや、そうはいきませんでした。

「我らがその特殊な遺物を会得するまでは協力してもらわないとな」

当然、キイラ将軍の命令を拒否する遼河。

その瞬間でした、

なんと、部屋の中が爆発し、キイラ将軍の地図が燃え上がったのです。

さらに、キイラ将軍の部下たちは「これは呪われた地図だ」と言い、狂ったように地図を破き始めました。

そのスキに部屋から逃げ去る遼河と柳。

ここで遼河が種明かしをします。

遼河が地図に書いたトゥームグリフは、テロを指示する内容でした。

予めキイラ将軍の部下の名前を覚えておき、それをトゥームグリフに組み込んでいました。

その頃、キイラ将軍はリチャードに連絡し、遺物の復元を依頼していました。

そこでリチャードはキイラ将軍に、近い内にパンドラが創立されること報告します。

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37話

トルコに到着した遼河・柳・アイリーン。

アイリーンは遺物のコントロールを覚えたおかげで、前に比べて遺物の発動頻度が軽減されています。

そこで遼河はアイリーンに対し、「親和力はもう十分だから、これからは支配力を集中的に学ぼう」と提案。

その後、一行はトルコ・カッパドキアに到着。

そこには墓が出現しており、片側が崩れていました。

さらに軍人による警備も行われています。

アメリカのTSOF(キイラ将軍の配下)、トルコ軍。

どうやら協力関係にあるようです。

「これだけの厳戒態勢だと入るのは難しい。ただ、方法がないワケではない」

遼河はそう言うと、近くのトイレに入り準備を始めました。

墓の周りは遺物の強いオーラで守られているけど、このトイレはオーラが弱い。つまり侵入するのはもってこいの場所だと。

そして、遼河はカバンの中から”ある遺物”を取り出します。

これはアメリカ発掘団・ルーシーから奪い取った遺物(兄弟のサツマイモ)、食べた人がよくおならをこくようになります。

見た感じ何の使い道もなさそうですが…

遼河はサツマイモを起爆剤として使い、トイレに侵入用の穴を開けたのです。

ただ、あまりにも大きな爆音だったため、すぐ軍人に気付かれました。

「墓の中に入れば、いくらでも隠れられる」

と言い、軍人が駆けつける前に墓に入る遼河たち。

墓に入ると壁面にはトゥームグリフが。

それによると、この墓の遺物は「ミダスの手」とのこと。

ミダスとは、手に触れた物を黄金に変える女性のこと。

そして、アイリーンに取り憑いている遺物も、ミダスの手である可能性が高いと、遼河は推測しました。

さらに、遼河はミダスの物語を思い返します。

すると、パクトーロス川で体を洗えば、黄金の手の能力も洗い流せることに気付きました。

つまり、この墓の中にもパクトーロス川を象徴する場所があれば、そこでアイリーンの遺物を取り除ける可能性があるということ。

そのことをアイリーンに伝える遼河。

と同時に、軍人が墓に入ってきて、遼河たちに襲撃。

遼河はアイリーンと柳を先に行かせ、1人で軍人の相手をすることに…。

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38話

場面はキイラ将軍のシーンへ。

キイラ将軍のもとには、墓からの救援要請が届いていました。

そして、部下からの報告を受け、墓に侵入し軍を襲ったのが遼河たちだと分かりました。

さらに場面は切り替わり遼河のシーンへ。

遼河は遺物を使い、1人で軍の相手をしています。

銃撃を物ともせず、猛スピードで移動し”ある部屋”におびき寄せました。

その部屋は罠が仕掛けられている部屋。

そんなことなど知らない軍人たちは、まんまと罠に引っかかり、一網打尽に…。

遼河はアイリーン・柳と合流し、パクトーロス川に該当する場所へ向かいます。

しばらく歩くと、墓の中にある大きな湖に到着。

遼河はアイリーンに「この湖で沐浴をしてください」と指示。

遼河と柳は離れた場所から、アイリーンの様子を観察しました、

すると…

湖の中から遺物が出現!

遼河のウインドウにもメッセージが表示されました。

「湖で眠っていた遺物が目覚めました。黄金の遺物が強烈なオーラを放っています。強烈な幸運が訪れます。過剰な幸運はかえって危険を招きます」

遼河はアイリーンに、「今すぐ湖から出ろ」と言いますが、アイリーンの体は上手く動かず、湖から出ることができません。

さらに、アイリーンの体の一部が黄金になっていきます。

遼河は湖に飛び込み、なんとかアイリーンを救出しようとします。

しかし、遼河の体も黄金になっていくのでした。

そんな2人に湖の遺物はこう言います。

「我はその女さえ殺せればいい。その女の体から我の兄弟を引き離すのだ」

遺物のこの言葉で、何かに気付く遼河。

兄弟ということは、ミダスの遺物が2つに分かれていること。1つは黄金の手、もう1つは破産の手。

つまり、アイリーンに取り憑いているのは「破産の手」だったのです。

そこで遼河は、支配力で黄金の手をアイリーンの物にしてしまおうと計画。

そして、遼河とアイリーンは力を合わせ、黄金の手の屈服を試みました。

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39話

見事、黄金の手の屈服に成功したアイリーン。

これにより、アイリーンを長年苦しめていた不幸体質も改善。

黄金の手・破産の手が均衡を保ち、破産の力を制御できるようになりました。

その頃、キイラ将軍たちは…

墓に入った部下から連絡が取れなくなったと、あたふたしています。

キイラ将軍は援軍を送ることをやめ、遺物を使い墓を焦土化させようとしました。

そして、脱出中の遼河のウインドウにもメッセージが表示。

「荒々しい女神が墓を襲撃しています。墓の全ての出入り口が女神の力で破壊されました。墓に女神の呪いが蔓延しています」

このままでは崩壊する墓に埋まってしまう遼河たち。

しかし、ハムラビ法典を使ってなんとか空間を確保し、生き埋めから逃れることができました。

とはいえ、このままではいずれ窒息してしまいます。

そこで遼河は、このまえ習得したスキル「墓復元」の実験を試しました。

すると、狭い範囲ではありますが、崩れた道を復元することに成功。

そして、繰り返し墓復元のスキルを使い、道を開拓していく遼河。

ただ、その状況はすぐキイラ将軍の部下たちに気付かれました。

「墓の内部に道ができているそうです!その道がどうやら近隣の村に通じている」

これをキイラ将軍に報告しようとしましたが、ちょうどその頃キイラ将軍はリチャードと連絡を取り合っています。

ただ…

なんと、キイラ将軍は生まれたての赤ん坊の姿になっていたのです。

遺物(セクメトの遺物)を使用した影響で、赤ん坊になったのだとか。

代わりにキイラ将軍の部下がリチャードに「ヤツら(遼河たち)に逃げられた」と報告。

また、パンドラの進捗についても尋ねました。

すると、既にパンドラの創立式典が終わっており、今後はすべての墓と遺物をパンドラが管理することになっていました。

一般人の墓接近や遺物の所有を禁じ、違反者はテロリストとみなす…と。

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40話

アイリーンが手配したプライベートジェットで、ニューヨークに向かう遼河たち。

アイリーンの両親から招待されたのです。

両親はアイリーンの「破産の手」の問題が解決したことに大変喜び、恩人をぜひもてなしたいのだとか。

あわよくばバックにつけることができる…と企む遼河。

しかし空港に到着すると、そこから協力な遺物のオーラが。

さらに外にはパンドラから派遣されたという隊員たちも。

搭乗者が所有している遺物をすべて受け取ろうとしていました。

中には逃げ出す搭乗者もいましたが、パンドラはそれを許しません。

そんな中、大佐と呼ばれる男に報告が入ります。

「富に関連した遺物を所有している搭乗者を感知した」

と。

遼河たちの存在が勘付かれたのです。

それでも堂々と飛行機を降りる遼河たち。

パンドラの隊員に囲まれると、遼河はアイリーンに「ミダスの遺物を使って」と指示をしました。

アイリーンは指示通り、破産の手を使用。

するとパンドラの隊員たちはどんどん自爆し、大パニックに。

その後も遼河がサポートをしながら、破産の手の威力を強めていくアイリーン。

結果、大佐以外の隊員は一網打尽。

この一連の出来事は大ニュースとなりアメリカに放送されました。

その内容を車の中で聞いている遼河たち。

遼河は車内でアイリーンに「身体に異変はないか?」と尋ねました。

アイリーンはどこも異常がない様子。

ただ、あれほどの効果を発動させたうえ、帰属性遺物が持つリスクもあるので、異常がないのは不思議だ…と疑問を持ちます。

「今は大丈夫でも、いつ・どんな形でリスクが生じるか分からない」

そんなことを考えているといきまり、アイリーンが呼吸困難に陥りました。

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41話

身体から金色の光を放つアイリーン。

遼河は、アイリーンに遺物のリスクが生じた、と推測。

ただ、まだリスクの詳細を掴みきれていません。

そこで遼河は、自らの支配力でリスクを抑えようと試みました。

しかし、その前に体力が尽きてしまい、アイリーンはその場にぐったりしてしまいました。

懸命に名前を呼び続ける遼河。

するといきなり、アイリーンがシャキッと目を覚ましました。

アイリーンは遼河の方を振り返り、今にも襲いかかってきそうな目つきで見つめてきます。

その後、案の定アイリーンは遼河に襲いかかりました。

が、攻撃はせずギュッと抱きしめ、さらに首筋の匂いを嗅いできます。

そしてそのまま眠ってしまうのでした…。

そんな時、遼河のウインドウにこんなメッセージが。

「ミダスの遺物を使用すると、反動で強欲になる。欲するものを手にするためにいかなることでもする」

と。

ちなみに、アイリーンが欲したのは、なんと遼河の体臭。

その後、意識を取り戻したアイリーンは、遼河から離れると大きな叫び声をあげました。

ようやく落ち着いて話をすることができる2人。

その後、無事にアイリーンの実家に到着しました。

ですが、柳は1人で車の中で待っていたい、と言うのです。

「アイリーンの兄・ジョージに会ったら殺される」

と心配していたから。

ただアイリーンいわく、兄は家にいないとのこと。

しかし、柳は嫌なオーラを感じ取っていました。

とはいえ、遼河の命令に背くわけにはいかず、3人は家に入ることに。

すると…

柳の悪い予感が的中。

なんと家の駐車場に、アイリーンの兄・ジョージの車(青いフェラーリ)が止まっていたのです。

それに気付くとすぐ、ジョージが銃を柳の頭に突きつけてきました。

「なんとか命だけは…」

と懇願する柳。

ジョージは怒りがおさまりませんが、遼河は「俺たちがあなたの妹を助けた」と告げます。

ただ、ジョージは遼河たちの活動を認めません。

「遺物は身体にくっついたままじゃないか」

と。

確かにもっともな意見ですが、遼河は説明を続けます。

「遺物はもともと彼女の身体に取り憑いていた。帰属性遺物は除去できない」

しかし、ジョージは全く遼河の説明を聞き入れようとしません。

そればかりか、アイリーンの身体から、無理やりにでも遺物を取り除こうとすら考えていました。

必要以上に遺物に対して拒否反応を示すジョージ。

アイリーンの家がカトリックということも関係しているようですが、不自然なくらい過敏に反応しています。

その後、アイリーンが説得を試みて、なんとか落ち着きを取り戻したジョージ。

すると、肩を落としながらアイリーンにこう言いました。

「遺物は危険だ。命を落とすぞ」

と。

この一言から遼河は、ジョージが過去に遺物絡みのトラブルに巻き込まれたと確信するのでした。

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42話

ジョージは結局、過去の出来事を話しませんでした。

しかも遼河の前に立ちふさがり、何が何でも両親に会わせようとしません。

しかし遼河はジョージを殴り飛ばし、無理やり家に駆け込みます。

「嫌な予感がする」

と言い、アイリーンにジョージの監視を任せ、1人で家に向かう遼河。

そして気配を頼りに寝室に向かうと、そこには変わり果てた姿のホルトン婦人が。

髪の毛が無くやせ細り、身体には痣ができています。

婦人だけでなく旦那さんも同じような状況。

そんな時、ジョージもアイリーンと一緒にやってきました。

アイリーンは両親がこのことを知っておらず、パニック状態に。

ジョージいわく、両親がこのような状態になったのは遺物を手に入れてからとのこと。

用心して遺物を遠ざけていたものの、短期間でこのような姿になったそうです。

遼河は、ホルトン夫妻が「遺物症候群」になったと推測。

というのもかつて、遼河自身も遺物症候群を患ったことがあったからです。

遺物を長く、特に親和力を使っていると、遺物が優位になり発症しやすいのだとか。

しかも治療法がなく、遼河がタイムリープする前の時代では、遺物症候群で全人口の1/3が命を失いました。

ただ今の遼河は、遺物症候群の対処法を知っています。

「治療法はないけど、症状を緩和する”医療系遺物”がある。でも今すぐには使えず、活性化させる必要がある」

そう話す遼河ですが、ホルトン夫妻の症状に違和感を覚えます。

ホルトン夫妻は、遺物症候群末期の状態。

通常、遺物症候群はこれほど猛スピードで進行しないと言われています。

そこで遼河は、一つの仮説を立てました。

「何者かが意図的に症状を悪化させた」

とはいえ仮説に過ぎません。

今、最優先でやるべきことは、医療系遺物の活性化。

そのために必要な不老草の片割れである「徐福の遺物」を探しにいくのでした。

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43話

徐福の遺物とは、不老草を覚醒させるためのカギ。

徐福は古来の中国に存在した導師で、始皇帝によって招集された人物の1人でした。

しかし、不老不死の秘宝を探すために海に出ると、そのまま帰ってくることはありませんでした。

徐福の遺物の説明が終わると、遼河と柳は地下鉄に向かいます。

「会う人がいる」

と話す遼河。

そして、駅に到着するなり、寝ているホームレスを無理やり叩き起こしました。

なんと、ホームレスはエドワードだったのです。

エドワードはキイラ将軍に報復され、財産や遺物をすべて没収。

今も追われる身で、ホームレス生活をしながら何とか追手から逃れているとのこと。

しかし遼河は、

「責任を取るから、教えて欲しいことがある」

と切り出しました。

教えて欲しいこととは、徐福の遺物について。

エドワードは冷や汗をかいて顔をそらすものの、明らかに徐福の遺物を知っている様子。

そこで遼河は、エドワードに軽く脅しをかけました。

するとすぐに口を割り、

「キイラに売った」

と話しました。

ただ、それ以上の情報を話してくれません。

遼河はより詳細な情報を聞き出すため、今度はエドワードに優しい提案をしました。

「俺を手伝えば大金を稼がせてやる」

この言葉を簡単に信じたエドワードは、徐福の遺物についてさらに詳しく話しました。

  • 徐福の遺物は単体だとそれほど大したことがない
  • 医療系遺物を完成させるための材料
  • 医療系遺物を作り出せば、権利収入だけで一生暮らせる

と。

遼河の計画の中には、製薬会社を作るというものもありました。

遺物症候群を治療薬を安く提供し、莫大な利益を得るという計画です。

ここで場面は切り替わり、飛行機に乗るシーンへ。

遼河たちはアイリーン&アイリーンのボディーガードと合流し、盗掘作戦の現場に向かいます。

向かう先はアフリカ・ガーナ。

エドワードが言うには、ガーナに徐福の遺物があるそう。

そして、キイラが徐福の遺物を利用し、何かしらの事業を興しているとのこと。

しかも少数で隠密に。

「明らかに怪しい…」

と感じる遼河。

そんな話をしていると、ガーナに到着。

郊外のとある建物(賭場)の外に、キーラの部下と思われる兵士がいました。

「あそこに遺物があるはず」

と確信し、遼河たちは賭場に乗り込みました。

そして、筋骨隆々の女性に勝負を挑みます。

トランプ勝負が行われると遼河は机を見渡し、遺物の隠し場所を突き止めました。

どうやら彼女は遺物でカードをコントロールして、荒稼ぎしていた様子。

しかし遼河にも遺物があります。

それがアイリーンの破産の手…。

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44話

フォーカード、ストレートフラッシュ、ロイヤルストレートフラッシュ。

ポーカーで圧勝する遼河。

その後、机の上にあった幸福の遺物に手を伸ばしました。

【幸運の女神の加護を受けた神秘のコイン】

この遺物はそれほど効果が強くなく、等級はC級。

さらに遼河は、SS級の遺物であるアイリーンの破産の手を使い、自分たち以外の者に不幸をもたらしていました。

これまでの努力のおかげで、アイリーンは遺物のコントロールがかなり上手になっています。

最終的に遼河は相手から大量の金を奪い取ろうとしたものの、桁違いの額に無理だという相手。

そこで遼河はこう提案しました。

「徐福の遺物を差し出せ。あとキイラの企みをすべて言え」

と。

すると、相手の女性・メリーがいきなり腹痛に苦しみだし、さらに歯も抜け始めました。

この時、遼河はまだ何も手を出していません。

どうやら、アイリーンが破産の手を少し暴走させてしまった様子。

ただ観念したメリーは、知っていることをすべて話すと頭を下げました。

メリーいわく、北の森の中に墓があり、キイラはそこで何かを栽培しているとのこと。

そして、その中に入れるのは子供だけ。

つまり、墓の中に除福の遺物を置いて、子供を集めているということ。

メリーから情報を聞き出した遼河は、賭場を後にします。

するとウインドウにメッセージが。

<最悪なゆすり屋>の称号を獲得しました。

今までに獲得した

  • <卑劣な遺物脅迫者>
  • <乱暴な遺物破壊者>

の称号とあわせて、隠しスキル「極悪非道なカリスマ」を獲得。

「極悪非道なカリスマ」は常時発動し、遺物から受ける第一印象が最悪になる効果がありました。

ただ、悪の系列の遺物からは熱烈な歓迎を受けるようです。

スキルの効果を確認していると、アイリーンの姿が見当たらないことに気付きます。

アイリーンだけでなくボディーガードも。

遼河はすぐアイリーンに電話。

すると、ボディーガードが息を切らしてやってきました。

どうやら、破産の手のリスクが生じ、1人で走り去ってしまった様子。

遼河はアイリーンの遺物のオーラをたどり、捜索を開始。

向かった先はモーテルでした。

モーテルに入ると、酔いつぶれて眠っているアイリーンを発見。

かなりのお酒を飲んでおり、そのまま眠らせておくことに。

しかし…

アイリーンは遼河の気配を感じるなり、強引に抱きつきキスをするのでした。

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45話

アメリカ本土に戻っていたキイラ将軍。

キイラ将軍は基地で、遼河たちの動向を確認しています。

ただ、遼河たちがガーナにいることに疑問を持ちます。

「ガーナには遺物があるじゃないですか」

と部下から尋ねられたものの、戦闘とは関係のない遺物ということもあり、それほど重要とは捉えていませんでした。

とはいえ、遼河が動いている=遺物を必要としているということ。

そこでキイラ将軍は、ホルトン家と遼河の関係を探り、そこから攻撃を仕掛けることを計画しました。

場面は切り替わり遼河たちのシーンへ。

遼河が運転するジープに柳とアイリーンが乗り移動中。

墓の影響下に近づくと、「子供以外は接近できない古墳化領域に入りました」というメッセージが表示。

しかもすでに制服されており、主人がいるとのこと。

遼河は車を止めることなく、そのまま進んでいきます。

爆弾を使い無理やり道をこじ開け、墓の一番下にある遺物をめがけて進む遼河たち。

道なき道を爆弾で開拓していき、なんとか平坦な場所に到着。

すると再びメッセージが表示されました。

「制服された墓のため人間の道具を使用できます」

さらに目の前には広大な茶畑が。

地底というにも関わらず。

そして大勢の子供が収穫作業をしていました。

どうやら除福の遺物により、子供たちは催眠をかけられているようです。

またこの茶畑は、神農の遺物が作ったもののよう。

神農とは中国神話に登場する人物で、人間の体に牛の頭をしています。

遼河の推測によると、

  • この墓は神農の遺物が作ったもの
  • キイラが入った時、すでに茶畑はあった
  • 遺物を征服しても墓を閉じず、子供を使い茶葉の収穫を続けることにした

とのこと。

そこで遼河は、除福の遺物を探すことと並行し、神農の遺物をもらっていくことも計画。

ただ、そう簡単にはいきません。

子供は遼河たちを敵とみなし、攻撃を仕掛けてきたのです。

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46話

子供たちの後ろから遺物の声がしたため、遼河は一目散にそこへ向かって走っていきます。

襲ってくる子供たちは荒縄で捕獲し、攻撃をすべて無力化。

そして、足元を這っていたミミズを踏み潰します。

このミミズは遺物だったのです。

遼河は他のメンバーに「トランクを持ってきてくれ」と指示した後、ミミズの遺物を交渉を開始。

遼河は遺物に対し言いました。

「お前が財宝に目がないことは知っている。いくら欲しい?」

遼河の問いかけに対し遺物は、

「話が通じるな。ただ、我は少々高いぞ」

と回答。

この遺物には、”ゆすり型”という属性がありました。

契約を結んだとしても、使うたびに財宝を捧げなければならない、というものです。

そのため遼河は、予め大量の財宝を車の中に積んでおいたのです。

「コストはかかるけど、遺物を使用する時のリスクも金で解決できる」

そんな話をしていると、カバン一杯に詰め込まれた現金が到着。

遺物はそれを見るなり大喜び。

しかし、これでもまだ足りないといいます。

「まだある。これ一つじゃない」

遼河は追加でカバンを開けるものの、それでもまだ足りないとのこと。

一体キイラはいくらの金を渡したのでしょうか…?

結局、持ってきた金を全部渡しても、遺物は納得しませんでした。

そこで遼河たちは、金になりそうなアクセサリーや、ホルトン家の土地登記書類も差し出しました。

これでようやく遺物も納得し、遼河への中世を誓うのでした。

その瞬間、遼河は遺物をケースの中に閉じ込めます。

また、催眠をかけられていた子供たちも理性を取り戻します。

遼河は遺物に言いました。

「子供たちをもう一度コントロールして、茶葉を苗木を収穫させろ」

と。

猛スピードで収穫は終わったものの、問題は子供たちをどうやって地上に戻すか?

遼河は遺物に、「出口まで道案内しろ」と命令しました。

そして、遺物の管理と子供の誘導は柳たちに任せ、遼河はもう一つの遺物のもとへ向かうことに。

するとその瞬間!

神農の遺物が怒りながら出現。

さらに神農の遺物はオーラの壁を発動させ、遼河を閉じ込めようとするのでした。

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47話

遼河を心配する柳とアイリーン。

すると、遼河に神農の遺物が襲いかかってきました。

地面から太い木の根が湧き出てきて、遼河の足に絡みつきます。

遼河は短刀で何とか刈り取り、”憑依”を使いその場から移動。

その間、神農遺物が木の間に隠れていることを察知。

どうやら、神農遺物自身が木に偽装しているよう。

「憑依状態で近づいて…」

と考えていると、神農遺物が毒を放ってきて、遼河は遺物に近づくことができませんでした。

そこで遼河は、D級遺物・ホモエレクトスの人類最初の火種を手に取り、茶畑を焼き払おうと画策。

茶畑は一瞬にして燃え上がり、神農遺物も悲鳴をあげています。

「火を使うなんて卑怯だ!」

明らかに効果は抜群。

しかし、神農遺物の抵抗はまだまだ続きます。

次は大地を操り、大きな地割れを発生させ、そこに遼河を落とそうとしました。

さらに木の根で遼河の身動きを封じ、その上から瓦礫を透過。

遼河は瓦礫の下敷きになってしまいました。

障壁の外から見ていた柳は、必死に遼河の名前を呼びます。

「揺れがヒドくなって来た。先に逃げよう」

と言う、アイリーンのボディーガード。

アイリーンも承諾し、ここは一旦脱出することを優先しました。

その頃…。

遼河はまだ生きていました。

地割れの中にいて、瓦礫で蓋をされた形。

「この穴の中で死ぬか、毒で死ぬか、火で死ぬか」

神農遺物は遼河に言い放ちました。

この間、遼河は作戦を考えていました。

「神農の遺物はおそらく神クラスだかあ、支配力で抑え込むのはムリ…」

そこで遼河は武器をしまい、遼河の遺物に近づきます。

さらに火種を手に取り、この場を大爆発させると言いました。

いわゆる自爆作戦です。

今までにないほど焦りだす神農の遺物をよそに、遼河は火種に火をつけ大爆発を発生。

先に外に出ていた柳とアイリーン、ボディーガードも、外からその様子を見ていました。

まるで火山が噴火するかのような爆発。

しかし、遼河は何事もなかったかのように、ピンピンした状態で墓から出てきたのです!

神農の遺物の欠片(焼け残ったもの)を手にして。

そして遼河は、それを柳に渡し、復元を命じるのでした。

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48話

飛行機でニューヨークに移動した遼河たち。

しかしアイリーンが不安そうな表情。

というのも、リムジンの運転手と連絡が取れないから。

これまでこのようなことは無かったようです。

仕方なくタクシーで移動することになるものの、未だに運転手と連絡が取れていません。

すると遼河のスマホに、呉羽から電話が。

「約束の場所に向かっているけど、怪しい奴らに追われている!」

キイラの部下と思われる連中が、不老草を狙い呉羽たちを追跡しているとのこと。

そこで遼河は、呉羽と合流する場所を変更。

そして呉羽たちには、

「絶対捕まるな。捕まったらただじゃおかない」

と脅しをかけるのでした。

電話を終えると、遼河たちも急いで約束の場所へと向かいます。

しかし道が異常に混んでおり、まったくタクシーが進みません。

さらに道路で爆発事故が発生!

「前にもこんな状況があった気がする…」

と感じた柳が助手席から後部座席を振り返ると、アイリーンがブルブルと震えています。

なんと、アイリーンの精神状態が崩れ、遺物が暴走していたのです。

ただ、遼河がアイリーンの手を取り声をかけると、すぐ落ち着きを取り戻しました。

とはいえ、このままでは状況が変わりません。

そこで遼河は、大古墳化の時に大河原から奪い取った遺物を使うことに…。

一方そのころ。

呉羽たちは、なんとか追ってを撒いて逃げています。

不老草も無事。

しかし、逃げている最中に見つかってしまい、大ピンチに陥ってしまいます。

そのタイミングで、運良く遼河たちが到着!

遼河のおかげで、キイラの追って達は全員姿を消しました。

遼河が使った遺物は「寂しい神の招待状(SS級)」

神隠しの概念から由来する遺物でした。

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49話

不老草を見たミミズの遺物は、テンションが上がり気味。

そして遼河は不老草を乱暴に植木鉢から抜き、そこへミミズの遺物をつけました

「俺から離れろ」と話す不老草に対し、「貴様とは運命で結ばれているのだ」と熱い言葉を贈るミミズの遺物。

遺物同士がイチャついている間に、遼河は土を被せ、さらにそこへ支配力を注入。

するとそこから立派な木が育ち、枝には実もありました。

「この実の汁を絞って飲めば病気が治る」

遼河はアイリーンにそう言い、すぐさま両親のもとへ戻ります。

しかしホルトン邸に到着すると、庭にはボディーガードたちが倒れていました。

しかも家の外も荒らされており、何者かが襲撃した形跡が。

そして家の中に入ると、アイリーンの兄・ジョージが血を流して倒れていました。

遼河はジョージの傷を見て、遺物によるものだと断定。

さらに襲撃の詳細を尋ねると、両親は奇妙な絵に吸い込まれたとのこと。

遼河がアイリーンに部屋の確認を指示すると、家の電話が鳴り響きました。

そのまま留守電になり、相手はこう言いました。

「私に従えば両親の無事は保証する。準備ができたらこの番号に電話しろ」

電話の声を聞いた瞬間、遼河は相手がキイラであることを確信。

とはいえ、ジョージを放っておくワケにはいきません。

そこで不老草の実をそのままジョージに食べさせることに。

すると、みるみるうちに傷が治っていき、すぐ身体が元通りになりました。

さらに遼河は、

「両親が絵に吸い込まれたのはフェイクだ」

とジョージに言いました。

というのも実は、緊急事態に備えて遼河が、柳に両親のコピーを作らせていたのです。

つまり、ジョージは両親が偽物だと知らず、ずっと看病を続けていたということ。

とはいえ、なぜ遼河はこの事態を予測できたのか?

それは過去の経験にありました。

過去の遼河はアイリーンのことを知っていたものの、当時のアイリーンはキイラに利用されており、今のアイリーンとはまるで別人だったとのこと。

そしておそらく、キイラはアイリーンの弱み(衰弱しきった両親)を握っていた。

そこで遼河は、キイラがこの弱点をついてくると予測し、事前に偽物を作っていたのです。

ひとまず両親の無事を確認できましたが、遼河は他にもやることがありました。

両親を治療するだけでなく、キイラへの復讐もしなければなりません。

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50話

遼河はジョージの運転する車に乗り、キイラのもとへ向かいます。

社内で遼河はエドワードに電話をし、「書かせておいた記事をアップしろ」と指示。

記事の内容は、「ガーナで子供たちが相次いで疾走するした」というもの。

しかも事件の犯人がキイラだと発表されたのです。

子供たちはすでに保護されており、キイラによってこき使われたこと、遺物で洗脳されたことなど、すべて自供したとのこと。

ここで話面は、少し前にさかのぼります。

ガーナの墓にて、遼河のウインドウにこのようなメッセージが表示されました。

「ここは既に征服された墓のため、人間の道具を使用できます」

携帯が通じることを確認した遼河は、子供たちが作業をしている様子を動画におさめていました。

その映像はすぐエドワードに送られ、エドワードの人脈を使ってマスコミにリーク。

それが今、このタイミングで大々的に発表されたのです。

そしてニュースを聞いたがーな大統領が、パンドラを脱退すると表明したそうです。

そんな中、遼河のウインドウに再びメッセージが。

「怪しい絵画があなたに危害を加えようとしています」

危険を感じた遼河はすぐ車を止めさせ、車から出るよう命令。

すると次の瞬間!

車がドロドロに溶け始めました。

さらにビルの上からキイラの部下たちが、両親(偽物)を吸い込んだという遺物を使ってきました。

その遺物は、ドロドロになった車を吸い込んでいきます。

そしてキイラ本人も登場。

「今すぐ不老草とアイリーンを渡せ。そして報道を訂正させろ」

と命じてきます。

しかし、絵画に吸い込まれているのは偽物の両親。

キイラはそのことを知らないようです。

「目の前で処分してやる」

と、キイラは部下に、絵画の中から両親を出すよう指示するのですが…

絵画の中に両親の姿が見当たりません。

遼河にハメられたと気づいたキイラは、その絵画を使いみんなを吸い込もうとします。

柳の身体が液状に代わり始めた時、辺りがバチバチと障壁に包まれました。

アイリーンが遺物を発動し、絵画の効果を無効化したのです。

そしてアイリーンがキイラの相手をしているスキに、遼河はジョージを連れて、本物の両親のもとへ向かうのでした。

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51話

キイラを目の間に感情を高ぶらせるアイリーン。

しかしキイラはアイリーンに向けて攻撃を放ってきました。

「生け捕りにするはずでは?」

と部下に問われるものの、キイラにはそんなの関係ありませんでした。

ただ…

なんと、アイリーンは無傷。

キイラの強力な攻撃を喰らっても、かすり傷一つ負っていませんでした。

今度はアイリーンの番。

ここで場面は切り替わり、遼河たちのシーンへ。

妹・アイリーンを心配するジョージ。

そんなジョージに対し遼河は、

「お前より妹の方がよっぽど強い」

と諭します。

そして車を走らせ、両親が退避しているというビルに到着。

ビルの一室に入ると、部屋のベッドの上に両親は眠っていました。

遼河は柳に、不老草の実の収穫を指示。

収穫した実を手で握り、その汁を両親に飲ませました。

すると…

両親の身体がまばゆい光を放ち、みるみる回復していきます。

そして、先にアイリーンの父親が目を覚ましました。

続いて母親も。

まだ意識は朦朧としているものの、病気はすっかり治った様子。

その後、遼河と柳はジョージを部屋に残し、アイリーンのもとへ戻っていきました。

道中。

遼河のウインドウに、このようなメッセージが表示されました。

「破産の遺物と戦争の遺物が付近にいます」

少し先の景色が完全に焼け野原になっており、アイリーンとキイラがとてつもない戦闘を繰り広げている様子が伺えます。

ここから先は車で行けないと判断し、遼河と柳は歩いて移動。

その時、遼河は何者かの気配を察知します。

遼河の前に現れたのは、アイリーンでした。

アイリーンはピンピンしていますが、突然キイラが消えたとのこと。

「アイツは逃げるようなヤツじゃない。戦争の遺物もまだ近くにいるようだ…」

と考えていると、遼河は一つの仮説にたどり着きました。

それが、遺物のリスクの発動。

キイラが持っている遺物は、エジプト神話の破壊の女神・セクメトの遺物。

そして、セクメトのもう一つの姿が、愛の女神・ハトホル。

キイラの遺物には、変身というリスクが伴っているのだそう。

つまり今、目の前にキイラの姿が見えないということは、見つかりにくい何かに変身した可能性が高い、ということ。

そこで遼河たちは分かれてキイラを探すことに。

そんな中、柳はキイラたちが持っていた絵画の遺物を先に発見。

しかし、遼河は絵画の一部を切り取ってしまいました。

「どうせ後で復元できる。これと一緒に地図の遺物を使えば…」

遼河が遺物を併用すると、芋虫の姿で地面を這っているキイラを見つけました。

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52話

すぐさまキイラを捕獲する遼河。

これにてキイラとの戦い、ホルトン夫妻の治療を終えました。

遼河はホルトン夫妻から祝賀パーティーに誘われたものの、まだ仕事が残っています。

その仕事とは、キイラの処分です。

それにあたり遼河は柳に、絵画遺物のコピーを作らせていました。

とはいえ、コピーした遺物は本物に比べて、効果をフルに発揮することができません。

「できるだけキイラの支配力を抑えておかないと…」

と想いながら、遼河は行動します。

そして到着したのは、ホルトン夫妻のセカンドハウス。

あまり使っていない家でしたが、かなり豪華な家です。

柳は引き続きコピーの作成、遼河はキイラの抑え込みに取り掛かりました。

キイラは芋虫姿になりながらも、

「元の姿に戻ったらただじゃおかない」

と怒り心頭。

ただ今は、遼河に逆らうことができません。

そして遼河は酒瓶を取り出し、その中にキイラを入れました。

すると、遼河のウインドウに次々とメッセージが表示。

「荒々しい戦争の女神が酒に酔い、気分が良くなりました」

「戦争の女神の力が弱まります」

「戦争の女神の精神が崩壊しようとしています」

どうやらキイラは、酒にめっぽう弱いようです。

今までのキイラからは想像もできないくらい酔っぱらい、ハイテンションで暴れまわっています。

しばらくすると、柳も絵画遺物のコピーを終えました。

しかし、家の外から物音が聞こえてきます。

遼河は、キイラの部下が家の周りを取り囲んだのだろう、と推測。

心配する柳をよそに遼河は、計画通りだと言いました。

「わざとキイラの部下をおびき寄せた。そして部下を始末するために、絵画遺物のコピーを使う」

と。

すると、キイラの部下たちが家に乗り込んできました。

キイラは酒瓶の中で、その様子を察知。

そしでバタバタと暴れまわり、自分の居場所を伝えようとしました。

その様子に気づいた遼河。

酒瓶を手に取り、部下に向かって全力で投げつけました。

部下はこれを回避し、酒瓶はそのまま壁に当たり砕けます。

しかし、遼河の挑発に腹を立てた部下の一人が、地面に落ちていた芋虫を踏みつけたのです。

何度も何度も。

このタイミングで、遼河のウインドウにメッセージが表示されました。

「主人が負傷し支配力が不安定になっています。戦争の遺物が力を発揮できません」

部下に踏みつけられ、キイラの支配力が著しく低下していきます。

そして遼河は絵画遺物を発動し、部下たちを吸い込みました。

しかもその中には、キイラの姿もありました。

計画通りに事を進めることができた遼河。

絵画の中でキイラたちにたっぷり罰を与えると、キイラは、

「軍事機密が入ったUSBを渡すから助けてくれ」

と泣き叫ぶのでした。

しかし…

遼河はキイラたちを絵画遺物の中から出しませんでした。

なんと、絵画遺物をそのまま燃やしてしまったのです。

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53話

「キイラ将軍が行方不明になった」

というニュースが大々的に放送されている中、遼河たちはホルトン夫妻に招かれ、船上パーティーに参加しています。

ホルトン夫妻はすっかり元気。

そして遼河はホルトン夫妻の信頼を得て、バックアップしてもらえることに。

そこでさっそく遼河は、

「新規事業立ち上げの計画をしている」

と話し始めました。

事業内容は、

  • 遺物を使って様々な製品を生産
  • それを世界中で販売する
  • イチオシは「不老草」
  • 今後も遺物は増えていく
  • 優秀な人材もリクルート済み

という形。

あとは資金面が整えば、すぐに事業を開始できると。

ホルトン夫妻は快諾し、資金援助を約束しました。

そして、遼河が立ち上げる事業の社名は「グレイブ」

そんな話をしていると、久しぶりにカラスが出現!

カラスの出現に伴い、所有している遺物も様子がおかしく…。

遼河はアイリーンとホルトン夫妻を船室に退避させ、カラスと2人で話を始めました。

「お前のやり方は盗掘屋ではなく、タチの悪い強盗」

と言うカラス。

さらに続けて、遼河たちを狙う遺物がいると言いました。

「遼河自身が遺物たちの敵対心を煽っていることが原因」

とのことです。

しかも厄介なことに、大物の遺物たちも遼河を狙い始めたのだとか。

その遺物とは、遺物の中でもトップに君臨しており、カラスを幽閉したやつら。

「やれるものならやってみろ。所詮はただの遺物に過ぎない」

と、相変わらず強気な態度で出る遼河。

話を終えるとカラスは、S級遺物「夕顔長者の夕顔」を渡して去っていきました。

遺物の中には財宝が入っているようですが、当たる確率は1/2。

  • 弟・次郎の夕顔なら当たり
  • 兄・一太郎の夕顔なら外れ、災いが入っている

そのため今はいじらず、しまっておくことにしました。

収納先は絵画遺物「ゴッホの未完成絵画」の中。

その後、パーティーが終わると、遼河はすぐさまグレイブの立ち上げを進めました。

それにあたり、改めてエドワードと契約。

しかし後日。

遼河のもとに1通の招待状が。

遺物発掘団が集うパーティーへの案内でした。

しかも主催はパンドラで、差出人は大河原。

さらに参加者リストの中に、見覚えのある名前を見つけるのでした。

「ユリアン・ミラー」

遺物使用者であり、遼河とは正反対の人間とのこと。

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54話

パーティー会場にて、エドワードと合流したたち。

情報収集を進めていたものの大した情報はなく、参加者たちはリクルート活動を積極的に行っている様子。

また遼河は、いい意味でも悪い意味でも注目を集めている人物とのこと。

そんな時、ある男から声をかけられました。

彼の名前は「オースティン・ロックフェラー」

パーティーの主催者の1人で、世界的に有名なハリウッドスターです。

当然パーティー会場の面々もロックフェラーに注目していますが、遼河はロックフェラーから”嫌な予感”を感じていました。

「遺物のオーラは感じないけど、もしかしたら隠しているのかもしれない」

と。

柳はロックフェラーの大ファンのようで、サインをお願いしました。

その時、ロックフェラーが万年筆を取り出したのですが、これこそが遺物でした。

「俺への尊敬と憧れを強制注入してやる」

心の中でそうつぶやきサインを書くと、柳の身体が勝手に動き出し、サインをビリビリ破りました。

これは遼河のコントロールによるもの。

シェークスピアの遺物を使って、柳の身体を操作したのです。

遼河はロックフェラーが万年筆(遺物)を使う時のオーラを感知し、それを回避するために柳の身体をコントロールしました。

その後、遼河はロックフェラーの素性を確認します。

ロックフェラー家はホルトン家に匹敵するほどの大富豪で、遺物使用者たちをサポートした後援者一族。

中でもパンドラに対して手厚いサポートをしていたようです。

つまり、遼河とは敵対勢力にあたる存在。

「今ここで鼻っ柱をへし折ってやる」

と考える遼河ですが、一つの疑問を持ちました。

そもろもロックフェラー家に、この年齢の男の遺物使用者はいなかったはず、と。

さらにロックフェラーは動揺を隠しきれず、そのせいで遺物のオーラがダダ漏れに。

神クラスの遺物だと、遼河は感じ取りました。

そしてロックフェラーは遺物を取り出し、遼河に反撃しようとするのですが…

メディアが一斉に押し寄せ、ロックフェラーが遺物を使う姿をおさめようとしました。

このせいもあって、遼河とロックフェラーの小競り合いは一段落。

そして会場内にアナウンスが流れました。

「まもなくブリーフィングを始めさせていただきます」

アナウンスをしたのは、ユリアン・ミラー。

ミラーは、遼河が大河原のもとにいた時の仲間。

彼は諸葛孔明の遺物を持っていて、大河原の左腕として活躍していました。

ただ、遼河とは価値観が正反対。

当時のことを思い返すと頭が痛くなるほど。

しかし、当時と今とでは状況が異なります。

「大河原の手駒にさせるわけにはいかない」

遼河はなんとしてでも、大河原がミラーと接触するのを防ごうとするのでした。

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55話

記者たちが一斉に動き出し、大河原に対しインタビューを行います。

大河原はインタビューに答えることなく、すぐさまミラーに接触。

「君は我が発掘団の仲間になったんだ」

なんとミラーはすでに、大河原たち(TKBM)と契約していたのです。

大河原の行動の速さにイラつきつつ遼河は、ミラーが「人を見る目がない」と心の中で呟きます。

そしてスマホを操作し柳とエドワードに連絡を。

2人と合流すると、リチャードに接触。

「新作は”描かない”んじゃなくて、”描けない”だろ」

遼河の言葉に焦りを見せるリチャード。

そんなのお構いなしに、遼河は記者に言いました。

「リチャードの絵は誰かの代筆作か贋作だという話がある」

ざわつく記者たちと、怒りだすリチャード。

「遺物を使って俺の絵を盗んだくせに」

今後は柳がこう言いました。

記者たちは格好のネタを手にし、本当なのかは置いておき、さっそく記事にすると動き出しています。

リチャードと柳が取っ組み合っている中、遼河はミラーに接触。

「パンドラとは関わらない方がいい。大河原は恐ろしい”征服の遺物”の使用者でもある」

この話を聞いていた大河原は、

「そんな話はでっち上げだ!」

と叫びます。

大河原はエドワードに対し潔白を求めるものの、当然エドワードは大河原を無視。

騒動が徐々に大きくなる中、ミラーは言いました。

「今日の話はなかったことに」

大河原たちとの契約を白紙に戻した形です。

会場から立ち去っていくミラーは、遼河の強力な支配力を察知しているのでした。

遼河に妨害された大河原は征服の遺物を使い、遼河を始末しようとします。

大地震が起きたかのように揺れ動く会場。

するとロックフェラーが制裁に入ってきました。

「こいつは私にお任せを」

ロックフェラーは遼河に対戦を仕掛け、懐から一冊の本を取り出しました。

SSクラスの宗教経典型遺物・ゾロアスター教のアヴェスター。

アヴェスターの遺物は、周りの人間を狂信徒にする効果がありました。

会場内にいた人々は狂信徒となり、遼河たちに襲いかかります。

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56話

ロックフェラーに対抗し、遼河も精神攻撃を発動。

遺物・海賊の剣は、戦場の恐怖を相手に見せる効果がありました。

幻覚が見えている狂信徒はもがき苦しみ。攻撃どころではなくなっています。

さらに遼河は、いつの間にかロックフェラーからアヴェスターの遺物を盗み取っていました。

しかし、まだアヴェスターの遺物を使うことができませんでした。

「まだ主人がいる帰属性遺物なので使用できません」

というメッセージが表示。

ロックフェラーは自らの力で奪還を試みるものの、荒縄のせいで身動きが取れなくなりました。

首を締め付けられるロックフェラー。

そのせいで支配力が徐々に下がっていきます。

すると、ウインドウに新たなメッセージが。

「支配力がB級に下がりました。主人とアヴェスターの契約が解かれました」

これをチャンスを見た遼河は、一気に支配力を注入!

しかしロックフェラーも黙っていません。

強引に荒縄をほどこうとします。

さらにボディーガードであるベラがサポートに入り、荒縄をほどくことに成功しました。

とはいえ遼河はすでに、アヴェスターとの契約を済ませています。

これ以上ロックフェラーと戦う必要はなく、パーティー会場を去ろうとしますが、ベラが追いかけてきます。

遼河は煙玉(煙幕)で目眩ましをし、柳・エドワードとともにパーティー会場を脱出しようとします。

その時、ミラーにも声をかけました。

「お前も一緒に来い」

ミラーも始めは遼河を疑い敵対視していたものの、結果としてはともに脱出しました。

パーティー会場から出ると、アイリーンとも合流。

そこでは柳が脱出用の絵を描いています。

また、遼河はミラーに尋ねました。

「妹を探しているそうだな」

遼河は妹を探すことを口実にミラーを引き込もうとしたものの、なんと妹はもう死んでいるのだとか。

ミラーの目の前で死んだとのこと。

そんな話をしていると、柳が描いていた絵が完成。

そして無事に脱出を終えると、ミラーは一足先にその場から去っていくのでした。

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57話

場面はニューヨークにある遼河のペントハウス。

パーティー会場で起こった騒動がニュースで放送される中、遼河はその様子を見てほくそ笑んでいます。

経典型遺物を手にい入れたことにもご満悦。

ただ、少し疑問も。

というのも、遼河が知っている過去とズレが生じていたから。

今までは過去の記憶でカバーできていましたが、これだけズレが生じるとカバーしきれなくなります。

「思ったよりも早かったな」

と考えていると、柳が遼河を呼びました。

柳は荒縄を修復しようとしていたものの、何やら様子がおかしいとのこと。

荒縄は柳の修復を拒んでいたのです。

すると…

荒縄から突然まばゆい光が。

そして遼河のウインドウにもメッセージが表示されました。

「功績をあげた荒縄が変化しようとしています。ランクが変わります」

荒縄な”多才多能な銀の荒縄”という帰属性遺物に変化し、特技も増えました。

さらに遼河も新たな称号・遺物調教師を取得。

すべての遺物に対する適合力が上がり、遺物の能力を90%まで引き出せるようになりました。

遼河はこの機会に、遺物の成長方法について調べてみることに…。

場面は変わりパンドラ本部へ。

パーティーが中断されたことの報告会が行われており、また、世界各地で墓が帯をなして発生しているという報告も。

「最大規模の墓が7つ出現する」

パンドラはこの7つの墓を死守しようとしています。

ただ、そのための人材が不足していました。

そんな時、壇上のスクリーンに、パンドラがピックアップしていた候補者リストが表示。

その中には、征服の能力者・大河原や、芸術の能力者・ロックフェラー、復元の能力者・リチャード、策略の能力者・ミラーの名前も。

とはいえ彼らは、すでにパンドラの一員です。

そこでパンドラは、まだ一員になっていない人物に注目。

破産の能力者・アイリーン、財物の能力者、エドワード、詐欺の能力者、柳。

そして強奪の能力者・剛力遼河。

遼河が所有する遺物は他を圧倒しており、その数は50。

しかしパンドラは、遼河を敵対視しています。

「剛力がいくら遺物を所有していても、パンドラの情報力には敵わない。7つの墓は絶対に剛力には攻略できない」

と、

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58話

ウインドにて、遺物成長の基本条件を確認している遼河。

  • C級(一般)→一般的な行動
  • B級(レア)→希少な行動
  • A級(宝物)→宝物に指定されるクラスの価値
  • S級(英雄伝説)→時代の一線を画す英雄として知れ渡る
  • SS級(神クラス)→遺物や主人が神格化

遼河はカラスにより詳細な情報を尋ねるものの、応答はありませんでした。

その後、柳に呼ばれ遼河はニュースをチェック。

ニュースによると今、世界中で異常な数の遺跡が発生しているとのこと。

そして地図上に表示すると、帯状に連なります。

これは”七大墓”が現れる前兆ということを、遼河は知っていました。

ただ遼河の記憶では、七大墓が現れるのはもっと後でした。

やはり未来が変わっているのは間違いありません。

柳は遼河に、七大墓の詳細を尋ねました。

七大墓とは、キリスト教に出てくる”七つの大罪”の属性が宿る墓で危険度も高く、貴重な遺物が存在するところ。

七大墓を征服した者の多くが王クラスの座に就いたこともあり、遼河は誰よりも先にすべての墓の征服することを目論んでいました。

そして七大墓に潜るためには、

  1. 実力のある仲間
  2. 性能のいい遺物

最低でも片方が必要不可欠。

今から仲間を迎えるのは難しいと判断した遼河は、遺物の性能アップを考えていたのです。

しかしここで、仲間について何かを思い出し、ソロアスター教のアヴェスターを手にします。

そう、アヴェスターは周囲を信者にする効果がある遺物。

ただアヴェスターを使おうとすると、ウインドウにこのようなメッセージが。

「該当遺物の使用資格を満たしていません。あなたを崇拝する人間が最低10人異常必要です」

遼河は信者を集める方法を考えました。

そこで思いついたのが”小説”

ロックフェラーが小説家の一面も持っていたことを知ったからです。

遼河はロックフェラーの小説を読み漁り、最低限の知識をつけることに。

そしてすぐさま小説の作成に取り掛かり、完成したものを柳たちに読んでもらいました。

感想はなんと、駄作。

内容がつまらないのはもちろん、難しい単語を使いすぎだ、と。

「本来の自分の才能と向き合うことが大切」

と痛感した遼河なのでした。

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59話

柳が復元作業をしていると、遼河がいきなり指示が。

「出張だから今すぐ荷物をまとめろ」

出張先は日本・京都。

京都では女性のみが2000人以上も失踪するという、不可解な事件が起きていました。

遼河の推測では、これはハーレムの遺物の効果とのこと。

「俺がハーレムの遺物を手にして、ファンを集めてアヴェスターと契約してやる」

と目論む遼河。

京都に到着すると、遼河たちはとある竹林に訪れました、

どうやらここの神社に、失踪者たちが集まっている様子。

しかし竹林の出入り口は、警察が固めています。

遼河は柳を物陰に残し、1人で偵察に行きました。

力技で警察官をなぎ倒すものの、すぐに他の警察官が察知。

ただ彼らは、コントロールされた失踪者たちに襲われてしまいました。

まるで人間兵器です。

するとその中には、未来記の主人だった女の子・佐々木由香の姿も。

遼河が彼女の名前を呼ぶと、コントロールが解け、正常な状態に戻りました。

遼河は由香を引き連れ一旦、柳の場所へ戻ります。

そして事の経緯を聞くことに。

  • 操っていたのはアメリカ人の軍人
  • 名前はシモン
  • 近隣の街には催眠にかかった人が2000人以上いる
  • シモンはハーレムの遺物だけでなく、降霊術型遺物も持っている

とのこと。

つまり、ハーレムの遺物で女性を虜にし、さらに降霊術型遺物で霊を憑依させ、人間兵器を作り上げていたのです。

情報を仕入れた遼河は、竹林を引き上げ宿に戻っていきます。

するとウインドウにメッセージが。

「経典型遺物の基本使用条件を一部満たしました。あなたに惚れている人数4人」

1人は由香だとして残りの3人は…?

