【漫画】忍恋の最終回5巻ネタバレや無料で読む方法

〜「忍恋」最終5巻のあらすじここから〜

ついに迎えた楓と紗々女の婚姻の儀、当日。鐵男が楓を狙っていることを察知した杏子は、ついに鐵男と相対する。

しかし、杏子と共にいたいと願う鐵男と、楓を想う杏子の気持ちが交わることはなくて…。

紗々女と鐵男を操り、華山院家を乗っ取ろうと画策する謎の男・疾風。その正体とは？

そして、追い詰められた４人が、最後に選んだ道とは…。

忍ぶ、恋の物語。堂々の最終巻！

〜あらすじここまで〜

〜忍恋の最終回ネタバレここから〜

「紗々女と鐵男は離反。私は不覚を取って負傷。指示を待つ。行け」

疾風はそう伝えると木にもたれかかり、タバコに日を付けました。

そして、骨は華山院屛廟の側に立つ木の下か…悪趣味な埋葬先だな、兄貴と呟きました。

頭の中には兄との思い出が蘇ります。

タバコは身体に悪いとおせっかいを言ってきたり、自分に何かあればお前が疾風を継ぐんだぞと言ってきたり。

笑顔の兄に向かい現在の疾風は、

「俺は曲がってるからこんな風にしか仕上がらなかった」

と言います。

しかし百窓はこれからもっと大きくなる、そうしたらこの上にあんたの廟を立てて…という願望もありました。

そんな疾風の様子を物陰から見ていた鐵男。

さらに木の陰に隠れていた紗々女に、こう言いました。

「これでお前も百窓に追われる身。将来設計が狂ったな」

ただ紗々女は満足しているとのこと。

自分の気持ちがやっと鐵男に伝わったから。

しかし鐵男は杏子が好きで諦める気はない、と言います。

すると紗々女は、次会う時までにフラれといてねと言い残し、鐵男の前から去っていくのでした。

場面は変わり楓のシーン。

楓は杏子と同じベッドで寝ていて、ふとこんなことを呟きました。

「私はいつ死ぬんだろう」

楓のぼやきを聞いた杏子は、

「楓が死んだら私も後を追う。私がそんなに早く死ぬと思うか？100まで生きそうだろう。つまり楓は死なない」

と言いました。

そうかい？と楓が言うと、杏子は楓の口にキスをするのでした。

さらに杏子は考えます。

（みんな何かに囚われている。生まれ、性別、恋慕など…。抗えないと思えば思うほど恭子な縛りになる。それを呪いたらしめるのは、人の心かもしれない）

と。

その後。

楓と杏子はティータイム。

そこで杏子は4年前、私はお前（楓）に呪いをかけられたのかもしれない、と言いました。

「会いに来る」

この一言で杏子は4年もの間がんじがらめにされたと。

しかし楓の中であの2日間は宝物、だから呪われたとか言わないでと反論。

この言葉を聞いた杏子は、里へ行ってみようかという気持ちが出てきました。

ただ楓は、どこへも行ってはダメと言います。

それでも杏子の気持ちはゆるぎません。

「楓が書いてくれた手紙を持って里へ行く。楓の側忍として改めて長たちに認めてもらいたい」

と。

これがきっかけで杏子は、何とか里へ戻ることができるのでした。

その後。

杏子は手紙を持って里へ戻りました。

しかし手紙には署名が書かれておらず、楓が書いたものと証明できませんでした。

しかも楓は故人として認識されていたのです。

結果、杏子は処分を食らうことに。

白洲の場にて処分を言い渡される杏子。

ただ処刑の覚悟はしていませんでした。

「こんなところでこの命、散らす気はない。私の命は楓のものだから」

そして自ら縛られていた縄を切り、深々と頭を下げ挨拶をしました。

今までありがとうございました、楓のもとに帰りますと。

すると…

なんと長の背後から楓が姿を現しました。

亡くなったはずなのに…と驚く長。

「諸事情で姿を隠していた」

と楓は言い、杏子にも挨拶をしました。

しかし2人の間に長が立ちはだかります。

杏子のことは諦めてもらうという長に対し、楓は”ある物”を差し出しました。

それは百窓の全メンバーリスト。

棟梁から臨時雇いまで、住処・家族構成・三親等まですべてを網羅した完全版。

リストを受け取った長は楓に問いました。

「たかが側忍になぜここまで？」

楓の中で杏子はただの側忍ではありません。

大切な人です。

「迎えに来たよ、今度こそ」

ようやく結ばれた2人なのでした。

〜忍恋の最終回ネタバレここまで〜