【漫画】俺だけレベルアップな件 最新話(163話)までの全話ネタバレまとめ

ピッコマにて連載中の漫画「俺だけレベルアップな件

毎週金曜日に最新話が更新され、現時点では163話まで更新されています。

ここでは、俺だけレベルアップな件1話から最新話(163話)までの全話ネタバレや、単行本を無料で読むことができるのか?調べた結果などをご紹介していきます!

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【漫画】俺だけレベルアップな件の全話ネタバレまとめ

ここでは「俺だけレベルアップな件」のネタバレを、全話まとめてご紹介していきます。

では早速、ネタバレをまとめて見ていきましょう!

※下記の青文字をタッチすると、その話数までスクロールしてネタバレを確認できます。

※最新話のネタバレはこちら↓
▶▶俺だけレベルアップな件 最新話のネタバレ

俺だけレベルアップな件 第1話〜最新話までの全話ネタバレ一覧

下記の青文字(話数)をタッチすると、その話数のネタバレをチェックできます。

1話 2話 3話 4話 5話
6話 7話 8話 9話 10話
11話 12話 13話 14話 15話
16話 17話 18話 19話 20話
21話 22話 23話 24話 25話
26話 27話 28話 29話 30話
31話 32話 33話 34話 35話
36話 37話 38話 39話 40話
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91話 92話 93話 94話 95話
96話 97話 98話 99話 100話
101話 102話 103話 104話 105話
106話 107話 108話 109話 110話
111話 112話 113話 114話 115話
116話 117話 118話 119話 120話
121話
122話 123話 124話 125話
126話 127話 128話 129話 130話
131話  132話 133話  134話 135話
136話 137話 138話 139話 140話
141話 142話 143話 144話 145話
146話 147話 148話 149話 150話
151話 152話 153話 154話 155話
156話 157話 158話 159話 160話
161話 162話 163話 164話 165話
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プロローグ

日常世界と異次元は「ゲート」と呼ばれる通路で結ばれています。

そして、ゲートの奥には魔物が住んでおり、日常世界では「ダンジョン」と呼ばれています。

一般の人々が住む世界では、ゲートが出現することは日常茶飯事のよう。

さらに、ダンジョンに潜って魔物を倒すことを生業(なりわい)とする「ハンター」という職業まであります。

本作の主人公・水篠旬(みずしのしゅん)もハンターなのですが、クラスはE級。

ハンターランクの中でも最下位で、まさに最弱。

通称・人類最弱兵器

ただ、入院している母親の医療費を賄うために、旬はハンターを辞めるわけにいきませんでした。

そんな旬にピンチが訪れます。

格上のダンジョン(D級ダンジョン)に潜った時に、高難易度の二重ダンジョンが出現!

そこで旬は、命を落としそうに…。

意識を失った旬。

その後、目を覚ますと旬は病室にいたのでした。

さらに、旬の目の前には「クエストウインドウ」が表示されています。

死の淵に追い込まれた旬は覚醒し、特殊能力を手にしたのでした。

以降旬は、ダンジョンに潜っては敵を倒し、どんどんレベルアップ。

人類最弱兵器が、最強兵器になるのでしょうか…。

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第1話

本作の主人公・水篠旬は、ハンターとして活動しています。

正式にハンター協会に所属しているものの、クラスはE級。

最下級のうえ最弱。

それゆえ、足手まといにしかなりませんでした。

ダンジョンに潜っても傷を負うばかりで、死にそうになることも多々。

命の危険に晒されてまで、旬がハンターを続ける理由。

それは「母親の入院費を賄うため」でした。

最弱ハンターの旬でも、ハンター協会からは補助金が支払われます。

その補助金で、母親の入院費を賄っていました。

とある日。

旬は真島たちとともに、レイド(ダンジョン攻略)に繰り出します。

今回のレイドには、以前顔を合わせたことがある、ヒーラーの観月もいました。

そして、いよいよレイドへ。

リーダーを務めるのは馬渕。

集まったハンターの中で一番強いと評判で、満場一致でリーダーに抜擢されました。

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第2話

旬たちが潜ったダンジョンはD級。

最下級のE級ダンジョンですら大怪我を負う旬ですから、今回はかなり難易度が高そう…。

ダンジョンに入るなりすぐ怪我をする旬。

ヒーラーの観月から治療を受けています。

馬渕や真島、そして他のハンターは順調にモンスターを倒していきます。

レイドも終盤。

そんな時、ダンジョンの奥にもう一つの入り口を見つけます。

どうやらこのダンジョンは、二重ダンジョンになっていたよう。

通常の入り口だけでなく、奥にもう一つの入り口があることから、二重ダンジョンと呼ばれています。

リーダーの馬渕いわく、ダンジョンのゲートは”ボス”を倒すまで閉じられない。

続けてこう言いました。

二重ダンジョンの奥にボスがいるようだが、協会の指示を待っていては、他のハンターに収入を奪われてしまう。

だからこの際、我々だけで二重ダンジョンのボスを倒そう。

と。

そして、17人のメンバーで多数決が行われることに。

旬を残し、今のところ8対8。

最終結果は、旬の一票に委ねられるのでした…。

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第3話

旬の一票により、メンバーは二重ダンジョンに潜ることに。

ただ、進んでも進んでも敵が一体も出てきません。

ようやくボスの部屋にたどり着くのですが、大きな扉が設置されていました。

扉付きの部屋は珍しいよう。

明らかにヤバそうな雰囲気が漂っています。

ですが、馬渕はさっさと1人で扉を開け、先に進んでしまいました。

それに触発され、残りのメンバーも進んでいきます。

部屋に入ると燭台に火が灯り、様子が明らかに。

玉座に佇む大きな石像。

そして、円状の広間に10体ほどの兵士が。

長く人目についていないためか、兵士にはコケが繁殖しています。

メンバーたちは各々、部屋を散策。

すると、1人のメンバーが魔法陣のようなものと、石碑を発見します。

石碑にはルーン文字で、カルテノン神殿の掟が刻まえていました。

カルテノン神殿の掟とは、

  1. 神を敬せよ
  2. 神を讃えよ
  3. 神を進行せよ

というもの。

馬渕が石碑を読み終えると、いきなり部屋の扉が閉まりました。

そして、メンバーの1人が扉を開け脱出しようとすると…

どこからか攻撃が飛んできて、瞬殺。

なんと、これまで静かだった兵士たちが動き始めたのです。

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第4話

突然の出来事にパニックに陥るメンバーたち。

D級ダンジョンだと聞いていた旬も、落ち着きを失っています。

「D級のハンターが一瞬で倒されるなんて…おかしい!」

そんな中、馬渕は一つの懸念を抱きます。

周りの兵士が動くなら、玉座に座っているあの巨大な石像も動くのでは?

と。

案の定、巨大石像も動き始めます。

目を動かし、視線をメンバーたちの方へ向けると…

いきなり目が眩しく光り、光線を放ってきました。

旬の「伏せて!」という声がなければ、メンバーは一瞬にして全滅でした。

ただ、この攻撃で観月は精神的にやられてしまいます。

そんな中、馬渕が指示を出します。

動くな!と。

ですが、馬渕は先ほどの攻撃を喰らっており、左腕を失っていました。

観月が身動きを取れないため、代わりに旬が馬渕を止血。

馬渕は続けて、こう言いました。

過去にB級ダンジョンを2〜3度経験したけど、このダンジョンは次元が違う。最低でもA級、もしかしたらS級もあり得る。

そして、カルテノン神殿の掟に書かれていた”神””とは、あの巨大石像のことだ、と。

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第5話

馬渕はヒーラーを3人連れてきたものの、1人は巨大石像の光線で消失。

もう1人は精神的ショックで身動きが取れず。

観月も同じくショックを受けており、ガクガクと震えて何もできません。

今のところ攻撃は落ち着いており、これから脱出方法を探そうという流れに。

ただ…

メンバーの1人が動き出し、扉を開けようと試みました。

ですが案の定、光線により瞬殺。

巨大石像は、その気になればメンバー全員を瞬殺できる。

にも関わらず、今すぐ倒そうとはしていません。

そのことに疑問を感じている旬と馬渕。

どうやら、巨大石像と兵士の攻撃には”規則性”があるようです。

さらに、この部屋には”ルール”が存在するとも推測しました。

そのルールが、カルテノン神殿の掟。

  1. 神を敬せよ
  2. 神を讃えよ
  3. 神を進行せよ

というものです。

旬はこの掟から活路を見出すのでした…。

その場から立ち上がり、旬がとった行動とは?

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第6話

旬は立ち上がった途端すぐに、立ち膝状態になりました。

旬の推測では、頭の位置を高くしなければ攻撃してこない、とのこと。

「神を敬せよ」とは、お辞儀をして巨大石像を敬うことでした。

そして、メンバー全員が膝をついて土下座をすると…

巨大石像はいきなり笑みを浮かべたのです。

不気味な表情に変わったものの、まだ攻撃は止まったまま。

安堵したメンバーはその場から立ち上がりました。

ただ、それど当時に、巨大石像も玉座から立ち上がったのです。

再びパニックに陥るメンバーたち。

そんな中、旬は馬渕に変わって指示を出し始めます。

2つ目の掟「神を讃えよ」

このルールを守れば大丈夫なはずだ、と。

メンバーの1人が賛美歌を歌うものの、これが正解ではなかったようで、巨大石像に踏み潰されてしまいます。

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第7話

他のメンバーは、巨大石像から逃げ回ります。

ただ、ショックで身動きを取れないメンバーもいて、彼女も踏み潰されてしまいました、

ただ逃げるしかない旬たち。

厄介なことに、動き出した兵士たちも攻撃を仕掛けてきます。

武器を持った兵士に近づいたメンバーたちは、次々に倒されていきます。

ですが…

不思議なことに、楽器を持った兵士(石像)だけは攻撃をしてきません。

そこで旬はメンバーに対し、楽器を持っている石像に向かって逃げろ!と言いました。

これがどうやら正解。

楽器を持った石像に近づくと、その石像は楽器を弾き、神を讃えたのです。

ただ、1つの石像に2人近づいても動きません。

観月と行動を共にしていた旬は、観月を石像のもとに置き、1人で他の石像へと向かいました。

ですが、旬がたどり着いたのは盾を持った石像。

結果、石像の攻撃を喰らってしまい、重傷を負いました。

これで旬も終わり…

かと思いきや、近くに歌を歌う石像がいたため、そのおかげで巨大石像の攻撃を喰らうことはありませんでした。

なんとか一命を取り留めた旬。

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第8話

17人いたメンバーのうち、今残っているのはたった6人。

そのうち馬渕と旬は重傷を負っています。

さらに、馬渕は非難を受けます。

「お前が勝手な判断をしたから、こんなことになったんだ」

と。

もちろん、馬渕も責任を感じています。

そんな中、巨大石像が動き出し、地中から祭壇のようなものが出てきました。

どうやら、3つ目の掟「神を信仰せよ」を守る時が来たようです。

答えは明らかではないものの、祭壇とは生贄や供え物などを捧げる場所であることから、誰かを生贄に差し出さなければならない、という空気になっています。

そして、生贄の候補になったのが馬渕。

馬渕が祭壇の前に立つと、周りに炎が灯りました。

旬に指示を仰ぐ馬渕。

旬は自分も祭壇を調べたいといい、メンバーの肩を借りて祭壇へ向かいました。

そこで何かを感じ取ったのですが、もう一つの懸念がありました。

それが制限時間です。

というのも、ゲートは1週間立つと完全に解放され、中のモンスターが外に出てしまうのです。

つまり、制限時間内にボスを倒さないと、巨大石像や兵士たちが外の世界に出てしまうわけです。

旬はメンバー全員を祭壇に呼びました。

すると…

なんと、部屋の扉が開いたのです。

ただ、出て良いのかわからず、身動きが取れません。

しかも、広間の兵士たちが祭壇に向かってきます。

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第9話

どうすることもできない旬たちでしたが、対処法が一つだけありました。

それが「兵士(石像)から目を離さない」こと。

ダルマさんが転んだの原理です。

とはいえ、恐怖に襲われながら兵士を見続けるのは、至難の業、

そんな中、メンバーの1人が走り出し、扉の向こうへと脱出していきました。

罠なのか?それとも…?

呆気に取られる、残されたメンバーたち。

1人脱出したことで、人数分のオレンジ色の炎が消え。

時間経過とともに青色の炎が消え。

旬の推測では、開いた扉は罠で、ひたすらこの状況を耐え続けること=3つ目の掟「神を信仰せよ」

このような状況下でも、信じ続けることが出来るのか?試されていると推測しました。

ただ、また1人扉の向こうへと走っていってしまいます。

残されたメンバーは旬・観月・真島・馬渕。

旬はメンバーにこう言いました。

「青色の炎はタイマー。これがすべて消えるまで石像を見続けていれば、大丈夫なはず」

とはいえ、これが正解である保証はどこにもありません。

旬を信じきれなかった真島も、扉の向こうへ行ってしまいました。

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第10話

残されたのはあと3人。

馬渕は「自分がここに残るから、2人は行け」と言います。

ですが、観月は脚に力が入らず、歩くことができません。

すると、今度は旬がここに残ると言い出しました。

馬渕は最初こそ拒んだものの、観月を連れて出ていきました。

たった1人、祭壇に残された旬。

短剣を手にして刺し違えようとするものの、為す術がなく倒されてしまいました。

兵士の剣が旬の胸を貫きます。

そして、これまでの出来事を回想。

「死にたくない。もう一度チャンスがあれば」

そう思った瞬間、旬の目の前にウインドウが表示されました。

そのウインドウには、シークレットクエスト[無力な者の勇気]をクリアしました、と書かれています。

続けざまに、プレイヤーを引き受けるかどうか?尋ねられました。

これを引き受け、プレイヤーになった旬。

すると、旬の体が眩しく光って…。

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第11話

旬が目を覚ますと、病室のベッドにいました。

夢だったのか?と考える旬のもとに、黒服を着た2人の男がやってきました。

彼らは日本ハンター協会監視課の職員。

黒服いわく、旬は3日間意識を失っていて、観月や馬渕などは無事とのこと。

そして、通報を受けた「白虎ギルド」が現場に駆けつけると、そこには旬以外なにもかも消えてしまっていたそうです。

神殿や石像の痕跡は何一つ残っておらず。

黒服は続けて、こう言いました。

「覚醒後の覚醒をしたのでは?」

と。

通常は最初に覚醒した時に、ハンターの能力が決まります。

ただ稀に、再覚醒するハンターもいるのだとか。

再覚醒すると、さらに上のクラス(B→Sなど)になることもあるそうです。

旬はE級ハンター。

二重ダンジョンのクラスはA〜S級だったと考えると、生き残るのは到底無理でした。

そして、旬の再覚醒を疑った日本ハンター協会監視課。

そこで、病室で旬の魔力測定を行いました。

その結果…なんと、E級のまま。

測定の数値は最弱だったのです。

そのまま病室を後にする2人でしたが、旬の目の前にはずっと、クエストウインドウが表示されていました。

表示に従いメッセージを開くと、プレイヤーになったこと、デイリークエスト(強者を目指して)の案内が表示。

このウインドウは、プレイヤーの成長をサポートするもの。

ただ、案内に応じない場合はペナルティが科されることもあるようです。

旬はデイリークエスト「強者を目指して」の詳細を開きました。

すると、腕立て・腹筋・スクワットを各100回、ランニング10kmの目標が表示。

面倒臭がって放置していると…

制限時間オーバーとなり、旬にはペナルティクエストが科されるのでした。

旬が落とされたのは砂漠のダンジョン。

目の前にはボス・巨大毒牙 砂ムカデが、

旬に科されたクエストは、ペナルティ時間(4時間)生存することでした。

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第12話

叫びながら逃げ回る旬。

なんとか4時間生存することに成功し、クエストクリア。

ウインドウには報酬の文字が表示されていました。

この日以降旬は、毎日デイリークエストを欠かさず行うように。

そして、デイリークエストをクリアすると3つの報酬から1つ選び、受け取ることができました。

  1. 状態回復
  2. 能力値
  3. ランダム

この3つ。

さらに旬は、ウインドウの使い方も覚えていきました。

ウインドウでは今のステータスやスキル、手持ちのアイテム、インベントリ、倉庫などをチェック可能。

まさにRPGのような感覚。

後日、旬はデイリークエスト報酬を使って、インスタンスダンジョンに潜ることに。

インスタンスダンジョンとは、一時的に生成されるダンジョンのこと。

難易度は不明でしたが、再覚醒に期待してダンジョンに潜っていきました。

ダンジョンから脱出するには、ボスを倒すか、帰還石を使うしかありません。

E級ハンター・史上最弱兵器の旬がたった1人で挑むインスタンスダンジョン。

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第13話

1人でのレイドに不安を覚える旬。

そして、漂ってくるニオイから、獣タイプのモンスターがいると察知。

すると案の定、狼の姿をしているモンスター【鋼鉄牙のライカン】が襲ってきました。

ただ、なかなか攻撃できず、回避するので精一杯。

そんな中旬は、自分の身体に変化が出ていることを感じます。

今までよりも軽い。

力もアップしている。

どうやら、毎日のデイリークエストのおかげでステータスがアップした様子。

とはいえ、ライカン1体ですら倒すのに苦戦。

負けるかもしれない…と思った旬は、インベントリにあった武器の存在を思い出します。

そして、その武器を装備し、ライカンを一蹴。

この武器は、二重ダンジョンで真島が置いていったものでした。

その後もライカンが襲いかかってくるものの、次々と撃破していきます。

それに伴い、旬のレベルもどんどんとアップ…。

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第14話

ダンジョンの奥にはまだ、無数のライカンが待ち構えていました。

ボスを倒すか、帰還石を使うかしないと、脱出できないインスタンスダンジョン。

死の淵を経験した旬は精神的にも強くなっており、ライカンを迎え撃ちます。

当初の旬とはまるで別人。

戦うことに熱を感じていました。

そして、母親や妹を養うために、なんとしてでも生き残らなければなりません。

一皮も二皮も向けた旬は、狼虐殺者の称号を得るのでした。

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第15話

ライカンを倒し続けた結果、

  • 狼の牙 34本
  • 古くなった短剣 2本
  • 旅人の服
  • 帰還石

などのアイテムをゲット。

帰還石を使えば今すぐ脱出できるものの、旬はそのまま、インスタンスダンジョンの奥へと進んでいきます。

新たな敵「鋭爪のブリガ」や「黒影のラザン」もラクラク撃破。

そして旬は、ダンジョンに出現するモンスターに規則性があることを突き止めました。

まるでRPGに出てくるモンスターのよう。

規則性があるとわかれば、戦いはさらに楽になります。

また、ウインドウに表示されるモンスター名の色によって、相手の強さも推測できるように。

  • 赤→かなり強い
  • オレンジ→同等〜やや強い
  • 白→弱い

最初はオレンジ色だったライカンも、今では白で表示されるほど。

かなりレベルアップしたものの、ダンジョンの奥にいるであろうボスは、まだ倒せそうにない…と感じ取りました。

インスタンスダンジョンを引き返そうとしたその時、いきなり敵が襲いかかってきました。

その敵は【沼の主 青毒牙カサカ】

表示される名前はオレンジ色。

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第16話

カサカは大型の蛇。

身体が鱗で覆われているため、ボロボロになった旬の短剣では貫くのが難しそう。

とはいえ、鱗を何とかしないとダメージを与えることができません。

そんなことを考えていると、カサカの攻撃を喰らってしまいました。

一撃で倒されることはなかったものの、それなりにダメージを負ってしまう旬。

ただ、二重ダンジョンで出会った巨大石像に比べたら、カサカなど恐怖の対象にはなりません。

カサカの攻撃を回避し、そのまま首に掴まった旬。

すると、カサカの首を鍛え上げた筋力で締め上げました。

苦しむカサカ。

壁に体当たりし、旬を振り落とそうとします。

ただ、それでも旬は首を離しませんでした。

そして…。

見事カサカを撃破。

そして、カサカの毒(入手難易度A、秘薬)とカサカの毒牙(入手難易度C、短剣)をゲット。

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第17話

ボロボロになりつつも、なんとかインスタンスダンジョンをクリアした旬。

ボスを倒したことで、自動的にダンジョンから脱出しました。

外に出るやいなや突然、自衛隊員から声をかけられます。

どうやら近くでゲートが開いてしまい、ダンジョン内のモンスターが出てきた様子。

旬はそのまま自衛隊員に案内され、現場に向かうことに…。

おおかた片付いていたものの、厄介な大型の敵が1体残っていました。

複数人のハンターが戦っているものの、なかなか倒しきれません。

しかも、急に集まったメンバーのため、連携も上手く取れていませんでした。

その様子を見て旬は、ハンターのレベルの低さを感じています。

ほとんどがE級で、D級が1人だけいる、と。

しかもそのD級ハンターは攻撃役ではなく防御役。そのせいで戦闘が長期化していると推測しました。

そんな時、メンバーの中にヒーラーの観月を発見。

ただ、二重ダンジョンのトラウマがあるせいか、B級ヒーラーとしての活躍ができていません。

他のメンバーからもクレームが来るほど。

その様子を見ていた旬は、野次馬の中からいきなり戦闘に参加。

インスタンスダンジョンのボスと比べたら弱いと判断したためです。

一撃で敵の体制を崩した旬。

そのスキに他のメンバーが次々と攻撃を喰らわせます。

そして、なんとか敵の撃破に成功。

ただ旬は、いつの間にか姿を消していたのです。

旬が立ち去る様子は、観月だけが見つけていました。

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第18話

翌朝。

まだ退院していなかった旬は、病室でデイリークエストに励んています。

その様子を看護師に見られるのですが、看護師が惚れ惚れするような身体つき。

この日、旬は退院。

そんなこともあり、その看護師は旬と連絡先を交換するのでした。

翌日。

旬は自宅に戻り、妹・葵との生活を再開。

すると葵は、旬の外見の変化に気づきます。

身体つきや身長など、以前とは別人でした。

葵を送り出すと、旬は自分のステータスを確認。

やや筋力に偏っている印象を受けたため、ステータスの配分を見直すことに。

ただ、旬のハンターランクはまだE級。

本来なら今すぐギルド入ってレイドに参加したいところですが…

最下級のE級ハンターは、レイドの競争率が高いこともあり、そう簡単に参加することができませんでした。

とはいえ、ランクを上げると注目度が高まり、叩かれる可能性も高まる。

そこで旬は、今すぐ参加できるレイドを探すことに。

すると、難なく見つけることができました。

後日旬は、右京隼人(うきょうはやと)がリーダーを務めるレイドに参加。

このレイドは、C級のダンジョンに潜るようです。

さらにここで、D級ハンター・諸菱賢太(もろびしけんた)と出会います。

ただ懸念することが一つ。

このメンバーの中には、ヒーラーが1人もいません。

どうやら個人の攻撃隊は、ヒーラーを呼ぶことが難しいのだそう。

旬はため息をつきながら、レイドに参加するのでした。

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第19話

諸菱と会話をしながら進む旬。

諸菱はお金持ちのボンボンで、趣味でハンターをやっているとのこと。

装備にはかなりのお金をかけており、見た目も派手。

頼りなさを感じつつ、そのまま進んでいきました。

ダンジョン内は真っ暗。

明かり一つありませんでした。

つまり、このダンジョンのモンスターは視覚に頼らず行きている、ということ。

そして、光に向かって集まってくる修正がありました。

メンバーの1人が明かりをつけると、ダンジョンの奥から足音が…。

旬はすぐさま、昆虫タイプのモンスターが上から来る、と声を発しました。

するとその通り、頭上から無数のアリが襲ってきました。

最初こそドタバタしたものの、C級ハンターの集まりということもあり、連携にスキがありません。

アリのモンスターを次々撃破していきます。

リーダーの右京隼人も申し分ない腕前。

ただ、旬は連携の粗さを感じていました。

ヒーラーが1人もいないことが影響している様子。

旬は鞄持ちで参加しているため、攻撃には加わらず、

足元にやってきたモンスターを、蹴りで瞬殺するなど、細々したことしか出来ませんでした。

そして無事に全滅に成功。

右京隼人たちは報酬の山分けをするのですが…

突然、顔色が変わります。

その視線の先には、旬と諸菱が移っているのでした。

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第20話

ふとした時、旬の脳裏に「トカゲには気をつけろ」という言葉がよぎりました。

この言葉の真相は、後で知ることになります。

また、旬のイヤな予感はこれまで、外れたことがありませんでした。

その後、旬や諸菱、右京たちは延々とダンジョンを歩き続けます。

迷路のようになっているため、同じような道が続きました。

すると…

繭(まゆ)に囲まれたボスの部屋に到着。

そこにはボスの姿は見えず、大量のマナ石が。

マナ石とは魔法石の劣化版のようなものですが、この部屋には売れば1億円を有に超えるであろうマナ石があります。

右京はマナ石を見ながら、弟・右京将人のことを考えました。

将人は隼人よりも高ランクで、お金に釣られてアメリカに渡った様子。

隼人は将人に対し、劣等感や嫉妬を感じていました。

そんな時、マナ石の山分けの話に。

メンバーたちは9等分で話を進めますが、諸菱が横入りし「契約書には山分けと書かれているから、10等分にしないと」と言います。

すると、メンバーたちの表情に影がかかりました。

一瞬で元の表情に戻り、10等分することになるものの…

メンバーたちの頭上には、ダンジョンのボスが待ち構えているのでした。

ただ、今は寝ている様子。

ボス蜘蛛を倒すとゲートが閉じられるため、倒す前にマナ石を運び出す必要がありました。

そこで右京たちは、諸菱と旬の2人を残し、いったん採掘道具を取りに戻ると言い出しました。

しぶしぶ了承する諸菱と旬。

ですが…これは罠だったのです。

部屋を出た右京は他のメンバーに「部屋の入口を塞げ」と命令。

するとそのメンバーは、指示通り部屋を塞いでしまったのです。

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第21話

この時旬は、ヤツらが「トカゲ」だと気づきました。

トカゲは尻尾を切っても、そのうち再び生えてきます。

攻撃隊の中には、捨てる要員(トカゲの尻尾)を集めて、不要になったらダンジョン内に捨てる…という悪事を働くヤツらがいるのです。

それが、右京隼人たちの攻撃隊でした。

しかも厄介なことに、部屋が塞がれたタイミングで、ボス蜘蛛も目を覚ましたのです。

その頃…

ダンジョンの外に出た右京たちは、蜘蛛が諸菱と旬を食い殺した後で再突入しようと計画。

蜘蛛がまた寝たスキに、マナ石を運び出そうとしていたのです。

もし蜘蛛を倒すことになっても、諸菱の装備を引っ剥がせばいい、とまで言っています。

ボス蜘蛛と対峙する諸菱、旬。

旬は強さを感じつつも、二重ダンジョンの巨大石像と比べたら…と思っていました。

そして旬は諸菱に「そこを動くな」と指示し、1人で戦いに挑みます。

ただ、ランクは一応諸菱の方が上。

逃げ道を探そうと言う諸菱。

それを無視して武器を手にする旬。

旬は不敵な笑みを浮かべ、ボス蜘蛛に襲いかかります。

蜘蛛の背中に飛び乗ると、カサカの毒牙で攻撃。

そのまま背中を走りながら攻撃を仕掛けていきます。

ダメージを与えられているようですが、まだピンピンとしている蜘蛛。

旬と蜘蛛の戦いを見て、諸菱は「あの人がE級なんて嘘だ…」という表情に。

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第22話

旬は蜘蛛の攻撃を回避しながら、カサカの毒牙で引き続き攻撃。

蜘蛛の表皮が思ったよりも硬く、なかなか致命的なダメージを与えられません。

しかも、蜘蛛の攻撃は一発が強力。

旬は、一発でも喰らえば死ぬ…と危機感を抱きました。

ヒット・アンド・アウェイのような戦いを続ける旬。

そんな旬を見て諸菱は「不正登録者なのでは?」と疑問を持ちました。

不正登録者とは、自らの魔力をコントロールして、魔力測定時にワザと低い数値を出すハンターのこと。

不正登録者の目的は、お金ではなく虐殺。

ただひたすらモンスターを倒したいという一心で、不正登録をするのだそう。

旬は意図的に魔力をコントロールしたワケではないものの、確かに魔力測定時は異常なほど低い数値でした。

でも、ステータスは明らかにE級以上。

事実、旬の表情は虐殺を楽しんでいるようにも見えます。

そんな旬ですが、戦闘が長期化しているせいで、体力が低下。

早く決着をつけなければ…

焦りを感じた旬は、カサカの毒牙の効果を狙い、ボス蜘蛛に攻撃をしていきます。

カサカの毒牙には、麻痺と出血の効果がありました。

麻痺は、一定確率で動きが封じられる。

出血は、1秒ごとに体力が1%ずつ減っていく。

旬は蜘蛛の目に狙いを定めるものの、口から酸を吐き出してきて、迂闊に近づくことができませんでした。

ここで旬は、スキル「疾走」を発動。

移動速度が30%アップするスキルです。

一瞬にして蜘蛛の懐に飛び込み、カサカの毒牙で攻撃。

そして、見事一撃喰らわせるのですが、まだ効果が発動しません。

疲労度も蓄積してきて大ピンチ…

そんな時旬は、デイリークエストの報酬「状態の回復」を思い出しました。

そして、このタイミングで状態を回復し、疲労度も全回復。

再び全速力で動けるようになった旬は、蜘蛛の目に会心の一撃。

さらに、カサカの毒牙の効果も発動。

麻痺・出血、どちらの効果も発動し、見事撃破。

この様子を見ていた諸菱は、旬が間違いなく不正登録者だと確信。

今までの態度とは別人になり、ヘコヘコするような感じになりました。

諸菱の態度に違和感を抱きつつ、今まで通りに接する旬。

するとここで、右京たちが外から戻ってきました。

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第23話

旬と諸菱が生きている。

しかもボスが倒されている。

この状況に驚いた右京たちはざわめきます。

ただ諸菱は、ボスを倒したのは諸菱だろうと思っていました。

諸菱はD級だけど装備は一級品。武器の効果のおかげで倒せせたのだろう、と。

ちなみに、諸菱の父親「諸菱明成」は、諸菱建設の会長。

資産総額1兆を超える人物。

諸菱の装備が豪華だったのは、父の資金力があったからでした。

そして右京は、諸菱を利用しようとします。

父親と話をしたいから、旬を殺せ。

ですが諸菱はこれに従わず、右京たちに剣を向けました。

するとここで、旬のクエストウインドウに「緊急クエスト発生」と表示。

緊急クエストの内容は敵、つまり右京たちを倒せというもの。

右京たち全員を倒さなければ、旬にペナルティが科されてしまいます。

クエストの内容を確認していると突然、右京の仲間・コージから魔法で攻撃を喰らってしまう旬。

体力が半分ほど削られてしまったものの、すぐに立ち上がり表情が一変。

そして、近づいてきた右京の仲間・純を短剣で瞬殺。

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24話

倒さなければならないメンバーは、残り7人。

「弱肉強食の世界で生き残るには、弱いものを倒すしかない」

というような覚悟を決め、旬はまがまがしいオーラを放ちながら右京たちと対峙。

コージが魔法で攻撃してくるものの、ヒラリと回避。

そして、意図も簡単に八つ裂きにしてしまいました。

その後も次々と迫りくるメンバーですが、旬は一撃も喰らうことなく倒していきます。

様子を見ていた諸菱は、さっきボスと戦っている時よりも強さが増している…と感じました。

残るメンバーはあと1人。

右京隼人だけです。

右京は自らの身体を強化し、旬に攻撃を仕掛けますが…あっけなく一蹴。

戦意を完全に喪失し、助けてくれと懇願する右京。

ただ、その願いも虚しく、右京は旬に倒されてしまうのでした。

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25話

その後。

日本ハンター協会では、C級ダンジョンのレイドで8人が死亡した、という報告が行われています。

しかも、生き残ったメンバーはD級・E級の低ランカー。

旬は二重ダンジョンだけでなく、今回も生き残った。E級なのに。

そのことに違和感を覚えた職員ですが、それ以上に懸念していることが。

それが、死亡したメンバーの1人・右京隼人のこと。

というのも右京隼人は、S級ハンター・右京将人の兄だったからです。

後にこのことが、旬を脅かす事態に発展するのでした。

一方その頃。

無事に帰宅した旬は自宅で、フライドチキンをつまみにビールを飲んでいます。

ただ、スキル・解毒の影響でまったく酔いません。

そこで旬は解毒の効果を確かめるべく、アイテム・カサカの毒を飲んでみることに…。

本来であれば、筋肉の損傷という副作用が出るのですが、解毒のおかげでこの副作用すら出ず。

そこへ葵がやってきて、諸菱から電話がきたとのこと。

その後旬は、とある喫茶店で諸菱と会うことに。

諸菱の要件とは、旬を攻撃隊に誘うことでした。

自分の攻撃隊を作るから、旬も参加してくれ、と。

ただ旬は、秒速で諸菱の誘いを拒否。

当然諸菱は諦めるはずなく、旬にしがみついて説得をはじめました。

「ギルドマスターになりたい。そのためにはあと19回レイドに参加しなけれなばらない。」

「父親がギルドを作ろうとしているから、実績を作って自分がマスターに立候補したい。」

そして最後に、諸菱は旬に報酬額を提示しました。

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26話

翌朝。

旬は妹の葵とランニング。

そこで旬は葵に対し「30億あったら何に使う?」と尋ねます。

貯金、広い家に住む…残ったお金は分からない。30億円なんて現実味なさ過ぎ。

と言う葵。

どうやら、諸菱が旬に提示した額は30億円。

前日、旬は悩みながらも「このままレベルアップしていけば、S級以上も狙える」と考えていました。

そこで旬は諸菱に、一つ条件を提示。

その条件とは、諸菱と自分の2人だけでダンジョンをクリアする、というもの。

とはいえ、C級ダンジョンに潜るためには、最低でも10人以上のメンバーが必要。

対策として、右京隼人が使っていたような手法「人数集め」を用いようと考えていました。

残り19回のレイドを怪我人0でクリアすれば、父親を説得する際の実績にもなる。

この提案を受け入れた諸菱は、さっそくメンバー集めに取り掛かるのでした。

いつの間にかデイリークエストをクリアしていた旬。

葵はとっくに後ろに取り残されていて、追いつくのはまだまだ先になりそう。

そこで旬は、いつもより多くのデイリークエストをこなしました。

腕立て・腹筋・背筋のカウントは、どうやら200が上限のよう。

じゃあ、ランニングは?

そう言って走り出したタイミングで、葵がやっと追いついたのでした。

場面は切り替わり、アメリカ・ワシントン。

右京隼人の弟・右京将人の姿があります。

どうやらこの時、兄が殺されたという報告が入った様子。

犯人の顔を拝みに行かねぇと…

そう言いう右京将人はS級ハンター。

そして、生き残った2人(旬・諸菱)が兄を殺したと推測しています。

ただ、アメリカでの予定が2ヶ月先までビッチリ。

そのため、将人が日本に行くのは2ヶ月先になるのでした。

果たして旬と諸菱は、どのような形で将人と対峙するのか…?

ある日の夜。

デイリークエストを普段の倍行った旬は、S級アイテム・悪魔の城の鍵をゲットしていました。

さっそく悪魔の城の鍵を使い、S級ダンジョンに1人で潜る旬。

いざとなれば帰還石を使って脱出する計画です。

ですが…

S級ダンジョンに潜るなり、すぐさまボスと対峙。

地獄の門番 ケルベロス

3つ首の獣で、表示されている名前の色はもちろん赤。

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27話

S級ゲートは、S級ハンターがチームで挑んでもクリアが難しいと言われています。

そんなダンジョンに、たった1人で潜っている旬。

ただ、クリアすることは目的としていません。

今の自分がどこまで通用するのか?