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60話

使える状態ではないアヌビスの遺物を手にする遼河。

そして庭に出て遺物を放り投げると、そこからアヌビスの姿が現れました。

アヌビスと会話をする遼河。

「大人しく契約すれば復元してやる」

遼河の提案を断固として拒否するアヌビス。

そこで遼河はアヌビスの調教を始めます。

荒縄を首輪代わりにして散歩をさせたり、お手やお座りを覚えさせたり。

アヌビスが反抗しようとすると、アップグレードした荒縄がそれを阻止。

最終的にアヌビスは遼河のことを認め、無事に契約が交わされました。

場面は切り替わり、とある神社へ。

「教主様」

と呼ばれている男が呼び起こされています。

侵入者がやってきていると。

侵入者とは遼河と柳でした。

遼河たちは教主と対面を果たすものの、彼はハーレムの遺物を使って辺りを包囲。

包囲している女性の数は2000人。

しかし遼河は余裕の表情。

地面に手をやると、地下から無数の骸骨兵が召喚されました。

遼河が使ったのは、死神の遺物。

骸骨兵の数は2万以上とのこと。

数の暴力で圧倒的優位に立った遼河。

教主にコントロールされた女性兵も、さすがに怖気づいている様子。

さらに彼女たちは遼河に白旗をあげ、片膝をついてひざまずいたのです。

これにより遼河は、教主を捕獲することに成功。

すると彼は、

「七大墓をクリアするための準備を整えていたのに」

とつぶやきました。

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61話

遼河が教主を脅したところ、どうやら京都に七大墓の一つが出現する様子。

その後、女性兵たちは遼河の信者に。

結果、遼河はアヴェスターの遺物の使用条件を満たしました。

後日。

遼河は京都に出現する墓を攻略するため、しばらく京都に残ることを決めました。

しかし2000人の信者がどこまでも付きまとってきます。

その中には由香の姿もありました。

さらにもう1人、見知った顔が。

彼女の名前は桃李雪。

以前TKBMで同じ盗掘団にいたメンバーです。

雪は人捜しが遺物の感知能力に長けていて、チームの斥候を担当していました。

ただ雪は信者になっていたワケではなく、すぐに立ち去っていきました。

その後、部屋に戻った遼河は、アップグレードされた遺物をチェック。

  • 3つの遺物がD級からC級に
  • 幼いシェークスピアのペン(A級)→青年シェークスピアのペン(S級)

また、アヴェスターの遺物と契約したことで、カサノバの香水も手に入れていました。

そんな中、ホテルの廊下から遼河にささやきかける声が聞こえました。

「やらしい目をして…」

遼河が声を頼りに廊下に出ると、そこには清掃員として働く雪の姿が。

遼河は雪を呼び止め、遺物のオーラが溢れていることを告げました。

どうやら雪は、遼河のことを監視していたよう。

開き直った雪は、亡霊吉達(キルダル)を召喚。

高麗の三国遺事に登場する幽霊で、死霊型遺物です。

「死霊型遺物は危険」

そう判断した遼河は、すぐさま部屋に戻り扉を閉めました。

遼河いわく、死霊型遺物は下手をすれば魂を抜かれる、つまり死ぬとのこと。

しかし雪とキルダルは、扉の隙間を縫って中に入ってこようとします。

ただ、キルダルは遼河に近づくことができませんでした。

しかも遼河の所有する遺物の中に恐怖を感じるものがあり、姿そのものを消してしまったのです。

これを好機とみた遼河は、荒縄で雪を捕獲。

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62話

「誰の差し金だ?」

雪に問いかける遼河が、雪は口を割ろうとしません。

そして適当な話をして時間稼ぎをします。

時間稼ぎをしていれば、助けがくるはずだから。

雪の思惑通り、すぐさま助けがやってきました。

しかし彼らは、番犬として廊下に待たせておいたアヌビスに一網打尽。

遼河は廊下に出て彼らの正体を探りました。

手首のブレスレットを奪い取り、彼らは中国発掘団「赤火団」であることを把握。

助けに来た梁井も捕まえ、雪とあわせて尋問を行うのでした。

梁井いわく、自分たちはシモンを監視していたとのこと。

シモンとは、京都の神社にいたアイツ。

そしてシモンに七大墓の情報を流したのは、中国発掘団の上層部だったのです。

それから数日後。

遼河と柳は大津市を訪れていました。

中国発掘団はパンドラをハッキングし、”パンドラシステム”というデータベースから情報を抜き取っていました。

そのことを梁井から聞き出すことに成功した遼河。

さらに雪には盗聴型遺物を付けており、すべての会話が筒抜け状態。

2人とも今は解放し、あとあと仲間に加えようと考えていました。

タクシーに乗り込んだ遼河たちは、再び京都へ向かいます。

そしてシモンが言っていた通り、京都に墓が出現。

廃墟と化した京都の町。

他にも発掘団がいるはずですが、今のところ気配がありません。

そんな時、遼河の名前を呼ぶ人物が。

「こいつは…!」

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63話

「TKBMの楊・成(ヤン・チェン)と申します」

その男は遼河に名刺を渡しました。

遼河たちと争うつもりはない、苦情があればいつでも連絡をくれと。

しかし遼河は、名刺をビリビリに破りました。

遼河はヤンに対して、かなりの怒りを覚えている様子。

それもそのはず。

”あの時”遼河を最後の墓に入れた張本人だったから…。

ヤンは以前、遼河が率いていた盗掘団のメンバーでした。

兄弟のように仲良くしていたものの、大河原の差し金により遼河を騙したのです。

「今回の墓は柳を置いていく方がいい。遼河の力が100%発揮されれば、今回の墓の攻略は難しくない」

ヤンはそう言って、遼河に1人で墓に向かわせました。

しかしその墓は、これまでと比べて難易度が遥かに高く、さらに脱出用だと渡された遺物は、窮地に追い込むようなものでした。

結果、遼河は仲間たちの命、そして自身の命を失うことに。

その時、カラスと出会ったことで、遼河は新たな人生を手に入れることになりました。

遼河はヤンとの話をさっさと終わらせ、柳と2人で墓に入っていきます。

墓の中はまるでイタリアのような雰囲気。

歴史感ある建物になっています。

ただ墓の中に入ると、柳を猛烈な睡魔が襲いました。

「思ったより遺物の影響が広がっている。さすが怠惰の墓だ」

遼河はいったん立ち止まり、柳の調子を戻すことを優先します。

そして遼河いわく七大墓は、七つの大罪の属性を一つずつ持っているとのこと。

  1. 傲慢
  2. 憤怒
  3. 嫉妬
  4. 怠惰
  5. 色欲
  6. 強欲
  7. 暴食

今、遼河たちがいる墓は「怠惰の墓」

墓に近づくと怠惰になってしまう特性があります。

そんな中遼河は、アヌビスを召喚。

そして柳を荒縄で縛り付け、強引に引き連れていきます。

道中、遼河は壁を爆発させ、本来の入口とは別の入口を作りました。

これにより入口の試練をむりやり回避することに成功。

中に入るとそこには、黄金宮殿「ドウム・アウレア」が広がっていました。

ドウム・アウレアに待ち構えているのは、ローマの皇帝・ネロの試練。

いたるところで爆発が生じ、火柱が燃え上がり、ろくに進めそうにありません。

そこで遼河は柳に、ゴッホの絵画遺物で火を吸い込むよう指示。

火はすべて吸い込まれ、前には道が見えてきました。

しかし背後からは、入口で怠惰に襲われていた盗掘団が大量に押し寄せてくるのでした。

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64話

墓の入口が開いた途端、一気に押し寄せる盗掘団。

彼らは遼河を捕まえようとするものの、遼河は「墓発掘スキル」を使い一網打尽に。

すると、遼河のウインドウにこのような表示が。

<考古学者を泣かす墓破壊者>の称号を獲得し、<墓発掘>のスキルが<墓破壊>に進化しました。

遼河はすぐさま墓破壊のスキルを発動し、残った盗掘団の面々を返り討ちにしました。

ついでに天井を一部崩壊し、道を塞いで追ってがくるのを防ぐのでした。

ローマ式の円形劇場にたどり着いた遼河と柳。

「この部屋にネロの遺物があるはず」

そんなことを考えているといきなり、入口が封鎖されました。

そして劇場内が炎に見舞われ、ネロの遺物が出現。

ネロは暴君として知られており、芸術を愛していました。

舞台に立ち公園を行ったり、文学作品を執筆したり。

しかし実力は、目の当てられるものではありませんでした。

また当時、ローマの大火が発生したのですが、火を放ったのはネロと言われていました。

ここで遼河は、ホメーロスの眼鏡を手に取ります。

ホメーロスはギリシャの吟遊詩人。

「イーリアス」「オデュッセイア」のなどの著者。

芸術家のネロをおびき出すには、もってこいの遺物です。

しかし、ホメーロスの遺物は一瞬にして炎の攻撃を受けてしまいます。

「そんな小細工は通用しない」

と。

さらに遼河と柳は、炎の熱さに苦しめられます。

このままでは焼け死んでしまう…

するとその時、ネロの炎が勢いを止めました。

「お前は”密かな秘書”の著者ではないか」

なんとネロは遼河の存在を知っており、ライバル視していたのです。

そして特別に、自分に謁見する機会を与えようと言うのです。

遼河は言われるがまま一歩ずつ足を進めていくと、ついにネロが姿を現しました。

ネロは遼河の著書に大変感銘を受けており、こうして対面できていることに嬉しさを感じているよう。

しかしネロは、遼河にこんな提案をしました。

「我と文学対決をしようぞ!」

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65話

相手として不足はない、人気を競おうと提案してきたネロ。

やる気満々のネロに対し、引き気味の遼河。

どうすればネロを屈服させられるか?冷静に考えています。

相手は七大墓の遺物。

炎だけでなく他の能力もあるかもしれません。

対処法を考えていると、劇場の外には大勢の盗掘団がやってきました。

入口が封鎖されているため中に入れないものの、盗掘団は力づくで入口を壊し中に入ろうとします。

しかしネロが炎で対処。

そんな中、遼河のウインドウにメッセージが表示されました。

[策略の遺物]のオーラが近づいています。墓と遺物の弱点を把握する強力な遺物です。

策略の遺物=諸葛孔明の遺物。

つまり、ミラーが近づいているということ。

遼河は考えました。

「諸葛孔明の遺物を持っているミラーなら、弱点を見破れる。下手すれば先にネロの遺物を奪われるかもしれない」

遼河はミラーが来る前に、何とかしてネロの遺物を手に入れようと考えます。

そこで遼河は条件付きでネロの勝負を受けることに。

条件とは、場所の変更。

遼河はうまくネロを言いくるめ、劇場の外に連れ出すことに成功しました。

しかしちょうどその時、ミラーが劇場に到着。

ミラーは遼河に話しかけるものの、遼河はそそくさと劇場の外に出るのでした。

そして主を失った墓は、すぐさま崩壊。

その頃。

テレビでは、京都の墓が消えたというニュースが放送されています。

パンドラは、この墓がクリアされたと発表。

ニュースを見ていたロックフェラーは、

「誰が遺物を手に入れたのか報道しないのか!」

と怒りをあらわに。

そんなロックフェラーのもとに、遺物を持ち去った人物は遼河だという報告が入ります。

アヴェスターだけでなく、七大墓の遺物まで奪われるとは…と肩を落とすロックフェラー。

遼河の監視をより強化するよう、部下に指示しました。

場面は代わり遼河とネロのシーン。

遼河は勝負を始める前に、ネロに捜査の依頼をしました。

「密かな秘書をどうやって手に入れたんだ?」

ネロいわく、金を払って正規ルートで手に入れたとのこと。

ただ遼河は、正規ルートには流通させていませんでした。

つまり何者かが、金儲けのために”蜜かな秘書”を取り扱っている可能性が高いのです。

犯人探しを始める遼河。

手持ちの遺物を一つ一つ調べようとすると、何やら荒縄の様子がおかしいです。

「お前がやったのか?」

と尋ねると、明らかに動揺する荒縄なのでした。

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66話

顔に怒りマークを浮かべながら、荒縄に言い寄る遼河。

無言を貫いていた荒縄ですが、横からアヌビスがこう言いました。

「面白いと自慢しただけだそうだ」

この一言をキッカケに荒縄は、真相を話し始めます。

ばら撒いてはいない、その紙でしか見せてない。

つまり、遼河の本をばら撒いた犯人は他にいるということでした。

その後旬は、まだ復元の終わっていない遺物を確認しに行きます。

その道中、

「金儲けなんてちょろいもんだ!」

という、とある遺物の独り言を耳にしました。

声のする部屋の扉を開けると、そこには数々の遺物が集まっていました。

遼河は凄まじい支配力で遺物を一箇所に集め、主導者を尋ねます。

すると彼らは、ミミズの方を一斉に振り向きました。

これで真犯人が発覚。

本来なら不老草のそばにいるはずのミミズ。

遼河が足で踏みつけ問い詰めると、金払いが悪いから小説を使って金を稼いだ、とのこと。

そして遼河が支配力を用いてミミズを尋問していくと、大量の金が部屋に出現。

「いったいいくらでばら撒いたんだ…」

と思うほどの金です。

ただその中には、色々な国の貨幣や値打ち物などが混ざっていました。

遼河は模様が刻まれた小石を手に取り、ミミズに見せます。

「なぜそれがあるんだ!?」

と驚き焦るミミズ。

ミミズいわく、その小石は”遺物の核”とのこと。

破壊された遺物から取り出すことができるものでした。

遺物の魂とも言えるもの。

そして翌日。

京都での用事を終えた遼河たちは、ニューヨークに戻る準備をしていました。

しかしその時。

建物の外には大勢の発掘団が、遼河のスカウトに訪れていました。

遺物の効果ではなく、純粋に遼河の能力が評価されているよう。

七大墓を攻略したという噂が、またたく間に広まったようです。

ただこのままでは、空港に向かうことができません。

「いい考えがあります」

柳が遼河に提案をしました。

七大墓の遺物の偽物を売るとかして、別の噂を広めようと。

遺物は時間が経てば消えてしまうけど、遺物の外側だけコピーして中に”遺物の核”を入れれば、通常の復元よりも長く持ってくれるはずと、柳は考えていました。

遼河は柳の提案を採用。

柳も早速、作業に取り掛かるのでした。

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67話

パンドラが作った遺物フォーラムを活用し、遺物の販売ページを作ろうとしている柳。

遺物フォーラムは、パンドラが情報収集を行うために作られたもの。

遼河と柳は逆に、情報収集フォーラムを利用してやろうとしたのです。

「売る 京都の墓の遺物急処分」

試行錯誤している柳に代わり、遼河が強気なタイトルで販売ページを作成。

しかし、閲覧数とコメント数が爆発してしまい、販売ページが削除されてしまいました。

とはいえ、問い合わせがひっきりなしに寄せられ、ついにはニュースにも取り上げられる事態に発展。

そこで遼河は、いくつかの情報を追加で出しました。

また取引方法をオークション方式とし、場所はロサンゼルスに指定。

遼河と柳はさっそくロサンゼルスに移動。

柳は引き続きコピー作りを進め、遼河はオークションの準備を進め。

いよいよオークション当日を迎えることに。

ただ、参加者の割にオークション会場はかなり狭い様子。

しかも開場時間になっても扉が開かず、参加者たちは不満たらたら。

ある程度時間を遅らせたところで、ようやく遼河がオークションを始めようと動き出しました。

柳には見張りを頼むのですが、桃李が近くに来ているようなので、1人では心もとない感じ。

「1人でもやり通す」

と意気込みを述べたため、遼河はは柳1人に見張りを任せることにしました。

その後、参加者たちの目の前に姿を現した遼河。

「入場料は1人につき遺物一つ」

ふざけた提案に、参加者たちからは罵声が飛び交います。

その中にはロックフェラーの姿もありました。

参加者たちは半ばやけくそ状態になり、見張りである柳に遺物を渡し、会場へと入っていきます。

会場内では遼河が、今回の競売品を紹介していました。

「シーザーの遺物(コピー品)」

もちろん参加者たちは、この遺物がコピー品であるとはわかっていません。

一方外では、参加者の締切が行われていました。

集まった遺物を持って中に入ろうとすると、柳にミラーが声をかけてきました。

ミラーは遼河が、偽物をオークションに出品していることを知っている様子。

柳は必死にごまかすものの、洞察力の鋭いミラーには通用しません。

しかもミラーは会場内に入り、騒ぎを起こそうと画策しています。

「なんとかして止めないと」

柳がとった行動とは…!?

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68話

柳はミラーに、オークションに出品している遺物が偽物であることを告白。

ただ展示用のレプリカであり、落札されたら本物を渡すと嘘をつきました。

これは柳の作戦。

ミラーをオークション会場に入れないように、上手くごまかそうとしているのです。

しかしミラーは聞く耳を持たず、オークション会場に入っていこうとします。

次に柳がついた嘘は、自分たちが知っている機密情報を話すこと。

それでもミラーは一切、聞く耳を持ってくれませんでした。

その頃。

オークション会場では競り合いが加熱しています。

あっという間に2億ドルを超え、まだまだ止まらなそうな勢い。

するとオークション会場に到着したミラーが、遺物を発動させながら、オークションの中止を要求しました。

とはいえ遼河は、オークションを中止するワケにはいきません。

荒縄に指示を出しミラーを縛り上げると、なんとか偽物であることがバレずに済むのでした。

しかも反対にミラーが悪者扱いされ、オークション参加者から冷たい視線を浴びることに…。

その後、オークションは無事に続けられ、遺物の値段は9億ドルにまで跳ね上がりました。

すると1人の女性がこんな提案を。

「お金の代わりにSSクラスの遺物で支払います」

遼河がこの提案を採用すると、彼女だけでなく他の参加者たちも遺物で支払おうとしました。

「SSクラスにSクラスもつけてやる」

「ならば俺はAクラスを2つ」

参加者たちは勝手に、遺物の差し出し合戦を始めたのです。

結果、偽の遺物は提案者であるモナコの女王・ソフィーが落札。

ソフィーはSSクラスの遺物1個+Sクラスの遺物2個+Aクラスの遺物3個+Bクラスの遺物10個+2億ドルで落札しました。

オークションを成功させた遼河は続いて、ミラーの対処を考えます。

ひとまず口元の荒縄をほどき、ミラーと話をすることに。

そんな中いきなり、頭上から死霊型遺物が襲いかかってきました。

気づいた時には既に遅し。

遼河とミラーの会話は盗み聞きされてしまいました。

このままでは落札された遺物が偽物であることが、すぐにバレてしまう。

しかし遼河は、

「逃げ道を作っておけば大丈夫」

と、意味深なことを述べました。

その頃、

偽物遺物を落札したソフィーは、大変ご満悦な様子。

自分も影響力の遺物使用者になれるとワクワクしている時、雪がソフィーの前に現れました。

「その遺物は偽物です。遺物を貸していただければ、偽物であることを証明できる」

と言う雪なのでした。

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69話

ソフィーや雪たちの周りには。大勢の野次馬ができています。

仕方なく雪に遺物を差し出すソフィー。

すると雪は短刀でその遺物を一刀両断!

当然怒り出すソフィーでしたが、雪は落ち着いた口調で説明しました。

「私が使った短剣の遺物はB級。あなたの遺物はS級。下級遺物がこれほど簡単に上級遺物を壊せるはずはない」

つまり、ソフィーが落札した遺物はB級以下ということ。

ソフィーだけでなく周りの野次馬も騒ぎ出し、全員で遼河を捜し出すことになりました。

その頃。

遼河の耳にも、遺物が偽物であることがバレた、との報告が入っていました。

柳は全力でなにかの作業をしているところ。

そんな2人のもとへ雪がやってきました。

物陰から様子を観察している雪。

さらに他の参加者たちも遼河のもとへ到着。

「みなさんがご覧になった遺物は偽物です」

なんと遼河は、偽物を出品していたことを素直に告白。

しかしそれには事情があったと言い訳を始めます。

作業を終えた柳がみんなの前に現れると、上着をめくり腹部を見せつけました。

柳の腹部には、大きな傷がつけられています。

参加者たちも驚くほどの。

そして柳はこう言いました。

「最初から遺物を売るつもりはなかった。ただ、”京都の墓で手に入れた遺物を渡せ”という脅迫電話がかかってきたから、仕方なく…」

さらに診断書まで提示し、参加者たちの同情を集めたのです。

柳の話が終わると、次は遼河が話しました。

「犯人をこのオークション会場におびき出し、捕まえるつもりだった」

しかし遺物を落札したソフィーは腑に落ちていない様子。

ソフィーは犯人ではないし、場合によっては自分が犯人に狙われるかもしれない、と。

遼河いわく、ソフィーの周りには護衛がたくさんいるから大丈夫だと思った、と説明しました。

とはいえここまでの騒動になったら、犯人は現れません。

そこで遼河は、この場で本物の遺物をソフィーに渡すことに。

ちなみに、ここまでの流れはもちろん全てウソ。

脅迫電話などかかってきれおらず、柳の傷や診断書も偽物。

遼河には”ある企み”があったのです。

するとこのタイミングで、ミラーが登場、

遼河は身体をゴソゴソし、持っていたはずの本物の遺物(偽物)がない、と大声で叫びました。

周囲も焦りだし、遼河に言われるがまま会場内の出入り口をすべて封鎖。

そしてミラーの遺物を使い、本物の遺物(偽物)を捜し出すことに。

この時、遼河は”してやったり”という表情になりました。

なんと、ミラーの左胸のポケットが明るく光り、そこに本物の遺物(偽物)があることを示唆したのです。

「なんでここに遺物が…!?」

と焦るミラー。

護衛たちがミラーの周りに集まり、ボディーチェックが行われるのでした。

ここで遼河の種明かし。

荒縄に拘束されていたミラーですが実は、適当なタイミングで解放するよう荒縄に指示していました。

そしてもう一つ。

ネロの遺物には、オーラを隠したままミラーに付いていてくれと指示。

これにより遼河は、ミラーにバレることなくネロの遺物を所持させることに成功したのです。

結果、ミラーは犯人扱いされることに。

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70話

無事に(?)オークションは終了。

ミラーは遺物窃盗&脅迫容疑がかけられ、警察に連行。

これでミラーの発言力は激減したものの、遼河が思っていた以上に計画がズレました。

というのもネロの遺物(本物)を、ソフィーに渡さざるを得なかったから。

そうしないと事態が収束しなかったためです。

オークションを終えた遼河は、久しぶりにニューヨークのペントハウスに戻りました。

ペントハウスに戻ると遼河は、柳にお仕置き。

柳がミラーを食い止めてさえいれば、ここまでの騒動にならなかったからです。

とはいえ、オークション参加者から大量の遺物をもらうことに成功。

中には使えそうな遺物もたくさんありました。

するといきなり、窓をコンコンと叩く音が。

なんとソフィーが持っていったはずのネロの遺物がやってきたのです。

ネロは遼河と文学対決をするためだけに、ペントハウスにやってきた様子。

今すぐにでも対決を始めたいネロですが、遼河はじらしました。

「このまま対決を始めたら、ネロは古墳化を起こすはず。となるとペントハウスでは対決できない」

と考えていたから。

そこで遼河はネロとの対決にふさわしい場所を調べました。

その頃。

ソフィーが住むモナコの城では、大きな火災が起こっています。

ネロの遺物が脱走する時、火災が発生したよう。

何とか鎮火できそうでしたが、ソフィーはネロの遺物が見当たらないことに焦っていました。

遼河がら遺物をもらって帰ってきた時。

ソフィーが遺物に手を触れると、ネロは突然怒り出したのです。

「私はあなたの主人」

と説得するソフィーでしたが、ネロは一切聞く耳を持ちません。

そして身体から火を吹き出し、あたり一面を火の海に…。

どうやって手懐ければいいのか…と考えていると、雪がやってきました。

雪はネロの遺物の居場所を突き止めていました。

そしてソフィーはすぐさま、そこへ向かう準備を進めることに。

その頃。

ハワイ・カウアイ島に遼河たちはいました。

ネロの遺物と勝負するために。

しかもここには、TKBMの別荘がありました。

遼河はここに墓を出現させて、大河原が所有する別荘もついでに破壊しようと考えていたのです。

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71話

別荘の空から突然、大量の金が降ってきました。

ミミズや荒縄が音頭をとり、別荘内にいるスタッフたちを煽っています。

大金に目をくらませ、仕事を放棄するスタッフたち。

そのスキに遼河は別荘内に進入。

そしてネロの遺物を外に出すのですが、何やら不服そうな様子。

「観客がいない!審査員もいない!!」

ただ遼河は準備済だと説得。

納得したネロの遺物はさっそく、準備を開始。

巨大な墓を出現させ、別荘周辺は一瞬にして壊滅状態。

以前よりも立派な墓です。

すると遼河のウインドウにメッセージが表示。

「墓化され内部空間は外部と別の空間となりました」

「宮殿に閉じ込められました。喝采と賛辞を送るまでは抜け出すことができません」

そして遼河は約束通り、大勢の観客(遺物)を準備。

ミミズに指示し、遺物たちを集めたそうです。

ネロもご満悦。

準備が整うといよいよ、遼河VSネロの文学対決がスタート!

その頃。

大河原のもとに報告が入ります。

ハワイの別荘が焼け野原になった、ローマ式の遺物が出現したことが原因で。

初めは冷静に聞いていた大河原ですが、美術館にあった7000万ドル相当の美術品が燃えた、さらに農場や工場の被害も含めると2億ドル以上の損害になるという報告に、一気に顔が青ざめます。

報告はまだ終わりません。

モナコ王室との取引も中止とのこと。

大河原はすぐさまソフィーと電話で通話。

ソフィーは怒っている口調で大河原に尋ねました。

「なぜ遺物が会長の別荘にあるのですか?嘘の答えを述べると今後、TKBMはモナコに一歩も立ち入れなくなります」

当然そのことなど知らない大河原。

自分も被害者であると弁明します。

ソフィーはそれならばと、自ら直接乗り込んで調査を進める姿勢。

大河原も好きにしてください、と言いました。

そしてなぜ、このような事態になったのか考えると…

遼河の仕業だと推測。

京都の墓から遺物を持ち去り、さらにモナコの王女に売り渡した。

「間違いなく遼河の仕業だ!」

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72話

先に七大墓を攻略されただけでなく、別荘までも破壊されたことに激怒する大河原。

部下に命じ、今すぐハワイに向かう準備を進めます。

その頃。

ハワイでは遼河VSネロの文学対決が行われようとしています。

観客席には大勢の遺物。

ネロは遼河に敵意むき出し。

「我も小説を書いて販売したのに、たった一冊しか売れなかった。すべてお前のせいだ」

しかもその一冊は、ネロ自身が購入したもの。

ただ観客席からは、ネロの作品を知っているという声が聞こえてきます。

小説の名前は<神も敵わぬ芸術家ネロ>

残念ながら評判は散々たるもの、

これがキッカケでネロは、さらに敵意が強くなり…

遼河のウインドウにはこのようなメッセージが表示されました。

「ネロの能力<絶対命令権>が発動し、領域内はすべてがネロの望む通りになります」

そしてネロは観客席に命じました。

「我の方が優れていると言え。さもなければ命を奪う」

と。

遼河は改めて、ネロの凶暴さを実感。

勝ち方を模索するものの、闘ったところで勝つことはかなり難しそう。

そこで遼河はネロに、勝負を諦めてもらう方法を考えます。

遼河はまず、ネロの小説を自分と観客に読ませるよう提案。

しかしネロいわく、人間は遺物の言葉を理解できないとのこと。

それでも遼河はネロから小説を受け取りました。

すると…

遼河はスラスラとネロの小説を読み始めたのです。

まさかの事態に口を大きく開いて驚くネロ。

観客席からもざわめきの声が。

さらに遼河はネロを挑発。

「文学対決をするとは言ったけど、こんなに稚拙な小説を読んだのは人生初。よくこんな小説を売ろうと思ったな」

ネロは精神的に大ダメージを負います。

ネロの弱点は精神面。

暴君だったネロは、仕えるものからの意見や反論を聞いたことがありませんでした。

意見するものなら命を奪われる恐れがあったからです。

精神的な攻撃の効果を確信した遼河は、次々ネロに罵声を浴びせました。

そしてタイトルを<皇帝の苦悩>に修正すると、観客席からも驚きの声があがりました。

その後も文章の添削・修正を続けていき、観客席の遺物は完全に遼河を支持。

しかしネロは黙っていませんでした。

暴君ぶりを発揮し、観客席に向けて炎を放ったのです。

遼河はネロに一言。

「何でもかんでも力で操作するのか。芸術家失格だな」

そう言って小説をビリビリに破くと、ネロの心は完全に打ち砕かれました。

跪くネロに対し、遼河はさらに一枚の紙を渡します。

それは世間のアンチコメント集。

アンチコメントを目にしたネロの反応は…

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73話

まさかこれほど炎上しているとは思っていなかったネロ。

コメント集をグシャッと握り、顔を隠します。

そんなネロに口撃を続ける遼河。

すると会場がガラガラと揺れ始め、辺りの炎も消えました。

遼河のウインドウにもメッセージが表示。

「ネロが理性を失いました。敗北を認めました」

チャンスだと感じた遼河はネロに近づき、説得を試みました。

自分に従うなら執筆についての講義をしてやる、と。

ネロは素直に遼河の提案を受け入れます。

これにて遼河は見事、ネロの遺物をゲット。

同時に、敵の士気を削ぐことができる能力<怠惰の能力>も手にしました。

さらに黄金宮殿を自在に操る能力や、支配力アップなどの恩恵も、

そしてネロの遺物は、マジェスティの7つのキーの1つとのこと。

マジェスティとは皇帝を意味する言葉。

詳細がわからない遼河ですが、この七大墓の遺物が”ただの遺物ではない”ことは確実。

対決が終わったということで、観客として訪れていた遺物たちは会場を後にしようとするのですが…

荒縄が全員を確保。

遼河はむりやり遺物たちを屈服させようとしました。

しかし一体の遺物が斧で縄を破り、中から脱出。

「Aクラス以上の遺物でないと破れないのに…」

どうやら遺物の中には、上位クラスも紛れ込んでいたようです。

このままだと遺物が全員逃げてしまう。

そう感じた旬は自らの圧倒的な支配力で、大量の遺物の制圧を試みました。

が、すべてを抑え込むのは難しそう。

そこで遼河はアヌビスとセトを召喚し、二匹の力を活用しようとしました。

遺物たちはアヌビスとセトをそれぞれ、”軍団長””師団長”と呼んでいます。

アヌビスは焦りました。

「人間ごときに支配されたことがバレたら、メンツが丸つぶれ…」

するとセトが遼河に捕まったと言いそうになりました。

間一髪のところでアヌビスが食い止め、現状のことを話しました。

「人間に支配されたわけではない、遼河は我ら遺物を満足させられる数少ない人間。遺物文化財へ指定するに値するか見極めるため近くにいるのだ」

アヌビスのことばに歓喜する遺物たち。

遼河のウインドウにもメッセージが表示されました。

「指定遺物<遺物文化財1号>候補に選出されました。消極的だったファンたちが積極的になり表面化します」

さらに遺物をいつでもレアクラス(B)まで育成できるようにもなりました。

アヌビスの声がけもあり遼河は、観客の遺物をすべて手にすることに成功。

墓での作業も完了となりました。

墓が消えると大河原の別荘が跡形もなくなっていることが発覚。

完全に焼け野原です。

するとそこへ、大河原がやってきました。

発掘団を従えてきた大河原は、彼らに遼河への攻撃を指示するのでした。

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74話

遼河は盗掘団が所有している武器に、ブルータスの剣(Aクラス)を発見。

ブルータスの剣はシーザーを暗殺した時に使われたもの。

等級が上の遺物でも倒すことができる遺物です。

他にも色々な高性能遺物が揃っており、遼河1人で全員を相手にするには骨が折れそう。

仕方なく逃げ出す遼河と柳。

背後から攻撃が襲ってくるものの、何もしていないのに勝手に回避することに成功。

なんと盗掘団の遺物が遼河への攻撃を拒否したのです。

「あの方は遺物文化財候補だぞ!」

遺物の世界では遼河が遺物文化財候補であることが周知されており、遼河に攻撃すること=冒涜とされている様子。

思わぬ恩恵を受けることができた遼河は柳に、脱出の遺物を用意するよう指示。

すると柳がポケットにしまっていた遺物たちが騒ぎ出しました。

どうやらTKBMの遺物たちがいつの間にか、絵画遺物の中に収納されていたようです。

「遺物がなくなった」

とTKBMの連中もざわついています。

武器を失ったTKBMは銃で遼河に攻撃を仕掛けるものの、すべて無効化されてしまいます。

するとそこにソフィーがやってきました。

それと同時に柳も、脱出の遺物の用意が完了。

遼河はネロの遺物を大河原に投げ渡し、そのスキにとんずら。

「これで俺たちの取引は完了。あとで言いがかりつけるなよ」

と言い残し。

遼河と取引などしていない大河原ですが、これはすべて遼河の作戦。

”取引”という言葉を耳にしたソフィーは、怒りを燃え上がらせ大河原に詰め寄るのでした。

「やはりあなたが犯人だったのですね!」

激しい口論が繰り広げられている中、遼河たちはホルトン家のハワイの別荘に離脱。

そこにはアイリーンの姿もあります。

セキュリティはバッチリだから、安全は確保されているとのこと。

アイリーンが夕食を準備している間、遼河は盗聴器で盗み聞きをしていました。

遼河はネロの遺物に盗聴器をつけており、大河原やソフィーの会話がすべて筒抜けになっています。

はじめは有益な会話こそなかったものの、大河原の無罪がわかりそうになると、ソフィーは会話の内容を変えたのです。

「なぜオークション会場に姿を現さなかったのか?」

と尋ねるソフィー。

大河原はオークションに出品されるアイテムが”偽物”であることを知っていました。

今手にしている遺物も、シーザーの遺物ではなく”ネロの遺物”です。

なぜそう断言できるのかというと、大河原がすでにシーザーの遺物を所有しているから。

ここで大河原は機密事項としている特別な内容を、ソフィーに話し出しました。

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75話

太陽がジリジリと照らす浜辺にある別荘にて、柳は不満を漏らしています。

「目の前には太平洋の浜辺があるのに、自分は部屋の中でカビ臭い骨董品いじりなんて…」

その傍らで遼河は書類作業をしています。

今回手に入れた遺物も合わせて、所有している遺物のクラスと遺物を記録しているよう。

使える遺物は1軍とし常に持ち歩き、それ以外は爆破用に別にする、そして製品作りに使えそうなものはエドワードに送ろうと考えていました。

すると遺物の中に、”ピヒョンの古いネックレス(Cクラス・消耗性遺物)”を発見。

ピヒョンとは韓国の三国遺事であるピ・ヒョンランのこと。

ピヒョンは亡霊を呼び出すことができた、と言われています。

そして雪が呼び出す死霊型遺物のキルダルは、ピヒョンが呼び出した亡霊の一人でした。

以前キルダルが遼河を攻撃しなかった理由は、遼河がピヒョンのネックレス(主の遺物)を持っていたから。

「普段の使い道はないものの、雪を相手にする時は役に立つ」

と考える遼河。

そして遼河は柳に、ピヒョンのネックレスの復元も指示するのでした。

その後。

休憩がてらリビングに向かうと、アイリーンがテレビを見ていました。

テレビでは日本に関するニュースが放送中。

国会議員が多数失踪し、国政に支障が出る事態になっているとのこと。

遼河は近々、2番目の七大墓が出現すると察知。

今度はクレオパトラの遺物のようです。

クレオパトラは七つの大罪の中で”色欲”の属性を持つ墓。

そしてクレオパトラの遺物は権力を持つ男に興味を示す特性がありました。

つまりクレオパトラの遺物の特性により、国会議員たちが失踪しているのです。

ただアイリーンいわく、失踪したのは国会議員だけではないよう。

”ある地方都市の住民”も失踪していました。

国会議員だけでなく、一般人も老若男女問わず失踪。

「確かにちょっとおかしい」

と感じた遼河は、直接行って事態を確認することに。

アイリーンも同行しようとするものの、遼河はそれを拒否。

「力を使ってリスクが発動したら危険。それに次第にリスクのレベルが上がってきているから心配」

と言ってアイリーンを説得しました。

そしてクレオパトラの色欲に負けそうになっている柳も、今回は同行させないことに。

柳にはニューヨークでの復元作業を指示しました。

遼河は別荘で遺物の仕分け作業を完了させ、1軍の遺物を中心に詰め込み単独で日本へ向かいます。

日本へ到着後、遺物のオーラを追って移動してみると、さっそく違和感を感じる遼河。

夏休み時期ではなく平日にも関わらず、大勢の人で賑わっている状態。

しかも服装もバラバラ。

スーツ姿の会社員や学生、パジャマ姿の人までいます。

「遺物に操られて来たヤツらだな」

と確信する遼河。

この近くに失踪者がいることは間違いなさそうですが、そもそもクレオパトラの遺物はだれかれ構わず引き寄せるものではありません。

クレオパトラの遺物じゃないのか?また未来が変わったのか?

と遼河が焦ると、いきなり地震が発生。

古墳化が始まり、地上型墓が出現したのです。

そして遼河は再び確信しました。

この墓を作ったのはクレオパトラの遺物ではない、と。

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76話

「地上型墓に閉じ込められました。クリアするまでは脱出できません」

軽井沢にて突如として現れた墓。

遼河のウインドウには次々とメッセージが表示されます。

  • 閉じ込められたすべての人が遺物の影響を直接受ける
  • 精力が上がり、理性を失い暴れる

”色欲の墓”ということもあり、人々はみな狂っています。

さらに遼河が所持している<ハーレムの遺物>も発動し、遼河のもとには大勢の女性が寄ってきます。

するとこのタイミングで表示されたメッセージにより、遺物の正体が明らかに。

スケコマシの「ピョン・ガンセ」と、生涯寡婦「オンニョ」の遺物。

しかし人々から追われている遼河。

大きな木の上に登り、なんとか一息つくことができました。

そして遺物のことを考えます。

ピョン・ガンセとオンニョは民謡・パンソリに登場する主人公。

有名ではあるものの、Sクラスとしては少し物足りなさを感じます。

「七大墓の遺物ならSクラス以上のはず」

そんなことを考えていると、女たちが斧を持ち出し木を切り倒そうとします。

すると荒縄が登場。

荒縄は空へ舞い上がり、遼河は空中からの逃走を試みます。

しかし思わぬトラブルが。

「善人だけが天に昇ることができます。遼河は業が深く天に逃げることができません」

というメッセージが表示され、雷に打たれて落下。

荒縄のおかげで地面への直撃は免れたものの、女達に捕まってしまいました。

ただ荒縄が女達を振り払い、なんとか事なきを得ます。

そのスキに再び逃げ始めると、遼河に遺物が話しかけてきました。

「なぜ正気を保っていられるのか不思議だわ」

と話すオンニョの遺物は、かなり強力で邪悪なオーラを放っています。

一方その頃。

ハワイのホルトン家別荘では、アイリーンがニュースを見ています。

「軽井沢に現れた墓が、七大墓の一つだと確認された。京都の墓以上に強力な遺物が感知されている」

遼河のことを心配するアイリーン。

すると遼河が残していった”マヤ神官 チラム・パラムの書の遺物”を手にしました。

この遺物は、対象が遭遇する危険を単語で教えてくれるもの。

アイリーンが遺物に手をかざすと、貞操という単語が浮かび上がりました。

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77話

色欲の墓に柳もやってきます、

欲に身を任せ軽井沢までやってきた様子。

足取り軽くウキウキ気分で進む柳ですが、辺りに誰も人がいないことに肩を落とします。

すると次の瞬間、柳の横を男たちが全速力で駆け抜けていきました。

「女どもが向こうにいるから」

という話を聞き、柳も一緒になって走り出します。

ただいきなり地中から、将軍標の遺物が飛び出してきました。

「欲望をむき出しにする場だというのい走ってばかり。我が手伝ってやる!」

将軍標の遺物は身体から眩い光を放ち、柳以外の男たちはそれを直視してしまいます。

偏見を捨てろ、幸せを遠くで探す必要はないと遺物が述べると、男たちの行動は一変。

なんと目をハートにして柳を追いかけてきたのです。

その頃。

遼河は追ってをまくことができ、水車のある小屋を発見。

中には雪がいました。

雪は鋭い目つきで遼河を睨みつけ、

「あんたのせいでどれだけ私が苦労したと思ってるの?」

と因縁をつけてきました。

雪は何が何でも色欲の墓の遺物を手にするべく、ナイフを手に遼河に襲いかかろうとします。

しかし遼河は荒縄を用い、雪を縛りつけようとします。

雪VS荒縄

雪は遺物”フィン・マックールの袋(A級)”を使い、その中に荒縄を閉じ込めました。

その後、遼河は自ら雪に近づいていきます。

ただ足払いを喰らって倒れてしまい、雪に馬乗りにされます。

「おとなしく差し出す方が見のためよ…その肉体を!」

なんと雪は遼河の身体に興味津々。

ナイフで遼河のTシャツを切り裂き、よだれをダラダラ流します。

どうやら雪はオンニョの遺物に取り憑かれている様子。

雪の支配力をもってしても、オンニョの遺物には敵わなかったよう。

遼河いわく、いくら支配力が強くても遺物に直接取り憑かれたら、どうしようもないとのこと。

そして雪が唇を近づけてくると…

次の瞬間、正体不明の破産の力が襲いかかり、雪は弾き飛ばされました。

「アイリーンがここにいないのに破産の力?」

と想いつつ、これをチャンスと見た遼河は、雪から遺物を引き剥がそうとします。

雪を押し倒しリードして…という流れで身体を弄り、ホルスターの中に入っていたオンニョの遺物を発見!

オンニョの遺物は足袋の形をしており、B級の帰属性遺物でした。

相手がB級であれば、遼河の相手ではありません。

遼河は剣でオンニョの遺物を一刀両断。

ただ疑問が生じます。

「七大墓の遺物なのに、こんな簡単に壊れるか?」

と。

そこで遼河はオンニョの遺物を脅し、墓のクリア条件を吐かせました。

クリアするには、墓の本当の主人に会う必要があるとのこと。

つまり、オンニョの遺物とピョン・ガンセの遺物は、墓の主ではなかったのです。

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78話

オンニョの遺物たちは、人間をからかうのを手伝ってくれと依頼され、色欲の墓にやって来たとのこと。

遼河は主の居場所を尋ねるものの、オンニョの遺物は口を割ろうとしません。

そこで遼河は力技で吐かせようとしますが、

「話したら主に殺されるし、話さなかったらあんたに殺される」

と言い、なかなか埒が明きません。

するとそこに柳が物凄い勢いで突っ込んできました。

男どもに追われていた柳は遼河がいる小屋に逃げ込み、すぐさま扉を閉じます。

「そういえばピョン・ガンセが近くにいるんじゃない?」

と呟くオンニョの遺物。

小屋の外からは男どもの叫び声が聞こえ、扉をドンドン叩き柳を呼び出しました。

しかし次の瞬間。

将軍標の遺物が小屋の扉を破壊し、男どもが小屋の中へ進入。

目をハートにした男たちは鼻息荒く、柳に襲いかかろうとします。

ただ、ここで遼河が登場。

「命が惜しくなければかかってこい」

遼河が男たちを威嚇している一方、将軍標の遺物はオンニョの遺物を心配していました。

誰がお前を傷つけたんだ、と。

そして将軍標の遺物=ピョン・ガンセの遺物であることが分かり、ピョン・ガンセは遼河に対し激しい怒りをあらわに。

とはいえ遼河の前に手も足も出ず…。

遼河はピョン・ガンセの遺物を簡単に一刀両断。

これにより男たちの洗脳も解かれ、小屋から出ていくのでした。

その後、遼河はピョン・ガンセに対し主の居場所を尋ねました。

居場所を話そうとするピョン・ガンセをオンニョが止めようとしますが、ピョン・ガンセは生き延びることが優先だと言い、主の居場所を伝えることに。

しかし…次の瞬間。

雪がフィン・マックールの袋でピョン・ガンセの遺物を捕獲。

遼河はピョン・ガンセと荒縄を返すよう言いますが、もちろん雪は応じるはずもなく。

キルダルを召喚し、その隙に逃げ去ろうとします。

ただ、死霊型遺物であるキルダルは遼河に通用しません。

遼河はキルダルを軽く一蹴し、雪の攻撃も防御。

この勢いで雪は倒れ込んでしまいます。

観念した雪はフィン・マックールの袋を遼河に差し出すのですが…

次の瞬間、遼河の背後からナイフが飛んできました。

ナイフをコントロールしていたのは雪。

「ナイフ(銀の懐刀)は、三橋茉奈がくれたものだろ?」

と尋ねると、雪の反応から間違いなく三橋茉奈がくれたものだと確信。

三橋茉奈は四天王の一人。

  • 戦争王 キイラ
  • 布教王 アリ
  • 征服王 大河原
  • 貪欲王 三橋

貪欲の遺物を扱う最強最悪の敵だと、遼河は話します。

銀の懐刀を目にした遼河は、三橋が動き出したことを察知。

そして雪と三橋が繋がっていることを、悪い知らせだと言いました。

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79話

激しく崩れ去る水車小屋。

雪いわく、自分に気を取られている間キルダルが水車小屋を壊していたとのこと。

しかし遼河は、絵画遺物を使って水車小屋の瓦礫を吸収。

なんとか圧死を避けることができました。

するとそこへ、再び雪が急襲。

右手にナイフを握りしめ、恐ろしい表情で遼河に飛びかかってきます。

「油断した。このままじゃ一発喰らってしまう」

と遼河が危機を感じたその時、ウインドウにメッセージが表示されました。

「不明な破産の力が相手を攻撃します」

破産の力によって雪は吹き飛ばされ、遼河はピンチを脱することができました。

ただ、破産の力の使い手は分かりません。

もしかしたらアイリーンの遺物に隠された機能があるのかも…と思いつつ、遼河は雪に近づきフィン・マックールの袋を奪取。

そして荒縄・オンニョ・ガンセたちを救出しました。

さらに遼河は約束通り、ガンセから主のもとへと案内してもらうことに。

目の前に現れたゲートに入る遼河と柳。

雪とキルダルも追いかけるようにゲートへ向かいました。

ゲートを出るとそこは洞窟。

先にはまだ扉があります。

扉はかなり巨大で、高さ10メートルほどはありそう。

扉に近づくと狐型のドアノブが声を発しました。

「この扉を開けるには条件がある」

ドアノブいわく、扉を開けられるのは”純潔な男だけ”とのこと。

墓の周りをあんな事にしておいて、ここにきて純潔だなんて…と反論する柳。

すると雪たちも登場。

女である雪は、性別の時点で条件から外れています。

このままでは誰一人条件を満たすことができないと判断した遼河は、扉の破壊を試みます。

勢いよく扉に走り寄ると、いきなりウインドウにメッセージが。

「条件が完璧に一致します。まごことなき純潔です。扉が開きます」

なんと扉が開いたのです。

遼河は混乱しつつ、扉の中へと向かいました。

扉の中には幻想的な風景が広がっています。

小さな宮殿とその周りには水辺。

しかもお宝も置かれています。

そして遼河たちが宮殿に向かうと、ようやく墓の主人が出現するのでした。

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80話

ついに出現した、色欲の墓の主人。

洞窟の装飾や遺物の衣服が中国風のことから、遼河は色欲の墓の主人が”妲己(だっき)”だと推測。

妲己は遼河のことを弄ぼうとしています。

すると遼河のウインドウにメッセージが表示。

「色欲の遺物が誘惑能力を使用します。生気を吸われると命に危険が及びます」

次の瞬間。

妲己は身体から妙なオーラを噴出。

耐性を持っている遼河は大丈夫ですが、柳は一瞬にして妲己の虜に。

目はハート、鼻血も流すほど。

しかし遼河が頭にゲンコツをお見舞いしたおかげで、柳はなんとか正気を取り戻します。

ただカバンの中の遺物たちも、妲己のオーラにやられている様子。

「男どもはダメだ。雪なら使えるかも」

と判断した遼河は、雪との共闘を提案しました。

すると…

なんと雪も妲己の魅力にやられていたのです。

妲己の肌ツヤに見とれ、柳を生贄に差し出してその秘訣を聞こうとします。

こんな状態では、まともに戦えるのが遼河くらい…。

遼河は剣を取り出し妲己に近づくものの、この剣も妲己の影響を受けています。

「遺物が妲己に惑わされているから、普段の倍の支配力を消耗する」

と察した遼河は、秒速で妲己との決着をつけようとします。

しかしそう簡単にはいきません。

遼河は妲己の身体から現れた狐の尻尾に捕まり、身動きが取れなくなります。

妲己は九尾の狐と関連付けられており、”封神演義”にも狐の妖怪が妲己に化けたという物語が記載されています。

そして妲己は遼河を喰らおうとするのですが…

不純な味がすると顔をしかめ、丸呑みしようとします。

遼河のウインドウにはこのようなメッセージが。

「遺物が麻痺を使います。純潔を奪おうとしています。生気を吸われると墓をクリアできません」

このままではマズイと思いながらも遼河は、妲己に口づけをされます。

するといきなり、ウインドウの表示にバグが発生。

いきなり破産の遺物が暴走し、洞窟内が爆発したのです。

爆発によって生じた穴から登場したのはアイリーン。

「遼河が危ないと予知書に出ていて」

とのことで、わざわざサポートに来た様子。

妲己はアイリーンの力に恐怖を感じ、正面衝突は避けなければならないと判断。

そこで妲己はアイリーンに取引を持ちかけたものの、これが逆効果。

かえってアイリーンの力を高めてしまうのでした。

その結果…

妲己は力を失い、狐の姿に戻ってしまいました。

逃げ去る妲己を追いかける遼河。

妲己を追い詰めると荒縄で捕獲し見事、色欲の墓を完了しました。

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81話

場面はパンドラ本部。

七大墓の遺物が先に2つ奪われたため、これから対策会議が行われるところ。

そこにはロックフェラーの姿もあります。

パンドラ所属の発掘団の不甲斐なさを嘆きつつ、会議室へと向かいます。

すると会議室には、オースティン・ロックフェラーの姉「イブ・ロックフェラー」がいました。

なぜここにいる?と尋ねるオースティンに対し、イブは言いました。

「あなたが無能だから。お前はもうここから外れなさい。これからは私が指揮する」

と。

すでに総括理事会でも決定したようで、オースティンはSPに掴まれ会議室を追い出されるのでした。

その後イブは、遼河の素性を確かめます。

パンドラシステムによると遼河は、現在ランキング1位の遺物使用者とのこと。

一刻も早く対策を講じようとするイブでしたが、パンドラ事務局が先に手を打っていました。

リチャード事務総長を中心に準備中の遺物法案があり、それなら確実に遼河を抑え込める、と。

そして日本はこの法案を実施していました。

つまりこのままいけば、遼河は拘束できると推測しています。

一方その頃。

遼河は東京にある家にいました。

柳、アイリーン、そして両手を拘束した雪を引き連れて。

三橋茉奈とつながっている雪を、そう簡単に解放するわけにはいきませんでした。

そして遼河たちは遺物の状態を確認。

カバンを開けると真っ先にオンニョとガンセが飛び出てきました。

色欲の墓がなくなったことで、オンニョトガンセは行く宛がありませんでした。

そこで遼河についてきて、家来にしてもらおうと考えていたのです。

仕方なく家来にしようとしたものの、アイリーンとの関係にちょっかいを出してきたので、ゴミ袋に包んで外へ放り投げるのでした。

肝心の妲己はというと、おとなしくカバンから出てきました。

すると妲己の狐の匂いを追いかけ、アヌビスもものすごい勢いで登場!