単なる興味本位で挑んでいたのです。

スキルをフル活用し、ケルベロスに攻撃していく旬。

さらに、称号・狼虐殺者の効果も発動。

ですが…かすり傷一つ負わせることができません。

厄介なことに、ここでケルベロスがスキル・怒りを発動。

3分間、ケルベロスのステータスが2倍になるというスキルです。

これまで攻撃を回避していた旬ですが、肩に攻撃を喰らってしまい、大ダメージ。

しかし、デイリークエスト報酬を使って一瞬にして全回復。

そして、ケルベロスの牙に掴みかかり、会心の一撃を放ちます。

結果…

見事、ケルベロスを撃破。

ただ、実はケルベロスはボスではなく、城の扉の門番。

そう。

本当のボスは扉の奥に待ち構えているのです。

とはいえ、今の実力ではクリアなんて到底ムリ。

実力を確かめた旬は、ダンジョンの外へと脱出するのでした。

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28話

一方その頃。

二重ダンジョンで左腕を失った馬渕は、剣道の師範として活動中。

そんな時、緊急招集の連絡が。

今日の稽古はこれでお終い。

そう言う馬渕の視線の先には、S級ハンターの姿が。

この時はまだ、名前も顔も明らかになりませんでした。

そして、道場を後にした馬渕は、集合場所へと向かいます。

馬渕はどうやら以前は剣士で、覚醒したことがキッカケで魔法ハンターになった様子。

その道中。

久しぶりに旬と対面します。

数ヶ月ぶりとはいえ、まるで別人になっている旬に驚きを隠せません。

実は旬にも招集がかかっていました。

そして、2人で一緒に向かうことに。

指定された場所に到着すると、二重ダンジョンを生き残ったメンバーが顔を揃えました。

その中には観月や真島の姿も。

再開の挨拶をしている中、車から囚人たちが降りてきます。

彼らは、集まったメンバーと一緒にレイドに参加する「代役服従者」でした。

つまり、犯罪者とともにレイドに挑むということ。

ただ今回のレイドには、ハンター協会監視課・道門(みちかど)も参加するとのこと。

服役者たちがC級なのに対し、道門はB級。

C級ハンターが10人は集まらないと、B級に勝つことはできない、と言われています。

結局、このメンバーでレイドに挑むことに。

そんな中馬渕は、何かしらの「運命」を感じ取っているのでした。

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29話

今回のレイドも、馬渕がリーダーを務めることに。

二重ダンジョンでの出来事を振り返り、旬に対し深々と頭を下げ、感謝を述べる馬渕。

そして、いよいよレイドスタート。

服役者たちはC級ハンターということもあり、襲ってくる雑魚モンスターを次々に一蹴。

片腕を失っている馬渕も、巧みに魔法を放ち戦います。

旬ももちろん戦いに参加。

ただ、二重ダンジョンの時とは本当に別人。

今回は怪我一つ負っておらず、落ち着きもある。

余裕すらありました。

一方、観月は違います。

雑魚モンスターであるゴブリンにすら怯えるほど、精神的な傷が残っている様子。

そのまま奥に進んでいくと、3つの分かれ道にたどり着きました。

ここで道門がこんな提案を。

「思っていたより簡単に進んでいるから、3つに分かれて進まないか?」と。

リーダーである馬渕はこれに同意。

道門は3人の服役者たちと。

旬は馬渕たちと進むことに。

残った真島はもう1人のメンバーと進むことになりました。

ただ…

服役者とともに行動している道門は突然、表情が一変します。

そして、服役者たちを殺そうと企んでいる様子…。

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第30話

そんな時、真島たちが道門のルートにたどり着きました。

どうやら奥で繋がっていたようです。

真島が目にしたものは、道門が服役者たちを虐殺している姿。

あまりの残虐さに悲鳴をあげる真島。

その悲鳴は、別のルートを進んでいた旬たちにも届きました。

旬たちは急いで来た道を戻り、真島たちのもとへ向かいます。

するといきなり、どこからか道門が襲いかかってきて、観月を刺そうとしました。

間一髪のところで旬が道門の腕を掴み、攻撃を回避。

ただ…

旬の視線の先には、血まみれになった真島の姿が。

観月がすぐ治療に取り掛かるものの、時既に遅し。

意識が薄れていく中、真島は旬に謝罪をします。

そして、本心からの言葉を伝えると、頭をガクッと下げ絶命。

唖然とする旬。

怒りがこみ上げてきますが、馬渕が旬の肩をぽんっと叩き「勝てる相手じゃない」と一言。

そして、自ら道門と戦う覚悟をするのでした。

馬渕は観月から強化魔法をかけてもらい、右手に剣を持ち道門と対峙。

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第31話

魔法系ハンターである馬渕と、暗殺系ハンターである道門。

移動スピードは道門の方が圧倒的。

ダメージを与えたと思っても、それは道門の残像。

強化魔法を受けているとはいえ、まだ馬渕のスピードは足りません。

その後も、道門の高速移動に為す術がない馬渕。

次々に攻撃を喰らってしまいます。

ただ、馬渕は一瞬のスキを狙っていたのです。

道門が止めの一撃を繰り出そうとしたその時、今まで隠していた魔法を発動。

これで大ダメージ…かと思いきや。

道門はこの攻撃すら予測し、見抜いていたのです。

今度こそ止め…。

その時、今度は旬が間に入り、一撃を払いました。

E級である旬に攻撃を払わられるなんて…。

道門は、旬が力を隠していることに、すぐ気付きました。

そして、再覚醒者であることも。

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第32話

旬VS道門。

E級ハンターとB級ハンターの戦いがスタートしました。

旬は道門のことを倒す気満々。

ただ、旬のステータスを持ってしてもまだ、スピードは道門の方が上。

ですが、観月が旬にも強化魔法をかけました。

これにより道門の余裕もなくなります。

今のところ勝負は互角。

道門はスキを見て観月にも攻撃するものの、これは馬渕がガード。

そんな時、旬のクエストウインドウに緊急クエストが表示。

クエスト内容は敵を倒せ、つまり道門を倒せというものでした。

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第33話

旬はさらにギアを上げ、道門と戦います。

戦闘スタイルは道門と同じ暗殺系に近い感じ。

高速で動き、短剣で仕留める。

旬は道門との戦いの中で、次々と暗殺系のスキルを学んでいくのでした。

ただ旬と同様、道門もさらにギアを上げます。

目にも映らぬ速さで移動し、旬に攻撃。

道門が使っているスキルは隠密。

姿だけでなく音や匂いまでも消してしまう、限られた暗殺型のハンターしか使えないスキルでした。

道門は旬の脚を攻撃し、スピードを奪おうと企みます。

ですが、旬には通用しません。

デイリークエストの報酬を使い、すぐに全回復。

これには道門も驚きを隠せません。

治療魔法が使える戦闘系のハンターなんて、これまで出会ったことがなかったから。

ただこの時、旬の中で感情が失われました。

失われたのは怒りの感情。

さらに、殺すことにもためらいがありません。

そして、道門の隠密を破ることにも成功。

討とうとする時に放たれる殺気を感じ取れば、隠密を破ることなど容易かったのです。

続いて、旬もスキル・殺気を発動。

強力な殺気で、道門の動きを一瞬だけ封じます。

その後、道門の腹部を旬の短剣が貫きました。

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第34話

真島と同じように、腹部から大量の血を流す道門。

死の間際、最後に旬に尋ねます。

「お前は何者なんだ。暗殺系ハンターなのに治療魔法や特殊効果なども使えるなんて。」

と。

これに対し旬は、自分も正体が気になって仕方ない、と返答。

そして、道門は絶命。

旬は緊急クエストをクリアしました。

さらにレベルアップする旬でしたが、強くなるにつれ旬の中の”何か”が崩れていく感覚を覚えるのでした。

その後、状況報告について話し合う3人。

その結果、旬は1人でボスを倒し、観月と馬渕は先に外へ出て、協会へ報告することに。

ただ、実はここには生き残りがいたのです。

道門は1人だけ殺し損ねていた服役者がいました。

旬は彼を連れて、さらにダンジョンの奥へ。

そして…

彼がモンスターに殺されるのを眺めるのでした。

その後、旬はダンジョンのボス・ホブゴブリンを撃破。

旬がダンジョンを出ることには既に報告が終わっていて、すぐハンター協会の職員がやってきました。

職員の中には、監視課の犬飼もいました。

旬は犬飼の強さを瞬時に察知。

道門とは比べ物にならない、次元が違う強さを秘めていたのです。

最低でもA級。

今の自分では太刀打ちできない。

そんな中犬飼は、道門を殺した犯人を尋ねてきました。

再覚醒者であることを告白しようとした旬。

ですが、馬渕が声をあげました。

とはいえ、馬渕はC級。

B級である道門を倒すのは到底無理だと、犬飼も分かっています。

ただ馬渕は、観月の強化魔法のおかげで勝てたと説明。

犬飼はこの説明に一応納得し、馬渕を連れて行くことに。

その際、旬にもこう言いました。

「E級ハンターのあなたが、B級ハンターの道門を倒したとは思っていない。再覚醒も疑っていない。ただ、長生きしたければ気をつけろ。」

と。

どういう意味か分からない旬。

犬飼は続けて言いました。

二重ダンジョンを生き残った旬と諸菱を、右京隼人の弟・右京将人が狙っているかもしれない。

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第35話

帰り道。

観月はハンターを引退すると言いました。

これまで旬の世話をしたことを振り返りながら、もう引退すると。

引退後は実家のある大阪に帰るそうです。

二重ダンジョンから生き残ったら、一緒に食事に行こうと約束していた旬。

今すぐではなく、大阪に行った時にぜひ、という話をして、この日は別れました。

明くる日。

旬は諸菱に呼び出され、とある場所に訪れました。

そこには諸菱が集めた攻撃隊のメンバーがいましたが、揃いも揃って弱そうな面々。

それも当然。

ハンターの資格はあるけど、事情があって活動できていない人ばかりだったから。

怪我人や貧困層、アル中など、ある意味バリエーション豊か。

そんな中、1人の女子高生も混ざっていました。

ハンターだけどランクはない。

名前もまだ分かりませんでした。

集まったメンバーに渡される報酬は、1人30万。

しかも、ダンジョンの外で待ってるだけでいいんですから、美味しすぎます。

ただ、この依頼内容は口外厳禁。

もし情報漏えいが発覚した場合は、違約金として報酬の10倍の額が科されます。

この日のために装備を新調した諸菱。

相変わらずド派手です。

ですが、あまりの重さに身動きが取れない装備。

結局、装備はすべて脱ぎ、ラフな格好でレイドに参加することに。

ダンジョンに潜り数十分後。

2人はあっという間ににダンジョンから出てきました。

軽々ボスを倒してきたのです。

今日はここを含めて3箇所のダンジョンを周るとのこと。

攻撃隊のメンバーは2人の正体が気になってしかたありませんでした。

女子高生ハンターも口をあんぐり。

一方その頃。

白虎ギルドでは、C級ゲートを買いまくっている人がいる、と話題になっていました。

使用額は2,500万円。

そいつが根こそぎC級ゲートを買い漁っているため、白虎ギルドに回ってこない、と焦っています。

その人物こそ諸菱。

白虎ギルドでは旬と諸菱のリサーチが行われるのでした。

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第36話

リサーチの結果、旬は危機から三度生き残っていることが判明。

  1. 二重ダンジョン
  2. 右京隼人の攻撃隊
  3. 道門による暗殺事件

そして、諸菱は父親が建設会社の社長。

旬と諸菱がつながったのは、右京隼人の攻撃隊。

諸菱の父親はギルドを作るためにハンターを探しているから、息子が2,500万円でC級ゲートを買ったのも遊びではないはず。

しかも、E級である旬がC級ゲートをクリアするなんて…

「旬は間違いなく再覚醒」

と、白虎ギルドの宍戸課長は結論付けられました。

一方その頃。

旬は相変わらず、楽々C級ゲートをクリアしました。

どんどんレベルアップを続けている旬は、いつの間にかレベル39に達しています。

さらに、スキルも次々に習得。

道門を倒した時のルーン石により、隠密のスキルも手に入れていました。

そんな時、クエストウインドウに案内が表示。

「転職クエストを引き受けますか?」

旬のレベルが一定まで達し、転職の基準を満たしたようです。

すぐにはクエストを引き受けず、諸菱と共にダンジョンを脱出した旬。

するとそこには、白虎ギルドの宍戸課長の姿が。

宍戸課長は旬たちを連れ、喫茶店に行きました。

宍戸課長いわく、白虎ギルドは日本トップレベルのギルド。

死神・騎士団・明星とならび、ハンタースと称されています。

宍戸は旬を白虎ギルドにスカウト。

「諸菱の2倍出すから、うちに来てくれないか?」

と。

ただ、諸菱が提示していた額は30億円。

白虎ギルドのビルでさえ50億円。

2倍しても足りない額だったのです。

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第37話

結局、話は決裂。

旬は、宍戸が隠れて自分のことを調べていたと推測。

すると隠密で姿を消し、宍戸の頬にかすり傷を付けました。

「奪おうと思えばいつでも命など奪える」

そう脅しているような旬。

宍戸は正直に、旬について調べたことを説明。

  • C級ゲートが2,500万円で買われ、そこから調べていくうちに旬の存在を知った。
  • 過去三度のダンジョン内の事故は、すべて再覚醒した旬が関係していた。
  • 諸菱はそんな旬の強さに目をつけ、スカウトした

…などなど。

この時、旬の素性を知っているのは宍戸と部下の吉田。つまり2人だけ。

旬は口止めするよう交渉。

宍戸もすんなり同意しました。

ただ、旬と諸菱がC級ゲートを買い漁っていると、白虎ギルドの新人が訓練できないとのこと。

そこで旬はさらに交渉。

「うちが持っているC級ゲート、3つそれぞれ3,000万円で売る」

と。

この額を聞いた宍戸は、あまりの額に吹き出しました。

そして、ダンジョン内で手に入る報酬(マナ石)はせいぜい2,000万円だから、2,000万円まで下げてくれないか?と懇願。

これに対し旬はすぐに快諾。

結果、C級ゲート1個2,000万円で取引されることに。

後日。

宍戸は思わぬ話を耳にしました。

「管轄区域でC級ゲートが余っていて、しかもすべて100万円以下」

なんと、旬の話はすべて嘘。

でまかせだったのです。

そんな中、宍戸の携帯に旬からメッセージが。

「あなたが隠れて調べたことは、この一件でチャラにしましょう」

という内容。

白虎ギルドにとっては痛い損失でしたが、宍戸はそれ以上に、旬の連絡先を手に入れたことが大きいと感じていました。

後日。

旬はこれから、転職クエストに挑もうとしています。

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第38話

ダンジョンに潜るとすぐ、鉄鋼の鎧を着た兵士「ナイト」が襲ってきました。

旬は急所突きを放つものの、攻撃がまったく通りません。

それほど防御力の高いモンスターだということ。

ただ、動きはノロマ。

旬は持ち前のスピードを活かし、ナイトの兜をもぎ取り撃破。

あまりダメージは負わなかったものの、転職クエストでは回復アイテムなどが使用不可。

デイリークエスト報酬での回復もできません。

体力・マナともに回復できないので、かなりリスクの高いダンジョンです。

その後も次々と迫りくるナイト。

ただ厄介なことに、隠密のスキルを使うモンスターまで出てきました。

さらに魔法使いまで。

これはまるで、旬が過去に倒してきた人物(コージ・道門など)と再戦している感じ。

疲労が蓄積しながらも、なんとかモンスターを倒しレベルアップしていく旬。

さらに奥へと進んでいくと、巨大な扉がそびえ立っていました。

その扉を開けると…

二重ダンジョンの奥にいたボスと同じくらいの強さを誇るボスが待ち構えているのでした。

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第39話

【騎士団長 紅血のイグリット】

名前はもちろん赤表示。

旬はこれまでの戦いよりも、さらに気合を入れました。

イグリットは攻撃力・防御力ともに高く、旬は防戦一方。

全体的なステータスはイグリットの方が上のよう。

短剣では鎧の奥まで届かないと見た旬は、素手で鎧を破壊しようとします。

するとイグリットも剣を置き、素手での戦いを挑んできました。

まさに騎士道そのもの。

ですが、イグリットは素手でも桁違いの攻撃力でした。

防具を装備して、なおかつガードしても大ダメージ。

なんとか耐えた旬は、スキル・疾走を使い、高速移動しながらイグリットに攻撃を仕掛けます。

さらに、体力が低下したことがキッカケとなり、スキル・根性が発動。

これにより旬の攻撃力がアップ。

ようやくダメージが通る…

と思ったその時、旬の蹴り足をイグリットが掴み、逆さづり状態に。

そのまま壁へと放り投げられ、またしても大ダメージを負うのでした。

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第40話

玉座に倒れ込む旬。

イグリットは剣を持ち、旬に止めを刺そうとします。

ですが、旬はこの一瞬を狙っていたのです。

イグリットが剣を振りかぶると、その攻撃をガード。

そしてインベントリから短剣を取り出し、それをイグリットの左目に突き刺しました。

さらに胴体にしがみつき、動きを封じます。

その後も繰り返し、短剣で攻撃を仕掛ける旬。

急所突きを何度も使います。

その結果、なんとかイグリットを倒すことに成功。

アイテムやゴールドもゲットし、旬はウハウハ。

ただ…

これでクリアではなかったのです。

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第41話

なんと、これからが転職クエスト本番。

今までの戦いは序章に過ぎませんでした。

転職クエストは、戦っている時間の長さに応じてポイントが付与。

そして、そのポイントを使って上位職への転職が可能となります。

つまり、長時間戦うほどポイントが貯まるといこと。

そしていよいよ、転職クエストスタート。

旬は隠密を使い時間を稼ごうとしますが、敵モンスター「魔法使い」のスキルによって、一瞬にして打ち破られてしまいます。

続けざまにナイトたちも一斉に攻撃。

ですがここで旬は、スキル・殺気を発動。

ナイトたちが怯んだスキに、次々撃破していきます。

ただ…

旬が撃破するスピードより、ゲートからモンスターが湧いてくるスピードの方が圧倒的。

危機を感じた旬は、帰還石を使って脱出を試みましたが…

その瞬間、モンスターの攻撃を喰らってしまい脱出失敗。

旬、大ピンチ。

にも関わらず気合を入れ直し、これまでバカにされてきたことを晴らすかのように激しく攻撃。

史上最弱兵器、E級ハンターの中でも一番弱い。

そんな自分に打ち勝とうとした時、旬の頭の中に「過去の旬」が現れました。

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第42話

過去の旬はこう言いました。

見た目は確かに強そうになったけど、中身は前と同じじゃないか?前と今、何が違うんだ?

結局今も怪我をして死にそうになっているし、E級なんだからそんなもんだろう。

と。

そんなことを気を取られていると、ナイトの攻撃を喰らってしまい、地面に叩き潰されてしまいました。

すると、またしても旬の目の前にウインドウが表示。

今日のデイリークエストは未達成だったため、ペナルティクエストが科せられたのです。

結果として、ペナルティゾーンに移動する形で、転職クエストを脱出した旬。

旬はストアでアイテムを購入し、早速HPを回復させました。

その後、以前と同じような巨大ムカデが大量に出現。

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第43話

ペナルティクエストの制限時間は4時間。

この間旬は、ただひたすら巨大ムカデを倒しまくりました。

レベルは51までアップ。

さらに、貯めたゴールドを使い強力な武具も購入。

そして、ペナルティクエストが終わると再び、転職クエストへと戻されるのでした。

4時間も放置していたせいで、ナイトの数は数え切れないほどに。

ただここで、旬は転職クエストのモンスターの湧き方に規則性があることに気付きます。

ナイトは召喚されて動いているだけ。

そして、召喚しているのは魔法使いだ、と。

旬は作戦を変更し、ナイトより先に魔法使いを倒すことに。

残っている魔法使いは5体。

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第44話

旬は隠密と新たに手に入れたスキル・支配者の手を活用し、まず魔法使いを1体撃破。

その後はナイトの隙間を縫うように進んでいき、攻撃を喰らいながらも、さらに1体撃破。

残る魔法使いは後3体。

ですが、倒したナイトたちが合体し、巨大なゴーレムに変身しました。

ただこのおかげで、ナイトが湧くスピードが落ち、モンスターの数も一気に少なくなりました。

そして、このチャンスを見逃さず、旬は残り3体の魔法使いを瞬殺。

結果、見事転職クエストクリア。

その後、旬は転職できることになるのですが…

なんと、自分で選べるシステムではなく、自動的に転職される様子。

旬に付与された上位職とは…?

第45話

旬に提示された職業は「ネクロマンサー」

和訳すると死霊使い、屍術士。

先ほどの魔法使いと同じように、自らが召喚した死霊に戦いを任せることができます。

ただネックとして、当の本人の戦闘ステータスが無駄になるという点。

つまり、旬がこれまでレベルアップしてきた意味が、ほとんどなくなってしまうわけです。

しかしどうやら、転職は拒否できるよう。

ネクロマンサーは隠し職業だったため、拒否するかどうか迷う旬。

ここで旬は一つ閃きます。

さっきの魔法使いは、ネクロマンサーのお手本のような戦い方をしていた。

自分と魔法使いが違う点は、戦闘ステータス。

さらに、自分だけじゃなく死霊たちも成長していけば、強力な軍団が作れる。

そして旬は、ネクロマンサーへの転職を決断。

ですが、ネクロマンサーに転職した途端、さらに上位の職「影の君主」に転職が行われました。

最初の時点で十分なポイントが稼げたため、自動的に二次転職が行われたのです。

その後旬は、スキル・影の抽出を利用し、早速軍団を作ります。

その中でイグリットの影も抽出しようとすのですが…

強敵だけあって、そう簡単に影の抽出はできませんでした。

どうやら、モンスターのステータスやランク、倒してからの経過時間によって成功確率が上下するよう。

残るチャンスはあと2回。

結果は…なんと見事成功。

旬はイグリットの影を従えることに成功しました。

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第46話

転職クエストを終え、無事自宅に戻った旬。

この日は妹・葵の保護者懇談がありました。

さすがにだらしない格好とはいかず、身だしなみを整えていくことに。

そのおかげで、葵の同級生から注目の的。

以前の旬からは想像もできない事態でした。

そして保護者懇談本番。

担任いわく、葵は生成優秀で模範になるような生徒とのこと。

進路は医大を希望していました。

ただ、担任の先生は旬に尋ねました。

もし葵も覚醒したら、ハンターを進めるか?

と。

旬は考える間もなく否定。

先生がこんな質問をしたのには、理由がありました。

というのも、葵の同級生で覚醒者判定を受けた生徒がいたのです。

最近は学校にも来ておらず、退学しようとしているのだとか。

そして先生は旬に、その子にどうか卒業だけはするよう説得してくれないか?とお願いするのでした。

ちなみに、その生徒の名前は朝比奈りん。

なんと、諸菱の攻撃隊に参加していた、あの女子高生だったのです。

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第47話

朝比奈りんは先生から、旬のことを紹介されていました。

もちろんりんは、旬が来るとは思っておらず。

ちなみに、旬が二重ダンジョンから戻って入院していた時、りんは葵のお見舞いに付き添っていました。

そして話は本題に。

りんは学校をやめ、ハンターに専念したいと決心しています。

旬は先生にお願いされたように、りんを説得。

E級ハンターのままでは、ろくにお金を稼げない。

レイドに参加するには装備が必要だけど、準備した装備はすぐダメになるから、また新しい装備を買わなければならない。

つまり、そもそも金銭的にも厳しい、と。

ただ旬は、言葉だけで説得するつもりはありませんでした。

実際にレイドに参加させ、ハンターの過酷さを実感させようと思っていたのです。

一方その頃、

空港に一便の飛行機が到着。

その飛行機にはS級ハンター・右京将人が搭乗していました。

将人の迎えにあがったのは、ハンター協会の犬飼課長。

そして将人の目的は、旬・諸菱の2人に会うこと。

犬飼は監視課としての任務をまっとう出来るのでしょうか…?

場面は切り替わり、旬たちのところへ。

夜、旬とりんは2人で宍戸・吉田と会っています。

この日、白虎ギルドの新入りハンターの訓練が行われるのだそう。

旬は、この訓練にりんを参加させようとしていました。

今回の攻撃隊には、

  • A級ハンター・1人
  • B級ハンター・7人
  • C級ハンター・4人

これに旬とりんの2人が加わり、合計14人が参加。

そして、唯一のA級ハンター・上原はつまらなそうな表情。

「E級ハンターが訓練の見学なんて…」

という感じ。

旬たちが入るのはC級ゲート。

本来であればクリアは容易ですが…

ゲートにはいるといきなり、様子が変わります。

バチバチと音を立て、ゲートの色や形が変わっていきます。

なんと、このゲートはレッドゲート。

緊急事態に、宍戸は白虎ギルド社長・白川に連絡をするのでした。

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第48話

その頃,,,

将人は犬飼の車に乗り、とある場所に向かっています。

兄・隼人の葬式には参加せず、一刻も早く旬・諸菱の顔を拝みたい様子。

将人が向かっているのは、旬たちが潜っているダンジョンでした。

「ダンジョン内で俺は何をしてもいい、監視課は見てみぬふりをすればいい」

と、犬飼を言いくるめる将人。

場面は切り替わり、レッドゲートの中。

旬たちは雪が降りしきるダンジョンに飛ばされていました。

パニック状態に陥る攻撃隊のメンバーたち。

するとどこからか、氷の矢が飛んできます。

りんへの攻撃は旬が間一髪で防御しましたが、メンバーの1人は顔に攻撃を喰らってしまいました。

攻撃してきたのは「アイスエルフ」

遠く離れた木の上から攻撃してきたのです。

アイスエルフの別名は「白鬼」

エルフなどと言う美しいものではなく、まるで鬼のように残酷な生態から、白鬼と呼ばれています。

その頃、レッドゲートの外では白虎ギルドの社長・白川が到着していました。

白川の推測によると、レッドゲートの中は最低でもB級、もしかしたらA級やそれ以上の可能性もあるとのこと。

もしB級なら、A級ハンターが最低でも3人以上必要。

A級ならS級ハンター1人か、A級ハンターが10人以上必要。

今回の攻撃隊には、A級ハンターが上原1人しかいません。

つまり、普通に考えれば全滅の可能性が高いです。

が…

宍戸は旬の存在を白川に伝えます。

ただ、旬はE級。

果たして旬たちの運命は…?

ここで場面はレッドゲート内に戻ります。

顔に攻撃を喰らったメンバーは、攻撃隊の中でも弱い方。

りんも同じく。

アイスエルフ(白鬼)は攻撃隊に参加しているメンバーの強さを測り、その中で弱いメンバーを狙って攻撃をしてきたのです。

さらに、アイスエルフ(白鬼)は首をかっ切るポーズをして、旬を挑発するのでした。

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第49話

落ち着きを取り戻した旬は、メンバーにレッドゲートについて説明。

レッドゲートは異次元に繋がるゲートで、外との繋がりが完全に遮断される。

そのため、外の人間が中に助けに入ることはできない。

そして、脱出するためには「ボスを倒す」か「ダンジョンブレイク」が起こる必要がある、とのこと。

つまりこの時点で、旬たちは離島で孤立しているような状態だったのです。

そんな中、1人の男が声を上げました。

男の名前はA級ハンター・上原。

上原は自分のハンターランクがA級ということもあり、リーダーとして統率をとろうとします。

とはいえ、この人数を1人で率いるのは無理があると言い、二手に別れて進もうと提案。

「俺と一緒に行く人?」

とメンバーを誘うと、次々に手を挙げるメンバーたち。

ただ、C級以下のハンターは参加を拒否しました。

「お荷物は邪魔だ」

そんな上原の言動を耳にし、1人の女性メンバーが同行することを辞めました。

そして彼女は、旬たちと一緒に行動することに。

彼女が上原のグループを抜けたのには、もう一つ理由がありました。

上原がアイスベアの矢による襲撃に気づかなかったから。

それに対しきっちり対応した旬を見て彼女は、旬がE級ハンターでないことに勘付くのでした。

その頃、レッドゲートの外では、宍戸が白川と話をしていました。

内容は旬について。

「あくまでも憶測だけど、旬は再覚醒者だ」と、宍戸は白川に伝えています。

ただ、あくまでも推測。

E級には変わりありません。

なので白川は、A級ハンターである上原の腕っぷしを信じるしかありませんでした。

そんな中、ついにあの男がやってきます。

右京将人。

将人が車を降りると、白虎ギルドの面々がみんな驚きの表情を見せます。

将人と白川は面識があるようで、久しぶりと一言挨拶。

ただ白川は将人に嫌悪感を抱いているようで、一気に怒りの表情に…。

しかも、アメリカにいた将人でさえ旬の存在を知っていたので、さらに困惑する白川。

場面は再びレッドゲートの中へ。

旬は上原のグループを抜けた女性に、質問をしていました。

「今回参加しているメンバーはみんな新人なのに、なぜそんなに冷静なのか?」

と。

どうやら、白虎ギルドの新人たちは”ダンジョン内では何が起きるか分からない”ということを、最初に教えてもらっているよう、

すでに心構えができているから、不測の事態が起きても落ち着いていられるのでした。

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第50話

二手に別れて行動を始めたメンバー。

上原は無意識のうちに、もう一つのグループのリーダーは旬が務めていると決めつけていました。

旬がE級ハンターだというのに…。

とはいえ、他人のことなど構っていられません。

上原は襲いかかってくるアイスベアを1人で倒していきます。

一方の旬たちは森の中を進んでいました。

ただ、ここはアイスベアを縄張り、

女性メンバーは「森はアイスベアの縄張りだから、引き返しましょう」と言うのですが…

旬はこう言いました。

「だから進む。アイスベアにだけ気をつければいいんだから」と。

どういうことかというと、森の中はアイスベアの縄張り、つまりアイスベアがトップ。

森の外はアイスベアではなく、アイスエルフ(白鬼)がボス。

しかもアイスエルフの方が賢い。

なら、アイスエルフよりアイスベアを相手にする方が、全然簡単ということ。

続けて旬はインベントリから、メンバー全員分の装備を取り出し、渡しました、

これには女性メンバーや、りんだけでなく、他のメンバーも驚きます。

戦闘スキルが高いだけでなく、亜空間魔法(別空間から道具を出し入れする)も使えるなんて…。

襲ってくるアイスベアも1人で簡単に倒していくのでした。

夜。

旬たちは倒したアイスベアの肉を焼いて食べています。

束の間の休息。

ですが旬は、この日のデイリークエストをこなしていませんでした。

そこで、食後に1人で再び森へ。

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第51話

森の中にはもちろん、アイスベアがうじゃうじゃ。

旬にかかればどうってことないのですが、旬は敢えて自分は戦わず「影の兵隊」を召喚。

転職クエストで従えた影の兵隊を、このレッドゲート内で初めて召喚したのです。

「行け」

悪魔のような表情で兵隊に命じると、影たちは次々にアイスベアを倒していきます。

その戦闘力は旬の想像以上。

魔法兵(魔法使い)は強力な火力を誇り、歩兵(通常の兵隊)は再生力が非常に早い。

デメリットとして、旬のMP消費が著しいこと。

最大MP1860ですが、1600…1500…とどんどん減っていきます。

そんな中、アイスベアのボスが登場。

これまでのアイスベアより一回りも二回りも巨大で、威圧感も尋常じゃありません。

攻撃力ももちろん圧倒的。

旬が召喚した兵隊たちも一瞬にして一網打尽にしてしまいました。

そして、旬のMPも0に。

ただ、まだ残っていた影がいます。

それが「イグリット」

イグリットは、旬との戦いではあまり使っていなかった”剣”を装備し、アイスベアのボスに襲いかかります。

力の差は歴然。

イグリットが圧倒的。

その様子を見ていた旬は「転職クエストでイグリットに勝てたのは運が良かった。あの時”剣”を使われていたら、間違いなく負けていた」と実感。

今のレベルでも、互角〜まだ弱いと思っていました。

とはいえ、現時点での主人は旬。

旬はイグリットを労うと、倒したアイスベアの影も抽出。

その頃レッドゲートの外では…

白川や宍戸、吉田たち白虎ギルドの一員が、中の様子を心配していました。

ただ1人、右京将人を除いて。

将人は「なぜ白虎ギルドメンバーじゃない旬が、一緒にレイドに参加しているんだ?」と問いました。

すると宍戸は「自分の知り合いで、C級に参加してみたいと頼まれたから」と返答。

ただ、将人はこんな言い訳など信じるはずがありませんでした。

宍戸の胸ぐらをつかみ、締め落とそうとします。

さらに脅す将人でしたが、白川が将人の腕に掴みかかりました。

一触即発の雰囲気になる白川と将人…。

場面は再びレッドゲートの中へ。

自信満々にメンバーを率いた上原でしたが、なんと瀕死状態になっています。

メンバーたちも大ピンチ。

そんな中、背後からアイスエルフや雪男たちが迫ってきました。

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52話

上原が青ざめた顔で振り返ると、ニヤっと不敵な笑みを浮かべるアイスエルフと目が合います。

為す術がない上原は、叫びながらその場から逃走。

最初の威勢の良さはまったく残っていませんでした。

間一髪のところで逃走に成功した上原は、手を口にあてて暖めながら、戦闘の反省をしています。

「食料さえあれば…」

すると上原の視線の先に、とある物が目に入ってきました。

それは、アイスベアの死体の山。

旬が経験値稼ぎのために倒しまくったアイスベアです。

しかし、上原はそんなことなど知りません。

「もう一つのグループがアイスベアなんて倒せるはずない。これはアイスエルフの仕業だ」

近くにアイスエルフが潜んでいると推測し、さらに奥へと逃げていくのでした。

ここで場面は切り替わり、レッドゲートの外へ。

S級ハンターの2人、白川と将人は臨戦態勢に入っていました。

お互いに拳に力を入れ、いよいよ戦闘スタート!

2人の拳がぶつかると、辺り一面に粉塵が舞い上がりました。

すると…2人の間に入り喧嘩を仲裁する人物が。

なんと、犬飼が2人の攻撃を受け止めていたのです。

ひとまず落ち着いた現場で、犬飼はこう話しました。

「旬の再覚醒を最初に疑ったのは自分。でも、再測定をした結果E級に間違いなかった」

その話を聞き、信じられなそうな表情をする宍戸。

さらに犬飼は続けます。

「旬が隼人たちのグループを全滅させ、さらに隼人を倒したとは思えない」

この話を聞いていた将人は、兄・隼人を倒した犯人は諸菱だと推測していました。

そして、白川との喧嘩も落ち着くと、その場から立ち去ってどこかへ向かっていくのでした…。

そんな中、宍戸は旬の強さを信頼しています。

ランクはE級であれ、強さは本物。必ず生きて脱出する、と。

ここで場面はレッドゲートの中へ。

森を抜けた上原が見つけたのは、火を囲みながら楽しそうに会話をしていた、もう一つのグループ。

上原の表情に怒りの色が。

それもそのはず。

A級である自分が率いたグループは壊滅したのに、C級以下のメンバーが揃ったこちらのグループは全員生きている。

しかも平和に暖まで取って楽しそうに会話をしている。

これを見た上原は「コイツらは装備や色々な道具があることを隠ししてたんだ」と勝手に決めつけ。

そしてメンバーの前まで進み、隠し持っていたのは誰だ!?と脅しました。

名乗り出なければ殺されてしまいそうな勢い。

カウントダウンを進める中で上原は、自分のグループを抜け旬のグループに参加したメンバー「今宮さつき」が犯人だと推測。

カウントがゼロになった瞬間、さつき目掛けて襲いかかるのですが…

ちょうどこのタイミングで旬が戻ってきました。

旬は上原の首に手刀を喰らわせ、一撃でKO。

なんとか一件落着…かと思いきや。

なんと、上原の後ろからアイスエルフの群れがついてきていたのです!

アイスエルフたちは隠密を使うことができたため、上原に見つかることなくここまでついてきました。

が、あまりにも凄まじい威圧感を放っていたため、旬は一発でアイスエルフの存在を察知。

さらに、アイスエルフが話す言葉(モンスター語)まで理解できました。

他のメンバーには、アイスエルフと旬が何を話しているのか分かりません。

するとアイスエルフのボスは、1体の手下を紹介。

その手下は最初に、首をかっ切るポーズで旬を挑発したアイスエルフでした。

「お前と戦いたいようだ…」

とボスが説明していると、目にも写らぬ速さで、そのアイスエルフの首を打ち取る旬。

ボスはその様子を見て、不敵な笑みを浮かべました。

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53話

旬とボスは1対1の勝負を開始しようとします。

ですがその時、ボスからこんな質問が。

「お前は人間でもないのに、なぜ人間の間に混ざっているんだ?」

と。

意味がわからない旬。

ボスは続けてこう言いました。

「お前は自分が何者か分かっていない。ただ我々には”人間を殺せ”という声が聞こえる。だが、お前の前では聞こえない」

旬の前で声が聞こえない理由は定かではないものの、旬がプレイヤーになっていることが関係しているようです。

さらにボスは、旬に提案を投げました。

「我々が戦う必要はない。だから後ろにいる人間を渡せ」

と。

はい・いいえの二択しかありませんでした。

ですが旬は、ボスに対して「なぜ人を殺す?」と聞き返しました。

すると

再び先ほどの場面(ボスから提案を投げられる場面)に戻ったのです。

どうやら、例外的な行動(システム外の行動)を取ることはできないようです。

この場合は、はい・いいえのどちらしか選択できないワケですね。

ここで旬は「いいえ」を選択。

そして、アイスエルフの群れとの全面戦闘になるのでした。

旬は影を召喚し、アイスエルフの群れに立ち向かいます。

取り巻きは影で対処できているものの、ボスは一筋縄ではいきません。

明らかに旬より高レベルで、イグリットと2対1で挑んだとしても不利なこと間違いなし。

「他にもっと強力な影が必要」

旬の視線の先には、倒れている上原の姿がありました。

ここでアイスエルフのボスが、自らの名前を名乗りました。

【バルカ】

お互いに名乗った直後、旬はバルカに攻撃を仕掛けます。

が、一撃もダメージを与えることはできず…。

全力の攻撃もすべてガードされてしまいました。

すると、バルカも闘争心に火がつき、いよいよ本気を出そうとします。

そしてこのタイミングで、意識を失っていた上原が目を覚ましました。

上原は旬にやられたことを根に持っており、殺さないと気がすまない様子。

地面に落ちていた武器を手にし、旬に攻撃を仕掛けようとしました。

さらに、同じタイミングでバルカも旬に攻撃を。

旬は上原とバルカの2人から攻撃を仕掛けられることに。

ここで旬が取った行動とは…

なんと、イグリットの影を利用し上原を撃破。

そして、上原の影を抽出し、兵隊に加えたのでした。

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54話

見事、上原の影を抽出することに成功。

上原の装備がゴツかったこともあり、兵隊の名前は「アイアン」としました。

するとすぐさま、アイアンはスキル”挑発の雄叫び”を発動。

これによりバルカが挑発状態となり、今まで以上に凶暴に。

アイアンのスピードではバルカに追いつくことができないものの、旬はそれでも余裕そうな表情を見せています。

その後、一瞬のスキをついて旬は、バルカにダメージを与えることに成功。

麻痺・出血の効果も発動するオマケつきでした。

が、旬は急所を狙って攻撃したにも関わらず、バルカは間一髪のところで急所を避けていたのです。

さすがはアイスエルフのボス。

しかも、バルカのステータスが高いこともあり、麻痺・出血の効果はすぐに無効化。

ただいつの間にか、バルカ以外のアイスエルフはほとんど倒されていました。

この状態に苛立ちを見せたバルカは、猛スピードで旬に襲いかかります。

これに対し旬は、なんと武器を捨てて素手で対抗しようとします。

ただこれは、スキル”支配者の手”を使用するための伏線。

上原が使っていた武器を吸い寄せ、そのままバルカの左腕に命中。

さすがにこの一撃はバルカにもこたえたようで、多き叫び声をあげました。

が…まだまだこれでは終わりません。

ここにいる全員を全て殺そうと、バルカは怒りを爆発させました。

すると次の瞬間、バルカの右脇腹に切り傷が。

旬が隠密で近づき、脇腹に攻撃を仕掛けていたのです。

さらにバルカの背後から、アイアンが追撃。

これでバルカは完全にKO。

旬は見事レッドゲートの主を倒し、さらになるレベルアップを遂げるのでした。

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第55話

レッドゲートの外では夜中の3時を迎えていましたが、白虎ギルドの一員がずっと待機しています。

すると、レッドゲートからバチバチという音が鳴り響き、中から攻撃隊が戻ってきました。

白川は「上原ハンターがやってくれた」と思いこんでいたものの、実際にクリアしたのは旬のおかげ。

上級ハンターは全滅、戻ってきたのは旬をはじめとする下級ハンターのみ。

この事実をすぐに受け入れることができない白川。

そして白川は旬の肩を掴み、詳しい話を聞かせるよう、脅迫じみた命令をしました。

ですが旬はこれに怯えることなく、「責任者なら先に礼を述べるのが筋なのでは?」と言い返します。

鋭い目つきでにらめ合う2人。

白川が折れる形となり、旬に礼と謝罪を述べました。

その後、車に乗って帰っていく旬たち。

この場に残ったさつきに対し、白川は旬のことを質問。

そして宍戸には、一刻も早く旬と契約してくれ、と依頼するのでした。

無礼な態度だったとはいえ、白川にあれほど強気に出たことが高く評価されたようです。

車中でバルカとの戦いを振り返る旬。

影の抽出を試みたものの、失敗に終わっていました。

能力値に大きな差があったため、失敗したのも仕方のないこと。

ただ新しい武器として”バルカの短刀”を入手していました。

そして、りんを送り届けるのですが、車から降りる時にりんは「旬くん」と呼ぶようになっていました。

その後。

再び諸菱とのレイドを迎えた旬。

諸菱は相変わらず派手派手しい装備を身に着けています。

旬は諸菱の運転する車に乗り、なんとりんを迎え入れたのです。

諸菱の攻撃隊に新たなメンバーが加わった形になりました。

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56話

ダンジョンの中で旬は、諸菱にはじめて影の兵士を見せました。

影の兵士たちは勝手にモンスターを倒していき、旬は何一つ手出しをしていない状態。

諸菱はあまりの出来事に驚き、腰を抜かしています。

ただ同時に、自分の役目を取られたと落ち込んでしまいました。

涙を流しながら魔法石を拾い、それを見ていた兵士たちも落ちている魔法石を拾い、さらに諸菱に手渡しました。

そして翌日。

諸菱と約束していた全19回のレイドを無事に終えました。

場面は切り替わり、アメリカ東部。

とあるA級ダンジョンに潜っていた「ジェームズ(A級ハンター)」は、自分以外の攻撃隊が全滅してしまい、”ジーザス”と嘆いています。

ジェームズの視線の先に佇んているのは…人型のモンスター??

いえ、漂っている雰囲気はモンスターのようでしたが、ちゃんとした人間でした。

髪は長くボサボサ、無精髭を生やし、ホームレスみたいな姿。

彼はジェームズに話しかけ、こう言いました。

「殺してはいない。気絶させただけ。俺は日本人だ。家に帰りたい」

片言の日本語を話し、なんとかジェームズとのコミュニケーションを試みたのでした。

一方その頃。

旬と諸菱は打ち上げをしています。

諸菱は後日、ギルドマスター免許を取得するため、協会で筆記試験を受けるとのこと。

試験そのものは簡単なようで、取得したらそれを持って父親に話をするつもりです。

ただ諸菱は、旬を攻撃隊のメンバーに加えることも目的にしています。

旬は30億のビルに加え、レベルアップを目的としていたのでこれ以上、諸菱と一緒にいるメリットはあまりありません。

現時点で旬のレベルは61。

HP13001・MP1667と高ステータスで、筋力や体力、速度などもかなりの数値。

さらに旬は、A級ダンジョンに入れるアイテム[城門の鍵]を手にしています。

旬は1人で、このダンジョンに挑戦しようと考えているようでした。

ですが、ここで諸菱に質問をします。

「俺のことどう思う?」

と。

お酒の勢いもあり、諸菱は正直に告白しました。

「水篠さんが僕の兄貴だったらなって思います」

予想外の告白に驚いた旬でしたが、諸菱と盃を交わし、兄弟のような関係になるのでした。

その時テレビでは、先日のレッドゲート事故についてのニュースが放送。

白虎ギルドの社長・白川が記者の質問に答えています。

さらに、白虎ギルド本社に戻ると、知人からビックニュースの報告が届きました。

「架南島レイドに参加したハンターの諮問を受けたい」

これを聞いた白川は表情が一変。

今から4年前。

架南島レイドにS級ゲートが現れ、討伐作戦に挑んだものの3回失敗。

その結果、政府も架南島を見捨てていました。

白川も知人もレイドに参加したものの、死の淵に追いやられるほどの結果だったようです。

ですが、新種のモンスターが誕生した様子。

そのモンスターは架南島の外に出ることもでき、さらには海の向こうまで飛べる特殊能力持ち。

架南島の中で独特の進化を遂げていたようです。

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57話

旬は城門の鍵を使い、A級ダンジョン「悪魔城」に潜りました。

城に入ってもモンスターの気配はなく、クエストウインドウにはこのような表示が。

一般クエスト:悪魔の魂を集めろ!

指示されたクエストは、悪魔の魂を1万個集めろというもの。

報酬はアイテムや能力値アップのほか、非公開のものもありました。

そして、大きな扉を開けると…

なんとそこには、広大なフィールドが広がっています。

これまでとは異なり、フィールドタイプのダンジョンのよう。

まるで東京全体がダンジョンになっている感じ。

しかも厄介なことに、得られる魂は、悪魔一匹について一つ。

ただ、上層階にいくと複数個の魂を持つ悪魔も存在するとのこと。

どれくらいの時間がかかるのやら…

と、旬が頭を悩ませていると突然、モンスターが襲いかかってきました。

それも複数体。

とはいえまだ最初なので、出現するモンスターも雑魚ばかり。

危なげなく撃破し、悪魔の魂をゲット。

一方その頃。

諸菱がとある料亭で、父親と話をしています。

「ギルドを任せて欲しい」と。

諸菱の実績を少し見た後、紹介したい人がいるといって部屋に招き入れました。

彼の名前は「松浦良平

レッドゲート事件の生き残りの1人です。

そして松浦は諸菱に、レッドゲートの中には高校生の女の子(りん)と、旬もいたと報告。

さらに、上の人間が「旬のことは他言無用」という釘を刺してきたことも話しました。

その後、諸菱の父親は諸菱にこう言いました。

「お前の攻撃隊の参加者にも旬がいる。ギルドメンバー免許が取れたのは、旬の協力があったからだろ?」と。

諸菱は素直にこのことを認めました。

そのうえでもう一度、ギルドを任せてくれと懇願。

父親の答えは…イエス。

ただし、旬を父親のところに連れてくることが条件でした。

ここで場面は切り替わり、再び旬のシーンへ。

旬は順調にモンスターを倒し続け、集めた悪魔の魂は300を超えていました。

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58話

気が遠くなりそうなほど広がっているダンジョン。

「悪魔の城」の序盤はそれほど難易度が高くなく、旬はスムーズにモンスターを倒し進んでいきます。

序盤に出現するモンスターのレベルはD級ほど。

それでも経験値稼ぎは効率的にできているので、旬にとってはありがたいところなのですが…

高レベルになる=必要経験値が増える=レベル上げが大変になる

そして旬が以前、白川と対面した時、「自分はS級に差し掛かっている」と察知しました。

つまり、もっとレベルアップして強くなるには、今まで以上にペースを上げてモンスターを倒していく必要がありました。

そして旬は、アイテム[侵入許可書]を使い、悪魔の城2階へ進むことに。

するとその道中、巨大なモンスターが3体出現!

旬はアイスベアの影を召喚し、それに乗って移動。

さらにアイスベアの影が、巨大モンスターを瞬殺。

あまりに凄まじい勢いだったので、旬はこの影に「タンク」と名付けました。

一方その頃。

場面は切り替わりアメリカ・ワシントンにある「アメリカハンター管理局」へ。

そこには、アメリカ東部のダンジョンで発見された、あの日本人ハンターの姿が。

彼はアメリカハンター管理局によって保護されたようです。

どうやら10年前、ゲートが閉じてしまったせいで、ダンジョンから出られなくなった、そして目を開けたらアメリカにいたとのこと。

ただ管理局は、彼が”人間の記憶を持つモンスター”という可能性も抱いています。

そこで、すぐには取り調べを始めず、S級ハンターに応援を要請していました。

ワシントン在住で日本語も話せるS級ハンター。

そう、「右京将人」です。

将人は今日本からアメリカに戻っているところで、明日の朝には管理局に到着する予定。

そしてここでようやく、彼の名前が明らかに。

ジュンイチロー・ミズシノ

場面は切り替わり、旬のもとへ。

旬は悪魔の城をどんどん進んでいき、いつの間にか27階に到達。

登場するモンスターはC級の上くらいだと感じています。

集めた悪魔の魂は2116個。

まだ半分にも達していませんでした。

そして…

半分の階である50階に到達すると、中ボス[下層の支配者 貪欲なるヴォルカン]が出現!

旬はタンクから降り、自らヴォルカンの相手をするのでした。

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59話

ヴォルカンを殴った旬。

思いのほか遠くまで吹っ飛んでしまい、その間にステータスを確認。

特に筋力値が高かったため、その影響でふっ飛ばしたよう。

すると、旬の耳元に”ピロンッ”という警告音が聞こえてきました。

この音は、ヴォルカンがスキル[怒り]を発動したお知らせ。

怒りにより、ヴォルカンのステータスは50%アップ!

さらに痛みを感じにくくなり、移動速度もこれまでとは段違いに。

(逃げられない)

と感じた旬は、すぐさまアイアンを呼びます。

アイアンは自分の盾を旬に投げ、旬はその盾をキャッチ。

そして、間一髪のところでヴォルカンの攻撃をガードしました。

攻撃のチャンスを見計らう旬。

ヴォルカンが大きく振り上げた瞬間に、攻撃を仕掛けようとしたのですが、ヴォルカンは旬の動きを読んでいました。

「空中だから避けられない」

再びピンチに陥った旬。

ただ、ここでスキル[支配者の手]を発動し、反動を利用することでなんとかヴォルカンの攻撃を回避することに成功。

旬の武器でダメージを与えられそうな部位は頭くらい。

かといって頭に近づくのはリスクが高すぎる。

「ヴォルカンの動きを封じないと」

と考えた旬は、倒れそうなビルにヴォルカンをおびき寄せることに。

ビルに近づくと、旬はスキル[疾走]を発動し、ビルに駆け上りました。

ヴォルカンは怒りに身を任せで追ってきたので、勢いを止めることができず、ビルに突っ込もうとします。

そして…

ヴォルカンがビルに突っ込む直前、旬は駆け上がったビルの上から飛びかかり、ヴォルカンの首付近に短刀で一撃!

その頃…。

白虎ギルドの宍戸課長と今宮さつきが、旬のアパートに訪れていました。

が、旬はもちろん不在。

「一週間くらい友達と旅行してくる」

と伝えていたようですが、旅行をしている形跡は見当たらない…。

一体どこにいるんだろう?と頭を抱えていました。

ここで場面は切り替わり、旬VSヴォルカンのシーンへ。

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60話

ヴォルカンを撃破した旬。

そして、いろいろな報酬をゲット、

  • 悪魔の君主の耳飾り
  • 貪欲の玉
  • ヴォルカンの角×2
  • 世界樹の破片

中でも世界樹の破片は、最高級魔法道具の材料に使われるアイテム。

さらに、悪魔の君主の耳飾りは、首飾り・指輪と一緒に装備することでセット効果が得られます。

ただ、貪欲の玉の使い道に悩むところ。

魔法ダメージが2倍になる効果があるものの、旬は魔法攻撃をしないからです。

そこで旬は魔法兵に貪欲の玉を持たせてみることに。

すると案の定、魔法兵の攻撃の威力が大幅にアップ!

「魔法系のハンターに貪欲の玉を見せれば…」

と考えた旬は、ひとまず貪欲の玉を捨てずに持ち帰ることに。

一方その頃。

ワシントンでは将人とジュンイチローが対面中。

将人はまだ、ジュンイチローがモンスターである可能性を捨ててはいませんでした。

10年間もダンジョンの中で生きられるなんて信じられない、と、

ここで、ジュンイチローも将人に一つ質問をします。

「ゲートとモンスターについて、お前たちはどれくらい知っているのか?」という内容。

ジュンイチローいわく、ゲートやモンスターの出現は戦争の前触れで、最悪の災いとなり得る力がこの前目を覚ましたとのこと。

そしてジュンイチローは、その最悪の災いを防ぐために行動していた様子。

ですが、災いの詳細は話しませんでした。

その後、将人はジュンイチローの家族構成を確認します。

すると…

ジュンイチローの子供の名前が「旬」であることが判明。

その瞬間、殺意をむき出しにする将人。

対抗するようにジュンイチローも殺意を出します。

将人はジュンイチローをモンスターと判断し、監視していた副局長たちを避難させ、ジュンイチローと一戦交えようとするのでした。

ここで場面は切り替わり、旬のもとに戻ります。

ダンジョンの奥へと進む旬の前に、無数のモンスターが現れます。

ですが、イグリットやアイアンの力を使い、モンスターたちを瞬時に撃破。

モンスターを率いていた親玉も唖然としている様子。

さらに、旬の威圧感に恐怖すら感じていました。

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61話

容赦なく親玉を瞬殺する旬。

倒した親玉の名前は「亡霊の引導者 メトゥス」

そして報酬として、

  • こだまの森の湧き水
  • 悪魔の魂
  • 悪魔の君主の首飾り

などを獲得。

メトゥスの影を抽出しようと試みたものの、マナが汚染されていることが原因で抽出ができませんでした。

「悪魔の君主セット」も残すは指はだけですが、悪魔の魂を1万個集めたことでクエストは終了。

旬の体力も限界に近いこともあり、これにでクエストを脱出することに。

ただその前に、クエスト報酬を確認。。

報酬1は「呪われたランダムボックス」

中身は情報不明の鍵だったのですが、いつ使うかわからないため、とりあえず倉庫に保管。

報酬2は「ボーナス能力値+20」

そして報酬3は「命の神水」

旬が報酬を受取り終えた時点で場面が切り替わり、消防隊が必死に消火活動をしている場面に。

あちこちで火災が発生しているビル街。

ここは将人がジュンイチローを取り調べていた場所でした。

なんと2人の戦いは、街全体を壊しかねないほどのスケールだったようです。

しかも勝ったのはジュンイチロー。

将人は秒殺だったとのこと。

さらに場面は切り替わり、旬が母親のお見舞いをしている場面になります。

旬は命の神水をつくり、母親の病を治そうと考えていました。

命の神水をつくるのに必要なアイテムは、

  • 世界樹の破片
  • こだまの森の湧き水
  • 浄化された悪魔王の血

この3つ。

「悪魔王の血」は未入手でしたが、悪魔の城の頂上にいるラスボスを倒せば手に入るだろう、と推測。

つまり、悪魔の城を全クリすれば、材料がすべて手に入るということ。

病院をあとにした旬は、白虎ギルドのビルに向かいました。

そしてそこで、ハンターランクの再審査を受けることに。

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62話

現在E級の旬。

ランクがアップすれば小さいギルドからの営業がかかるかも、という話を聞いています。

とはいえ、小さなギルドは危険も付きものだからオススメはしないとのこと。

そしていよいよ再検査。

旬と一緒に検査を受けるハンターは、どうにか上位クラスの判定をもらい、今の人生を変えたいと思っている様子。

上位クラスになれば収入も跳ね上がるからです。

検査会場に入室した旬は、スタッフ・雫の案内に従い黒い水晶に手を当てます。

ただ、何度検査してもエラー判定になってしまいます。

そんな中、1人の男性検査員(課長代理)がやってきました。

白虎ギルドの白川がマークしているハンターだから、ひと目見ておきたいと思っていたようです。

そして、エラーになるという報告を受けて、画面を見ると…

目玉が飛び出るような驚き方をします。

すると価値蝶代理は雫に、早く佐藤(退室中のスタッフ)を呼んできてくれ、と言いました。

というのも、今ここにある測定器では旬の魔力を測定できないから。

つまり、旬はS級ハンターの魔力があったのです。

場面は切り替わり、犬飼課長のもとへ。

犬飼はハンタースギルドの人物と話をしています。

架南島のことなどについて、ハンタースは全面的に協力するとのこと。

そしてハンタースの人物は、B棟の方がさわがしい…とつぶやきました。

場面は旬のところに戻ります。

ここでは魔力を測定できないから、3日後にもう一度来てくれますか?と指示を受ける旬。

周りにいたハンターたちは、旬がS級ハンターだということに勘付きます。

すると、さらに周囲のざわめきが増します。

なんと、日本一のギルド「ハンタース」の代表・最上真がやってきらから。

そう、先ほど犬飼と話をしていたのは最上だったのです。

最上の通称は最終兵器。

最上が代表を務めるハンタースは、日本五代ギルドで唯一、S級ハンターが2人所属するギルドでした。

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63話

最強兵器・最上真の登場でざわめく周囲。

旬も最上とは初対面です。

ただ、最上の存在は知っていました。

火炎系魔法の頂点に立つ男で、ビル1つなど簡単に吹き飛ばせる能力者。

そして、旬のあだ名・人類最弱兵器の元になっていたからです。

最上は旬を見た瞬間にS級ハンターであることを確信。

測定器など使わなくても、放っているオーラから感じ取ることができました。

最上は挨拶をするなり、すぐ旬をハンタースにスカウトしようとします。

しかし旬は無視してその場を去りました。

唖然とする最上。

旬は最上との話よりも、今すぐ悪魔城にいって治療薬の材料を調達することを優先したのです。

その後、旬と入れ替わる形で施設にやってきた白川。

白川は旬の存在を最上に知られたくなかったようです。

ただ旬の存在を知られたからには、白虎ギルドだけでなくハンタースギルドも旬を狙うということ。

果たして旬はどちらのギルドに所属するのか…?

場面は切り替わり病院へ。

母の病室から出ると、そこには日本ハンター協会監視課のスタッフが。

彼いわく、旬に会いたがっている人がいるとのこと。

その人物とは、日本ハンター協会会長・後藤清臣。

しかも、もうそこまで来ていたのです。

有無を問わず、旬は後藤清臣と対面することに。

後藤は80過ぎの老人ながらも、ごつい体格をしており、しかもS級覚醒者。

旬は後藤と話をする中で、再測定の詳細を知ることに。

再測定までの期間は、いわば猶予期間。

つまり、再測定が行われるまでの間に、日本ハンター協会は再測定を行う人物と接触し、協会にスカウトするという形。

白虎ギルドやハンタースギルドにスカウトされると、協会に属する優秀なハンターが少なくなるからです。

そして後藤は旬に一つ提案をしました。

「地位や名誉、巨額の富などは与えられないが、別の力を授けることができる」

と。

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64話

後藤はさらに続けて話します。

「国を支えているのはハンターで、ハンター協会はその上に存在する。その中でも”重要なポスト”を用意しよう」

重要なポストとは、つまり権力。

申し分ない提案ですが旬は、なぜ自分をスカウトするのか?と尋ねました。

後藤いわく、旬が五大ギルドのいずれかに属すると、拮抗しているパワーバランスが崩れてしまうとのこと。

五大ギルドとは、

  • ハンタース
  • 明星
  • 白虎
  • 死神
  • 騎士団

この5つ。

法律だけでは管理しきれないハンターを管理するため、ハンター協会が存在しているのでした。

「悪い話ではない。この先の出世も約束されている」

と思った旬でしたが、後藤の提案を断りました。

理由は、地位や金ではなくただ戦いたいから、というだけ。

ハンター協会が担当しているのは、E〜D級という低級のダンジョン。

S級の旬からすれば、なんの面白みもないランクです。

旬はまだまだレベルアップを考えていました。

そんな旬の返答を聞いた後藤は、一種の興奮を覚えました。

「もっと若ければ一緒に…」

と。

そして、旬は席を後にします。

この時、同席していた犬飼課長に対し「二重ダンジョンのモンスターを倒したのは自分ではない」と伝えて。

旬が去った部屋で、後藤は老いた自分を責めるような言葉を言いました。

「どんな上級治癒魔法でも老化はどうにもできない」

さらに、旬の言葉にハンターの本質を見ていました。

「ハンターはダンジョンの中にいるべき」

後藤はこのあとの予定をすべてキャンセルし、犬飼と一杯やることに。

高揚感が抑えきれない様子。

一方その頃。

ジュンイチローとの戦いに破れ入院していた将人が、目を覚ましました。

将人の病室には副局長が訪れています。

そして、ジュンイチローの正体を確認しています。

将人は「ジュンイチローはモンスター」だと言うものの、副局長は「人間を助けるモンスターなんて聞いたことがない」と反論。

それでもなお、ジュンイチローはモンスターだという将人。

この場で結論は出さず、副局長は将人に対し「あとで管理局に寄るように」と言いました。

しかし、将人はそんなことよりも、ジュンイチローへの復習を考えているのでした。

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65話

物語はハンターオークションの解説から始まります。

ハンターオークションとは、ハンターが手に入れたアイテムを販売できる店舗のこと。

実店舗でもネットショップでもオークション販売が可能。

価格はピンきりですが、D級ハンターの装備でさえ数十万円するのだとか。

そして、C級以上になると収入が跳ね上がるため、アイテムへ惜しげもなくお金をかけられるようになります。

そんな中、旬はオークションでアイテムを確認中。

上級ハンターが手にするアイテムになると、金額は億をくだりません。

旬はあまりに高額なアイテムに驚いている様子。

これまで数々のダンジョンをクリアした旬でも億超えのアイテムには手が出ませんでした。

とはいえ、悪魔の城をクリアするためには、火属性の耐性があるアイテムが必要不可欠。

フィールド全体が火に包まれていたり、火属性の攻撃を繰り出すモンスターが多いからです。

そこで、欲しいアイテムを手にするために、旬が所有しているアイテム「貪欲の玉」を売ろうと考えます。

ただ、アイテムを売る時には入手経路を説明しなければなりませんでした。

つまり、旬がどうやって貪欲の玉を手に入れたのか?説明が必要ということ。

この時点ではまだ、旬はE級。

S級のハンター資格証がもらえるまで時間がかかる様子。

「E級である自分がA級アイテムを所有しているのは不自然。どうにかしてA級の参加記録を作れれば…」

と考えていると、タイミングよく上級レイドの募集を発見。

その頃。

後藤のもとには旬のプロフィールカードが提出されていました。

あどけない写真に驚く後藤。

「E級の中でもさらに最弱なのに、よく4年も活動してきたな…」

と、活動履歴を見てつぶやきました。

とはいえ、S級への再覚醒の時期について掴みきれていません。

プロフィールカードを提出した犬飼は、「再覚醒のタイミングとして、二重ダンジョン事件の時である可能性がある」と述べました。

その後も旬の話題で会話を進める2人。

そこで、旬がハンタースギルドの攻撃隊に入ったという情報を共有。

しかも攻撃隊ではなく「採掘チーム」として加入したと。

S級ハンターなのに、なぜ採掘チーム?と疑問に思う後藤なのでした。

場面は切り替わり、旬が作業服を着て集合しているシーンへ。

採掘チームとは、ダンジョン内の鉱石を掘るチームのこと。

この他にも、

  • ダンジョンを攻略する「攻撃隊」
  • モンスターを回収する「回収チーム」

というチームに分かれています。

そしていよいよ、旬たちはA級ダンジョンに潜っていきます。

指揮を執るのはハンタースギルドの代表・最上真。

圧倒的な攻撃力でモンスターを瞬殺し、タンカー(盾役)に爆風を守ってもらう攻撃隊。

しばらくすると、攻撃隊が中から脱出してきました。

次は採掘チームの出番。

そこで旬は、ハンタースギルドのNo.2を務める女性を目にするのでした。

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66話

彼女の名前は向坂雫。

No.2とはいえ、最上に引けを取らない、もしくはそれ以上のオーラを放っています。

レベルは後藤と同じくらい…と感じる旬。

すると、雫も旬の気配を感じ取った様子。

そして雫もまた、旬に対し後藤レベルのオーラを感じていたのです。

その後、旬が加入している採掘チームがダンジョンに潜ります。

今回潜っているゲートはA級。

ダンジョン内はかなり広く、中からはボスが放つ魔力で風が吹いていました。

また、旬は周りのメンバーからE級であることをバカにされるものの、鋭い視線を送りすぐに黙らせました。

その後は何事もなく、順調に採掘を進めていくチーム。

採掘チームより作に入った回収チームも、着々とモンスターを回収していきます。

ちなみに、ダンジョン攻略の流れは、

  1. モンスターを倒す
  2. モンスターを回収する
  3. 金になりそうなものを採掘する
  4. ボスを倒してダンジョンを閉じる

という感じ。

採掘チームのリーダーと話をしている中、旬はダンジョンの奥にいるボスの強さを察知していました。

「強さはヴォルオカンやメトゥス以上。そんなボスがいるA級ダンジョンを無事故で攻略しているのは凄い」

と。

その後、旬は黙々と採掘を続けていきます。

今日が初参加、しかもE級とは思えないスピードで。

昼休憩中も1人で採掘を進めるものの、約1時間の休憩時間を活用し、ボスの様子を一目見てみることに。

ボスは巨人型のモンスターで、今の自分でも倒せそう…。

少し遊んでみるかと思ったその時、背後から誰かが旬に声をかけるのでした。

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67話

旬に声をかけたのは雫。

「道に迷ってしまって…」

と、旬は咄嗟にウソをつきました。

そして、雫の横を通り過ぎて採掘チームのところに戻ろうとしますが…

雫は旬が通り過ぎた時に何かを察知。

察知したのは旬の匂いでした。

「臭くない!」

どうやら旬からは、ハンター特有の匂いがしなかった様子。

ハンター資格証を見てもランクはE級。

「低ランクだから臭くないのか…」

と雫は考え、そのまま旬を見送りました。

採掘チームに戻った旬は、雫が見張りのために休憩時間を返上している、ということを知ります。

また、雫はハンターの匂いが生理的に無理なのだそう。

いわゆる特異体質で、だからいつもハンカチで鼻を覆っているのでした。

ここで旬は考えました。

バルカが話していた「お前の前では人間を殺せという声が聞こえない」ということ。

そして雫が「あなたからは匂いがしない」ということ。

これは旬自身がプレイヤーだからなのでは?と。

ただ、未だにプレイヤーとは何なのかが分からず…。

その後、旬は順調に仕事をこなし、今日の報酬を受取りました。

さらに、旬の腕を見込んだリーダーが、明日もう1日でいいから働いてくれないか?とスカウト。

「明日はA攻略チームではなく、B攻略チームが来る」

という言葉に反応した旬。

B攻略チームとは、二軍のようなもの。

大手ハンタースギルドだからこそ出来ることでした。

そして旬は、明日も採掘チームに参加することを決意。

一方その頃…。

賢太はいとこの女の子・明菜と焼肉店にいました。

「この店は旬との思い出が詰まっている」

と、酔っぱらいながら語る賢太。

さらに明菜に対しスマホの画面を見せました。

そこには旬に無視されている連絡の数々が。

「旬を口説ければギルドマスターになれる」

と父親から条件を出されている賢太でしたが、このままではギルドマスターになれそうもありません。

すると、テレビの画面にとある人物の特集が映りました。

彼の名前は友谷稔。

旬と同じく、稔もランクの再審査を受けるようです。

ただ明菜いわく、稔は女ったらしで目立ちたがり屋。

審査を受けるのも目立つためなのでは?と推測していました。

その後、明菜は賢太のスマホを奪い、無理やり旬に電話をかけました。

そして、スムーズに電話がつながり、明菜は賢太にスマホを渡します。

「父親との件で話があるから、明日会えないか?」

と賢太が切り出すと、旬は、

「夜なら空いてる」

と返答し、2人は明日の夜に会うことに。

その頃、雫も誰かに電話をしていました。

採掘チームにいる旬について調べて欲しい、と。

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68話

電話をして分かったことですが昨日、最上も雫と同じように、旬の調査を依頼したのだとか。

しかしハンター協会は旬の情報にロックをかけていたのです。

それにより旬のハンター情報を閲覧することができませんでした。

「ハンタース代表が正体を知りたがっている。さらにハンター協会が情報をロックしているE級ハンター」

間違いなく何かあると確信しつつ、眠りにつく雫。

翌朝。

この日は旬が二度目の採掘に参加することになっています。

馬渕や観月の姿が重なって見えたものの、実際にこの場にいるワケではありません。

どうやら採掘チームの暖かい空気感が、過去の思い出を呼び起こした様子。

旬は居心地の良さを感じながら、採掘チームでの仕事をこなしていきます。

そんな時、採掘チームに助っ人の要請が届きました。

仕事の内容は荷物持ち。

攻撃隊に同行しての仕事で、危険手当も支払われます。

危険が伴う仕事のため誰も手を挙げませんでしたが、その様子を見て旬が声をあげました。

旬はE級ハンターですから、周囲は当然反対します。

しかし旬は、この機会をの逃そうとしません。

「A級ダンジョンのレイドだから勉強になる」

と。

旬は攻撃隊の隊長・外園と一緒にダンジョンに潜ることに。

ただ、旬は不吉な予感を感じていました。

「昨日よりも魔力は弱いけど、レッドゲートの時と同じような感じがする…」

しかし、今さら退くワケにはいきません。

そしていざダンジョンに入ると、すぐさまモンスターが出現。

攻撃隊の面々は気配を感じるなり、瞬時に攻撃態勢に。

その速さに旬は驚きます。

ただ、登場したモンスターに、隊長・外園は驚きの表情を見せるのでした。

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69話

現れたモンスターは「ダンジョンジャッカル」

何匹ものダンジョンジャッカルが襲いかかってくるものの、外園は1人で討伐していきます。

さらに後ろからサポートメンバーも入り、あっという間に全滅させました。

ただ、外園は疑問に思います。

「なぜダンジョンジャッカルがA級ダンジョンに出てくるのか?」

と。

本来、ダンジョンジャッカルはC級ダンジョンに出現するモンスター。

つまり、A級にいたらあっという間に他のモンスターに倒されてしまうということ。

にも関わらず、大量のダンジョンジャッカルがA級ダンジョンに湧いている。

「ダンジョンジャッカルが生きているということは、食糧にしている”何か”がある…?」

するとダンジョンジャッカルの首元に、首輪の跡らしきものを発見。

どうやら、誰かに飼われているようです。

しばらく経つと、ダンジョンジャッカルの死骸の後ろから、飼い主らしきモンスターが出現。

攻撃隊のメンバーは、一気に表情が変わります。

出現したモンスターは「ハイオーク」

鬼のような出で立ちをした巨人です。

しかも1体だけでなく、10体以上は軽くいます…。

「どうしてハイオークがここに!?」

またしても予想外のモンスターのよう。

とはいえ、ハイオークは待ってくれません。

攻撃隊を見つけるなり、すぐ攻撃態勢に入り、襲いかかってきました。

ハイオークの体と同じくらいの大きさの槍を投げて。

外園は間一髪、盾で防御したものの、盾は破損。

さらにハイオークが斬りかかってきて、攻撃隊との激しい戦いが始まりました。

ただ、ハイオークには挑発スキルや魔法が全然効きません。

スキル耐性や魔法耐性がかなり高いようです。

しかし、攻撃隊の魔法使いは怯みません。

魔法で動きを遅くすると、その間に召喚魔法を発動。

A級ハンター並の魔物を2体召喚し、ハイオークに対応します。

これで何とか…とはなりません。

攻撃隊の陣形が徐々に乱れてきて、連携が崩れてきます。

この時点で、攻撃隊17人に対し、ハイオークの数は22体。

数で負けてるうえ、攻撃隊はB級で構成されているので、強さでも負けていました。

負傷者も出てきて、いよいよ大ピンチ。

そんな時、ついに旬が攻撃隊に参加するのでした。

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70話

外園たちがハイオークと応戦している間に、旬は目にも映らぬ速さでダンジョンジャッカルを一匹撃破。

外園たちはそのことに気づいていないものの、次第に戦いやすくなっていることを実感しています。

実はここでも、旬が暗躍していました。

「攻撃隊に気付かれない程度に、敵を弱らせておこう」

と企んでおり、静かにハイオークに対しダメージを与えていたのです。

旬のおかげもあって、攻撃隊はハイオークを倒すことに成功。

すると、旬の体にも変化が。

パーティーをサポートするだけでもレベルが上がるようです。

1人で倒すよりも経験値は少ないものの、でしゃばるワケにはいかないので、このまま静かにサポートを続けることに。

そして見事、攻撃隊はハイオークを全滅することができました。

しかし、攻撃隊の1人は旬の動きに気づいていました。

「マジックキャスターがいるのに、隠密で隠れた気になるなんて…」

と。

また他のメンバーも、

「ハイオークがいきなり空中で真っ二つになった」

と言いだし、誰がやったのかの詮索が始まります。

こんなことになると思っていなかった旬は、冷や汗がダラダラ出てきます。

ただ、旬の攻撃に気づいていたメンバーが、

「(旬が隠密を使ってまでサポートした)理由があるだろうから、今回は見逃そう」

と考え、詮索を止めるような話題を切り出しました。

そのおかげで話題は代わり、ダンジョンの奥に進むか?戻るか?の話になります。

とはいえ、これ以上進むとなると、代表(最上)や副代表(雫)がいないと危険と判断し、一旦撤収することに。

しかし…

帰り道、激しい結界が張られていました。

来る時よりも激しさを増しており、解除には時間がかかるとのこと。

ただそれよりも気がかりなことが。

「ここまでの結界を張ることができる=上位魔術を使える魔物が、ダンジョン内にいる」

そして、メンバーが結界の解除にかかろいとすると…

なんと、この結界そのものがダンジョンのボスだったのです。

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71話

結界の後ろを振り返ると、先ほどよりも大量のハイオークが出現していました。

その数はざっと50匹。

すると、1匹のハイオークが人間の言葉を話しました。

「人間どもよ、余の名はカルガルガン」

まさかハイオークが人間の言葉を話すとは思っていませんでした。

カルガルガンは、「人間どもに会いたい」と、続けて話します。

ただ、攻撃隊のメンバーいわく、ハイオーク自身が話しているのではなく、何者かがハイオークを操り、言葉を発しているとのこと。

そして、ハイオークと対峙している攻撃隊の外園が、カルガルガンに尋ねました。

「出口を塞いだのはお前か?」

この問に、カルガルガンはこう返答。

「その通り。余は誇り高きオークの大呪術師。余に勝る存在はダンジョン内にいない」

と。

さらにカルガルガンは、外園に対して2つの選択肢を与えました。

  1. 兵士(ハイオークの群れ)に殺される
  2. カルガルガンに会いに来る

外園はしばらく考え、カルガルガンに会いに行くことを決断。

そして攻撃隊は、ハイオークに案内されカルガルガンのもとへ向かいます。

その時、外園は旬にこう伝えました。

「攻撃隊はボスが出現次第、すぐ攻撃を開始する。そのスキに外に出て、メイン攻撃隊に連絡してください」

外園の話を聞いた旬は、外園が自分たちの命を犠牲にし、ゲートを閉じようとしていると勘付きます。

さらに他のメンバーからも遺言を受け取り、旬は攻撃隊の覚悟を感じました。

その頃。

ゲートの外には、私服姿の雫がいました。

「あの人がいない」

雫は旬のことを探している様子。

外にいたメンバーに旬のことを尋ねると、荷物持ちとしてゲートに入っていることを知ります。

「E級ハンターがA級の荷物持ち…怪しい」

そこで雫は私服×ツルハシという、なんとも心もとない装備でゲートに入っていきました。

話面は切り替わり、攻撃隊のシーンへ。

攻撃隊はついに、カルガルガンと対面し…。

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72話

カルガルガンが待っている部屋には、数えきれないくらいのハイオークが。

「これだけのハイオークが外に出てしまえば、一瞬で都市が滅亡する…」

と恐れを抱く外園。

それだけは何としても食い止めようと、カルガルガンだけでも撃破しようと考えますが…

カルガルガンの護衛(4匹)もかなりのオーラを放っており、そう簡単にたどり着くことは出来なそう。

とはいえ攻撃隊の面々は、合図さえ出ればすぐ動ける態勢を取っています。

するとカルガルガンは、攻撃隊の考えを見透かしているかのように、自らの魔力を誇示。

これには攻撃隊も旋律。

一気に顔が青ざめ、敵うはずがないと痛感します。

そんな中、外園はガクガクブルブル震えながら尋ねました。

「どうして自分たちをここに呼んだのだ?」

と。

これに対しカルガルガンは、

「兵士たちに向けての余興。お前たちを1人ずつ殺していき、兵士を楽しませる」

と答えました。

この言葉を聞いた外園は、怒りをぶちまけるかのように攻撃隊に指示!

外園の指示をキッカケに、総攻撃を仕掛けました。

しかし…

動いたのは外園だけ。

他の攻撃隊は怯んで一歩も動けませんでした。

結果、外園の攻撃は”守護の唄”という防御魔法で防がれ、さらに”反重力魔法”や”重力加速”で返り討ちに。

為す術なくボロボロにされていく外園。

そんな中、ついに旬が動き出しました。

「ここにいるモンスターを全部倒してもいいですか?」

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73話

場面はゲートの外。

ハンター協会監視課がやってきて、旬の動向を確認します。

「現時点ではまだE級判定だが、実際はS級。行動全てが監視されていると思わなければ…」

心の中でそうつぶやく犬飼。

そして外にいた採掘隊のメンバーから話を聞くと、そうそうに現場を去っていこうとします。

が…

犬飼たちは尋常ではないオーラを察知。

身体が引き裂かれそうなほど強力な。

そこで測定器で計測してみると、なんとこのゲートは”限りなくS級に近いゲート”とのこと。

危機を感じた犬飼たちは、すぐさまゲートに潜りました。

一方そのころ。

先にゲートに潜っていた雫は、ハイオークの死体を見ながら奥に進んでいきます。

「このままでは外園たちが危ない」

そんな一心で。

ここで場面は切り替わり、カルガルガンの部屋へ。

旬は影の兵士を召喚し、カルガルガンの取り巻きに挑もうとしています。

スキル:君主の領域を発動し、影の兵士の能力値を50%アップ。

そしてハイオークたちが襲いかかってくるものの、まずはアイアンが一払い。

さらに続けてイグリットや旬自身も、次々ハイオークを倒していきます。

旬の戦いぶりを見て攻撃隊は、

「まるで副代表(雫)を見ているようだ」

と表現。

ただ、アイアンやイグリット以外の影はB級ほどの能力しかなく、ハイオークを倒すのに苦戦しています。

すると背後からカルガルガンが”火竜の唄”を唱え、影の兵士たちを一網打尽にしました。

「魔力があれば何度でも再生する」

と言う旬でしたが、カルガルガンは、旬の魔力が尽きれば影の兵士もいなくなることを把握しています。

旬の魔力が尽きるのか先か?

それともカルガルガンが倒れるのが先か?

旬はカルガルガンに飛びかかり、攻撃を仕掛けるものの、”守護の唄”によって防がれます。

アイアンとイグリットも続こうとしました。

しかしここで、カルガルガンが”烈火の唄”を発動。

周囲は火の海に包まれます。

旬はカルガルガンの強さを、ヴォルカンやメトゥス以上と表現。

ただ旬の表情には、まだ余裕があります。

旬はインベントリからポーションを取り出し、魔力を回復。

そしていよいよ、ネクロマンサーの本領を発揮。

なんとハイオークたちの影を抽出し、カルガルガンに襲いかかるのでした。

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74話

「まさか、あのお方が」

カルガルガンの脳裏には、”ある人物”の言葉がよぎります。

この時点では誰が、何と言っているのか分かりません。

しかし明らかに動揺しているカルガルガン。

「なぜ自分はここにいるのか?頭の中から同じ命令が何度も聞こえてきた。人間を狩れ」

するとカルガルガンは、側近たちを攻撃に繰り出しました。

相手をするのはアイアンとイグリット。

激しい攻撃がふりかかりながらも、アイアンとイグリットは優位に戦いを進めていきます。

とはいえ、油断はできません。

旬のマナが猛スピードで消費されており、底をついたら影の兵士が消滅するから。

攻撃隊の面々もサポートに向かおうとするものの、カルガルガンがそれを阻止。

倒懸の唄、灼熱の唄などを放ち、

「観客は舞台にあがるな」

と。

カルガルガンはさらに、旬にも攻撃を仕掛けます。

しかし旬のバフ「免疫」の効果で、カルガルガンの攻撃は無効化。

自分の攻撃が効かないことに驚くカルガルガン。

そして旬の反撃。

貪欲の玉を装備した魔法兵が、強力な魔法をカルガルガンに向けて放ちます。

するとカルガルガンの障壁が破壊されました。

このタイミングで雫も到着。

「何が一体どうなっているの?」

と状況を飲み込めないまま、攻撃隊に現状を確認します。

そんな中、カルガルガンは立て続けに唄をとなえ玉座から立ち上がり、旬たちに襲いかかっています。

旬のマナも0になり、影の兵士も消えてしまいました。

しかし旬は余裕そうな表情のまま、自らカルガルガンに攻撃を仕掛けます。

「俺とお前の相性は最悪。魔法系が暗殺系の奇襲を防げるわけないだろ」

旬の攻撃がカルガルガンの身体を切り刻みます。

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75話

カルガルガンの部屋に遅れてやってきた、ハンター協会の面々。

今怒っている状況が飲み込めないまま、旬とカルガルガンの戦闘を眺めます。

雫もここにいますが、

「最上代表だけでなく、ハンター協会の犬飼課長まで旬のことを知っているなんて」

と、心の中でつぶやきます。

犬飼課長は旬の戦いぶりを見て、サポートは要らないだろうと判断。

また、戦闘系ハンターだというのに召喚魔法まで使えることに驚きます。

犬飼課長と雫が旬の話をしている中、旬本人はカルガルガンを圧倒していました。

「こんなはずはない…」

と絶望するカルガルガン。

しかし、最後は影の兵士たちに滅多打ちにされ、そのまま息絶えるのでした。

見事カルガルガンを撃破した旬。

残すは取り巻きのハイオークだけ。

ハイオークの相手は影の兵士に任せ、旬はカルガルガンの影を抽出します。

抽出は一発で成功。

「キバ」という名前を付けました。

戦闘が一段落すると、犬飼課長が旬に近づいてきます。

まさかの事態に焦る旬。

その後、犬飼課長は攻撃隊の面々に言いました。

「水氏のハンターは監視課にて管理している。最高レベルの機密事項なので口外禁止でお願いします」

旬はハンター協会に案内され、そのままダンジョンの外へ…。

雫は旬を呼び止めようとしたものの、声を発することができませんでした。

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76話

場面はとある喫茶店。

諸菱が1人でコーヒーを飲んでいます。

どうやら旬が来るのを待っているようで、頬をペチペチ叩いて気合いを入れています。

するとその直後、旬がやってきました。

諸菱は旬に、

  • 父親と話している時に松浦ハンターがやってきた
  • レッドゲードの話を父親にされてしまった

ことを伝えました。

その結果、諸菱がマスターになるためには、旬の助けが必要不可欠に。

旬の答えは…

というところで場面が切り替わり、ハンタースギルドの建物へ。

外園は代表・最上に報告をしています。

旬がレイドに参加したこと、ダンジョン内のボスを倒したことなど。

最上は旬の能力に、より一層興味を示します。

しかし外園の話を聞く限り、自分より旬の方が強いかもしれない…と思っている様子。

そして外園の話もあり最上は、旬をハンタースに引き込もうと画策することに。

再び場面は変わり、ハンター協会前。

報道陣が大勢いる中、白虎ギルドの白川とハンタースの最上が現れました。

2人は旬をスカウトするために、ここにやってきたようです。

するとそこへ、死神ギルドの代表・黒須圭介が。

死神ギルドは、芸能界を引退した友谷稔が契約を交わしたギルド。

白川も最上も友谷には興味がありませんでしたが、友谷自身は、

「2人とも自分のことをスカウトしにきたんだ」

と思い込んでいました。

そして友谷が車から降りると一気にフラッシュがたかれ、報道陣が押し寄せるのでした。

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77話

報道陣の後ろから、様子を眺めている旬。

報道陣を押しのけハンター協会の建物に向かいます。

友谷にKY扱いされ、護衛にも邪魔者扱いされる旬でしたがその時、協会から後藤会長が出てきました。

旬は後藤会長に案内され、中へと入っていきます。

しかし友谷は、自分の晴れ舞台を邪魔されたと怒り心頭。

護衛に「旬のことを調べておけ」と指示するのでした。

そして友谷も中に入ろうとするものの、犬飼たちが入り口を封鎖。

「等級の再測定を受けているので、11時まで中に入れない」

とのこと。

友谷は自分のネームバリューや諸菱建設とのコネクションを武器に、何とかして中に入ろうとするものの、犬飼は断固として拒否。

一方その頃。

協会内には白川と最上の姿もありました。

2人は旬が来る1時間前から待機していたとのこと。

ただ、今は話をすることなく素通りし、測定場所に向かいました。

測定場所に到着すると旬は、召喚が使えることを証明します。

影を召喚すると、その魔力は白川や最上のところにも伝わりました。

「俺ですら圧倒される」

と表現する白川。

そして測定はすぐに終わり、旬は正式にS級と認定されました。

その後。

白川と最上はすぐさま旬に接触。

しかし旬は、この後予定があると言い、その場を去ろうとするのでした。

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78話

扉を開けると、そこには大勢の報道陣が。

その様子は生中継されており、旬の妹・葵たちも視聴していました。

さかのぼること10分前。

旬より先に外に出た友谷は、報道陣に向けて演説を行っていました。

「たとえランクが低くても、みなさんを守るためにモンスターと闘う」

芸能界を引退してまでハンターになろうとする友谷に注目する報道陣。

しかし友谷には計画があったのです。

ハンターとして活動するのは2年だけ。その間は高額報酬をもらって死神ギルドの広報活動をする。

そんな中、報道陣の1人がとあるニュースをキャッチ。

「S級ハンターが誕生した」

次々と報道陣に連絡が入り、友谷の演説に誰も見向きもしません。

結果、友谷の演説よりも旬に注目が集まったのでした。

旬のニュースは葵だけでなく、これまで共に行動したハンターたちもチェックしています。

そして諸菱も、旬をギルドに入れることができませんでした。

「ギルドを作るから、副マスターになりたいならついて来い」

そう言って諸菱の誘いを断ったそう。

諸菱の父親は諸菱に、なぜ自分がギルドを作ろうとしているのか?問いました。

理由は、自分たちを守るため。

”国家権力級”と呼ばれる国の武力と同等の力を持つハンターも存在しており、国がいつまで自分たちを守ってくれるかわかりません。

「自分たちの身は自分たちで守る」

それを実現させるため、父親は諸菱ギルドを立ち上げようとしていたのです。

そして父親は諸菱の動きを評価し、彼にマスターを任せることに。

ですが諸菱は父親の提案を断りました。

なんと、副マスターとして旬のギルドに加入することを決めていました。

場面は旬が報道陣から質問を受けているシーン。

うっとうしさを感じた旬は隠密を利用し、一瞬にして報道陣の後ろに移動。

その様子を見て白川と最上は、

「これほどの運動神経の持ち主なのに、魔法系ハンターとは」

「今の彼は私たちより強そう」

とつぶやきます。

さらに白川は旬のことを、持続的に成長可能なハンターなのでは?と推測していました。

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79話

ハンター協会を後にした旬は、アイテムの鑑定を依頼しに来ています。

オークションへの出品を促されるものの、この場で結論は出さず。

「できるだけ早く”悪魔の城”をクリアして、命の神水を作りたい」

そう考えている旬は鑑定人に、火属性の防御アーティファクトはないか?と尋ねました。

鑑定人に案内され部屋に入ると、そこにはショーケースに並べられた装備品がズラッと。

しかし見た感じ、セキュリティは甘そう。

「もしガラスを割ることが出来たら、中のアーティファクトを差し上げましょう」

鑑定人の冗談を真に受けた旬は、本気でガラスを割ろうとします。

焦った鑑定人はすぐさま旬を制止。

「本当に割ってしまうとハンタースの精鋭部隊が飛んできてしまう」

と冷や汗をかきながら言いました。

その後旬は、武器や防具を手にとって回ります。

ただ、質が悪いのに300万もする武器があったり、280万で買った武器が「1000万円の価値がある」と鑑定されたり、ギャップに驚く旬なのでした。

一方その頃。

白川は旬の存在を驚異に感じています。

「持続的に成長可能なハンターなんで存在するのか?」

出会った時は間違いなく白川の方が強かったものの、今ではおそらく旬の方が強い。

となれば旬がどこかのギルドに加入せず、自らギルドを立ち上げるという流れにも納得していました。

しかし部下の宍戸課長たちは、旬のスカウトを諦めていません。

報道陣たちと共に、旬が住むアパートを訪れています。

とはいえ、旬と葵はかなり迷惑しています。

特に葵は。

窓から外を眺めると、そこには報道陣のカメラが待ち構えている状態。

「ひとこと言ってくる」

旬が外に出ようとすると、なんと諸菱が大荷物を持って玄関に現れました。

「父親に追い出されたから、お世話にならせてください」

ただ旬はすぐさま扉を閉め、他人のフリをするのでした。

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80話

寝ている葵の部屋にいる旬。

「自分が留守にしている間、近づくヤツがいるかもしれない」

そう危惧した旬は、キバの護衛を召喚し、葵の護衛につけることに。

他の影の兵士も召喚し、町内の用心棒として動かしました。

翌朝。

旬は諸菱の運転する車に乗っています。

向かっている先はDSタワー。

目的は悪魔の城の攻略です。

悪魔の城に到着すると、旬は1人でダンジョンへ。

ハンターオークションで落札した「風のローブ」と、水属性魔法がかけられた指輪を装備し、準備も万端です。

するとクエストウインドウが表示。

[一般クエスト:悪魔の魂を集めろ!2]