「総帥に煮え湯を飲ませて逃げた妲己じゃないか!」

と言って。

妲己とアヌビスは激しい口論を展開。

ただ妲己の評判がよくないと判断した遼河は、荒縄に妲己の監視を指示しました。

その後、友人である剛がやってきました。

すると剛は、健さんに起きたことを遼河に報告するのでした。

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82話

健さんとは旬の恩人。

余裕がないにも関わらず、孤児だった遼河の面倒を見てくれた兄貴分です。

アパートの廊下を歩いていると、隣の部屋で住民とパンドラのスタッフが口論をしていました。

住民は健の妻・知子で、私たちは好きで墓を消したのではない、と説明しています。

しかしスタッフは、お気の毒ですが罰金と遺物所有税は払っていただきます、と。

するとそこに遼河が割って入りました。

遼河はスタッフに事の経緯を尋ねます。

スタッフいわく、この家で古墳化現象がり、家長が届けも出さずにクリアしたとのこと。

「それで?何が問題なんだ?」

と言わんばかりの態度を取る遼河。

今の日本では一般人の墓破壊と発掘は違法とされており、墓発掘や遺物使用も許可を受けないといけません。

無許可で墓を発掘したり遺物を使用すると、罰金刑や懲役刑に処させるのです。

遼河はこのことを知りませんでした。

そして知子に対して合計1500万円の罰金が課せられることに。

「私は遺物なんて使ったことない!」

と知子は反論。

するとスタッフたちは強引に家宅捜索を開始しました。

捜索開始早々、蛇口からは金色に輝く水が…。

「気味が悪くて触ってない!お店は貯めたお金とローンを組んではじめた」

と説明する知子。

パンドラのスタッフも見逃すつもりはありません。

ここで遼河が動きます。

遺物を使ってスタッフの服に火をつけると、思い切り蹴飛ばしました。

スタッフたちは火を消すべく蛇口をひねるのですが…

なんと蛇口から出てきたのは油。

かえって火の勢いが増し、スタッフたちは大パニック。

スタッフたちはパンドラの曖昧な基準を認め、土下座して助けてくれと懇願しました。

遼河が指をパチンとすると、火はすぐさま消化。

遼河が使っていたのは”幻覚遺物”

スタッフたちは遼河に恨みを抱いてアパートから去っていくのでした。

その後、事件の顛末が語られます。

一ヶ月前、健の家に遺物が現れ、家が墓に変わりました。

しかし一般人の発掘が制限されているため、そのまま見守ろうとしたのですが…

遺物が娘の桃にちょっかいを出し始めたので、健は遺物をぶっ叩きました。

これにより墓を攻略したと判断され、蛇口から金の水が出るようになりました。

話が終わると遼河は、蛇口の水問題を解決するべく動き出します。

ただスタッフが来たら面倒だから、まず優先するのはパンドラの問題。

遼河はエドワードに電話をし、”おかしな法律”のことを尋ねました。

法律はパンドラ事務局が推進したもので、ジャン・リチャードが必死に進めていたとのこと。

しかし遼河は違和感を覚えました。

「遺物税の話が出たのは、パンドラ発足から10年は経ってからのはず。いくらなんでも展開が早すぎる」

遼河はリチャードに、法案を提示したやつら・賛成したやつらのリストを送るよう依頼。

いよいよ反撃開始です。

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83話

遼河はアイリーンの兄・ジョージに電話し、パンドラに入ってくれと指示。

しかしジョージは拒否します。

自分の仕事で忙しい、それにパンドラの議席はすでに埋まっている、と。

すると遼河はジョージに対し、天下のホルトン家がその程度の力もないのか?と挑発。

ジョージは声を荒げて反論しますが、やはり遺物=悪魔の代物と考えていました。

そこで遼河はジョージを冷静に説得。

「パンドラのような団体があることで、遺物の危険性を抑制できる。けど今のメンバーでは無意味だから、ジョージのような”正義の味方”が内部に必要」

だと。

そしてパンドラの議席にはもうすぐかなりの空席ができるといい、半ば強引に電話を切るのでした。

その後。

遼河がアパートに戻ると、部屋で剛がうずくまっていました。

どうやら雪が脱走したよう。

ただ雪には発信機と付けているためいつでも見つけられると判断し、遼河は柳に遺物の復元を指示。

遼河が取り出したのはネロの遺物です。

エドワードが送ってくれたリストにはかなりの大人数が載っていたので、まとめて相手にするならネロの”黄金宮殿”が最適だと考えたから。

しかしまだ、ネロのメンタルは回復しきっていません。

遼河に負けたことでメンタルが崩壊し、未だに引きずっている状態だったのです。

とはいえ今回の作成には、ネロが必要不可欠。

そこで遼河は柳に、同じ芸術家としてメンタルケアをしろと指示しました。

「復元しなら遺物のメンタルも治癒してやれ」

そう言って部屋を出ると、外出していたアイリーンが帰宅。

遼河はアイリーンにも協力を要請しようとしましたが、ある懸念がありました。

それがアイリーンのリスク。

今回の作戦は、200人以上のパンドラ議員を一度に懲らしめるというもの。

この時にアイリーンのリスクが発生したら…と考えると、すぐに協力を要請することができなかったのです。

「どんなリスクが生じるか、カバーできる範囲なのかどうか…」

を抱える遼河。

しかしこれまで生じたリスクから、次のリスクを予測できるのでは?と考えました。

最初のリスクは体臭、次は酒、そしてキス。

意外と淫乱なのか!?と思いつつ、前世のように破壊的なリスクではないと判断し、遼河はアイリーンに正式に協力を要請しました。

場面は変わり、パンドラ日本支部。

パンドラ内では今回の規制の話題で盛り上がっています。

罰金としてたくさんの金をむしり取った、パンドラ本部でも肯定的な反応とのこと。

するとそこに、焦った様子で2人のスタッフがやって来ました。

「先日の後援会の件が露呈しました!」

事件として知られてしまい、警察が動き出したとの報告でした。

これまで行ってきた不正が一度に暴かれたことに焦りと驚きを隠せない議員たち。

もちろんこれは、アイリーンの破産の力によるものでした。

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84話

遼河はアイリーンの”破産の力”に加え、パンドラ日本支部がある場所にネロ皇帝の黄金宮殿を出現させました。

これにより中にいる人々を全員、黄金宮殿に閉じ込めることに成功。

黄金宮殿の中には日本支部だけでなく他の支部や、パンドラ本部の議員の姿もありました。

そして遼河とアイリーンも宮殿内に赴き、議員たちにこう言いました。

「集まったか愚鈍ども!それじゃ出席を取るとするか」

遼河はスマホのメモに書かれた議員の名前を1人ずつ読み上げます。

ただあまりに数が多いので、今日のVIPであるジャン・リチャードの名前を最後に呼びました。

集まった人数は268人。

リチャードは遼河に攻撃を仕掛けようとするものの、ネロによって阻止されます。

「無礼な!神聖なる我の宮殿で騒ぎを起こすとは!」

ネロは遼河の失策だと言いますが、遼河はネロに反論。

お前みたいな優れた芸術家がこいつら(芸術など知らない者ども)に教えてやらないとだろ、と。

するとネロは上機嫌になり、遼河への好感度を上げました。

さらにネロは黄金宮殿の規律を強化。

これにより該当領域は遼河の完全支配空間となり、使用者により黄金宮殿の装いが変わる使用になりました。

遼河は黄金宮殿を迷路へと変化させます。

遼河いわくこれはただの迷路ではなく、ネロが設計した迷路にアイリーンの破産の力を加えた”災厄の迷路”とのこと。

さらに遼河は、人の墓に入ったのだから入場料を一人あたり1億ドルもらう、と言いました。

当然拒否する議員たちですが、ここは遼河の支配空間。

議員の口座から勝手にお金が引き出され、抗うことができません。

とはいえ議員たちは、何でこんなことをするんだ?自分たちはお前に何をしたというんだ?と叫びます。

遼河は議員たちに言います。

「俺じゃなくて健さんに手を出した”俺の知り合いに手を出した罪”成立だ」

と。

さらに続けて言いました。

「すべての遺物はいずれ俺のものになる。だから”未来の俺の所有物に手を出した罪”も成立だ」

納得いかない議員たちですが、迷路を攻略しないことには宮殿から脱出できません。

そんな中、1人の議員が遼河に交渉を持ちかけました。

彼は入場料とは別に追加金を払うから、ここから出してくれと言います。

すると他の議員たちもこれに乗り、中には情報を渡すという議員もいました。

遼河はこの交渉を受け入れました。

ただ情報を渡す場合は有益なものでないとダメ、という条件を付けて、

議員は我先にと情報を渡していきますが、リチャードが叫びました。

「これはヤツの策略だ!力を合わせて出口を探す方が生産的だ!」

と。

しかしリチャードの声は届きません。

リチャードは議員の反感を買ってしまい、他の議員に情報として不正を暴かれてしまいました。

このような形でいいのか?と疑問を持つアイリーンに、遼河は説明します。

「金や情報はいくらでもリカバリーできるけど、暴露しあって壊れた人間関係はそう簡単に修復できない」

そして遼河はスマホのカメラを議員に向け、暴露の様子を録画しました。

さらにリチャードは大河原の不正を暴露。

そこからは不正の暴露合戦がはじまり、その間に遼河は姿をくらますのでした。

結果、議員たちは厄災の迷路に入らざるを得なくなりました。

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85話

パンドラ議員の暴露合戦はSNSに投稿され、またたく間に世間に拡散。

そのせいでパンドラに対する批判が高まっています。

テレビで放送を見ているジョージ。

すると遼河から電話が。

いったい何をやったんだ?と尋ねるジョージに対して、遼河は言いました。

「ニュースを見たならもうわかってるはず。これで空席ができた」

と、

しかしジョージの姿勢は変わらず、やはりパンドラに入るつもりはなさそう。

そこで遼河は続いての手段に打って出ました。

遼河はジョージに一本の動画を送信。

その動画では、ホルトン夫婦が病気になった理由を暴露する男性の様子が映し出されています。

「夫婦が病気になった背景には、オースティン・ロックフェラーの仕業!」

動画を見たジョージは詳細が気になる様子。

遼河いわくロックフェラーはまだパンドラにいる、それにパンドラにはロックフェラーより悪い奴がわんさかいる、とのこと。

するとジョージは態度を一変。

ロックフェラーやパンドラに対し正義の鉄槌をお見舞いするべく動くことに。

そんなジョージに遼河は、自分の信頼できる部下を何人かサポートに送るのでした。

ジョージとの話し合いを終えた遼河は、柳とアイリーンが待つ部屋に戻ります。

しかしアイリーンの様子がどこかおかしい…。

リスクが生じてしまい、我を忘れて暴れそうになっています。

そして遼河の姿を見た瞬間、獣のように襲いかかってきました。

夢中になって遼河に抱きつき、キスをするアイリーン。

しばらくしてリスクは収まったものの、今度は涙を流しながら遼河に謝罪するのでした。

夕焼け空の下、2人で歩く遼河と柳。

アイリーンの遺物やリスクについて話をしています。

「リスクが発動し理性を失うたび遼河に襲いかかるのは好意があるから…」

と考える遼河。

柳は遼河に対し、いつから付き合うんですか?とちょっかいを出します。

遼河は今のところ特に付き合うつもりはなさそう。

そして遼河と柳は健さんの家に到着。

水道管に住み着いていた遺物を除去し、これにより通常通り水道が使えるように。

除去した遺物<投金灘に投げ捨てた兄妹の金塊(C級-一般クラス/帰属性)>は、遼河がもらいました。

投金灘は、金を投げた渡し船という意味。

付着したところに黄金が発生する効果のある遺物です。

その後、健さんも帰宅し、久しぶりにみんなだ夕食を食べてから別れました。

お腹いっぱいで帰宅した遼河。

寝室に入ると、ベッドの中に誰かいる様子。

荒縄かと思って声をかけ布団をはぐると、そこにいたのはなんとアイリーン。

キャミソール姿ですやすやと眠っていました。

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86話

「アイリーンがなぜ俺のベッドに」

と考える遼河。

そして一つの仮設を立てました。

普段のアイリーンならこんなことはしないから、リスクがまだ終わっていないのかもしれない。

このままではキス程度じゃ済まないと思った遼河は、足音を立てないようにしてその場から逃げようとします。

しかし…

アイリーンが目を覚まし、遼河の名前を呼びました。

ベッドから起き上がり、力をむき出しにして近づいてくるアイリーン。

逃げるタイミングを見失った遼河はアイリーンに捕まり、ベッドに押し倒されます。

マウントを取られた遼河は身動きが取れません。

そこで遼河は覚悟を決め、アイリーンと深く口付けを交わしました。

するとアイリーンの遺物が叫びます。

「何をやってる人間ども!恥ずかしがれよ!」

遼河が積極的になった結果、アイリーンの遺物はすぐに当惑。

遼河たちに有益なことをしたから腹の虫が収まらなくなったようですが、すでに手遅れでした。

しかし翌日。

思いもよらない出来事が…。

なんと寝室には山のような金塊が現れています。

アイリーンは窒息しかけていたものの、なんとか無事でした。

すると遼河のウインドウにメッセージが表示。

「ミダスの遺物の<富の能力>が発揮されました。新たな能力を引き出すことに成功しました」

これによりアイリーンは、破産の能力・富の能力、両方の能力を使えるようになったのです。

そして遼河はアイリーンの本領を確認するべく、柳たちを連れて人気のない山奥に向かいました。

山奥に到着すると遼河はヤナギに、ゴッホの絵の遺物からカラスがくれた夕顔を取り出すよう指示。

「兄の瓜を割るとS級の災難が降りかかるけど、アイリーンの力を使えば100%弟の瓜を出すことができる」

そう確信していた遼河。

そしてアイリーンが夕顔に向けて力を放ちました。

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87話

瓜は黄金に変わり、中を割ってみてみるとさらに黄金の瓜が大量に出現!

アイリーンの”富の遺物”の力により、瓜が増殖したよう。

そしてもう一つの大きな瓜を割ると、中から大天使が現れました。

どうやら”大当たり”で、5体以上の大天使が遼河たちの前に顔を出しました。

しかし…

遼河が「早く上位遺物を出せ」と言うと、大天使たちの様子は急変。

みな一同に武器を持ち、遼河に襲いかかってきます。

さらに大天使たちと同時に鬼も出てきました。

遼河のウインドウにはこのようなメッセージが。

「正しくない方法で瓜を割ったため、凶が出ました。罰を受けます」

鬼は遼河を”欲深き者”と言い、一斉に襲いかかってきます。

大天使たちも同様に。

遼河たちは応戦することなく、ひとまず猛ダッシュで逃げることに。

鬼が投げた斧を遼河は見事に交わし、斧は木に当たって落ちます。

そして遼河が斧を見てみると、どうやら遺物のよう。

ここで遼河は作戦変更。

逃げるのを止め武器を持ち、鬼や大天使たちに反撃に出ます。

遼河はいとも簡単に鬼・大天使を一蹴。

「お前らが持ってる遺物を奪えば”大当たり”だ」

遼河は力技で遺物を奪い取ろうと考えたのです。

さらにアイリーンを呼び、”破産の力”で追撃。

これにより天使たちの力が弱まり、鬼たちは戦意を喪失。

そして天使がSS級の遺物、鬼がS級の遺物を置いて逃げていきました。

ひとまずこれにて一件落着…かと思いきや。

遼河は残っていた瓜を割り、出てきた魔物を再度撃退。

この流れを何度も繰り返し、なんども遺物を奪い取るのでした。

一方そのころ。

市街地にある高層マンションの一室で「ジョシュア」という男性が格闘ゲームをしています。

黒猫のパーカーのフードをかぶりながら。

そんな時、ジョシュアのもとに報告が。

「所有なさっている土地の価格が暴落しました。株式も紙くずに、美術品も灰になりました」

イラつくジョシュアですが事前に、予言でこうなることを知っていました。

自分にまで火の粉が降り注ぐとは思っていなかったものの、犯人が遼河であることも予言で伝えられていたようです。

ジョシュアは部屋を飛び出し、遼河への復讐を決意。

「俺に手を出したことを航海させてやる。俺には”予言の遺物”があるからな」

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88話

部屋を飛び出したジョシュアは、大河原とリチャードのもとへ向かいました。

ジョシュアは”ノストラダムス”と”デルポイ神殿の遺物”を持っており、運命王という異名の持ち主。

その頃、大河原とリチャードは口論の真っ最中。

リチャードの暴露動画を大河原は目にしており激怒しています。

「この時は仕方なかった。遼河に殺されないためにも」

と弁明するリチャード。

口論を続ける中、ジョシュアが部屋に入ってきました。

ジョシュアは部屋に入るなり言います。

「みんな剛力遼河のせいで頭を悩ませているんだろ?俺にいい作戦がある」

そして大河原の下にいる、フランシスコが作戦実行に最適とのこと。

フランシスコは”乞食の遺物”の所有者。

戦闘力こそ低いものの、遺物の使い方次第では遼河に対抗できると考えていました。

しかし大河原はジョシュアの提案に疑問を投げます。

「予言の遺物で弱点を見つけ攻撃するのがお前のスタイルのはず。今回の作戦は普段のスタイルと違いすぎる」

と、

実はジョシュアは、遼河の未来を読むことができていなかったのです。

デルポイ神殿の遺物を使い遼河の情報を集めようとしたものの、何一つ情報が出てこず。

それで仕方なく今回の作戦を考えたという流れ。

ジョシュアの話を聞いた大河原は、しぶしぶ提案を受け入れるのでした。

一方そのころ。

遼河とアイリーンは相変わらず天使・鬼退治を続けていました。

大量の遺物をゲットし、すべてゴッホの遺物で回収。

瓜は全部叩き終えました。

そして家に帰り、遺物一つを確認していきます。

遺物のほとんどはS級〜A級の上級で、攻撃用・防御用・医療系・資源系など幅広く揃っていました。

ただ唯一、”オーディンのカラス ムニンの涙”という消耗性遺物のクラスが分かりませんでした。

カラスからのプレゼントだろうと推測する遼河。

カラスに効果を問いかけても当然無視されるのでした。

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89話

遼河が遺物の仕分け作業をしているころ、シリアに巨大な墓が出現していました。

パンドラいわくシリアの墓は、三番目の七大墓とのこと。

すでに多くの発掘団が集結し、墓の周りにベースキャンプを設置していました。

「こんな急に現れるなんて…」

とつぶやく遼河。

まだ遺物の整備が整っていないこともあり、今すぐ墓に向かっても先手を奪うことはできないと判断。

これまでは墓が出る前に情報を得ていたものの、今回は情報もありません。

そこで遼河は今回は後手にまわり、もし誰かに攻略されたらそいつから遺物を奪う方針にしました。

様子見を続けたところ、今回は墓の情報がやけに詳しく報道され続けました。

特に発掘団同士の争いが発生したとの報道が多かった様子。

おそらく遺物の影響だろうと推測する遼河ですが、同時に遺物の正体も気になるのでした。

後日。

柳がスマホを持って遼河のもとにやってきました。

柳いわく、今回の墓は”嫉妬”とのこと。

それゆえ今回はマスコミ各社が争って記事を出し合ったのです。

そして遼河は、”嫉妬”の墓ならなおさら急ぐことはないと言いました。

「墓の難易度が高いのもあるけど、発掘団同士が争っているせいで攻略も遅れるはず」

と推測したからです。

遼河は引き続き遺物の整備を優先し、墓の攻略はそれから行うことに。

すると部屋にアイリーンが。

「リチャードがシリアの墓をほとんどクリアしたとインタビューで答えてる」

と報告するアイリーン。

遼河はパソコンでリチャードのインタビューを見てみます。

リチャードは確かに「攻略できる」と言っていますが、遼河はなぜリチャードがシリアの墓にいるのか?疑問に思いました。

ネロの黄金宮殿で完膚なきまでに叩きのめしたのに…。

とはいえ、インタビューや報道の内容を鵜呑みにするのは危険とつぶやく遼河。

ただ遼河の心中は、リチャードやシリアの墓のことがやけに気にかかり、嫌な予感さえしていました。

この日の夜。

柳は必死に遺物の修繕・復元作業を薦めています。

全然終わりそうにない…と不安を述べると、どこからか黒い物体が出現。

さらに地震が発生し家中にヒビが入ります、

「邪な何者かがあなたの仲間を拉致しようとしています」

というメッセージが遼河のウインドウに表示。

地震がおさまり柳のもとに向かうと、何者かに連れ去られていました。

その頃。

柳はシリアの墓にいました。

荒縄など遼河の遺物たちと共に。

明るくなっている方へと進んでいくと、そこには黄金宮殿のような内装の建物が。

しかし中に入った瞬間、バイオリンやピアノ、チェロ、トロンボーンなどの楽器を抱えた三面六臂の遺物が出現。

荒縄と一緒に逃げ回る柳ですが、その遺物は恐ろしい表情で追いかけてくるのでした。

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90話

とある部屋に逃げ込み、遺物から隠れることに成功した柳と荒縄。

「貴様が勝つか我が勝つか勝負だ」

と言い、遺物は部屋の前から去っていきました。

それを確認した柳はとりあえず一安心。

しかしこのままでは脱出できません。

スマホも使えず、遼河と連絡が取れません。

ただ柳はひらめきます。

「遺物のネットワークを利用すれば、遼河と連絡がとれるかもしれない」

と言って張り切る柳でしたが、大きな声と音を出してしまったせいで遺物に見つかります。

場面は変わり遼河たちのシーン。

「いなくなったのは柳と近くにあった遺物たち」

と状況を確認している遼河とアイリーン。

ハムラビ法典、金の斧、銀の斧、海賊の剣…普段よく使っていた遺物ばかりが無くなっていました。

ただ、帰属性遺物である荒縄は召喚できるかもしれないと言い、さっそく試してみることに。

しかし遼河のウインドウにこう表示されました。

「召喚できない領域にいます。奪われたくないという嫉妬の属性が強いです」

”嫉妬”の文字を目にした遼河は久しぶりに、鄭和の地図の遺物を開きました。

そして柳のパーカーを取り出し、このパーカーの主人の居場所を捜し出せと指示。

そんな中、遼河のスマホに一通の電話が。

相手はリチャード。

柳がいなくなったことを知っており、黒幕はリチャードだったよう。

「嫉妬の墓の中に入れてやった」

と言います。

同時に地図遺物が柳の居場所を示しましたが、遼河はリチャードに望みを尋ねました。

リチャードの望みは遼河の遺物。

少人数で墓を攻略するための”特別な遺物”を持っているのかわかるから、それをよこせと言います。

それを聞いた遼河は大爆笑。

柳たちは奪えてもボロアパートにある遺物は奪えないのか?と挑発します。

そして遼河はリチャードの企みをすべて推測しました。

「特殊遺物は正体が分からないから奪えないんだろ?効果も分からないから迂闊にても出せない。柳を拉致したのは交渉材料にするため」

と。

リチャードは逆上し、電話を切ってしまいます。

するとこのタイミングでネロが登場。

新作の執筆を始めたのだな!と尋ねてきますが、遼河はそんなことなどしていません。

思い当たる節がないものの、ネロは一枚の紙を見せてきました。

そこには荒縄からのメッセージが。

「助けて!この墓はとんでもない」

柳と荒縄のメッセージを受け取った遼河は、立ち上がり動き出すのでした。

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91話

場所はシリアの嫉妬の墓付近。

遼河とアイリーンはそこにいました。

すると遼河のウインドウにメッセージが表示。

「辺りから貪欲のオーラを察知しました」

どうやら三橋も来ている様子。

三橋に見つかると厄介だと判断した遼河はいったん足を止め、墓へ入る他の方法を考えます。

必ず入り口から入る必要はない、三橋の探知範囲の外から墓の一部を破壊して、そこから入ればいいと。

ただそのためには、墓のオーラが弱い部分を探す必要がありました。

かなりの時間を要するため、ひとまず車に戻る遼河とアイリーン。

その様子を建物の上から眺めている桃李と中露連合の戦闘員。

戦闘員はスナイパーライフルを構えており、雪は彼に攻撃を指示。

そしてライフルの引き金を引くのですが…

その瞬間、遼河は遺物のオーラを察知!

狙われていることに気付き、瞬時に防御遺物を取り出しました。

これにより銃撃を防ぐことに成功。

さらに煙幕で雪たちの目をくらまします。

遼河たちを取り逃がした雪たち。

すると建物がいきなり崩れ始めます。

なんと半径50mの範囲がネロの空間に変わり、雪たちの前にネロが出現。

さらにネロは尊敬している遼河を台上に召喚するのでした。

ただこれは逆効果。

遼河は再び銃撃を受けてしまうものの、防御遺物ですべてガード。

遼河は発掘団の中に雪の姿を見つけ、あいつは俺がやるとネロに言います。

ネロは遼河の意見を受け入れ、他の団員は自分の舞台の観衆として招待することに。

雪と2人きりになった遼河。

「中露連合と三橋に協力しているのは弱みを握られているからか?」

と問いかけます。

遼河は前世の記憶で、雪が借金に苦しんでいたことを知っていました。

父親と兄が借金を作り、それを押し付けられていたのです。

そして遼河は雪に提案を投げます。

「俺が肩代わりするから部下になれ」

と。

しかし雪は提案を聞き入れず、すぐさま攻撃を仕掛けてきました。

するとここで、ムニンの涙が効果を発動。

遼河は効果の対象者を雪とし…。

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92話

防御遺物が限界を迎える直前、遼河は一瞬のスキを見計らい、雪にムニンの涙を使いました。

ムニンの涙の効果は抜群で、雪を一撃で倒すことに成功。

しかし喰らったあとの苦しみ具合が凄まじく、このまま死ぬのでは?と心配になるほど。

雪の頭の中には、ある記憶が走馬灯のように流れています。

初めて見る光景だけど既視感を感じる…

盗掘団の社員証、部屋いっぱいの遺物、そして言い合いをしている遼河とユリアン。

そして雪は遼河の腕に抱かれ、嬉しそうに顔を赤くしています。

社内から白い目で見られていたチームだったものの、そんなこと関係ありませんでした。

実質的な成果がトップクラスだったため。

そんな中、迎えた最後の墓。

強力な魔物にに手も足も出なず、メンバーは全滅。

このタイミングで雪は目を覚まします。

最後の墓で死んだはずの遼河が今、目の前にいる。

「団長、無事ですか?足は??」

と叫びつつ、目の前の遼河に対し団長じゃないと言います。

雪の声を聞いた遼河は、ムニンの涙の効果を把握します。

ムニンの涙は、前世の記憶を呼び起こす効果がある遺物。

ムニン=記憶という意味があります。

そしてムニンの涙の使用可能回数は10回。

この回数は遼河の団員と同じでした。

「部下たちの記憶を呼び起こせってことか?チームを復活させて復讐しろってか?」

と遼河は推測。

すると雪もハッキリ目を覚まし、遼河に抱きついてきました。

団長と叫びながら。

遼河は雪に、思い出した記憶について尋ねます。

雪いわく、

  • 最後の墓は他の墓とまったく違う
  • 最初にユリアン副団長が死んだ
  • 遼河は雪をかばった時に足を負傷
  • 最後に雪自身も死んだ
  • 魔物の正体は蛇

とのこと。

また遼河との出会いについても話しました。

遼河と雪が出会ったのは、雪が初めて13チームに来た日。

雪の話を聞く中で遼河は、自分の記憶と一致していることを確認。

他人の記憶が移ったり、偽物の記憶が植え付けられたことはなさそう。

そして遼河は自身の前世についても話しました。

蛇に殺される直前、謎の遺物が現れ時間を巻き戻したことを。

また、雪に対してこう言います。

「忠誠は強要しない。自分の人生だから自分で決めろ。ただし次、敵として会った時は容赦しない」

と。

遼河の言葉を聞いた雪は、さっき借金を肩代わりするから部下になれって言ったじゃない、と告げます。

そして雪は遼河について行くことを決意。

遼河も約束通り借金を肩代わりするのでした。

晴れてチームとなった遼河と雪は、共にネロのもとへ向かいます。

ネロが相手をしていた団員はすべて気絶していました。

取り巻きを排除した遼河たちはいよいよ墓の中へ。

柳たちの救出へ向かうのでした。

ただ…

柳の名前を聞いた雪は顔が青ざめていきます。

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93話

雪を仲間に入れた遼河。

アイリーンと合流し紹介し合うと、雪が指を指し驚きます。

「破産王と手を組んだの!?」

アイリーンは過去に経済恐慌を起こした前科があるものの、それは過去の話だと遼河はフォロー。

しかし日本語で話しているとはいえ、アイリーンはなんとなく雪が自分のことを嫌いだと察知。

ただ、それは自分も同じだと。

アイリーンは遼河にささやきます。

「敵じゃないの?遼河さんを襲った人でしょ?」

遼河は安心してくださいと言います。

雪もアイリーンも遼河に好意があるので、お互い敵視するのも納得。

そして車に乗り柳の救出へ、

柳は遺物を活用し、遼河に詳細を報告しています。

柳いわく、嫉妬の墓の主人は”アントニオ・サリエリの遺物”とのこと。

サリエリはイタリア出身でオーストリアの宮廷音楽家として活躍した人物。

ベートーベンやシューベルトなどの弟子を育て上げたものの、モーツァルトに激しい嫉妬心を抱いていたことで有名。

後世において戯曲や映画の題材になるほど。

そんな中、ネロの遺物が「少し前に新作小説の新たなエピソードがアップされていた」と言います。

内容は、

  • いきなり見知らぬ兵が蹴撃してきた
  • 主人公が結局捕まる
  • 「墓にはまた別の主人がいるよう」

というもの。

何かあったのか?と思いながら、遼河は車を走らせるのでした。

一方そのころ。

柳は突然現れた魔物から逃げている最中。

しかしサリエリの遺物の部下にしてはおかしい…。

服装がサリエリの時代と合っておらず、手にしている武器も楽器ではなく斧や剣。

すると荒縄が柳にぐるぐる巻付き、大急ぎで逃げ出しました。

追手をまくことができたものの、柳と荒縄は言い争いを始めます。

「誰が1人で行けと言った!?」

「しつけがなってないな」

そんな言い争いをしていると、追手に気づかれてしまいました。

結局、柳たちは捕まってしまい、サリエリもやってきました。

サリエリいわく、追手は自分の後援者とのこと。

そしてサリエリは柳を仕留めようとするのですが…

このタイミングで遼河たちが到着!

遼河は雪に耳栓を渡し、サリエリの前に立ちました。

サリエリは音で攻撃をしてくる遺物。

それゆえ耳栓が効果的なのです。

とはいえ耳栓をしていてもやかましいサリエリの攻撃。

遼河は雪に柳の救出を指示し、自分はサリエリに立ち向かいます。

「楽器ならさぞかしよく燃えるだろうな」

とつぶやき、火打ち石で火を放ちました。

火は見事サリエリに命中!

サリエリは激しく燃え上がり、悶え苦しみます。

さらに雪がキルダルを召喚し、後援者たちを一蹴。

そして柳を救出し、安全な場所へと避難させました。

遼河はサリエリに「見かけ倒しで大したことないな」と告げます。

しかし次の瞬間。

炎が瞬時に鎮火され、身体の傷も全回。

「”あの方”と一緒なら我は無敵だ」

サリエリのこの言葉から遼河は、やはり他に遺物がいると察知。

そしてサリエリの頭上にはチェス盤の遺物が出現。

どうやらチェス盤の遺物が魔物の群れを作り出していたよう。

遼河は雪から絵画遺物を受け取り、中から武器を取り出しました。

「望むところだ」

遼河はサリエリとチェス盤遺物に立ち向かうのでした。

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94話

サリエリはオーケストラの出演者を大量に召喚。

数十人以上の集団が遼河を取り囲みます。

すると遼河のウインドウにメッセージが表示。

「パトロンがお抱えの芸術家を援助しました。芸術がか暴れ始めます」

サリエリが演奏を始めると、それに呼応するようにオーケストラ団員も演奏を開始。

遼河は防御遺物で必死に防ぐものの、音圧に圧倒されます。

まるで四方から殴られているような音圧。

ここで遼河はハムラビ法典を使用!

サリエリたちの攻撃はすべて跳ね返され、さらに遼河が剣で一撃。

サリエリは腕を負傷すると、

「音楽家にとって腕は命なんだ」

と遼河に対して激怒。

遼河はサリエリを挑発するように言います。

「実力も才能もないんだから、やめてしまえばいい」

と。

この言葉にサリエリは逆上。

そして遼河はサリエリに対しても、ネロと同じような精神攻撃が有効だと考えました。

「お前よりモーツァルトの方が素晴らしい」

遼河がサリエリに対しそう告げると案の定、サリエリは怒り狂います。

そして音楽家だというのにピアノなどの楽器を遼河に投げつけ、次々と攻撃。

オーケストラ団員は雪が対処することになり、遼河は攻撃を交わしながらサリエリに近づいていきます。

モーツァルトへの嫉妬をあらわにしながら、遼河に攻撃を続けるサリエリ。

しかしサリエリの攻撃は一発も当たりません。

遼河は攻撃をすべて交わし、トドメの一撃をサリエリに喰らわせました。

するとチェス遺物も連動してダメージを受けたようで、瀕死の状態に。

次の瞬間。

建物が音を立て崩壊をはじめました。

「総帥 貪欲の遺物が憤怒しました」

というメッセージもウインドウに表示。

嫉妬の墓だというのになぜ貪欲の遺物が…?と思いつつ、遼河は雪を連れて脱出を試みます。

しかし、これまで黙っていた貪欲の遺物が動き出します。

サリエリから墓の指揮権を奪い取り墓を支配。

墓の罠が再発動し、より威嚇的に変化。

サリエリをはじめ他の遺物たちは貪欲の遺物に力を奪われ、動けなくなりました。

さらに遼河たちの身体も身動きが取れなくなります。

そして貪欲の遺物は「使える遺物がここにあるな」と言い、嫉妬の攻撃を仕掛けてきます。

すると仲間になったはずの雪が嫉妬の気持ちに支配され、遼河に対して敵意をむき出しに。

さらに遼河が持ってきた遺物たちもお互いに嫉妬しあい、使い物にならなくなっています。

遼河が対処法を考えていると、そのスキを狙って雪が襲いかかってくるのでした。

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95話

雪の攻撃をひたすら避け続ける遼河。

手持ちの遺物がすべて狂っているため、現時点では為す術がありません。

「なぜ貴様は嫉妬に支配されない?」

と遼河に問いかける貪欲の遺物。

すると貪欲の遺物は遼河に近づき、さらに濃い煙を噴射。

本体は香炉のような形。

遼河は本体に近づき破壊を試みるものの、そう簡単にはいきません。

「総帥が嫉妬の威力をより高めます。調和を乱す嫉妬の属性が極大化します」

遼河にウインドウにはメッセージが表示。

そして遼河の身体は言うことを聞かないばかりか、勝手に動き始めました。

自ら刀を握り、首筋にあてがう遼河。

雪も同じ状態。

このままでは2人とも自害…

と思ったその時。

柳が駆けつけ遼河たちを救出。

なぜか柳は貪欲の遺物の効果を受けておらず、いつも通りの状態。

遼河から奪った剣で香炉を叩き割り、足で踏みつけます。

おかげで遼河と雪も解放されました。

このスキに脱出を試みる遼河。

ついでに墓の遺物もかっさらいます。

しかし貪欲の遺物はまだ生きていました。

そして柳が嫉妬しない理由を把握。

「自分自身には嫉妬する価値すらないと考えているのか」

悔しそうに歯を食いしばる柳ですが次の瞬間、持っているカバンの中からまばゆい光が。

どうやら貪欲の遺物がカバンの中の遺物を奪い取った様子。

今日のところはコレを返してもらって終わりにしてやる、と告げる貪欲の遺物。

ただ、どこからともなく荒縄が登場!

奪われようとした遺物を捕獲し、遼河に渡しました。

貪欲の遺物が奪い取ろうとした遺物は、”ムネモシュネの記憶のコイン”

パンドラの議員から奪った遺物でした。

ムネモシュネはギリシャ神話に出てくる記憶の女神。

神クラスの遺物で、高性能なメモリー型遺物です。

前世では三橋が持っていたものの、なぜか現代はパンドラ議員が所有。

遼河は、おそらくスパイとして送り込んだパンドラ議員が自分のテロに巻き込まれたのだろう、と推測。

つまり三橋は初めから、遼河を狙って監視していたということ。

そして雪いわく、三橋が自分に命令したとのこと。

「遼河を殺してムネモシュネの遺物を取り戻してこい」と。

ムネモシュネの遺物は自ら貪欲の遺物のもとへ向かおうとするものの、遼河が手の中で握り込み阻止。

さらに、この遺物を持っていると後で厄介になると判断し、脱出用の穴を開けるための道具として活用するのでした。

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96話

大爆発を起こし、墓を脱出することに成功した遼河たち。

ただこの墓に貪欲の遺物本体はいませんでした。

本体がここにいない!?と驚く柳に、遼河は言います。

「本体がいたらこの程度じゃ済まない。厄介な遺物だから」

するとそこに車に乗ったアイリーンが到着。

遼河たちはすぐさま車に乗り込み、墓を退避。

貪欲の遺物はまたの機会ですが、嫉妬の遺物を手に入れることができました。

  • 宮廷音楽家 サリエリの楽譜集(S級ー英雄伝説クラス/帰属性遺物)
  • カトリーヌ・ド・メディシスのフォーク(S級ー英雄伝説クラス/帰属性遺物)

サリエリの楽譜集は音で攻撃する遺物。

カトリーヌのフォークは詳細こそ不明ですが、遼河は”バフ型”の遺物と推測しています。

そんな話をしていると、車の前に大量の中継車が出現。

大爆発があったことで一斉にかけつけたようです。

遼河はアイリーンに、車を戻すよう指示。

「嫉妬の墓の遺物は俺たちのモノだと宣言する」とのこと。

面倒なことになると警告する柳ですが、これは柳のためでもあると言います。

嫉妬の墓に柳をぶち込んだのはリチャードのせい、だから今のうちにリチャードと決着をつけると。

「リチャードの悪行を世界中に報道してやる。絵を盗作したこともばらしてしまえ」

遼河は自分がフォローするからと、柳に声を掛けるのでした。

というのも柳を部下に引き入れる時、リチャードに奪われた画風と評判を取り戻してやる、と約束していたから。

一方そのころ。

リチャード本人はTV番組に出演中。

嫉妬の墓の最も深いところまで行った、とアナウンサーから紹介されています。

遺物の調整が終わり次第墓に向かうと話すリチャードですが、時すでに遅し。

ここで中継車とつながり、画面には遼河と柳の姿が映されます。

「今回の七大墓の遺物も俺がもらった」

と話した後、リチャードの悪行を暴露し始めます。

  • リチャードは柳を殺そうと墓に閉じ込めた
  • 墓の最深部まで入ったのは、その場に柳を召喚するため
  • フランシスコという人間が召喚能力を持つ遺物を所有している

続いて遼河は柳にバトンタッチ。

柳は顔を真っ赤にしながら、リチャードにされた事を暴露。

  • リチャードは自分の画風を盗んだ
  • 独特の画風はもともと自分のもの
  • リチャードの遺物の能力に奪われた

スタジオは騒然とします。

リチャードは必死に弁明しますが、過去のスキャンダルもあったため、簡単には信じてもらえません。

遼河は不敵な笑みを浮かべ、リチャードに説明を求めるのでした。

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97話

遼河の挑発にリチャードは激怒。

しかしアナウンサーもリチャードに言いました。

「事実無根というなら、ハッキリ説明した方がみんな納得するのでは?生放送だからいい機会です」

カメラマンなど裏方スタッフもリチャードをじっと見つめます。

逃げ道を失い、後のないリチャード。

引いたらさらに疑われると思い、椅子に座り直し弁明をはじめました。

「柄を盗んだ事実はない、むしろ自分が盗まれた側」

ここで場面は変わり、とあるホテルへ。

ホテルの一室では遼河が柳に防御用遺物を装備させています。

そして”ジークフリートが浴びたドラゴンの血”を使おうとします、

が、柳は待ってくださいと抵抗。

墓から戻った柳はすぐさま、カトリーヌとサリエリを復元。

そして遼河はカトリーヌと、柳はサリエリと契約を交わしました。

ここで柳は考えます。

「もしかして自分が遺物を使わなければいけない事態が起きるのか?」

と。

その通りだと言う遼河。

万が一柳が単独で拉致された時に備えて、防御用・脱出用遺物を準備したのだとか。

さらに半ば強引にドラゴンの血を浴びせます。

すると次の瞬間。

柳の身体に異変が発生。

どうやらリチャードが柳を召喚しようとしている様子。

遼河は柳の身体に密着し、一緒に召喚されようとしました。

そして全身がまばゆい光に包まれると、リチャードたちが待つ場所に召喚されました。

驚くリチャードは遼河を排除しようと、すぐさま攻撃を仕掛けます。

しかし遼河の防御遺物ですべて防がれます。

また、遼河は柳に指示を出しました。

「なんでもいいから攻撃遺物を使って、召喚遺物を持っている”フランシスコ”を攻撃しろ」

柳は言われるがまま適当な攻撃遺物を使って攻撃。

おなら爆弾にダーツの矢、さらにはサリエリの音攻撃。

ただ一気に遺物を使いすぎた反動で、柳は意識を失ってしまいます。

遼河は柳に預けた脱出用遺物を探します。

そしてリチャードが襲いかかってこようかというタイミングで、この場から脱出することに成功。

翌日。

ニュースではこの一件が報道されていました。

<都心で銃撃戦発生 ジャン・リチャードと関連?>

というタイトルで、リチャードが必死にもみ消そうとしている様子も流れました。

またフランシスはサリエリの攻撃を喰らい続けたせいで入院し、生死の境をさまよっているのだとか。

しかしこれで終わりではありません。

遼河はリチャードに対し、さらなる不幸をもたらそうとしているのでした。

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98話

遼河は雪と契約書を交わしています。

遼河がリーダーを務める盗掘弾への入団契約書。

これは表の契約書、裏ではハムラビ法典でも縛ると遼河は言います。

そんな話をしていると、柳が起きてきました。

柳は昨日、遺物を一度に使いすぎたせいで気絶し、意識を失っていました。

のそのそと食事に向かう柳。

すると雪が遼河に問いかけました。

「あいつの記憶は戻さなかったの?」

と。

遼河柳の記憶を取り戻すこと事態が問題と言い、その詳細を回想し始めました。

柳はリチャードに画風を奪われ芸術会を追われた後、ひねくれてしまいました。

結果、詐欺師の道を歩むことに。

パンドラかが柳に対し”詐欺王”の称号をつけるほど。

性格もかなり歪んでいたので、記憶を取り戻すのは気が進まないとのこと。

遼河の回想が終わると、荒縄がやってきます。

「人間にしてくれ!約束しただろ!」

荒縄はテンション高めに柳に詰め寄ります。

しかし今日は頭が痛いと断ると、荒縄は柳の体を縛り上げるのでした。

場面は変わりとある空港。

リチャードのスマホには大河原から電話が来ています。

「君のせいでフランシスコは完全に使い物にならなくなった!」

リチャードの失態を激怒する大河原。

リチャードは頭を抱えて話を聞きます。

おとなしく戻ってきて遺物の復元でもしていろと言われ、リチャードは分かったとうなずきます。

しかし電話を切った途端、態度が急変。

遺物を奪われ、柳にもいちゃもんをつけられ、復元なんてしている場合ではないと。

そしてリチャードは三橋に連絡を取ることに。

ここで場面はダマスカスへ。

三橋のもとには、レバノンに現れた二つの墓の発掘が成功した、という報告が入ります。

さらに遼河たちが嫉妬の墓を脱出した、という報告も。

「あの墓は私の遺物が徹底して監視していたはずだけど…」

とつぶやく三橋。

すると三橋の周りをオーラが包みます。

「仲間の体を爆破して墓に穴を開けた。爆破された遺物が我々が探していた遺物だった」

とオーラは三橋に語りかけます。

三橋が遼河に対し敵対心を持ち始めたところで、リチャードから連絡が入ります。

「リチャードが協力してくれたおかげで、嫉妬の墓を問題なく監視できていた。少しは礼儀を尽くさないと」

と話し、三橋はリチャードの対応をすることに。

しかしリチャードよりも優先するのは、遼河のことでした。

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99話

「なぜ協力してくれないんですか!?」

リチャードは電話越しに三橋に言います。

今すぐ4番面の墓にシフトして今度こそ成功すれば、盗作問題なんて忘れ去られるのに…と考えるリチャード。

しかし三橋は非協力的。

私達にも準備する時間が必要、あなたも先に解決する問題はあるはずと、三橋は言います。

先に解決するのは盗作問題、共同発掘に支障が出ると。

そして三橋は一方的に電話を切りました。

リチャードは激怒。

何が何でも盗作問題を解決しようと動き始めるのでした。

一方の遼河たちはニューヨークへ帰還。

墓を攻略したことで一躍有名人となっており、メディアの取材対応を行っています。

さらにエドワードの人脈も活用し多くの取材に応じ、リチャードが出てこれないよう外堀を埋めていました。

「リチャードが使っているのは”ヴィドックの鏡の仮面”。この異物を使うと標的と全く同じ人間に変装できるが、今回はそれが弱点になる」

と遼河は考えています。

柳の画風で絵を描くには、柳の姿に変わらなければなりません。

なのでリチャードは人前で絶対に絵を描くことができないのです。

メディア対応を終えると、遼河たちはカフェのテラス席で軽食。

これで効果があるのか?と不安を感じている柳に、遼河は効果を確認することに。

ネットやSNSでは確実に話題になっており、効果は間違いなく出ている様子。

しかし…

真っ先にアップした特集記事が削除されています。

「リチャードが裏を回している可能性がある」

とは推測。

リチャードに対抗するかのように遼河はその後も、数々のインタビューに対応していきます。

それでも記事はすぐさまされ、記事事態が公開されないこともありました。

さらにリチャードの反論記事が増えてきました。

腐っても有名人であるリチャード。

リチャードの反論はまたたく間に注目を集め、遼河はこのままではマズいと思うように。

そこで遼河は対抗策を講じるため、”マリー・アントワネットの首飾り”を手に取りました。

リチャードに対する悪意のデマを作り出すために。

遼河は雪を呼び出し、リチャードが肉眼で見えるところまで潜入してから、この遺物を使えと指示。

雪はメディア・スタッフになりすまし、意図も簡単にリチャードに接触。

無事”マリー・アントワネットの遺物”を使うことに成功しました。

ただ…

リチャードに関する悪意は増えたものの、盗作の記事は一つしか出てきません。

それ以外はどうでもいいようなデマで、盗作の記事がまったく目立ちません。

ここれは一筋縄ではいかないな…と遼河が肩を落としていると、何者かからメールが届きました。

「面白いことになっているな。俺が手を貸してやるよ」

メールを読んでも遼河は相手がわかりませんでした。

しかしその後、面白いように状況が一変。

リチャードの盗作を報じるメディアが急増し、世界各国で話題になったのです。

この状況を見た遼河は、協力者が風聞王”ウェイド・ハルマン”なのでは?と推測しました。

マスコミとメディアを思うように操作できる男。

ただ善人からは程遠い人物。

なぜ自分たちに加担したのか分からないながら、これは追い風だと笑みを浮かべる遼河なのでした。

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100話

風聞王”ウェイド・ハルマン”のおかげで一気に形勢逆転となった遼河たち。

遼河はハルマンの企みに気づきつつ、この状況を逃すまいと発信を強化。

「人々の前で直接絵を描いて弁明するべき」

という意見をメディアを通じリチャードに告げました。

人々は遼河の意見に賛同。

さらに遼河は証人を増やすため、柳の大学の同級生・ジェームスに連絡。

「聞きたいのはあの時の真実。今こそ真実を話すべきなのでは?」

と遼河はジェームスに言います。

その後も同じように1人ずつ証人を増やしていく遼河。

次第に証拠資料が集まってきて、柳も嬉しそうな表情を見せます。

しかしこれからが本番です。

遼河はリチャードにとどめを刺すべく、いよいよ本格的に動き出しました。

一方リチャードは激怒を続ける日々。

買収したはずのメディアも手のひらを返し、昔の教え子たちも意見を変えたりしています。

そして家の外に出ると、溢れんばかりのメディアの姿が。

「俺が連れてきたんだ」

メディアの後ろから現れたのは遼河です。

遼河はこの場ですべて告白するよう命じます。

それに対しリチャードは、

「潔白が証明できたら遺物をすべて渡せ」

と言ってきました。

図々しいと感じながら、遼河はリチャードの提案を受領。

そしてすぐに会場が設置され、会場にはマスコミだけでなく美術関係者などが大勢押し寄せました。

そんな中、柳は不安そうな様子。

「リチャードも画家。遺物なんて使わなくても自分のマネをして絵を描けるかもしれない。勝利を確信してるから遺物を賭けさせたんだ」

と不安を吐露します。

ただ遼河は余裕そう。

リチャードは自信がないからこそ無意識に、突拍子もない条件を提示しただけ、と言います。

柳は相変わらず不安そうですが、勝負が始まります。

テーマはリチャードの代表作<幻想の中の公園風景>

不安そうな柳とは対照的に、リチャードは自信満々。

「柳の絵は何十回と見てる。遺物がなくても絵くらい描ける。似てさえいれば勝ちだ」

と心の中で呟きます。

しかし…

時間が経つにつれ会場内がザワついてきました。

リチャードの絵が絵といえないようなもので、観客からは真面目にやれと言われる始末。

「遺物のリスクがかなり進行してるんだろ?」

遼河はリチャードを指差し言いました。

さらに続けて遼河はリチャードが使っていた遺物と、その効果をメディアの前で告白。

リチャードは完全に逃げ場を失うのでした。

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101話

逃げ場を失ったリチャードに対し、集まったマスコミはカメラを向けます。

しかしリチャードは逆ギレ。

「これは策略だ!名誉毀損だ!」

と。

さらにまばゆい光を放つ遺物を取り出し、周囲の目をくらまします。

遼河は荒縄にドアを封鎖するよう指示。

次第に光が弱まってくると、なんとリチャードの姿が消滅していました。

「この部屋にいた誰かに変身している可能性があるから、マスコミのみなさんを1人ずつ確認させてください」

遼河はそう言い、調査を進めることに。

ドアが封鎖してあるため外に出ることはできず、瞬間移動系の遺物なら光で目をくらます必要はないから。

マスコミの面々はとても協力的で、スムーズに調査を進めることができました。

しかしリチャードの姿は見つからず…。

すると遼河はあることに気づきます。

部屋の壁に飾られた石像。

その中にリチャードらしき顔の石像がある。

遼河がじーっとその石像を見つめ続けると、石像はダラダラ冷や汗を流し始めます。

結果、リチャードは遼河に見つかり警察に逮捕されることに。

パンドラ本部にいたジョシュアは、ニュースでその事実を知り頭を抱えました。

「フランシスの次はお前か!また七大墓の遺物まで奪われたし」

と。

そしてすぐ他の手を打つべく外に出ようとするのですが、扉を開けるとジョージの姿がありました。

ジョージはジョシュアに用がありパンドラまで来た様子。

「ロックフェラーを手伝って俺の両親を殺そうとしたんだってな。よく聞いてるよ」

ジョージはそう言って不敵な笑みを浮かべるのでした。

一方その頃。

遼河たちはリチャードをこらしめた祝杯をあげています。

しかし柳の表情は浮かない様子。

そこで遼河は雪に”あるもの”を渡すよう指示。

柳が受け取ったものは、個展の開催案内です。

開催場所はニューヨーク。

「濡れ衣も晴らしたし、胸を張って画家活動をしろよ。金は全部俺が出すから、作品作りに集中すればいい」

と、遼河は柳にエールを送ります。

すると柳はボロボロ嬉し涙を流しました。

さらに遼河のウインドウにメッセージが表示。

忠実な部下を得たことによりカリスマ性が身につき、支配力があがります。

新なスキル<調練>を習得。

またここで遼河は、柳に暴露話。

個展の収益配分は、遼河9:柳1。

この事実を知った柳は遼河に激怒するのでした。

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102話

遼河のもとには久しぶりにエドワードから連絡が。

重要な情報をメールで送ったから、今すぐ見てくれとのこと。

メールのタイトルは「遺物使用者等級」というもの。

  • 王ー4段階
  • 師ー3段階
  • 士ー2段階
  • 見習いー1段階

このようにパンドラは遺物使用者に等級をつけ始めたのです。

パンドラはこれまで、墓と遺物にしか等級をつけていませんでした。

遼河はこの機会に、自分たちの等級をチェックしてみることに。

遼河は王クラスで、称号は”強奪王”

王クラスは他にも、

  1. 破産王 アイリーン
  2. 運命王 ジョシュア
  3. 征服王 大河原
  4. 風聞王 ウェイド

の名前がありました。

”強奪王”の称号に納得いかない遼河は、パンドラ議員になったジョージに電話。

ジョージいわく称号をつけたのはパンドラシステムの遺物で、議員たちも満場一致で賛成したとのこと。

そして称号を変える事はできず数日後、マスコミから発表されるそうです。

渋々電話を切る遼河。

その後、柳と雪の称号を調べてみると、2人とも師クラスに入っていました。

  • 偵察師 雪
  • 頓馬師 柳

遼河は2人に対し、次は王を目指せと指示。

王の称号は遺物時代の支配者の称号。

単なる称号に留まらず、王クラスだけが与えられる”王の秘宝”があると話します。

そのためには出来る限り、自分たちの周りの人間が秘宝を占有する必要があると。

秘宝は全部で15個。

現段階で王は5人だから、空席はまだ充分あります。

そして師クラスは180人。

倍率にして18倍。

そんな時、遼河のスマホに非通知で電話がかかってきました。

電話の相手は風聞王ウェイド。

「実はお前に同盟の提案をしようと思って連絡した」

とウェイドは言います。

しかし遼河は即答で拒否し、電話を切ろうとします。

遼河はウェイドが持っている遺物が気に入らないとのこと。

ウェイドが持っている遺物は”ゲッベルスの遺物”

ゲッベルスはヒトラーの側近でナチスの手先だった人物。

優れた宣伝術を持っていましたが、その結果が大戦などを引き起こしたのです。

「俺と手を組んで七大墓を発掘しよう!パンドラの最新動向や王の秘宝についての情報も教えてやる!」

とウェイドは遼河を必死に説得します。

遼河は王の秘宝に関する情報に興味を持ちました。

するとウェイドは、同盟にあたって先立って処理して欲しいヤツがいると言いました。

その人物とはユリアン・ミラー。

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103話

遼河が開催したオークションに参加したミラーは濡れ衣を着せられ、確保されていたものの、すでに解放されあちこちで邪魔立てしている様子。

ただ遼河はミラーが、雷の遺物を持っていることなど知りませんでした。

ウェイドは電話で渡せる情報はここまで、同名に承諾したら直接会ってもっと詳しい情報をやると言います。

「わかった。会って話そう」

と伝える遼河。

気に食わない奴じゃないんですか?と尋ねる雪に対し遼河は、得られるものが結構ありそう、いざとなれば裏切ればいいと言いました。

その後。

遼河は飛行機にウェイドを乗せ、詳しい話を聞くことに。

プライベートジェットに驚くウェイドですが、遼河に諭され話を初めます。

ウェイドはまず、ミラーが雷の遺物を使っている動画を見せました。

ミラーは何の関係もない発掘団まで手当たり次第に遅い、遺物を破壊しているとのこと。

ウェイドの連合でも被害を受けたチームがありました。

「先に奴を片付けてくれ。本当の目的である墓の発掘はその次だ」

とウェイドは依頼。

遼河は依頼を受けることにしました。

そしてそのままミラーのもとへ向かうのでした。

たどり着いたのはシリア。

雪いわく、ここは布教王・アリのテリトリーとのこと。

遼河は布教の遺物は今自分が持っているから、アリは布教王ではないと言います。

とはいえアリ本人がシリアにいるのは間違いなく、従者の数もかなり多そう。

現状を整理すると、

  • シリアにはミラーやアリがいる
  • 中小発掘団連合との三つ巴が起こっている

という形。

また遼河は、ミラーが所有している遺物を”インドラの遺物”と推測していました。

インドラとはインド神話の雷と戦争の神。

ただ酒淫で、しょっちゅう戦争でコテンパンにやられていたなど弱点も多い神なのだそう。

その頃。

ミラーは砂漠で発掘団を蹴撃中。

発掘団が所有している遺物をすべて没収していました。

ミラーに従っている団員たちは、ミラーが遺物で人助けをする、という言葉を信じてついて来ている様子。

すると団員の1人が報告にきました。

「発掘団連合に関する新たな情報です。剛力遼河が合流したという噂があります」

報告を聞いたミラーは、遼河と出くわす前にできるだけ多くの悪質発掘団を処理するよう動き出すのでした。

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104話

発掘団連合本部に訪れている遼河たち。

助っ人として契約書を交わすところですが、遼河はずっと契約書に目を通したままサインを書こうとしません。

「いつまで読んでるつもりですか!今は一刻を争う状況ですぞ!」

と声を荒げる担当者に対し遼河は、

「それはそっちの都合。俺にはよく検討する権利がある」

と反論。

さらに雪も意見します。

「墓で発生する利益は7対3。連合が7でうちが3ってことですか?」

と。

この配分には雪だけでなく遼河も不満を持っていました。

契約するならうちが9、そっちが1だと言い放ちます。

さすがにこれには発掘団も黙っていません。

他のスタッフも部屋にやってきて、今すぐ同盟は取り消してしまえと言います。

ただ他に対策がないのも事実。

ユリアンも遼河たちに刺激を受け、さらに暴走をしているよう。

その結果、連合は遼河の提案を渋々受け入れることになるのでした。

そしてすぐさまユリアンのもとへ向かう遼河たち。

砂漠に広がる青空の下、一部だけ黒い暗雲が立ち込めています。

雷の遺物を使うため、その周辺には黒い雲が発生するのだとか。

遼河はすでにユリアン対策を考えており、いざとなれば脱出遺物で退避すると言いました。

その後。

遼河たちはユリアンのもとに到着。

「なぜ手当たり次第にキャンプの奴らを襲うんだ?」

と尋ねるとユリアンは、

「奴らの正体を知ったら仕方ない」

と返答。

連合を構成するスタッフの大半は遺物を利用して、自分の利益だけを追求する奴ら。

その過程で住民たちが被害を被っているから、襲うのは当然と言います。

しかし遼河はウェイドが所属する連合を手を組んでしまったから、お前を止めると一言。

すると次の瞬間。

ユリアンは雷の遺物で遼河に攻撃。

遼河は咄嗟に回避し、”三匹の子ブタのレンガの家”を出しました。

これにより落雷を防ぐことができます。

そして遼河は家の中から柳に電話をし、今だ外に出せと指示。

柳は絵画遺物の中から大量の女性を召喚。

彼女たちは遼河の信者のようで、大急ぎで遼河のもとへと走っていきます。

ユリアンの攻撃は次第にエスカレートしており、レンガの家が崩れ始めていました。

それでもなお、遼河はユリアンを挑発。

「女たちが近づいてくることに気づかれないよう、意識を俺たちに向けておかないと」

と雪に説明します。

遼河の推測通りユリアンが躍起になっていると、女性の群れがユリアンの前に登場。

さすがにユリアンともいえど、無関係の一般人に手を出すわけにはいきません。

「それじゃ本番開始といくか?」

遼河はユリアンにそう言うのでした。

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105話

ユリアンが攻撃を仕掛けようとした時、空からインドラの声が聞こえてきました。

「女だ!女が押し寄せてくる!」

遼河いわくインドラは女好きで、このままではここにいる女全員が危険な目に遭うかもしれないとのこと。

女に危険がおよべば、英雄として活躍しているユリアンの株が暴落してしまいます。

すると次の瞬間。

興奮したインドラが女目掛けて雷を放ちました。

これに対しユリアンは身を挺して攻撃を防ぎます。

しかしインドラは攻撃の威力をあげ、ユリアンは吹き飛ばされてしまいました。

ユリアンが倒れたスキに遼河は、女たちに指示を出します。

「あいつが地面に落ちた今がチャンス。あいつを誘惑しろ」

遼河じゃなきゃ嫌だと拒否する女たちですが、誘惑に成功した者は俺とフルコースデートと提案されると、我先にとユリアンのもとへ向かいます。

女に囲まれたユリアンは身動きが取れません。

「マスコミが喜ぶだろうよ」

と呟き、カメラでその様子を撮影する遼河。

これにて作成は成功…かと思いきや。

なんとユリアンは周りの女たちに対して攻撃を仕掛けました。

雷の力を完璧にコントロールし、単に気絶させただけ。

遼河とユリアンは再び対峙。

遼河が防御遺物を装備し、ユリアンに言いました。

「房総しようとするインドラを抑えるのに、既にかなりの力を使っているだろ?」

ユリアンは冷や汗をかきながらも、遼河に襲いかかります。

しかし実は、ユリアンよりも先に遼河が攻撃を仕掛けていたのです。

というのもユリアンが地面に落ちた時、ピョン・ガンセとオンニョの遺物がユリアンの背中に張り付いていました。

ユリアンには効果なしですが、インドラには効果抜群。

暴走したインドラをユリアンは抑えることができず。自爆してしまいました。

その結果ユリアンは荒縄に拘束。

そして遼河はユリアンに言いました。

「俺の仲間になれ」

契約書を目にしたユリアンは、あまりに不都合な条件に仲間入りを拒否します。

しかし女たちに襲われている写真をチラつかせられると、仲間入りを検討せざるを得ませんでした。

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106話

遼河とユリアンは正式に契約を交わし、晴れて仲間になりました。

ただユリアンは不満げな表情。

「お前のような悪党の手下に成り下がったんだから」

と不満を吐露します。

またユリアンは、発掘団連合は悪どい奴らで力も強大、黙視するわけにはいかないと言います。

発掘団連合の詳細を把握していない遼河はユリアンに、詳細の説明を求めました。

ユリアンいわく、発掘団連合の詳細はこうです。

  • 発掘団連合は烏合の衆に見えるが巨大勢力になる可能性がある
  • 発掘団連合の中心人物はウェイド
  • ウェイドは”ゲッベルスの遺物”を持っている
  • 連合の目的は”ヒトラーの遺物”を見つけること
  • 2津の遺物を利用してパンドラ以上の勢力を作ろうとしている

話を聞いた遼河は荒縄の拘束を解き、俺は本当にあいつら(連合)と手を組んだわけじゃないと弁明。

「俺も風聞王(ウェイド)は気に食わない、これから奴らを裏切る瞬間をリアルタイムで見せてやる」

とユリアンの肩を叩き言いました。

遼河はこれから墓に行き、発掘団連合よりも先に攻略することを目論んでいます。

連合は遼河tおユリアンが戦っていると思っているだろうから、そのスキに攻略してやると。

そして遼河はユリアンも車に乗せ、柳・雪とともに墓へ向かいます。

そんな時、ウェイドから着信が。

「場所を移動したようだな。助太刀しようと思って来たんだが誰もいなかった」

と尋ねるウェイドに対し遼河は、今は移動中と報告。

少し待っててくれと伝え電話を切るものの、情報伝達の早さに驚きます。

やはり風聞王だけあって誰よりも早く情報を手にしているよう。

とはいえ今やることは墓の攻略。

遼河は爆破遺物で開けた穴から墓の内部に入っていきます。

ただこの墓は七大墓ではなく、大きな通常の墓。

そこで遼河は一刻も早く墓を攻略するべく、遺物で墓の内部を次々と破壊し、罠を迂回しながら進むことに。

正攻法を使わない遼河にユリアンは困惑するものの、遼河はそんなのお構いなしに破壊を継続。

またこの墓は疫病の遺物が集まっているため、奥に進むほど汚く・臭くなってきました。

するとユリアンが異変を口にします。

「俺にも墓と遺物の情報を知る術があるが、何かに邪魔されているみたいに今は全く使えん」

と。

諸葛孔明の遺物が妨害されている…?と疑問を感じた遼河は、それは確かに変だと呟き、速度を速めて先へ進んでいきます。

そして大きな部屋に到着。

遺物を呼び出していたであろう井戸も爆破させるのですが…次の瞬間。

「誰だ!こんなマネをするのは!」

井戸だけでなく天井からも不気味な遺物が出現。

猛烈な下痢の遺物、おぞましい水疱の遺物というウインドウが表示されました。

遼河は火打ち石で燃やし尽くそうとするものの、ウインドウに追加メッセージが表示。

「総帥が憤怒し力を露わにします。墓が再構成されます。散らばっていた疫病の遺物が集まり始めます」

「扇動の遺物が監視を始めます。悪意に満ちた大衆の視線があなたに注がれます」

総帥と風聞王が一緒に動いているのか?と推測する遼河。

そして墓には地響きの音が鳴ります。

「こいつは…罠にかかったようだ」

と遼河は呟くのでした。

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107話

遼河いわくウェイドは、墓を監視しながら自分のオーラを徹底的に隠しており、最初からこうする腹だったとのこと。

ユリアンも遼河に言われるがまま感知してみると、確かに墓の中にはウェイドのオーラが漂っていました。

扇動遺物がこのような使い方もできるとは…と驚く遼河。

そんな時、墓の魔物の群れが遼河たちに襲いかかってきました。

団員はそれぞれ必死に魔物を対処。

遼河も簡単に一刀両断しますが、魔物は再生する特性を持っています。

そこで遼河はユリアンから遺物をもらい、それを爆弾として使用。

「なんで俺のを使う!自分のを使え!」

と激怒するユリアンに対し遼河は、あとで復元するからと諭すのでした。

そして倒した魔物から、復元すれば使えそうな遺物を奪取。

  • ”医師 ジョン・スノウの伝染病感染経路図”
  • ”ギルガメッシュ叙事詩”
  • ”疫病の神 ナムタルが捨てた病原菌試薬かばん”

遺物の確認をしてると、ユリアンや雪がいきなり激しく咳き込みます。

さらに柳も。

3人は口から血を出すほどの症状。

遼河のウインドウには、耐性数値が上がります、というメッセージが。

つまり何者かから攻撃を受けているという証拠。

魔物を全滅させたのに攻撃を受けている…となると漂っている空気が原因。

そう確信した遼河はレンガの家を出し、3人を家の中へ避難させます。

そして遼河はすぐ片付けるといい、毒ガスの遺物退治を試みます。

先程と同じように爆弾をばらまき、屋内で大爆発を起こす作戦。

「我とともに自爆する気だな?だが我には関係ない。総帥が我を復元してくださるからな」

と毒ガス遺物は呟きます。

しかし遼河はアイギスの盾を取り出し、大爆発を完全に防ぐことに成功。

アイギスの盾は半壊してしまったものの、遼河には傷一つありません。

さらに遼河は、遺物”ヒポクラステスのミアスマ伝説”をゲット。

この遺物が毒ガスの正体だったようです。

レンガの家に避難していた3人も外に出てきて、遺物の説明を聞きました。

ただ遼河以外の3人は、ミアスマの遺物に感染している状態。

そこで遼河は不老草の実を3人に渡しました。

そのスキに遼河はユリアンから、病原菌試薬かばんを奪い取ります。

「その遺物にはありとあらゆる病原菌が入っているから、決して世に出してはいけない!」

と声を荒げるユリアン。

これに対し遼河は、その逆に使うつもりだと一言。

すると次の瞬間。

なんと病原菌入りのビンを開け、ゴクゴクと飲み始めるのでした。

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108話

ビンを飲み干した遼河は激しい胸の痛みに襲われます。

変異種ウィルス、致命的なカビ菌が体内に侵入し、出血が止まらない状態に。

しかし次の瞬間。

遼河の身体がいきなり光り始め、耐性数値が恐ろしい速度で急上昇。

そして身体が病原菌で満たされると、特定条件を満たした場合にだけ現れる”特殊遺物”が出現。

すると遼河たちの前に、疫病の神が姿を現しました。

資格を備えた者のみが謁見を許されると述べる神に対し遼河は、自分は基準を満たしているはずだと断言。

神はしばらく沈黙した後、遼河が基準を満たしていることを確認。

そして遼河は疫病の神”ナムタル”と契約を結ぶことに成功。

ナムタルとはメソポタミア神話に登場する疫病の神。

60種に及ぶ疫病を操り、冥界の女神”エレシュキガル”に仕えていました。

ただナムタルと契約したことを知ったユリアンは遼河に反発。

「人に害を及ぼす遺物は夜に出してはならない」

と言います。

これに対し遼河は、間違った話ではないとユリアンの意見を肯定。

そこで、ここで使って破壊しよう、最初で最後だと提案しました。

「懲らしめなきゃいけないヤツがいるだと」

と言いながら。

一方そのころ。

墓のとある一室にウェイドたちがいます。

ウェイドはそろそろ解決したころかなと呟き、部下に状況を確認してくるよう指示。

すると次の瞬間。

墓が大きく揺れ始めました。

そしてウェイドたちの前から汚水が流れ込んできます。

この汚水はもちろん、遼河はナムタルを利用し流しているもの。

ウェイドたちは間一髪のところで墓の外へ脱出できたものの、汚水まみれに。

その結果、病原菌に犯されるのでした。

ウェイドを懲らしめた遼河はユリアンとの約束通り、遺物を破壊しようとします。

そんな遼河を見て考えを改めるユリアン。

「お前は人のために喜んで遺物を破壊できる人間だったんだな」

と。

そして遼河はユリアンと協力し、ナムタルの遺物を破壊。

その後、遼河たちも墓の外へ脱出。

ユリアンは遼河たちとは別行動を取ることになりましたが、力が必要ならいつでも呼べと言います。

笑顔で別れるユリアンと遼河たち。

ユリアンを見送った遼河は、再び墓へ入っていきます。

破壊した遺物の残骸を取るために…。

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109話

プールにぷかぷか浮かんでリラックスしている三橋。

すると彼女のもとへウェイドが大慌てでやってきました。

「生きてたのね。死んだと思ったのに」

と告げる三橋に対しウェイドは、医療遺物を持っているなら助けてくれと叫びます。

しかし三橋はウェイドを助けようとしません。

遼河はすべて飲み干しても平気だったのにねぇ…と言います。

これに対しウェイドは必死で反論。

「とにかく俺の役目はすべて果たした。俺がこうなったのは全部お前のせいだ」

と。

それでも三橋は聞く耳を持たず、最後まで遼河に振り回されたお前が悪いと言います。

すると三橋は地中を這うムカデのような遺物を使い、ウェイドの息の根を止めるのでした。

「ゲッベルスの遺物も奪われたくせに、今さらヒトラーを手に入れてどうしようってのよ」

そう言うと三橋は、自ら遼河のもとに出向こうと計画しました。

一方ニューヨークでは。

遼河は疫病の墓の遺物でオークションを開こうとしています。

ユリアンが電話で反論するものの遼河は、危険な疫病遺物は出品していないと言い、オークションが開催されました。

まず出品されたのは”愛の水薬”

少し飲むだけで熱い夜が訪れ、覚めきっていた夫婦関係も盛り上がるとのこと。

価格はどんどん上がっていき、なんとアイリーンが8000万ドルで落札。

アイリーンが遼河に”愛の水薬”を使う…?

そんな憶測を柳から聞いた雪は、柳を呼び出し詳細を聞くことに。

「団長とアイリーンさんって付き合ってるの?」

と聞かれた柳は雪をおちょくります。

すると雪は顔を赤くしながら激怒し、下手なマネしたら骨も残らないと思いなさいと言い放つのでした。

その後、遼河から言われた言葉を思い返し、思わず涙を流す雪。

「私はこれから一体、どうすればいいの?」

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110話

部屋に戻った遼河たち。

これから不老草農場を拡張しようと計画しています。

そんな中、雪は遼河に尋ねました。

「墓の仕事は当分ないんでしょうか?」

と。

仕事かなければ何日か休みが欲しいとのこと。

遼河は雪の要求を聞き入れたものの、あまりの素っ気なさに雪は寂しそうな表情。

雪が仕事に戻ると、遼河のもとにはジョージから電話が。

「お前、あの墓はすでに発掘届が出されていたのを知らなかったのか?」

ジョージいわく遼河が攻略した疫病の墓は、すでに第三者が発掘届を出していたとのこと。

その人物は美食王ギネス・ハウガー。

ギネスは今パンドラ本部に乗り込んできており、クレームを入れている最中。

ジョージから話を聞いた遼河は、もうあのバカげた制度が施行されているのか…と心の中で呟きました。

<発掘申告制度>

墓の発掘権をパンドラから購入する制度で、パンドラが発掘をサポートし、他の発掘弾の接近などを防いでくれるのです。

ただ実際のところ、世の中の墓はすべてパンドラの所有だから、発掘したければ許可を得ろという意味に近いもの。

発掘届を出すには金が必要で、墓で手に入れた遺物も60%までは徴収。

しかし今の遼河はこの制度に従うつもりはありません。

また、発掘団が10人未満であれば届けを出す必要もないのです。

制度の例外を利用したのが、遼河たちの発掘団。

「美食王にもそう伝えろ」

と言い残し、遼河は電話を切りました。

そのころ。

雪は1人で居酒屋に行き、状況を整理しています。

遼河とアイリーンの関係に嫉妬し、自暴自棄に陥ると、店員さんがビールをプレゼントしてくれました。

嬉しそうに飲み干す雪ですが、なんとこの店員は三橋。

ビールには睡眠薬が入っており、雪は一瞬で眠ってしまうのでした。

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111話

雪は三橋の部下に拉致され、河川敷に降ろされます。

三橋は雪の腹部を蹴り飛ばし、首を締め言いました。

「その顔を借りるわね。そしたら剛力の懐に飛び込めるでしょ?」

三橋は変身遺物を所有しており、雪とまったく同じ顔に。

さらに墓を作り出すのも自由自在とのことで、三橋は雪を幽閉するために墓を作り出しました。

「ヤバイ…団長が危ない」

雪は墓に落下しながら、遼河の身を心配するのでした。

そのころ。

雪になりすました三橋は、遼河への接触を試みます。

部屋にいるのは遼河1人だけ。

休みを取りたいって言ってたのにどうしたんだ?と聞かれると三橋は、

「気が変わりました」

と返答。

遼河とのやり取りを通して三橋は、間違いなくバレていないと確信。

変身遺物だけでなく錯覚系遺物も併用しており、対策は万全。

「団長、お話があるんですけど」

と三橋は遼河の腕を掴みます。

すると遼河は言いました。

「いきなり老け込んでないか?クソ女・三橋の下で苦労しすぎたせいか?」

と。

三橋はワナワナと怒りが込み上げてくるものの、なんとか冷静を装います。

そして遼河に相槌を打つのですが次の瞬間、遼河は三橋の首根っこを掴み言いました。

「自己紹介どうも、三橋」

なんと遼河は三橋の変身に気付いていたのです。

さかのぼること数分前。

遼河のウインドウにはこのようなメッセージが表示されていました。

”奇妙な錯覚系遺物のオーラを感知”

これにより遼河は、三橋の変身に気付きました。

正体がバレた三橋は変身を解除し姿を現します。

そして部屋の古墳化させ墓を作り出そうとします。

すると遼河のウインドウにはメッセージが。

”耐性レベルをはるかに超越するオーラです。凶悪なオーラはわずか数秒で人間を肉塊にします”

部屋の中にある遺物はオーラに耐えられる、悲痛な叫びをあげます。

それならばと遼河は、部屋からの逃走を試みるのでした。

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112話

古墳化が不完全なところから脱出を試みる遼河。

しかし出口はほとんど封鎖されており、逃げ出すことは難しそう。

命乞いをしろと言う三橋に対し遼河は、遺物を爆発させ無理やり脱出経路を作り出しました。

それでも穴は空きません。

遼河の推測では、墓のランクが高すぎるため穴が開けられないとのこと。

すると三橋が強力なオーラを吐き出し、遼河の身体が毒気に襲われます。

「耐性Aランクでは完全に防ぎきれません」

というメッセージも表示され、遼河はピンチに陥ります。

このままでは死んでしまう…と感じた遼河は一か八かの賭けに出ます。

剣を手に取り三橋に攻撃を仕掛けようとする遼河。

しかし次の瞬間。

剣は自らの意志で遼河の手を離れ、

「私は協力していません、総帥様」

と言いました。

三橋が持っている総帥遺物に逆らうことができない様子。

「お前の遺物たちも結局は、私の遺物の配下なんだよ」

と三橋は言います。

三橋いわく遺物にも秩序があり、いくら主人の命令でも上官の命令に逆らえる奴はいないとのこと。

そんなバカな…と呟く遼河は、絵画遺物にしまった遺物を取り出そうとします。

しかしやはり、出すことはできません。

そして遼河は三橋のオーラに犯されていきます。

すると…

遼河に対しカラスが語りかけてきました。

「こんな状況に陥りすぎじゃないか?少しは用心して欲しい。我の力はまだ完全ではない、貴様を長くは守れない」

と。

遼河はフラフラになりながらも立ち上がり、素手で三橋に襲いかかります。

右拳が三橋の顔面にヒットすると、総帥遺物が言いました。

「これはカラスのオーラ。奴は確かに閉じ込めておいたはずだが」

と。

さらに総帥遺物は抑えていた力を解放し、どんな手を使ってもカラスを処断しようとします。

これにより三橋は理性を失い、目がイってしまいます。

総帥遺物の攻撃から必死に逃げ回る遼河。

またどこからか荒縄が登場し、総帥遺物をペチペチと叩きました。

「あいつが時間を稼いでくれそうだ」

とカラスが呟くと、遼河のウインドウにもメッセージが表示されました。

「荒縄が新なスキルを獲得しました」

と。

しかし荒縄の行動を眺めていた剣はガタガタと震えています。

「あの野郎、総帥に盾突いた。我らはもう全員おしまいた!」

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113話

総帥は激怒し荒縄に対し圧倒的なオーラを放ちます。

痛い痛いと叫び、ボロボロになっていく荒縄。

遼河は思わず戻ってこいと指示します。

しかしカラスが言いました。

「ぐずぐずしてる暇はない。我の保護が消える前に姿を隠すのだ」

とはいえこのまま放っておけば、荒縄が完全に壊れてしまいます。

すると…

荒縄は負けられないと呟き、全身からまばゆい光を放ちました。

遼河のウインドウにもメッセージが。

「荒縄が瘴気を吸収しました。不屈の精神で荒縄の体が再生します」

そして荒縄のランクがアップ!

”天の力にやや目覚めた金の荒縄”
(S級ー英雄伝説クラスー帰属性遺物)

荒縄がS級になったことに驚く総帥や遺物たち。

「偉大な業績をあげれば進化できると我の祖母が言っていた」

「進化するのは調練師が必要とも言っていた。ならば剛力に忠誠を尽くせば進化できるのか?」

騒々しくなる異物たちに対し総帥は、今から一言でも戯言を抜かしたやつは死刑だ、と言いました。

さらに総帥は荒縄に襲いかかりますが、荒縄は総帥の全身を縛り付けます。

ただカラスいわくすぐガス欠になる、いくらS級でも1人で総帥を相手にするのは無理とのこと。

すると総帥の意識が散らされたことにより、墓に亀裂が生じます。

「いいこと思いついた」

と遼河は何かひらめいた様子。

なんと遼河は総帥のもとへ走り出します。

そして剣や絵画遺物を拾い、彼らを爆弾代わりに使ったのです。

少しでも破片が残っていれば復元できると言い。

遼河はいそいで荒縄を呼び寄せ、墓からの脱出を試みます。

さらに墓復元スキルを発動し、総帥が追ってこれないようすぐ穴を塞ぎました。

またカラスも我の保護はここまで、これが消えるとすぐ痛みが再び襲ってくるから覚悟しろと言いました。

すぐ激しい苦痛に襲われたものの、形態していた不老草薬で治癒。

その後、総帥と戦うための武器を選別します。

エジプト神の遺物たちの居場所を尋ねたところ、彼らは我先に逃げ出したとのこと、

人間と一緒にいるところを総帥に見られたら、どれだけのお叱りを受けるか…と言います。

そんな時でした。

墓の壁が破壊され、総帥が精鋭遺物たちとともに出現。

遼河は準備が整わないまま、総帥たちとの戦いを迎えるのでした。

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114話

墓の中を逃げ回る雪。

無数の蜘蛛に追われて糸に絡まってしまうものの、キルダルが救出に来てくれました。

封鎖されて入ることができなかった墓ですが、空いた穴から入ってきたとのこと。

雪とキルダルは急いで遼河のもとへ向かうのでした。

一方。

遼河は遺物たちと応戦するものの、多すぎてキリがありません。

遼河の遺物たちは総帥を前に怯んでしまい、使い物になりません。

「助けが要るようだな、剛力」

そこへ表れたのはネロ。

なぜ自分を呼ばないんだと不満げな表情ですが、総帥を前にしてもいつも通り強気な態度。

「”マジェスティのキー”という重要な座にあるのに、我に逆らうのか?」

と叫ぶ総帥に対しネロは、

「本当に貴様が遺物の総帥になったと思っているのか?」

と聞き返します。

またネロいわく、総帥たちが勝手にマジェスティを処刑したとのこと。

この事実に遼河は、過去に遺物たちの間に何かあったと確信。

そんな中、ネロは墓の内部に黄金宮殿を召喚。

遼河はこれをチャンスを見て、遺物たちにも黄金宮殿までついてこいと指示を出します。

ただ遺物たちは総帥に逆らうつもりはなく、遼河に協力してくれそうな遺物はわずか。

遼河に忠誠を誓っているのは、ピョン・ガンセの遺物など。

ランクが低く戦力としては頼りない遺物ばかりですが、ないよりはまし。

とはいえ正面突破は難しいと考えた遼河は、”あの方法”を試すことにするのでした。

「今から呼ぶやつはついてこい。残りはネロを助けて戦っていろ」

遼河は遺物の性質に会わせて役割分担をし、使える遺物を連れて黄金宮殿を出ました。

ネロが気を引いてくれたおかげで、宮殿の端に沿ってバレずに移動することに成功。

そして総帥の背後から奇襲を仕掛けようと考えます。

狙うのは総帥ではなく”総帥の遺物”