最上階に住んでいる君主・バランを倒し、魂を手に入れましょう。

そして悪魔の城の76階に移動し、すぐさまモンスターとバトル。

影の兵士で最上級悪魔・高位悪魔を瞬殺し、どんどん経験値を獲得。

この時点で旬のレベルは81になっていました。

場面は代わり、とある病室へ。

諸菱の父親が丸二日ぶりに目を覚ましました。

彼は「溺睡症」の患者のよう。

溺水症とは覚めることのない眠りで、発症するとどんどん生命力が低下していき、生命維持装置が必要になる病気のこと。

原因は魔力。

生まれつき魔力耐性が低い人は、溺水症になりやすいよう。

仮設として諸菱の父親は、息子である諸菱の魔力を浴びたことが原因で、溺水症を発症した可能性がありました。

さらに話面は代わり、DFNのとある島。

島にはアリの姿の二足歩行のモンスターが、上陸に成功しています。

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81話

DFNで一番平和と言われている島を訪れている2人のハンター。

1人は新人、1人は先輩のよう。

日々の見回りを欠かさず行っているものの、開いたゲートの発見が遅くなりダンジョンブレイクが起きたら、島民全員の命が失われるとのこと。

そんな2人の前から、アリの姿をした魔物が歩いてくるのでした。

場面は代わり旬のシーンに。

旬は影の兵士を6つの班にわけ、

  • キバ班
  • イグリット班
  • アイアン班
  • タンク
  • ハイオークA・B班

としました。

そして2つの命令を下します。

1つは見える敵の全滅、もう1つは進入許可書が出てきたら知らせること。

旬はこまめにポーションを補給しつつつ、自ら戦うことなく経験値を獲得していきます。

数日後。

旬だけでなく影の兵士たちもレベルアップしており、階層は80階に到達。

ただ、まだ進入許可書を手にできていません。

そんな時いきなり、著しい速度でマナが減り始めました。

どうやら何者かによって、影の兵士が倒されているよう。

班はアイアン班。

さらにハイオークB班、イグリット班までやられてしまいます。

ここで旬は考えます。

イグリット班の近くにはキバ班がいたのに、なぜハイオーク班がやられたのか?と。

旬の推測では、相手の強さを見抜ける知能を兼ね備えているとのこと。

「キバには勝てないけど、イグリットやハイオークには勝てると判断した」

ということです。

次の標的は…と考えているとそこに、魔物が現れました。

悪魔の貴族+悪魔のナイト3体です。

「影の兵士では太刀打ちできない」

と判断した旬は、悪魔たちを自ら撃破していきます。

その強さに相手も震えるほど。

旬の表情は、まるで悪魔そのものでした。

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82話

悪魔の攻撃は的確に、旬の急所を狙ってきます。

しかし戦闘力は旬の方が圧倒的。

旬は戦いながら悪魔のランクを判別しており、

  • 下級悪魔D級
  • 中級悪魔C級
  • 上級悪魔B級
  • 最上級悪魔A級
  • 高位悪魔 悪魔のナイトA+級
  • 悪魔の貴族 中間ボスS級

と分けていました。

そして悪魔の仮面に手をかけると、

「降参します!」

と、人間の言葉を話してきました。

しかも悪魔の正体は女。

彼女は負けを認めながらも、命だけはお助けくださいと懇願。

「散々攻撃してきておいて」

と呆れ顔になる旬に対し、彼女は話を続けます。

私たち悪魔はここを守る義務がある、悪魔狩りをするハンターを見逃すわけにはいかない、と。

旬が対応を考えているといきなり、彼女は旬の背後から攻撃を仕掛けました。

が、キガがスキル[守護の唄]を発動し、悪魔の攻撃を阻止。

旬も恐ろしい表情で彼女を睨みつけます。

すると彼女はまたしても開き直り、土下座をしながら許してくれと懇願を続けました。

そこで旬は彼女に提案をします。

「層間侵入許可書のありかを教えろ」

彼女は隠すことなく、許可書のありかを教えました。

許可書は一族で保管しており、場所はすべて把握しているとのこと。

とはいえ、彼女のことを信用していいのか分かりません。

旬はスキル[殺気]を発動し、いまにも殺しそうな雰囲気で彼女に問いただしました。

「嘘はつきません。信用してください」

冷や汗を書きながら、顔を真っ青にしてそう話す悪魔の女。

旬は彼女のことを信用し、許可書のところへ案内してもらうのでした。

彼女の名前はエシル。

ラディール家の長女です。

彼女たちの頭の中には、”今いる場所を守れ”という命令が流れているのだそう。

インスタンスダンジョンを守ることを目的としているモンスター。

つまり彼女たちからすれば、旬がモンスターのような立場なのです。

しかもエシルは以前魔界にいたものの、ある日気づいたらここ(悪魔の城))にいたと話します。

「このシステムの本質を知るヒントになるかもしれない」

そう思った旬はエシルに、魔界では何をしていたのか?と尋ねました。

するとエシルの周囲にノイズが発生し、

「戦争の準備をしてました」

と言うのでした。

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83話

エシルは戦争の詳細について話し出しましたが、許可された情報量を超過したため会話が遮断されました。

これは旬がバルカに、質問を投げた時と似たような反応でした。

どうやらシステムに組み込まれていない内容は、強制的に回避される仕組みになっているよう。

そして旬が、戦争相手である”強い敵”について尋ねると、ついにエシルはキャパを超えて倒れてしまいました。

旬は推測しました。

敵の正体に関する質問にシステムが過剰に反応した。もしこの敵がシステムや地球そのものに影響を与えているなら、何かが隠されているはず…。

一方その頃。

とある場所に出現した魔物が、下級ハンターたちを倒しています。

その魔物は知能が非常に高く、戦闘能力の低いヒーラーを真っ先に狙うなど、戦闘内容にも知能の高さが現れていました。

…という映像(ドライブレコーダーの)が、ハンター協会の会議室で流されていました。

今回出現した変異種のアリは、島の人々の捕食を終えると、再び海を渡り別の島に渡ったのだとか。

緊急招集されたハンターの手により駆除に成功したものの、

  • E級ハンター4人
  • D・C級ヒーラー1人ずつ

合計6人が命を奪われました。

さらに民間人294人の命も。

投入されたハンターは108人で、その中のA級ハンター1人が、変異種のアリを駆除しました。

この事実にざわめく会議室。

後藤は考えました。

「日本列島にやってくるのも時間の問題。誰に助けを求めるのが得策か…」

そんな時、犬飼が極秘事項を伝えてきました。

スカベンジャー・右京将人が今回の架南島レイドに協力する、という事項。

ただ後藤は、これは将人が旬に会うための口実だと推測しました。

そして犬飼もすでに対処を行っていました。

以前レッドゲートで白川と衝突したから入国を拒否する、という対処です。

しかし他にも連絡事項がありました。

「将人だけでなく、国家権力級のハンターも連絡してきた」

場面は再び悪魔の城。

倒れていたエシルが目を覚ましました。

旬はエシルに案内され、悪魔の城の中にある、また別の悪魔の城へと向かいました。

許可書を手にするために。

旬はエシルの父親と対面。

謁見室の玉座に座っているエシルの父親は、旬を見るなり驚きます。

「ただの客が軍を率いてくるワケないだろう」

父親は旬の裏に潜んでいる影の兵士の存在に勘付いていたのです。

護衛達が旬を囲みますが、旬は許可書さえもらえれば危害は加えない、と言います。

さらにエシルの肩をポンッと叩き、こいつを借りていくとも。

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84話

旬はエシルや父親たちと食事をしています。

父親は旬に対する恐怖を抱いていたものの、エシルの身の安全が約束されることを信じ、許可書を渡しました。

そして食事を終えるとすぐに席を立ち、エシルを連れて先に向かおうとします。

するとウインドウにこのようなメッセージが。

「悪魔の貴族が同行を希望しています」

新たなシステム”パーティーシステム”が作動し、パーティーメンバーにも経験値を振り分けることができるそう。

ただ旬は、エシルを成長させる気がありませんでした。

戦闘は俺1人で戦うと伝えると、エシルは何か勘違いしたように頬を赤らめるのでした。

その後。

旬とエシルは2人で先に向かいます。

しかし次の目的地、ガッシュ一族がいるという城に到着すると、旬は1人で行動しました。

エシルをその場に残して。

それから数分後。

ガッシュ一族の城から爆音と共に炎が吹き出すのでした。

場面は変わりハンター協会。

後藤は国家権力級のハンターと話をしています。

彼は”うちの右京”と表現しており、これは将人がアメリカのものであることを示唆していました。

そして無事に話を終え、最後は握手を交わして別れました。

ただ彼は、後藤よりも遥かに大きな体つき。

後藤がただの子供のように見えるほど。

残念ながら彼のレイド協力は得られませんでしたが代わりに、DFNの協力が得られることになりました。

場面は再び悪魔の城。

旬はものの数分でガッシュ一族の城を攻略し、レベルが87までアップ。

イグリットや他の影の兵士もレベルアップし、次の段階に昇給できるように、

旬は昇給を許可。

イグリットはナイトから”精鋭ナイト級”に、影のモンスター兵は精鋭級から”ナイト級”へと昇給。

これによりイグリットは、S級並の兵士になりました。

エシルと合流した旬は、この先(90階以降)に住む悪魔について聞かされます。

「90階から先は高位貴族が管理していて、今までの貴族とは強さも桁違い。話し合いでまとめるのが得策」

しかし旬は、話し合いで収める気などありませんでした。

またエシルは、自分たちの一族・ラディール族を生かしておいた理由を尋ねるのですが…

「お前のことが気に入ったから」

と旬に言われ、またしても顔を赤くするのでした。

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85話

悪魔の城90階に到達した旬。

しかし以前エシルが言っていた通り、90階からは難易度が急上昇。

モンスターの数・強さともに桁違い。

影の兵士で対応することはできるものの、撃破と再生を著しい速度で繰り返すため、マナが一気に減少していきます。

そして現在97階。

旬のレベルは90。

ここに到達するまでに、序列5位のリカード一族や序列4位のフェイトス一族を撃破しています。

恐ろしいほどの強さを見せつける旬に、エシルは尋ねました。

「人間はみんな旬のように強いのか?」と。

旬いわく、自分と同等の強さを誇るのは後藤会長と向坂雫の2人くらい。

他のS級と比べても頭一つ抜けていると話します。

その後旬は、この先から1人で進もうと考えており、エシルに先に帰るよう言いました。

しかしエシルは、最後までお供すると言い、そのまま旬に同行。

98階に移動したタイミングで、場面は成田空港へ。

成田空港には、S級ハンターのリューの姿がありました。

ややくせ毛気味の長髪でオールバック、そして顎髭、

リューは成田空港に、強いハンターがいることを察知しています。

アメリカのハンターが私用で来ており、おそらくその人物のこと。

リューはそのまま車に乗り、後藤会長のもとへ向かいました。

後藤会長いわくリューは、リウ・ヂーガンに匹敵するアジア唯一のハンターとのこと。

DFNには21人のS旧ハンターがおり、そのうち11人がリュー率いる「抜剣」ギルドに所属しているよう。

大きさの規模はアジア第2位。

第1位は中国のギルド。

リューは架南島の一件で日本と全面協力するため、後藤会長のもとを訪れていました。

それにあたりリューは後藤会長にこのような提案を。

「トップクラスのハンターを集め、連合攻撃隊を編成してはいかがでしょうか?」

そして架南島に出現したアリの資料を提示。

アリ単体の能力は上級ハンターレベルだが、弱点があると説明します。

アリの弱点とは寿命。

アリはたった1年しか生きることができないのです。

つまり、架南島にいる女王アリさえ撃破すれば、1年後にはすべてのアリは根絶されるということ。

この話に後藤会長は懸念を抱きました。

女王アリを倒す=その前に数千匹のアリに立ち向かう

それだけ高いリスクが伴います。

しかしリューは対策を考えていました。

女王アリは巣の中にいるから、事前に中のアリを外に出しておく。

これまでに3度、アリが巣から離れ敵がいる方へ向かったことがありました。

そしてリューは、自分たちがアリをおびき寄せるので、日本のハンターたちで女王アリを倒してくださいと依頼するのでした。

しかもリューは10人ものS級ハンターを準備する様子。

これほどまでにリューが協力的なのには、ある目論見があるから、

リューは架南島レイドを攻略すれば、自分も国家権力級の称号を得て、DFNの国益を生むことを考えていました。

後藤会長は考えます。

無理な話ではないが、日本にいるS級ハンターは8人。

そのうち自分と美濃部は引退しているから、実際に戦えるのは6人。

人数的には絶望的なものの、旬の力があれば…と。

場面は再び悪魔の城へ。

レベル93になった旬は、ついに100階にたどり着きました。

そしてついに悪魔王・バランが出現。

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86話

バランからとてつもないオーラを感じ、勝てるのか不安を抱く旬。

エシルは殺気に身が削がれそうで冷や汗がダラダラです。

そしてバランだけでなく、飛龍・カイセリンも出現していました。

「悪魔族じゃないなら、影の抽出ができるかも」

と考える旬でしたが、バランはスキル・地獄の軍勢を使用。

大量の悪魔の兵士や悪魔のナイト、悪魔の将軍を召喚し、旬に襲いかかろうとします。

ナイトや将軍はA級以上のモンスター。

それが1000匹以上もいるのです。

一斉に襲いかかってくるモンスターに対し旬は、スキル・君主の領域を使用。

影の兵士を召喚し、地中から出てきた兵士たちがモンスターを貫きました。

さらにキバがスキル・烈火の唄を使用。

周囲のモンスターを一網打尽にします。

しかし悪魔王バランは一切慌てる様子がありません。

バランは支配者、旬は侵略者。

バランからすれば旬は排除の対象です。

「私はどっちにつけばいいの…」

とエシルは悩んでいました。

すると次の瞬間…

カイセリンに乗って空を飛んでいたバランが、青い稲妻を辺り一帯に落としました。

ただの稲妻ではなく、スタン効果のある広域魔法。

旬はローブを広げ自身とエシルをガード。

バフ・免疫の効果で驚異は除去されました。

しかし稲妻を喰らってしまえば影の兵士は粉々になり、マナが底をついてしまうと懸念しています。

そこで旬は猛スピードで移動し建物を駆け上がり、カイセリンの翼を破壊しようと試みました。

ただ旬の攻撃はバランがガード。

強烈な一撃により旬は、地面に叩き落とされます。

稲妻の追撃は何とか回避したものの、スピードは稲妻の方が上。

すべて回避するのは難しく、さらにローブで防ぐのも限界がある…

すると旬の背後から、キバが放った炎が飛んできました。

キバの炎はバランの稲妻の威力を上回り、そのままバラン&カイセリンに直撃!

「キバにあの玉(貪欲の玉)を持たせておいてよかった」

と旬は実感。

そしてついにバランがカイセリンを降り、地上に立ちました。

いよいよタイマンでの勝負がスタート!

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87話

旬いわく、稀にマナを消費しないスキルがあるとのこと。

  • 支配者の手
  • 影の兵士

などがこれに該当。

”支配者の手”は手で触れることなく事物に物理的影響を与えることができるアクティブスキル。

対象の物質の重さや熟練度によってスキルの作用に限界はあるものの、マナは消費しません。

”影の兵士”はいつでも召喚・保管できる職業専用スキルで、こちらも同じくマナの消費はなし。

ですが影の兵士が破壊されると、著しくマナが消費されます。

というのも影の兵士を再生するにはマナが必要だから。

マナが不足した場合は、影の世界に戻ってしまうのです、

そして場面はバランとの戦闘へ。

バランも旬と似たように兵士を動かしているものの、何を使って動かしているのか?まだ分かりません。

キバが”守護の唄”を発動すると、旬のマナは残り半分を切りました。

ただ回復させるスキがありません。

そこで旬は、マナが尽きる前に決着をつけることを決意。

とはいえバランの戦闘力は強大。

アイアンやイグリットがやられてしまい、旬自らバランに急所突きを仕掛けます。

しかしヒットせず空振り。

旬はそのまま頭を鷲掴みにされ、そのまま剣で斬られそうに…

と思った次の瞬間。

地中からアイアンとイグリットの武器が出てきて、それがバランの攻撃を防ぎました。

バランの動きが止まったスキを狙い旬は、バランの左腕・左胸に短剣を一突き。

バランは物凄い雄叫びをあげ衝撃はを放ち、旬は全身を使いなんとかガード。

腕を負傷したバランでしたが、両手から二本の刀を召喚し構えました。

バランと同じように短剣を二本構える旬。

2人の激しい攻防が繰り広げられます。

するとバランは、超近距離で口から雷を放とうとします。

「この距離で…!?」

回避するのは難しいと悟った旬は、二本の短剣でなんとか雷をガード。

しかしこのせいで短剣が弾かれ、旬は武器を失ってしまいます。

手でバランの腕に掴みかかる旬。

ただバランはまだ魔力に余裕があり、再び口から雷を…

万事休す。

かと想いきや、何者かが放り投げた槍がバランに当たり動きが止まりました。

なんとエシルがブルブル震えながらも槍を投げたのです。

エシルを鋭い目つきでに睨みつけるバラン。

「今だ!」

チャンスだと確信した旬は重点的に鍛えた筋力と支配者の手で、バランの腕を捻り切りました。

そしてトドメの一撃。

旬は見事バランを撃破し、アイテム・バランの魂を獲得。

クエストクリアを示唆するウインドウも表示されるのでした。

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88話

悪魔の城のボス・バランを撃破した旬。

  • 悪魔の君主の指輪
  • 悪魔王の長剣
  • 悪魔王の短剣
  • バランの角
  • 浄化された悪魔王の血

と、大量のアイテムをゲット。

悪魔の君主の指輪をゲットしたことで、セット効果(耳飾り・首飾り)も発動します。

セット効果は、全能力値+5・+10。

とはいえ旬の中でのメインアイテムは”浄化された悪魔王の血”

”世界樹の破片”と”こだまの森の湧き水”をあわせることで、”命の神水”になります。

旬はさっそく命の神水の製作を開始。

ウインドウには、知能数に応じて製作成功率と製作結果物の数が決まる、と表示されます。

「もっと知能を上げておけばよかった」

とつぶやく旬。

そして製作の結果、命の神水が6個できました。

湧き水はなくなってしまったものの、悪魔王の血と世界樹の破片はまだ残っています。

どうやら必要な分だけ消費されるよう。

「命の神水を使えば母さんの病気を治せるのか?」

と考え、すぐ病院へ向かうことに。

するとアイアンが飛龍・カイセリンを運んできました。

アイアンの気配りを褒め、カイセリンの影を抽出、

悪魔の影は抽出できないものの、飛龍はやはり抽出できるよう。

名前は”カイセル”としました。

旬とエシルはカイセルに乗り、悪魔の城の入り口まで降りることにします。

「帰ったらパーティーをしましょう!父も喜びます」

と声高く喜ぶエシルに対し、旬は聞く耳を持たずクエスト報酬を確認しています。

  • 報酬1:最上級ルーン石[影の交換]
  • 報酬2:ボーナス能力値+30
  • 報酬3:非公開報酬
  • 称号:悪魔狩猟者

しかし<悪魔狩猟者>の必要条件を満たしていない、と表示。

ただ旬は[影の交換]が気になり、すぐさまルーン石を使用しました。

すると…

スキル[影の交換]を習得

指定した影の兵士と今いる場所を交換する効果があります。

ようやくエシルと向き合った旬は、1人で帰るよう伝えました。

「機会があればまた会おう」

と言い、旬は影の交換を使いある場所へと向かいました。

エシルは旬を呼び止めようとしたものの、時すでに遅し…。

その後、バランを倒した影響により、ダンジョン内が元の状態に復旧していきます。

旬が到着した先は、家の町内。

カイセルを呼び出し、夜空に飛びだつのでした。

場面は切り替わり、ハンター協会。

犬飼がアリの解説をしています。

DFNが衛星に搭載した魔力探知カメラで撮影したもので、第一次〜第三次討伐作戦時の記録です。

リューの言う通り、女王アリ以外はほとんど巣から出ていってしまっているよう。

そしてアリの姿は毎回変わっており、これは世代交代と共に進化していることを表していました。

後藤は女王アリを心配し、アリたちが巣に戻ってくる可能性を犬飼に尋ねます。

犬飼はその対策として、妨害電波を使用すると回答。

するとその時、後藤は魔力の波長を感じ取りました。

さらに場面は変わり、とあるテラス席。

白川はS級ヒーラー・美濃部 剛と酒を飲んでいます。

2人も魔力の波長を感じ、最上と雫が揉めてるんじゃないか?とチャカを入れました。

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89話

白川いわく美濃部は、世界ではじめて四肢が揃っているうちに引退したS級ハンターとのこと。

そして美濃部は白川に尋ねました。

「本当に行くんですか?颯樹さんが死ぬところを見たのに?」

颯樹とはアリの犠牲になったハンターのよう。

白川は日本をアリの被害から守るベく、討伐に向かうことを決意していました。

それに対し颯樹は絶対に行かないと。

説得されても断固として行く気はありません。

しかし白川はこの日、ただ挨拶に来ただけでした。

もう会えないかもしれないから…。

すると颯樹は今度、公務員試験を受けると白川に告白。

ハンターを引退してからも色々と声はかかったけど、血が苦手だから公務員を目指すと。

その後、白川と颯樹は他愛もない会話をしながら、酒を楽しむのでした。

場面は変わり病院。

旬はカイセルに乗り病院へ向かっていました。

ベッドで眠っている母親に、命の神水を飲ませる旬。

緊張からか手がブルブル震えています。

そして首元の痣を見て、母さんの髪を洗ってあげたかった…とつぶやきます。

その痣は旬が子供のころ、母親が熱湯を浴びて出来てしまった火傷の痕。

母親に命の神水を飲ませることはできたものの、まだ反応はありません。

「背負っているものを俺に託してくれ…」

と心の中で願いながら、母親が目覚めるのを待つのでした。

無言でうつむき、待ち続ける旬。

すると母親が起き上がり、旬の名前を呼びました。

「お母さん、どれくらい眠ってた?」

そして母親は旬の手を握り、約束を守ってくれてありがとうと感謝を伝えました。

思わず涙を流す旬なのでした。

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90話

旬の母親が目覚めたことに驚いている医師。

”最期の睡眠”から目覚めたことは、これまで前例がなかったのだそう。

旬は今すぐ退院させることを望んでいるものの、医師はそれを拒否。

4年も寝ていたんだから容態が安定したとは言えない、それに歩けるはずもない、と。

ただ看護師いわく、母親の状態は”極めて正常”とのこと。

身体機能に問題は一切なく、歩くこともできます。

そして、患者の家族がS級ハンター・水篠旬であると知り、医師は態度を急変。

「いつまでも入院させているわけにはいかない」

と言い始め、母親の退院を許可するのでした。

病室では旬の妹・葵も、涙を流しながら母親の目覚めを喜んでいます。

旬はこれまでの努力がようやく実を結び、真の報酬を手にしたと噛み締めていました。

ただ…

ハンターとして活動しているうちに、足を踏み入れてはいけない領域まで来てしまったのでは?という懸念も抱いていました。

その後。

外に出た旬はスマホを確認。

いつの間にかたくさんの連絡が届いていました。

するとハンター協会会長・後藤から着信が。

大切な話があるそうで、旬はすぐさまハンター協会へ向かうことに。

そこで旬は後藤から、架南島レイドの詳細を聞かされます。

作戦開始は4日後、国民は架南島の奪還を願っている、ぜひ協力してくれないか?

旬は考えます。

レベルアップするには持ってこいだけど、母親はもう目覚めた…

その時でした。

旬の表情は一変。

強力な魔力の波長を感じ取ったのです。

後藤いわく現在、体育館でS級ハンターたちが身体をほぐしているとのこと。

「DFNからもリューをはじめS級ハンターたちが来ている」

この話を聞いた旬は後藤とともに、体育館へ見学に行きました。

体育館では白川が町田と本気の取組を繰り広げています。

その様子をギャラリーから見学している旬と後藤。

「白川が押されているように見えるが、本気を出せば町田でも敵わない」

と1人の男が説明しました。

その男は最上。

最上は町田のことも説明してくれました。

白川と取組をしている町田堂玄は明星ギルドマスター。

そしてリューと一緒にいるのがDFNハンターの、

  • イザ
  • マリー
  • ケン
  • ルノー
  • アーシー
  • カナ
  • シーマ
  • K
  • ミズア

だと。

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91話

リューは2階にいる旬の存在にすぐ気付きました。

隠せないほどのオーラが出ており、暗殺系ハンターであることも察知。

しかし通訳のウィングがリューに、旬は”魔法系ハンター”だと説明。

ハンター協会の公式情報にもそう記載されていると。

雫と死神ギルドの代表・黒須も旬に気付き、話をしています。

「友谷の晴れ舞台をめちゃくちゃにした」と話す黒須と、「施設内の空気が変わったのは水詞のハンターの影響ね」と話す雫。

DFNのマリーはKに、あのハンター(旬が)がぬ本で10人目のS級だと言っています。

Kは雫を見て、日本にも”ニオイ”に敏感な人がいるんだな、と感じていました。

その頃。

白川と町田は相変わらず激しい取組を続けています。

しかし取組を見ていたウィングは言いました。

「これが日本のトップだなんて、ちょっとガッカリ。いつもリューさんを見ているからかS級がS級に見えない」

と。

ただリューは、すごいのが1人いると言い、雫に視線を向けました。

雫と後藤ならうちの(DFN)と並ぶと推測しています。

すると、騎士団ギルドのマスター・坂東修輔(A級)がウィングにつっかかりました。

坂東はDFN語をかじっていたので、ウィングのバカにしたセリフの内容を理解できたのです。

しかしウィングは坂東に興味を示しません。

坂東がA級だから。

坂東も架南島レイドに参加するものの、担当は守備班(封鎖役)とのこと。

ウィングの態度に腹を立てた坂東はウィングに、通訳ごときに何がわかるんだと言いました。。

するとウィングは上着を脱ぎ、自分はDFNのA級ハンターだと自己紹介。

「まさか通訳ごときに勝てないわけじゃないですよね?」

と挑発したところ、坂東は歩き去っていこうとします

どうやら坂東は”非戦闘系ハンター”のよう。

しかし坂東はウィングの方へと歩いていき、取組のルールを決めようと提案。

ルールは先に手首を掴んだ方が勝ち。

頭を使いそうだと言うウィングと、上着のポケットに手を入れ待ち構える坂東。

そしていよいよ取組開始。

ウィングは猛スピードで坂東に襲いかかります。

「その鼻をへし折ってやる」

と意気込んでいるものの手はすべて回避され、終いには脚で弾かれてしまいます。

しかしその勢いで、坂東のスーツが破れ下着が見えている状態に…

チャンスと捉えたウィングは坂東の手首に掴みかかります。

「おっそ」

なんとウィングは、逆に坂東から手首を掴まれてしまいました。

結果は坂東の勝利。

するとリューが坂東に近づき、ウィングに通訳を頼みました。

「親睦を深めるために提案がある。S級ハンターのみで”今のルール”で親善試合をしないか?」

と。

後藤と旬も2階から降りてきて、その提案を承諾しました。

ただ、勝負をつけるのが難しい”魔法系”と”非戦闘系”は除外という条件をつけようとのこと。

白川も条件追加を提案。

背中をタッチされたり身体が床についても負け、一対一ではなく全員で。

リューは提案を承諾。

そして日本からは、

  • 白川
  • 町田道玄
  • 向坂雫
  • 黒須圭介

の4人。

DFNからは、

  • ケン
  • ルノー
  • アーシー
  • カナ

の4人が選出されました。

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92話

「リューは出ないで分析するのか?」

と考える旬。

とはいえ旬も出ないので、この機会にS級同士の戦いを目に焼き付けようと思います。

そして対峙する日本のハンターとDFNのハンター。

試合が始まるとまず、町田が身体を巨大化。

町田とケンは真正面から力比べをするため激しい打撃の応酬を繰り広げます。

黒須に対してはルノーが超速でやって来ました。

接近戦が不利だと判断した黒須は距離を取り、遠距離攻撃”魔力の矢”でルノーに対応。

戦いは4対4なので、黒須の魔力の矢は他のDFNハンターにも襲いかかります。

試合の様子を観察していた後藤は、

「最上級の魔法石で強化された施設なのに、たった数十秒でこんなことになるとは…」

と呟きました。

続いて白川がアーシーと応戦。

白川は背後を取られたものの、なぜかアーシーはすぐさま距離を取りました。

確かに殺気を感じたのに、どうして躊躇したんだ?と疑問に思う白川。

どうやらアーシーはメンタルに問題がある様子。

「俺のハートじゃ無理か、こういうの合わないんだ」

と言っています。

そんなアーシーを見て白川は考えます。

「判断力が優れているのか、ただの腰抜けなのか。好戦的なタイプではないようだ」

さらにリューが、自分たち日本のハンターを使ってアーシーを試しているのかもしれない、と推測。

すると白川は目つきが変わり、本領を発揮してアーシーに襲いかかります。

しかしその時。

町田とケンの試合に勝負が付きました。

力比べはケンの勝利。

町田は地面にめり込んでいます。

そして黒須もケンに捉えられました。

次のターゲットは白川。

アーシー、ケン、ルノーが白川と向かい合います。

一方。

雫とカナの試合は雫が有利な状況でした。

”舞姫”の異名を持つ雫は、舞うように敵を攻撃する姿が特徴的。

雫は次の手を読ませず、カナに圧勝。

そして白川のサポートに向かいます。

するとアーシーが雫に襲いかかってきました。

雫はガトリングガンのような超高速攻撃をアーシーにお見舞い。

もろに攻撃を食らったアーシーは今までと表情が急変し、プッツンといった感じに。

我を忘れて狂ったように雫に攻撃を仕掛けます。

このままでは雫の命が危うい…

その時。

何者かが目にも映らぬスピードでやって来て、雫を救出しました。

「余計なことをするようですが、親善試合範疇を超えている気がして」

やって来たのは旬。

旬はアーシーも押さえ込み、身動きを封じました。

旬の動きを見たリューはウィングに尋ねます。

彼は本当に魔法系なのか?と。

また、旬は雫に確認を取り、日本の負けという結果になりました。

白川もケンの前に歯が立たなかったよう。

そして旬の前にリューがやって来ます。

「一度私と勝負していただけませんか?」

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93話

リューの狙いは分からないものの、悪魔の城で磨いた力を試すいい機会と捉え、旬はリューの提案を承諾。

しかし条件を提示しました。

「全力でかかってくるのなら」

この言葉にリューは表情を一変。

本気で言っているのか?と疑問に思います。

2人の雰囲気を感じ取った他のハンターたちも、これから何がはじまるんだ?という表情。

DFNにはS級ヒーラー・ミズアもいるから大事にはいたらない、と判断したリューは旬の提案を受け入れました。

雫は白川に、旬を止めなくていいんですか?と問いますが…

2人とも実は期待していたのです。

旬が成長可能な覚醒者なら、あれからさらに強くなっているかもしれない、と。

そしていよいよ試合開始。

試合開始の合図が鳴る前にリューが先制攻撃!