総帥は憑依型遺物なので、器となる人間を無力化すれば力を発揮できなくなります。

チャンスは一度きり。

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115話

裏切り物のネロを許すなと精鋭遺物たちが襲い掛かります。

総帥遺物と精鋭遺物の攻撃に苦戦するネロ、しかし総帥の体が突然ぐらつきだします。

遼河が本体である三橋を攻撃し始めたからです。

しかし意識を失っているにも関わらずほとんどの攻撃を避ける三橋、遼河は下級遺物たちに一斉攻撃をさせます。

総帥は攻撃していることに気が付きますが、その人間は普通の人間より強靭だから無駄だと言います。

意識がない三橋に吹き飛ばされる遺物たち、すると遼河はおれの次回作が見たくないのかと遺物たちを煽ります。

勢いづいた遺物たちは必死に三橋にとびかかります。

徐々に後退していく三橋、そこで三橋の足を荒縄で縛ります。

ぐらついた三橋をピョン・ガンセとオンニョの特殊能力で異次元の門へと突き落とそうとします。

しかし倒れる直前で三橋は扉にしがみつきます。

お前と最初から正面から戦うつもりはなかったと言い、遼河は三橋を門へと押し込みます。

すると憑依していた総帥も三橋と共に吸い込まれていくのでした。

残った精鋭遺物を自分のものにすると言い出した遼河、誰がお前の配下になるかと抵抗する精鋭遺物達。

ネロと下級遺物は残った精鋭遺物と戦い始めます。

戦闘は激しさを増していきビルが爆発し始めました。

周囲には人だかりができ初め雪が人込みをかき分けてビルに近づいていくと柳やアイリーンと遭遇します。

知らせを聞いて慌てて駆けつけたらしい彼ら、遼河一人で三橋と戦っていることを知ります。

ビルが大爆発をすると上層部が破壊されてしまいます。

心配したアイリーンと雪がビルに近づこうとしますが柳がそれを止めます。

爆発が収まり墓のオーラも完全に消えました。

もしかしたら遼河が三橋を倒したのかもしれないとビルに近づく雪たち、するとボロボロの遼河が笑顔で姿を現すのでした。

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116話

ニューヨークでは遼河たちが倒壊させたビルがニュースで報道され大騒ぎとなっています。

パンドラが言うには異常古墳化が原因と言います。

遼河の安否は不明となっていましたが、中継で無事だと確認されます。

大量の遺物を縄でひと結びにして運んでいる遼河、その姿を見て柳は飽きれています。

三橋に勝っただけではなく、遺物まで強奪している遼河を見て雪は驚きを隠せません。

家が崩壊してしまった遼河はアジトの確保を雪にお願いします。

死にそうな目にあったと珍しく疲れている遼河は一週間ほど眠ると言ってその場に倒れこみます。

その頃、総帥は負けてはいない卑劣なことをされたと言い訳しますが、負けたことに変わりはなく勝手に意識を奪うなと三橋に指示されます。

すると三橋はこうなってしまった以上お前たちは自由だと言い厳重に保管されていた遺物たちを解き放ちます。

私たちは自由だと叫びながら紫のオーラをまとった遺物たちが飛び出していきました。

それから数日間、柳は修復作業に追われています。

もっと優しく修復しろとわがままを言うネロ、それを見ていたアイリーンが言うことを利かせるために少し痛めつけようと提案しまうが柳は断ります。

息抜きの為に部屋から出る柳、古墳を作らず人間の主を探している神クラスの遺物が増えているとニュースを目にします。

主を探す遺物は昔からいたのですが、神クラスとなれば話は別でしかもここまで大量に発生することは前例がありません。

神クラスの遺物の使用者になれる絶好のチャンスだと柳は感じます。

しかしこんな状況でも遼河は目を覚ます様子はありませんでした。

流石に眠り過ぎだと心配するアイリーンや雪、せっかくだから完全に疲れを取ってもらおうと話します。

するとそこへジョージ・ホルトンから電話が掛かります。

パンドラの遺物使用者ランキングが変わり15人の王が決まったようです。

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117話

永い眠りからようやく目覚めた遼河、アイリーンは大喜びで抱きしめます。

寝る前の宣言通りにちょうど一週間で目を覚ましました。

柳と雪もそこへかけつけます。

寝ている間に何かなかったかと尋ねると、揃って浮かない顔を浮かべます。

ひとまずシャワーを浴びて食事を始める遼河、神クラスの遺物が大量に発生し自らの主人を選んでいる現状を聞きます。

これまでの常識ではありえない状況ですがそれがパンドラかもしくは三橋の影響なのかは分かりません。

さらに神クラスの遺物が大量に発生したことにより王クラスの15人がすでに決まってしまったことを知ります。

悪いニュースばかりだと嘆く遼河に更に追い打ちをかけるように柳が携帯を見せます。

そこには遼河が脱税しているや違法武器の売買にかかわっているなどのフェイクニュースが上がっています。

中でも遼河の気に障ったのが隠し子がいると書いてある記事で、子供は9歳になり相手の女性はもう亡くなっていると書いてありました。

それを聞いて怒るアイリーンと雪、どういうことだと遼河に詰め寄ります。

根拠もないでっち上げのニュースだと話す遼河、その子供の写真をみるとフランス国籍の金髪の少年が映っています。

なにも接点がないのにこのようなデタラメな話が広まったのかと疑問に感じる遼河でした。

気分が落ちるようなニュースばかりですが、中には良いこともありました。

遼河が寝ている間に柳がお気に入りの遺物たちを修理してくれていたのです。

総帥から奪った精鋭遺物の復元はまだですが使えそうなものから復元しているそうです。

そして次なる目的地の中央アジアにある大型古墳へと向かうことにします。

そのきっかけになったのは例の隠し子疑惑の写真でした。

少年は遺物使いのようで、この少年との因縁を晴らす為にも現地へ向かうと遼河は言います。

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118話

カザフスタンの草原地帯に突然現れたまるで中国の宮殿のような古墳、TKBMの伊藤が発掘に向かっていましたがユリアン・ミラーが止めにきます。

ユリアンは今回王に昇格しており発掘団も頭が上がらない状態です。

しかしそれを見ていた美食王ギネス・ハウガーがユリアンを倒せばいいと言います。

ハウガーは疫病の墓を勝手に攻略されたことを根に持っていました。

そしてそれに同調する遼河の隠し子問題の張本人であるルイ・マーティンが現れます。

これまで遼河にはいろいろと被害を被っていたので一度説得して無理ならユリアンを攻撃しようと決めます。

ユリアンに話しかけると、この墓はあまりにも危険すぎると言います。

入りたければ伊藤のようなリーダーだけで入るなら許可すると話します。

説得は無理だと考えた伊藤はタイミングを見計らいユリアンを攻撃することにしました。

そこへ遼河がやってきます。

病気で眠っていたのではと問うユリアン、遼河はもう大丈夫だから心配はいらない有能な部下よと言い、ユリアンを部下扱にします。

遼河の部下だったのかと騒ぎ出すTKBMのメンバーたち、ユリアンは部下ではないと説明し捨て駒になる団員達が心配だっと話します。

疫病の墓の時も嘘をついたと怒り出したユリアンは遼河を攻撃し始めます。

その様子を見ていた発掘団はユリアンに協力すれば遼河を倒せると思い戦いを挑みます。

しかしそれはピュグマリオンの遺物が作り出した偽物でした。

本物は柳や雪を引き連れ地下に攻略に向かっていたのです。

墓の通路を爆破して主人の部屋へと最短で向かう遼河、そこには武器を持った彫像が整列しています。

ここが巨大な将棋盤だと気が付く遼河、そして墓の遺物に一戦やろうと不敵に挑戦するのでした。

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119話

敵が指示した場所へと立つ遼河、相手の将軍が緑色に光り出しました。

遼河から先行で始めろと言われます。

遼河が本当に勝てるのか実は負担になっている柳達、まずはルールを決めたいと遼河が言います。

今回の将棋は中国将棋のようでコマの名称や敵から奪ったコマを使えるかと尋ねます。

あまりのルールの違いにこのまま勝負を続けるのは難しいと話す遼河、すると敵の遺物もそうだなと悩み始めます。

ここに来る途中で呼んだ本でこの遺物が孫子兵法だと分かっていた遼河、このような知識の塊のような遺物と正面から将棋でやり合うのは無謀です。

悩んだ遺物はでは遼河の知っている将棋のルールで勝負すると話します。

しかし遼河はそれはそれで不公平だと受け入れません。

困り果てている遺物に将棋の試練ではなく実際に戦ってみるのはどうだと提案します。

我の試練を拒否するのかと怒り気味の遺物、すると遼河は将棋の知識があっても実際に戦うことが出来ないのかと遺物を挑発するようなことを続けて言います。

すると遺物は彫像の一つ一つには巨大な力がある後悔することになるぞと挑発に乗ります。

やはり遼河にとっては将棋をして勝負するより実際に戦う方がずっと楽でした。

状況を観察していた柳が突然に苦しみだします。

どうやらピュグマリオンの偽物がやられてしまったようです。

偽物がやられると製作者には激しい痛みに襲われると遼河は説明します。

すると柳はそんなことは聞いていいないと怒ります。

地上の奴らがこちらに押しかけてくること恐れ、雪と柳は妨害に向かいます。

また遼河に騙されたと怒りをあらわにするTKBMの発掘団、大慌てで古墳の中へと入っていきます。

しかし柳と雪が仕掛けたトラップによって罠部屋へと誘導されるのでした。

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120話

伊藤達が罠部屋に入っていく少し前に柳と雪は協力して罠部屋へと誘導する仕掛けを作っていました。

すると伊藤らはその仕掛けに見事かかり、2人は近道で先回りするのでした。

やたらと広い空間に出た伊藤達、入ってきた扉が閉まり閉じ込められます。

大きな地鳴りがしねばねばとした泥の中に落とされてしまいます。

扉を開けて顔を出した柳がそれをあざ笑います。

TKBMの発掘団が柳を攻撃しようと試みますが、新しく手に入れた悪臭のする遺物を投げ入れ追い打ちをかけます。

そこへ駆けつけたユリアンがそこまでする必要はないだろと柳を止めに入ります。

あいつらの味方をするのかと柳が言うと、逆に止めに来たのだとミラーは話します。

彼らへの攻撃を辞めないと柳を攻撃すると警告します。

しかし柳と雪はTKBMの発掘団を解放するつもりはないと答えます。

インドラの雷をまとい攻撃を仕掛けようとするユリアン、しかし柳は新しく手に入れた遺物を使ってユリアンに幻を見せます。

幻を突破しようとするユリアンでしたが自身が戦争中にいると勘違いを起こしてしまいます。

柳が使用したのは幻覚迷路の遺物でTKBM発掘団をかく乱する為にあらかじめ用意したものでした。

ユリアンは幻覚をすぐに打ち破ると予想した2人はその場から離れます。

しかし三国志とユリアンは相性が悪いようで強く幻覚の影響を受けてしまいます。

やっとの思いで泥沼から抜け出してきたTKBM発掘団、柳たちはユリアンに気を取られているので今のうちに穴から抜け出そうと提案します。

柳たちとは反対側から這い上がった伊藤達、下に部下がまだ残っていますがこのまま先に進もうと考えます。

伊藤が遼河の悪口をぼやいていると、そこへ遼河が現れるのでした。

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121話

この墓はすでに攻略したから無駄足だったなと伊藤たちをそそのかす遼河でした。

一人で攻略できるはずがないと信じようとしない伊藤、疑うなら遺物がある部屋まで行ってみろと言います。

それが本当ならこの場で奪ってしまえばいいと言うルイ・マーティン、自分を隠し子だと名乗る彼になぜそんなウソをつくのかと遼河は尋ねます。

お前のせいで親同然の人を失ったと怒りで震えながらマーティンは答えます。

ついに人殺しまでやったのかと伊藤が問い詰めます。

一般人にてを出すようなことは絶対にやっていないと答える遼河、自分にちょっかいと出してきた奴らもいるが墓を攻略に来ているなら覚悟は出来ているはずだと答えます。

その言葉を聞いたマーティンは怒りで震えだしキイラ将軍を殺したのはお前だと叫びます。

遼河はキイラが子供を配下にしていたのを思い出し納得します。

お前を許すことは出来ないと言い、遺物を使用し伊藤を含む発掘団を洗脳して遼河を襲わせます。

以前破壊したはずの遺物に驚く遼河、マーティンは本物の力をコピーすることが出来るレオナルド・ダ・ヴィンチ遺物を使用していました。

その遺物を奪い取って柳に使わせようと考える遼河、発掘団をあっという間に片づけてアトリエを召喚します。

マーティンの技術に驚きつつもヘファイストスを召喚し全てを爆破させようとします。

仲間がまだ残っているのに驚きを隠せないマーティン、しかし遼河は手加減する様子はありません。

墓全体を爆風が吹き荒れます。

それに驚いた柳たちが様子を見に来ると、遼河がマーティンを捕まえていました。

遼河はマーティンにダヴィンチの遺物を出すように言いますが持っていないと言います。

やっと許可を得て使わせてもらったと口を滑らせてしまうマーティンでした。

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122話

遺物の使用許可を誰にもらったのか問い詰める遼河、荒縄で縛られ抵抗することが出来ないルイ・マーティンは遺物はペンタゴンにあると答えます。

アメリカ政府が管理しており奪おうとすればアメリカ政府を敵に回すことになります。

まだ利用価値があると考えてルイ・マーティンを連れていく遼河、幼い少年をユリアンは心配します。

子供とはいえ遺物の使用者だと容赦しない遼河、しかしユリアンは力づくでも止めようとします。

インドラで攻撃するユリアンに対してヘファイストスで対抗する遼河、雷と炎があたりを包みます。

激しい衝撃に伴いルイ・マーティンを捕らえていた荒縄が緩んでしまい気づいた時には岩と入れ替わっていました。

謝る荒縄にユリアンのせいだから気にするなと言う遼河、誘拐犯になるのを止めてあげたのだから感謝しろとユリアンは言います。

ムニンの涙で記憶を呼び戻そうと考えますがより面倒になると思いとどまります。

ここにはもう用がないから出て行こうと考える遼河、しかしルイ・マーティンの服の切れ端をもっていたのでそれを元に探しだすと言います。

孫子の兵法の遺物を獲得しダ・ヴィンチの遺物の情報も知ることが出来たので今回の出張は成功だと考えます。

遺物を整備する期間でルイ・マーティンの所在地を調査する遼河、ダ・ヴィンチの遺物を獲得するには彼から情報を引き出すのが近道です。

ルイ・マーティンについて調べますが詳しい情報はつかめずTKBMと関わりがあることが判明します。

最優先でダ・ヴィンチの遺物を手に入れたい遼河、ルイ・マーティンを捕まえなければと考えます。

確実に捕らえる為に地図で動きを追う遼河、捕獲に失敗した時の為に保険も用意すると言います。

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123話

遼河から指摘を受けたジョージは、すぐに未成年に対する遺物の使用に制限を作り規制を掛けました。

これにより12歳未満の子供は、保護者の使用許可なく遺物を使用出来なくなります。

遼河の狙いはルイ・マーティンの動きを制限し、もし捕獲に失敗しても上手く利用しようと考えていました。

世間的には遼河の隠し子となっているルイ・マーティン、遼河が保護者になればルイ・マーティンの遺物を奪うことが出来ます。

エドワードに遺伝子鑑定をお願いしていた遼河、その結果はなんとでも捏造することが可能です。

それを聞いた柳は、ルイ・マーティンが遼河の子供だと世間が認識するのが、嫌ではないのかと尋ねます。

ダ・ヴィンチの遺物を手に入れることには、それぐらいの事をやる価値があるのだと、遼河は言います。

その頃、ルイ・マーティンは突然決まった未成年者の遺物使用の規制に、不満を感じていました。

親の同意を貰えば良いだろと、ギネス・ハウガーは言います。
しかしルイ・マーティンに両親はおらず、キイラ将軍のことを思い出すのでした。

話を聞いていた伊藤、規制では親でなくても保護者なら大丈夫なので、誰かと後見人の関係を結ぶ提案をします。

そしてTKBMの大河原会長と、契約が結べるように手を貸すと言います。

それを納得したルイ・マーティンは、伊藤にお願いするのでした。

後日エドワードから遼河に電話が掛かります。

なんと検査結果から、遼河とルイ・マーティンの親子関係が確認出来たと言うのです。

しかも精密検査の結果では、クローンに近いほど遺伝子が似ていたのです。

この検査結果に疑問を抱く遼河、ルイ・マーティンは普通の人間ではないかもしれないと考えます。

ネロのように等級の高い遺物は、人間の姿になることも可能です。

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124話

ルイ・マーティンを捕まえる為に、旬たちは彼の家へと向かいます。

絶対に成功させると、柳は独り言を言いながら意気込んでいます。

家の前に着くと、伊藤とルイ・マーティンが出てきました。

車で2人が移動したので、その後を追跡します。

伊藤らに気づかれないように、盗聴器を仕掛けます。

会話を盗聴していると、TKBMの支社へと向かっている様子です。

そして会話の内容から、ルイ・マーティンが大河原会長を後見人にしようとしていることが分かりました。

後見人になることで、大河会長はルイ・マーティンを利用しようとしていると予想します。

それは遼河も同じだろと、柳に突っ込まれてしまいます。

思ったよりも早く行動にでたルイ・マーティン。

いつ契約されてもおかしくない状況です。

そうなってしまう前にルイ・マーティンを、攫わなければと考えます。

遼河たちはまず荒縄を使用して、警備員たちを気絶させます。

ビル内へ侵入すると、監視カメラを避けながら大河会長の早へと向かいます。

その頃、マーティンは契約書を渡され、後はサインをするだけだと言われます。

サポートを約束する代わりに、ダ・ヴィンチの遺物を使わせてくれないかと頼みます。

ペンタゴンに説明すれば、可能だと答えるマーティン。

そしてサインを終えた瞬間に、室内の照明が消えます。

更に通気口からは赤い気体が発生し、テロ騒ぎとなります。

その騒ぎに乗じてキルダルがルイ・マーティンを連れ去りました。

ルイ・マーティンが、敵の狙いだと気づいた大河会長。

今度からは俺が面倒を見てやると遼河はいいますが、警備員に取り囲まれてしまいました。

遼河にサイン済みの、契約書を見せつける大河会長。

しかし権利ならこちらにあると話す遼河、止める柳を振り払い柳がルイ・マーティンの父親だと言います。

そして遼河は遺伝子鑑定の結果を見せつけます。

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125話

遺伝子鑑定書を公開する遼河、嘘だと高をくくっていた大河原会長と伊藤は驚きます。

そんなはずはないと、ルイ・マーティンは騒いでいます。

父親を探していたのだろ、見つけてあげたから感謝しろと遼河は言います。

それはお前を陥れる為の嘘だと、ルイ・マーティンは話します。

遼河はしっかりとその音声を録画しています。

大河原会長はこの鑑定書は嘘に決まっている、無効だと主張します。

検査したければ、好きなだけしろと遼河は余裕です。

言われた通りに、再検査を行います。

鑑定結果は柳とルイ・マーティンの、親子関係を認めるものです。

一度は手に入れかけた優秀な人材。

遼河に奪われてしまった大河会長は、怒りと悔しさで震えます。

ルイ・マーティンを奪った遼河は、ペンタゴンへ向かう為に列車を利用します。

しかし、精神的にショックを受けている柳の回復も必要です。

解放しろと言うルイ・マーティン、しかし遼河はダ・ヴィンチの遺物が手に入るまで解放はしないと言います。

ダ・ヴィンチの遺物の盗難に失敗すれば、一生縛られたままだと脅します。

アメリカ政府を相手に上手くいくのかと、雪は心配そうです。
いざとなれば、シェイクスピアの遺物でルイ・マーティンを操ると話します。

列車の前方が突然爆発を起こし、列車が横転します。

古墳化が始まっていました。

まったくの前兆なしに、古墳化が始まったことに遼河は違和感を感じます。

おそらく何者かが、人為的に行たものだと予想されます。

キルダルを使って、一般人を安全な場所へと非難させる遼河。

社内の様子を覗くと、そこには運命王ジョシュアがいます。

大河原会長がルイ・マーティンを逃さない為に、列車を古墳化に巻き込んだのです。

そして、ルイ・マーティンはジョシュアの手に渡ってしまいます。

更に列車ごと、遼河たちを吹き飛ばそうとしていました。

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126話

ジョシュアは核爆弾の遺物を持っていると言います。

それを聞いた柳は怯えてしまいますが、遼河には考えがありました。

アイギスの楯で衝撃から守り、その衝撃をハムラビ法典で吸収し反撃する方法を思いつきます。

列車から遠ざかるジョシュア、列車に向かって攻撃を行います。

人類が生み出した核爆弾、その恐怖から複数の遺物が生み出されていました。

激しい恐怖から作られた遺物なので、核爆弾以上の威力を生み出す遺物さえあります。

大爆発が起こり、攻撃に成功したジョシュアは満足そうです。

しかし、爆発の煙が収まると列車は無事でした。

煙の下から現れた遼河、使ってはいけない遺物を使ってしまったなとジョシュアを睨みつけます。

同じ目に合わせてやると、ハムラビ法典で先ほどの衝撃をお返しします。

激しい衝撃で倒れるジョシュア、ルイ・マーティンも倒れます。

しかしそれは演技だと言う遼河、ルイ・マーティンには被害が及ばないようにしたと話します。

ボロボロになってしまった自分のケガを、部下に移すジョシュア。

あまりの非道に、ルイ・マーティンは逃げ出そうとします。

しかし遼河はそれを荒縄で拘束し、ジョシュアとにらみ合いが続きます。

ジョシュアは2つの予言遺物をもっていました。

実際に起こることが、知夢として見ることが出来るデルフォイ神殿。

しかし眠っている時にしか使えません。

戦闘時に使用しているのは、ノストラダムスの諸世紀。

予知能力こそありませんが、直近の未来の出来事を作り出すことが可能です。

言葉で未来を変えることが出来るジョシュアに、隙を与えてはいけないと遼河は考えます。

銀の斧を召喚して、ジョシュアに猛攻を加えます。

なかなか攻撃が当たることが出来ず苦戦します。

どうやっても俺には勝てないとジョシュアは言います。

ここからが本番だと、遼河は再び襲いかかるのでした。

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127話

遼河に対して予言を言い始めるジョシュア。

足の骨が折れ、心臓に穴が空き、最大限の苦しみを味わいながら死ぬだろうと言います。

しかし、遼河はまったく動じることはなく、ジョシュアを蹴り飛ばします。

ジョシュアは、未来支配が効かない遼河に驚きます。

お前の遺物はノストラダムスの遺物、口にしたことを現実に置き換える能力を持つ。

どんなに素晴らしい予言だろうと、聞かなければ効果が無いと話す遼河。

耳栓型の遺物を使っていたのです。

あまりにもせこい技に、ジョシュアは驚きます。

とどめを刺そうとする遼河、見逃してくれるなら高額な未来を占ってやると言い出します。

しかし時間稼ぎがしたいだけだろうと、聴く耳を持たない遼河はジョシュアの首を切り落とします。

あまりの残忍さに、驚く柳ととルイ・マーティン。

これは偽物だから、そんなに驚くこともないだろうと遼河は言います。

ジョシュアの体は受刑者の姿になり、元々死んでいたようです。

ジョシュアのような卑怯者が、表に出てきて戦うはずがないと言います。

逃げられてはしまいましたが、首を切り落とした痛覚だけはジョシュアに伝わります。

自宅で首を押さえて、その痛みに驚いていました。

遼河を始末することも出来ず、ルイ・マーティンの回収にもジョシュアは失敗してしまいました。

ジョシュアは書類の山から、剛力遼河排除依頼書を見つけます。

依頼書には、ジョン・スミスという人物から送られてきたようです。

この情報を使って、遼河の抹殺を企みます。

その頃遼河は、キルダルと一般人の救出を行っていました。

乗客の手当てを雪やルイ・マーティンに任せて、遼河と柳は墓の攻略へと向かいます。

東洋の樹木と宮殿がある、オリエンタルな雰囲気です。

その光景を見た遼河は、新羅の遺物の可能性が高いと言うのでした。;

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128話

謎の遺物に船に案内されて、不安そうな柳。

遼河は遺物の正体に見当があるらしく、素直に従います。

船に乗り込んでみると、客人を歓迎する遺物たちの声が響きます。

そして東宮に入ると、お酒などが用意されていました。

自身の予想が的中していたことに、笑みを浮かべる遼河。

この場所は新羅の王宮の一部で、宴を開くための場所でした。

すると泥の中から、多くの遺物が登場します。

それらは酒の席で罰ゲームを決める為の道具でした。

席には美味しそうな料理やお酒が並んでいます。

好きなだけ食べて構わないが、まずはゲームをしてからだと言われます。

酒令具たちはよく遊ぶ人間を、主と認めると言います。

もしゲームに負ければ、酒付けになってもらうと説明します。

それに対して、公平にゲームを勧めるために自分たちにゲームを提案させて欲しいと言います。

酒令具はそれを了承します。

早速宴会を始め、なんとか勝利することが出来た遼河たち。

しかし2人とも泥酔してしまい、墓を閉じることもままなりません。

そこへ雪が酔い覚ましの遺物を使用し、ようやく墓を閉じることに成功します。

墓から解放された、市民たちは歓喜します。

街から離れた辺鄙な場所にある為、とりあえずは救援を呼ぶことにします。

遺物の整備もあるので、一緒に救援されようと雪は提案します。

そこへ、まだ救援を呼んでもいないのに何台もの車が到着します。

中からは武器を持った多くの兵士が出てきました。

敵の遺物が結界を張ったので、瞬間移動系の遺物は使用できなくなります。

お前たちは誰なんだと問いかける遼河。

その兵士たちのリーダーらしき人物が、すぐに死ぬのだから答える必要はないと答えます。

遼河について多くを知っていると話すこの男、抵抗するなら遼河の弱点を攻撃すると言います。

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129話

突然アメリカ軍らしき兵士たちに包囲されてしまった遼河。

罪のない一般市民にまで銃を向けるのかと、問いかけます。

すると遼河の存在自体が、罪だと言ってきました。

軍のリーダーは一般市民に手を出すつもりはない、人質は遼河から離れるように指示します。

人質ではなく自分たちが助けた人々だと遼河は主張しますが、聴く耳をもちません。

一般市民に避難するように話す遼河、その中にキルダルを紛れ込ませます。

しかしキルダルに気づいた兵士に攻撃をされます。

それを合図に戦闘態勢に入る遼河たち、柳にはサリエリを出すように指示します。

隊長は兵士たちに、遼河を攻撃するように指示します。

対して遼河は、ハムラビ法典で敵を蹴散らします。

雪はキルダルで攻撃し、柳はサリエリを使用します。

徐々に追い詰められていく敵のリーダー、ここで遼河の弱点を出すように指示します。

すると誘惑系の遺物を使用し、遼河の周りに魅力的な女性たちが現れます。

そしてリーダーはお前の弱点は、誘惑系の遺物だと得意げな表情です。

何のことだか見当がつかない凌駕。

弱点を知っていると言われ緊張したが、呆れた表情でリーダーを追い詰めます。

あっけなくやられてしまった軍人たち、情報の発信源を探ります。

リーダーをボコボコにした遼河は、そこから記録型遺物を手に入れます。

中身を見てみると、機密資料が入っていました。

そこには剛力遼河排除依頼書があり、めちゃくちゃな家族構成と正確な戦闘情報が記載されています。

記入者はジョン・スミスと書かれています。

事実とデマが混じった情報、より多くの者に遼河を狙わせるものだと感じます。

一体誰がこんなものを書いたのかと考えていると、犬の肉球の捺印に気づきました。

そこからエジプト神ではないかと、推測するのでした。

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130話

エジプトの三銃士が犯人だと推測する遼河。

柳は最近は順調だったのにと意外そうな表情を浮かべます。

しかし三銃士は総帥と戦う時に、逃げ出していました。

三銃士を召喚しようとする遼河、しかし召喚できない場所にいるようです。

軍人の車を拝借した凌駕は、とりあえずペンタゴンへと向かうことにします。

残った車は一般市民に渡し、残った軍人はそこに放置していくと言います。

しかし車には爆弾が仕掛けてあり、遼河が近づいた瞬間に隊長がスイッチを押します。

ギリギリのところでそれに気づいたキルダル、なんとか遼河は爆発から逃れます。

車は全て爆発してしまいましたが、柳の遺物で復元させます。

ペンタゴンへ向かっても、お前たちが得られるものは何もないと隊長は言います。

なにか起こっているのか確認する為に向かうと、ペンタゴンに墓が出現していました。

その規模は、国立墓地などを覆う程に大規模なものでした。

後部座席に乗っていたルイ・マーティン。

拘束が外されていることに気づき、復讐を使用と企みます。

しかし遺物は、隣に座っている柳に取り上げられていました。

つまらないことを考えるなと言う柳、ルイ・マーティンを再び荒縄で縛ります。

あんな奴に使われて悔しくないのかと、ルイ・マーティンは言います。

きっちりとお金をもらっていると、柳は言うのでした。

カラスシステムが砂漠の王家の墓で、七大墓の憤怒の墓だと通知がきました。

道路の先には、巨大ピラミッドのような宮殿が見えてきました。

墓の前には軍人がバリケードをはっています。

軍人たちに発掘団だと主張するも、アメリカ軍の車に乗っていることを怪しまれます。

そこへマシュー・タイラーと名乗る軍人が現れ、遼河たちを案内するのでした。

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131話

突然ペンタゴンに発生した憤怒の墓。

その屋上に立つアヌビス、完璧な要塞だと笑いが止まりません。

遼河排除依頼書を作成したのは、アヌビスだと予想していた遼河。

しかしやる気があるのはアヌビスだけで、セトやオシリスはあまり興味がない様子です。

総帥と遼河が戦った時に、遼河側に着いたことがばれるとまずいと思い逃げ出します。

しかし、その噂はすでに広まっており、遼河を倒さない限りは生きて帰ることが出来ません。

セトやオシリスは、遼河といた時に色々としてもらいこの作戦にはあまり乗り気にんれない様子です。

2人のことを理解できないアヌビス。

そんなところへ、遼河が現れます。

刺客によってダメージを受けているはずが、元気満々の遼河を見て驚きます。

呪いの遺物をルイ・マーティンに渡していましたが、使用前に柳が取り上げていたのです。

このままにはしておけないと、一匹で遼河の元へ向かうアヌビス。

それに気づいた遼河は、なにやら企んでいます。

アメリカ軍のマシュー・タイラーに、なぜ軍の車両を使っているのか尋ねらる遼河。

自分たちの車を失ってしまい、仕方なく使用していると答えます。

マシューは一部の部隊が、勝手に動いてしまったことを詫びます。

さらに、他国の発掘団を排除するに協力を願い出ます。

そして遼河は大統領の元へと案内されることになりました。

車内でこれまでの流れを柳に説明する遼河。

ペンタゴンの遺物は、今回出現した墓に飲み込まれたと説明します。

ルイ・マーティンの存在が知れると、話がこじれるので柳の絵画遺物に隠します。

そこへ、ホワイトハウス警護室長ウィルが直接遼河たちを案内すると現れました。

しかし、その正体はアヌビスだと遼河はすぐに気づきます。

家でした犬を躾しなければと遼河は呟きます。

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132話

そう簡単には屈服しないと強気にでるアヌビス。

アンデットを召喚して遼河を襲わせます。

向かってくるアンデットを一瞬で片付ける遼河。

無限に召喚出来ると意気込むアヌビスは、次々と召喚します。

アンデットを囮に本命を準備するアヌビス。

突然ゴッホの絵が苦しみだし、ルイ・マーティンを吐き出します。

ルイ・マーティンはアヌビスの思念によって脅されていたのです。

呪いの遺物であるマーリンの遺物を渡せと、アヌビスはルイ・マーティンに言います。

遼河の部下に取られてしまったので、それは出来ないと答えます。

すると柳のポケットから取り上げたパンダのキーホルダーが飛び出します。

そして遼河のカラスの繋がりを切ろうと、遼河の腕を掠めます。

カラスのオーラを遮断することが可能なこの遺物。

マーリンの遺物のコピーだとシステムからの通知が届きます。
そのせいか通知の画面が揺れています。

なるべく接触を避けるために、ヘファイストスの力で火を呼び出します。

そこへ雪も参戦します。

キルダルを中心に鬼たちが、アンデットの注意を引き付け相手をします。

そして遼河はパンダを倒すことにします。

パンダに切りかかる遼河、次々と襲い掛かる斬撃にパンダは防御するだけで必死です。

防御しきれず、腹を切られてしまい、綿が飛び出てきます。

更にヘファイストスの炎を受けたパンダは倒されてしまいます。

そして残るはアヌビスだけになりました。

もう勝てないと見込んだアヌビスは逃げ出そうとします。

逃げ出そうとするアヌビスを捕らえようと、荒縄にアヌビスを捕縛するように命じます。

アヌビスが召喚したアンデットを破壊しながら追いかける荒縄。

逃亡も虚しく荒縄に捕らえられてアヌビス。

遼河の元へと運ばれて行きます。

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133話

逃亡も虚しく荒縄に捕まってしまったアヌビスは、遼河の元へ運ばれて行きます。

料理されそうになってしまうアヌビスですが、総帥から生き延びる為に逃げたのだと必死に言い訳をします。

クラスの高い遺物が人間の配下になると、より厳重な罰を受けることになると語るアヌビス。

たとえ敵が総帥であろうと、自分の力を見誤った罪は重いと睨みつけます。

更に、遼河排除依頼書について問い詰めると何も答えられず、ボコボコに痛めつけられてしまうのでした。

そこへ、セトとオシリスがやってきます。

自分を助けてに来てくれたのかと感激するアヌビス。

しかしセトたちはアヌビスと一緒に居ただけで、自分たちは無実だと主張します。

服従の姿勢を見せるセトとオシリス、昔のように楽しい生活がしたいとねだります。

アヌビスの躾をしっかりとするならいいだろうと、遼河は言います。

セトとオシリスはアヌビスを叱りつけるのでした。

余計な懸念が解決し、やっと墓の攻略に集中できると思う遼河。

戦い続けで疲労がたまっていたので、アイリーンに助っ人を要請しますが雪はあまり良い表情を浮かべません。

そんな中で、何かの影響を受けて墓が拡張子暴走し始めます。

総帥がセトやオシリスの力を利用して、墓を作り変えているのです。

激しい地震と共に遼河たちは墓の内部へと落とされて行きます。

雪や柳たちは気絶してしまったので、セトたちに起こすように指示します。

元より墓を攻略するつもりだった遼河は、好都合だと思いそのまま先へと進みます。

力を使い果たしたとセトは言いますが、チキンを餌に更に頑張らせます。

内部へと進んでいくと、人の声が聞こえてきました。

その声の主は、大河原会長とその部下たちでした。

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134話

戦闘に特化した遺物を複数所有している大河原会長。

主力となる遺物がボロボロの状態の遼河たち、なるべく会長との遭遇を避けるように進みます。

石像が並ぶ狭い部屋に到着した遼河。

そこは罠の部屋で、石像が遼河に襲い掛かります。

近道をするためにあえて罠の部屋を選んだ遼河。

簡単な罠であったので楽々と先へ進みます。

アイリーンと合流する為に道を進んでいき、ミダスのオーラをたどってたのです。

壁に書かれたトゥームグリフを読む遼河、しかし文章量が多く全てを把握しきれません。

推測するには、王家の谷とは古代エジプト新王国時代の王の共同墓群のことです。

有名なピラミッドも新王国時代以前のもので盗掘の被害が多いものです。

その対策で岩山を切り開き、岩窟墓群が建設されるようになったのです。

今いる墓には多くの遺物が眠っているようです。

そこにはペンタゴンの遺物も含まれています。

ここで問題となったのが、情報量があまりにも多く、遺物がどの墓にあるのか分かららなくなっていることでした。

見当を付けながら先へ進んでいくと、アメリカ軍の発掘隊と出くわします。

相手は武器を構えてきました。

遼河は協力して発掘をするするのではないかと尋ねます。

しかしアメリカ軍は、協力リストに遼河の名前はないと答えます。

このままでは通ることが出来ないと判断した遼河。

アイリーンに協力を求めます。

破産の力を使うアイリーン、手加減はしたつもりでしたが、予定以上の効果が出てしまいます。

古墳の呪いと破産の力が共鳴して呪いの力が増幅してしまいます。

この隙に遼河たちはアメリカ軍から逃げます。

ファラオの呪いが雪、アイリーン、柳を襲います。

柳は急に老化してしまい、雪とアイリーンは若返ります。

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135話

子供の姿になってしまった雪とアイリーンは戸惑っています。

一方で老人になってしまった柳は絶望しています。

耐久性のある遼河だけはそのままです。

ルイ・マーティンも影響はなくそのままです。

姿こそ変わってしまいましたが、それぞれ精神は元のままです。

呪いの属性を持つこの墓、ツタンカーメンの遺物ではないかと遼河は推測します。

新王寺代に作られた多くの墓は盗掘の被害にあいましたが、ツタンカーメンの墓だけはぶじでした。

多くの副葬品が発掘され、世界中から注目を浴びていました。

一方で、発掘のスポンサーが死んだことから、墓を荒らすものは呪を受けて死ぬという噂もありました。

実際のところは病で死んだだけでしたが、噂を元に発生したこの遺物には呪う力があったのです。

問題となっているのは、墓のどこにいても呪いを受けてしまうことでした。

ツタンカーメンの遺物に見つからないように、極力目立つ事を避けながら進む必要があります。

トゥームグリフを読み解きつつ、発掘団を避けつつ、慎重に先を目指す遼河たちでした。

深い縦坑へとたどり着きます。

荒縄をつかって一人ずつ渡っていく遼河たち。

年老いた柳なら振り切れると考えたルイ・マーティンは、逃げ出そうと走ります。

しかし柳にすぐに捕まってしまいます。

抵抗するルイ・マーティンを押さえつけようとしますが、肘うちをもらい穴に落とされてしまいます。

荒縄が急いで救出に向かいます。

しかしここで能力を使ってしまった為に、ツタンカーメンの遺物に発見されてしまいます。

呪が発動してしまい、柳・雪・アイリーンはその場から消えてしまいます。

その現象は遼河にも襲い掛かり、全員がその場から姿を消してしまいました。

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136話

遼河は気が付くと、薄暗くせとても狭いところに閉じ込められており、全く身動きがとれない状態です。

周りの状態が把握できない彼は、天井を叩き開けろと怒鳴り上げます。

外からは荒縄などの遺物の声が聞こえます。

荒縄に開けてくれてと助けを求める遼河、どうやらファラオの棺桶に閉じ込められてしまったようです。

その頃、別の場所に飛ばされていた雪とアイリーン、廊下のような場所に着いていました。

まずは遼河と合流しようと考える雪、遺物を使おうと考えます。

しかしアイリーンは、またファラオの呪いが発生してしまうかもしれないと怯えます。

呪れる可能性を考慮して、最小限の力でキルダルを召喚する雪。

キルダルに遼河を捜索して欲しいと、頼みます。

雪は本当に凄い実力者だと褒めるアイリーン。

あなたのような人が、遼河の仲間にいて本当に良かったと微笑みます。

それを聞いた雪は、照れながらも少し複雑な心境になるのでした。

一方で、独り別の場所に転送されていた柳。

彼はよりによって、TKBM発掘団の列に転送されていました。

団員の上から突然落下してくる柳。

一斉に武器を構えられますが、年老いた見た目のおかげで近隣住民が紛れ込んだと勘違いされます。

しかし遺物のオーラをもっているので、遺物を出せと脅しをかけられます。

柳はなんとかこの場をごまかして、逃げ出そうと考えます。

その姿に何か違和感を感じていた大原会長、柳の正体を見抜いてしまうのでした。

更にそれと同時に呪が解けて、元の姿に戻ってしまいます。

正体が完全にバレてしまった柳は、殺されれそうになってしまいます。

生き残ろうと必死の柳、遼河の弱点を教えると提案するのでした。

それを聞いた大原会長は、不敵な笑みを浮かべるのでした。

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137話

時間を無駄にする気はないと柳を脅す大原会長。

怯えながら遼河の弱点を考えますが、まったく思い浮かばない柳。

そこへユリアン・ミラーが現れます。

今は弱体化してしまったが、これから遼河を始末しに行くつもりだと言います。

しかし大原会長はユリアンのことを信用しません。

ユリアンと遼河が激しく戦っているところを目撃した伊藤、それを大原会長へ報告します。

遼河は共通の敵だと感じた大原会長、少しの間手を組むことを提案します。

ユリアンは遼河の居場所を提供し、大原会長は遼河の弱点を教えることで合致します。

遼河にかけられた呪が弱まっていることから、早く決着を付けようと急がせます。

するとユリアンは小声で、柳にお前を助けてやるから文句を言うなと話します。

どういうつもりだと柳は言います。

遼河の弱点について、適当に考えておけとユリアンは言います。

アイリーンと雪は遼河を探します。

捜索から帰ってきたキルダルは見つけることが出来ずにへこんでいます。

遼河のことが心配なアイリーンは、予言遺物であるチラム・パラムを取り出します。

呪の遺物に見つかることを心配する雪。

しかし、予言遺物を使用してもばれることはありませんでした。

予言によると遼河は今、監禁・肉身・罠の危機が迫っていることが分かります。

言葉の連想から、遼河は辱めを受けているのではと勘違いするアイリーン。

荒縄が近くにいることを確信した冷静な雪。

キルダルに荒縄を探せることにします。

その頃、なんとか棺から脱出しようとする遼河。

5分後に聖なるミイラになる儀式が行われると宣告されます。

外にいる遺物たちに自分を助けるように命令する遼河。

助け出す方法が分からないと言う遺物たち。

そんな中、ミミズ遺物が助けるから遼河の全遺産と交換だと言い出します。

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138話

死ぬぐらいなら、全財産と遺物を渡しても問題ないだろうと言うミミズ遺物。

それは流石にひどいだろと話す遼河、ミミズはまだましな方だと答えます。

そこへ現れた雪が、調子にのるミミズを踏みつけます。

雪とアイリーンが来た事で安心する遼河。

これまでの事情を聞いた雪たちは、ミミズをボコボコにします。

脅されながら呪の解除を行うミミズ、すると棺の扉が開き遼河は自由になりました。

2人と合流した遼河、後は柳を見つけ出そうと考えます。

監視に気づかれていないキルダル柳の捜索をさせ、その間に遼河は遺物のチェックを行っています。

柳は大原会長と一緒にいると報告するキルダル、遼河の弱点について話していると言います。

1人で大原会長のところに飛ばされたのは運河悪いと思う遼河たち。

大原会長を相手にするのは面倒だと思う遼河。

ユリアン・ミラーも柳と一緒に居ることを伝える雪。

そろそろユリアンの記憶を戻すべきではと、雪は遼河に提案します。

そうすれば今回のように、衝突することもなくなると話します。

最後の最後までユリアンとは言い争いが絶えなかったので、あまり乗り気ではない遼河。

それでも大原会長と手を組んでいることに、雪は納得いかない様子です。

一方でユリアンたちは、嘘がいつバレるかと緊張しながら、大原会長たちと行動していました。

なかなかたどり着かないので、逃がしてしまったのでは大原会長は言います。

冷や汗をかきながら大丈夫だと答えるユリアン。

するとそこへ遼河が自ら現れます。

そして遼河は裏切り者のユリアンに会いに来たと言います。

大原会長は面白がり、2人に決着を付けさせようとします。

戦う理由がないとユリアンは言いますが、遼河は問答無用で襲い掛かります。

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139話

ユリアンに容赦無く斬りかかる遼河、しかしユリアンはなんとか説得しようと試みます。

二人が戦う姿をみて、大原会長は大喜びしています、

柳は何もできずにただ心配しています。

インドラの力を使って遼河の攻撃を防ぐユリアン。

柳を助けるためにとった行動で、誤解していると話します。

そうだったのかと理解を示しながらも、攻撃を辞めない遼河。

衝撃波でユリアンを吹き飛ばすと、ムニンの涙をユリアンにかけます。

激しい頭痛に襲われるユリアン。

それと同時に過去の記憶が蘇っていました。

大原会長に騙されたと叫んでいる遼河、ユリアンに部下を連れて逃げるように指示を出します。

仲間を助けるために、囮となり的に突っ込んでいく遼河。

必死に仲間を連れて逃げるユリアンですが、遼河と同じ状況に陥り自ら囮となり仲間を逃します。

しかし、そのネズミのモンスターに殺されてしまいます。

一気に記憶を取り戻したユリアン。

耐えきれずにその場で吐いてしまいます。

意識を取り戻したユリアンは遼河に尋ねます。

あの墓から脱出することが出来たのか?

話せば長くなると言う遼河、二人の戦う様子をみて驚いている大河原。

人が変わったかのように怒りを露わにするユリアン。

インドラの雷を使って、TKBM発掘団を襲います。

ユリアンの様子を見て、正しく記憶が戻ったと遼河は言います。

大河原はユリアンに向かって裏切るのかと言います。

先に裏切ったのはお前だろと叫ぶユリアン。

そして二人は対峙して睨み合います。

遼河は床を破壊し、大河原とTKBM発掘団そしてユリアンを落とします。

柳と合流する遼河、すると柳はS級帰属性の劉備の剣を拾っていました。

喜ぶ遼河、ちゃんと持ち主を選んだなと言います。

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140話

諸葛孔明の遺物をユリアンが持っていて、その主君である劉備の遺物が自分い回ってきた。

これは偶然ではなく、あるべきところにあるべきものが回ってきたと思う遼河。

しかし、劉備の遺物は遼河には資格はないといきなり拒絶されます。

自分の主人になれるのは、支配力とそれだけに頼らない者である言います。

それなら失格ではと柳は密かに思いますが、劉備の遺物は合格だと遼河を君主として認めます。

反抗するなら無理やり従わせようと考えていた遼河、無駄な争いをしなくてすんだと思います。

その後、柳や雪と合流した遼河は、で入り口のない部屋に到着しました。

中央の天井に縄がぶら下がっているので、そこから登ることにました。

TKBM発掘団が邪魔をしないか心配する遼河。

すると、一緒に落ちたユリアンが物凄い勢いで迫ってきました。

落とされたことに怒りを露わにするユリアン。

しかもその時、遼河はユリアンが落とした遺物を盗もうとしていました。

さっき見せられた記憶はなんだと尋ねるユリアン。

全ては過去に起きたことで、時間を遡ってきたと話す遼河。

二度と同じ目に合わないためにも、ユリアンの協力が必要だと遼河は言います。

そしてしれっと遼河はユリアンの遺物を拾おうとします。

いい加減にしろと怒るユリアン、すると遼河は劉備の剣を見せつけます。

すると、ユリアンのもつ諸葛孔明の遺物が反応します。

そして勝手に遼河に忠誠を誓わせようとします。

同じく穴に落とされてしまった、大河原が怒り狂って迫ってきました。

なんとか無事だった団員を引き連れてきましたが、皆んなぐったりとしています。

大量に散りばめられた遺物を発見する団員たち、それを拾いあげます。

しかし、それは偽物の遺物で爆発が起こってしまいます。

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141話

遼河があらかじめ仕掛けておいたトラップで、ダメージを受けるTKBM発掘団。

それをあざ笑うかのように、天井から遼河の笑い声が聞こえます。

発掘団は天井へと繋がるいくつかの縄を登ろうとしますが、どの縄も途中で切れてしまいます。

姿を表せと怒鳴る大河原会長、すると近くにあった棺から遼河が現れます。

上から聞こえた声は録音されたものでした。

決着を付けようと言う遼河、勘違いをしているようだと大河原会長は話始めます。

部下などいなくとも、私一人の力で十分だと自信満々の様子です。

お前が強いのは知っていると話す遼河、こちらには作戦があると言い、黄金の棺を呼び出します。

どこでそんなものを拾ったか知らないが、私には通用しないと話す大河原。

これは遺物ではなく罠だと話す遼河。

そして呪文を唱えると、大河原はその場から消え去り、黄金の棺へと閉じ込められます。

独り残されてしまった伊藤に、遼河は会長の世話を頑張れと言ってその場を去ります。

TKBK発掘団はこれでしばらくは動けないと、先へ進む遼河たち。

この墓の主がいる大きな扉へとたどり着きます。

扉を開けるとそこに広がっていたのは、一面に広がる砂漠でした。

その光景は以前に遼河とユリアンが見た光景とは異なるものでした。

とりあえず先へと進むと、そこにあった扉が消えてしまいます。

普通の罠ではないと感じる遼河、それでも先へと進むしかありません。

先へ進むと、少しだけ木陰ありそこで休むことにします。
すると、近くから蛇の泣き声が聞こえます。

雪やアイリーンは呪で弱っているから連れて逃げろと遼河はユリアンに言います。

砂漠から湧いて出てきたのは巨大なキングコブラのモンスターでした。

蛇は苦手だと言いながら、遼河は剣を構えます。

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142話

遼河の前に立ちはだかるコブラたち、引き返せお前には試練を受ける資格がないと言い放ちます。

こんなに大量に現れておいて試練ではないのかと言う遼河。

総帥に歯向かったお前に試練を出す遺物などいないと、あざ笑うコブラたち。

遼河はブラックリストに載せられ、墓に入ることすら禁止されているようです。

太陽神の力を取り戻せと言われたコブラたちは、一斉に遼河に襲い掛かります。

コブラを一瞬で切り裂く遼河ですが、敵はどんどんと増殖していきます。

すると荒縄も加勢に入ります。

総帥に歯向かうのかと驚くコブラたち、全ての遺物が総帥の言いなりではないと話す遼河。

次々とコブラを切り倒しますが、無数に現れるので剣の耐久力が消耗されます。

すると遼河は試したい武器があると言い取り出します。

その短剣をコブラに突き刺すとコブラの体がしおれていきます。

生命力を残すことなく吸い取る恐ろしい短剣でした。

それを見たコブラたちは、遼河から逃げて行きますが容赦なく吸い取っていく遼河。

すると、突然砂漠から墓らしき建物が現れます。

大人しくしていればいいものを、言う墓の主。

生意気な人間を懲らしめろと兵士たちを召喚します。

全ての敵が遼河の周りに集結し、とてつもない数の敵に囲まれます。

あまりの敵の多さに、一つの遺物の力でないと感じた遼河。

名の知れたファラオの遺物たちが集結していたのです。

何かを思いついた遼河、エジプトの遺物であるわんころ三銃士を召喚します。

同じエジプトの神の降臨に驚く兵士たち、わんこたちは容赦なく兵士を攻撃します。

エジプトの仲間を攻撃するのは気が引けると言うので、褒美を約束しやる気を出させます。

遼河はこのままエジプト同士をぶつけあおうと思うのでした。

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143話

同郷の神に攻撃されて動揺してしまう兵士たち。

兵士を召喚する王の遺物たちは、仕方なくエジプト神へ攻撃するように命令します。

敵の兵力を見て、自信の能力を使わなければならないと判断したセト。

遼河への負担が大きいので許可を問います。

許可を得て本来の神の姿へと変身するセト。

とてつもない砂嵐を巻き起こし、兵士たちを吹き飛ばします。

後に残った兵士たちはセトに攻撃を仕掛けますが、全く効果はありません。

まったく手をださないオシリス、それを見た遼河は報酬はいらないのかと問います。

すると慌てて兵士たちへ雷を落としだします。

慈悲深いはずのオシリス神、変わりはてた姿を見て驚く兵士達でした。

一方で攻撃する様子のないアヌビス神に、王の遺物たちはテレパシーで語りかけます。

このままでは総帥が黙っていないと話す王の遺物。

アヌビスは自分はまったく動けない状態だと言うと、神に兵士を向けるとはどういうことだと叱りつけます。

それでも、なにか理由があって動けないのだろうと思った王の遺物たち。

助ける方法があるので手を貸して欲しいと言います。

まだ分からないのかと怒るアヌビスは、地獄への門を召喚します。

しかしアヌビスはそこで力を使い果たします。

そこで、オシリスは力を貸してやるとリストを召喚します。

そのリストに名前が書かれた者は冥界へと誘われて行きます。

圧倒的な力で、兵士たちを完封するエジプト神に遼河も満足げです。

戦いが終わったところでユリアンたちが合流します。

王の遺物であるツタンカーメンの遺物を捕らえることに成功しました。

他に遺物はいないかと尋ねる遼河、ツタンカーメンはいないと答えます、

しかし、遼河は上空にいたトト神の遺物を見逃さず捕らるのでした。

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144話

王家の墓にある遺物は殆ど手に入れてしまった遼河。

特に貴重な遺物はツタンカーメンの遺物です。

この遺物は他の遺物の能力を増幅させる効果をもっており、マジェスティの憤怒の鍵となるものでした。

少年の王であったツタンカーメン遺物、その呪は彼の年齢に関係するものです。

ツタンカーメンが掛けていた呪を解き放つ遼河、するとアイリーンたちは元の姿へと戻りました。

そして、先ほど手に入れた知識の遺物であるエジプト神のトトにペンタゴンの遺物がどこにあるか尋ねます。

初めこそ人間になど力をかすものかと抵抗しますが、遼河は力ずくで案内させます。

トト神に案内されて向かうと、墓の一室に丁重に置かれていました。

その中からダヴィンチの遺物を見つけると、柳へと渡します。

残りの遺物を吸い込もうとすると、アメリカ政府を敵に回すのかとユリアンに止められます。

こういった遺物を使用してキイラが戦争を起こしただろと、遼河は説明して続けます。

遺物を手に入れたらすぐに墓を出ていくのですが、今回は中々出ようとしません。

墓が崩壊し始めたので、遼河は墓を維持するようにツタンカーメンに命じます。

力をかなり使うのであまり気が進まないツタンカーメの遺物、遼河になぜだと質問します。

大河原はまだ墓に入ったままで、脱出できていなかったからでした。

墓はどんどんと崩れていき、TKBM発掘団は大河原がまだ墓に残っているとも知らず逃げだし始めます。

部下が逃げ始めたことに気づいた大河原は逃げた奴は全員クビだと怒りをあらわにさせます。

しかし、なおも棺桶から脱出することは出来ません。

身動きが取れないままで生き埋めになる大河原、これまでにないほど遼河への怒りをつのらせます。

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145話

遼河たちが墓を抜け出した後も、発掘団の調査は続いているようでした。

負傷者が絶えないとニュースでは大きく報道されています。

なぜなら、ツタンカーメンの力によって強引に墓の形状を維持している為に、不安定な状態になっているのでした。

更に、大河原会長はいまだに棺の中で、行方不明となっているようです。

墓から戻った遼河は疲れ果てた様子で、ベットの準備をしろと荒縄に命じます。

そこで、荒縄は狐姿の妲己と遭遇し、一緒に寝ると争いを始めます。

妲己が人間の姿へと変身すると、荒縄は諦めて立ち去るのでした。

そこへ遼河が現れ、毛が飛び散るので部屋から出ていけと言われてしまいます。

妲己への敗北感を感じていた荒縄は、人間に変身する方法をアヌビスに問いかけます。

S級以上の遺物であれば姿を変えることは容易ですが、元々低級の遺物である荒縄には無理だと言われてしまいます。

それを聞いた荒縄は怒って、アヌビスの首を縛り付けます。

2人のやり取りを見ていたトト神、それを利用しようと荒縄に話しかけます。

トト神はどうにかして、この場所から逃げ出そうと考えていました。

自分に繋がれた鎖を外してくれたら、人間へと変身する方法を教えようと持ち掛けます。

そんなこと言って逃げるつもりだろ話す荒縄、変わりにチキンを上げて手名付けようとするのでした。

何やら騒がしいと怒りながら現れたセト、そこで荒縄が人間に変身したいことを知ります。

話を聞いたセト、それなら変身が得意なミミズの遺物に教えてもらうのはどうかとアドバイスをします。

セトの話を聞いた荒縄は、大喜びでミミズの元へと向かいます。

しかし、ミミズが素直に変身の方法を教えるはずもありません。

荒縄を利用して儲けようと、1億ドルくれたら教えてやると吹っ掛けるのでした。

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146話

突然に柳の部屋を掃除しだした荒縄、遼河は柳になぜこうなったのか尋ねます。

荒縄がなにも言わずに始めたことで、自分への感謝の気持ちだろうと言います。

部屋の掃除が終わると、荒縄は柳に請求書を渡します。

頼んでいないと言うと柳、すると荒縄は柳のスマホをもって逃げ去ります。

急にお金を欲しがりだした荒縄、小遣いが必要なのかと遼河は思います。

そんなやりとりをしていると、アメリカの大統領であるジェイコブから電話が掛かってきました。

ペンタゴンの遺物を吸い込む際に使用した、金閣・銀閣の遺物はパンドラに登録されており、使用履歴が残ってしまったのです。

記憶を取り戻す以前のユリアンは遺物の登録業務を行っていました。

そこで、遼河は遺物の登録を消してこいとユリアンに言います。

登録している遺物を返せと迫る大統領、その場では一応了解する遼河。

もちろん遼河は、素直に返す気などありません。

ダ・ヴィンチの遺物を柳に使わせて、本物そっくりの偽物を用意します。

それを見ていたユリアン、そんな事すれば状況は更に悪くなると言います。

誰も使うことが出来なかったダ・ヴィンチの遺物。

しかし、柳は初めから使うことが出来、能力までも本物に近い偽物を作り出しました。

作られた偽物に更に細工を加える遼河。

その偽物を手に大統領と待ち合わせた場所へと向かいます。

車で向かっている途中のラジオで、オースティン・ロックフェラー発掘団が数億ドルの損害をだしたのニュースで流れます。
それはアメリカ政府の策略でした。

ジェイコブ大統領は、過去に遺物を巡って世界大戦へと持ち込んだ当人でした。

戦争王キイラを重宝している危険な人物です。

そんなジェイコブとの対面に向けて、遼河は不敵な笑みを浮かべます。

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147話

アメリカのホワイトハウスへと向かう遼河とユリアン、会議室へと案内されます。

そこには大統領のグレイが待っていました。

遼河の悪い噂を多く耳にしているグレイ大統領。

全く信用しておらず、遺物に損傷などがないか復元しに入念にチェックさせます。

本当の目的は、本物がどうかを見分けることにありました。

公認を受けていると話す復元師。

有名な復元師の団体で構成されており、自分たちのことを世界公式だと話します。

しかし、団体以外の復元師をヤブ扱する過激な奴らでした。

遼河がもって来た遺物のチェックが終わります。

ダ・ヴィンチで作られた偽物とはバレませんでした。

少し気を許すグレイ大統領。

これを機会に、遼河は情報を聞き出そうとします。

そうしていると、突然遼河の遺物が1つ抜け出して行きました。

それはアヌビスの遺物で、他の師団長に引っ張り出されていたのです。

アヌビスの部下たちは揃って破壊され、アヌビスも剣で貫かれてしまいます。

実は総帥の命令で、アヌビスを破壊するように言われていたのです。

エジプトの遺物に見切りをつけた総帥、見せしめとしてまずはアヌビスを破壊するつもりです。

剣を胸から引き抜かれると、徐々に崩壊を始めるアヌビス。

そこへ荒縄が駆けつけました。

完全に崩壊する前に、アヌビスは総帥の情報を伝えようとします。

しかし別の人間が入ってきて、アヌビスを持ち去ろうとします。

荒縄は必死に抵抗してアヌビスを守ろうとします。

一方で遼河は、グレイ大統領から予言された墓を一緒に攻略しないかと誘われていました。

なにか企んだ表情で提案を受ける遼河。

やりとりの最中に荒縄から問題が発生したと連絡が届きます。

問題が発生したので、会議を中断しますと言った遼河。

急いで、荒縄の元へ向かいます。

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148話

荒縄からのヘルプコールを聞きつけ、会議を中断して遼河は飛び出します。

雪と柳を引き連れて荒縄の元へと向かうと、そこには公式な復元師が先に来ていました。

壊れた遺物があると聞い来たらしい復元師たち。

柳がアヌビスを見つけますが、先に公認の復元師がそれを拾います。

なんの刺客も持たない柳を公認の復元師たちはバカにします。

すると、そこへグレイ大統領も現れ、公認の復元師に任せる方が良いと話します。

イラっとする遼河と柳、それなら今ここで復元してみろと柳は煽ります。

そして遼河はもし何かあれば、タダじゃ済まさないと脅します。

失敗などするはずがないと自信満々の公認復元師。

修復を始めますが、全く上手くいきません。

柳は彼等が復元できないのを分かっていました。

すると、柳は変わってアヌビスの復元することになります。

アヌビスを地面に置く柳、どこが破損しているか分かっているらしく、復元作業を始めます。

作業が終わると、アヌビスは光を放ち意識を取り戻しました。

しかし、復元する為に使った柳の遺物の耐久度が低下し一旦そこで終了します。

大喜びのアヌビスと荒縄は柳に感謝します。

黙り込むしかない公認の復元師たちは、黙ってその場から立ち去ろうとします。

遼河はそれを見逃さず、謝罪をさせるのでした。

会議室に戻り、グレイ大統領と話し合いを再開します。

TKBM発掘団がペンタゴンの遺物を横取りしようとしていた。

などの嘘を吹き込みつつ、有益な情報を得ることが出来ました。

会議を無事に終わらせ自宅に戻る遼河。

遼河が一人でいるところに、アヌビスが現れます。

今回のことの感謝と忠誠を誓うのでした。

すると、遼河はかつてアヌビスが作成した剛力遼河排除依頼書の始末をつけろと言います。

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149話

人型のジョン・スミスへと変身するアヌビス。

自分が作成した、排除依頼書を受け取った人物を探しだします。

見つけ出すと、荒縄を引き連れ行き実際に遼河を殺そうと計画していた者たちを抹殺していきます。

排除依頼書を受け取った者たちは、なぜこんなことをするのか理解できません。

問答無用でアヌビスはツタンカーメンの呪いをかけ、殺していくのでした。

アヌビスの手伝いをしていた荒縄は、お駄賃として500円だけもらいます。

この襲撃はパンドラで大問題となってしまいます。

事件の裏には必ず遼河がいると話題になり、なぜあの男を王にしたのかと会議は大荒れです。

その会議に参加していたTKBMの伊藤。

大河原会長が行方不明になり、内部分裂を始めたTKBM団。

どうしたものかと、頭を抱えてしまいます。

そんな大荒れの会議室にユリアンが登場します。

遺物登録システムの登録を削除しに来たと話す彼女。

パンドラは反対しますが、ユリアンは雷を落とし強行します。

その頃、遼河・雪・柳は車で移動していました。

車の中には捕らえたルイ・マーティンが同情しています。

前回ルイ・マーティンに殺されかけた柳は、鋭い目つきで彼を監視するのでした。

ユリアンから電話が掛かってきました。

会議室に乗り込んだ際に、伊藤からTKBMの内部情報を聞き出したと話します。

未だに大河原会長は行方不明になっており、その子供たちはおりが会わずに内部分裂を始めたと遼河に伝えます。

絶対的な指導者であり実力者であった大河原会長。

前回の墓に閉じ込めたことは大成功だったと遼河は思います。

そして、このまたとないチャンスに何か良からぬことを企でいる様子の遼河。

不敵な笑みを浮かべるのでした。

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150話

大河原会長の長男にあたる誠は、その実力を認められ会社での地位を固めていました。

しかし、遺物を使う能力は乏しく、パンドラ判定はDランクです。

会長が行方不明となったこの機会に、金庫の遺物を自分のものにしようと考えていました。

次男と妹には遺物を使用する才能があります。

そこで、長男は妹を利用しようと考えます。

遼河という危険な男に対抗する為に、妹・朱里の力が必要だと協力を願います。

そして朱里に遼河の写真を見せると、朱里は遼河に惚れてしまいます。

仲間であるアイリーンや柳の写真を見せると、有名人だとのんきな様子です。

しかし、更に説得を続けます。

このままでは次男の尊に遺物を独占されてしまう、誠と朱里がTKBMの希望だと説得します。

なんとか朱里の協力を得ることに成功します。

その頃、遼河は大河原会長の子供たちについて調べていました。

長男と次男は仲が悪く、よくケンカをしている様子です。

妹はそれを仲裁する様子はない様子なので、誰か一人を味方にして会長の遺物を全て奪おうと考えます。

会長の遺物は誰にも知られていない場所で、鉄壁の金庫遺物の中に収めてあります。

金庫を開けることが出来るのは、会長本人か会長の血筋だけです。

会長から遺物を奪うのは諦めていた遼河ですが、このまたとない機会を活かそうと思います。

子供たちの動きは雪に監視させます。

そんな中で、遼河を尋ねて誰かがやってきました。

自らの名前も名乗らない白スーツの男。

傲慢な態度に腹がたった柳は扉を締めます。

しかし、また同じ男がドアをノックしてきました。

今度は遼河が直接出て行きます。

その男の顔を見た遼河は、大河原会長の次男・尊だと気が付きます。

尊は遼河に長男との戦いを終わらせる為、遼河を雇いたいと言い出すのでした。

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151話

お金では全く動かない遼河、それなら女を紹介すると尊は言います。

しかし、遼河にはアイリーンがいるので無用です。

大河原会長から奪った遺物の半分をもらうと持ち掛ける遼河。

半分は多すぎると主張する尊、それに対して遼河は30%に抑えてやるから中身は選ばせろと交換条件を出します。

遼河の力が必要な尊は条件をのみます。

しかし、遺物の説明はしないことを付け加えます。

2人の取引は成立しますが、柳は尊のことを疑います。

尊を中へと案内する遼河、なにか怪しげな飲み物を差し出します。

中に案内された尊、ここには良い遺物がたくさんあるようだと話し始めます。

すべてを頂くと支配力を誇示し遺物を従わせようとします。

奪いに来たかと笑う遼河はなぜか余裕の表情です。

騒ぎを聞いたセトとアヌビスが顔を覗かせます。

尊は自身の支配力で彼らを遺物の形に戻し従わせようとします。

これまでの遺物使いの中でも、尊はかなりの支配力です。

セトを手にした尊は命令しますが、この程度の支配力かと言い尊の手元から離れます。

犬の姿に戻ったセトは尊に襲い掛かります。

神クラスの遺物を操作するには、尊の支配力は足りていなかったのでした。

更に元の主の支配力が高ければ、それを奪うのはさらに難しくなるようです。

パンドラの支配力ランキングでは、自分の方が上だったと尊は悔しがります。

だったらその目で確かめてみろと、遼河は本来の支配力を発揮させます。

パンドラで計測されている支配力は、本来の力の半分もないと遼河は言います。

そして金庫を開けるには、お前の力が必要だから生かしておいてやると付け加えるのでした。

荒らされた部屋の弁償と、セトの精神的苦痛の慰謝料として尊から大金を巻きあげる遼河でした。

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152話

服を脱がされ金目の物を荒縄に奪い取られる尊。

更に、クレジットカードまで抜きとられ、不正にミミズカンパニーに資金が集められます。

目標の一億まであと少しだと荒縄は嬉しそうです。

一度荒縄を止める遼河、尊にどうやって大河原会長の遺物を盗み取るつもりだったのかと尋ねます。

計画を説明しようとする尊。

しかし、そこで雪が部屋に現れ、傲慢の七大墓がフランスに現れたと言います。

この情報はすでに世界中に報告されており、急いで回収に向かう必要があります。

そこで尊に電話が入り、兄の誠がヤンチェンと共に七大墓に向かっていると報告が入ります。

誠にいつもくっついているヤンチェン、目障りな存在だと尊は言います。

以前の記憶で、欲にくらんだヤンチェンに裏切られたことを遼河は思い出していました。

七大墓を優先させることにした遼河。

その頃、大川原会長はアキレスの遺物の効果で何とか生きていました。

棺の中で、この墓が崩壊せずに残っているのは遼河の仕業だと知り怒りに震えるのでした。

七大墓に向かうための準備を整える遼河たち。

しかし、フランス政府が墓を警備しており、海外の発掘団を厳しく規制しています。

ヨーロッパの主な空港は警戒が厳しく、プライベートジェットなどは使うことが出来ません。

そこで遼河は柳に偽の身分証明書とパスポートを作らせて、民間お航空会社を利用することにします。

ファーストクラスの席に乗り、フランスへと向かう遼河。
そこで柳と誠を発見します。

彼らは一般人のふりをしてエコノミークラスにとっていました。

柳と雪に誠たちが乗っていることを知らせる遼河、いつでも対応出来るように準備をしておくように言います。

遼河は手持ちの遺物に手を伸ばし、先制攻撃を仕掛けます。

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153話

ハムラビ法典を取り出し契約書を書き始めた遼河。

無茶苦茶な要望を書き、最後に契約書を破棄すれば全ての内容が実現されると一文を加えます。

契約の内容はかなりでたらめで、大河原誠が最後まで読まずに破り捨てるのが目的でした。

ヤン・チェンたちにこれを渡すように荒縄に指示を出します。

この飛行機には多くの一般人が乗っており、もし相手が手を出してくれば、多くの目撃者を得ることが出来ると考えます。

初めに誰が騒ぎを起こすかが重要なのでした。

エコノミークラスに潜り込む荒縄、大河原誠にそっと契約書を渡します。

荒縄が遼河の遺物であることに気が付いたヤン・チェン。

逃げ出さないようにしっかりと荒縄を捕まえ、自分の保管庫に入れるのでした。

契約書を見た誠は、あまりにも無茶苦茶な内容だったので最後まで読まずに契約書を握りつぶします。

しかし、破り捨てはしませんでした。

遼河がこの飛行機にいることを知った誠たちも動き始めるのでした。

一方でその頃、遼河たちは食事をとっていました。

荒縄が戻ってこないことから、ヤン・チェンたちが動きだしたかと予想する遼河。

そろそろ、何か仕掛けてくるかと予想していると、乗員に紛れて襲ってきました。

遺物の力で襲撃者たちは身体能力が向上されています。

遼河と雪が対応しますが、狭い機内では戦いづらいうえに強力な遺物を使用することが出来ません。

ずる賢いヤン・チェンの作戦は見事に的中してしまいます。

襲撃者たちに苦戦していると、尊がトイレから出てきました。

TKBMの団員がここにいることに驚く尊、それと同じように団員達も尊がいることに驚きます。

この隙を見逃さなかった遼河は、尊を人質にとり団員達を脅迫。

状況がわからない尊は怯えながら、助けを求めるのでした。

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154話

誰か分かって人質にしているのかと発掘団に言われる遼河。

すると遼河は剣をより強く押し当て尊の首筋から血を流します。

そして、大河原会長の遺物倉庫の場所や、会長が持っている株をすべてよこせと脅しをかけます。

とりあえずは尊の持ってい分だけを渡す団員達、そして先ほど渡した契約書に記入するよう遼河はに促します。

尊がなぜこの飛行機に乗っているのかと怒り表する誠。

とりあえずは尊の命をの為に、契約書にサインを記入します。

空港に着いたらすぐに取り返せるように手配をするのでした。

契約書を持った荒縄は遼河の元へと戻ります。

すると、誠の元へ外国の発掘団がやってきました。

このような状況で、無事にフランスに入国することが出来るのかと尋ねます。

海外の発掘団を規制強化しているフランス、その目くらましとして外国人の発掘団を雇っていたのです。

今回TKBMに雇われたのは、フランスの入国することが目的だと言います。

しかし、このまま騒ぎが大きくなれば、入国出来なくなるので手を組んだ意味がないと主張します。

傲慢な態度の彼らに腹を立てる誠。

ヤン・チェンがなだめますが、一触即発の雰囲気となります。

契約書を確認する遼河、空港を降りて契約が履行されるまでは尊を開放しないと言います。

団員達は尊の無事を確認するように遼河を見張ります。

思っていたよりも簡単な仕事だったと考える遼河、しかし空港では機動隊が配置されていました。

すると、エコノミークラスから外国の発掘団とTKBMの団員たちがもめ始めました。

二組の争いに巻き込まれそうになった遼河は、その場から尊を連れて移動します。

しかしすでに飛行機全体で、TKBMと外国の発掘団が闘争開始していました。

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155話

航内にも関わらずお構いなしで遺物を使って争うTKBM団とテロリスト。

下手をすれば墜落してしまうが、予想出来れば対策は立てられると遼河は言います。

その頃、誠はテロリストが思ったより派手にやっているので驚きます。

それを見たヤン・チェンはいっそうこのまま墜落させてしまおうと言います。

自分たちは遺物を使って脱出できるし、裏切り者や目撃者を一掃できるチャンスだと話します。

あまりにも非道すぎる提案に誠は戸惑いますが、結局その案に乗るのでした。

雪はヤン・チェンとすれ違いますが、今は乗客の安全が優先だと見過ごします。

TKBM団の一人に知っている女性がいるのを発見します。

その近くでは一般人が巻き込まれてケガをしていました。

医療系の遺物で直してくれとTKBM団に頼みますが、聞き入れてくれません。

すると先ほどの女性が現れて医療系の遺物を使用してくれました。

その遺物はTKBM団の物なので、他の団員が取り上げようとしますが、彼女は返り討ちにしてしまいます。

様子を一部始終見ていた雪は、彼女が過去の遼河の発掘団で担当医師であったクロエだと確信します。

発掘団から奪った遺物を手に負傷者の元へ向かい治療を続けるクロエ。

テロリストたちと同じ格好をしているクロエ、雪はしばらく様子を伺うことにするのでした。

その頃、柳とルイ・マーティンは、遼河の命令通りに偽物の遺物を作り出している真っ最中です。

この飛行機はもうもたないと判断した遼河、この機会にTKBM団を懲らしめることにします。

本物の乗客たちはゴッホの絵画の遺物の中にいれて、自分たちと脱出させようと考えます。

すると、そこへヤン・チェンが現れました。

契約のことを誠に話すと怒りを露わにします。

ヤン・チェンは空港に到着することも、契約が履行されることもないと飛行機に取り付けられた爆弾のスイッチを押すのでした。

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156話

爆発を始める飛行機、流石にもうもたないと思った遼河。

荒縄を使って乗客たちの救助を始めます。

尊に防御の遺物で守るからこっちへ来いと言うヤン・チェン。

そして、とうとう飛行機は墜落してしまいました。

防御の遺物を使ったので無事だったヤン・チェンたち、死んだであろう遼河の遺体を探します。

意識がない遼河を見つけたヤン・チェンは、爆発させとどめを刺します。

目撃者の乗客たちが死んでいることを確認したヤン・チェンは、安心して移動を始めます。

その頃、本物の遼河達は北極にいました。

爆発前に偽の自分や乗客に尊などを作っていた遼河、ヤン・チェンと同行している尊は偽物です。

本物の遼河達と乗客は神隠しの遺物で北極まで飛んでいたのです。

しかし、あまりにも寒すぎる環境だったので、急いで柳たちに列車を作るように命令します。

何かと忙しそにしている遼河を見ていた雪は、クロエのことは後から話そうと思うのでした。

その頃、パリ行の飛行機が墜落したことは世界的に報道されていました。

296名の乗客員の中で生存していたのは16名だけで、しかも16名はほとんどTKBM発掘団です。

助かった誠が取材を受けています。

大河原誠は飛行機から二名を救助した英雄となっており、更に犠牲者に慰労金を出すと伝えており、TKBMの株価が跳ね上がっていました。

ニュースを見ていたアイリーンは、遼河が心配になってユリアンに電話します。

墜落した飛行機に、遼河が乗っていたことは間違いないと答えるユリアン。

そのニュースでは遼河が墜落の原因となったテロリストだと報道されており、事故で亡くなったと言われています。

動揺しているアイリーン、TKBM団だけが生きているのはおかしいし、遼河が簡単に死ぬはずがないとユリアンは落ち着かせます。

アイリーンはユリアンと協力して事件を調べることにします。

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157話

飛行機の事件後、パリに到着していたTKBM団。

遼河は飛行機対らで死亡していることになっていたので、七大墓を攻略するのはTKBM団だろうと言われていました。

更に、遼河はテロリストとして報道されており、誠を含めたTKBM団は乗組員を救出した英雄として世間には広まっています。

この状況に満足そうな誠、救出された一般の乗組員には賄賂を渡し、TKBM団がそうなるように仕組まれていたのです。

ヤン・チェンと行動を共にする偽の尊は、これは正しい行いなのか、他の乗組員が生きていたらどうするのかと尋ねます。

すると、ヤン・チェンとは何度も確認したから生き残りは絶対に居ないと、物凄い形相で言い張るのでした。

遼河に対してかなりの脅威を感じたヤン・チェン、多少の犠牲を払ってもあの場で始末しておこうと本能的に感じたのです。

もしあの場で、始末しなければやられていたのはこっちだったと感じていました。

その頃の遼河達は、ヘファイストスを召喚して火をおこし、寒さにこらえながら列車を作成していました。

猛烈なスピードで列車を完成させた柳とルイ・マーティン。

乗客たちを列車に乗せると、南へと移動していきます。

遼河たちに恩を感じる乗組員、そして飛行機の中であった事実を暴露しなければと憤っています。

誠は遼河たちが死んだと思っているので、契約書を燃やしてしまいます。

するとハムラビ法典が発動し、尊から大河原会長の遺物倉庫の場所を知ることが出来ました。

列車は南西にある小さな集落に到します。

インターネットと電話が使えたので、真実を報道へと流す乗組員たち、そこから世界へと真実が晒されます。

TKBM団の立場は逆転し、ヤン・チェンは遼河への怒りを募らせます。

そして、遼河は大河原会長の遺物を奪いに向かうのでした。

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158話

カナダの小さな集落で、面倒を見てもらっている遼河を含めた乗組員たち。

孤島であったので、政府から移動手段を手配してもらうことになりました。

待っている間、遼河たちは別の小型飛行機で、大河原会長の遺物倉庫へと向かうことになりました。

すると、雪は従業員を見守る為に自分はここに残ると話します。

代わりに柳が残ろうとしますが、雪に拒絶されてしまいました。

遼河に残りたい理由があるのかと尋ねられ、クロエのことを話そうとしますが、電話が入り結局話すことはできませんでした。

クロエのことで遼河に負担をかけたくないと考えた雪は、一人で雪の監視を続けることにします。

用意してもらった小型の飛行機には遼河、尊、柳とパイロットが乗り込みます。

大河原会長の遺物倉庫へと向かうと、思ったよりも遠く寂れた場所に位置しており、建物全体が遺物で結界のようなもので守られていました。

爆発でもしないと入れないような強力な結界でしたが、尊が振れるとすんなりと入ることが出来ました。

中には驚くほどの遺物が保管されており、約束通りその3割を遼河がもらうことします。

カラスの遺物の能力を使えば、触らずとも遺物の能力を知ることが出来ます。

倉庫の中でより有用な遺物を選ぶ遼河、残りの7割は尊の物だと渡そうとします。

しかし、油断した尊の不意打ちし、気絶させてしまいます。

尊が気絶している間に全ての遺物を奪った遼河は、尊を倉庫に置き去りにして去って行くのでした。

その頃、雪はクロエの監視を続けていると、人気のない場所で電話をしています。

キルダルを使って盗聴しようとしますが、感づかれてしまったのですぐにひっこめます。

そこへ遼河が到着し、ハンムラビ法典の効果でTKBMの資産が次々と遼河に渡ってると報告が伝わります。

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159話

遼河が大河原会長の遺物を全て総取りにしたのは、計画の序章にすぎませんでした。

事前に誠に仕掛けておいたハンムラビ法典の契約によって、TKBMの資産は次々と遼河の物へと移り変わっていました。

TKBMにとって有利な取引が出たらと、遼河はエドワードとアイリーンに連絡を取っており見事にその作戦にハマったのです。

何が起こっているか理解できない誠は頭を抱えます。

先ほどまで一緒にいた尊が石像に代わっていると情報が入ります。

更なる問題の発生に怒りを露わにする誠。

会社の資産を全て奪われた上に、弟も偽物だったのかとヤン・チェンを怒鳴りつけます。

全ては遼河のせいだとヤン・チェンは憎しみを募らせます。

七大墓の発掘を続けてTKBM発掘団は撤退を余儀なくされ、何も成果を上げれず帰国することになりました。

一方で遼河達は、残された乗組員たちと帰国する手段を手に入れ、ひと段落しています。

急いで本社へと帰った誠、様々な人脈をフル活用して、遼河を始末して会社を立て直そうと考えます。

すると、協力してくれる企業が多数集まってくれました。

なんとか話がまとまりそうになった時です。

強力してくれそうな企業が次々と破産していきます。

破産へと仕向けたのはアイリーンでした。

遼河を狙うと、彼女に目を付けられと感じた周りの企業達はどんどんとTKBMから離れていきます。

協力企業に見放されただけでなく、従業員たちも次々と辞表を持って現れます。

会社に居られなくなった誠は自宅へ帰ると、妹が尊と連絡が取れたと言います。

急いで尊にビデオ電話をかける誠。

尊が画面に映ると、そのあまりにもみっともない姿にこらえきれず、大馬鹿野郎と怒鳴りつけるのでした。

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160話

どんどんと悪化していく現状に、全てはお前が原因だと誠は尊を怒鳴りつけます。

そこから兄弟喧嘩へと発展していき、妹の朱里は止めよう間に入ります。

倒産寸前まで追い込まれてしまったTKBM、株価などの暴落だけでなく遺物も全て遼河に奪われてしまいました。

今後の動きについて話し合う三人。

あまりにも現状が悪すぎるので、父の操作を辞めようと尊は言い出しました。

誠はそれに怒りますが、もしこの状況を父に見られたらただでは済まないと思い、会長の操作を一時ストップすることを決断します。

しかし、その決断と同時に会長が発見されたとの報告が伝えられます。

その頃、遼河たち一行はカナダ政府が用意してくれた豪華客船で優雅な時間を過ごしていました。

そこへ、柳が入ってきて大河原会長が発見されたと報告します。

もしかしたら、こちらへ報復に来るかもしれないと怯える柳。

しかし、遼河は今の大河原にそんな力は残っていないと言います。

更に強気な表情で、大河原に電話をかけ始めました。

会長はというと、未だに棺の中で誠たちが呼びかけるも返事がありません。

様々なてを使って開けようと試みますが、開く様子がありませんでした。

そこへ、遼河から電話が掛かってきました。

遼河は棺を開ける方法を教えてやるから、会長にき帰属遺物を手放すように言います。

誠がそれを会長に伝えると、会長は激怒しますが、結局会長は帰属の遺物を手放すのでした。

実は棺を開ける方法など知らない遼河、葉から出れば勝手に開くと考えていました。

そして帰属の遺物が解除されたことを確認すると、墓を収束させます。

葉から出てついに開いた棺、帰属の遺物を失ってしまった会長はミイラのような状態になっていました。

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161話

やっとの思いで救出された大河原会長。

目覚めるとすぐに、遼河を捕まえに行けと怒鳴り始めました。

どれだけ資産を使ってもいいから、何としても遼河を捕まえろと叫び散らかします。

なぜ誰も言うことを聞かないと、興奮気味の大河原会長。

すると、従業員の一人が駆けつけ会社の資産や従業員は全て奪われしまったと説明します。

まさかの事態に大河原会長は発狂してしまうのでした。

一方で船で航海中の遼河たち、ミミズの異物はお菓子を食べながらくつろいでいます。

そこへ荒縄が現れ、一億ドル払ったから人間化する方法を教えろと言います。

荒縄に巻物を渡すミミズ、するとそこには遺物が人間化することを禁止することが記されていました。

それを見た荒縄はミミズのことを締め付けます。

事の詳細をミミズが説明しようとしますが、荒縄は聞く耳を持ちません。

するとそこへセトが現れて、詐欺をするのもほどほどにしろとミミズに言います。

そのような禁止事項はないと話すセト。

すると、ミミズは桓雄がくれたヨモギとニンニクの遺物を取り出します。

物語の通りだと、100日必要だが、これは神クラスの遺物だから一口だけで効果が得られると話します。

喜んでそれを食べおようとする荒縄ですが、荒縄には口がありませんでした。

荒縄がかわいそうになったセトは、他に人間化できる遺物はないのかとミミズに尋ねます。

これ以外はないとミミズは答えるのでした。

遼河たちは空港のあるカナダの北部都市に到着しました。

雪は乗客の中にクロエがいたことを報告します。

テロリストに混じっていたことを不思議に思う遼河。

キルダルでクロエを監視しようかと尋ねる雪。

しかし、遼河は刺激をしないほうがいいと言います。

すると。クロエは不敵な笑みを浮かべながら消えてしまいます。

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162話

過去の世界では遼河たちの発掘団の専門医だったクロエ、ナイチンゲールの遺物を使用することが可能でした。

しかし、今はテロリストの仲間となっているようで、詳しく話を聞きたいが、突然と姿をくらましてしまいました。

クロエは雪の監視に気づいていたのだろうと話す遼河。

つまりそれは、隠身遺物を使かえるということです。

ユリアンと連絡をとる遼河は、クロエをどこで発見してどのように見失ったのか詳細を聞きます。

そして、クロエを探すように指示するのでした。

大河原会長はボロボロになった体を治す為に、医療遺物使用者を探しているとニュースが出ているとユリアンは話します。

クロエと連絡をとっているかもしれないと思った遼河は、早く見つけ出す必要があると判断します。

クロエのテロリスト集団がTKBMと繋がっている可能性もあります。

そこで、傲慢の墓は後回しにして、クロエの確保を優先させることにしました。

遼河と雪がこの先の話し合いをしていると、セトがミミズに迫ります。

落ち込んでいる荒縄の為にも、どうにかして人間化できないかと尋ねます。

言い訳ばかりを並べて逃げ回るミミズ、セトは怒り噛みつきます。

すると、ミミズは人魚姫の魔女の秘薬という遺物を取り出します。

それを受け取ったセトは荒縄の元へ向かいます。

人魚姫の遺物を受け取った荒縄は、大喜びでその場から立ち去ります。

一方で、TKBM団はテロリストの中にいた医療遺物の使用者をヤン・チェンが捜索していました。

TKBMの遺物も奪っていったその犯人は、クロエだということが判明します。

更にクロエは、遺物反論者集団「ノア」に所属していることが分かりました。

遺物の仕様に反対するその集団、TKBMと敵対する可能性もあります。

そのような奴は力づくでねじ伏せてやるとヤン・チェンは不敵な笑みを浮かべます。

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163話

やっと人間になることが出来ると大喜びの荒縄。

人通りの多い路地まで出て行きます。

すると、騒がしいので秘薬の異物が目を覚まします。

荒縄の意思を無視して逃げ出してしまいました。

転がりながら逃げる秘薬は、そこにたまたまいたクロエにぶつかってしまいます。

荒縄が追いつくと、クロエは飛行機で脱出を手伝ってくれた遺物だと気づきました。

秘薬は自分のものだと話す荒縄、クロエは渡そうとしますが、ノアの男がそれを阻止します。

遺物が嫌いなのになぜ欲しがると尋ねるクロエ、用済みになれば破棄すると男は答えます。

荒縄は抵抗しますが、男が持っていた手袋の異物のせいでうまく動けません。

すると、秘薬が爆発し荒縄はその影響で三つ編みの少女へと変身しました。

少女となった荒縄はその場から逃げ出します。

男はそれを追いかけようとしますが、クロエに邪魔されてしまいます。

その後、クロエたちはノアの任務に戻るのでした。

なんとか逃げ切った荒縄、鏡に映る自分の姿を見て人間になれたことに気が付き大喜びします。

そんな喜ぶ荒縄に秘薬は忠告します。

四日以内に自分の正体を誰かに分かってもらわないと、泡となって消えてしまうと言います。

しかも人間の言葉を喋れなくなってしまうので、自ら名乗ることは出来ません。

早く主人に会いに行きたいと荒縄は前向きです。

ユリアンは調べていたクロエの情報を遼河へ伝えます。

元小児科の医師であり、現在は墓や遺物の対抗組織であるノアに所属していることを柳達に伝えます。

遺物が嫌いなのになぜ遺物使用者の多いTKBMに入社したのか疑問に感じる遼河。

クロエは自分たちにとって危険な存在ではないかと心配する柳。

不老草で治せないケガも治すことが出来るのは便利だと遼河は言います。

そんな話をしていると、人型となった荒縄が遼河に飛びついてきました。

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164話

いきなり遼河に抱き着く少女姿の荒縄ですが、その正体に気が付く者は誰もいませんでした。

柳によって遼河から離される荒縄、現状を説明しようとしますが、遺物の制限を受けているので言葉を話すことが出来ません。

そこで、筆談しようと試みますが、これも遺物の制限で上手く字をことが出来ず、誰にも伝えることが出来ませんでした。

困った荒縄は柳からスマホを奪い取り、文章を打ち出そうとしますが、ここでも制限を受けて思ったように入力することが出来ません。

どうすることも出来なくなった荒縄は遼河に泣きつきますが、あえなく迷子として警察へと預けられます。

あの子はいったい何なんだったのかと話す雪、遼河はさぁなと言いながら微笑みます。

警察署に預けられてしまった荒縄ですが、騒ぎを起こして何とか逃げ出します。

しかし、行く当てもない荒縄たちは街を徘徊します。

すると、昼間にクロエと一緒にいた男が、ぐったりと横たわる男性を車に運びいれる姿を目撃します。

その男たちは遺物を手に入れる為に、持ち主を殺していたのです。

なにも知らない荒縄は一緒に車に乗せてもらおうと近づいていきます。

殺人の目撃者として荒縄は拉致されてしまいました。

いつもなら目撃者はその場で殺してしまいますが、荒縄が少女姿なので殺されずに済みました。

帰り道とは違う方向に進む車、荒縄は運転手のハンドルを握って暴れだします。

慌てた男たちは少女を押さえつけようとしますが、荒縄は手を噛んで抵抗します。

またしてもハンドルを奪おうとしたので、男にナイフで刺されてしまいます。

刺されてしまった荒縄は、その場に倒れこんでしまいます。

荒れ狂うその車の前にある人物が現れます。

そこには遼河がいたのです。

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165話

遼河に向かって突っ込んでくる車、しかしアイギスの盾で弾き飛ばされます。

倒れた車の中で、乗り込んでいた男たちはあちこちをぶつけて大変な状況です。

人間の姿になった副作用で泡となり消えそうになる荒縄。

そこへ遼河が駆け付け、俺の遺物がここにいるはずだと言います。

遼河に気づかれた荒縄は無事に元の姿へと戻り、遼河に抱き着きます。

遼河は少女姿の荒縄の正体に気づいていたのです。

殺人をしてまで遺物を集めていたのかと、男たちを問い詰める遼河。

転がっている死体を指摘すると、男たちはしらばくれようとします。

しかし、荒縄は目撃していたことを証言します。

男たちを拘束し脅しをかけると、そこへ柳と雪が到着しました。

転がっている遺物などの処理を柳に任せると、言い逃れする男たちを遼河は殴りつけます。

遺物の為に人を殺すようなくずは多くいますが、荒縄に手を出したことが許せなかったのでした。

男たちの荷物を調べる雪、スマホの中身をチェックしているとクロエが所属すノアのメンバーだと判明します。

クロエのサポーターとして派遣されている男たち、その先々で今回のような犯罪行為を繰り返していたのです。

どこに行けばクロエに会えるのかと尋ねると、既に命令された支給品を配布したので、どこにいるかは分からないと答えます。

次の指令はTKBMに関連することだと話すので、遼河は空港でクロエを待ち伏せすることにします。

一日中空港でクロエを捜索しますが、見つけることは出来ませんでした。

きりをつけて一旦ホテルへと戻り、翌朝になると探知機にクロエが反応しています。

これまで全く姿を露わさなかったことに違和感を感じる雪、これは罠かもしれないと言います。

クロエに会えるなら罠だろうと向かうと遼河は言うのでした。

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166話

罠であることを想定しおきながらも、遼河たちはクロエ発見された場所へと向かいます。

なにか仕掛ける様子もなく、普通に歩いているクロエを見つけます。

そんなクロエを荒縄に捕まえるように遼河は命令します。

クロエと会ったことを覚えていた荒縄、彼女に優しくされたことを思い出します。

クロエはいい人だと遼河に言うと、いい人だから助けるんだと遼河は言います。

特に抵抗されることもなく、クロエを捕まえることに成功しました。

倉庫に運び込み、ムニンの涙で記憶を呼び起こします。

クロエの頭の中に前世で記憶が読み込まれようとした時、途中で何者かの妨害を受けます。

総帥が仕掛けていた遺物が作用したようで、クロエは突然遼河に襲い掛かります。

遼河はクロエの攻撃を躱し、棒でクロエを殴りつけ気絶させます。

総帥が先にクロエに対して手を下していたと雪は説明します。

彼女があっさりと捕まったのはやはり罠で、総帥が仕掛けた遺物が干渉した影響で気配を上手く隠せなかったのです。

クロエを仲間にしてその後、、大原会長に会わせ、更に大原会長を貶めるつもりでしたが、クロエがこの現状では難しそうです。

考えを巡らせていると、TKBMからクロエの携帯に電話が掛かります。

代わりに雪が出ると、TKBMの人間が空港で待っていると言います。

柳がクロエの姿に変装して、大原会長大原会長に呪いの遺物を使ってもらおうと遼河は提案します。

嫌がる柳、雪の方が適任だといいます。

しかし、変装系の遺物が使用できるのは柳だけでした。

柳が実際にやってみると、クロエそっくりに変装することが出来ました。

これが成功すれば、柳の自身につながると遼河は思ったです。

そうしてクロエの姿になった柳は、TKBMと待ち合わせの場所へと向かうのでした。

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167話

クロエに変装した柳、特に疑われるような様子はありません。

そのまますんなりとTKBMの社員たちに受け入れられ、飛行機へと案内されていきます。

柳が持っているカバンの中には何かあった時の為に、荒縄が入り込んでいます。

人間化することをまだ諦めていなかった荒縄、桓雄がくれたヨモギとニンニクを持っています。

口が無い荒縄、それならばとヨモギとニンニクをすり下ろそうとしますが、必死に抵抗されるのでした。

その頃、クロエに仕掛けられた総帥の遺物との繋がりを断ち切る方法を考えていました。

どうすれば断ち切ることが可能なのか、トト神に尋ねます。

総帥の名前を聞いたトト神は嫌そうな顔をして答えようとしません。

すると遼河は遺物なら主人の言うことを聴けと脅しをかけられます。

遼河の支配力に圧倒されたトト神、嫌々ながらも従うことにします。

トト神は倒れているクロエに手をかざすと、クロエの頭部から何かが浮かび上がってきました。

それはナメクジのような形をした洗脳型の遺物でした。

手術となれば、そう簡単に取り外すことは出来ません。

しかし、遼河は遺物ならばとオーラを使って強引に遺物を引っ張り出します。

取り出したナメクジ型の遺物を握りつぶすと、クロエが目を覚ましました。

ムニンの涙が効果を発揮したようで、記憶は戻っているようです。

するとクロエは遼河の胸元を掴み押し倒します。

心配した様子で、怪我は大丈夫ですか?足は失ったはずではと言ってきました。

どうやら過去の記憶と現在の記憶の整理が出来ていない様子です。

徐々に記憶が出来てきたクロエ。

そんなクロエに遼河は、自分たちは未来を知っている。

過去の過ちを繰り返さない為に協力しようと、いつものように契約書を渡すのでした。

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168話

遼河に出された契約書に文句を言いながらも、サインをするクロエ。

そんな時に、ノアからクロエに電話が掛かってきました。

クロエから携帯を取り上げた遼河。

ノアはクロエをTKBMに売り渡そうとしていたことが判明します。

現在ノアを取り仕切るのは、後に医療王と呼ばれるようになるベンジャニという女です。

表向きでは遺物に反対する運動をしながら、自らは多くの遺物を収集していました。

世界を遺物の無い世界にすると言いながらも、最後には独裁者となる人物です。

クロエをTKBMに差し出す予定だった彼女。

それならばと、遼河は暴言を送り返し相手をブロックするのでした。

その頃、三橋は風呂に入りくつろいでいました。

そんな時に総帥が現れ、洗脳の遺物が破壊されたことを報告します。

三橋は自分のライバルが有能で嬉しく思うと、余裕の表情です。

一方で、大河原会長が入院している病院に到着した柳。

呼び出されるまでしばらくは待機しているようにと言われます。

一人きりにされた柳は不安を感じます。

鞄を除くと、荒縄が人間になろうとしたせいですりおろしたニンニクだらけになっています。

準備が終わったらしく、TKBMの人間が柳を呼び出します。

柳が病室に入ると、そこにはヤン・チェンと会長の子供たち、そして今にも死にそうな大河原会長が横たわっています。

大河原会長はかなり弱っていますが、アキレウスの鎧で生きながらえています。

監視の目が光る中で治療を始めるように指示されます。

柳は医療遺物に見せかけた呪いの遺物を取り出そうとします。

違和感を感じた荒縄がそれを止めますが、怪しまれるので荒縄に離れてもらい柳は呪いの遺物を取り出します。

そして柳が呪いの遺物を使おうとすると、大河原会長は柳の腕をつかみ爆発してしまいます。

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169話

別の病室で待機している大河原会長に、偽物が爆発したことを部下が報告します。

貴重な存在である医療系遺物の使用者、それを簡単に殺すつもりはありませんでした。

死なない程度の爆発力に抑えており、爆発で弱ったところを取り押さえ征服遺物で手駒にするつもりでした。

その頃、爆発を受けてしまった柳はアクセサリーに変化させた防御遺物のおかげで無傷です。

爆発の威力は弱かったので殺すつもりはなかったようだと、防御遺物は話します。

それを聞いた柳は大体の状況を把握し、ダ・ヴィンチの遺物を取り出します。

なかなかクロエを連れて来ない部下に、苛立ちを感じる大河原会長。

体調が悪くなりせき込んでしまいます。

会長を心配した娘の朱里は、先に治療を行うべきだったのではないかと言います。

すると大河原会長は、私を治すという目的があったからこその作戦だと説明します。

そんな話をしていると、部下の2人が気絶しているクロエを連れてきました。

喜んでいる大河原会長に入ってきた部下の一人が、会長の胸ぐらをつかみます。

驚いたヤン・チェンは支配力を使用して部下の変装を解くと、柳が姿を現しました。

他の部下たちが一斉に柳を取り押さえます。

すると、今度は気絶しているはずのクロエが立ち上がり、大河原会長の胸ぐらを掴んでオーラで殺そうとします。

部下の一人がクロエを蹴り飛ばし取り押さえます。

しかし、取り押さえているクロエと柳は2人とも石像へと変わってしまいます。

更に、大河原会長は胸を押さえて苦しみ始めます。

部下たちがあっけにとられていると、大きな音が外から聞こえてきます。

ヤン・チェンが急いで屋上へと向かうと、ヘリコプターに乗った柳が屋上から飛び去って行きます。

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170話

敵陣営のど真ん中ら逃げ出したことに興奮しまくる柳。

柳は遼河に連絡をとろうとします。

しかし、荒縄はニンニクとヨモギの遺物を復元しろと邪魔をします。

荒縄を無視して遼河に電話する柳、そのままニューヨークのホテルへと向かうようにと言われます。

ホテルへ到着すると、クロエやアイリーンに雪など皆が集まっていました。

遼河は柳が大河原会長に仕掛けた遺物を発動させます。