しかし旬は猛スピードで回避。

「これで魔法系?そのスピードと音のない動き…化けの皮をすべて剥いでやる」

と企むリュー。

一方の旬はリューの実力が他のS級とは格が違うと判断。

とはいえ避けられない攻撃ではありません。

余裕そうな笑みを浮かべて、次々とリューの攻撃を回避していきます。

2人の戦いを見ている他のハンターは驚きを隠せません。

リューの本気の攻撃を回避し続ける旬。

ただ雫は気付いていました。

「旬は回避しているのではなく、次の攻撃を誘導している」

と。

するとリューはさらにギアをあげ、本気で旬を殺しにかかろうとします。

これには旬も危機を察知。

警告ウインドウが表示され、このままでは緊急クエストが発生する可能性がありました。

旬はリューの右手をつかみ、間一髪のところでガード。

「手首を掴むと終わりだけど、このまま終わらせたくないはず」

そう言って旬は攻撃に転じようとしました。

そしてリューも同じように。

しかし…

これ以上はマズいと判断したハンターたちが乱入。

白川と雫は旬を抑え、リューも同じように抑えられました。

さらにDFNのKが2人の間に氷の壁を作ります。

これにより親善試合は終了。

旬はここにいる全員の実力を把握することに成功。

しかも後藤会長・最上・雫・白川・リューに影の兵士を溶け込ませたものの、誰も気付いていませんでした。

そして後藤会長に、架南島レイドのことを相談。

一方でリューは冷や汗を流し、息づかいが荒くなっているのでした。

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94話

白虎ギルドにて。

椅子に座りながら白川は旬のことを考えます。

「成長する覚醒者が本当に存在したとは…」

そして旬をスカウトしようとしたことを愚かだと反省し、ひとまず繋がりを保つ方法を検討することに。

すると白川のスマホに一通の連絡が。

4日後のアリ討伐に参戦するハンターの最終名簿が送られてきました。

しかし名簿の中に旬の名前がなく、白川は驚きます。

その頃。

リューは抜剣ギルドの副ギルドマスター・レイジと電話をしています。

「日本にもすごいハンターがいる」

と。

レイジは、それでもリューさんの下でしょうと言います。

また、リューも旬のことを再覚醒者と紹介するものの、最終名簿に名前が乗っていないとレイジが伝えました。

アリ討伐に参加する日本のハンターは、

  • 最上真
  • 町田堂玄
  • 白川
  • 向坂雫
  • 黒須圭介
  • 美濃部剛

この6人。

なぜ後藤会長が旬を除外したのか…と気にしつつ、リューはレイドの日を待つのでした。

場面は変わり、架南山 カルデラ湖。

ここではアリ同士の共食いが始まっており、食糧を求めて外に出る準備が始められています。

そして巨大な一つの卵から強力な兵士が誕生するのでした。

「強くなれ、我が子よ…」

さらに場面は変わり、水篠家へ。

母親が4年ぶりに帰宅し、家族3人揃って大掃除を行います。

旬が悪魔の城に出かけている間、葵が部屋を散らかしていたから。

服をたたむ旬、掃除機をかける葵、雑巾がけをする母親。

そんな中、母親は旬に尋ねました。

「私が眠っている間、何か連絡はなかった?」

旬は連絡はなかったと言い、自分も父親と同じようなハンターをしていると言ったらなんて言うだろう?と考えました。

母親がボロアパートに執着している理由、そして旬が大金を手にしても引っ越さない理由。

それは父親の帰りを待っているから。

そして母親には自分が必要と感じた旬は、架南島レイドを辞退したのです。

その頃。

ニュース番組ではアリの現状が報道されています。

「驚異のスピードで姿を変え、進化した変異種が集団の大半を占めている。人間のような直立歩行が可能になっており、さらには背中に大きな羽までついている」

と。

ここ2年でアリの姿が大きく進化したとのこと。

旬はスマホでニュースやコメントを見ており、辞退したことがかなり叩かれていました。

「俺は何を言われてもいいけど、葵が心配だ」

と考える旬。

すると諸菱から電話がきて、ギルドを作るにあたり良い事務所が見つかったから、今から見に来ないか?と誘われました。

諸菱が見つけた事務所は旬の家の近所。

ギルドには最低でも3人必要なので、あと1人はメンバーを見つける必要があります。

また諸菱は、さっき旬のことを探している外国人がいたと話します。

名刺と連絡先を受け取った旬は表情が一変。

すぐ家に戻るため、影の兵士と入れ替わるのでした。

その道中、

旬は路地裏で女性を脅している男を発見。

男は女性にナイフを突きつけていたものの、旬の姿を見つけるなり標的を変更。

「女を襲うのは楽しいから。自分より弱いやつを見るとイジメたくなる」

と言い、旬にナイフを突き刺してきました。

しかし…

旬は無傷。

日付が変わる前に自首しろと言い、男を返り討ちにするのでした。

そしてハイオークの影に「0時までに自首しなかったら、こいつを殺せ」と指示を出し、帰路につきました。

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95話

いよいよ架南島レイド当日。

架南島金塊には数多くの船艦が配置。

日本の各ギルドのハンターたちはハンター協会の要請を受け、架南島の南部に配置されました。

死神ギルドの友谷稔、ハンタースギルドの外園文章たち、白虎ギルドの面々。

さらにB級ヒーラーの観月やC級の馬渕たちも。

引退したハンターたちも今回のレイドに参加しています。

そんな中、S級ハンターたちはヘリで移動中。

カメラマンも同行しており、今回のレイドは全国生中継で報道されるとのこと。

後藤会長が同行を許可したようですが、こう見えてカメラマンはA級ハンター。

町田と白川はカメラマンのフォローをしつつ、今回のレイドがかなり重要だと痛感しています。

「今回の作戦が失敗すれば、日本が地図上から消えてしまう…」

そして横に目をやり、美濃部に声を掛ける白川。

まさか来てくれるとは思っていなかったと。

美濃部は、ヒーラーの自分がいないと白川が秒殺されるでしょ、とちょっかいをだします。

2人のやり取りに空気が和やかになるヘリ内。

すると雫が白川に尋ねました。

「水篠さんには合われましたか?」

と。

白川は会っていない、なぜそんなことを?と返答すると、雫は「なんとなく」と言うのでした。

そんな話をしていると、いよいよ架南島が目前まで迫ってきました。

一方そのころ。

リューたちは一足先に架南島に上陸し、旧架南市にいました。

完全にゴーストタウンと化しており、アリ同士が共食いした形跡もあります。

そしてリューは他のハンターに「解放しろ」と連絡。

ついに架南島レイドが始まり、同時にアリたちの襲撃に見舞われるのでした。

ヘリに蹴撃してきたアリに対応したのは最上。

1人でヘリから飛び降り、アリの大群に向かっていきます。

最上の炎魔法は集団戦にめっぽう強く、アリの大群が爆竹のように次々と爆破されています、

一瞬にして一網打尽にされたアリの大群。

ヘリに乗っていた他のハンターたちも架南島に上陸し、DFNに続いて日本のハンターたちも作戦を開始するのでした。

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96話

二番艦カーキも作戦を開始し、妨害電波を発動。

これによりアリは女王の救援要請信号をキャッチできなくなります。

一方DFNのハンターたちはというと…

  • Bブラボーチーム→カナ・アーシー
  • Cチャーリーチーム→ケン・ミズア・シーマ
  • Dデルタチーム→イザ・K

それぞれが兵隊アリを一網打尽にしています。

日本のハンターたちは山頂に到着。

以前は美しいカルデラがあった場所ですが、今はもうただのアリの巣と化しています。

そして最上が”火炎の牢獄”を発動し、B級以下の兵隊アリが中によれないようにしました。

さらに無数の火炎玉を発動。

火炎玉の行方から進む道を判断するようです。

無闇に進めば中を一周して、また戻ってくる可能性があるから。

爆音が聞こえないほど深いところを進むと判断し、白川は最上の後ろをついて行くのでした。

一方そのころ。

旬はデイリークエストをこなしています。

レイド中継が始まったということもあり、町内には人の姿が見当たりません。

「日本のS級ハンターはみんな強い。予想外の出来事が起こらない限り、何事もなく攻略できるだろう」

と旬はつぶやきます。

場面は再び架南島。

最上たちは順調にアリの巣を進んでいるものの、本当にここに女王がいるのか?と懸念。

というのも女王を守る近衛隊があまりにも弱いから。

近衛隊は巣の中を守るために進化した個体で、目が退化していました。

懸念を抱きつつ巣の中を進むと、産卵場へたどり着きました。

産卵場には無数の卵が、

そして女王の部屋も間近。

最上は卵をすべて燃やそうとするものの、雫が制止しました。

「一つだけすごく大きな殻があります」

無数にある卵の中でも一際大きく、桁違いのサイズ。

それを見た美濃部は冷や汗を流し驚きますが、白川がフォロー。

俺たちの任務は女王アリを倒すことだから、他のことは気にするなと。

DFNのハンターたちも順調に任務を薦めています。

Cチームはケンが一人でアリを一網打尽にしたものの、肩と腰を負傷。

ミズアに治療を依頼した次の瞬間、ミズアの首から上が切断されてしまいます。

さらにケン、シーマも瞬殺。

これによりDFNのCチームは全滅してしまうのでした。

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97話

女王兵の近衛隊と戦う日本のハンターたち。

一匹一匹の強さはS級並。

しかし人間のように戦術に長けていないため。動きはとても単純。

町田と雫は連携プレーでアリを撃破。

後ろには白川と美濃部が待機しています。

「頭を潰してもしばらく生きてられるから、手足を使えないよにしておくべき」

と指示する美濃部。

そんな中、白川はとある懸念を抱いています。

まだ女王の部屋にすら到達していないのに近衛隊がいるけど、ここにいるのは前の世代。

ここから先は第2世代の近衛隊が大量にいるかもしれない、と。

すると美濃部が魔法(バフ)を唱え、ハンターたちの能力をアップ。

雫・町田・最上・白川の能力は大幅にアップし、自信満々に奥へと進んでいくのでした。

一方そのころ。

DFNのDチーム(イザ・K)は、Cチームと連絡が取れないことから確認へ向かっています。

そして目的地に到着すると、戦った痕跡やアリの死骸が転がっていました。

「あいつらどこに行ったんだ?」

と心配していると、地面にシーマのメガネが落ちているのを発見。

しかも血まみれ。

ふとメガネの奥へ視線を向けると、メンバーの死骸が…。

思わぬ光景に嘔吐してしまうK。

さらに鼻をつんざくような強烈な悪臭が襲ってきます。

次の瞬間。

ただならぬ殺気を感じたKは氷の壁を発動。

しかし一瞬にして壁は破壊され、Kの身体も切断されるのでした。

場面は再び日本チーム。

新たに湧いた近衛隊を撃破し、さらに奥へと進むメンバー。

すると雫が匂いを察知し、この先に女王と護衛がいると告げます。

「私が確認してみましょう」

白川がスキルを発動し奥の部屋を調べてみると、巨大な女王アリとそれを取り巻く護衛を探知。

女王は一番後ろに、その前に護衛が八匹。

町田が女王の気を引き、その間に雫が護衛たちを処理する作戦になりました。

そしていよいよ女王が待つ部屋へ。

普段は力を抑えている一同ですが、今回は全力を出し切るしかありません。

全身から炎を滾らせる最上。

後ろからフォローする黒須。

すべてを解き放ち魔獣と化す白川。

雫は魔獣化した白川を初めて目の当たりにするのでした。

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98話

雫がスキル”挑発の振動”で近衛隊を、町田が女王の気を引き、いよいよ本格的な戦いがスタート。

中継の視聴率は80%を超えています。

カメラマンはより高い視聴率を求め無意識で足を前に出すものの、美濃部がカメラマンの襟を掴みました。

「ここはS級ダンジョンのボスの部屋。死にたくなければ後ろに隠れててください」

そう述べる美濃部。

場面は変わり、とある老夫婦の家。

老夫婦の息子はアリに殺されており、祖母は息子の仇を取ってくれと期待しています。

一方の祖父はまったく中継に興味を示さず、新聞に目を通しています。

テレビには町田が女王を引きつけている様子、白川が近衛隊を倒した様子が流れていました。

家の外からはご近所さんの歓声が聞こえてきます。

老夫婦だけでなく、大勢の国民が中継を視聴中。

パブリックビューイングやスマホなどで。

「近衛隊を全滅させました!」

という中継が入ると、老夫婦の祖父は興奮した様子でテレビを食い入るように視聴。

このタイミングで場面は再び女王の部屋へ。

近衛隊を全滅させた日本ハンターは一斉に女王へ攻撃。

黒須が弓矢を連発して放ち、魔獣化した白川が豪腕で攻撃。

しかし女王も黙っていません。

口から猛毒の液体を放ち、町田と白川が直撃してしまいます。

美濃部が瞬時に回復したことで2人はすぐ体勢を戻しました。

さらに女王は牙で攻撃。

これは町田が盾で防御。

そして最上がフルパワーで炎を女王にぶつけます。

「手応えはあった。決着はついたか?」

女王はもう瀕死の状態、勝利は確実と思ったハンターたちですが…

女王は耳をつんざくような叫び声をあげました。

誰かを呼ぶような叫び声。

すると洞窟の外に出ていたアリたちが巣に戻り始めたのです。

リューのもとには「妨害電波が通じない」という報告が。

一体何が怒っているんだ?とリューは考えました。

そして、雫が女王の首を討ち取り撃破。

これにてS級ダンジョンクリアのはずですが、白川は妙な違和感を覚えていました。

「アリたちが戻ってきているらしい!今すぐ逃げるぞ!」

報告を受けた町田はハンターたちに指示を出します。

さらに最上が何かを察知。

なんと火炎の牢獄が破られた様子。

すると次の瞬間。

ハンター全員に戦慄が走りました。

女王の部屋に入ってきた一匹のアリ。

「嘘だろ…これがモンスターたった一匹が持つ力だと…!?」

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99話

口を抑えて膝を崩す雫。

魔力の匂いにやられさらに、背筋が凍りそうな威圧感を感じています。

「あれはただのモンスターじゃない」

雫がそう表現するほどのアリ。

足音を聞くだけで”絶望”の文字が浮かび、躊躇している余裕などありませんでした。

しかしそのアリは町田の横を素通りし、女王アリのもとへ向かいます。

そして女王アリをバリバリと食べ始め突然、咆哮を上げました。

あまりの圧力に身動きが取れなくなるハンターたち。

するとアリは超スピードで雫の背後に移動し、左脇腹に拳を一発、

雫は口から血を吹き出し、凄まじい勢いで壁に打ち付けられます。

続いて攻撃を受けたのは町田。

盾を持った左腕を引きちぎられ、反撃しようと振り下ろした右腕さえも引きちぎられました。

魔獣化した白川、魔法を放とうとした最上でさえ瞬殺。

遠距離から弓矢で攻撃する黒須ですが、放った矢は簡単に受け止められます。

しかし次の瞬間。

何者かがアリに一撃お見舞いします。

両腕を失った町田でした。

「腕をへし折ろうと何しようと、私たちには美濃部くんがいる」

いつの間にか町田の両腕は復活していました。

ヒーラーの美濃部は隠密のように姿を消すことができる”偽装”で、アリから見つからないようにしています。

「俺がいるかぎりチームは負けない」

と美濃部は確信していました。

しかし…

町田はまたしても返り討ちに。

偽装で姿を隠していた美濃部も、アリに存在を感知されます。

大声で美濃部の名前を叫ぶ白川。

ただその声も虚しく、美濃部は腹部を腕で貫かれるのでした。

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100話

「逃げて」

アリの犠牲になった黒須は、必死に声を絞り出しそう言いました。

しかし次の瞬間、アリに頭部を噛み砕かれてしまいます、

絶望するハンターたち。

白川が我を失い飛びかかるものの首根っこを掴まれ、魔獣化が解除されます。

するとアリが声を出し言いました。

「白川さん、逃げて」

なんとアリは獲物を捕食するだけで力と知識まで奪うことができたのです。

「こっちは女王がやられた。お前たちの王は誰だ?」

と尋ねるアリ。

白川をはじめ雫や最上たちは、誰一人答えることができません。

しかしアリは外の方を向き、強者がいると呟きました。

白川を解放し、すぐさま外へ向かうアリ。

「リューのことか?」

と考える白川ですが、今はそんなことより脱出する方が優先。

ただ次の瞬間。

天井から大量のアリが襲いかかってくるのでした。

一方そのころ。

リューたちは移動中。

「チャーリーチームだけじゃなく、デルタチームとも連絡が取れないなんておかしい」

とマリーが呟くとリューは、電波のせいかもしれないと返答。

ブラボーチームに連絡を取ったところ、アルファチームとしか連絡が取れないとのこと。

リューは合流地点で待っててくれと伝え、移動を続けます。

するとリューのもとにDFN会長から通信が入りました。

場面は変わり中国金塊。

軍艦内では船員たちこんな話をしています。

  • リューは国家権力級の称号が欲しくて仕方ないのだろう
  • リューは実績がありながらS級ゲートをクリアしていない
  • 国家権力級のハンターはみなS級ゲートをクリアしている
  • ひょっとするとそれが目的のように見せかけているのかも
  • どうであれリューの実力ではクリアは不可能

ここで場面はリューたちのもとへ戻ります。

リューは死体を目の前にし、その事実を会長に報告。

単にコイツらが弱いだけだったと、冷たく言い放ちます。

また、日本チームが女王アリを前にして生き残る確率は0%とも。

この話を聞いた会長はいいぞと言います。

「DFNは全力を尽くしたが、日本チームが全滅したためやむなく撤収。リューの国家権力級への挑戦は無残にも砕かれた」と、マスコミが報道してくれるはずだと言いました。

DFNの目的は、日本のS級ハンターを全滅させること。

そして会長はリューに撤収を命じるのでした。

しかし次の瞬間。

巣から出てきた凶悪なアリがリューを蹴撃。

「お前が王か?」

「そうだ」

アリは魔力を全解放。

リューは凄まじさを感じつつ、前にも感じたことがあると振り返ります。

リューの頭の中には旬の顔が浮かびました。

しかし次の瞬間。

リューの赤い剣が真っ二つに切断され、リューの頭部が地面に転がり落ちるのでした。

そのころ日本チームは、洞窟内で大量のアリと戦っています。

最上が最大火力で応戦しているものの、これ以上火力を上げれば酸素まで燃え尽きてしまう状況。

全員が致命傷を負っており、ヒーラーの美濃部がもういない。

頼みの綱は最上の火力しかありません。

しかし最上ももう限界。

これまでか…

と白川が覚悟した次の瞬間、黒い影の兵士が現れアリを排除。

そして日本にいる旬が、影の兵士に交換を指示するのでした。

101話

影の兵士と入れ替わり、アリの前に立ちはだかる旬。

旬はまずアイアンに指示を出しました。

アイアンはスキル:挑発の雄叫びを使用し、アリの群れをおびき寄せます。

旬はアイテム;悪魔王の短剣を装備しアリの群れを一網打尽に。

そしてキバが日本のハンターたちを守ります。

「何が起きてるんだ?今、誰が戦ってるんだ?」

と疑問を投げる町田に対し白川は、もう大丈夫ですと一言。

アリの群れを倒していく旬、アイアン、イグリット。

さらにペースを上げるべく旬は、倒したアリから影を抽出。

影がアリを攻撃する、いわば共食いが繰り広げられる状況に、カメラマンは言葉を失い中継ができません。

本部から説明を求められても、どうすることができませんでした。

旬は日本のハンターたちのもとへ到着。

ポーションを渡そうとするものの、そういえば譲渡はできないんだ…と思い出しました。

そこで旬は説明はあとでするからと、ハンター1人1人に回復役を飲ませました。

瞬時に回復するハンターたち。

しかし重傷を負った雫だけはまだ、意識が戻りません。

「ここまでの重傷は俺の力では治せません」

と旬は話します。

オーラもどんどん弱くなっており、このままではマズい状況。

とはいえいつまでもここに滞在するのは危険。

ひとまず他のアリが集まってくる前に逃げようと提案しました。

しかし次の瞬間。

外に出ていた凶悪なアリが戻ってきました。

「外には王がいない。王ではなかった。ここにいるのか?」

ヤツが戻ってきた=リューがやられた。

その事実に驚く白川。

すると旬が立ち上がり、アリに近づいていきます。

雫のことは町田に任せて。

リューにつけた影の信号が途切れたのは、あいつのせいか。

心の中でそう確認した後、旬はアリと対峙するのでした。

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102話

鋭いオーラだと言うアリに対し旬は、やっぱ虫は虫だなと余裕そうな表情。

さかのぼること5分前。

中継では美濃部の訃報、アリの巣に残されているハンターたちが窮地に陥っていることが告げられ、視聴者は唖然とした表情になります。

馬渕や観月、騎士団ギルドなど旬がこれまで関わりをもったハンターたちも中継を視聴していました。

そんな中、アリの巣に1人のハンターが出現。

それが旬でした。

一方DFNハンター協会には、会長・ゲオのもとにリューの最期の通信が報告されています。

また、リューを殺したアリとは別に凄まじい魔力が観測されたとも。

ゲオは中継をつけろと部下に指示を出すのでした。

続いての場面は水篠家。

テレビが映らなくなったと困っている母親。

すると葵も部屋に来て、旬はどこに言ったの?と尋ねます。

「急にどこかに行った」

と母親は返答。

葵は何かに気付いたように大急ぎで部屋に戻り、スマホを見ました。

そしてスマホに映る中継を見て、顔を青くして驚きました・

ハンター協会会長・後藤も中継に映る旬の姿を見て驚いています。

場面は再び旬VSアリのシーン。

旬はモロにアリの打撃を喰らうものの、踏ん張って耐えました。

その後も立て続けに連打を喰らい、白川や最上は「アリを甘く見ていたようだ」と言います。

「弱い。やはり王ではない」

とアリも呟きました。

しかし次の瞬間、表情が急変。

白川と最上も目を見開きます。

なんと旬は何事もなかったかのようにその場に立っており、スキル”支配者の手”を発動。

アリをひざまずかせ、渾身の一撃を喰らわせます。

ものすごい勢いで吹き飛び壁に激突するアリ。

「本当に魔法系なのか?」

と町田は白川たちに尋ねました。

壁に衝突したアリはすぐさま立ち上がり、旬に向かって突っ込んできます。

「なかなか頑丈だ。煩わしい」

旬はそう呟き、再び右手に力を込めました。

そしてアリの両手振り下ろしを左手一本でガードし、右拳を一撃。

カウンターで左拳を顔面に受けるものの、お返しと言わんばかりに左拳を顔面に喰らわせます。

するとアリの殻にヒビが入りました。

「私が押されているだと?この人間いったい何者だ!?」

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103話

その後も激しい攻防を繰り広げる旬とアリ。

優勢なのは旬で、アリの固い身体にヒビを入れ、懐に飛び込みアゴに強烈な一撃をお見舞い。

その衝撃でアリは口から紫色の毒液を吐き出すものの、旬は咄嗟に回避。

しかし微量の毒液を浴びてしまいます。

この毒液は神経毒。

生命体が作り出せる最も致命的な毒の一つが、体内で魔力と混ざり合い高濃度化したもの。

旬は片膝をつき、身動きが取れなくなります。

「死ね」

旬に近付き右腕を振り下ろすアリ。

一方そのころ。

生き残っているDFNのハンターたちは合流地に到着。

カナはレイジから連絡をもらいルノーのもとを訪れたと報告します。

ルノーはガクガク震えながらアリとの戦いについて呟きました。

「あれは怪物だ。S級の俺たちじゃ太刀打ちできない」

カナはルノーの首根っこを掴み上げ、しっかりしなさいと一喝。

しかしそれでもルノーは怯えっぱなしで、カナは呆れ返ってしまうのでした。

場面は変わり旬VSアリのシーン。

旬はアリの腕を掴み攻撃をガード。

さらにアリを投げ飛ばします。

投げ飛ばされたアリは壁に衝突し、その間に旬の解毒が完了。

「感覚能力値が上がったからか、奴の感情が読み取れる。焦りが見える」

と、旬は冷静にアリを分析します。

ただ旬たち日本のハンターも同じ状況。

特に雫は瀕死なので、一刻も早く決着をつけなければなりません。

旬は今までよりもさらにギアを上げアリに攻撃を仕掛けます。

ただアリは羽根を羽ばたかせ空中に舞い上がり、戦略を練り直しました。

「毒も効かない、力比べは時間の無駄。それならばスピード勝負。身体を縮小させスピードに全てをかける」

ここからが本番だと決意を固めると、旬も短剣を手に持ち待ち構えます。

そしてアリが猛スピードで攻撃を放ちます。

が、旬は余裕そうに攻撃を回避し、カウンターの攻撃を連続でお見舞い。

力だけでなくスピードも旬の方が上手。

旬は攻撃の最中、アリの戦力を分析します。

「悪魔王と同等かそれ以上。あの時よりも俺は強くなっているし、あいつの殻は確実にダメージを食らっている」

勝てることを確信した旬は、アリの爪がボロボロになったスキを見計らい、スキル”急所突き”を発動。

しかしその瞬間。

急所突きが最終形態のスキル”乱刀”にグレードアップした、というウインドウが表示。

旬はすぐさま”乱刀”を発動し、アリに追撃。

アリは致命傷とまではいかないものの、旬との戦力差を痛感します。

ただ旬よりも勝っているものがあると言い叫び声をあげ、大量のアリを呼び寄せました。

空間を覆い尽くすほどの群れ。

数で圧倒するアリですが、旬は不敵に微笑み一言。

「行け」

旬も影の軍団を召喚し、アリの群れに対抗するのでした。

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104話

イグリットやハイオークなど、影の軍団はアリの群れに襲いかかります。

旬はさらにキバを召喚し、人間は狙わずアリだけ狙えと指示。

キバはコクっと頷きスキル”巨人の唄”、”火竜の唄”を使用。

凄まじい勢いで山をも貫きます。

影の軍団を見つめる黒須と町田は、あれは召喚というより魔王の降臨だ…と唖然とした表情。

一方群れを率いているアリは、今の状況に理解が追いつきません。

自分は誰よりも強く生まれたはずだ…王のはずだ…と。

しかし旬との圧倒的な戦力差を痛感し、逃走本能が働きます。

「生き残るために逃げなければ」

アリは吸収した美濃部の治癒スキルを使用し、そのまま逃走を図ります。

それに対し旬はスキル”支配者の手”を使用しアリを捕獲、そのまま地面に叩きつけました。

それでも逃げようとするアリ。

「逃がすか!」

旬はスキル”乱刀”を使用しアリを八つ裂きに。

見事アリを倒すことに成功し旬は、さらにレベルアップするのでした。

ただこれで終わりではありません。

雫の状況が刻一刻を争い、ヒーラーがいなければ回復させることができません。

すると旬はカメラマンに、今すぐカメラを止めろと指示。

そして影の軍団に、美濃部の遺体を見つけてくるよう声をかけました。

その後。

ハイオークがすぐに遺体を見つけてきて、旬は影の抽出を試みます。

「今の能力なら簡単に抽出できるはず」

と考える旬ですが、抽出は失敗続き。

どうやら人間の影を抽出することは好ましくないようで、影になることを拒んでいる様子。

しかし今はこの方法しかありません。

旬は三度「起きろ」と言います。

すると…

三度目の挑戦にしてついに、美濃部の影を抽出することに成功。

旬の能力に驚く白川。

「あなたの力の本質は、死んだ者を手足のように使うことだったのですか!?」

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105話

美濃部の影は雫に近付き、治癒スキルを使用。

何も指示していないのに行動する影を見て旬は、温かい人だったんですね、と呟きました。

「あれはもう剛ではありません…」

歯を食いしばり、そういう白川。

さらに白川は旬に対し言いました。

美濃部は戦うのが苦手だったから、あいつをまた戦場に立たせるなんてことはしてほしくない、と。

旬は素直に白川の願いを受け入れました。

そして雫の治癒が完了するとすぐ、抽出を解除。

美濃部の影は満足そうな笑みを浮かべ消滅していきます。

その後。

日本のハンターはヘリに乗り込みます。

しかし旬はまだやるべきことが残っているためここに残ると言いました。

アリのボスは倒したもののまだ、取り巻きが残っている状態。

こいつらを退治しなければ、ヘリの通り道がありません。

旬はカイセルを召喚し、次々と空中にいるアリを撃墜していきます。

一方そのころ。

DFNの軍艦ではルノーが怯えた様子で話しています。

リューがあいつにやられた時点でこのレイドは終わり、あんな怪物を倒せるハンターはいない、と。

しかしレイジは、レイドは終了し怪物も死んだと告げます。

信じられない報告に驚くルノー。

そんな時、軍艦の船員が報告に来ました。

「アリたちが四方八方に散らばっています!」

DFNのハンターたちはすぐさま戦闘態勢に入るのでした。

その頃、旬は順調にアリたちを撃墜中。

そしてインベントリの整理をしようとすると、悪魔王の長剣の存在に気づきました。

装備するのをすっかり忘れており、さっそく試しに使ってみる旬。

すると全体に激しい雷が発生。

ホコリをかぶらせておくのが勿体無い武器。

旬は悪魔王の長剣を使い、残りの卵を一網打尽にするのでした。

場面は変わり、ハンター管理局。

管理局長デイビッド・ブレナンは、旬がアリのボスを倒す動画を見ています。

副局長マイケル・コナーは、数百もの味方を召喚するハンターなど聞いたことがないと一言。

また数ヶ月前に起きたハンター管理局爆発事件、別名”ミズシノ事件”

事件の犯人と旬が親子だと分かった、とマイケルはデイビッドに報告。

そしてデイビッドは、他の国が旬の存在を知らないうちに、自国へ引き込もうと画策するのでした。

場面は再び旬のもとへ。

旬はレベルが100に到達。

さらにアリのボスの抽出を試みます。

抽出中、真っ暗な闇に包まれたものの、すぐに元の世界に戻ってきました。

「失敗したのかと思っただろ」

旬はアリの影を抽出することに成功。

将軍級の地位を持つ影です。

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106話

続けて女王の影を抽出しようとする旬。

するとアリの影が、私にも名をとお願いしてきます。

「なぜ喋れる?アイアンや美濃部、キバだって喋ることはなかった。等級が関係しているのか?」

と旬は考えました。

そして続けてアリに対し、お前を殺した相手なのに従えるのか?と尋ねます。

「私は殺されたのではなく、王の力によって生まれ変わった」

とアリは返答。

絶対的な忠誠心を持っており、永遠にお仕えするとも言います。

その言葉を聞いた旬は、アリの名前を考えます。

”蟻”という作品で有名な小説家が浮かび、名前が決まりました。

「ベル」

ベルの名前を付けた後は女王アリの影を抽出。

女王アリもベルと同じく将軍級でしたが影を抽出した途端、アリたちの忠誠心が弱くなるのを感じました。

このことをベルに尋ねると、アリの社会では女王が頂点で、旬より女王を優先するとのこと。

魔力の大半を繁殖に費やし兵士には不向きなことも発覚し、旬は女王アリの抽出を解除しました。

ただこの時点でまだ、残っている問題があります。

それがアリの兵士たち。

この数の兵士で全滅させられるだろうか?と旬は考えます。

そんな旬にベルは言いました。

「敵は統率者を失い困難に直面しています。団結力がなくなり、あちこちに散らばりました」

と。

残りのアリは4000匹ほど。

旬はベルに1人で全滅させられるか?と聞くとベルは、ご下命いただけましたらと言うのでした。

その頃。

海上では軍艦に乗船しているハンターたちが、アリと戦っていました。

ついに本土目前まで迫っており、観月や馬渕たちが迎え撃とうとしています。

「私たちに倒せるのでしょうか…」

と観月が不安を吐露した瞬間、目に映らぬスピードで次々とアリが倒されていきます。

倒しているのはベルでした。

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107話

本土に上陸したアリとの戦いは2日間続きました。

その間にアリたちは中国の領海にも姿を見せました。

軍艦に迫ってくる無数のアリ。

しかしリウ・ヂーガンがたった1人でアリを殲滅。

「このような雑魚じゃなく水篠という男と戦ったアリが生きていれば」

と呟くのでした。

一方アメリカでは。

旬がアリを倒した時の映像をチェックしているトーマス・アンドレ。

トーマスはスカベンジャーギルドのマスターで、右京将人と旬が戦うことになれば、自らも参戦する意志を表明します。

「将人はスカベンジャーの財産。俺の財産を狙う者を絶対に許さない。たとえそれがアメリカ政府であっても」

と…。

そして迎えた架南島レイド3日目の夜。

自衛隊と関西の代表ギルド”騎士団”が魔法石の回収と、万が一の事態に備えに上陸。

騎士団が架南島を進んでいると、1人の男が洞窟から出てきました。

筋骨隆々で獣の革をまとった男。

騎士団のマスター・坂東が何者かと尋ねると彼は、モンスターの言葉を話しました。

さらに男の背後から現れた老人が指をパチンと鳴らすと、騎士団のハンターは全員意識を失ってしまいます。

「確認できたか?」

「あいつの力に間違いない」

と話す男と老人。

あの者が人間を助けるとは妙な話、あいつの奇行は今にはじまったことではないとも言います。

さらに老人は言いました。

「狩りは予定通り開始する。変更事項はない」

老人は手から青い光を放つと、その中へ入っていきます。

男も赤い光を放ち、その中へ入っていくのでした。

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108話

大勢の記者に囲まれ、フラッシュを浴びる旬。

架南島レイドを終えて帰国した旬は、戦死者の葬儀に出ています。

テレビ中継があったため、世間の話題は架南島レイドに集中。

旬を称える声が多い一方、批判の声も聞かれました。

再覚醒後にS級判定をもらい、初めて旬が参加したのは架南島レイド。

国内のS級ハンターが苦戦するアリの討伐を、旬は1人で終わらせてしまいます。

ただ、初めは参加を拒否し、日本に残っていた旬。

旬が最初から参加の意を示していれば、戦死者はもっと少なかったのではないか。

批判的な見方の大半は、そんな意見でした。

祭壇へ向かい、戦死したS級ヒーラー・美濃部ハンターの遺影に花を備える旬。

帰ろうとする旬と擦れ違った白川大虎は、話しを始めます。

どんな英雄でも、1人では戦争を終わらせることはできない。

そう感じていた大虎ですが、今回で考えが変わったと言いました。

批判はあろうとも、悲劇に終止符を打ったのは間違いなく水篠旬である。

涙を流しながら、大虎はお礼を述べます。

そんな旬を見つめ、顔を赤くするのは向坂雫ハンター。

雫の視線に気がつき、旬は不思議そうな表情を浮かべました。

葬儀が終わり、完全に終結した架南島レイド。

結末は死傷者96名。

4度目にして始めてクリアした架南島レイドは、最も被害が少ない結果に終わっていたのです。

その後、旬はハンター協会の後藤清臣会長と話しを始めます。

自身のギルドを作ると宣言していた旬に、手続きの説明をする後藤。

S級ハンターの待遇は厚く、大きな手続きは必要ない。

そう説明した後藤は、話題を架南島のその後に移しました。

架南島を出る際、結界を張ったかと尋ねる後藤。

旬に結界を張った記憶などありません。

そこで、後藤は架南島で起きた事件を話します。

アリの始末と、魔法石の回収部隊を派遣したハンター協会。

その部隊の隊員が気を失い、記憶をなくすという事件が起きていたのです。

旬が結界を張っており、その影響かと考えた後藤。

話しを聞いた旬は、アリが何かの罠を張っていた可能性があると考えるのでした。

後藤との話しを終え、帰路につく旬。

車に向かった旬に、何者かが話しかけてきます。

現れたのはアメリカのハンター管理局に務める男、アダム・ホワイトでした。

アダムは架南島レイドの前に旬を訪ねましたが、接触できず。

そこで、再度日本に訪れていたのです。

世間の注目を集める旬に対し、ハンター管理局の副局長が話したいと言っている。

アダムはそう知らせます。

情報を渡すというアダムですが、旬はその言葉を信用せず、その場から離れようとしました。

しかし、ある言葉を聞いて足を止めます。

アダムが話したのは、〝アップグレーダー〟。

覚醒者の力をアップさせる、覚醒者の存在。

興味を抱いた旬は、副局長に会うことにしました。

ホテルの一室に招かれた旬を待っていたのは、副局長のマイケル・コナー。

旬を迎えたマイケルは、早速本題に入ります。

彼の頼みはアメリカ人になること?

書類にサインするだけで、アメリカ人になれると話すマイケル。

つまり、旬をアメリカにスカウトしたいということです。

一方、そんな要求には興味ない旬。

今度はアップグレーダーについて、質問を返します。

旬の言葉を聞き、マイケルはある人物を部屋に呼びました。

セルナ夫人と呼ばれたその人物こそ、アップグレードの能力を持つ覚醒者!?

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109話

覚醒者の能力を限界値以上に引き上げるという世界でたった一人の能力を持つノーマ・セルナ夫人に旬は出会います。

他の覚醒者とは明らかに雰囲気が違う彼女、旬は夫人に自分の能力を説明するように言われます。

まだ信用されていない事を悟った夫人は自分の能力について説明します。

覚醒者には限界があり再覚醒をしないと永遠にランクを変えることが出来ない、自分は3段階にわたってその限界を超えさせることが出来ると話します。

また一度能力を使うと長期間休まなければならなく、年に3~4名が限界だと言います。

ハンター局は情報が漏れないように彼女を守り、報酬を支払う代わりにハンター局が指名した人物の能力を上げてくれるのです。

ハンター局の副局長は夫人の能力は我々からハンターへの贈り物だと話し、アメリカのハンターになれば最優先で恩恵を受けることが出来ると説明します。

今回はサービスで受けさせてくれると続けます。

一度この再覚醒を体験すれば必ず病みつきになると考える副局長、そして夫人は旬の手を取り自分の目を見るように指示します。

夫人が旬の意識の中へと入り込むとそこは何もない闇の空間がただ広がっています。

闇の奥から青く目を光らせた何かが迫ってくると夫人は思わず悲鳴を上げてしまいます。

周りの警備は慌てて銃口を旬へと向けますが、副局長がすぐに降ろさせ旬へと謝罪します。

なにが起きたのか分からず呆然とする旬、夫人はあまりの恐怖で声が出ない様子です。

旬がその場から立ち去ると夫人はゆっくりと話し始めます。

彼はとてつもない力を秘めた王の器だと語ります。

副局長がそれは国家権力級なのかと尋ねると、このような経験をしたのは初めてだと話します。

彼をのぞき込んだつもりが彼も私をのぞき込んできたと話し、彼には限界値がないと呟きます。

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110話

ハンター協会の会議室で一人考え込んでいる後藤会長。

美濃部ハンターを失ったことに心を痛めていますが、それと同時に今後さらなる試練が訪れれば被害は更に大きくなると考えます。

するとそこへ一本の電話が掛かってきます。

B級ゲートが現れたとの報告で一般の攻撃隊では歯が立たないので大型ギルトを派遣しようと考えますが近く水篠ハンターのオフィスがあることを思い出します。

マダムとの面会を終えた旬、とても渋滞しており困惑しています。

そこへ後藤会長から電話が掛かってきます。

旬が電話に出るとB級ゲートに対応してくれないと言われます。

攻撃許可証がないと旬が話すと、私がその会長だから問題ないと言います。

突然現れたゲートに街は動揺しています。

旬がゲートへと近づくと若いハンター協会員に止められますが、それが旬だと気づくと周りは驚きます。

そでも引き止めようとする協会員に後藤に電話を掛け変わる旬、会長に説得された協会員、そして旬は一人でゲートへと向かいます。

すると旬が入った途端にB級からレッドへと変化してしまいます。

ダンジョンに入った旬はレッドゲートに変わったことに気づきます。

ふと家で待つ母親との思いでを振り返る旬、父さんのように多くの人を救えるとハンターになることを賛成してくれた母親に感謝します。

先住民のようなモンスターが次々と現れます。

影を召喚し戦闘の準備を整える旬はこの程度なら一日もあれば終わると考えます。

旬が思いでを振りかているうちに影たちは次々に敵を蹴散らしていきます。

ハンターの敵はただ狩られるだけではない、いつ自分が狩られる側になるか分かりません。

一流のハンターほど用心深く、獲物がたとえ何百匹になろうとも狩りを辞めてはいけません。

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111話

君は一体…と問いかける1人のハンター。

青肌の人物は、また違ったか、どこに隠れている光の欠片よ…と呟きます。

するとゲートからヨグムントという人物が出現。

ヨグムントは青肌の人物に、東の小さな地には影の君主がいる、そこには君が行くことになっていたはずでは?と尋ねます。

そしてヨグムントは、もう少し南の地に支配者たちがレギアを放つつもりのようだから、そこに向かうと報告。

「あの地にあるのは”最も輝かしい光の破片”であることがわかった」

と言い残し、その場を去ろうとするのですが…

2人が話しているところへ、凄まじいオーラを放つ1人のハンターらしき男性がやってきました。

どうやら罠だった、あの人間が破片の力を持っているはずがない、という青肌の人物。

「また我々の邪魔をするのか。追えるものなら追ってみろ」

と、2人はゲートを通って移動しようとします。

すると男性は武器を取り出し、2人の妨害を試みました。

一方そのころ。

レッドゲートに潜った旬は、ボスの前までたどり着いています。

お前もここまでだと叫び、部下を呼び寄せるボスですが、すでに旬が殲滅。

そして旬は影の兵士を召喚し、ボスとその取り巻きを一蹴。

その後。

旬はインベントリから”呪われたランダムボックスから出てきた鍵”を取り出します。

架南島でレベルが100に達したので、鍵の情報を一部見られるようになっていました。

鍵の正体は、”カルテノン神殿の鍵”

忘れた暮も忘れられ何、二重ダンジョン。

すべてがはじまったあの場所。

「あの時とは違う。そこで待ってろ」

と旬は決意を固めるのでした。

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112話

旬に対するアンチや荒らしに対する訴状の作成に追われえる諸菱賢太、そこへボロボロの服装で旬が帰ってきました。

ゲートを攻略してきた旬、ギルドを設立する為にはお金が必要だろと大量の上級魔石を置いていきます。

大喜びする賢太はこれなら従業員の給料に困らないと言います。

ギルドを設立する為には社長、副社長、従業員の最低3名が必要でした。

ただの人数合わせで人を集めるのではなく誠実な人が良いと話す旬、もう一つ早急に解決しなければなんない問題があります。

それはギルド名です。

2人で色々と案を出しますが中々いい名前が浮かびません。

そこへ事務所のドアがノックされます。

賢太が出るとそこには向坂雫が立っていました。

何か用があるのかと尋ねる旬、雫はギルドに入るつもりです。

後藤会長が命令されたのか最上ハンターに追い出されたのか、なぜ自分たちのソロプレイギルドに入りたいのかと尋ねる旬。

ソロプレイギルドと言う名前に驚く雫、そして賢太はいつの間にかソロプレイギルドになっていたことに驚きます。

平然を装っているが呼吸が乱れ心拍数も上がっていることに気づく旬はなぜここまでするのか理解できません。

向坂ハンターは覚醒して2年なのでハンタースと契約期間が残っていることを旬は指摘します。

違約金なら用意できていると話す雫、違約金を払ってまでと旬は驚きます。

本当のことを面と向かって言いずらい雫はただ顔を赤くします。

自分に気があることに全く気付かない旬は雫の考えが全く読めずにいます。

そして旬はギルドに加入する為には加入テストがあると突然言い出します。

どのようなテストなのかと真剣な表情を浮かべる雫、すると旬は最強の召喚獣と戦ってもらうと言います。

雫は余裕の表情で良いですよと答えます。

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113話

採用試験を今から、協会のトレーニングセンターで行うと、旬は言い出しました。

トレーニングセンターまで少し距離があります。

そこで旬は、雫を抱きかかえて影交換で移動します。

まんざらでもない雫は、顔を真っ赤にさせます。

旬と雫は無事に、トレーニングセンターへ到着しました。

旬の予想通り影交換で、自分以外の者も一緒に移動することが出来ました。

3時間という制約がありますが、自分でゲートを作り出すことが出来ると確信します。

武器を忘れてしまった雫、トレーニングセンターの武器を借りることにします。

使い慣れていない武器だが、それでいいのかと尋ねる旬。

武器は何でもいいと、雫は答えます。

そんな彼女を見た旬は、剣術に長けたイグリットを召喚します。

そろそろ始めようかと話しかけると、雫は魔力を解放させ剣を構えています。

旬はイグリットに、雷をまとったバランの長剣を渡します。

いよいよ勝負が始まります。

先にイグリットが剣を振るいました。

すると激しい雷と嵐が発生し、床が剥がれます。

雫は冷静にその攻撃を躱し、反撃を試みます。

協会で仕事中の後藤会長、誰も使っていないはずのトレーニングセンターに、明かりがついていることに気が付きます。

監視カメラの映像で、トレーニングセンターの様子を伺います。

そこには影交換の移動で、寄り添っている旬と雫が映っていました。

その様子を見た後藤会長は勘違いをして、トレーニングセンターの監視カメラをオフにするように言います。

実際は激しい戦いを繰り広げていますが、2人は若いからだと納得します。

見事にイグリットを倒した雫、本当にイグリットが一番強いのかと尋ねます。

強気で本当に一番強い召喚獣を呼んで下さいと言う雫。

旬は怪我するかもしれませんよ、と忠告しながらベルを呼び出します。

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114話

旬の作るギルドに入りたいと、入団テストを受ける向坂。

簡単にイグリットを倒した向坂は、ベルと戦いたいと言い始めます。

1度、架南島でベルに圧倒されたにもかかわらず、再戦を申し出ました。

その意志を受けて、ベルの影を召喚する旬。

向坂に向かって、最終確認をします。

本当に戦うのか?

その問いかけをした旬は、脳内でこの戦いの結果を考えていました。

影の兵士になり、実物より弱くなったベル。

それでも、ベルはハンターを消すために生まれた殺人兵器なのです。

冷静に考えて、ベルが本気を出せば向坂に勝ち目はありません。

一方、召喚されたベルは旬に指示を仰ぎます。

旬は向坂に怪我をさせないように倒せと命令しました。

命令を受け、戦闘態勢に入るベル。

叫び声を上げただけで、施設内の照明が吹き飛んでしまいます。

そんなベルの威圧感を受け、動揺してしまう向坂。

戦闘態勢に入ったベルが爪を立てていることに気付いた旬は、怪我をさせないように爪は使うなと命令しました。

旬の言葉を受け、爪を収めるベル。

その瞬間、向坂は隙が出来たと感じます。

隙を突いて、攻撃を仕掛ける。

向坂が動こうとした瞬間ベルは、既に向坂の背後にいました。

何とか反応し、ベルに攻撃を仕掛ける向坂。

そんな向坂の攻撃を簡単に受け止めたベルは、旬の命令を実行し始めます。

敵を負傷させずに倒すには圧倒的な戦力差で戦意を喪失させる。

ベルは向坂の攻撃を全て躱して見せ、手を出さずに威圧したのです。

叫び声だけで、吹き飛ばされてしまった向坂。

旬はその様子を見て、勝負が決まったと感じました。

しかし諦めない向坂。

弱者が強者に立ち向かってくるという経験を始めて味わったベルは、困惑しています。

強者に対抗しようとする弱者の存在など、許すわけにはいかない。

そう感じ、動き始めたベル。

そんなベルの心中を察する旬は、心配し始めていました。

敵を殺せと、本能的に刷り込まれているベル。

今はその本能を押し殺していますが、いつ限界に達するか分からないのです。

その予想通り思わず爪を立て、ベルは向坂への攻撃を始めました。

その攻撃を何とか躱し、スキル〝剣舞〟を発動する向坂。

しかし、訓練用の剣は、ベルの爪で砕かれてしまいます。

武器がなくなり絶体絶命か!?

そう思われましたが、最後の武器を隠していた向坂。

スキル〝光の剣〟。

向坂の魔力では1度しか使えない大技。

自身の魔力を剣に宿し、ベルの身体に突き刺しました。

向坂の攻撃がベルに入った瞬間、まずいと動き出す旬。

攻撃を受けたベルの本能は限界を迎え向坂を殺すと決断をしたのです。

砂ぼこりが舞い。

ベルと向坂の間に立っていたのは旬。

ベルの攻撃を受け止め、向坂を助けていました。

王の命令に逆らってしまったと、謝り始めるベル。

そんなベルを他所に、旬はギルドへ加入したい理由を再度尋ねます。

入団を希望した本当の理由を尋ねる旬ですが、黙り込んでしまう向坂。

困ってしまった旬はまさか、自分に気があるのかと尋ねました。

その言葉を受け、キョトンとした表情に変わる向坂。

向坂の反応に、旬は自分の言葉が間違っていたと感じます。

しかしみるみる顔を赤くした向坂は、こう答えたのです。

そうみたいです。

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115話

アメリカハンター管理局では、局長のブレナンに副局長マイケル・コナーとノーマ・セルナ夫人が謝罪をしていました。

謝罪をしてもらう為に呼んだわけではないと、ブレナンは言います。

水篠旬ハンターは王の一人であると、2人は報告します。

報告に驚くブレナン、国家権力級に匹敵するほどの力を持つのかと尋ねます。

夫人は能力により覚醒者が繋がる、あちらの世界を確認出来ると話します。

水篠旬はこれまで見てきたどの覚醒者にも当てはまらない、彼は闇そのものだったと怯えながら説明します。

闇と聞いたブレナン、彼は悪人なのかと聞きます。

善悪ではなく、力の根源が闇だと答え、彼には限界が無いと話します。

ブレナンは夫人を労い、マイケルと24階へ向かいます。

水篠旬をどうにかして、こちらに引き込まなければとブレナンは思います。

話はアメリカに出現したS級ゲートの話になります。

最悪のダンジョンブレイクと呼ばれ、アメリカ西部を吹き飛ばしてしまった。

全世界から最上級のハンターを集めたが、生き残ったのは5人のみです。

その五人に国家と同等の資格を与えたことが、国家権力の始まりでした。

その頃、旬は鏡で自分の体を確認していました。

再覚醒により体つきが変化したのを目視しています。

リビングにいる葵に、男として魅力があるか尋ねます。

めんどくさそうに返事をする葵、どこでそんな自信を得たのかと言います。

旬は新しいギルド名を、ソロプレイギルドにしようと考えていることを伝えます。

黒い兵士を召喚しているから、ソロではないと指摘されます。

その頃、旬んに告白したような感じになってしまった雫。

あまりの恥ずかしさに、のたうち回ります。

美濃部ハンターに命を救われていた雫。

その際に旬に自分の持つ力に気を付けて下さいと、伝えるように言われていました。

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116話

そこは、騎士団ギルドの事務所。

ギルドマスターの板東は、部下からあるゲートの相談を受けています。

その内容は、昨日見つかったゲートへの進入許可が出せない。

測定の結果、ゲートのランクが高かったと言うのです。

話を聞いた板東は、S級ゲートかと聞き返しました。

そのゲートはS級とまで行きませんが、A級の最大値が出たと話す部下。

日本の五大ギルドの一角を担う騎士団ギルドですが、団員にS級ハンターはいません。

A級の最大値が出た場合、騎士団ギルドでは死人が出る可能性が高いのです。

ただ、世間の評価は厳しい。

一般人はA級ゲートの中でランク分けがあることを知らないため、騎士団ギルドは信用を失う可能性があります。

自分達が管轄する地域に出たゲートを、他のギルドに攻略される。

これは、板東にとって許せない事でした。

そんな会話を聞き、ある提案をする桐嶋。

他のギルドとの、連合案を持ちかけます。

しかし、これにも反対の板東。

それをすると、騎士団ギルドの力がないと思われてしまう。

そう考えている板東に、桐嶋はさらなる提案をしました。

ギルドではなく、個人に依頼すれば問題ない。

A級の再上位ランクの戦力となり、個人依頼を引き受けてくれそうな人物。

それは、旬以外には考えられません。

暫く考え込んだ板東は直接旬に依頼しようと、東京に向かう準備を始めるのでした。

その頃、話題の旬は事務所で諸星と会っています。

ギルドの名前を、妹が考えた〝我進ギルド〟にしようと提案する旬。

以前の〝ソロプレイギルド〟よりはましだと、諸星は大賛成しました。

これでギルド名が決定。

残る課題は、後1人メンバーを集める事です。

その話題になると、諸星は入団を志願していた向坂について尋ねました。

質問に対し、向坂は却下だと話す旬。

求めているイメージとは異なると言うのです。

旬が求めているのは、ハンターの資格を持っていてギルド活動に興味がなく、信用できる人間。

話を聞いた諸星が考え込んでいると、誰かが事務所に尋ねてきました。

扉を開けた旬の前にいたのは、騎士団ギルドの板東。

大阪に出現したA級ゲートの件で、協力依頼をしに来たのです。

板東の話を聞き、大阪に帰った観月のことを思い出す旬。

尚も話を続ける板東は、報酬の話を始めました。

普通なら10%の契約が多い中で、今回は20%の報酬を渡す。
しかし、旬は半々だと提案します。

更に、自分を1つのギルドとして扱うよう提案する旬。

押された板東は、ボス級のモンスターを全て任せる条件で合意します。

決行は明日だと話す板東は、今から一緒に大阪に向かってほしいと話しました。

ただ、予定があるとその申し出を断った旬。

すぐに移動する為。板東の影に影の兵士を仕込みます。

その時、旬の携帯に着信が。

知らない番号でしたが、電話の相手はお母さん。

お母さんと話をする旬は、今日の夜に食事の約束をするのでした。

そして、翌日。

大阪にあるA級ゲートの前に、騎士団ギルドのハンターが集まっています。

決行5分前になっても、姿を現さない旬。

未だに東京にいる旬ですが、そろそろ向かおうと影の交換を発動しました。

ハンターたちが動きを見せている頃。

ある高校で、3人の生徒が廊下を歩いています。

美術室にある石膏像を取ってくるよう、先生に命じられた生徒たち。

文句を言いながら美術室に入ると、そこにはゲートが出現しているのです!!

生徒たちは驚きますが、1人の生徒は平気でゲートに近寄りました。

1週間がたてばダンジョンブレイクの可能性がありますが、出現したばかりのゲートに害はないのです。

しかし、最近美術室は埃が溜まるほど誰も入っていない状態。

そのゲートが、いつ出現したモノか分かりませんでいた。

近寄って行く生徒を見て、心配し始めた2人の生徒。

次の瞬間ゲートから巨大な腕が現れ、1人の生徒の頭を掴みます!!

叫び声を上げモンスターに頭を潰される生徒。

さらに、そのモンスターはゲートから出てきたのです。

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117話

生まれつきの狩人であるオーク。

知能は人間に劣っていても、狩猟関する能力は人間を遥かに遼河しています。

男子生徒らを惨殺したオークたち。

一週間もの間、暗闇に身を潜めていたハンターたち。

この付近に沢山の獲物がいると事を感じています。

いくつもの改装に別れた、城塞のような造りになっていると気づいたオーク。

建物にいる人間を全て殺した後、ここを要塞として本格的な狩りを始めると言い出します。

すると、授業を受ける生徒たちに向かって斧でおそいかかるのでした。

その頃、旬たちは巨大なゲートの目の間にいます。

その他にも、採掘チーム、回収チーム、攻撃隊はA級13名B級20名など多くのメンバーが集められています。

旬のことが気になる周りの兵士たち。

どうやって召喚をするのか、気になって仕方ない様子です。

今回のレイドのリーダーは坂東で、旬は後衛を務めます。

リーダーは水篠ハンターが良いと、他のギルド員たちは不満そうです。

すると、あるメンバーが自分たちは弱いから、水篠ハンターに守ってもらわなければと言い出します。

坂東リーダーは呆れています。

いよいよ出発時間となると、ハンター協会へ一本の電話が入ります。

学校でダンジョンブレイクが発生した。

トイレに隠れた女子生徒からの通報です。

目の前で次々と友達が殺されていく現状に怯えています。

落ち着かせながら、どのようなモンスターがいるのか聞き出すオペレーター。

電話の内容からオークであることを、オペレーターは確信します。

そこから逃げるように指示をしますが、電話の向こうで殺されてしまいました。

校内に残った生徒たちを、全て殺そうと考えるオークたち。

その残った生徒には葵とりんが含まれていました。

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118話

旬の妹、葵の通う高校で起きたダンジョンブレイク。

今、葵は窮地に立たされています。

隠れていた教室に現れたのは、数体のオーク。

そんなオークに立ち向かおうとしているのは、E級の覚醒者である朝比奈です。

しかし、葵は必死に朝比奈を止めていました。

一方、教室の中に魔力の気配を感じるオーク。

朝比奈を見つめ、1体のオークがあの女かと問います。

問われたオークは、朝比奈ではないと答えました。

この教室で、最も大きな魔力を放っているのは葵!?

葵に狙いを定めたオークは、容赦なく斧を振り上げたのです。

恐怖のあまり、目を閉じた葵ですが突然、現れたのは旬の影

影の兵士は攻撃を受け止め、軽々とオークを倒してしまいました。

その頃、大阪では。

ダンジョンに入り、ツインヘッドオーガと戦う騎士団ギルドの団員たち。

マスターの板東に続き、A級隊員がモンスターを討伐します。

6人がかりでツインヘッドオーガを倒したものの、焦っている板東。

理由は、ツインヘッドオーガの別名にありました。

このモンスターの別名は墓守。

入口に墓守と呼ばれるモンスターがいるということは、ダンジョン内にアンデッドがいるということです。

そんな話をしていると、奥から現れたのは大量のアンデッド。

戦闘前は強気だった団員の譲も、敵の数に戸惑っています。

ただアンデッドたちは、オロオロと周囲を彷徨い始めました。

団員たちを見て、恐怖に後ずさりをしているよう。

その最後尾に立っている旬は、その様子を見て残念に感じています。

S級よりのA級と聞いて期待したが、モンスターのレベルは肩透かし。

しかし次の瞬間、旬は寒気を感じました。

突然、この場を離れると言い始める旬。

その言葉を聞き、板東は慌てています。

自分が去る代わりに。

そう言って、旬は最強の影を置いて行くことを約束しました。

架南島最強の蟻、ベルを召喚する旬。

さらに、護衛蟻を数体召喚。

旬はベルに対し、人間を守れと命令するのでした。

勝手に話を進める旬を見て、待ってくれと声をかけるのは板東と桐嶋。

しかし、旬は聞く耳を持ちません。

それならば、騎士団ギルドだけで戦うのか?

そう話す旬の圧に押され、板東は要求を受け入れてしまうのでした。

一刻も早く動かなければと、スキル・影の交換を確認する旬。

このスキルが回復するまで、1時間42分もの時間があります。

葵につけておいた影から、伝わってくるのは危険なシグナル。

自力で向かうしかないと、旬は走り始めました。

出口に近づくと、現れたのは大量のアンデッド。

ただ影の君主である旬を恐れてか、アンデッドたちは道を開けて行きます。

ゲートを目の前にし、カイセルを召喚!

外に飛び出ると、最速で葵のところに向かうよう指示します。

さらに旬が使ったのは、スキル・君主の領域。

使用者が影に乗って戦う際、影の兵士の能力値を50%高めるスキルです。

このスキルを利用した旬は、全速力で葵の下を目指すのでした。

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119話

大阪にのゲートから飛び出た旬。

妹である葵の危機を感じ、カイセルに乗って全速力で東京を目指します。

一方、葵のいる学校では。

旬が忍ばせた影の兵士が、オークを倒していました。

一瞬で4体のオークを倒し、生徒たちを守った影の兵士。

葵は旬が来てくれたと思い、助けを求めます。

しかし、動こうとする葵を影の兵士が制しました。

その理由は、新たな敵の登場。

ダンジョンブレイクが起きた学校では、完全にゲートが開き切ったのです。

外の世界に出てきたのは、ダンジョンボス。

オークの部族長を務める、グロクタール!!

報告に来た部下は、グロクタールに向かって敵の存在を話しました。

3体のハイオークが、人間を守っている。

それは、旬の影の兵士になったハイオークです。

報告を聞いて、怒りを感じるグロクタール。

殺戮の時間を始めると、呟きました。

その頃、大阪のダンジョン内では。

蟻たちが、ダンジョンのモンスターを倒しています。

旬の影が戦うのを見て、動揺するのは騎士団ギルドの団員たち。

マスターの板東は、未だにどうするか考えていました。

外にはマスコミが待っており、中断するわけにはいかない。

板東は、蟻たちと共闘することを決めます。

その瞬間何かを持って現れたのはベル。

ベルは一瞬で、デスナイトの首を取ってきていました!!

ハイレベルなモンスターを簡単に倒すベルを見て、ついて行くことを決める団員たち。

マスターの板東を置いて、先に進んで行きます。

動き始めた大阪のダンジョンに対して、危機的状況にあるのは葵の通う学校。

部族長のグロクタールによって、影の兵士が押されているのです。

影の兵士3体を、グロクタールは圧倒!!

楽しませろと叫ぶほどの余裕を見せていました。

しかし影の兵士は、旬の魔力によって復活します。

その様子を見て、どこかに術士がいることに気が付くグロクタール。

目をつけられたのは、影の兵士が守る葵でした。

葵を殺そうするグロクタールに続き、影の兵士を一斉に攻撃するオークたち。

再生中に動けない影の兵士を無力化し、グロクタールは真っすぐ葵に向かって行きます。

葵の顔面を掴み、持ち上げるグロクタール。

そのまま握りつぶそうとした瞬間。

彼は異様な気配を感じ、身体を振るわせ始めました。

手に力が入らなくなり、葵を落としてしまうグロクタール。

恐怖のあまり、その場でブルブルと震えています。

すかさず、グロクタールは仲間に逃げるよう指示を出しました。

それと同時に、教室内には土煙が!!?

咳込む葵の頭を撫で、現れた旬は大丈夫だと呟きます。

そんな旬を見て、立ち尽くすグロクタール。

自身の名を名乗ろうとしますがそれを旬が制しました。

黙ってそこで待っていろ。

旬は怒りの表情で、グロクタールを睨みつけたのです。

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120話

助けが遅くなってしまったことを謝る旬、葵は旬に泣きつきます。

イグリットを召喚すると葵を預けます。

そして黒い兵士を使って、生き残った生徒たちを避難させます。

不死の戦士たちはお前の兵士なのか、なぜ言葉が分かるのかと尋ねるグロクタール。

しかし怒りの頂点に達している旬は答える気などありません。

グロクタールの命令で旬に襲いかかるオークたち、旬は瞬殺してしまいます。

そしてグロクタールの顔を支配者の手で掴み上げます。

そのまま壁に叩きつける旬、なぜ人を殺すことに執着するのか尋ねます。

頭の中で人間を殺せと聞こえてくると話すグロクタール、必死に命乞いをします。

旬は手に武器を召喚すると、許してやるがその過程が楽だと思うなと殺気を放ちます。

その頃騎士のゲートでは、高級な魔法石が取れる吸血鬼、しかし蟻が食べてしまいます。

それを阻止する為に桐嶋は吸血鬼の死体を運びますが、蟻に襲われケガをしてしまいます。

ベルは桐嶋のケガを治します。

そうしてボスの部屋へと到着すると、アークリッチとデスナイト10体が現れました。

アークリッチと言えば、中国の大型ギルトを全滅させる程強力なモンスターです。

リウ・ヂーガンのおかげで何とか凌ぎましたが、普通の攻撃で倒せる相手ではありません。

更に広報からはデスナイトが復活してこちらへ向かっています。

楯を発動させて後方からの攻撃を防ぐ桐嶋。

しかしそう長くはもちそうにありません。

水篠ハンターなしでは厳しかったかと感じる坂東。

するとベルは雄たけびを上げながらアークリッチの元へと向かいます。

ベルを見たアークリッチはなぜ我々に敵対するのかと驚きます。

我らは王に選ばれたが、貴様らは選ばれなかったと答えるベル。

そしてアークリッチは一瞬にしてベルに倒されてしまいます。

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121話

ダンジョンボスであるアークリッチに襲い掛かり、一撃で倒してしまうベル。

騎士団ギルドの団員たちは、その姿に唖然としています。

ギルドマスターの板東が驚いていると、1人の団員が話しかけてきました。

団員が持ち掛けてきたのは、旬と騎士団ギルドの吸収合併。

旬なら、複数のダンジョンを1人でクリアしてしまうと考えたのです。

その事に気が付いた板東は、吸収合併ではなく提携を持ち掛けると話しました。

旬を相手に、上から話をすることはできない。

ただ、吸収合併という話は冗談だった団員。

1人で圧倒的な戦力を誇る旬に、騎士団ギルドはメリットが一切ありません。

そんな団員の意見を否定し、法律の話をする板東。

流石の旬でも、法律には逆らえない。

ゲート侵入の最低人数の条件を知っていた板東は、旬との提携によって最低人数の確保を持ち掛るつもりでした。

一方、ダンジョンブレイクが起きた学校では。

救急車や保護者が集まり、大混乱を起こしています。

生存者は全員確保され。車で現場から去る旬。

その隣にはハンター協会会長、後藤の姿が。

旬はハンター協会の車に乗り、葵が運ばれた病院に向かっているのです。

ダンジョンブレイク後、異変に気が付いて逃げ延びた生徒は213人。

救助された生徒は10人で、他の生徒は命を落としたと話す後藤。

旬への説明を終えると、あるデータを手渡します。

ダンジョンブレイクの予兆があったと話す後藤は、最近のゲート出現率を見せました。

そのデータによると、急上昇しているゲート発生率。

それに伴い、覚醒者の数も増えていると言うのです。

世界中で、何かが起きていると感じる旬。

後藤はデータの説明を終えると、本題に入りました。

会長自ら足を運んだ理由は旬の説得。

現在ハンター協会には、各国から旬への接触依頼が来ているのです。

その接触を止める権利を持たないハンター協会。

全ての判断は、旬本人に委ねられています。

それを分かっていながら、後藤は頼みました。

できる限りのことはするから、残ってほしい。

日本のハンター協会が公認しているのは、10人のS級ハンター。

そのうち2名はなくなり、1名は渡米。

これ以上、国の戦力を減らす訳にはいかないのです。

葵が入院している病院に到着し、車を降りる旬。

去り際に、ある条件を提示しました。

自分1人で、ゲートに潜れるようにしてほしい。

後藤は、旬が最少人数の制度撤廃を要求していると気が付きます。

ただ、それはハンターの安全を守るための制度。

旬の言葉に、後藤は否定的な態度を示しました。

しかし、旬がギルドを設立した理由に気が付いた後藤。

目を見開きお任せください。

そう話すのでした。

場面は変わり、いとこに電話をかける諸菱。

ギルド設立の人数合わせに、芸能人である諸菱明菜を勧誘しています。

否定的な態度の明菜を振り向かせようと、諸菱は旬の名前を出しました。

旬が事務所に帰ると、話を聞いて待っていた明菜。

既に諸菱が事情を話しており、旬は加入の意志を確認します。

諸菱真吾と関わるより良いと言い、加入に前向きな態度を見せる明菜。

ただSNSに写真を上げたいと話すのでした。

一方、議員たちに制度変更を願い出ている後藤。

旬1人のために制度を変えることについて、三波議員は否定的な態度を見せています。

これでは旬を特別扱いしている。

ハンター協会は公平であるべきだと、声を荒げる三波議員。

問われた後藤は平然と、旬を特別扱いすると言い切りました。

最近、三波議員が国内最大のハンタースギルドの近くに引っ越したと話す後藤。

三波自身も、安全を重要視していると話し始めます。

世界中が国の安全を守るため、旬を招聘しようとしている。

日本が何もせずに、旬を繋ぎとめておくことはできないと続けました。

それでもこの提案を拒否するならと、後藤はある条件を議員たちに突き付けます。

もし日本にS級ゲートが発生した場合、どうやって生き延びるか代案を出してみろ。

その頃、自宅で携帯を見つめる向坂。

携帯の画面には明菜と旬が映ったSNSが開かれています。

自分が落とされた我進ギルドのメンバーに、明菜が選ばれた。

向坂は、1人で怒りを爆発させました。

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122話

新たに出現したゲートの前に立つのは旬。

隣に立つ諸菱は、そのゲートの大きさに驚愕しています。

ただ、大阪のゲートに比べればその大きさは小さい方。

旬は心の中で、大阪のゲートを見せたらひっくり返るだろうと感じました。

そんな2人の周囲に集まるのは、大勢のマスコミたち。

我進ギルド創設後、初レイドだけあって注目されているのです。

諸菱明菜との関係や、ギルド名の由来。

記者たちからは、多くの質問が飛んでいました。

そんな記者たちを遮っているのは、ハンター協会の強化委員たち。

その中には、犬飼の姿もあります。

犬飼に対し、自分の情報は保護されているはずだと尋ねる旬。

問いに答える犬飼は、ゲートの場所は隠せないと答えます。

さらにSNSには気をつけろと話す犬飼。

マスコミが大きく反応した理由が明菜とのSNSにあると察し、旬は自分の責任に気が付くのでした。

ゲートに入る準備をし、旬は影の兵士を召喚。

影たちのランクを測定する犬飼は、その戦力に驚きを隠せません。

これなら心配ないと判断する犬飼ですが上着を脱ぎ、鎧を纏いました。

後藤会長から、旬のレイドを見てくるよう命じられた犬飼。

今回のレイドに、参加する意向を示したのです。

そんな犬飼に、旬は大丈夫かと尋ねるのでした。

その意味が分からなかった犬飼ですが、数分後には理解することに。

ゲートに入ると、A級モンスターのナーガを次々と倒して行く影の兵士たち。

その戦力に、犬飼は唖然としています。

最も注目したのはイグリットで、自信を失い始める犬飼。

モンスターを倒すと同時に採掘や回収を行う旬を見て、後藤の意図を理解します。

これは、もはや1人攻撃隊とは呼べない。

犬飼はそう感じ、冷や汗をかきました。

奥へと進み、ダンジョンボスと対峙する旬。

回収・採掘班以外の影を、全て解除します。

その行動に、疑問を感じる犬飼。

任せておいても倒せるボスですが、今回は旬が戦うと言うのです。

頼ってばかりいると、勘が鈍る。

旬はそう話し、一撃でボスを仕留めるのでした。

ダンジョンボスを倒したことで、旬は101にレベルアップ!

影の君主に関係するスキルも、全てレベルアップします。

特に注目したのは、影の交換の時間短縮。

今までは3時間の間隔が必要だったため、葵を危険に晒す事態に陥りました。

レベルアップで時間が短縮するのであれば、どこにいても母と葵を守れる。

そう感じる旬。

一方の犬飼は、ダンジョンボスを一撃で倒した旬に驚愕しています。

固い鱗を持つナーガのボスを、短剣2本で仕留める実力。

ただ、その後にさらなる驚きが。

旬の言葉を受け、ナーガのボスは影の兵士となります。

本物より小さくなったものの、魔力値は変わらず満足する旬。

新たな影を、ガーナと名付けました。

の巣を倒したことで、崩れ始めたゲート。

諸菱が声をかけ、撤退を開始します。

問題は、超巨大なダンジョンボスの死骸。

その死骸を、旬はキバに任せることにしました。

キバがゲートから姿を現すと、恐怖を感じる記者たち。

しかし、すぐにキバが旬の影だと気が付きます。

一斉にフラッシュを浴び、恥ずかしそうにテレるキバ。

その隣で、旬はマスコミの多さにため息をついていました。

ただ、それ以上に疲弊しているのは犬飼。

ゲッソリとした表情のまま協会に戻った犬飼は、全てを後藤に説明。

報告を聞いた後藤は、満足そうに笑います。

ただ、犬飼は最後に一言。

旬が行ったのは、レイドではないと言い切りました。

あれはただの大虐殺。

流石の後藤も、この言葉には寒気を感じました。

疲弊した犬飼を労い、1人で考え始める後藤。

自分が進言した制度の改革が、正しいとの手ごたえを感じています。

水篠旬というハンターを日本に残せたことは、大きな意味がある。

そう考える後藤は、犬飼と同じく1人攻撃隊と呼ぶにふさわしくないと考えます。

水篠旬という男はもはや1人ギルドと呼ぶにふさわしい。

世界中の常識を覆す日は近いと、後藤は感じました。

場面は変わり、DFNの首都DFC。

活気があふれる国の首都では、人々が空を見上げています。

驚愕し、恐怖する人々の視線の先には超巨大なレッドゲート、

そのゲートは中を確認する必要もなく、怪物と呼ばれるに十分な大きさを誇っていました。

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123話

DNFの国会議事堂に集まる関係者たち。

そこに、抜剣ギルドのS級ハンターたちが現れます。

リューが架南島で死んだため、現在のマスターはレイジ。

そんなレイジたちを見つめる人々は、陰口を言い始めました。

架南島でS級ハンターを7人亡くした抜剣ギルド。

DNFのS級ハンターを独占していたため、他のギルドからは良く思われていません。

常にNo,2だった暗鬼ギルドのメンバーは、抜剣ギルドを陥落させるつもりでいるのです。

そんな会話に反応し、暗鬼ギルドを睨むレイジたち。

陰口では威勢が良かった暗鬼ギルドのメンバーですが、恐怖を感じて去って行くのでした。

以前は抜剣ギルドの顔色をうかがうだけだった暗鬼ギルドですが、リューが死んでからは調子に乗っている。

そう感じている抜剣ギルドですが、新たな情報によってNo,1の座が危機的状況にあると知ります。

暗鬼ギルドは、雪山ギルドを買収しようとしている。

買収が成功すれば、暗鬼ギルドのS級ハンターは4人。

抜剣ギルドと、同じ人数のS級を揃えるギルドとなるのでした。

そのころ、ある部屋で荒れているのはDNFの総理大臣。

国会議事堂の一室では、首都に出現したS級ゲートの対策会議が開かれています。

ハンター協会に対し、総理は早く対処しろと叫んでいました。

あれがダンジョンブレイクを起こしたら、どうなるのか?

その問いに対し、ハンター協会は国家権力級のハンターを呼ぶ必要があると返します。

架南島レイドを目にしたことで、リューレベルのハンターでは対処できない可能性が高い。

そう考える会議のメンバーは、トーマス・アンドレアというハンターの名前を出しました。

ただ、トーマスを雇用できる資金がDNFにはないのです。

各国にコンタクトを取っているものの、他の国でもゲート発生数が上昇して難航中。

DNFに発生した巨大なゲートに、対処できる人間が地球上に何人いるか。

それ程までに、切迫した状況となっていました。

そんな中名前が上がったのは結界能力者のユーリ・オルロフ。
会議では、ユーリの雇用が決定します。

DNFが危機的状況にある中、車で事務所に向かっている旬。

事務所前に車を停めるとそこには向坂の姿が。

帽子をかぶって逃げようとする向坂を、旬は呼び止めました。

逃げようとしたにもかかわらず、話したいことがあって来たという向坂。

頭の中で聞きたいことを思い浮かべます。

諸菱明菜と写っていたSNSの写真。

なんであの人をギルドのメンバーにしたのか?

自分の方が強いのに。

もしかして、明菜と旬は付き合っている?

ただその全ての質問を押し殺し、向坂は話を切り出します。

その内容とは、美濃部が最後に残した言葉でした。

美濃部から伝言を預かっているという向坂の言葉に、反応を示す旬。

さらに、それが旬の力についてだと言われ、顔つきが変わります。

事務所に向坂を招き入れ、話を聞くことになりました。

諸菱は現場に残っており、事務所には旬と向坂の2人のみ。

その事実を知り、向坂は緊張を高まらせます。

一方、向坂の話にしか興味がない旬。

コーヒーを出し、話を聞き始めました。

向坂が美濃部からの伝言を受け取ったのは、架南島でのこと。

旬が美濃部を影の兵士にした理由は、向坂を助けるためです。

美濃部の影を抽出し、向坂の治療が終わった後旬はすぐに美濃部を解放しました。

その際、意識の奥で美濃部と出会っていた向坂。

美濃部は旬の能力について、気をつけろと忠告を残します。

旬の影となった美濃部は、旬の操り人形になる快楽を覚えていました。

影の君主は、この上なく大きくて恐ろしい力。

影の軍団の正体を、伝えて欲しいと話した美濃部。

それが、最後の伝言だったのです。

向坂が去った後、考え込む旬。

今は、諸菱と2人でダンジョンに潜っています。

食事休憩を取りながら、旬は自分の力について考え始めました。

この力について、もっと知る必要がある。

強くなるよりも、今はそっちが優先だと考えたのです。

そんな旬に、妹の葵は大丈夫かと尋ねる諸菱。

しばらく自宅療養をすることになった葵に、旬はベルをつけていました。

葵のことが気になり始めたため、新たなスキルを発動する旬。

影の保管スキルがレベル2になり、感覚共有が追加されたのです。

それは、保管している影と感覚を共有できるスキル。

旬がベルの感覚を共有するとテレビで時代劇を見ているベルの姿が。

その隣で、葵は眠っていました。

ベルの勝手な行動に、旬は少しイラつきます。

ただ、葵の無事は確認できたことで他の人々の様子を見始めました。

母や他のギルドのメンバー。

最後にお風呂に入っている向坂。

顔を赤くし、飛びあ上がる旬。

申し訳ないことをしたと罪悪感が生まれ、今度食事を御馳走しようと心に決めました。

飛び上がった旬に疑問を感じながらも、話題を変えたのは諸菱。

DNFに発生したゲートは、あと3日でダンジョンブレイクを起こすのです。

ただ、旬はそのことに興味なし。

彼の興味は、レベル100で出現したカルテノン神殿の鍵にありました。

あと1日で解放される、カルテノン神殿の鍵の情報。

自分の力の正体を確かめるため、旬はカルテノン神殿に戻るつもりでいます。

一方、ユーリ・オルロフに協力依頼をしているDNF。

依頼に訪れたレイジに対し、DNFの対応は甘いと口出しするユーリ。

しかし、彼が求めているのは金。

1日1千万ドル払えば、いくらでも力を貸すと笑うのでした。

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124話

あまりの高額に驚きを隠せないレイジ。

年間36億でくにが買えるなら安いものだとトーマスは言います。

ロシアが分からないルノーとカナは苛立ちます。

ユーリは1000万ドルで国を買うか、金を惜しんで国を捨てるかと笑います。

バカにされていることに気が付いた、ルノーとカナは動こうとします。

しかし、突然糸のようなもので体の自由を奪われます。

私の許可なしで動くことは許さないと言うユーリ。

S級の2人ですらこの有様です。

ユーリの実力を感じたレイジは、承認を取るために政府へ連絡を取ります。

その頃、旬はカルテノン神殿に向かっていました。

神殿に到着し、新たなゲートの場所を確認します。

すると、またしても葵通っている学校の場所が表示されるのでした。

ゲートが発生してから既に三日目らくし、他のハンターたちが2時間ほど前に入っていったようです。

C級にも満たないハンターたちだったらしく、危険だと感じた旬は連れ戻しに向かいます。

先に入っていたハンターたちは、大きな扉の前で立ち往生していました。

そこへ、旬が現れそれは罠だと忠告します。

突然一人で現れた男にハンターたちは驚きます。

二重ダンジョンの生存者だと旬が言うと、S級ハンターの水篠旬だと気づきます。

ここは危険だから戻るように指示する旬。

しかしハンターたちは、ゲートの攻略許可をもらっていると引き下がりません。

そしてチームのリーダーが扉の先へ向かいます。

すると、扉の横で立っていた石像が剣を振り下ろします。

間一髪のところで旬が助け、このようなモンスターが大勢いると忠告します。

全員ゲートの外に出て、協会に二重ダンジョンが発生したことを報告しろと指示するのでした。
そして扉の先へと進む旬。

以前とは違い、石像を操っている者がいることに旬は気が付きます。

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125話

DNFの空港に到着したのは、ユーリ・オルロフ。

多額の報酬と引き替えに、DNFは契約を実行に移していたのです。

記者の1人がユーリに掛けより、S級ゲートへの対策を尋ねます。

すると、いつも通りだと答えるユーリ。

S級ゲートの周囲に魔方陣を描き、自分の結界で囲むと答えました。

そこに魔力を浴びせれば、ゲート内のモンスターは全滅。

ただ、それだけでは対応できない可能性があると、尋ねる記者。

それを分かっているユーリは、もう1つの策を口にします。

周囲にある魔力を吸収し、強化されるユーリの結界。

DFCの至る所にマナ石を置くことで、魔力を抽出し続ける。

説明を終え、自信満々で宣言するユーリ。

テレビカメラに向かって、国民を助けると断言しました。

そんな映像をテレビで見ながら、失敗する可能性を感じているのは後藤。

DNFのS級ゲートがダンジョンブレイクすれば、日本にも被害が及ぶ可能性があります。

考えた後藤は、犬飼に旬の行方を確認しました。

資料を取り出し、都内のゲートを回っていると回答する犬飼。

旬は都内に発生した多くのゲートの権利を買っており、その事実に後藤は驚きます。

都内は白虎ギルドや死神ギルドと活動場所が重なるため、トラブルが懸念される。

後藤の意図を察し、犬飼はそう説明を加えました。

戦闘員が1人のギルドに、大型ギルドがゲートを奪われる。

そんな日が来るとは、夢にも思ってもいなかった後藤と犬飼。

犬飼の予想通り、後藤はトラブルを心配しています。

ただ、事情があって1週間だけ近隣のゲートを任せてほしいと話していた旬。

1週間なら他のギルドに我慢してもらおうと、後藤が結論を出した瞬間。

犬飼の携帯に、電話が入りました。

会長室を退出し、電話に出る犬飼。

それは葵が通う学校に出現した、新たなゲートの関しての電話だったのです。

焦って話す部下の報告は、新たなゲートが二重ダンジョンだったということ。

さらに、旬がそこに入っていったという報告を受けるのでした。

その旬は今、扉の中で石版を持った石像と対峙しています。

旬を待ちわびていたと話し、石版を砕いてしまう石像。

石版に書いてあった文字に従って生き残った旬は、その行為を疑問に感じました。

この石版に、意味はなかったのか。

その質問に答える石像は、意味があるモノだったと答えます。

自分がプレーヤーになったことで、それは意味のないモノになった。

そう理解する旬。

石像に向かって、その正体を尋ねます。

しかし、質問がおかしいと答える石像。

旬に対し、自分が何者なのかを聞くべきだと話したのです。

その後、石像は最終テストを行うと口にしました。

石像の言葉と同時に動き出したのは周囲を囲む兵士たち。

石でできた兵士たちは、石像の操り人形なのです。

このテストをクリアすれば、全てを教えてやる。

石像はそう話し、テストを開始するのでした。

兵士と戦うため、影の兵士を呼び出す旬。

しかし石像が指を鳴らすと同時に、影の君主が発動できなくなります。

旬自身の力を確かめたいと、職業専用スキルを封印する石像。

さらに、状態の回復も封じられることとなりました。

少し驚く旬ですが、状況を瞬時に理解。

最終テストが終了するまで、この部屋からの退場も禁止されます。

襲い来る兵士を見て、インベントリを確認する旬。

武器が使えるということが分かり、戦いを始めました。

最初に迫ってきたのは、剣を持った騎士。

その剣を砕くと、旬は騎士の頭を蹴り砕きました。

折れた剣を頭に突き刺し、悪魔王の短剣を装備する旬。

短剣を使い、次々と兵士を破壊していきます。

その時旬に狙いを定めたのは、弓を持った兵士。

2本の矢が、旬に迫ってきました。

両手の短剣で矢を弾くと、旬は弾いた矢を利用。

空中で矢を蹴り飛ばし、弓兵の頭を吹き飛ばしたのです。

戦いながら、この瞬間を待っていたと感じている旬。

生き残ったあの日から、ここに戻って来るために生きてきたと感じているのです。

そんな旬の圧倒的な力を見て、笑みを浮かべる石像。

立派に成長してくれたと、満足そうに旬を見ていました。

ただテストはこれから。

石像のその言葉によって、動き出したのは神。

以前この部屋に入った際、誰もが恐怖した超巨大石像です。

神は旬が戦っている兵士たちの、何倍もの大きさ。

それを操っている石像は、神を敬拝する時間だと呟きました。

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126話

そこは、日本のハンター協会。

椅子に座る後藤の前にはDNFハンター協会会長、ゲオの姿があります。

突然後藤の前、に書類を差し出したゲオ。

書類には、架南島で得た魔法石を放棄するという内容が記されていました。

その書類に疑問を感じ、理由を尋ねる後藤。

問われたゲオは旬をDNFで雇用させてくれと頼んできたのです。

通訳からゲオの言葉を聞き、後藤は話しました。

残念ながら旬は、ハンター協会の所属ではない。

自分に魔法石を渡したところで、何の意味もないと伝えたのです。

そんな事情を、もちろん察しているゲオ。

旬と接触するにはハンター協会を通す必要があるからこそ、この行動に出たのです。

今回の魔法石の放棄は、旬と接触するための代償。

たった1人のハンターに接触するために、巨額のお金を諦める覚悟のゲオ。

リューを失った今、S級ゲートを攻略できる目途は立っていません。

書類に目を通し、この額なら旬も納得する可能性があると感じる後藤。

暫く考えた後ゲオと2人で話がしたいと提案しました。

通訳を抜きにして話したいという後藤の提案に、困惑するゲオ。

そんなゲオに対し、後藤は簡単な会話ならできると伝えます。

その結果、通訳を務めていた2名は退室。

2人きりになると、後藤はある話を始めました。

ゲオに対し、何かを企んでいるのかと問うたのです。

後藤の真意を、理解できないゲオ。

そこで、後藤が語ったのは抜剣ギルドとDNFハンター協会の関係。

架南島レイド以降、両者に亀裂が入っていると言うのです。

後藤がその話をすると、驚いて声を上げるゲオ。

内部情報を、なぜ後藤が知っているのか?

それは単純な話でした。

既に報じられているのは、抜剣ギルドが協会の援助を断って政府の援助を受けたというニュース。

今まで協会の指示に従ってきた抜剣ギルドが、政府についたことは明らかです。

抜剣ギルドのS級ハンターをまとめていたリューが死に、その力は衰退。

ギルド同士の競争が激化し、制御不能の状態にあると推測する後藤。

DFCに発生したゲートがダンジョンブレイクすれば、それはゲオの責任になることも分かっています。

今回のゲオの提案を、後藤は自分の保身のためだと見抜いていました。

抜剣ギルドからリューを奪った責任に、自国のギルドを分裂させた責任。

そう言って、ゲオの背負うことになる責任を上げる後藤。

さらにある機械を取り出し、話を始めます。

その機械は、リューチームが使っていたトランシーバーにつけられていたレコーダー。

動揺するゲオを睨み後藤は怒りの言葉を発しました

魔法石で済む話ではない。

そう言って、とてつもない殺気を放つ後藤。

録音されているのは、ゲオがリューに出した指示。

ゲオの目的は、日本のS級ハンターを架南島で全滅させることだったのです。

リューチームを後方支援に置き、蟻の巣に入ったのは日本チーム。

その混乱に乗じて、ゲオは作戦を実行に移そうとしていました。

しかし結果はリューが死に、日本のハンターたちの犠牲は最小限。

ゲオが日本を食い物にしようとした記録が、そこには残されていたのです。

これを公開すれば、ゲオの責任で日本国民が危機に晒された可能性があると分かる。

同時に、DNF国民が危機に瀕しているのは、ゲオの責任だと分かる。

そう話した後藤はなぜか、そのレコーダーを握りつぶしました。

先ほど以上の殺気を放ち、これを公開するほど自分は冷淡ではないと語る後藤。

1人の責任で、1つの国を危機に晒すわけにはいかない。

そう呟き、最後の言葉をゲオに残しました。

水篠ハンターに、感謝しなさい。

ハンター協会のトップの間で話題となっている旬は、最終テストを続けています。

いくら倒しても湧き出てくる石像の兵士に、苦戦する旬。

さらにその最後尾には神の石像が待ち構えていました。

闇の中で光り輝いているのは、神の目。

以前の記憶を思い出し、神が光線を放ってくると旬は感じます。

空中で、光線を躱すことができない旬。

支配者の手を使い、兵士たちを自分の前に集めました。

兵士の壁で防ぎ、光線をなんとか回避。

その瞬間、支配者の手は支配者の権能にレベルアップします。

新たなスキルを得たことで、神に狙いを定めた旬。

今の力でも、あの光線を浴びれば一撃で死んでしまう。

先ほどの攻撃を見て、そう考えた上での選択でした。

神速を発動し、旬は神との距離を詰めます。

高速で移動する旬の動きに対応し、踏みつぶそうとする神。

神の足が地面に突き刺さると、周囲には砂埃が上がりました。

その砂埃の中からさらに速度を上げて飛び出た旬。

神速に加え、支配者の権能で加速しています。

ただ、神もそれに反応。

至近距離から、またしても光線を放とうとしていました。

気配を察知し、旬は支配者の権能を神に使用。

巨大な神の顔を、スキルで動かして見せたのです。

その威力を見て、支配者の手から何倍も力が増していると感じる旬。

神の死角に入り短剣で顔面を切り裂きました。

しかし、手ごたえがない。

神の顔面には、亀裂しかついていないのです。

今まで、悪魔王の短剣で切り裂けなかったモノはありません。

少し驚きつつも、すぐに次の行動に出る旬。

剣でついた亀裂を利用し、素手で破壊することを選択しました。

それを見て、神を操っている石像は驚愕。

旬は何度も拳を振り、神の顔面を殴り続け。

遂に神が地面に倒れました。

旬が地面に降り立つと、再び襲ってくる兵士たち。

支配者の権能を発動した旬は、触れることなく兵士たちを倒してしまいます。

全ての敵を倒し、自分の強さが増したと感じる旬。

そんな旬を褒め称えるのは、最終テストを課した石像。

この最終テストが終われば、全てを教える。

テストが始まる前、石像はそう話していました。

石像を見て、約束を守れと話す旬。

しかしまだテストは続いていると言うのです。

旬の目の前には、緊急クエストの文字。

最後の相手は、目の前に立つ石像でした。

制限時間は10分。

時間内に石像を倒さなければ、旬の心臓は停止します。

流石の旬も、この展開には大きく動揺。

またしても、同じ質問をぶつけました。

お前は、何者だ?