新羅貴族の14面体酒令具というサイコロの遺物で、そのサイコロを振って出た面の効果が大河会長を襲います。

早速サイコロを振る遼河、出た目では複数の人に鼻を叩かれるものです。

TKBMの社員に鼻を叩かれる大河原会長、

元々は酒の席などで余興として使用されるこの遺物、しかし弱っている大河原会長には効果抜群です。

その後も何度もサイコロを振って楽しむ遼河。

様子を見ていた雪は会議を始めようと促します。

ユリアンとアイリーンに挨拶をすることになったクロエ、破産王のアイリーンがこの場にいることに納得がいかない様子です。

アイリーンに耳栓の遺物を使う遼河、柳とアイリーンは過去の記憶を持っていないことを説明ます。

ムニンの涙の遺物には使用回数制限があるので、過去の記憶では悲惨な状態だった柳とアイリーンには記憶を持たせなかったと話します。

アイリーンが仲間ということは、独占者の肩をもっているのではないかと言い、それだったら協力することは出来ないとクロエは言います。

それを聞いていたユリアンは、遼河は独占者とは対立していると説得します。

ユリアンが言うならとクロエは承諾するのでした。

アイリーンから耳栓を外した遼河、次の目標は傲慢の墓だと話し始めます。

まだ攻略はされていないが、パンドラが介入し、探知王が雇われ厳重な警備となっているようです。

探知王の監視を避けてヨーロッパに潜入する作戦を考えなければなりません。

その為には柳の偽装道具でTKBM発掘団に偽装して、潜入すると遼河は言います。

TKBM団は何度もだましているので、簡単には騙せないと雪は言います。

TKBM団でなければならないと遼河は説明を始めます。

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171話

探知王からの干渉を減らすためにパンドラは実力ある発掘団を選定すると言う遼河。

パンドラはいくつかの発掘団の集まりなので、自分の発掘団の実力を隠したがると言います。

なので、どの発掘団も探知王に関しされることを嫌がるはずだと説明します。

そこでTKBMの出番だと言う遼河、前回の飛行機事件で社会的に信用を無くしてしまったTKBMの発掘団。

現在は人材不足となっており、他の発掘団よりたやすく入団出来ると考えたのです。

ある程度の実力を魅せれば容易く入れると話します。

大河原会長もから変えて、一石二鳥の作戦だと遼河は怪しげな笑みを浮かべます。

ホテルに戻った遼河たち、柳に遼河・雪・ユリアンの変装遺物を作るように指示します。

先ほど戻ったばかりなのに柳は嘆きますが、少し休憩すると変装道具を作り始めます。

その変装道具を使用すると、遼河は暗い印象の青年に、ユリアンは赤髪の男性、雪は茶髪の女性へと変装します。

変装した姿でTKBM発掘団の採用試験を受けにいく3人。

人手不足の影響もあり、すんなりと入団することに成功しました。

TKBM発掘団の研修を一通り受けると、傲慢の墓へと向かうことになります。

出発する前に柳は変装道具のタイムリミットについて説明します。

今回は柳が同行しないので、変装時間は限られており、怪我をすればその時間が短くなり、大けがをすればすぐに変装が解けると言います。

傲慢の墓に到着すると、周囲には雷が降り注いでおり、誰も近づけない状態です。

TKBMの発掘団発掘団は伊藤が指揮をとっており、他の発掘団にTKBMには遼河が変装して紛れていると言われます。

人員は厳選しているのでそんなことは有り得ないと伊藤は怒ります。

しっかりと指導のいきわたったTKBMの団員を見て安心する伊藤。

しかし、その中には遼河が混ざっているとは知る由もありません。

ユリアンはテレパシーが出来るボタン型の遺物を遼河に渡します。

それを使ってユリアンにある提案を持ち掛ける遼河。

彼の性格の悪さがにじみ出たその案にユリアンは絶句してしまいます。

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172話

TKBM発掘団に潜入しているユリアンは、要領よく仕事をこなし周りからも認められています。

伊藤は仕事が出来ない割に、八つ当たりをするので評判が悪いようです。

敵陣に潜入するリスクが高い分、様々な情報を得る事ができました。

ユリアンと合流した雪、お互いの情報を交換します。

変装した遼河がTKBM発掘団に紛れ込んでいると疑われたせいで、伊藤の機嫌が悪いことが分かりました。

遼河が余計なことをしなければいいがと、心配する雪。

その遼河は発掘団のメンバーから遺物を盗んでいました。

それに気づいたユリアンは、慌てて念話で止めようとしますが、考えがあるらしくすでに100個以上の遺物を盗み取っていました。

そして集めた遺物を伊藤の鞄へと詰め込み、遺物を発見したぞと叫びます。

騒ぎを聞いた団員たちが集まりだしました。

大河原誠は伊藤の胸ぐらを掴み問い詰めます。

すると伊藤は、誰かに嵌められたと嘆きます。

騒ぎは大きくなり、殴り合いのケンカに発展してしまいました。

こんなことをしてなんのメリットがあるのと尋ねるユリアン。

すると遼河は気分が良くなると悪びれず答えます。

そこへ、探知王の部下たちが現れました。

TKBM発掘団に遼河が紛れ込んでいるとことを聞いたらしく、調べに来たと話します。

この話を聞いた後のTKBM団の反応が悪かったらしく、誠は伊藤のせいだと睨みつけます。

変な言いがかりをつけるなと歯向かう伊藤とヤン・チェン。

騒ぎを大きくしたくないと考えた誠は、しっかりと検査を受けてTKBM団がシロだと証明した方が良いと話します。

しかし、それなりの代償を払ってもらうと付け加えます。

検査を受ける為に屋外へと集められるTKBMの発掘団員たち、人数が多いので数回に分けて調べると探知王は言います。

検査を始める探知王、電撃のようなものを放ちます。

受けた団員たちは苦しみ出します。

乱暴すぎるやり方に誠たちは怒りますが、多少の副作用は仕方ないとあしらわれます。

その様子を見ていた遼河は変装が取れないかと心配になります。

そうして、探知王は遼河達のグループへと向かってきました。

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173話

会社の残っているアイリーンとクロエ。

アイリーンはTKBMだけでなくアメリカや中国、ロシアに至るまで監視の目を光らせています。

そこまでする必要があるのかとクロエは尋ねます。

日本には遼河の恩人一家があるので中露連合を監視し、アメリカには不老草牧場がるので守らなければならないと答えます。

遼河がそれほどの物を所有していると知ったクロエは驚きます。

すると、そこへアイリーンの兄であるジョージから電話が掛かってきました。

パンドラはTKBM団に遼河が紛れ込んでいることに気づいたらしく、探知王を派遣したと知らされます。

運命王の予言で判明したようです。

今から連絡しても間に合わないので、アイリーンは自身の力を使うことにしました。

その頃、遼河たちは探知王の電撃で苦しんでいました。

神クラス以上の威力で遼河も苦しみます。

そこへカラスの遺物が登場します。

このまま隠れ続けることは難しいと話すカラス、協力して攻撃を仕掛けようと提案します。

遼河がカラスに力を分け与えると、カラスは遺物と宿主に襲い掛かります。

すると探知王が苦しみ始めました。

しかし、本体ではないので倒しきることは出来ません。

カラスの本体は封印されたままなので、本来の力を発揮できないのです。

敵の遺物のオーラが消滅し電撃から解放されました。

ここに遼河がいることは間違いないと言う探知王。

さっきの攻撃を見ただろうと言いますが、誰も認知していません。

凄まじい遺物のオーラを感じたが、何が起こったかはわからない誠。

すると、ヤン・チェンは証拠はあるのかと尋ねます。

探知王はこいつに違いないと、変装している遼河を指さします。

遼河はしらばっくれますが、遼河を見て怯えている遺物が証拠だと探知王は言います。

本当の姿にしてやろうと、遼河に力を使おうとしまうが、先ほどのカラスの攻撃で能力を使うことが出来ません。

証拠を出せないのかと煽り始めるヤン・チェン。

すると、それに便乗した遼河は僕があんな詐欺師なわけないじゃないですかと笑みを浮かべながらいうのでした。

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174話

怒りの収まらない探知王は遼河に向かって攻撃してきました。

証拠もないのになにをやっているんだとヤン・チェンは問い詰めます。

協力する気がないならパンドラの代理人として強制的に執行すると探知王は言い、部下たちも戦闘態勢に入ります。

急いで逃げようとする遼河ですが、これだけ疑われてしまったのであれば検査を受けろと団員に止められます。

なんとか逃げ切ろうとする遼河ですが、探知王が迫ってきました。

そこへ、探知王の部下がヨーロッパ支部が破産寸前だと報告が突然入ります。

事態を鎮静化するためにエージェントたちは全員戻るようにと命令が入りました。

納得いかない様子の探知王ですが、ヨーロッパの現状を見捨てる訳にはいかず、ひとまず戻ることにします。

アイリーンの仕業だと気づいた遼河はナイスだと喜びます。

なにが起きているのか理解できないTKBMの発掘団たち、自分は無罪で証拠がないから探知王は引き返したのだと言います。

納得したヤン・チェンは人数が足りないからと変装した遼河を発掘団に戻します。

しかし、伊藤は探知王に疑われた人物を団員に戻すのかと騒ぎますが、証拠がなかっただろとヤン・チェンに言い返されます。

それでも納得がいかない伊藤は変装した遼河を見張ることにします。

なんとか探知王を避けることができてホッとしている遼河。

ブレスレットに変装している荒縄に、二度と邪魔が出来ないように探知王から遺物を奪うように命令します。

車で移動中に探知王、どうしてこんな事態になってしまったのかと苛立ちます。

部下の一人が遼河の仲間である破産王の仕業かもしれませんと言います。

遼河への悪口を言う探知王、すると忍び込んでいた荒縄がご主人の悪口を言うなと車を爆破させます。

傲慢の墓エリアへと入りこむTKBM発掘団。

そのグループからこっそりと抜け出す遼河、新しく得た隠身のスキルを使用します。

すると、墓に仕掛けられた罠を作動させることなく進むことが可能でした。

このスキルを利用して有利に墓を攻略できると、遼河は何か企んでいる様子です。

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175話

隠身スキルを使用することで、罠が反応しないことを利用して更に出来ることが増えたと遼河は喜びます。

ユリアンたちを待機させると遼河はTKBM発掘団のグループへと合流します。

罠を回避しながら進む発掘団に対して、わざと罠を発動させる遼河。

次々に罠を発動させてはTKBMの戦力を削いでいくのでした。

傲慢の墓に仕掛けられた無数の罠を確認する遼河、その数はこれまでの墓の中でもトップクラスの数です。

他の発掘団には被害が出ないのに、TKBMばかりに罠が発動している現状に伊藤は責められてしまいます。

こんなことをするのは遼河しかいないと確信する伊藤。

ユリアンのところに戻った遼河はとても嬉しそうな表情を浮かべるのでした。

遼河の非道さいあきれるユリアン、ある程度満足した遼河は墓の攻略へと進みだします。

その頃、病院にいる大河原会長は未だに苦しみ続けていました。

自分の意思とは関係なく体が動いてしまう部下を病室に入れることが出来ず、一人で苦しみもがく会長。

すると、ひときわ大きな声で叫ぶ声が外まで聞こえてきました。

慌てて部下たちが病室へと向かうと、大河原会長の遺物が暴走して室内の物が浮かび上がっています。

このままだと、宿主が死んでしまうと遺物が暴走して助けを求めている様子です。

そこへ、運命王ジョシュアンがやってきました。

自分の遺物すらもろくに操作できないのかと馬鹿にするジョシュアン。

遼河がTKBM団に紛れ込んだ予知を見たから探知王を派遣したにも関わらず、こちらまで被害を受けてしまったと怒っている様子です。

未だに遼河を捕まえられていない現状で探知王のやり方には協力する発掘団はいないだろうと話す大河原会長。

TKBM発掘団は当たり前の対応をしたと言い、そちらのやり方にも問題があると主張します。

しかし、実際に遼河が現れた以上はパンドラ同士で争っているよりも強力して遼河を捉えるべきだと話します。

しかし、大河原会長の怒りは収まることはなく、予言などあてにならないまた夢でも見ていろとジョシュアンに言い放つでした。

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176話

罠をすり抜けながら傲慢の墓の中心部までたどり着いた遼河たち。

塔には多くの遺物のオーラが混じっており、どれが本体か分からないほど混沌とした状態です。

低層から激しいオーラを感じ、塔の中へと入ってみると中は宮殿のような作りになっていました。

階段を発見したので上層の広間へと上がっていくと、大勢の兵士が待ち受けており一斉に銃で攻撃をされます。

咄嗟にアイギスの盾で攻撃を防ぐ遼河ですが、あまりにも激しい攻撃に盾が破損してしまいます。

大勢の兵士たちの中からリーダーが現れると、なんとそれはナポレオンでした。

18世紀後半で起こったフランス革命、当時のフランスは王政が崩壊したばかりで、国が不安定な状態だったのでヨーロッパ諸国から侵略されていました。

周辺の国々は君主制だったので、フランスの革命を認めたくない裏事情もあってのことでした。

そんなフランスで、軍人だったナポレオン。

いくつもの戦争で勝利へと導き、フランスの皇帝へと上り詰めた人物です。

そんな偉大な人物であるにも関わらず、この塔では低層で登場してきました。

それほどこの塔の攻略は難しいのです。

遼河の以前の記憶ではここにナポレオンが登場した記憶はなく、過去とは違った展開になっているようです。

更に攻撃を仕掛けてくるナポレオン、対抗するべく遼河はセトを召喚します。

チキンを食べながらリラックス中だったセト、ナポレオンに気づくと慌てて砂嵐を起こし攻撃を防ぎます。

こちらに神クラスの遺物がいることを見抜いたナポレオン、世界三大法典の一つであるナポレオン法典を取り出します。

法典で有利な状況を作り出すナポレオン、更に身長が157cm以上の者は死刑だと宣言します。

そこで、ツタンカーメンを召喚した遼河は自分たちの姿を子供へと変えることで身長を低くします。

法典での攻撃はかなり消耗するのでその隙を狙おうと考える遼河。

部屋全体に砂嵐を起こすようにセトに命令し、そのまま逃げだします。

墓の主人でないナポレオンとこれ以上戦うのは無意味だと判断しました。

先へと進むとそこには古代中国の軍隊が並んでいました。

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177話

まだ塔の最下層であるにも関わず、かなりの強敵であるナポレオンに遭遇し苦戦を強いられる遼河。

ナポレオンは世界三大法典の一つであるナポレオン法典で遼河たちを追い詰めていきます。

遼河の起点でなんとか攻撃を免れ、隙を見てナポレオンの前から逃げ去ります。

先へと進もうとする遼河たち、そこで待ち構えていたのは古代中国の兵隊たちです。

その軍隊を率いていたのは、中国では有名な歴史上の人物である項羽の遺物でした。

ナポレオンに続いてかなり強力な遺物の登場に驚く遼河。

中国の覇王と呼ばれていた項羽、多くの虐殺を行った悪名高い将軍で怒りを露わにさせています。

何かを兵たちに怒鳴り散らしている様子で、遼河を殺すように指示しています。

子供の姿ではまともに戦うことが出来ないと感じたユリアン、元の姿に戻せないのかと遼河に尋ねます。

すると遼河は、戦わずに済む方法を考えようとしていました。

しかし、考えている間に先ほど振り切ったナポレオンの軍隊が追いついてきました。

項羽の軍とナポレオンの軍に囲まれてしまう遼河。

ナポレオンが追いついてしまった以上は、体を元の姿に戻すことが出来なくなってしまいました。

焦る遼河たちですが、遼河を巡ってナポレオンと項羽が揉め初めました。

この隙をついて逃げようと遼河は考えます。

普通の墓であれば遺物同士は強力関係にありますが、この墓の遺物はどちらが上なのか争っている様子で統率が取れていない様子です。

上手くその隙をついて逃げ出した遼河たちですが、階段を上った先でエジプト王とその兵士たちに出くわします。

皆を元の姿に戻した遼河、兵士たちを一斉に倒していきます。

遼河の姿を見つけたエジプト王は王家の墓を荒らした人間だと気づき、怒りを露わにさせます。

敵がラムセス王だと気づいた遼河、思ったより強敵だと思い一時後退することにします。

階段を降りようとする遼河ですが、下からはナポレオンと項羽軍が迫りつつあります。

しかも、項羽とナポレオンは協力している様子で、遼河は追い詰められてしまいます。

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178話

階段を上った先でエジプト王であるラムセムの遺物と遭遇した遼河。

予想していたよりも強敵だったので一時退却を試みますが、後ろからは項羽の軍とナポレオンの軍が迫ってきていました。

逃げ場のなくなってしまった遼河たちは、戦うことを余儀なくされてしまいます。

それぞれの持ち前の遺物を使用して敵に立ち向かう遼河たち、兵士たちを次々と倒していきますが、数が多くきりがありません。

エジプトの黄金時代を築き上げたラムセス2世、自分の業績を称える為に多くの神殿を建造していました。

戦争での実績も数多くある彼は、兵士の数も異様なまで多かったのです。

この先で何が起こるか分からないので、なるべく力を温存しておきたかった遼河ですが、しかたないとアヌビスを使おうとします。

しかし、TKBM発掘団がすぐ近くまで来ていることに気が付きます。

何かを思いつた遼河はTKBM団の元へと走りだしました。

遼河に気が付いた伊藤、かなり起こった様子で、ここで片づけてやると意気込みます。

そこへ、同じく遼河を始末しようと考える項羽とナポレオン、ラムセス二世が現れました。

思わぬ事態に驚いているTKBM団と遺物たちを後目に、遼河は隠身のスキルを使用してその場から立ち去ります。

しかも、逃げるのと同時にTKBM団の遺物を拝借していました。

先ほどまでいたはずの遼河がいなくなり、困惑する遺物たち、TKBM団には興味を示しません。

何やら話し合っている様子の遺物たち、遼河を倒した者をこの墓の主とすると言い出しました。

遼河狩りを提案する遺物たち。

それを影で聞いていた遼河、これまで感じていた違和感に合点がいきます。

この墓ではまだ主が決まっていなかったからなのかと思うのでした。

だから、罠や建造物にも統一感がなく、いろいろな文化が混ざっていたのです。

雪とユリアンたちと合流した遼河、この墓で何が起こっているのか調べる為に上層部へと向かうことにします。

途中で遺物たちに遭遇するかもしれませんが、誰が主か分からない以上は全員を倒すしかないと、不敵な笑みを遼河は浮かべます。

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179話

どうやらまだ主が決まっていない様子のこの墓、だから様々な罠や建物があり色々な文化がま混ざっているのかと納得する遼河。

この墓で何が起こっているのかを突き止めるために上層部へと向かうことを決める遼河ですが、誰が主か分からないので遺物たちを倒しながら先へ進むことにします。

一方でその頃、大河原会長は未だに遼河が仕掛けた新羅貴族の14面体酒令具の遺物に苦しめられており、遼河への怒りを募らせていました。

そして、別行動をとっている柳は遼河の指示によりロシアの遺物収集家が多く参加するパーティーに乗り込んでいました。
目的は英国王室との接触でした。

柳は遼河からの指示で片手にはスイッチを持っており、それを10分おきに押すように言われていました。

そのスイッチは大河原会長に仕掛けた遺物の連動しており、10分おきに大河原会長に災いが起こるようになっていたのです。

英国王女を発見した柳は近づこうとしますが、組織公認の復元しに邪魔をされてしまいます。

更に、リチャード側に属しているジュリアンも現れました。

公認の復元師はリチャード信者の集団に入っており、柳とは敵対関係にあったのです。

柳に仕事の邪魔をされたくないと思ったジュリアンは1千万円を渡して、お金で解決しようと試みます。

柳にとっては大金だろと思ったジュリアン、しかし柳は自分の年収は3億ドルだと見栄を張ってその場から立ち去ります。

絶対に嘘だろと柳のことをいかけるジュリアン。

その頃、フランスの傲慢の墓では、遼河たちが墓を攻略するべく上層部へと向かっていました。

すると、それを発見したナポレオンが遼河を追いかけてきました。

お前を倒した者がこの墓の主になれると意気込んでるナポレオン。

先ほどまでとは違い、逃げようとしない遼河。

遼河の手には、疫病の神ナムタルが捨てた病原菌試薬の小瓶がありました。

その遺物を使用して、ナポレオンの胃を攻撃するつもりです。

瓶のふたを開ける遼河、その瞬間に疫病がナポレオン軍を襲います。

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180話

強力な力を持つナポレオンの遺物、神クラスの遺物でなければ対抗できないが、他にも強力な敵が残っているので力を温存させる必要があります。

そこで遼河が思いついた作戦が、疫病の遺物でした。

作戦通りに疫病はナポレオンに感染し、お腹を壊して苦しみます。

容赦ない闘い方にユリアンはドン引きしますが、あれはナポレオンではなく遺物だから大丈夫だと遼河は言います。

ナポレオンに続いて項羽が追ってきました。

抜け駆けしたのかとナポレオンを問い詰める項羽、言い争いますが協力して遼河を倒すことで一致します。

同時に攻め込んでくるナポレオンと項羽、そこで遼河は参ったと言って自分の手を荒縄でしばり降参します。

情けないと高笑いする項羽、遼河はもし2人が戦ったらナポレオンが勝つだろうとつぶやきます。

それを聞いた項羽は激怒し、今にも暴れだしそうです。

それを見た遼河は、やっぱり項羽の方が強い、もしジョセフィーヌが中国にいたらナポレオンではなく項羽を選んでいただろうと言います。

すると、両者ともに頭に血が上ったのか戦いはじめました。

強力な力を持つ2人の戦いは激しさを増し、兵士たちもボロボロになっています。

2人が弱ったところを狙う作戦の遼河、隙が出来るのを伺っていました。

そこへ、ラムセス二世が登場し2人を攻撃すると一瞬で力を失い本と武器の姿にまで弱ってしまいます。

すかさず遼河は、ナポレオンと項羽の遺物を回収するのでした。

今度は逃げられないぞと凄むラムセス二世、もう逃げないとニヤリと笑う遼河。

エジプトのワンコロ三銃士を召喚します。

三体とも犬の姿で登場したので、もう少し威厳のある姿で登場しろと遼河に怒られます。

再び神の姿で登場し、自分に歯向かうことはこの神に歯向かうことだと遼河は言います。

しかし、ラムセス二世は全く動じることはありません。

更に知恵の神であるトト神を召喚しますが、それでもラムセス二世が動じることはありません。

自分を屈服させたいなら太陽の神であるラーぐらいを連れてこいと言い、巨人兵を召喚して襲い掛かってくるのでした。

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181話

ラムセス二世に馬鹿にされてしまった、エジプトの三神は収まりがつかなくなっていま
した。

この機会を利用しようと考えた遼河は、三体同時に攻撃することを提案します。

神クラスの遺物を同時に三も使うなんて正気かとユリアンに言われます。

今のように怒りで息が合っている状態なら、いつもより力が発揮できると遼河は言います。

死ぬ可能性もあるとユリアンに言われますが、遼河はやるつもりです。

生意気なラムセス二世に本気で襲い掛かるセト・オシリス・アヌビス。

すると、ラムセス二世は絶対権力を使用し傲慢の墓の遺物全てを配下に加えます。

大勢に敵が遼河たちのいる部屋に集まってきました。

三神で返り討ちにすると余裕の表情を浮かべる遼河、ユリアンは遼河の体を心配します。

出番がなくなにもしていないトトに気が付いた三神、トトがいるなら死者の審判を発動できると遼河に提案します。

死者の審判では天秤に死者の心臓を乗せ、もう片方には女神アマトの羽を乗せ死人の罪を問うものです。

もし罪が重ければアメミットというモンスターに心臓を食べられてしまい、死者の魂は永遠にこの世を彷徨うことになります。

オシリスが裁判長を務め、トトが書記官、アヌビスは死者の魂を冥府まで送り届けます。

取り合ずやってみろと言う遼河。

死者の裁判が始まりました。

ラムセス二世の兵士たちは裁判にかけられます。

すると、どう見ても罪が重いに決まっていると、アメミットをそこへ召喚しました。

流石に太刀打ちできない様子のラムセス二世、裁判によって罰を受けた遺物たちは次々と崩壊し始めます。

ラムセス二世に協力した兵士たちは、ほとんどが居なくなりました。

しかし、神クラスの遺物を複数を同時に使用した為に遼河はかなり消耗しています。

塔の中にいた遺物はほとんどが破壊され、塔が崩壊を始めました。

かなりぐったりとしている遼河ですが、墓の復元で塔を維持させ、無効かさせた遺物をかき集めます。

そして、頂上にもう一つ遺物をオーラを感じ、そこへ向かうのでした。

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182話

オフィシャルの復元師たちとの接触を避けた柳は、人気のない薄汚れた倉庫へと身を隠します。

ダヴィンチの遺物を取り出した柳は、先ほど王女と話しをしていた叔父の偽物をあっという間に作りだしました。

そして、その叔父がトイレに入ってくるのを待ち受け、入ってきたところにフィン・マックールの袋に遺物を使用し丸ごと飲み込ませます。

襲われた瞬間に大声を上げられてしまったので、護衛が数名乗り込んできました。

しかし、柳は護衛たちも丸ごと飲み込んでしまいます。

柳は作り出した偽物の叔父と会場へと戻ります。

遺物を買い取りたいと偽物に女王を紹介してもらいます。

柳の姿を発見したオフィシャルの復元したち、邪魔をしようとしますが、英国王室と談笑をしているので間に入ることが出来ません。

とりあえずチーフへと報告しに向かいます。

偽の祖父に紹介された柳に説得される王女、遺物の交渉に前向きになりつつあります。

交渉が順調に進み柳は手ごたえを感じます。

しかし、交渉の最中に突然証明が消されてしまいます。

暗闇の中で何者かが争う音が聞こえてきました。

なにも知らない観客たちは暗闇と騒動にパニックに陥ってしまいます。

皆慌てて逃げ出そうとします。

すると、オフィシャルの復元師たちは照明の遺物を使用して招待客の注目を集めます。

パニックを収めようと考えた彼ら、ここには王クラスの人間や手練れが多くいるので大丈夫だと言います。

誰の仕業かはまだ判明していないが、すぐに自分たちが取り押さえると宣言します。

しかし、床を見てみるとそこには王クラスの長官の死体が転がっていました。

突然のハプニングに驚きを魅せる柳、すると近くにいた王女悲鳴を上げます。

なんと、柳が作り出した偽の叔父が殺されていたのです。

咄嗟にこれはチャンスかもしれないと感じた柳。

遺物に閉じ込めていた本物の叔父と護衛達を取り出しました。

このような事態になることを予想していたと嘘をつき、叔父を守るために保護していたのだと話すのでした。

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183話

この事態を予測していたと言う柳、拉致ではなく保護だったのかと王女の叔父は驚きます。

会場に来た時から怪しい雰囲気を感じたと話す柳は、戦うことが苦手なので偽物とすり替えることで守ったと説明します。

すると、いいタイミングで偽物が石像へと変わります。

長官の死体も偽物なのかと周囲の人たちに尋ねられると、全員の偽物を作るには時間が無かったと話します。

嘘だとばれないかひやひやとする柳ですが、柳が居なければ死んでいたと王室側は信じてくれました。

なんとか上手く騙せたとにやけていると、オフィシャルの復元し達が文句をつけてきました。

柳のことを見張っていたが、そのような素振りはなく、王室の偽物を使って何かを企んでいたのだと言います。

すると柳はなぜ皆が楽しんでいる中で、自分のことだけを監視していたのか、そちらこそ何かを企んでいるのかと言い返します。

その言葉をきっかけに、王室も柳を後押しし、オフィシャルの復元師たちは責められるようになり、テロを起こした犯人として疑われます。

王室を救ったお礼として柳は王女から遺物を買い取る権利をもらいます。

その後、記者たちに囲まれる柳はまるで英雄かのような待遇を受けます。

これまで味わったことのない快感に酔いしれる柳でした。

その頃、遼河たちは傲慢の塔の最上階へと到着していました。

神クラスの遺物を使用したので、消耗している遼河に代わってユリアンが門を破壊します。

中へ入ると、人型の遺物が塔から逃げ出そうとしていました。

その遺物は悪戯好きのロキで、様々な姿に変身し多くのモンスターを生み出したと言わる神です。

過去の世界ではパンドラが幹部が所有しており、遼河は敵として戦ったことがありました。

荒縄にロキを捕縛させますが、ロキはハエの姿になり逃亡を図ります。

遼河はハエをわしづかみにしてロキにダメージを与えます。

元の姿へと戻るロキ。

ロキの様子を見た遼河は傲慢の墓の遺物ではなく、所有者がいることを見抜きます。

そしてロキが隠し持っている物を奪い取る為にロキを締め上げるのでした。

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184話

塔から逃げ出そうとしているロキを発見した遼河たち、過去の世界で敵として遭遇し戦ったことのある遼河。

逃げ出そうとするロキに対して、遼河はすかさず荒縄で捕縛します。

しかし、ロキはハエに姿を変えて逃亡を試みます。

遼河はそれを見逃さず、ハエの姿のロキを鷲掴みにするのでした。

ダメージを食らったロキは元の姿に戻ってしまいます。

ロキの様子を見た遼河は、彼が傲慢の墓の遺物ではない事に気が付きます。

そしてロキが大事そうに隠し持っている物に気づき、それを奪い取ろうとします。

ロキを締め上げる為に攻撃するユリアン、するとロキは猛牛の姿へと変わり反撃してきました。

ユリアンを援護するために遼河はヘイムダルの角の欠片の粉を用意します。

ヘイムダルの遺物の一部ですが、消耗品なので支配力を使用する必要がありません。

更に屈服させる必要がなく、何よりもロキに対してはかり有効な手段でした。

神の世界で悪さばかりを行っていたロキ、ヘイダルムはその監視役で妨害ばかりをされていたのです。

しかも、神の戦争ラグナロクでは相打ちになるなど、数多くの因縁がありました。

塔の所有権をよこせとヘイダルムの粉をロキに投げつけます。

効果は抜群で逃げ出そうとするロキ、そこを叩き落し、所有権の譲渡を約束する契約書にサインを書かせます。

契約書を遼河へと渡すと、その間にロキは鳥へと姿を変えて逃亡します。

厄介な遺物だから自分には必要ないと遼河は気にしていません。

傲慢の塔も王家の墓もしばらくはこのまま維持させて、数日間パンドラの目をそちらに向けようと考えたのです。

こうして墓の持ち主となった遼河、とんでもない値段で遺物たちに貸し出します。

墓の維持にはラムセス二世を使用して、遼河たちは傲慢の墓を後にします。

ホテルへ戻ろうとすると、遼河はこれまでの無理が影響して倒れてしまいます。

ピザが食べたいと言う遼河、ユリアンと雪が買いに行きます。

ピザを買ってホテルへと戻ると、遺物使用のリスクで正気を失った遼河が街で暴れまわっているのでした。

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185話

暴走した遼河はあちらこちらで騒ぎを起こしています。

ユリアンと雪は各地で遼河のかけあ迷惑を処理していました。

キルダルを召喚した雪は遼河を捜索します。

総帥戦の時のように気絶するほど体力を使いきればいいのですが、体力が余っていた今回はこのような暴走行為に走ってしまいました。

遼河を発見すると、チンピラと揉めており、全員を倒してしまいます。

ユリアンが戻ろうと声をかけますが、聞く耳を持ちません。

インドラを使って遼河と戦うユリアンですが、体力がまだ残っている遼河に倒されてしまいます。

今のところはチンピラを倒すなど、さほど悪いことをしている様子が無いので、しばらく監視することにしました。

しかし、遼河がお金に火をつけて走り出したのですぐに止めに入ります。

それから一晩中、ユリアンと雪は遼河の体力が尽きるまで追いかけて回り、使い果たしたところでようやく捕獲するのでした。

やっとの思いで遼河を捕まえた2人は、合流していたクロエに治療を頼みます。

ナイチンゲールの遺物で回復した遼河は意識を取り戻します。

クロエから遺物使用のリスクが発生して大変だったことを聞きます。

それでも、ユリアンと雪がフォローして回ったので大きな被害は出なかったと知るのでした。

ユリアンから連絡を受けていたクロエはニューヨークからフランスまで駆けつけてきたようです。

過去の遼河の遺物によるリスクは考古学の遺物による知識欲だけで済んだいました。

しかし、あらゆる遺物を保有している今はどんなリスクが発生するのか情報が欲しいと遼河は考えるのでした。

遼河が墓に行っている間に、柳が英国王室から救った有名人になっていたことをクロエから知ります。

世間からの柳の評価は上がっており、スカウトの話も多数きており、フリーで復元の依頼が多数きているほどでした。

これまでの遼河の柳への扱いを考えると、柳が逃げてしまうのではとユリアンは言います。

柳を成長させる為にもこれまで厳しくしていましたが、柳が逃げるのは困ると考える遼河でした。

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186話

英国王室を手違いで救った柳。

その効果は絶大なもので、多くのスカウトや遺物の復元以来が次々と飛び込んでいました。

遼河は傲慢の墓の攻略をしていた為にその情報を知る由もなく、いつの間にか有名人になっていた柳に驚きます。

今までの仕打ちを考えれば柳が逃げ出してしまうのではと心配するユリアン。

柳に抜けられては困ると遼河は何やら考えています。

一方その頃、柳の元には以来の電話が鳴りやまず、柳はこれまでにない状況に有頂天になっていました。

仕事を断り、豪華なホテルでゆっくりとくつろいでいる柳。

携帯に着信があったのでまたスカウトかと、相手を確認せずに対応すると相手は遼河でした。

それまで有頂天で会った柳の顔が一機に青ざめます。

遼河には教えていない番号だったので、焦って言い訳をする柳。

団長を裏切ったはけではないと急いで戻ってきた柳は必死に謝ります。

反省しているなら良いと余裕の表情の遼河。

今回の事をきっかけに柳に殺到した仕事の依頼、オフィシャルの復元しの仕事が減るメリットがあると言います。

更にオフィシャルの復元しの遺物を担当することで、敵対する発掘団の情報も仕入れることが出来ます。

そして柳は本題であった英国王室から買い取った遺物を差し出します。

複数の遺物があり、おいしい料理を簡単に得ることが出来るものや、よく眠れる芳香剤など、どれも大して役には立たない遺物ばかりでした。

そのために使用した金額はなんと二億、その値段を聞いたユリアンはあきれてしまいます。

その頃、パンドラ本部の大会議室では理事会長であるロスチャイルドから王の秘宝に関する発表がありました。

七大墓のほとんどは遼河に攻略されてしまいましたが、近々出現する王の秘宝を手にすることが出来れば状況を変えることが出来ると言います。

王の秘宝はその主人の身体と精神を強化する遺物で、これを使えば流石の遼河も相手にはならないと話します。

更に、王クラスの遺物を増やす方法もあると持ち掛けます。

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187話

絶対の権力を持つパンドラの決定権、それなに王クラスの者を増やすとはどういうことなのかと会議場はざわざわとし始めました。

当初は秘宝の数に合わせて王を15人に予定していましたが、不穏分子が発覚したのでパンドラのシステムを大きく変更すると言うのです。

そうして大きな疑念を残したままパンドラの会議は終了します。

終了後に、イブ・ロックフェラーはロスチャイルドの後を追いかけます。

静観するのではなかったのか、何故今頃になって考えが変わったのかと尋ねます。

王の秘宝だけは遼河に奪われるわけにはいかないと、厳しい顔つきを見せるロスチャイルド。

これまでの遺物とは根本的に王の秘宝は何かが違うようです。

これから忙しくなると呟くロスチャイルド、パンドラの運営をイブに任せると言い残し、プロメテウスに姿を変身させてその場から立ち去るのでした。

その頃、傲慢の墓を遼河に攻略されてしまったジョシュアは、もっと遺物の予言をしろと叱責を受けていました。

予言するためには眠る必要があるので、その影響でジョシュアは腰痛になっていました。

すると、そこへTKBMのヤン・チェンが現れました。

ヤン・チェンはジョシュアに遼河の未来を予想するように依頼していました。

しかし、遼河の未来だけは見ることが出来ないと話すジョシュア。

しばらく考えたヤン・チェン、自分の未来を見て遼河の行動を探ることは出来るかと提案します。

言われた通りにして、夢に遼河が関わっていなくても払い戻しは出来ないとジョシュアは言います。

それでもやってくれとジョシュアに大金を渡すヤン・チェン。

言われた通りにヤン・チェンの未来を覗き込むと、夢の中でTKBM団の死体がそこら中に転がっています。

薄暗い神殿のような場所で、お前のせいで家族が死んだ、この裏切り者と遼河がヤン・チェンの首を踏みつけています。

何のことか分からないと答えるヤン・チェン、それでも遼河が力を緩めることはありません。

ヤン・チェンが苦し紛れに知っていたと答えると、遼河は容赦なくその首をへし折るのでした。

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188話

ヤン・チェンが遼河殺される恐ろしい予言を見てしまったジョシュア。

あまりの衝撃に酷く怯え始めます。

ヤン・チェンを殺した遼河は、何食わぬ顔で仲間を探さなければと歩きだしました。

夢の中なので、遼河はジョシュアの体をすり抜けていきます。

汗だくで目覚めるジョシュアの顔は真っ青になっていました。

予言の結果を聞くためにヤン・チェンはジョシュアの元を訪れます。

短期間でひどくやつれた様子のジョシュア。

遼河の手によって、TKBM団とヤン・チェンが殺されてしまうという恐ろしい予言を伝えます。

遼河の家族を殺したのかとジョシュアはヤン・チェンに尋ねます。

そんなことはしていないと答えるヤン・チェン、そもそも遼河には家族がいないと言います。

それでは、あの夢は何だったのかと考えるジョシュア。

夢の中に現れた遼河は誰かを探していました、その人物が分かったジョシュアは言います。

優秀な部下が多い遼河、これ以上遼河の元に人材が集まらないように、それらの人物と接触させないようにしてはと提案します。

そしてその人材リストをジョシュアはヤン・チェンに見せます。

そもそも、なぜ遼河は優秀な人物を集めることが出来るのかとジョシュアは不思議に感じます。

リストを眺めるヤン・チェン、その中からこちらの仲間に引き込めそうな人物がいることに気が付きます。

その頃遼河はというと、最近になって自社の製品に対する悪い評価が増えているとエドワードに報告を受けます。

インターネットのレビュー評価に、悪い評価が最近になって急に増えたと言うのです。

製品に問題があればエドワードが見逃すはずがありません。

誰かが故意的に悪い評価をつけていると感じる遼河。

対策を考える為に柳・雪・ユリアン・クロエを集めて話し合います。

実際に悪い評価を大量に行っているのを発見して遼河に報告するクロエ。

犯人にはしっかりと責任を取ってもらうと、不敵な笑みを浮かべながら何か思いついた遼河でした。

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189話

遼河が運営している会社の商品にやたらと増えだした悪い評価のレビュー、とても製品に問題があるとは思えず、だれか黒幕がいると遼河は考えます。

その黒幕を捉える為ににも柳、雪、ユリアン、クロエを呼び対策を考えます。

犯人にはしっかりと責任を取ってもらうと話す遼河。

まずはTKBMから調査しようと言い出します。

大河原会長が身動きが取れないうえに、傲慢の墓の件で更に大きな被害を受けたのでTKBMには難しいのではと柳は言います。

しかし、他のメンバーはTKBMが怪しいと睨んでおり調査を開始することにします。

その頃、TKBMでは働きづめで疲労困憊となりうとうとしているヤン・チェンを誠がたたき起こします。

遼河を追い詰めるための新しい作戦だと、計画書をヤン・チェンに渡します。

遺物と墓にしか興味がない遼河、そこで遼河の会社を狙うのだと話します。

遼河が運営しているグレイブカンパニーの評価を落とす為には、大勢の人物を雇い商品に対して悪い評価をたくさんつけると言います。

いまいちやる気のない返事を返すヤン・チェン、それよりも運命王が予言で言っていた遼河が探している人物を探してはと提案します。

その人物は林一海という普通の肉屋の店主でした。

いまいち乗り気ではない誠、しかし今では遼河の右腕となっている柳も遼河と接触しなければ一般人でした。

遼河には人材を探し当てる才能があるのではと思い始めます。

適当な罪をなすりつけ、刑務所に送り込むことを提案します。

その間に、証拠を改ざんし、記憶歪曲系の遺物を使用して陥れることを誠に説得します。

いまいち乗り気ではない誠ですが、最終的に許可がおりました。

林の店へと向かうヤン・チェン。

店に到着すると、ネズミやゴキブリに幽霊まで遺物を使って、でっちあげるのでした。

そうして林は連行されてしまいます。

林が店を離れたところで、偽の証拠を作り上げる作業へと移ります。

その様子をビルの屋上から監視するユリアンとクロエ、その状況を遼河へと報告するのでした。

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190話

ヤン・チェンを監視していると偶然ダンを発見したユリアン、遼河に報告します。

ヤン・チェンの監視をしつつ、出来る限り情報を集めるようにと指示を受け、遼河はユリアンの元へと向かいます。

過去のダンは対人戦闘を担当する狩人でした。

阿修羅の遺物を持っており人間兵器級の力を持っていたのです。

そんな彼が、なぜヤン・チェンに掴まったのかと不思議に感じる遼河。

考えても答えが出ない遼河は、現地へと急ぎます。

その頃、ダンは警察から事情聴取をうけており、倉庫から遺体が発見されたと問い詰められていました。

ヤン・チェンはあらゆる証拠を捏造し、周辺住民の記憶を改ざんしていました。

更には検察や弁護士も買収する予定だと誠に話すと、林にそこまで価値があるのかと言われます。

運命王の予言だとヤン・チェンは説明します。

ユリアンと合流した遼河、これまでのことを報告されます。

話によるとダンは奥さんと死別しており、幼い娘の美穂が病で入院中だと聞かされます。

過去の世界でダンと出会ったとき、娘は既に戦い巻き込まれていたのです。

娘を人質に取られていたのかと話し込んでると、柳は何故ダンという人物を知っているのか?何者なんだと尋ねます。

自分けが知らないことを不思議がっている柳に、遼河は後輩が増えるからいいだろと話をそらします。

ダンについての話をまとめると、過去の世界では妻と別し娘を育てる為に日々忙しくしていると、遺物の登場によって戦場となった世界。

そこで戦闘系の遺物と相性が良かったダンは軍人して雇われます。

しかし、娘の死をきっかけに荒れた生活送るようなったダンは盗掘団へと落ちぶれて言ったのです。

現在のダンについての情報が足りないので手分けして調査することになりました。

そこへ、かつて予言の遺物を保有していた佐々木から電話が掛かってきました。

せっかっく日本に来ているなら、遼河ファンクラブのイベントを行おうと言うのです。

ファンクラブまとめるにはそれなりの見返り必要だと言います。

その話を聞いた遼河はなにか思いついたようです。

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191話

電話越しでファンミーティングをしてもいいかもしれないと答える遼河。

しかし、ちかごろ会社の商品レビューに嫌がらせをする集団がいて悩んでいると演技をします。

それを聞いた佐々木は怒りを露わにさせ、サイトアドレスを教えてくれれば良いレビューで埋め尽くすと言います。

ファンクラブを総動員させて佐々木は動き出すのでした。

根本的な解決になっていないと言うユリアン、とりあえずはダンに集中したいと遼河は答えます。

金光刑事に電話をかけ拉致されてしまった林一海について相談します。

詳細を調べる為に情報収集を行う遼河たち。

クロエはダンの娘である美穂をTKBM団から守るために、保護へと向かいます。

残りのメンバーでダンを追うことにします。

ダンの経営する精肉店に到着すると、遺物を使用した痕跡が残っていましたが、うまく痕跡を消していました。

すると、そこへ金光刑事から電話が掛かってきました。

ダンは留置所に監禁されており、しかも殺人の容疑をかけられていました。

ダンはそんなことをするような人間ではないと言う遼河。

全ての手続きが急ピッチで行われており、4人も死んでいるのになぜか何一つニュースになっていないことに違和感を感じます。

TKBM団の仕業だと感じた遼河は怒りを募らせます。

宿に戻った遼河は仲間たちにダンの現状を説明します。

ダンが拘置所にいることを伝えると、TKBM団とはいえなんの罪もない人間を簡単に殺すことは出来ないようだと話します。

そこで遼河は正々堂々とダンを救い出すと言います。

ダンの無罪を証明できれば、証拠を捏造したTKBMは更に追い込まれます。

知り合いの弁護士を雇うユリアン、TKBMは証拠を操る遺物を使用しています。

発掘する中で遺物が奪い合いとなった時、犯罪をもみ消す為に催眠や記憶捜査計の遺物を使用していたのです。

遺物に関しては知識がない司法でも、遼河達が介入すればその現状は覆ります。

その頃、拘置所にいたダンは弁護士を雇うものの、やる気のない弁護士でまったく相手にされず逆に弁護士に問い詰められていました。

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192話

身に覚えのない罪に問われ絶望しているダン、そこへ遼河とユリアンが現れました。

TKBMに雇われている弁護士を問い詰め、絵画の遺物の中へ閉じ込めてしまいます。

ダンの前に現れた遼河とユリアン、ユリアンは弁護士だと名乗り、遼河はその通訳だと言います。

新たに弁護士を雇うお金が無く戸惑っているダン。

状況があまりにも酷いので無料でも構わないと遼河が話すと、すがりつくように遼河に頼み込みます。

どうにかして恩を返したと話すダン、遼河は前世で変わり者に助けられたからと冗談交じりで話します。

ダンから今回の事件の詳細を説明してもらう遼河。

なんども遼河たちにお礼を言い続けるダン、その姿は前世でのダンとあまりにもかけ離れており違和感を感じるのでした。

一旦ホテルへと戻る遼河たち、そこへエドワードから連絡が入ります。

口コミが高評価へと変わっていると言います。

しかし、これで全てが解決したわけではなく、一時的な対策にすぎないので引き続き監視を続けるように指示を出します。

ブレイブカンパニーの口コミが高評価へと変わっていくのを見て慌て始める誠、急いで人員を増やすように指示を出します。

誠には順調にいっていると話したヤン・チェンですが、実際はダンにつけた弁護士と連絡が取れない状況になっていました。

その頃、ユリアンは諸葛亮の遺物を使用して裁判のことを調べ上げていました。

ダンに付いた新しい弁護士についてTKBMは調べようとしますが、柳の変装遺物を使用していたのでばれることはありません。

しかし、追い詰められたTKBMがダンの娘である美穂に手をだすかもしれないので、美穂を安全な病院で保護することにしました。

更に、時間がとれればクロエが美穂の体を治すことも可能です。

裁判まで残り一日となり焦り始めるヤン・チェン。

とうとう裁判当日を向かると、ダンの隣に立っていたのは策略王のユリア・ミラーであることに驚きを隠せません。

しかも、傍聴席には遼河が座っておりヤン・チェンは追い込まれてしまいます。

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193話

裁判所でユリアンと遼河を見たヤン・チェンは驚きを隠せません。

そこへ裁判官がやってくると、裁判がすぐに始まりました。

人を殺した上にその死体を隠していた、しかもその死体は毒で汚染されていたなどデタラメの内容を話し出す検察側。

こちらには最高の弁護士であるユリアンがついています。

検察が提出している証拠は遺物で捏造することが可能だと話すユリアン。

遺物が使用されていないあ証明が必要だと話します。

すると検察側は未知の存在である遺物が介入することで裁判が成立しないと騒ぎ出しました。

現場では幻覚系の遺物の使用した痕跡があったとユリアンは言います。

多数の遺物専門家(遼河)の証言もとれていると話し、その一人を被告側の証人として申請すると訴えます。

そして、その痕跡を視覚化する為に遺物の使用許可を求めます。

パンドラが認めた王の資格をも遺物使用者であるユリアン、その資格は十分に持っていました。

パンドラ公認ということもあり、場内の雰囲気が変わり始めます。

そして判事たちは遺物の使用を許可するかどうかで話し合いを始めました。

裁判でユリアンが遺物を使用することで判決の結果は大きく変わります。

もしここで遺物の使用が許可されずに裁判あ進んでも、遼河が騒ぎを起こしダンを連れ出す予定でした。

判事たちの話し合いは終わり、ユリアンの提案が認められました。

まさかの事態にヤン・チェンは取り乱します。

遺物を考慮しての追加証拠を許可することになりましたが、追加的な遺物の使用は認められませんでした。

代わりに遺物分野の専門家の出廷を認めるとのことです。

その日の裁判は終了し、状況は改善しつつあるとユリアンはダンを励まします。

急いで部下に電話をかけるヤン・チェン、すぐにダンの娘を拉致して人質にするように指示を出します。

病院へと向かったTKBMの部下たち、眠っている美穂を拉致しようと試みます。

しかし、異常に重い美穂の体、さらに体が徐々に石のように変化していきます。

偽物だと気づいた部下たち、次の瞬間に美穂の偽物は爆発してしまいました。

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194話

爆発した偽物の美穂、その爆発と共に荒縄が飛び出してきました。

捕まえに来た男達を縛り上げる荒縄、雪もその場に隠れて待機していたのです。

車の中で部下たちからの報告を待っているヤン・チェン、すると部下から電話があり罠だったと報告を受けて慌て出します。

しかし、時すでに遅しで遼河はすぐそこまで迫っており、車の窓を破壊するとヤン・チェンをつまみ出し地面へと投げつけます。

何故ダンに手を出したのか、罪もない人間を陥れようとしたのかと、脅しをかけるかのように問い詰めます。

ヤン・チェンの真後ろにはユリアンが立っており、2人に挟まれたヤン・チェンはこの場から逃げだすことは不可能でした。

知ってはいけないことまで知ったようだなとヤン・チェンに怒りを露わにする遼河。

どこでダンのことを知ったのかと、追い込みをかけるように問い詰めます。

冷静な判断が出来なくなったヤン・チェンはやけくそとなり、遼河に向かって襲い掛かります。

これはお前が招いた結果だと、遼河は容赦なくヤン・チェンをボコボコにします。

ボコボコにされていくヤン・チェン、ついに耐え切れなくなってしまい、ダンのことは運命王の予言で知ったと話し始めます。

それを聞いて驚く遼河、運命王の力であればもしかすると遼河が未来から来たことも分かるのかもしれないと考えます。

危機感を感じた遼河は、運命王を次のターゲットにしようと思うのでした。

知っている情報を全て話てしまったヤン・チェン、このままだと始末されてしまうかもしれないと怯え始めます。

金光刑事に電話をかける遼河、ヤン・チェンを逮捕してもらいました。

ヤン・チェンが捕まったことで証拠の捏造が出来なくなりました。

その結果、証拠は遺物で捏造されたものだと証明した弁護士側、検察側は遺物が関与していない十分な証拠を上げることが出来ず、ダンは無罪放免となりました。

大喜びのダンはユリアンに感謝を言います。

記者団を用意していた遼河、ダンにインタビューを受けさせるとTKBMが遺物を使って証拠を捏造したことを世界に広めるのでした。

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195話

テレビのニュースではTKBMの職員が一般市民に殺人の濡れ衣を着せようとしたことが大きく取り上げられます。

ニュースには林とその娘のことも取り上げられ、TKBMを批判する風潮が更に強くなりました。

参考人として調査を受ける大河原誠は沈黙を続けているとのことです。

ニュースを見ながら勝利の祝杯を挙げる遼河たち、ダンが報復されるのではと心配するユリアン。

ダンはもう仲間だから手出しはさせないと遼河は言います。

しかし、記憶の問題があるのでダンとは別行動をとると説明します。

なんのことを話しているのか理解できない柳、そんな柳に酒を飲ませて話を誤魔化す遼河や雪。

そこへクロエが登場しました。

ダンの娘である美穂の治療方法を探す為に研究しっぱなしだったクロエは、やっと治す手立てが見えたと話します。

病気と遺物症候群が合併していた美穂は現代科学では治すことが出来ない症状が出ていると話します。

過去の世界ではそれを治すことが出来なかったが、今ならまだ間に合うとクロエは言います。

翌朝それをダンに伝えると半信半疑の状態です。

遺物症候群なら自分たちの仲間が治すことが出来ると遼河はダンに話します。

完治させてやるがお金はいらないと遼河が言うと、土下座のような姿勢で感謝を伝えるダン。

なんでもやると言うダンに、遼河は盗掘団の入団契約書を渡します。

今は肉屋を続けていて構わないから所属だけ自分の発掘団にして欲しいと遼河は言います。

それをダンは了承するのでした。

クロエは美穂の治療に関して説明を始めます。

手術を伴う計画なのでダンは緊張した表情で話しを聞きます。

4歳の娘を救う為ならなんでもすると決意を固めるのでした。

まずはクロエが遺物症候群の治療を行います。

その後、腕の良い医者を呼びつけ手術を行います。

手術が終わるのを不安そうに待っているダン。

ユリアンはダンの記憶を戻さなくていいのかと遼河に尋ねます。

娘を失ってしまった悲しい過去を戻したくないと言う遼河、今回は幸せな家庭を気づいてもらうと話すのでした。

無事に手術が終わり気分が良い遼河ですが、そこに厄介な電話が掛かってくるのでした。

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196話

掛かってきた電話を取ると相手は佐々木でした。

佐々木はファンクラブが行っている遼河の会社の商品に対する高評価レビューをそろそろ打ち止めにすると言います。

エドワードの話によれば会社の商品への攻撃は止まった状態なので、高評価を打ち止めにしても問題ないとのことです。

高評価を停止しても大丈夫だと佐々木に伝えると、佐々木は思いもかけないことを言い出しました。

ファンミはいつにするかと話出しました。

皆に協力してもらっておいて、まさか今更嘘だったとは言いませんよねと、脅すように問いかけます。

ダンの事件が解決したことでほっとしていた遼河は、ファンミのことをすっかり忘れていました。

このまま何もしなければファンの反感をかい、会員が減ってしまうかもしれないと考える遼河。

遺物のレベルアップの為には信者が必要不可欠なので、減らすわけにはいかないと考えます。

そこで遼河はファンミを行うことを決断します。

ファンミの詳細について柳と打ち合わせを行う遼河、団長のそんな姿が見られるなんて夢のようだと雪は興奮します。

ファンミの予定や詳細は佐々木が計画を立てます。

あまり気のりがしない遼河ですが、仕方なく遺物ショーで時間を稼ぐことにしました。

会場に向かうと、思っていた以上に人が集まっており遼河は自分にこんなファンがいたのかと驚きを隠せません。

あまり人前に出ることを好まない遼河ですが、大勢の人から好意を寄せられることは居心地が良く、乗り気ではなかった彼も最終的には楽しんでいる様子です。

その大規模なファンミはニュースでも報道されており、それを見たジョシュアは悔しさを露わにさせます。

せっかく予言をしてやったヤン・チェンも捕まってしまい、予言を無駄にされたとジョシュアは苛立ちます。

なにかも上手くいかず、遼河に怒りを募らせるジョシュア、そんなところにパンドラのロックフェラーがやってきました。

ロックフェラーは彼に最適な遺物を持ってきたと話し、その手にはカメラのようなものが握られていました。