先ほどと同じく、質問がおかしいと答える石像。

ただ今回はその答えを示してくれます。

それと同時に、異変に気が付く旬。

今まで旬の目の前に表示されていた言葉が、石像の話す言葉に変わっている。

石像の顔か剥がれ落ちたのは石。

その下に、素顔が隠されていたのです。

素顔を晒した石像は自分のことをシステムの設計者と語るのでした。

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127話

そこは、旬が入った二重ダンジョンのゲート。

報告を受けたハンター協会の犬飼は、7人の精鋭を連れて現れます。

手の空いている者をかき集めた結果、連れてこられた7人。

しかし犬飼は、この戦力では何の力にもならないことを分かっていました。

あまりに高過ぎる、旬の戦闘能力。

それでもS級ハンターを失ってはいけないと、犬飼は最大限の努力をする覚悟です。

ただゲートを目の前にした途端、崩れ去る犬飼の覚悟。

ゲートから漏れ出てくる魔力は圧倒的。

犬飼は背筋の凍るようなオーラに当てられ、身体を震わせているのです。

ゲート前の魔力に触れただけで、死を感じる犬飼。

部下の1人に、近くの大型ギルドの状況を尋ねました。

尋ねられた部下は、待機中のハンタースの名前を挙げます。

S級の最上、向坂の両名も揃っている。

冷や汗をかいている犬飼は、すぐにハンタースに要請を出すよう頼むのでした。

その頃、ダンジョンの主と戦闘を始めた旬。

部屋の中で唯一魔力を放つ主は、自分をシステムの設計者だと名乗ります。

旬に与えられた戦闘時間は、たったの10分。

時間内に勝利することが出来なければ、待つのは死。

動揺する旬の目の前で、主は背中から6本の腕を生やしました。

身体も巨大化し、異様な姿に変わります。

ただ、次の瞬間消える主。

それと同時に、旬の横に現れたのです。

3本の腕で殴られ、吹き飛ばされる旬。

なんとかガードしましたが、壁に激突。

口から血を吐く旬に、更なる攻撃が降り注ぎました。

6本の腕を高速で動かし、旬を殴り続ける主。

余裕の表情ですがあることに気付きます。

旬は2本の腕で、全ての攻撃をいなしている様子。

その様子を見た主は、想像以上だと笑みを浮かべました。

さらに速度を上げた主の拳は、旬の顔面にヒット!

頭から血を流しながらも、旬は反撃に出ます。

主の顔面にパンチを入れ、吹き飛ばす旬。

ただ、ダメージはない様子。

人間との戦いで、ここまで楽しめるとは。

そう話し、主は人生初の体験を面白がっています。

互いの戦力差を、分析する旬。

レベルが101に上がった時点で、この部屋への扉が開きました。

つまり、このレベル程度では力が及ばない。

旬は、そう結論付けたのです。

それでも、負けるつもりはない。

主との距離が空いたことで、質問をぶつけます。

システムを設計し、自分をプレーヤーに選んだ理由。

さらに、この世界で今何が起きているのか?

旬の問いを聞いた主は再び襲い掛かってきました。

全ての謎を解くために、手加減しているような口ぶりだと話す主。

旬にそんな余裕がないことなど、主には分かっています。

一方、自分に向かってくる主を見て、接近戦は不利だと距離を取る旬。

支配者の権能を発動し、遠距離からの攻撃を仕掛けました。

しかし主が使ってきたのは、支配者の権能。

旬と同じスキルを持っているのです。

2人の力差は、戦略では埋まらないことが明らかに。

余裕の主は周囲の武器を取り、臨戦態勢。

さらに、旬の求める答えは決まっていると断言します。

自分がシステムを設計した、あの日から。

主の言葉に、システムの設計方法と理屈を尋ねる旬。

口を開いた主は旬を選んではいないと語りました。

彼がしたことは、システムを設計のみ。

旬は主が設計したシステム自体に選ばれたのです。

会話をしている間に、残り時間は6分19秒。

命のタイムリミットが、刻々と迫っていました。

体当たりするしかないと感じる旬は、悪魔王の短剣を装備。

襲い来る主に、2本の短剣で応戦します。

背中から生えた6本の腕に武器を持ち、さらには自身の2本腕には長剣。

8つの武器を操る主に対し、旬は圧倒的に不利な状況。

それでも立ち向かう旬はなぜか感覚が研ぎ澄まされていくのを感じていました。

八方向から迫る攻撃を躱し、受けさらには、反撃にまで出る旬。

顔に傷をつけられた主は、その動きに驚愕しています。

しかも、どんどんその動きは加速。

遂には、主の腕を斬り落としました。

急速に成長する旬のオーラを見て、何かを感じる主。

その時初めて、旬がプレーヤーに選ばれた理由が主にも分かったのです。

僅かだが混ざっている。

旬を見て、主はそう呟きました。

この時点で、残りは3分45秒。

本気を出す主は、石像を操って複数で旬を囲みます。

巨大な神も動き出し、圧倒的に不利な状況。

それでも臆することのない旬は、主に狙いを絞りました。

他の石像には目もくれず、主の腕を狙ったのです。

2本の腕を斬り落とすも、逆に主の長剣で傷を負う旬。

倒れた旬の真横には盾を持った石像が。

盾の石像とはかつて、旬の右足を切断した石像。

過去の記憶に怒りを感じ、旬は反撃します。

肘で石像の頭を砕き、再び狙いは主へ。

残り時間は、2分14秒。

旬の持つ悪魔王の短剣は主の首元に向けられていました。

全ての腕を斬り落とされ、敗北を悟った主。

自ら負けを認め試験終了と呟いたのです。

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128話

設計者と名乗る石像に、勝利した旬。

勝負に勝ったら全ての答えを教える。

その約束通り、設計者は語り始めます。

答えは旬の中にある。

設計者が放った言葉に、疑問を感じる旬。

それと同時に、目の前にはアイコンが現れました。

メモリーに保存されたステータスを読み込みますか。

そう表示されたアイコンには、はい/いいえの選択肢があります。

判断は、旬に任せると話す設計者。

覚悟を決めた旬ははいを選択しました。

データが読み込まれると、強い光に包まれる旬の体。

魂だけになった旬は、メモリーの世界に飛ばされます。

そこにいたのは・モンスターの大群。

地上をモンスターの軍勢が埋め尽くしていたのです。

その数に驚き、目を見開く旬。

モンスターたちは、全員がある方向を見つめていました。

彼らの視線の先に、旬も顔を向けます。

すると紫の空に、いくつもの穴が。

異様な光景に、ここは地球ではないと感じる旬。

地上にはアイスエルフにハイオーク、ゴブリンに巨人。

今まで戦ってきたモンスターたちが勢ぞろい。

この数のモンスターがゲート外に出ると、人類が滅ぶことは明らかです。

ただモンスターの敵は、人間ではありませんでした。

空の穴から現れたのは、銀の鎧を身に着けた兵士たち。

銀の兵士を目にした瞬間、旬はすべてを悟ります。

これからこの場で戦争が起きる。

両者がぶつかり始めると、周囲に響き渡る雄叫びや悲鳴。

地上は血に染まり、圧倒的に銀の兵士が優勢だと分かりました。

モンスターが全滅しようとしているその時。

突然、銀の兵士が動きを止めます。

彼らの視線の先には黒い影。

戦場に降り立った黒い影は、〝起きろ〟という言葉を口にしました。

それと同時に、発動されるのは君主の領域と影の抽出。

死んでいったモンスターたちは、黒い影の言葉で影の兵士と化したのです。

馬の影に跨った黒い影を見て、それが影の君主だと感じる旬。

地上を埋め尽くしていたモンスターを、影の君主は全て兵士に。

その様子を見た旬は、自分とは比較にならない力だと感じました。

完成した不死の軍団は、再び銀の兵士と戦争を開始!

地上では、黒と銀が激しくぶつかり合います。

影の君主の存在が、戦場の優劣を逆転。

不死の軍団を操り、自身も銀の兵士を蹴散らしていく影の君主。

さらに、手を触れることなく銀の兵士を握りつぶしたのです。

それが、支配者の権能であると旬には分かりました。

たった1人で戦況を覆した影の君主。

もはやモンスターと影の君主の勝利は、目前。

旬はそう感じていました。

彼らが現れるまでは。

一方、二重ダンジョンの救援要請を受けたハンタースギルド。

既にS級2名が帯同する形で、扉の前に立っています。

代表の最上は先頭に立ち、2列目に位置する犬飼に話を聞きました。

内部から、とてつもない魔力が流れてくる。

その中に、旬がいるのかと確認する最上。

間違いないと答えた犬飼の言葉に、向坂は困惑を隠せません。

この魔力は旬のものではない。

そんな向坂以上に、不安を抱えているのは犬飼。

二重ダンジョンから生還した旬を知っている犬飼は、大きな疑問を抱えています。

あのダンジョンを、自分はクリアしていない。

当時、旬はそう語っていました。

それが事実であれば、なぜ二重ダンジョンに戻ったのか?

犬飼には、その理由が分からないのです。

覚悟を決め、扉を開けるハンタースのメンバーと犬飼。

そこには粉々になった石の塊が転がっていました。

本当に石像と神像があったのかと、犬飼は疑問を口にします。

異様な光景に、固まってしまう一同。

その時設計者が、彼らを見つけました。

人間が来るなど、予想外だと話す設計者。

設計者の言葉を聞き、驚くのはハンターたち。

モンスターが人間の言葉を話すことなど、あり得ない。

そう思っていた彼らは、目の前の現実に驚愕しています。

騒ぐ人間たちを見て、王の眠りを妨げるなと話す設計者。

疑問を感じたハンターたちは、そこに旬の姿を見つけました。

ハンタースのA級ハンターが、旬に近づこうとしますが。

そのハンターを一刀両断にした設計者。

勢いそのまま、背後にいた2名を細切れにします。

なんとか反応し、設計者を睨む向坂。

一方の設計者は強い人間は、王に捧げると話しました。

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129話

影の君主が勝ったはずなのに突如、空に大きな赤と青のゲートが出現しました。

青のゲートからは悪魔城でみかけた家門リカード、フェイトス、エシルがいたらディール家などの旗を振りかざした悪魔の大群が出現し、赤いゲートからは、白く大きな狼が魔獣の群れを引き連れ出現しました。

その一方、カルテノン神殿では、負傷者は後ろの方に運ぶように最上が指令を出しています。

追ってくる石造の群れとハンタースで戦いが始まろうとしているところ、天使像は、私の人形が全部倒れるまで生きていたものには、栄光なる王の誕生を見届けるチャンスを与えると言い出します。

1人でも生き残ることができたら、と神像の光線でハンターたちを狙います。

逃げるように最上は言い、光線を撃った神像の顔面に炎をぶつけ、その隙に石像を壊すように指示を出します。

犬飼が精一杯石像を殴りますが、石像は動じません。

その石像に最上が炎をぶつけますが、石像は物理、魔法、どちらの耐性もありました。

挑発スキルも年動力魔法も効果ありません。

成す術がなく、水篠旬を目覚めさせるしかないと、最上は旬に炎を撃ちます。

ですが、それを天使像が邪魔をし、王の眠りを邪魔するのかと言い、最上に襲い掛かります。

最上のピンチに、犬神とハンタースは天使像を押し戻します。
犬飼は雫に、ここは自分たちが引き受けるから、旬を目覚めさせるように頼みます。

雫は旬の元に急ぎます。

その頃、旬は影の軍団と悪魔・魔獣軍の戦う様子を見ていました。

影の兵士が次々と倒されているのに復活していく様子を見て、今の旬だと魔力が尽きるだろうと考えました。

そして、この戦争がモンスターと天空の兵士たちとの戦闘だったら、モンスター同士で戦闘することはなかったはずなので、影の君主はモンスターなのではないか、違うとしたら内紛させたかったのかと考えます。

影の君主は悪魔族の王に、今日こそ戦闘を終わらせることができたのに、どうして裏切ったのか聞いています。

悪魔族の王は、お前を倒す機会だったのに惜しかったなと笑います。

悪魔族の王が何かを言うと、影の君主は怒り悪魔族の王を倒してしまいます。

影の君主が兜をとると、その正体はなんと悪魔王バランでした。

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130話

設計を超えてみろと雫に問いかける女神像。

雫が剣舞を披露すると天使は笑います。

天使像に肩を切り裂かれ、雫は悲鳴を上げます。

結局設計通りかとつまらなそうな表情を見せる女神像。

最上は天使象に火の玉をぶつけ、旬ハンターを起こすしか手はないと話します。

雫は切られた肩を抑えながら敵の注意を引き付けます。

影の兵士たちが雫に集まっていることに気が付く女神像。

何故王の兵士たちが来たのかと女神像は雫に尋ねます。

すると雫は友達だから助けに来たと答えるのでした。

その後、目を増した旬は女神像を殴り飛ばします。

なぜ黒い心臓を持ちながら、自我が保てるのかと女神象は驚きます。

気づくと旬は悪魔ハンターの称号を獲得していました。

全てのデータが読み込みきれなかった旬は女神像に尋ねます。

プレイヤーとは何か、俺に何をさせたかったのかと。

天使象は、影の君主まさか他の君主を置いてそこで見守るのかと訳のわからない事を言います。

イラついた旬は剣を女神像に向けて、質問に答えろと脅します。

それを見た女神像は、何故お前を選んだか分かった気がすると答えます。

すると、他の石像も動き出し、私を殺せば人形を止められなくなると逆に脅してきました。

お前を殺して、他の人形も殺せばいいと話す旬は自分がE級に戻る事はないと断言します。

強制的にシステムを終了させようとする女神象、何故かシステムに弾かれてしまいました。

お前のシステムは手抜き工事だと話す女神像、旬は容赦なく女神像を切り刻みます。

細切れになってしまった女神象、死に際にある事を旬に言って逝きます。

空を支える日の柱が建てられるとき、避けることの出来ない死が迫るだろうと。

それを聞いた旬は、構わないと言い去ります。

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131話

ゲートに入ってから1時間ほどが経とうとしていました。

ハンタースの精鋭たちが満身創痍の状態で部屋から出てきます。

旬もゲートが出て行き、二重ダンジョンを協会へ連絡したことを悔やみます。

犬飼は旬に何故ここに二重ダンジョンが発生するのが分かったのかと尋ねます。

自分の頭の中にだけ届くメッセージがあると話す旬。

犬飼には理解できないが、旬が冗談を言っているようには見えません。

旬を心配する雫は大丈夫かと尋ねます。

疲労がたまっていた旬はその場で倒れてしまいます。

その頃、DNFではユーリの指示で大量の魔法石が運ばれていました。

ゲートを中心に大規模な結界魔法を展開すると説明するユーリ。

誰かの視線を感じ、どこにいると尋ねますが、返答はありません。

明日はダンジョンブレイクするのに、中に人が残っているのかと協会の人間は尋ねます。

人間とは言っていないとユーリは笑いながら答えます。

ユーリ達がいる、後方のビルには水篠潤一郎がいました。

水篠潤一郎はこれから始まる計画について知っていたのです。

災厄の前では人間がどれほど無力なのかと、巨大なゲートを見上げます。

無事に魔法陣を完成させたユーリ、自分一人でS級ゲートを攻略できると喜んでいます。

周りが止めるのも聞かずに、祝杯をあげはじめます。

S級ハンターが15人待機していますが、観客が少ないと話すユーリ。

そうしていると、ついにS級ゲートが開かれます。

その頃、気絶してしまった旬は病院で目を覚ましました。

すると、賢太が病室に入ってきて、三日間も寝たままだったと話します。

S級ゲートのことが気になった旬は賢太に尋ねます。

ダンジョンブレイクしたゲートからはA級ボスクラスの大きさのモンスターが現れました。

この程度なら大丈夫だと余裕のユーリ。

しかし、その直後に更に巨大なモンスターが出現し一撃で結界を破壊してしまいました。

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132話

賢太はレイドが失敗したと、絶望的な表情を見せます・

一方で溺睡症と戦いながら出勤していた、諸菱の父は気が付くと深い眠りについていました。

そして、水篠旬ハンターの母が、溺睡症が目覚めたと報告があります。

彼には、溺睡症も治す力があるのかと驚きを隠せません。

その頃、DFNでは戦闘が続いており、ユーリ・オルロが巨大モンスターに丸のみされてしまいます。

ルノーとカナが巨人に攻撃を仕掛けますが、機敏な動きを見せ躱されてしまいました。

テレビ放送では地獄のような光景が映し出されており、このままではアジア全体が危ないと旬は感じます。

怖い表情をしている旬に、葵はいかないでとなげかけます。

ずっと忙しかったから、しばらくは休むつもりだと葵を安心させる旬。

公園へと移動した旬はベルを呼び出します。

旬のことを殿下と呼んでしまうベル、ドラマを見ていたのがバレてしまいます。

葵のここしばらくの様子を尋ねる旬。

毎日寝ているだけで、特に変わった様子はないと答えます。

最初のレイド以来で、葵が行かないでと言ったことはなく、この前の事件がトラウマになっていると感じます。

これからのことを考える旬の前に、賢太の父が姿を現します。

前置きに全てがお金で解決するとは思っていないと話す諸菱父、これは誠意だと話し小切手を渡します。

旬の母親と同じ病にかかっていると話し、更にその病気が初めて完治した患者が、旬の母だと知った時は驚いたと話します。

偶然とは思えないこの出会い、真実を知りたい協力してくれるならこの恩は絶対に忘れないと続けます。

目の前苦しんでいる諸菱父の姿を見ながら、葵のことを思い出す旬。

今日は選択を強要される日だと強く感じるのでした。

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133話

DFNの中心地は巨大モンスターがうごめく地獄のような状態です。

自由に動き回るモンスターの中に、ゲートを守るような巨大モンスターがいることに記者は気づきます。

ダンジョンブレイクから二日ほどたちますが、現れた30体のうち2体だけしか倒せていない絶望的な状況です。

賢太にDFNに行くつもりだと話す旬。

架南島の時とは規模が違うと賢太は引き留めようとします。

成功すれば我進ギルドが有名になると言う旬ですが、賢太が心配するほど深刻な状況なのかと感じるのでした。

すると賢太は今回は同行したとまで言い出しました。

危険な場所だから旬は気が進みませんが、旬を無事なら自分も無事だと信じ切っている賢太を見て笑ってしまいます。

今日はもう帰ると事務所を出る旬、その後ろ姿を見て賢太は心配するのでした。

設計者との戦いを振り返る旬、自分と同等の力を見せたことから、まだまだ上がいるのだと考えます。

そして母が作った夕食を食べる際に、諸菱父の要請を断ったことを思い出します。

諸菱父のことをまだ良く知らないので、本当に溺睡症なのか信頼出来るのかと思ったのです

命の神水は数に限りがあるので、不用意には使えないと判断してのことでした。

選択する時が来たと感じた旬は、母にDFNへ行ってくると告げます。

自分が強くなる為には、戦場に生き続ける必要があると考えたのです。

旬を応援する母は荷物をまとめる手伝いをします。

部屋で聞いていた葵は布団の中で閉じこもります。

葵の部屋に入り、必ず戻ってくると頭をなでる旬。

止めてもどうせ行くのでしょと涙ぐむ葵。

旬はありの兵士を召喚し葵を守らせるのでした。

後に後藤会長の会見が行われ、旬はDFNへと向かうことになるのでした。

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134話

巨人がうごめくDNFでは、逃げ遅れた避難員が今にも食べらようとしていました。

そこへ、巨大な黒いナーガが現れ巨人を吹き飛ばします。

旬が到着したのです。

崩れ落ちる建物から瓦礫が人々に降り注ぎますが、大きな盾を持った賢太がそれを防ぎます。

自分は救助に回るのでここに待機すると賢太は言います。

人々の救助を賢太に任せ、旬はナーガと共に巨人狩を始めるのでした。

その頃、アメリカのハンターたちは旬がDNFに向かったことを耳にします。

セルノ夫人の効果を得ることが出来なかった旬は、すぐに死ぬだろうと話しています。

そこで話しているハンターは、セルノ夫人によって能力を開放されていました。

再覚醒者だから自分の力に自惚れているのだろう、前回のダンジョンで蟻を倒して勘違いをしているのだと話します。

ハンターたちは、旬がいつ死ぬかでヨットや家などの資産をかけ始めます。

すると話をきいていたトーマス・アンドレが、果たしてそうだろうかと言い話に加わります。

更に旬が生き残る方にスカベンジャービルを賭けます。

そんなことよりも、明日のダンジョンブレイクでこの中の何人が生き残れるか、自分たちの心配をした方が良いと言うのでした。

DFNに行った方が楽しそうだと思うトーマス・アンドレですが、明日になればこちらも楽しくなると外に浮かぶ巨大ゲートを見つめます。

その頃、DFNでは旬が召喚した蟻たちが巨人に群がり捕食しています。

逃げ遅れた幼女を救い出すイグリット、アップグレードされたアイアンは張り切って巨人たちを倒していきます。

旬に助けてもらった兵士が旬にお礼を言うと、軽く挨拶して賢太に避難を促します。

人気のないところで、旬は巨人の死体から影の抽出を試してみます。

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135話

旬の活躍によって、多くの都市が巨人族から解放されていきます。

これまで多くのハンターを見てきたゲオ会長、旬の力はけた違いに強いと感じていました。

しかし、どれほど力を持っていても巨人族には叶わないと思い、旬に防御に徹するようにお願いします。

それを断った旬、いまでは巨人族を一掃しつつあります。

巨人族を影の兵士にすることに成功した旬、それぞれに1号・2号・3号と名付けます。

旬は各地に影の兵士を拡散させ、ハンターたちを手助けします。

以前に比べて旬の魔力は増大している為、影の兵士が倒されてもすぐに復活させることが出来ます。

しかし、S級ダンジョンがブレイクしたことで、各都市でもダンジョンブレイクが発生しており、低級モンスターが各地に湧き出ていました。

賢太は首都に残ったハンターのウィングと遭遇します。

ウィング曰く、旬を合わせて16名のS級ハンターが投入されたが、そのうち3人は死亡し他にも多くのハンターが死亡したと言います。

巨人は全部で30体現れ、そのうちの一体は海を渡って移動中だと言います。

しかし、旬の登場によって大半の巨人を倒すことに成功し、残す問題はゲート前に居座るボス級巨人だと説明します。

全員が揃ったから始めると話す旬、しかしウィングはまだ他のハンターが集まっていないと言います。

それでも全員集まったと言う旬、各地で戦っていた影の兵士たちが忽然と姿を消していました。

すると、ベルやキバ、ナーガなどの全ての兵士たちが旬の元へ集結していました。

賢太にウィングと共にこの場所から離れるように言う旬。

賢太が離れたことを確認すると、巨人の影を召喚し全軍に突入するように指示をだすのでした。

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136話

旬が呼び寄せた影の軍団は一斉に巨人のボスへと襲い掛かります。

静寂してたボスは突然動き出し、一振りで百体以上の影の兵士を殲滅しました。

あまりにも強力な敵の力に、ここから逃げ出してしまいたいと旬は思ってしまいます。

この不快感を亡くすためには、逃げ出すかその原因を倒すしかないと考えるのでした。

キバがボス巨人に炎で攻撃すると、それを手で払いそこへ巨人の影が襲い掛かりますが、一瞬で倒されてしまいます。

蟻の影が襲い掛かろうとしますが、踏みつぶされてしまいます。

ベルも襲い掛かろうとしますが、ボス巨人の弱点を探る為に待機するように指示します。

影の兵たちを倒された旬のマナは徐々に削られていきます。

ボス巨人の体は魔力で鎧のようになっており、攻撃をよける様子はありませんが、キバの炎は防御していたことを思い出します。

主力であるベルやイグリットを残しておいた旬、何かを思いついたのか攻撃に参加させます。

ベルの突進を避けるボス巨人、そこへカイセルに乗ったイグリットが襲い掛かります。

巨人の動きを把握していた旬。

カイセルは叩き落されてしまいますが、腕に飛び移っていたイグリットが巨人の顔面に悪魔王の剣で魔力を打ち込みます。

顔を抑えてうろたえるボス巨人、その隙に旬は片目を切りつけます。

それと同時にベルはボス巨人の顔面をひっかきまわします。

更に旬は召喚したいくつもの短剣を使って顔面を切り裂きます。

ボス巨人と旬の戦いを遠くで見ていた賢太とウィングは、どちらもバケモンだと感じます。

乱刀でボス巨人の片目を潰した旬。

ベルト2人がかりで目の奥まで何度も何度も切り裂き続けます。

するとボス巨人は青色の血を大量に吐き、動かなくなるのでした。

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137話

ダンジョンブレイクしたS級ゲートを攻略するため、DFNで戦う旬。

ゲート前に陣取ってた、超巨人をも倒してしまいます。

敵を倒しましたというアイコンが表示されると同時に、レベルは4もアップ。

ただ、旬は違和感を覚えていました。

表示されたアイコンには、ボスを倒しましたとは表示されていない。

流石だと喜ぶ諸菱とは対照的に、気を引き締める旬。

超巨人からは黒い煙が出ておらず、影の抽出もできません。

旬がさらに違和感を強めていると、感じたのは謎の気配。

身構えるとベルが現れます。

死んでいるにも関わらず、ベルの気配をかき消す程強力な魔力を放っている超巨人。

あまりの存在感に、旬は驚きを隠せませんでした。

さらに次の瞬間ゲートから流れてきたのはもの凄い魔力。

魔力の爆風を浴び、顔を背ける旬。

あまりの魔力量に、旬は諸菱の心配をしました。

隣にいたイグリットがなんとか対応しており、無傷だった諸菱。

一方の旬は、魔力で頬に傷が付いています。

魔力が放出された後、ゲートは超巨人を吸収。

旬は驚きつつも、ゲートの内部に侵入することを決めました。

中に入ると、建物の廊下が現れます。

天井が高く巨大な空間に驚く旬。

その時、ベルが話しかけてきました。

ベルが気にしているのは、何者かの笑い声。

同じく声が聞こえている旬は、ベルを引き連れて奥へと向かいます。

先に進むとそこには鎖に繋がれた巨人の姿!?

拘束されている巨人がボスなのかと、旬は戸惑いを見せました。

一方旬を〝君主と〟呼び、鎖を解いてくれと頼んでくる巨人。

支配者たちが企てていることを知っていると話す巨人は、事実を他の君主に伝えなければと言うのです。

ただ旬を見つめ、巨人の顔つきが変わり始めました。

巨人が知っている〝君主〟は、旬とは別の存在だったのです。

謎の話しをする巨人に対し、支配者という人物について尋ねる旬。

巨人は、古くから君主と敵対している者たちだと答えました。

この言葉が真実であれば、支配者は影の君主である旬の敵?