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197話

ジョシュアに遺物を渡したイブ、どのように使うかは予言遺物専門家だから分かるだろと言います。

イブが作った予言遺物らしいが、予言遺物は特殊なので試しに使うことが出来なかったが、正常に動くはずだと話します。

最近になっていろいろと動き回っていることを指摘するジョシュア、ロスチャイルドが不在なのでその間を任せられているとイブは言います。

遺物はありがたく頂くが、遺物の情報を詳しく伝えてくれればもっと効率よく使えたはずだと呟くと、そこにイブはもういませんでした。

まずはどんな力を持っているか知る為にカメラを撮影してみるジョシュア。

室内を撮影したはずなのに、そこには見知らぬ男女が映っていました。

更に何枚か撮影してみますが、そこには被写体は別の物が映り続けていました。

その中の一枚はキイラ将軍が映っており、行方不明となっているはずの彼女は死んでいると予想されていました。

過去が映る写真なのかと考えるジョシュアですが、イブわざわざ持って来たのだから何か役にたつはずだと考えます。

その頃、ファンミを無事に終わらせた遼河、宿に到着するとそこには大量のプレゼントが運び込まれていました。

雪と柳はそのプレゼントを整理していますが、柳はおこぼれをもらおうと目を輝かせています。

公園にダンを呼び出した遼河、刀の遺物を手渡します。

支配力を乗せて斬ることを教える遼河、それを見ていたユリアンは平穏に暮らせるようにするのではなったかと呟きます。

記憶を戻さなくても鍛える事は出来る、何が起こるか分からないので使えた方がいいはずだと遼河は言います。

もし武器が使えれば今回のような事が起きても自力で切り抜けられたはずだと話します。

遼河に言われた通りに支配力を意識して刀を振るうダン、すると刀から衝撃はが生まれました。

大きな岩を試し切りして見ると岩の半分まで刀が入りました、

初めても関わらず才能を感じる遼河たち、その後も練習を重ねるとダンはあっという間に成長して行くのでした。

その頃、ジョシュアはカメラ型の遺物を調べるのに一苦労していました。

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198話

パンドラ本部にいるイブを尋ねるジョシュア、ポロライドカメラの使用方法が分からないので文句を言いに来たのです。

撮影した写真には失踪したはずのキイラがワインを飲んでいる様子や、イブの弟であるオースティンがパンドラ本部で楽しそうに談笑している姿でした。

そして、一番気になったのが遼河達の集合写真の中に何故かヤン・チェンが肩を組んで映っているのです。

写真のほとんどはこういったありえないような状況ばかりです。

写真に写っている当事者は写真の中の体験が出来るので、部下にやらせてみるとほとんどがパニック状態になったと言います。

このような有り得ない状況に、予言遺物ではないのではと話すジョシュア。

ガイアがそう言ったのだから間違いないと答えるイブ。

その写真には起こりえた世界の影を見せていると話します。

それを聞いたジョシュアは何かを思いつき、刑務所にいるヤン・チェンの元を尋ねます。

協力してくれるならここから出してやると話すジョシュア、遼河とヤン・チェンが映る集合写真を見せます。

この写真の中に入り、その体験を説明しろと言うのでした。

このような作業を今後も頼むかもしれない、そうなったらここから出してやると条件を出します。

早速写真に支配力を使い入り込むヤン・チェン。

TKBMのオフィスで遼河と中よさそうに肩を組むヤン・チェン、写真の中はかなり鮮明で幻覚といったものではなく、まるで未来の自分の記憶をたどっているようでした。

団長の誕生日だから皆で集合写真を撮ろうと雪は言います。

ヤン・チェンはなぜか遼河の為にケーキを用意しており、それを差し出します。

そこで急に記憶がフラッシュバックするヤン・チェン、自分がTKBM発掘団の13チームであることを思い出します。

そこで大河原会長のことを思い出すと、激しい頭痛に襲われ現実へと戻ります。

内容を教えてくれと言うジョシュア。

起こりえる未来で自分は遼河と同じ発掘団に所属していたと言います。

そして大河原会長に取引を持ち掛けられ、出世することと引き換えに遼河を裏切ったと話します。

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199話

ヤン・チェンから情報を聞き出しているジョシュア、そこへ刑務官に扮装した遼河達がやってきました。

遼河達は以前からヤン・チェンを監視していたのです。

2人を取り押さえると、何を話していたのか全て話せと脅しをかけます。

前回と同じように乗っ取ていた体からすぐに離れるジョシュア。

残されたヤン・チェンから情報を聞き出そうと遼河は言います。

記憶を取り戻したのかと尋ねながら遼河は尋問を始めます。

ヤン・チェンを殴り飛ばして、王だった時の名を言えと怒鳴りつけます。

ヤン・チェンは太陽王だと答えます。

過去では太陽王アポロンの遺物を持っていたヤン・チェン、しかし遺物のリスクによって体が崩壊しC級以上の遺物が使用できなくなっていたのです。

それから遼河たち発掘団のサポート役として加入していました。

しかし、最終的には裏切りを行い発掘団を崩壊へと導きます。

医療王が持っていた遺物について尋ねる遼河、しかしヤン・チェンは知らないようでした。

ヤン・チェンは身の回りの情報は戻っても、当時の知識までは戻っていないようです。

記憶が戻った以上はヤン・チェンを放置し置くことは出来ない、始末するべきだとユリアンと雪は言います。

地面に倒れこんでいるヤン・チェン、柳の姿を確認するとこの裏切り者と激怒します。

そして裏切ったのは自分だけではない、あいつも殺せと柳に手を伸ばします。

遼河はヤン・チェンを殴り気絶させます。

本当に裏切り者なのか調べる必要があると言うユリアン、なんの話なのか分からない柳は混乱しています。

そこへ本当の刑務官が現れたので遼河たちは急いで撤収します。

ホテルへ戻ると、ヤン・チェンを収監施設に入れる書類を作成していました。

そこへユリアン達がやってきて柳が裏切り者なのか確認する為にも、柳の記憶を戻そうと言います。

柳は裏切り者ではないと思うと話す遼河、柳が以前の詐欺王のようになっても困ると言います。

そこへ柳が入ってきて、自分だけが何も知らないことを嘆きます。

ムニンの涙を持ち出してそれを使用するのでした。

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200話

ムニンの涙の効果で記憶が戻った柳はひどく苦しみ始めました。

その記憶には大河原会長が登場し、そこで苦しみがピークに達して嘔吐を始め気絶してしまいました。

記憶が戻る際はある程度の苦しみが伴います。

元々、支配力や体力が人より乏しい柳はかなり激しい症状に襲われます。

柳にムニンの涙を取られてしまったことや、遼河たちが前世の話を柳の前でしてしまったせいだと反省します。

深い眠りついている様子の柳、しばらく目を覚ます様子がありません。

しかし、ここで時間を無駄にするわけにはいかず、遼河たちはジョシュアが居るアメリカへと戻ることにします。

出発する前にダンの元へと向かい、アメリカで活動している間に遺物を使いこなせるように練習して欲しいと伝えるのでした。

元々センスのあるダンは、仕事で肉を斬る際にも遺物を使用しかなり上達していました。

眠っている柳をゴッホの遺物の中に収めると、遼河たちはアメリカへと出発します。

柳の様子をみたいところですが、ヤン・チェンからへたジョシュアの情報を生かす為にも急ぐ必要がありました。

ニューヨークへと到着すると、ジョシュアの居場所を調べ遼河は単身で潜入することにします。

柳が目覚めたときにユリアンには説明をするように残していきますが、ユリアンは柳が裏切り者ではないかと疑っていました。

柳を信じる遼河は裏切り者ではないと断言して出発してしまいます。

それを見たユリアンは今も昔も勝手なところは変わらないと呟くのでした。

その頃、別荘に隠れているジョシュア、遼河が自分を狙っていることを自覚していたので、セキュリティーを万全にしているとはいえ、心配で落ち着けづにいました。

すでに別荘へと到着していた遼河、セキュリティーの状況を確認します。

柳が不在の為変装などの小道具が使えません。

そこで、剣を召喚した遼河は正面から強行突破することにしました。

ベッドで就寝につこうとしてたジョシュア、外から大きな爆発音が聞こえてきました。

セキュリティーは万全じゃなかったのかと怒鳴るジョシュア、しかし遼河は正面から強行してきたのでセキュリティーも意味を成しませんでした。

迎え撃つとジョシュアは急いで戦闘準備を整えるのでした。

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201話

過去の世界で柳はヤン・チェンに頼まれてクロエ診察記録を盗み出していました。

今回の案件が手くいけば、陰の存在である現在の状況から脱出することが出来ると柳に言いました。

そういわれた今回の案件は発掘団の力量を測るもので、テスト的な要素を含んだ事故防止の為のもので、それには団員達の健康状態や能力の詳細な情報が必要だと言います。

テストでの成績しだいでは正式な発掘団へと昇進することも可能で、サポート体制や年俸も向上すると話します。

柳自身はあまり興味の無い内容ですが、団員の為だと思いヤン・チェンの指示従います。

その後、団員たちが墓に出発する直前で些細なことからケンカをしてしまい、ちょっとした嫌がらせつもりで団員の遺物をあまり修復しなかったのです。

しかし、その結果として多くの団員たちが死んでしまい、このような結果になるとは思っても見なかった柳は大きなショックを受けます。

今回はテストだと思っていた柳、ヤン・チェンを問い詰めますが、ヤン・チェンは開き直り、お前せいで多くの仲間が死んだと言います。

自分が利用されていたことに気づいた柳は嘆くしかありませんでした。

そこでふと目を覚ます柳、ユリアンの声が聞こえてきたのでまた気絶したふりをします。

柳がいる部屋入って来たユリアンたち、遼河が一人で運命王のところに向かったと話しています。

さすがの遼河でも危険過ぎると思ったユリアンと雪はサポートに向かうことにします。

そして柳のことはクロエに任せることにしました。

それを聞いていた柳、やらなければならないことがあると、抜け出すことを決意します。

ユリアンと雪が出発し、クロエだけになったところを見計らって柳は吐き気を訴えトイレに向かおうとします。

一緒に付き添って行くクロエに向かってまた会えて嬉しいよと呟き、ロエをトイレ

閉じ込めます。

柳は遼河のところへ向かうつもりです。

トイレに閉じ込められてしまったクロエ、スマホで仲間に電話をしようと思いますが、いつの間にか奪われていました。

どうやって団員に連絡しようか悩むクロエでした。

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202話

柳が記憶を取り戻し逃げ出したとは知るはずもない遼河。

単身でジョシュアの潜伏先に突入している真最中でした。

敵の多さにてこずる遼河ですが、一人一人はたいした実力ではないので次々と蹴散らしていきます。

ようやく別荘の玄関に到着した遼河は、チャイムを鳴らしてジョシュアを呼び出そうとします。

遼河の行動が理解できないジョシュアは、あいつは狂っていると混乱している様子です。

ジョシュアが応答するまでチャイムを鳴らし続ける遼河、話があるから外に出てきて欲しいと言います。

そうすれば家が壊れることもなく、全てが穏便にかたずくと説得します。

しかし、そんな提案は受け入れられるわけもなく、断られてしまいます。

遼河はチキンを食べながらくつろいでいたセトを召喚し、砂嵐を発生させ別荘ごと破壊しようとします。

強力な砂嵐の影響で建物はどんどんと崩れて行きます。

このままではまずいと思ったジョシュア、対抗する為にパンドラからもらった遺物でなんとか対抗しろと命令します。

パンドラからもらっていた遺物をあさる部下たち、その中から天気予報の遺物を使用します。

その効果でセトの砂嵐は無効化されてしまいました。

すると、次は遺物で作られた十字軍が大量に押し寄せてきました。

次々と押し寄せてくる十字軍の兵士たち、そこで遼河は最近手に入れたばかりの抜山蓋世・項羽の遺物である偃月刀を召喚すると十字軍に単身で斬りこんで行きます。

偃月刀が大きすぎて使いづらいと言う遼河、その姿を短剣二本に変えてしまいました。

これで使いやすくなったと呟く遼河、一気に十字軍を斬り倒していきます。

その頃、柳に閉じ込められていたクロエは、なんとかドアを破壊して脱出成功していました。

移動中の雪とユリアンに記憶が戻った柳が逃げ出してしまったことを伝えます。

雪はキルダル達を総動員して柳の捜索へと向かわせます。

やはり柳が逃げたのは裏切り者だからだと訴えるユリアン、しかしどうしてもそうは思えない雪でした。

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203話

柳の跡を追わせていたキルダル達が戻ってきました。

柳はニューヨークの市内を逃亡していると報告を受けます。

過去の記憶を取り戻してしまった柳の元へと急ごうとするユリアン。

なにか誤解があるかもしれないから、柳にあったらまずは確認をした方が良いと雪は言います。

記憶を取り戻してしまった現在の柳は、過去の詐欺王なのだから聞く耳は持たないとユリアンは答えます。

キルダルの案内で柳を追いかけるユリアンと雪。

確かに近くにダ・ヴィンチのオーラを強く感じます。

すると、柳が走って逃げている姿が見えました。

ユリアンは迷わずインドラを召喚し電撃を発生させ柳を攻撃して捕まえようとします。

しかし、その柳は偽物で背中が爆発してユリアンは血まみれとなり、まるで人殺しのような姿になります。

なんと偽物柳の背中にはダ・ヴィンチのノートが残されていたのです。

どうやら柳が主力の遺物としていたダ・ヴィンチを犠牲にしてまで完璧に近い偽物を作りあげたようです。

貴重なダ・ヴィンチの遺物の所有権を放置してまでこのような行動をなぜ柳はとる必要があるのかとユリアンと雪は考えます。

すると、そこへ警察官が駆け付けてきました。

あまりにもリアルな偽物柳の死体、ユリアンと雪は殺人の容疑で逮捕されてしまいました。

あらかじめ精巧に作り上げていた柳の偽物、死体が消えずに警察が来ることを柳は予想していたのです。

そんな作戦を仕込んだ柳の本物は、すでに飛行機乗り込み遼河のもとへと向かおうとしていました。

今頃は、ユリアン達が警察に捕まり事情聴取を受けているだろう、そしてあの死体が偽物だと証明するのは難しいだろうと柳は笑みを浮かべます。

そうして、フロリダに到着した柳は遼河の元へと急ぎます。

遼河が襲撃たジョシュアの別荘に着くと、倒された物達が大勢転がっています。

驚きながら先へと進む柳。

切り札の十字軍すらも倒されてしまってもう打つ手がなくなってしまったジョシュア。

屋敷へと入り込んだ遼河は手当たりだいに部屋を破壊しジョシュアを更に追い詰めていきます。

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204話

偽物の柳殺人の容疑でユリアンと雪が警察に掴まっている間に、柳はジョシュアの本拠地に到着していました。

ジョシュアの軍勢と壮絶な戦いを繰り広げる遼河、誰も彼を止めることは出来ず、ジョシュアは徐々に追い詰められていきます。

とうとう屋敷内部へと侵入した遼河、次々と襲い掛かるトラップにも全く動じず、アイギスの盾を使用しことごとく無効化してしまいます。

足止めすらままならない遼河の圧倒的な強さ、それを柳は後方から見つめていました。

張り巡らされた罠も全て突破されてしまい、逃げるしかなくなってしまったジョシュア。

逃亡しようとしますが、部屋の外にはすでに荒縄が張り巡らされており簡単には逃げれそうもありません。

なるべく荒縄に触れないように逃げようとするジョシュアと部下たちですが、音も聞くことが出来る荒縄にばれてしまうのでした。

荒縄はすぐに遼河にジョシュアが地下にいることを報告します。

荒縄を倒して逃げ出そうとするジョシュアですが、荒縄はなかなか強く逃げ出すことが出来ません。

そうしていると、天井が崩れはじめ豪快に遼河が登場するのでした。

もはや抵抗する力も残っていないジョシュア、荒縄に捕縛されてしまいます。

ジョシュアとの会話を聞かれたくないので、部下たちを上の階へと移動させる遼河。

荒縄がジョシュアの部下たちを運んでいると、そこには柳が隠れており見つかってしまいます。

柳は慌てて逃げ出そうとするので、荒縄はそれを追いかけます。

その頃、遼河はポロライド写真を見せてどこまで知っているのか尋問を始めようとしていました。

なにも答えようとしないジョシュア、腹を立てた遼河に腹を蹴られます。

荒縄に指示を出そうとする遼河、しかし荒縄から反応がありません。

少し遅れて反応があると、少し忙しかったがもう大丈夫だと言い、捕まえた柳を運んできました。

なぜここに居るのかと問い詰める遼河。

適当な答えでごまかそうとする柳、納得のいかない答えに遼河は下手な嘘はやめろと脅しをかけるのでした。

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205話

逃げた理由を柳に尋ねる遼河、本当に裏切り者だったのか?

もし嘘をつけばどうなるか分かっているなと、優月刀を振りかざします。

前世の自分は裏切り者であったことに間違いないと話しだす柳。

自分の裏切りのせいで団員たちを死なせてしまったと言います。

何の話をしているのかジョシュアには理解出ません。

団長にとって有益な情報があると言う柳、ジョシュアを一旦は壁画の遺物に収納することを提案します。

パンドラについて話し始める柳、すると遼河はまずなぜ裏切ったのかを話すように促します。

彼が行った裏切りとは、パンドラの上層部に団員の情報を漏らしたこと、遺物の整備を行わなかったことです。

涙を流しながら土下座する柳。

前世の柳の性格からすればありえない行動です。

ヤン・チェンの指示に従っただけで、団員を陥れるつもりはなかったのだろと柳に確認する遼河。

すると柳は、言い訳するつもりはない、自分のせいで団員が死んだことは事実なのだからと嘆きます。

ここまで柳の性格を変えてしまうほどに罪悪感に苦しんでいたと知った遼河。

更に、記憶が戻った時に死の瞬間を思い出し苦痛を感じるのですが、柳の苦しみ方は罠で死んだ他の団員より激しいものでした。

彼は相当苦しみながら死んでいったと考えられます。

役にたつ情報とは何かと本題に入る遼河。

パンドラは遺物自体の利益の為に動いていたことをので、パンドラをの情報を公開したと話す柳。

しかも、パンドラは遺物を作り出すことも可能だと話します。

この情報が確かであれば、パンドラが遺物使用者の頂点に立つことは間違いありません。

世間に公開されればパンドラのイメージがひっくり返るようなことにTKBM団も加担していたと柳は言いますが、はっきりとは思い出すことができません。

世間に暴露した後すぐに死んだと話す柳。

彼は告発後に自殺していたのです。

その頃、留置所で引き留められていたユリアンと雪はようやく解放されていました。

そこへクロエが合流すると、柳の跡を追うべくキルダルを放ちます。

すると、柳は遼河と合流しているようで雪たちは動揺するのでした。

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206話

柳を追ってジョシュアの別荘へと急いで向かうユリアン、クロエ、雪。

その頃柳は、自分が前世で罪悪感のあまりに自殺していたことを打ち明けます。

荒縄を使って柳を軽く殴る遼河、自殺なんかするんじゃないと明るい表情で言います。

殺して下さいと、遼河に殺されることを望む柳ですが、遼河はそれを拒否します。

自分は裏切り者だ、自分の行いのせいで仲間が皆死んでしまった。

生きる価値もないと必死に訴えかけますが、今回はまだ違うだろと諭します。

脱出してすぐにここに来たので、柳は現在の状況を把握しきれていませんでした。

なぜかは分からないが、15年前にさかのぼり新しい人生を送っていると説明し、遺物の力で能力を取り戻したと言います。

当たり前のように柳を連れて移動しようとする遼河。

罪を犯してしまったのにいいのかと柳は尋ねます。

すると遼河は、柳の浅はかな行動で団員たちに害が及んだのは間違いないが、それは故意ではなく偶発的なもので、あの日の事件の直接的な要因ではないと言います。

柳の才能や能力を考慮すれば、もう一度チャンスを与えても良いと判断したと話します。

しかし、それでも死にたいのであれば殺してやるがどうすると遼河は柳に剣を構えます。

選択を迫られた柳はもう一度チャンスが欲しいと泣き崩れます。

その後、ハンバーガーショップへと向かう2人。

そこに激怒したユリアン達が現れ、柳は冷や汗が止まりません。

すると遼河はユリアンに、柳のことについて話始めます。

柳が被害を与えたのは事実だが、それは故意ではなかったので、もう一度チャンスを与えることにしたと言います。

何故かってに決めるのだと怒りが収まらない様子のユリアン。

遼河とユリアンのオーラがぶつかり合います。

お店の迷惑になるから場所を変えようと言うクロエ。

あの日、自分たちは命を一度失っているのだから詳しい説明が欲しいと言い、話を聞いてから判断することにします。

納得してオーラを抑える遼河、そうして宿に戻ると怒りを露わにする皆を前に柳は説明を始めるのでした。

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207話

自分が逃亡したせいで多くの被害を受けた団員たちに謝罪をする柳。

一通り説明を聞いても怒りが収まらない様子のユリアン。

しかし、柳は過去に罪悪感を感じて自殺したことや遼河の元へきたのは殺してもらう為だと知って落ち着きを取り戻します。

それであれば、ダ・ヴィンチの遺物を放棄していたことも納得がいきます。

クロエは大切な情報はメモリの遺物に保管していた為に、柳が漏らした情報は大したものではないと言います。

やりどころのない怒りを感じるユリアン、柳はもう一度謝るのでした。

どうしても柳が殺したいのであれば、柳を超える復元しを連れてこいと言う遼河。

団員たちは柳を今後も監視するという条件のもと許すことにします。

皆に感謝する柳ですが、記憶が戻って詐欺王の力が戻ったのだろと言って遼河に大量の仕事を渡されるのでした。

記憶が戻った柳は実力が更に向上し手際よく仕事をこなし、性格は難ありですが誠実に仕事をするようになりました。

ジョシュアを監禁している遼河たち、その影響でジョシュアから予言を買いとっていた大物たちは困り果て、ジョシュア発見に懸賞金がかけられるほどの騒ぎになります。

街中にジョシュアを探す遺物使いが溢れており、事態は大きなる一方です。

いつまでジョシュアを監禁するつもりだと遼河に尋ねるユリアン。

すると遼河はユリアンをジョシュアが監禁している場所へと案内します。

その部屋にはデルボイ神殿の遺物が設置されており、拘束しているジョシュアに予言をさせるつもりです。

転生したことで微妙に変わり始めている状況を補うためにジョシュアの予言を使う為でした。

医師であるクロエの監視のもとで、ジョシュアに睡眠薬を飲ませて無理やり夢を見させます。

そこには撮影カメラも設置されており、予言チャンネルを放送すると言うのです。

有益な情報は遼河達が独占して、関係のない情報を拡散せると言います。

大量の睡眠薬と水を持って不敵な笑みを浮かべながら遼河はジョシュアの元へと向かうのでした。

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208話

円卓のメンバーであえるジョシュアが遼河に拉致されてから、いつになってもその居場所は掴めずにいました。

この状況に焦りを感じ怒りを露わにするイブ・ロックフェラーは部下に当たり散らします。

ロスチャイルドが戻るまでに、どうしてもジョシュアを見つけ出す必要があったのです。

そんな中で遼河が予言チャンネルを始めるとの報告が入ります。

さっそく動画チャンネルを見てみると、遺物で得た情報をジョシュアは高値で売っていたが、自分たちとジョシュアがコラボすることで今後は無料で運命王の予言が受けられると言うのです。

更に商品の広告までしっかりと動画には映っています。

怒りを抑えきれなくなったイブは部下のスマホを破壊してしまいます。

小さな勢力や一般人はその情報を見て喜んでいましたが、これまでジョシュアの予言で利益を得ていた物たちは焦りを感じジョシュアの居場所を掴もうと妨害工作を始めます。

しかし、そのようなことは予想していた遼河、居場所がばれないように対策を打っていました。

悪質な炎上コメントがあっても、実際に放送が始まると効果がありません。

動画には柳やアイリーンも出演しており、スポーツや金融についての予言を放送しています。

驚くほどに動画の再生回数は伸びていき多くの広告収入を得ることに成功します。

更に、パンドラや他の発掘団には偽の情報をながし損するように仕向けます。

もし予言が当たらないと苦情がきても、予言を知って行動する人が増えれば未来が変化するのは仕方ないことだと説明します。

遼河の思惑通りに順調な動きを見せる予言放送。

ジョシュアの前に現れた遼河、そろそろ七大墓の情報を渡すようにと脅しをかけます。

しらばくれようとするジョシュアに対して。エジプトの3神を召喚して圧力をかけて行きます。

一方でその頃、遼河に騙されて被害を受けた遺物使用者たち、現状を打破すべく共同で資金を集めて発掘団解体御者に依頼をしようと作戦を立てていました。

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209話

ジョシュアの未来予想を利用して多くの利益を得ていた遼河たちですが、その一方で偽の情報を流されていた遺物使用者たちは困り果てていました。

追い詰められた彼らは現状を打破する為にある作戦を実行しようとしていました。

彼らは発掘団解体業者に依頼をしようとしてたのです。

発掘団解体業者は金さえ払えばどのような依頼でも受け付ける危険な集団でした。

好戦的な無法者が集まっている集団で、依頼することを躊躇う遺物使用者たちですがこのまま遼河にこれ以上好き勝手させるわけにはいかないと依頼を決断します。

その他にも発掘団解体業者には、遼河達の発掘団を攻撃して欲しいと多くの依頼が届いていました。

そんな発掘団解体業者の会長は部下であるイリヤに遼河たちを全員捕まえて洗脳するように命じます。

洗脳した後はこちらの手駒として使うつもりです。

その頃、遼河達はというと、自分たちを敵対視する者たちからの捜索活動が活発化していると話しあっています。

そこで、顔が知られている団員たちには日頃から武装をするように注意喚起します。

一番気を付けるように指示されたのは柳でした。

団員たちの中では一番戦闘力に欠ける柳、彼は別の場所で未来予想の撮影を行っていました。

心配されていた柳ですが、記憶が戻っていたこともあり、実力のレベルアップ、感覚も以前より鋭くなっていました。

なので帰り道で銃を持った敵に襲われても余裕をもって対応し、簡単に撃退してしまいました。

敵を追い払ったことで安心していた柳、道端に帽子が落ちていたので気になって除きこみます。

すると、とても防止の中に納まりきれないような大蛇が現れ柳は丸のみにされてしまいました。

その大蛇は発掘団解体業者のイリヤが所有している遺物でした。

夜になっても本部に戻ってこない柳を心配した雪、探知遺物を使用して柳の居場所を突き止めようとします。

その頃、柳はというとドロドロとした大蛇の体液で胃の方まで流されようとしていました。

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210話

発掘団解体業者の使いであるイリヤに狙われた柳。

敵からの襲撃を上手くかわしていた柳ですが、イリヤが仕掛けた大蛇の遺物に飲み込まれてしまいました。

ドロドロとした大蛇の体液に流されていくと、何故かそこに象が現れ柳は踏みつぶされそうになります。

象から逃れる為に必死で大蛇の食道を這い上がろうとします。

しかし、大蛇が首を高く持ち上げたので、また胃の下の方へと滑り落ちてしまいました。

蛇の胃袋に象がいることから、この遺物の正体が星の王子さまだと気が付きます。

星の王子様では作家が幼い頃に象を飲み込んだ蛇の絵を描いたのですが、それが大人には伝わらず帽子だと勘違いされてしまいます。

そのことがきっかけとなり少年は画家になることを諦め、パイロットになり大人になってから星の王子様と出会う物語です。

だから帽子にしか見えないものが突然大蛇へと姿を変えたのでした。

柳さえもまったく気づかずに騙されてしまうほどです。

これだけ精度の高い遺物だと他の団員も捕まってしまうのではと心配になる柳。

するとその予想は的中してしまい、柳を捜索中であったユリアンと雪も飲み込まれてしまったようです。

捕まる直前で雪は大蛇を仕掛けた犯人がイリヤだと気が付いていました。

半分を蛇でとらえたイリヤ、大蛇に飲まれると記憶が改ざんされる効果があり、あとはクロエと遼河だけだと余裕の笑みを浮かべます。

ユリアンと雪までも大蛇に飲みこまれてしまったことに驚く柳。

諸葛孔明の遺物を使用しなかったのかと柳が尋ねると、お前を探す為に使用していたと言われて柳は言葉をなくします。

象に気が付いた雪とユリアンは驚きますが、こちらを襲ってくる様子はありません。

皆に攻撃をしてきたのはイリヤだと打ち明ける雪。

イリヤは過去の世界では同じ発掘団の団員で、何度探しても見つからなかった人物です。

イリヤは狡猾なやつだから団長でも危険だと話すユリアン。

インドラの雷で強引に脱出しようとしますが、象が襲ってくるからと柳に止められます。

その頃、イリヤは遼河を確保するためにビルを包囲していました。

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211話

過去の世界では遼河たちの仲間だったイリヤ、狡猾な彼女の手によって捕まってしまった柳、雪、ユリアン。

いくら探しても見つからなかったイリヤがなぜ発掘団解体業者に所属しているのかとユリアンは不思議に感じます。

ユリアン達が大蛇の中から脱出を試みている間、イリヤ達は遼河がいるビルを包囲し監視を続けています。

しかし、遼河は一向にビルから姿を現す様子はありません。

しびれを切らしたイリヤは、ユリアンから奪った携帯を使用して遼河に電話をかけます。

お前の部下を捕獲し預かっているから、無事に返して欲しければこちらの指示に従えと言います。

しかし、そんな脅しは遼河には通用しません。

捕まった団員達には全員クビだと伝えてくれと話す遼河。

その声は大蛇の中で象と戦っている柳、雪、ユリアンにも聞こえていました。

予想外の返答に焦るイリヤ、部下がどうなっても良いのか?見捨てるのかと言います。

すると遼河は敵に掴まって人質になるなんて、そんな奴らは職務怠慢だと言い返します。

その頃、象に苦戦していたユリアン、遼河の言葉に怒りを感じたのか一気にインドラの出力を上げると星の王子様の遺物を破壊してしまいました。

遺物が破壊されたことで三人は外へと飛び出します。

焦るイリヤは部下を向かわせますが、襲ってくる部下たちをユリアン達は軽く倒してしまいます。

記憶が戻ったおかげか、柳も活躍を見せます。

三人に追いつめられるイリヤですが、ガフという悪魔遺物を召喚します。

戦闘態勢をとるユリアンですが、その悪魔遺物は脱出する為のもので、イリヤは部下をつれて消えてしまいます。

先ほどの遼河の発言に納得がいかないユリアンは抗議しようと遼河のところへと向かいます。

拉致の犯人がイリヤだと報告すると、遼河はなぜか嬉しそうな表情を見せます。

イリヤを捕まえに行くと言う遼河、奴を仲間にするつもりかとユリアンは尋ねます。

試すだけ試すとはっきりしないことを言う遼河。

あいつの遺物を忘れたのかとユリアンが言うと、遼河は不敵な笑みを浮かべます。

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212話

過去の発掘団においてイリヤはその応用の利く多彩な能力から様々な仕事を任されていました。

ソロモンのレメゲトンという72の悪魔を召喚できる便利な遺物を使用することができ、その能力は幅広い分野で役にたっていたのです。

侵入が禁止されている墓へ侵入する能力や、追跡者をまくのにもその能力は効果を発揮していました。

任されていた仕事の中でも一番重要視されていたのは後処理の作業でした。

墓の所有を巡ってトラブルが発生した際に、大方のことはユリアンが解決していましたが、話し合いでは収集が付かないときにイリヤは相手の記憶を操作して対応していたのです。

精神科医フロイトの遺物を所有しているイリヤ、相手の記憶を操ることが出来たのです。

同様に記憶に関するムニンの涙は効果が無いかもしれないと思う遼河。

もしムニンの涙が効かずに仲間に出来ない時はハムラビ法典で奴隷契約しようと考えるのでした。

雪の能力を使って逃げたイリヤの追跡を始めます。

その頃、イリヤは部下を引き連れ被害の状況を確認していました。

部下から遼河達に追跡されていると報告を受けるイリヤ、分散して逃げることにします。

敵が分散して逃げることを確認した遼河たちは、追跡がばれたこに気づきます。

そこで、ユリアンとクロエ、雪と遼河、遼河、の3チームに分かれて追跡にすることにしました。

ビルの屋上を軽快に飛び回る遼河、すぐにイリヤたちを発見し襲撃します。

項羽の優月に武器を持ち帰ると、圧倒的な力を見せて部下たちを倒していきます。

悪魔アイムを召喚したイリヤ、炎を出して攻撃しますが遼河に炎が当たることはありません。

炎属性の攻撃に対してへファイスとの鍛冶場の炎を召喚し相殺していたのです。

遺物同士で戦わせている間にイリヤを追い詰める遼河。

遼河の圧倒的な強さに勝てないと判断したイリヤは遼河の記憶捜査を行う為に、遼河の油断を誘います。

優月刀を突きつけられるイリヤ、遼河がこちらに近づいた瞬間に記憶捜査の遺物を発動させるのでした。

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213話

追い詰められてしまったイリヤですが、遼河の一瞬のスキを見逃さず記憶操作の術をかけます。

なんとか抗おうとする遼河は優月刀を片手にイリヤに殴りかかります。

それでもイリヤの記憶操作は強力で、解けることはなく遼河を苦しめ続けます。

イリヤは部下であるアイムに指示を出して爆発する松明を渡すように指示し、それを遼河に投げつけます。

記憶操作の影響で上手く避けることが出来ない遼河は、その場に倒れこんでしまいました。

それでも遼河への警戒を緩めないイリヤは、遼河に近づくと記憶操作の出力を一段階上げて遼河を更に苦しめます。

異常を感知した遼河の内のシステムも記憶が操作されていることを警告します。

記憶操作の内容は遼河の親しい人が発掘団解体業者の社長の顔と入れ替わるというものです。

操作されながらもなんとか自力で脱出しようと抗う遼河ですが、イリヤの術は強力で抜け出すことが出来ません。

その頃、雪、柳、クロエ、ユリアンは合流してイリヤと遼河を探していました。

遼河のオーラが急に不安定になっていることに気が付く雪、遼河の記憶が操作されているのではと考えます。

雪が操作をしている間にもイリヤの記憶操作は進んでおり、遼河の記憶は塗り替えられていました。

しかも記憶をすり替えられた相手は憎き大河原会長の義兄弟である大河原竜次としての記憶です。

大河原と血縁の関係はありませんが、表舞台に出ることはなく裏で糸を引いて人を操るのが好きな人物で、TKBMの後処理班の地位を確立させた人物です。

遼河の記憶の中では団員の顔が大河原竜二の顔に変えられそうになっていましたが、そこへ登場したユリアン、インドラの雷で敵を一掃させます。

イリヤに蹴りを食らわせる雪。

ギリギリのところで団員に助けられた遼河は怒りが収まらず、イリヤをボコボコに殴りつけます。

アイリーンの顔を大川原竜二になっていたので、大川原竜二と同じ布団で寝る夢を見てしまいました。

危ないところでしたが、なんとかイリヤの捕獲に成功する遼河たちでした。

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214話

なんとか捉えることに成功したイリヤは荒縄によって厳重に拘束されています。

イリヤの記憶操作が完全に終わる前だったので、なんとか無事に済んだ遼河。

頭痛などが多少残りますが、改ざんされた偽の記憶は自然と消えていくようです。

捉えたイリヤにムニンの涙を使用する遼河。

強制的に過去の記憶が蘇るイリヤ。

あの墓に入った時の記憶が徐々に蘇ってきました、墓に入りはしたものの、遺物の反応がどこからもしなかったので情報だけを集めて帰ることになったようです。

あたりを捜索していると、イリヤの足元の床が砕けて一人だけ床下に落下してしまいました。

落下中のイリヤは慌てており、手当たり次第に遺物を使用して悪魔を召喚させようとしますが、どの遺物も反応せずそのまま粉砕機に落下してしまいミンチとなったのです。

あまりにも悲惨な死に方でその痛みは想像を絶するほどで、イリヤはその場で気を失ってしまいました。

柳にムニンの涙を使用した時よりも、酷い副作用だったので突発的な行動を起こすかもしれないとイリヤをホテルて監視することにします。

そして団員たちと遼河がホテルへと戻ろうとしている時でした、先ほどまで改ざんされた記憶で目にしてきた大川原竜二が目の間に経っていました。

このまま逃がすつもりはないと話す大河原竜二。

数多くの部下を倒し、更にあのイリヤまでも倒してしまった遼河を部下にしようと直接手を下しに来たのです。

遼河達は大河原の部下たちと戦闘になりますが、敵の攻撃を跳ね返す遺物など厄介な遺物を所有しているので簡単には倒せそうもありません。

戦闘を繰り広げる中で、遼河と大川原竜二の一騎打ちとなりました。

大河原の遺物は暗殺に特化した遺物のようで、数人の暗殺者を召喚して遼河を襲わせます。

しかし遼河が所有する花郎刀の動きはそれを超えるスピードで、暗殺者を返り討ちにしました。

それなら数を増やしてやると更に暗殺者を増やして遼河を襲わせますが、遼河は余裕の笑みを浮かべます。

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215話

大勢の暗殺者たちを召喚し遼河を襲わせますが、遼河はあっけなく暗殺者たちを倒してしまいます。

その様子を見ても大河原竜二は余裕の表情をしています。

暗殺者たちはアサシンと呼ばれる遺物で、その遺物の真の効果は相手に幻覚を見せることにありました。

幻覚を受けてしまった遼河は上手く攻撃を避けることが出来ません。

戦っているだけで幻覚物質に侵されてしまう厄介な遺物で、思うように動くことが出来ない遼河は苦戦を強いられます。

遼河のピンチに思わず参戦したくなってしまう荒縄、イリヤを縛っている拘束が緩んでしまいます。

更に目の前で激しい戦闘をしていた為に、気を失っていたイリヤは目を覚ましてしまいました。

体力を温存しながら戦っていた遼河ですが、思った以上に大河原竜二の遺物が厄介なので本気を出すことにします。

これまで使用を抑えていた神クラスの遺物であるネロ、アヌビスさらにハムラビ法典まで取り出し一気に勝負を仕掛けることにします。

本気を出した遼河に攻撃をされそうになる大河原竜二は半ば諦めかけますが、そこで目を覚ましたイリヤはソロモンの悪魔を召喚してなんと遼河に襲い掛かります。

記憶が戻っているはずのイリヤ、なぜ自分を攻撃するのかと遼河は不思議に感じます。

イリヤが大河原竜二側に付いたことによって敵が増えてしまった遼河、しかも強力な遺物を使用したので消耗は激しい状態です。

高笑いをして勝ち誇った表情を見せる大河原竜二、しかし次の瞬間それは悲鳴へと変わるのでした。

イリヤが召喚した悪魔によって片腕を食いちぎられたのです。

突然のことに状況が把握できない大河原竜二、何故こんなことをすると叫びます。

油断しているからだと冷静なイリヤ、今の上司はあなたではないと言います。

イリヤの記憶は完全に戻っているようでした。

遼河を攻撃したことをつい詰める柳、あれは作戦だとイリヤは答えます。

なにはともあれ、イリヤは無事に遼河の仲間となったようです。

そして大河原竜二は激怒し、裏切ったのかと叫ぶのでした。

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216話

イリヤが裏切るとは思いもしなかった大河原竜二は激しく動揺します。

まさか我々と同じように、記憶操作の遺物を使用してイリヤを操っているのかと疑いをかけます。

ムニンの涙を使用して過去の記憶を呼び起こしているので、あながち間違ってはいないので遼河はあやふやな答え方で誤魔化します。

すると理性を失うほど怒りを露わにさせる大河原、激しい怒りをむき出しにさせて支配力をぶつけてきたのです。

こちらへ向かってくる大きな支配力に対抗するために、先ほど召喚したネロやアヌビスなどを一旦戻し、遼河も支配力を全開にして対抗します。

ユリアンたちなどある程度遺物への抵抗力がある者は耐えることが出来ましたが、大河原の部下たちは次々と苦しみだし倒れていきます。

ぶつかり合う2人の支配力、大河原は支配力で遼河に押し負けてしまいました。

パンドラが予測していた未来と違うことに納得がいかない様子の大河原は、悔しそうな表情を見せます。

遼河の支配力に吹き飛ばされてしまう大河原、部下たちは皆失神しており、使い物になりません。

もはや抵抗する力は残っていない大河原はボロボロの状態。

そんな彼に遼河はオシリスを召喚すると、大河原をあの世へと突き落とし、彼が持っていた遺物は荒縄を使って奪います。

オシリスの力によって大河原は別の空間へと閉じ込められてしまいました。

戦いが終わると、流石に疲れた様子で遼河はその場に座り込みます。

そこへクロエが駆け寄り治療を行います

記憶が戻って混乱している状態なのに、すぐにこちら側に付いて行動したイリヤを遼河は褒めます。

遺物の力によって記憶を残したままの状態で10年前に戻っていることを告げるのでした。

この機会に大河会長への復讐をしている真っ最中だと遼河は話し、このまま仲間として協力するように提案します。

イリヤも加わったことで盗掘団の現場メンバーは全員揃いました。

残りのメンバーはサポートメンバー2人だけとなりました。

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217話

イリヤが入団したお祝いの二次会で団員たちはカラオケへと向かいます。

遼河がバラードを熱唱している中で、奴隷のような内容の契約書が置いてあるの気づいた柳はそれをイリヤに渡します。

契約書の内容を見て驚愕するイリヤ、更に同じ内容でユリアンが契約していることを知り更に驚くのでした。

過去の記憶で裏切りにあった遼河は団員が全滅していく姿を見たので、そんな思いを皆にさせないものだと雪は解説します。

イリヤが契約書を持っていることに気が付いた遼河、早く契約を交わすように促します。

こんな奴隷のような内容の契約書だとイリヤは訴えますが、逃げる道は残されていないのでした。

その頃、ロスチャイルドことプロメテウスはとある人物に呼び出されて水中宮殿へと向かっていました。

そこへ集まってきた秘宝たち、マジェスティの座が長く空席なのはいかがなものかと話しており、近々に地上と宮殿を繋ぐ道を開放しマジェスティの決定戦を行うと言います。

それを聞いたプロメテウスは、マジェスティが遺物に及ぼす影響は大きく、安易にその席を与えるべきではない。

自分と部下がマジェスティに相応しい候補を探していたが、予想外のことが起こってしまい時間がかかっているので決定戦の日程を送らせて欲しいと言います。

しかし、それを聞いた秘宝たちはお前がやることなど関係ない、全ての遺物にとって重要なことだから自分たちの役目を果たすとプロメテウスの主張を拒否します。

すると、プロメテウは遠慮しながらも危険な男がいるから報告したいと言って、遼河の名前を告げるのでした。

一方で遼河たちはというと、イリヤを連れて運命王ジョシュアのところに向かっていました。

イリヤの最初の仕事として、ジョシュアの記憶を改ざんしこちらの仲間にすることだと遼河は言います。

最初の仕事が王クラスの相手なんて難易度が高すぎるとイリヤは嘆きますが、契約書にサイン済みのイリヤには拒否権はありませんでした。

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218話

時間はかかりましたがイリヤはジョシュアの記憶操作に成功します。

遼河とジョシュアを30年来の仲間で遼河を上官に設定しました。

2人とも20代なのに、なぜ30年はないだと遼河は引きます。

気絶から目覚めたジョシュア、無感情な人間に変貌していました。

団員たちを集めてジョシュアに次の七大墓の場所を尋ねます。

しばらく七大はは現れないが、それ以上に重要な秘宝が眠る王の墓が出現すると答えます。

記憶を操作する前に言ったことと話が違うと思う遼河ですが、ジョシュアに詳しく話すように言います。

秘宝を持つものが真の王となり、いくつかの秘宝から選ぶことになるが、カラスの形象のものが一番尊いと説明します。

その墓が出現する場所は太平洋上にありました。

出発する前に他の発掘団が混乱するような予言をジョシュアに放送させます。

本人が出演することでより一層信頼度が高まるのでした。

一方で、パンドラの幹部イブはジョシュアの行動に頭を抱えています。

遼河の信頼を得て利用するつもりだとイブに説明するジョシュアですが、ジョシュアらしくないと考えていました。

そこへプロメテウスが戻ってきたので、後ろめたさを感じながらも目的が果たせたのか尋ねます。

希望していたほど日程を遅らせることは出来なかったが、それなりに調整できたとプロメテウスは答えます。

ジョシュアが遼河にさらわれてしまってから連絡がとれなくなり、最近になって連絡があったことをイブは報告します。

しかし、どうも様子がおかしく、復帰命令にも従わずジョシュアが何を考えているか理解できないと言うのでした。

人間の姿に戻ったプロメテウスは、人間は無能で利己的な存在だからもとより期待していないと話します。

そこへ、遼河の本拠地と運命王を発見したとの報告があります。

ロスチャイルドは遼河を王クラスから引きずり落とす為に、精鋭チームを集めて襲撃するように命令するのでした。

そうして集められたパンドラの精鋭チームは遼河の元へと向かうのでした。

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219話

遼河がいると思われる本拠地へと突入するパンドラの精鋭部隊。

そこにいた遼河や団員とすぐに戦闘になりますが、様子がおかしいことに気づきます。

それらは全て偽物で、全て石膏像に変わってしまいました。

このことを申し訳なさそうにイブはロスチャイルドに報告します。

更に、各地から遼河を発見したとの情報が入っており収集が付かない状態でした。

そこでロスチャイルドは、パンドラの権威を利用して加盟している各発掘団を使用して遼河が本物かどうか調べるように指示します。

しかし、協力の要請はほとんどが理由を付けて断られたり、返答が返ってこないという状況が続いていました。

悪くなる一方の状況を打破する為にイブはパンドラの重役がもつ発掘団を頼ることにします。

そこで要請を受けたのは大河原会長でした。

本人は以前の戦いから傷が癒えておらず、ベットから起き上がるのも難しい状態です。

大河原会長が入院している間にTKBM発掘団はかなりの損害を出しており、とても協力できるような状況にはありません。

そこでノアの首長であるベンジャニが大河原会長の介護をすることになり、大幅に回復のスピードが速まるのでした。

しかし、大河原会長はベンジャニから介護を受ける代わりにある約束を果たさなければなりません。

その頃、遼河達はイリヤが召喚した悪魔バティンの馬にまたがり太平洋を大移動していました。

最短で東京の宿泊施設に到着しましたが、移動の車酔いで柳はつぶれており、また遺物使用で力を使い切ったイリヤは倒れ込みます。

そこへジョージから電話が入ってきました。

アイリーンをどこへ連れていったのだと尋ねるジョージ、今回はアイリーンがどうしても連れて行って欲しいと言うので同行していたのです。

遼河がパンドラの状況についてジョージに尋ねると、思惑通り遼河の偽物情報に振り回されているとのことです。

薄ら笑みを浮かべる遼河は、団員たちの回復を図るためにダンを呼び出し高級肉を用意させるのでした。

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220話

最高級の肉を大量に持ってきてくれたダン、遼河たちはそれをおいしそうに食べています。

これまで元気にしていたかと尋ねる遼河は、ダンと会話を楽しみながら歩いて帰っていました。

もらった遺物の扱いに慣れてきたと言うダン、それではどれほどのものか試してみようと体育館へと向かいます。

剣の遺物で対戦をしてみようと言う遼河ですが、遼河に刃を向けることにダンは戸惑いを見せます。

躊躇しているダンにどんどんと攻撃をしていく遼河、すると次第にダンの動きは変化していき、受ける一方から反撃を繰り出すようになってきました。

初めて使う遺物にも関わらずかなり使いこなせているダン、戦闘系の遺物との相性がいいことを物語っています。

センスがあるので少し練習をすればすぐに使いこなせるようになると遼河は絶賛するのでした。

練習用だと大量の武器形遺物を渡します。

更に、過去の世界でダンが戦っているシーンの写真を渡し、これに使えば支配力の使い方を疑似体験できると説明するのでした。

運命王ジョシュアにポロライド写真の遺物を使用させ事前に用意していたのです。

これを使えば断片的に記憶を取り戻すことが可能で、ムニンの涙を使用した時のように全ての記憶が戻る事はありません。

ダンは試しに一枚の写真を手に取ってみると、まるで現実で起こっているような鮮明さに驚きます。

圧倒的な力で敵を倒していく自分、多方向から銃で撃たれてもオーラで全て弾き返しているのでした。

頭の中の映像が終わると頭痛に襲われたダンはその場にうずくまります。

しばらくすれば痛みは治まると話す遼河。

どのようにして遺物を使えばいいのか、手に取るように分かったとダンは言います。

ダンの様子を見て満足気な遼河、その日の訓練をそこで終えるのでした。

あまりにもリアルすぎる疑似体験に少し戸惑いを見せるダンはなにか妙な感覚を感じています。

その後、宿へと戻る遼河、そこへオシリスが遼河に向かってひどすぎると文句を言って現れました。

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221話

ムニンの涙をダンに使用することで、過去の記憶が蘇り嫌な記憶まで思い出させることを考慮した遼河。

ジョシュアが遺物であるポロライド写真を使用して、断片的な戦闘の記憶だけを思い出せることにしていました。

ポロライド写真を使用することでまるで実体験化のような生々しい体験をすることができ、ダンは飛躍的に成長していきます。

しかし、あまりにもリアルなシミュレーションだとダンは違和感を感じていました。
ポロライド写真の遺物を使用することで副作用でダンは一時的に頭痛に襲われます。

その頃、宿へ戻った遼河はオシリスに泣きつかれていました。

その理由は、封印している大河原竜二の力が強力で、封印し続けるのが大変だからそれなりの報酬が欲しいと言ってきまた。

オシリスの能力によって無限に湧き出てくる兵士たち、それでも大河原竜二の心が折れることはなく抵抗を続けていると言います。

そこで遼河はオシリスに毎日のメンテナンスを許可し、更にはイリヤに協力してもらい悪魔が助けに来たと思わせて裏切り精神的なダメージを大河原竜二に与えます。

これによって大河原竜二は少し大人しくなるのでした、

王の墓攻略に向けて準備を整える遼河たち、今回は難しい墓になるだろうからしっかりと準備をするように促します。

準備を整える間、パンドラの動向を調べる遼河。

まだデマ情報に踊らされている様子で、遼河たちの本当の目的に気が付いていないようです。

この調子でいけば誰も邪魔されることなく、一番のりで王の墓に挑戦することが出来ると遼河は笑みを浮かべるのでした。

一方でダンは、遼河にもらったいつくかの写真を元に戦闘シミュレーションを行っています。

その映像があまりにも鮮明なので自分の本当の記憶ではないかと疑い始めます。

立て続けに写真を何枚が連続で使用してみることにします。

使う度に起こる頭痛に耐えながら写真を使用するダン、すると使用中にカラスが現れこれ以上は精神が持たないと警告を始めました。

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222話

遺物の使用をやめるように忠告するカラス。

もう少しで何かが掴めそうなのになぜ邪魔をするとダンが言うと、これ以上やってもなにも得るものはなく精神を壊すだけだと答えます。

もう帰って眠れと言うとダンを写真の世界から追い出しました。

元の世界へ戻るとダンは気を失ってしまい、翌朝に娘に起こされるまで眠り続けていました。

もやもやがとれないダンは遼河へと電話します。

あの写真の記憶は自分のものではないのかと尋ねると、いくらリアリティーのある世界でもそれは偽物の記憶だと遼河は答えました。

今は遺物の使用になれることだけに集中して欲しいと言います。

焦りを隠すように電話を切る遼河、ユリアンがなにかあったのかと尋ねました。

ダンに過去の記憶がばれる可能性が出てきたと話す遼河。

そちらを優先するのかとユリアンが尋ねると、出発の準備が出来たのでまずは王の墓を優先させると言います。

遼河の言葉にいまいちしっくり来ていないダンでしたが、とりあえず今は余計なことは考えずに遺物の練習を優先させることにしました。

しかし、集中しようとしてもやはり写真の記憶が気になって仕方ありません。

夜になるとまた写真の遺物を使用して戦闘訓練をしようとしますが、没頭しているとカラスに中断させられます。

カラスが介入してきたことは写真の世界から出ると忘れてしまい、ダンはカラスのことを覚えていません。

またも写真の世界に没頭してしまうダンに対してまだ懲りないのかと忠告します。

ダンの心が過去の記憶を突き止めようとしていることに気づいているカラス、人間の本性とはどうしようもないと嘆くのでした。

王の墓に向かっている遼河たちのこともあり、ずっと監視することもできないので、苦痛を伴っても真実を知る気があるかとカラスはダンに尋ねます。

それでも知りたいとダンが言うのでカラスはダンの過去について打ち明けるのでした。

一方で遼河達は、王の墓に向かう為に太平洋を横断しています。

すると指定されていた座標には到着していないのに、突然に海が荒れだし金色に光り始めるのでした。

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223話

遼河達が発しているオーラで太平洋を横断していることに気が付いた秘宝たち。

そこそこの力を持っているようだからマジェスティ候補に違いは無いと判断します。

神殿に呼び込もうと秘宝たちは考えました。

しかし、プロメテウスには少し待つように言われていたことを思い出します。

時間に対する概念が人間とは違うので、もう良いのではないかと言い始める秘宝たち。

それにそもそもプロメテウスの言うことをいちいち従う必要もないだろうと判断するのでした。

遼河たちを呼び込むことで一致した秘宝たち、海が荒れ始めます。

船上にいる遼河たちに空から強烈な光が差し込んできました。

荒れ狂う波と異様な状況に団員たちは困惑します。

まだ王の墓が現れるには早すぎるので予想外の展開でした。

遼河の前には強烈なオーラが押し寄せているといくつもの注意が出されています。

そして海から一つの島が現れました。

現れた島は紛れもなく王の墓です。

強烈なオーラを放っていたので一目で分かりました。

他の発掘団が気づく前にと遼河達は急いで上陸することにします。

すると目の前に青い炎が現れ、遺物は全て奪われ遼河たちはバラバラに引き離されました。

一つだけ遺物を所有することが許され、遼河の手元に残されたのはピョン・ガンセの遺物でした。

それぞれに最もふさわしい遺物を与えたと声が聞こえてきます。

それを聞いた遼河は怒りを露わにさせていたところに荒縄が戻ってきました。

柳のところにはサリエリの遺物が渡され、アイリーンには妲己の遺物が残されています。

遼河を巡って喧嘩を始めるアイリーンと妲己、するとアイリーンの力が発動してあたりを爆発させてしまいました。

ユリアンの所にはなぜかあまり縁のない徐福のミミズが残されています。

一方でロスチャイルドの所には予定より早く王の墓が出現したと報告されます。

あれほど釘を刺したのに、何故こんなことになったのかとロスチャイルドは秘宝たちへの怒りを露わにさせるのでした。

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224話

※準備中

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