その時、旬はあることに気が付きます。

支配者に囚われている巨人は支配者の敵である君主。

なんとこの巨人も、旬と同じ君主だったのです。

君主も支配者も、旬を狙っていると話す巨人。

今の旬では対抗する力を持っていないため、味方が必要だとも話しました。

つまり封印を解けば、仲間になると言うのです。

その言葉を信じられないと、拒否する旬。

すると、巨人は不思議な呪文を唱えました。

同時に、旬の前に表示されるアイコン。

アイコンは、真実の誓いを受け入れるかを問うてきます。

さらに、この誓いを持ちかけているのは巨人王太初の君主〝レギア〟だという表示も。

巨人の名前は、レギアであると分かりました。

この誓いは、承諾すれば互いに嘘をつけなくするもの。

暫く迷った結果、旬は誓いを受け入れます。

誓いが立てられると、改めて旬を支えると宣言するレギア。

それに答えようとする旬ですが信じるという言葉が口から出てきません。

真実の誓いを立てた以上、レギアに嘘はつけないのです。

つまり、レギアを信じていない旬。

納得し、別の質問をぶつけました。

他のモンスターとは会話ができないにも関わらず、レギアは自由に話している。

その理由は、君主であるから。

モンスターのことを混世の住人と呼ぶレギアは、彼らを敗残兵だと説明しました。

混世の住人は支配者に囚われ、長い間生きてきたのだと言うのです。

その時間の中で、自我が崩壊したのがモンスターの正体。

一方、レギアはモンスターと違って王と呼ばれる人物。

混世の住人とは違って自我を保ち続けてきたのです。

レギアの説明を受け、あることを感じた旬。

支配者とは、銀の天使だと感じました。

レギアに質問すると、やはり銀の天使が支配者だと分かります。

そこから疑問が広がり、地上にモンスターを送り込む理由を尋ねる旬。

すると、レギアは不敵な笑みを浮かべたのです。

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138話

巨人の王であるレギアが言うには、敵はこの世界を戦場にするつもりだと言います。

モンスターをこの世界に送っているのは、魔力を送るためだと説明します。

確かにモンスターから出現する魔法石やマナは今となっては貴重な資源となっていました。

それが戦争の為だったとは誰も知る由もありません。

戦争とは支配者と君主が対決することを指しており、地球は近いうちに地獄となると言います。

自分が旬と接触したことが、支配者と君主に伝われば奴らも動き出すとレギアは宣言します。

なぜ自分が狙われるのかと旬は問いかけます。

旬が持っている力はもともと旬のものではなく、持ち主が君主を裏切ったことに

なり、君主と支配者どちらからも狙われることになるとレギアは説明します。

自分だけは仲間になるから解放してくれとレギアは訴えかけます。

仲間になるなら影の兵士として使う方が便利だと、旬は冷たい表情で話します。

君主と支配者は霊体で成り立っているので影の兵士になることは出来ないと、レギアは話します。

全て説明したからもう解放してくれとレギアは催促します。

右手の鎖だけを開放し、最後にお前は人間の味方なのかと問いかけます。

その質問に答えることの出来ないレギア。

首についている黒い魔法石がある限り、人間を殺せという支配者の命令には抗うことが出来ないと旬は指摘します。

すると、レギアは解放された右手で旬に襲い掛かります。

それを躱した旬はレギアの頭に剣を突き刺します。

必死に抵抗するレギアですが、右手だけで旬に勝てるはずもなく、めった刺しにされます。

瀕死状態のレギアは人間と混世の戦いが激しくなるほど戦場となる日が近づくと言います。

お前が守りたいものは全て焼き尽くされると言いますが、旬はそうはさせないと話しとどめを刺します。

これによってダンジョンの支配者を倒したことになり、九君主の一人太初の王レギアを討伐したと宣告されます。

戦利品として手に入れた黒い魔法石のおかげでレベルが大幅に上がり、Lv122となりました。

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139話

クリストファーの元を訪れたセルナ夫人、彼が謎の男達に囲まれて殺された夢を見たと話します。

わざわざここまで来て、夢の話など馬鹿らしいとクリストファーは相手にしません。

覚醒者になる前は霊能力者であったことを夫人が話しますが、国家権力級の力を持つ自分誰にも殺されないし、誰が自分を守ることが出来ると話します。

するとセレナ夫人は、旬ハンターであればもしくはと答えるのでした。

その頃、旬は巨人の王を殺しておいてよかったと思っています。

鎖で封印されていたにも関わらず凄まじい力を持っていたレギア、もし完全な状態で戦っていたらと考えます。

もっと強くならなければと思う旬ですが、旬が巨人を討伐したことは世界中に広がっていました。

海を渡ろうとしてた巨人は中国のリウ・ヂーガンが倒したようです。

そして、DFNの会長は責任を取る為に自首しました。

その頃、アメリカに出現したS級ゲートをクリアしたハンターたちは祝賀会を行っていました。

旬が生き残る方に賭けをしていたトーマス・アンドレは、要求しますが適当にあしらわれてしまいます。

旬が召喚したモンスターたちの実力を見て、驚いている様子のDFNの人々、それを見た賢太は改めて旬は凄い人だと実感していました。

そんな中で賢太に母から電話があります。

そして、賢太は旬に家で問題が起きたから帰国すると伝えます。

急いで空港へと向かう賢太、日本に到着すると父親の秘書が待っていました。

移動しながら説明を受ける賢太、病院へ到着するとそこには最後の睡眠に入ってしまった父親がいました。

魔力がコントロールできないハンターは病室に入ることが出来ず、賢太は自分の無能さを恨んでいました。

そこで秘書は、父親がまとめたノートを渡します。

そこには、賢太が活躍している資料がまとめてあり、自分とやっていることがそっくりだと賢太は感じます。

一旦自宅に帰るように秘書に言われ帰ろうとすると、背後に気配を感じました。

振り返っても誰もいませんが、病室が何やら騒がしくなっています。

隠密を使った旬がこっそり病室に入り込み、賢太の父親に命の神水を使用したのです。

病室を立ち去った旬は、少し早い賢太への誕生日プレゼントだとつぶやきます。

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140話

影の交換を再使用するまでに2時間ほどかかるので、暇を持て余してしまった旬。

所有権のないダンジョンを探しに行こうかと出かけます。

その頃、就寝中であったクリストファーは周辺の異変に気がづき廊下を見渡します。

彼が泊っている屋敷の中は以上な程静かで、物音ひとつ聞こえません。

誰もいないはずの空間に何かを感じたクリストファー、何者だと叫びます。

そこには、薄ら笑みを浮かべる金髪の青年が立っていました。

気が付くと後ろにも2人います。

魔族の言葉で会話を始める金髪の青年たち、何を話しているんだとクリストファーは怒ります。

にやりと笑みを浮かべる青年、馬鹿にされていると感じたクリストファーは少なくとも一人は殺すと言い炎の化身へと姿を変えます。

その様子を獣の王と虫の女王が眺めていました。

猛烈な炎をまとったクリストファーは金髪の青年へと襲い掛かります。

その頃、旬はDFNへと戻っていました。

今回のヒーローである旬の姿を見ようと、10万人もの人々が集まっています。

車から飛行機に乗り移ると、隣の席にはハンター管理局の男が座っていました。

交渉は決裂したはずだと旬が話すと、そのことではないと男は言い、ある映像を魅せます。

そこには消防士と凄まじい火災の様子が映っていました。

火災を起こしたのはS級ハンターのクリストファーでこの火災を消す為に多くの人員が動員されました。

クリストファーはこのような火災が起こるほどの激しい戦闘をしていたらしく、その末に彼は殺されたと言います。

そして、その容疑者と疑われる写真を魅せます。

それは旬の父親である水篠潤一郎の写真でした。

これは何かの冗談かと怒りを露わにする旬、アダムの首をわしづかみにして吊り上げます。

アダムの説明曰く、この人物は突然ダンジョンから現れたらしく、旬が知っている人物とは別人かもしれない。

また、この人物はモンスターと同じ波長をしており、突然S級ハンターを襲ってきたのだと説明します。

アダムを開放して考え込む旬でした。

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141話

今回の事件でアメリカ政府は国家権力級の力を失ったことになり、犯人を捕らえる為には手段を選びません。

旬と良好な関係を築きたいアメリカは、指名手配される前に旬に情報を教えたのだと話します。

10年前に行方不明になったはずの父親が、モンスターになって表れた、旬にも理由がまったく分かりません。

旬の力を間近で感じたアダムは、旬が国家権力級の力を持ったハンターだと感じます。

それから数日後、国際ギルドカンファレンスが開催され、日本代表として我進ギルドが招待されました。

これによって、我進ギルドの実力をアメリカのハンター協会が認めたことになります。

マスターである旬に代わってインタービューを受ける最上、アメリカハンター協会の選択は当然だと胸を張って答えます。

それから、旬が日本に帰国して4日ほどたちますが、我進ギルドは静寂を保っていました。

ダンジョンクラッシャーと呼ばれていた旬は、まだ一度もゲートに姿を現していません、

その頃、ハンター協会の後藤会長は旬のレイドや公式記録を中国政府へと渡すように言われていました。

何故今になって中国が旬に興味を持つのかと不思議に感じる後藤会長。

犬飼によると実際に要請しているのは七星級のリウ・ヂーガンらしいのです。

リウ・ヂーガンは独自のランクを持つ中国の中でも、最上級の組織でした。

巨人の一人を倒していたリウ・ヂーガン、それ以外の全てを倒した旬に興味を持ったようです。

表面的なデータだけを渡すように指示する後藤会長。

その頃、アメリカのスカベンジャーギルドでは、旬がいよいよアメリカに到着すると話題になっていました。

右京を呼びだしたトーマスは旬に手を出すなと忠告します。

旬と右京の間に問題があるのは知っているが、威圧することで右京の意見は一切受け付けませんでした。

忠告を受けながらも、右京は諦める様子はありません。

感情を押し殺して部屋から立ち去る右京。

トーマスも右京が諦めるとは思っておらず、ローラに監視役を命ずるのでした。

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142話

旬がアメリカへと到着すると、多くの報道陣が待ち構えていました。

ドイツのギルドの代表であるレナトは旬に挨拶しようと近づきますが、旬の影にアメリカ政府と戦争できるほどの能力があることに気づき固まってしまいます。

そこへアダムが旬の迎えにやってきました。

賢太たちは先にホテルへと案内され、旬はアダムに連れられ別行動をとることになりました。

父のことかとアダムに尋ねる旬、あなたに害のある話ではないとハンター協会へと車は向かいます。

クリストファーが殺害されたことはまだ非公開ですが、彼のかわりとなる戦力を補強しなければならないと話し、旬もその一人だと言います。

ルーン石が持つ価値はそのモンスターの強さに匹敵すると話すアダムは、旬をある場所へと案内します。

人類史の災いであるドラゴン・カミッシーのレイドで、カミッシーから入手したルーン石の主人を探していると言うのです。

資料を見た旬はカミッシーの死体が保管されていることを知り驚きます。

カミッシーの死体がある場所へと案内しろと言う旬。

しかしアダムには死体の保管場所が分からないと答えます。

そこで、本部から許可を得るためにハンター協会へと向かいます。

局長のブレナンと話を始める旬。

死体を見るのは何のためだと旬に尋ねます。

旬がカミッシーを召喚獣にしようとしているとことに気が付いている様子です。

一人のハンターがそこまでの力をつけていいのかと悩むブレナン。

しかし、彼の要求を断れば今後の関係に影響すると指摘されます。

悩んだブレナンは、旬の能力直接確認する為にも、自ら旬を案内することにしました。

管理局の地下にあるカミッシーの保管場所へと向かう一同。

8年前死んだも関わらず地下には魔力が漂っており、これを影を抽出出来たらどれだけ強い兵士出来るだろうと旬は期待します。

倒された当時の姿のままで保存れているカミッシー。

ブレナンに許可もらい、カミッシーの目の前で近づく旬。

影の抽出を始めると、一度目失敗してしまいますが、二回目で成功します。

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143話

影の兵士として召喚されたカミッシーの咆哮で管理局のビルにヒビが入ります。

自分を呼び出したのは亡者の王かと言います。

ブレナン達には何が起こっているのか理解できません。

人間を皆殺しにすると言って強化ガラスを破壊するカミッシー。

頭に埋め込まれた魔法石は取り除かれているから、支配者に従う必要はないと話す旬。

君主に服従する感覚が懐かしいのか、カミッシーは気分がよさそうです。

新しい君主に挨拶をしなければと旬に頭を下げるカミッシー。

以前は光竜の王・破滅の君主に従えていたと話します。

旬がカミッシーに触れると彼の様々な記憶と感情が伝わってきました。

ここまで自我を持った影の兵士は初めてだと感じる遼河。

遼河にたいしてかなりなついている様子のカミッシー。

しかし、死んでから8年たっていることもあり影は姿を維持することが出来ず、崩壊を始めます。

永遠に君主に従える者たちが羨ましいと話すカミッシー、支配者の力を借りた人間が他にも4人いるから注意するようにと話します。

君主にお会いできて光栄だと言い残しカミッシーは消滅してしまいました。

死亡してから帰還が長すぎた為に、抽出に失敗したとシステムに告げられます。

ここの修繕費は最大限出すと話して、旬はその場を立ち去ります。

貴重な戦力を逃してしまったことに旬は苛立ちます。

旬がホテルへと戻ると、犬飼に賢太に会わなかったかと尋ねられます。

犬飼の話だと2時間ほど前にスカベンジャーギルドの人間が、賢太を連れてハンター協会へと向かったと言うのです。

連絡を受けたスカベンジャーギルドのローラは、まさかと思い慌て出します。

何が起こっているのか察しがついた旬は、賢太を探すために動き出していました。

賢太の父を救うために影を交換した後は、賢太に護衛の兵士をつけていなかったのです。

数体の影の兵士を召喚し捜索に向かわせます。

その頃、右京がやらかしたことを知ったトーマスは激怒し、必ず旬よりも先に右京を探し出せと命令します。

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144話

影の兵士を使って都中を調べる旬ですが発見することは出来ません。

D級ハンターである賢太が一般人にやれるはずはなく、恐らく犯人はスカベンジャーギルドの右京だと旬は予想します。

右京は兄が死んだ事件の真相を明らかにするために、自分たちがアメリカに来るのを待っていたのだろうと考えます。

賢太に護衛をつけていなかったことを後悔する旬、もし彼になにかあればと険しい表情を浮かべる旬でした。

一方で、右京を探しているトーマス、彼の所にはまだなんの情報を入っていませんでした。

S級ハンターの右京ですが、水篠ハンターとの力の差ぐらいわかっているはずです。

ローラに連絡を取るトーマス、ここ一か月の右京の行動を調べたところ、普段いかない場所に足を破婚でいたことが判明します。

スカベンジャーギルドのレイドを全てキャンセルさせたトーマス、ギルドのハンター全員に右京の捜索を命じます。

その頃、廃工場で拉致されていた賢太、右京とその仲間二人に暴行を受けていました。

水篠ハンターに接触するなと言われていた右京、初めから賢太に尋問をするつもりでした。

兄が入ったダンジョンで何があったのか尋ねる右京、正直に話せば帰すつもりでした。

彼が聞きたかったのは水篠旬が兄を殺した、その一言でした。

賢太に暴行を加える右京、死なないように仲間のヒーラーに傷を治させます。

拷問を続ける右京は、賢太に言う気になったかと尋ねます。

失せろと言い全く答える気がない賢太。

怒りを露わにする右京は更に暴行を加えようとします。

仲間が人殺しにはなりたくないと右京を止めようとしますが、残忍な笑みを浮かべる右京。

すると、工場の入り口にオークが立っていました。

どこか怯えている様子のオーク、自分を見て怯えているのかと思う右京。

オークを始末しようと近づきます。

その瞬間に交換という声が聞こえてきました。

その頃、車で移動中だったトーマスは既に始まってしまったことに気づき、急いで現場へと向かいます。

廃工場では、旬が右京を殴り飛ばしているのでした。

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145話

賢太をポーションで回復させようと試みますが、体力が10%以下だったので効果がありません。

痛めつけられた賢太を前に、旬は怒りがこみ上げてきます。

右京の仲間にヒーラーがいるなら治療しろと命じますが、日本語が通じず右京の部下はオロオロとするばかりです。

右京が通訳すると、自分たちのボスを説得してもらわないと、と言うので旬はその男を柱に叩きつけます。

もう一人の仲間は回復魔法が使えなかったので、次は地面に叩きつけられました。

それを見ていた右京は、やはりお前が兄を殺したのかと尋ねます。

すると旬は兄の所に行って聞いてみろと答えるのでした。

その言葉にブちぎれた右京は旬に殴りかかります。

旬はそれを軽くかわし、逆に右京を殴り飛ばします。

壁を貫くほど吹き飛ばされる右京、すぐに横に回り込んだ旬は右京を床へと叩きつけます。

頭を掴むと何度も何度も床へと叩きつけ続けます。

そこにトーマス・アンドレが到着しました。

右京はまだ生きているかと尋ねるトーマス、今はと答える旬。

右京を開放してくれたら、今回のことはなかったことにすると頼むトーマス。

嫌だと言ったらと旬が言うと、トーマスがは頼みが頼みでなくなると答えます。

右京を遠くへと投げ飛ばす旬。

思惑通りに旬とトーマスを対峙させることに成功した右京、自分に代わって旬を殺してくれと思います。

旬の前に立ったトーマスは俺が誰か分からないのかと尋ねます。

お前が誰でも関係ないと答えトーマスを睨みつける旬。

貧しい家庭に生まれたトーマス、生まれてから周りは敵だらけの日常でした。

何も持っていなかった彼ですが、天は彼に圧倒的な暴力の才能を与えていました。

戦いを続ける日常の中で、その才能を発揮していく彼は、自分の力がどれほどの影響力を持っているのか理解し始めます。

暴力こそが全てだと考える彼は、自分に従わない者をどう扱うか本能的に理解していました。

そしてトーマスは旬に襲い掛かります。

廃工場に集まっていたスカベンジャーギルド、そこへトーマスが吹き飛ばされてきました。

仲間を連れて旬の元へと向かうトーマス、旬は影の兵士と共に迎え撃ちます。

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146話

ここで退くなら命までは取らないと言うトーマス、それに対して旬は中指を立てて答えるのでした。

怒りに震えるトーマス、最後のチャンスだったのに後悔するなよと全身を筋肉で強化します。

スカベンジャーのメンバーたちも殺気だち一斉に攻撃してきました。

すると、旬の影の兵士たちが迎え撃ちます。

野獣のような姿になったトーマスは影の兵士たちを引き裂いてしまいます。

シールドを張っていたキバを貫くトーマス、そのまま旬の元へと向かいます。

そこには旬にやられた兵士たちが何人も倒れていました。

旬と目が合ったトーマスは、突撃していきます。

アイアンが盾を持ってそこに割り込み、トーマスを弾き飛ばします。

その間に旬はトーマスの死角に潜り込み、脇腹を短剣で刺そうとしますが、鋼のように強化されたトーマスの体を貫くことは出来ません。

旬を蹴り飛ばすトーマス、力の差を痛感しろと念動力で旬を拘束します。

その能力に一瞬驚く旬ですが、逆に支配者の権能でトーマスを押さえつけます。

固定させることが目的だと気が付いたトーマス、次の瞬間に旬に殴り飛ばされます。

殴り飛ばされるトーマス、自分から流れている血を見て驚きます。

更に追い打ちをかける旬、トーマスの全身を殴り続けます。

軽く見るのは辞めてやると、スキル強化を使用するトーマス。

その頃、ハンター協会は何台もの車を現場へ向かわせていました。

しかし一定の距離で止まり、これ以上近づけば命を賭けることになると言うのでした。

全身が鎧で覆われたトーマスは両手を振り上げ地面に叩きつけます。

すると、建物がおもちゃのように崩壊し始めます。

トーマスが捕獲と叫ぶと、スカベンジャーギルドのメンバーたちは一斉に対比し始めました。

突如現れたブラックホールのようなものに、次々と吸い込まれていく影の兵士たち、
支配者のスキルが無ければ自分も吸い込まれていたと感じる旬。

何とかトーマスの攻撃を躱した旬、次は逃がさないと更に追い打ちをかけようとするのでした。

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147話

意識が残っているスカベンジャーギルドの面々は、トーマスと旬の戦いに巻き込まれないように避難を急ぎます。

強敵な跳躍力で一気に旬の元へと近づくトーマス。

近づいてくるトーマスの頭部を蹴った旬はその勢いでその場から離れます。

念動力を使って旬を捕獲しようとするトーマス、すると旬は支配力を使ってトーマスを近づけます。

加速する2人はお互いに拳をぶつけ合います。

拳をぶつけ合った2人、吹き飛ばされたのはトーマスの方でした。

あちこちに体をぶつけながらなんとか着地したトーマス、旬はそれと同時に顔面に膝蹴りを食らわせます。

2人の戦いによって当たりの廃工場は次々と崩壊しており、一体どんな化け物が戦っているのかとハンター協会とアダム達は驚くばかりです。

彼らの目の間でトーマスが吹き飛んでいき、トーマスが旬にボコボコにされていきます。

殴られながら、自身の負けを認めたくトーマスはなんとか反撃に移ろうとしまうが、なすすべもなく一方的に攻撃され続けます。

俺はトーマス・アンドレだと何とか奮い立ちますが、誰だろうが関係ないとあっけなく旬に叩きつけられます。

ハンター協会やアダムたちが見ている中でトーマスを一方的に攻撃し続ける旬。

このままでは死んでしまうと感じたアダムは必死に旬を止めようと声をかけます。

それでも旬の手が止まることはありません。

するとトーマスは、歯を食いしばりながら自分の負けを認めます。

やっと攻撃を辞める旬、あのトーマスをここまで一方的に追い詰めることが出来る者がこの世に何人いるだろうと感じるハンター協会やアダムたち。

急いでヒーラーが治癒に取り掛かりますが、トーマス以外の人間だったらとっくに死んでいるレベルの重傷でした。

残ったスカベンジャーギルドの救助が始まり、幸い死傷者はほとんどいませんでした。

たった一人、右京を除いては。

影交換で移動した旬は日本に居ました。

旬の側で新たな影の兵士として加わった将軍、それは右京から影を取ったものでした。

そして国際ギルドカンファレンスへと参加する旬、噂を聞いた多くの人物から注目を浴びるのでした。

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148話

DFNでの活躍やトーマスとの戦いのこともあり、周囲から注目を集める旬。

旬が席に座ると、少し遅れてヴェルザー博士がやってきました。

最近になってゲートが多発しており、モンスターも協力なっていると話し、とくに日本の周囲の魔力の濃度が異常に高くなっていると指摘します。

日本と名前が挙がった事で旬は周りから注目されます。

水篠ハンターは関係ないと話す博士、もしそんなことが出来るならもはや人間ではないと話します。

対処する必要あると言う博士、世界は変わりつつあると言います。

博士が一通り話し終えると、ブレナン局長と交代します。

2週間前にクリストファー・リードが何者かに殺されたと発表すると、会場がざわつき始めます。

国家級の力を持つクリストファーにそんなことが出来る人間は限られていると、またしても旬に注目が集まります。

そしてスクリーンに容疑者と思われる写真が映し出されます。

その人物は旬の父である水篠潤一郎でした。

旬が犯人ではないことがわかったが、その容姿がそっくりであることから会場の人々は困惑します。

映し出された人物を容疑者Sと話すブレナン、アメリカのゲートで発見された人型とモンスターだと説明します。

そして過去に右京ハンターが簡単に倒されてしまったことを話します。

ハンター管理局によって全世界に指名手配されることになった容疑者S。

勘のいいリウ・ヂーガンがそのモンスターと旬が関係あるのかと尋ねます。

ブレナンは容疑者Sが旬の父あであることを明かします。

もし容疑者Sが本当の父親で、その父がハンター達を狩ろうとしていたらどうするのかと尋ねます。

もしそれがモンスターなら、もちろん倒すと答える旬。

しかし、本当の父親なら世界中のハンターを敵に回してでも家族を守ると答えるのでした。

ハンター協会が腕を振るって晩餐会を用意したので、是非参加して欲しいと言われる旬。

晩餐会に参加すると、旬の元へリウ・ヂーガンがやってきました。

彼は旬が海に逃した巨人を倒したハンターでした。

あの巨人を簡単に倒してしまった旬に興味を持っていたのです。

一通り話を終えると、容疑者Sが旬の家族でないことを祈ると言ってその場を去るのでした。

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149話

水篠ハンターとは戦いたくないと話すアダム、リウ・ヂーガンの発言は悪い意味ではないとフォローします。

そこへブレナンがやってきて、旬をセレナ夫人の元へと案内します。

最近になって最上級ハンターたちが何者かに狩られる夢を毎日見るとセレナ夫人は言います。

クリストファーのことも夢で見ていたと話し、彼に警告したが聞き入れてはもらえなかったと話します。

自分にも警告してくれるのかと旬が言うと、セレナ夫人はハンターたちを守って欲しいと答えます。

夢で見た狩人の顔を覚えようとしたがうまくいかず、旬の能力を見たときそれと同じ能力を使用していたのだと話します。

それを聞いた旬はレギアから聞いた支配者と君主の戦いだと思う旬、ハンターを狩っているのはどちらかだと考えます。

更に自分と同じ力を使用していたならば、ハンター狩りを行っているのは君主だと思います。

ハンター狩りを行っているのはハンター以上の存在であり、それに対抗するにはハンター以上の存在が必要だとブレナンは言います。

渡せる者はなんでも渡すからハンター協会に協力して欲しいと旬に頼みます。
しかし旬は、敵の正体が分からないからと断ります。

立ち去ろうとする旬は立ち止まり、狩られるハンターと会う席でも用意してくれれば良いとアダムに伝えます。

国際ギルドカンファレンス最終日の夜に大規模な宴会が用意されました。

アダムは旬の元に訪れ、狩られる予定のハンター名簿を渡します。

そこにはハンターランキングの上位から載せられており、旬はとりあえず宴会に参加しているハンター全てに影の兵士を忍ばせておきます。

これで誰が敵で、誰が味方なのか把握することが可能です。

会場にはトーマスも来ており、全身にギブスを付けています。

旬であればギルトの全員を殺すことも出来たのに、死んだのは右京だけでした。

何故生かしてくれたのかと尋ねるトーマス。

死に値するほどの罪ではなかったと旬は答えます。

その頃、日本では後藤会長が心臓の不調に悩ませれていました。

そろそろ限界かと、くつろいでいると何かを感じ取った後藤会長はそとを見ます。

しかし、その何者かは既に中に入り込んでおりソファーに座っていたのです。

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150話

気配を感じさせることなく突如現れたその者を、自分の手には負えないと感じ取った後藤会長。

すると酷寒を名乗るその者は、ここは完全に外部と遮断されていると話しだします。

夢でも見ているのかと思う後藤会長、すると酷寒は後藤会長の肩に氷を打ち込み現実だと分からせます。

すると、弱いものいじめをする趣味はない、光の破片よ姿を現せと冷気を放出させます。

器の体を心配しているのかと話す酷寒、心配せずともその器の寿命は短いと更に冷気を強めていきます。

その攻撃を弾き飛ばした後藤会長、目は金色に輝いています。

やっと姿を現したなと笑みを浮かべる酷寒。

この部屋だけが違う次元にあることに気づく後藤会長。

永らく光の破片を探していたと話す酷寒、こんな壊れた器に閉じ込められていたのかと納得します。

既に光の破片7つ全ての場所を把握しており、既に二つは破壊済みだと話します。

酷寒の君主めと怒る後藤会長、触ることすら出来ないに自分に歯向かうのかと酷寒は嘲笑います。

氷の波で後藤会長に攻撃する酷寒、後藤会長はそれを頭突きで叩きり酷寒に殴りかかります。

接近戦となり、激しい打撃の欧州となりました。

早く決着をつけたい後藤会長は焦りますが、体力が限界を迎え膝をついてしまいます。

器の限界だなと酷寒は腕を槍に変えて後藤会長の胸を貫きます。

自分たちの兵は既に到着していると話す酷寒、今から器を探していても間に合わないお前たちの作戦は失敗だったなと言います。

後藤会長の体に憑依している支配者は酷寒の槍を掴み、考えなしに戦っていたわけではない、お前たちの中にも変数が生じていると言います。

最後の力を振り絞って攻撃をする後藤会長、その攻撃はよけられてしまいます。

しかし、それは酷寒を狙ったものではなくこの空間の壁を破壊するためのものでした。

今だと叫ぶ後藤会長、すると後藤会長の影から蟻兵士が飛び出してきました。

外へと飛び出した蟻は部屋の外へと向かいます。

酷寒が慌てて蟻を追いかけ殺そうとすると、そこに姿を現したのは旬でした。

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151話

旬に締めあげられる酷寒、旬の中にいる影の兵士たちを感じとると驚きを隠せないようでした。

後藤会長が言っていた変数とはこのことかと思う酷寒、氷のブレス吐いてその場から何とか抜け出します。

氷を破壊し短剣握った旬は酷寒に襲い掛かります。

今日は命を賭けて戦うつもりはないと話す酷寒、あの人間助けに来たのではないのかと後藤会長のいるビルを指します。

胸に大きな穴が開いている会長を見つけて驚く旬。

酷寒は自分と戦うか、あの者を救うか選択しろと後藤会長に向けて氷の槍を投げつけます。

氷の矢が刺さる寸前でなんとか弾き返す旬。

その間に酷寒は移動用のゲートを開いてその場から立ち去ろうとしていました。

逃がすまいと短剣を一斉に放ち攻撃する旬、いくつかは命中ますが逃げ去られてしまいます。

急いで後藤会長の元へと駆け寄る旬、結界せいでこれまで気づく事が出来なかったと悔しがります。

後藤会長から流れ続ける血、ヒーリングポーションもどうにもなりません。

ベルを呼び出した旬は何とかして生き返せと命じます。

何度もヒールを繰り返しますが、後藤会長は効果ありません。

命の神水ならと取り出そうとする旬の腕を会長は止めます。

病院行くことも断る会長は、この傷はどうすることも出来ないと話します。

彼らの計画を知った後藤会長、特別な力をもった旬が人間側にいるのは幸運だと言います。

ゲートとダンジョンは人間を守る為のものだと話し出す会長。

いつか大きな選択をすることになるが、その時はどうか人間側に残って欲しいと話します。

最後に旬と会うことが出来て良かったと神感謝しながら静かに目を閉じるのでした。

その後、後藤会長が何者かに殺されたことと、旬が日本に帰国たことが大きくニュースに取り上げられます。

これまで一般人はハンターが守ってくれたが、ハンターは誰が守るのかと世界は新しい次元と恐怖に包まれていくのでした。

対象を孤立刺せて襲い掛かる君主たち、どれほど強いハンターでも彼ら倒すとは難しい、もしもの場合はハンター協会を通じて自分に連絡をしてほしいと促します。

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152話

ある場所に集まっていた君主たち、酷寒は影の君主が地上にきていると話します。

するとヨグムンドは彼の力を移せる器がないので破滅の君主も姿を現していないと言います。

この目で見たと主張する酷寒、光の破片を超える脅威だと話し、彼を始末するのを手伝って欲しいと呼びかけるのでした。

すると金色の髪をした君主が言います。

九君主の中でもトップレベルの強さを誇る影の君主、そんな彼と戦うのは得策ではない、破滅の君主が出現するのを待つのはどうかと提案します。

今の状況でいつまでも破滅の君主を探し続けるのは危険だと話す酷寒。

影の君主が人間である今のうちに処分しておくべきだと主張します。

もし協力してくれるのであれば、自分が責任をもって影の君主を無に帰すと持ち掛けるのでした。

金髪の君主とヨグムンドはそれを断るとその場を立ち去ってしまいました。

酷寒を攻撃した剣には毒が塗ってあり、現在の影の君主は容赦がないと言います。

納得した獣の王と虫の王は酷寒の提案に協力することにするのでした。

その頃の日本では、Lv133に到達した旬はビルの屋上で酷寒の魔力を探知しようと試みています。

酷寒には影が存在しませんでした、巨人の王が言っていたように霊体は影の兵士にすることが出来ません。

しかし、一人のハンターである旬は酷寒を逃すつもりはありませんでした。

後藤会長が亡くなってから一週間が経ち、日本国内のギルドをまとめる為には新たな会長を決めるべきだと会議が行われています。

外部からS級のハンターを受け入れる訳にも行きません。

この際、会長職は必ずしもS級でなくてもいいのではと案が出ます。

そこで、これまでの実績や能力と人間性などが評価され犬飼が会長として抜擢されます。

しかし、それを犬飼は拒否しますが説得されるのでした。

その頃、スカベンジャービルの地下ではトーマスとローラがある場所へと向かっていました。

本当にあれを贈り物にするのかと尋ねるローラ、最高の武器をここで眠らせておくのはもったいないとトーマスは言います。

そこには赤黒いオーラを放つ二つの短剣が収められていました。

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153話

ニュースでは犬飼がハンター協会会長に決まったことが報道されています。

それを見た葵はイケメンが会長になったと驚きます。

そして洗濯物を持ってベランダへと移動すると何かが目に入った葵は慌てて母の元へと向かいます。

その頃、我進ギルドにはトーマスが訪れていたので、それを嗅ぎ付けた記者が集まっていました。

大物を相手に顔がひきつっている賢太、しかもそこにはハンターポイント12位のレナトまで来ていました。

彼らが来てから2時間ほど経ちますが、旬とは連絡がとれない状態でした。

ようやく帰ってきた旬、ギルドのスタッフたちは安心します。

最近はゲートが多く発生しているので忙しかったと説明します。

腕が治った食事を使用と約束してだろうと言うトーマス、更に素晴らしい贈り物を持って来たと話します。

ここで渡すのは危険なので場所を変えたいと言うトーマス。

旬がもう一人ハンターに気づき話をしようとしますが、トーマスはそれを遮ります。

二時間も待っていたのだから自分も同行させてもらえないかと頼むレナト、極秘なので同行しないで欲しいとトーマスは脅しをかけます。

レナトを放置して食事へと移動する旬とトーマス。

食事を済ませると、トーマスはアタッシュケースを用意させます。

それを開くと、カミッシーの魔力を帯びた二本の赤い短剣がありました。

カミッシーの死体はアメリカ政府に譲渡したが、戦闘中にトーマスが引っこ抜いた犬歯はもらったのだと言います。

長剣を作るには短かったので短剣を作ったと言い、そしてこれは今日から旬のものだと笑いながら話します。

カミッシーの怒りという名のその短剣、これまで使っていた短剣とは比べものにならない程の攻撃力を誇ります。

他の剣とは違い、旬の魔力に大きく反応するその短剣。

その贈り物は気に入ったかと尋ねるトーマス、こんな素晴らしいものを本当に無料でいいのかと尋ねる旬。

自分やギルドメンバーの命に比べれば安いものだとトーマスは言います。

穏やかな空気で終わると思った食事会すが、外の異変に気づく2人、上空は魔力のかたまりのようなものが浮かんで板のです。

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154話

会見を開いたハンター協会、ヴェルザー博士はこのゲートは始まりに過ぎないと話しこの事態が大きな悲劇にならないように祈るとだけ言います。

その頃、カイセルの背中に乗りゲートの中心へと向かっていた旬。

このゲートは強力な壁で覆われており潜り抜けることが出来ません。

覚醒者でも通ることが出来ないこのゲート、内部の様子を知る事は誰も出来ないのでした。

家族や友人が大勢いるここで簡単に諦めることは出来ないと覚悟を決める旬。

そこへ犬飼から電話がありました。

衛生を使って全域をスキャンしたが、世界のどこにもゲートは生成されていないと言います。

大型がゲートが出現してから3時間、その間は世界中どこにもゲートが発生していない、これは偶然ではないと旬は感じます。

大きな混乱を避けるために、段階的に住民の避難を開始すると話す犬飼。

どうするかと尋ねられた旬、誰かがやらなければとだけ答えます。

その後、ハンター協会の体育館へと向かった旬はベルの特訓を始めます。

ベルに本気を出すように指示する旬、元師級となりフルパワーで旬に襲い掛かります。

その攻撃を軽くいなす旬、イグリットやグリードが将軍級になれば元帥まであっという間だと言い、ベルにあおりをかけます。

旬の軍勢の中で最強のベルですが、これからの敵と戦う為にはまだま足りないと思っていた旬はベルの強化を試みたのです。

叫び声をあげて気合を入れるベル、遠慮なく猛攻を仕掛けます。

それでも旬には傷をつけることも出来ず、殴り飛ばされてしまいました。

主君の強力な力に感激したと話すベル、テレビの視聴を制限しようかと脅します。

特訓せいでボロボロなってしまった体育館、言い訳の電話犬飼にかけます。

その頃、トーマスは日本まだ滞在していました。

カミッシーや超大型ゲート、旬など彼の心を躍らせる物が日本は集結していたからです。

どのみち、日本に発生した超大型ゲートを食い止めなければ全てが終わってしまうと感じていました。

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155話

避難する人々でごった返している東京。

動こうとしない母に避難しないのかと尋ねる葵。

すると母は戦場になるのであれば、死ぬ場所くらいは自分で決めたいと言います。

何故死ななければならないのと葵は怒ります。

父がそうしてくれたように今度は旬が私たちを守ってくれると母は言います。

その頃、旬はビルの屋上を飛び回りながら敵の気配を探っていました。

あのゲートを防げたとしても、犠牲者なしには済まないだろうと旬は思います。

守べきものが増えた旬、携帯を見つめながらある人物に電話をかけます。

そんな中で、雫は馬渕に稽古をつけてもらっていました。

最近は剣に迷いが見られる雫、何かを恐れているのかと指摘されます。

自分が片腕を失ったときの体験談を話す馬渕、ちょうど電話が掛かってきたので雫は電話を取ります。

電話の声を聴いて頬を赤くする雫、予定が出来たのでと稽古を中断し切り上げます。

遊園地へと向かった雫、そこにいたのは旬でした。

美男美女の2人は目立ってしまい注目を浴びます。

注目されることをあまり気にしていない旬、こんな状況でも人が多いと驚いています。

こういう場所が好きなのかと尋ねる雫、特に好きなわけではないが一度来てみたかったと旬は言います。

なぜ自分を誘ってくれたのかと尋ねる雫、友達といえるのは雫さんぐらいだと答える旬。

それを聞いて雫は恥ずかしそうに顔を真っ赤させます。

周囲に人が集まってきたので影の兵士を使ってその場から立ち去る旬たち。

雫がハンターになってから2年、こんなに気軽に出かけたのは初めてのことでした。

楽しそうな雫の笑顔を見た旬はホット胸をなでおろします。

遊園地にあるいろいろな乗り物に乗ってみる2人ですが、戦闘でスリルになれている2人にはどれも物足りないものばかりでした。

本当に楽しめるものに乗ろうと言い出した旬、カイセルを召喚して乗り込みます。

いつも助けてもらってばかりで、きちんとお礼が言えてなかったと雫は改めて、ありがとうとお礼を言います。

まだ見せたいものがあると言う旬、星空がよく見える場所へと向かい、2人で寄り添いながら夜空を見上げるのでした。

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156話

大勢のハンターが集まっている東京、あるB級ハンターが考え事をしながら歩いていると大柄の男にぶつかります。

実はその男は君主の一人でした。

しかし、そうとも知らなぬB級ハンターは君主に向かって謝れと怒鳴り散らし始めました。

ハンター内では上位にいるそのB級ハンター、調子に乗っていたのか力の差も分かっていません。

君主はその男の頭を嚙みちぎり周囲に居た人間を衝撃はで吹き飛ばします。

多くの人間が吹き飛ばされ体が壁にめり込み、中には死んでしまった人までいます。

今から我がお前らを狩る、我の名は獣の王・牙の君主だ、我を止めてみろと挑発を始めました。

その頃、山中で朝を迎えていた旬と雫。

カイセルに乗ってホテルに朝食を食べに向かいます。

その頃、突如ハンター協会に現れたモンスターの対処をしている犬飼は多くの被害者が出ていると報告を受けていました。

ダンジョンブレイクが始まる前だというのに、頭を抱える犬飼。

頼みの綱である旬は圏外で連絡が取れません。

しかし、その近くにいた上位ハンターが対処に向かっているといいます。

そのハンターはレナートでした。

実力の差を感じるレナートは到底勝てるとあ思っていません。

自分が東京滞在になったのはこのモンスターの食い止める運命にあったからかと考えます。

すると、後ろから現れたトーマスに頭を掴まれどかされます。

その頃、朝食をとろうとしていた旬に東京に突如モンスターが現れたと連絡があります。

まだダンジョンブレイクまで数日はあるはずと驚く旬。

しかし、それが現実だと犬飼に告げられます。

大型ゲートの為に集められた多くのハンターが、たった一匹のモンスターになすすべもなくやられています。

現在はトーマスが応戦中とのことです。

トーマスには影を付けていたのでなにも連絡が無いことを不思議に感じる旬。

まるで信号を妨害されているようだと思います。

巨力な力を持つモンスターそして国家権力級のハンター、妨害される信号からある心当たりを感じる旬。

その頃、牙の君主と対峙するトーマスは正面から殴り合いの勝負を挑んでいました。

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157話

国家権力級のハンターであるトーマスが正体不明のモンスターと戦っていると報告を受けた最上、現場に駆け付けると白虎と死神ギルドが制圧に参加していました。

これまでに感じたことのないほどの圧力を感じる最上。

獣の王を殴り飛ばすトーマス、しかし全く効いてはいない様子です。

トーマスの腹部へと突進していく獣の王、すると獣の王の胴体に腕を回して地面へと叩きつけます。

獣の王は足でトーマスを蹴り上げると余裕の笑みを浮かべます。

トーマスが全身に強化を施し迎え撃とうとすると、そこへ白川率いる白虎ギルドが到着しました。

吹き飛ばされている獣の王、それに追い打ちをかけるトーマスそれを見た白虎ギルドのメンバーは興奮して応援します。

しかし、トーマスに余裕はなく早く非難しろとげきを飛ばします。

異常事態だと感じた白川は変身しようとしますが、獣の王の圧倒的な存在感に気圧されて変身を辞めてしまいます。

重力を操る獣の王は自動車を浮かせてトーマスへとぶつけていきます。

それに対してトーマスは支配者の手で獣の王を引き寄せ何度もパンチを打ち込みます。

一見するとトーマスが有利に見える状況ですが、どこか余裕の獣の王。

トーマスのパンチを簡単に受け止めてみせると、破片の人形の割にはよくやったと言ってトーマスの拳を握り潰します。

全身が真っ白い毛で覆われていく獣の王、絶望的な恐怖を感じるかと問いかけ何度も爪でトーマスを斬りつけます。

力尽き膝をつくトーマスの頭を鷲掴みにする獣の王、力に自信があるようだから力比べをしようと言ってトーマスの頭部を粉砕します。

しかし、トーマスは鎧から抜け出し獣の王を背後から締め上げます。

渾身の力を振り絞って獣の王の首をへし折りますが、すぐに元に戻ってしまいました。

トーマスの顔面を掴むと地面へと投げつける獣の王。

腹が減ってきたとトーマスを見つめていると、何かが頬にあたり吹き飛ばされます。

トーマスを守るためにドイツのハンターレナートが参戦したのです。

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158話

獣の王を前にするだけでも鳥肌がたち命の危機を感じるレナート。

殺されるからすぐに逃げろとトーマスに言われますが、ハンターである以上は退くつもりはない、無様に生き残るくらいならここで潔く死んだ方がましだと言います。

自分は間違っていないと思い込もうとするレナートですが、実際に獣の王の牙が迫ってくると恐ろしくてなにもすることが出来ません。

すると次の瞬間、横から現れた黒い龍が獣の王に食らいつきます。

黒い龍はカイセルでした、獣の王はカイセルを爪で切り裂くとニヤリと笑みを浮かべますが、するとその向こうから現れた旬が獣の王に蹴りをいれます。

レナートの横に着地した旬、トーマスを連れてすぐに安全な場所へと非難するように言います。

ダメージもなくすぐに立ち上がる獣の王。

人間に影のあいつの匂いが混ざっていると言います。

当たりから凄まじい殺気を感じた旬は、敵が一人ではないことに気が付きます。

人間の体でどうしてそこまで力を引き出すことが出来たのかと不思議そうな獣の王。

すると、姿を現した酷寒は影の君主と設計者が取引をしてなんか小細工を施していると言います。

更に地面から姿を現した虫の王疫病の君主は、君主の味がどんなものなのか一度食べてみたかった言いながら登場します。

三人の君主を同時に相手することになってしまった旬。

影の軍団を呼び出す旬、酷寒にはイグリットとアイアンを向かわせ、獣の王にはタンクとガーナで対応し、虫の王にはグリードとベルで挑みます。

すると酷寒は氷のブレスで当たりを凍らせ影の兵士たちも凍り付いてしまいます。

寄せ集めの集団ではこの氷の牢獄から出ることは出来ないと断言する酷寒。

旬はまだ影の君主の力を完全には発揮できていないと言う酷寒。

君主の中で最も偉大だった影の君主とはいえ、他の君主を無視することは出来ないと言います。

左手にまとわりついている氷を破壊する旬、お前だけは必ず殺すと酷寒に向かって襲いかかるのでした。

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159話

アイスゴーレムを召喚する酷寒、そして虫の王は昆虫に体を操られた人間の死体を召喚します。

旬の足止めをしようと襲い掛かりますが、一瞬でそれを突破して酷寒を狙う旬。

そこに獣の王が割り込んできたので、旬は容赦なくその腕を切り落とします。

君主3人を相手にするのは流石に大変だと、旬はため息をもらします。

すると、そこへ私の王になにをするとベルが突撃してきました。

たかが影兵士が私の結界を破るなんて、と驚きを隠せない酷寒。

何故人間ごときが軍団長クラスの兵士を持っているのかと驚きます。

影の君主が率いる軍団長兵士は一人一人が破壊の化身ではないかと獣の王は言います。

すると、虫の女王が母親の見分け方も分からない悪い子には罰を与えると言ってベルに向かって巨大なてを伸ばします。

しかし、激怒しているベルには通用せず、その腕を切り裂きすぐさまに旬の元へと駆け寄り跪いきます。

旬の圧倒的な強さに感服するベル、そこへ死体たちが襲い掛かってきたので旬とベルはそれを薙ぎ払います。

囮だった死体たち、隙を付かれた旬はビルの方へと投げ飛ばされてしまいます。

すると頭上から氷の槍が降り注いできました。

それらを短剣で弾きながら短剣を酷寒へと投げつける旬。

その短剣は見事に酷寒の胸へと突き刺さります。

人間に傷をつけられたことに驚きを隠せない酷寒。

お前は生きて帰れないと言ったはずだと旬は更に酷寒に攻撃を仕掛けようとします。

しかし、獣の王に背後を取られてしまい剣で背中を斬られてしまいます。

傷は深く血を吐き出す旬。

それを見て動揺したベル、虫の王に掴まってしまいます。

主君を早く助けろと怒鳴り声を上げるベル、それに反応したグリードは氷漬けから脱出します。

酷寒が弱ったことで氷の結界が弱まったのです。

イグリッドやキバも氷から脱出することに成功します。

それでも、旬の傷が深いため自分たちが優勢にたっていると酷寒は言います。

すると、状態異常回復を使用した旬が笑みを浮かべながら立ち上がるのでした。

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160話

世界中の都市の人々が旬と君主たちの戦いを見守っています。

現地で戦いを見守るレナートや白川は旬が放つ凄まじい力に圧倒され、見守ることしたできません。

旬の影の兵士たちが君主たちに襲い掛かります。

虫の王と戦いを繰り広げるベル、その背後へと回り込んだ旬は虫の王を短剣で切り裂きます。

その頃、外では死神ギルドの精鋭部隊が一斉攻撃をする準備をしてましたが、割り込める隙がなくギルドの代表は判断に困っていました。

そこへ現れた謎の男に見守るように言われるのでした。

戦いを続ける旬と君主たち、独攻撃で旬に襲い掛かりますがカンディアルの祝福がある旬に毒は利きません。

切り裂いてやると直接攻撃を仕掛ける虫の王ですが、あえなく返り討ちにあいます。

旬がまとう漆黒の闇にうっとりしながら虫の王は最後を迎えます。

虫の王を倒した旬は更にレベルが上がります。

影の君主の力を使いこなせていないのに、またしても恐怖心を味わうことになるのかと驚きを隠せない酷寒。

すると獣の王はベルの首を鷲掴みにし、このような非力な兵に頼るのは奴が不完全な証拠だ、不完全な君主が完全な君主を止めることなど出来ないと言います。

他の兵士たちはまたも氷漬けにされていました。

獣の王がベルにとどめを刺そうとすると、旬は慌てて召喚を解除しようとしますが反応がありません。

旬は自ら特攻してベルを救い出します。

獣の王の言う通りだと言う酷寒、霊体化して本領を発揮させます。

お前の兵士たちを何度も再生と破壊を繰り返して魔力を蝕むお荷物にしてやると言います。

すると槍を旬の肩へと突き刺します。

しかし、すぐに酷寒の脇へと回り込む旬は短剣で酷寒を突きさそうとしますが、躱され槍で腹部を叩きつけられます。

霊体化は消耗が激しいから早く決着をつけると言って旬に向かっていく酷寒。

酷寒の攻撃を防ぎながらなんとか、背後へと回り込みますが酷寒に悟られており足元を氷漬けにされます。

そこへ獣の王が現れ巨大な爪で旬は貫かれてしまいます。
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161話

獣の王に背中から胸を貫かれた旬、今のレベルならこの傷も治るのではと考えますが、正面から酷寒が氷の刃で突き刺さします。

完璧な君主ではないから回復出来ないだろと嘲笑う酷寒。

君主の軍団が到着すれば人間を簡単に殲滅するだろうが、旬のいる国だけは酷寒が直接凍らせて永遠に苦しめると言います。

旬はその場で死んでしまいますが、黒い心臓を所有していたので、その発動条件が揃い不明だった能力が発動します。

目が覚めると旬は無傷の状態で病院のベットに横たわっていました。

君主たちとの戦いは夢だったのかと思っていると、そこへ入ってきた犬飼との会話で自分が過去に戻っていることに気が付きます。

見た目やレベルはそのままで、所有した武器なども変わっていません。

過去と同じように病室に入ってきた葵、旬のあまりの変貌ぶりに驚きます。

影の兵士はいなくなってしまったようで、また一から集める必要がありそうです。

なぜ過去に戻ってきたのかと困惑する旬はハンター協会へと向かいます。

魔力を再測定し、S級だと判断された旬、一人で後藤会長の元へと向かいます。

エレベーターで道門と一緒になる旬、悪だくみをしているのかニヤニヤと旬を見ています。

隠密のスキルを使って腰の短剣に手を伸ばしますが、既に旬が抜き取っていました。

そして旬は、いずれお前に娘の復讐を依頼する者が現れるが罪の無い人間に手を出したら殺す脅しをかけます。

困惑している道門を放置して後藤会長の元へと急ぐ旬。

生きている後藤会長を目にして驚く旬ですが、初対面を装い接します。

旬の目の前には世界を再起動させるウィンドウが現れました。

旬が手続きしに来たのかと思った後藤会長は今後の話を始めます。

架南島で兵を補充したかった旬は全ての蟻を捕まえると提案します。

驚く後藤会長ですが、旬がすでに国家権力を超える魔力を持っていることに気が付きます。

過去をなぞる間、世界の再起動ウィンドウは旬の目の前に表示され続けます。

この世界の全てが偽りだと気づいた旬は、姿を見せろと怒鳴り声を上げます。

するとあたりは真っ暗な世界に変わり、前影の君主が姿を現しました。
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162話

旬の前に突如現れた影の君主アスボーン、お前が望むなら幸せな夢の世界で永遠に過ごすことが出来ると言います。

この世界は旬がこれまでに犯したお過ちや欲望にアスボーンの力が加わりできた死の領域で永遠の安息が約束されていると話します。

アスボーンは誰よりも近くにいながら旬を見守り続けてきたとそうで、自分は旬そのものだと言い、この領域なら望む通りの世界が作れると言います。

旬と話すことが出来るこの瞬間をずっと待っていたと話すアスボーン、私たちの始まりと終わりを見せてやると話し手から凄まじい魔力を放出させます。

その頃、現実の世界では化け物を止めることが出来るものが居なくなったと絶望の淵に立たされていました。

狙撃を止められたいた黒須、こんなことなら攻撃していればよかったと、酷寒に向かって一斉射撃を始めようとしています。

しかし、その瞬間、旬の魔力が再び蘇り黒い心臓が鼓動を始めたのです。

顔色が変わる酷寒と獣の王、真の王が君臨することだけは避けなければと慌てて氷漬けになった旬に襲いかかります。

そこへ登場した旬の父である水篠潤一郎に2人の君主は吹き飛ばされてしまいます。

今から誰もこの子に触れることは出来ないと宣言し、二本の短剣を手に旬を護り始めます。

光と闇が広がる世界で絶対者が光を割って神の死者を作り、闇を割って8人の君主を作りました。

世界を破壊しようとする君主、世界を維持しようとする光の使者は互いに戦争を繰り返します。終わりの見えない戦いに最も強い光の使者が絶対者に力を求めますが、絶対者はそれを拒みます。

絶対者にとってこの戦いは遊戯にすぎず、戦いが終わることを望んではいなかったのです。

そこで反乱を起こした光の使者たち、それに唯一賛同したのが影の君主だたのです。

しかし、戦力差は圧倒的なものでした、そこで影の君主が手に入れた能力が亡者を操る力でした。

新しい軍を率いて戦場に向かいますが、その時にはすでに絶対者は使者たちによって倒されていたのです。

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163話

光の破片の裏切りによって殺されてしまった絶対者、すると自らを神と名乗りだした光の破片は絶対者が使用していた道具を利用して君主に攻撃を始めます。

長く続いた戦いでしたが、影の君主の力もあり和解を結ぶことが出来ました。

そんな中で支配者たちの目を避けながら新たな軍団を作るためにやってきた世界が地球でした。

人類にとって君主たちは驚異で一度全滅してしまいます。

支配者たちが訪れた時にはすでに遅く、そこで10年もの時を戻すことが出来る輪廻の杯を使用するのでした。

大きな力を持つ君主が地球に降臨する為にはそれに耐えることが出来る体が必要です。

しかし、影の君主と破滅の君主は力が大きすぎてそれに見合う人間を見つけ出すことが出来ずにいました。

設計者と呼ばれる最高の魔導士が影の君主に見合う人間を探すことに申し出ますが、その作業は難航します。

そこで影の君主が選んだのは旬でした。

影の君主の力を全て受け入れるには体が弱すぎる旬、そこで設計者は旬の成長に応じて肉体を成長させるシステムを作り出します。

まるで人間が好きなゲームのような設定にしていました。

何故設計者を裏切ったのかと尋ねる旬。

すると君主は旬と共にした時間があまりにも楽しかったので、失うのが嫌だったのかもしれないと答えます。

旬と影の君主はもはや一心同体だと話し、どちらが所有者になってもおかしくないと影の君主は言います。

このまま自ら作った理想の世界で安息の時を過ごすか、現実に戻って彼らと戦うのか自由に選べと言います。

支配者側に立つわけでもなく支配者と戦う気もなく、何故別の世界へと逃げたのかと旬は問いかけます。

そこに自分の居場所が無かったからだと答える影の君主、すると旬はここに俺の居場所はないと話すのでした。

後藤会長の身体に姿を変えた影の君主、にこりと微笑むと、自分は安息に戻る、旬は不滅の存在となれと言って体の主導権を渡します。

影の君主の力は全て旬の物となり、影の君主は消えていきました。

そうして旬は現実の世界へと戻ります。

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164話

※準備中

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