【漫画】キングダム最新刊58巻までの全巻ネタバレと無料で読む方法まとめ

「キングダム」1巻から最新刊58巻までの全巻ネタバレをまとめました。

「キングダム」は週刊ヤングジャンプにて連載されいる、原泰久さん作の漫画。

単行本は58巻まで発売されており、漫画のほかアニメ化・実写映画化もされています。

まだまだ先が気になる展開ですが、過去の物語をおさらいする時はぜひ、当ページを参考にしてみてください!

ちなみに…

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キングダムを電子書籍で読む時の注意点│紙よりも発売日が1ヶ月遅い

電子書籍サイトを活用すれば、一冊無料で読めたり全巻半額で揃えることができる「キングダム」

ですが、キングダムを電子書籍で読む時は注意点があります。

実はキングダムの電子書籍は、紙の単行本より1ヶ月発売日が遅いんです。

例えば、キングダム最新刊58巻の発売日を見てみると…

  • 紙の発売日→2020年6月19日
  • 電子書籍の発売日→2020年7月17日

このように約1ヶ月の遅れが生じています。

なので、キングダムの最新刊を読みたい時は、電子書籍だと1ヶ月待つ必要があります。

とはいえ電子書籍であれば紙よりも一冊の価格が30円安く、電子書籍サイトの特典を活用すれば無料(もしくは全巻半額)で読むことができます。

最新刊をいち早く読むなら紙で、無料もしくは全巻半額で読むなら電子書籍サイトで。

このように使い分けるのがベストですね。

 

【漫画】キングダム最新刊58巻までの全巻ネタバレまとめ

下記の青文字をタッチすると、その巻のネタバレをチェックできます。

1巻 2巻 3巻 4巻 5巻
6巻 7巻 8巻 9巻 10巻
11巻 12巻 13巻 14巻 15巻
16巻 17巻 18巻 19巻 20巻
21巻 22巻 23巻 24巻 25巻
26巻 27巻 28巻 29巻 30巻
31巻 32巻 33巻 34巻 35巻
36巻 37巻 38巻 39巻 40巻
41巻 42巻 43巻 44巻 45巻
46巻 47巻 48巻 49巻 50巻
51巻 52巻 53巻 54巻 55巻
56巻 57巻 58巻 59巻 60巻

【漫画】キングダム1巻ネタバレ

〜ネタバレここから〜

時は紀元前245年。

中華の西方に位置する〝秦〟という国がありました。

秦の田舎で奴隷として売られた少年、漂と信は、いつか天下の大将軍になることを夢見て剣術を磨いています。

そんな2人に目を付けたのは、王宮からの使者。

その男は何故か、漂を王宮に仕えさせると言い始めたのです。

話を受けた漂は王宮へと旅立ち、残された信は漂に追いつくために剣の腕を磨き続けました。

ある日、村で嫌な話を耳にする信。

王宮で反乱が起こったという噂が、耳に入ってきたのです。

漂の身をあんじる信が家に帰るとその日の夜、突然漂が現れました。

漂は反乱によって深い傷を負っており、使命をまっとうするために信を頼ってきたのです。

信に地図を渡し、そこに行けと話す漂。

親友から託された信は、地図にある黒卑村に向かうのでした。

黒卑村は治安が悪く、盗賊の巣窟となっている場所。

村に入る信を、梟の被り物を着た謎の人物が見ています。

暫くすると走っている信の前に盗賊が現れました。

盗賊の狙いは、信が漂から託された〝剣〟。

その剣は、高価な装飾が施されています。

先程の梟は盗賊に情報を流し、信を襲わせていたのでした。

盗賊たちに囲まれ、劣勢かと思われますが一瞬で3人を倒す信。

漂とともに稽古に励んできた信は、強さを証明したのです。

そんな信を追って、暗殺者が動き出しているのでした。

黒卑村に入った信。

村にいる盗賊たちをなぎ倒し、突き進んでいます。

傷を負いながらも敵を払いのける信は遂に地図の場所に辿り着きました。

示された場所にあるのは、汚い小屋。

意を決した信が中に入るとそこにいたのは漂…!?

小屋の中には、漂が座っていたのです。

しかし、その人物は自分のことを〝政〟だと言います。

戸惑っている信が事情を聞こうとすると、そこに暗殺者が現れました。

その暗殺者の口からは、衝撃の言葉が発せられます。

漂にそっくりな男は秦国の国王、嬴政…!?

話を聞き、全てを理解した信。

漂は国王に瓜二つの容姿をしていたため、影武者として王宮に呼ばれたのです。

そして身代わりとなって殺された。

怒りを爆発させ、信は漂の敵討ちを誓います。

しかし、漂を殺した暗殺者〝朱凶〟と戦い始めた信は、苦戦を強いられることとなりました。

朱凶の圧倒的な力に押される信ですが怒りという感情が彼を強くし、最後には朱凶を打ち負かすのでした。

なんとか朱凶を退けた信たちですが、追手はすぐそこにまで来ています。

追手から逃げようとする政と信の助けとなったのは先程信を討った、謎の梟。

梟の被り物を取り、河了貂と名乗る少年は、2人を逃がす代わりに報酬が欲しいと交渉してきたのです。

貂が案内する抜け道を使い、逃げる信たち。

その道中、政は王宮の反乱について語ります。

反乱を起こしているのは、弟の成蟜と左丞相の呂氏。

事情を聞いた信は、漂を身代わりにした政に怒りを感じますが、政から2人の夢の話を聞かされ、行動を共にすると決めるのでした。

逃げる信と政、貂の3人は山道を進んでいます。

漂を連れて行った昌文君との合流地点を目指して。

その道中、疲労で倒れてしまう信を、政は背負って進むのでした。

3人追っているのは、新たな暗殺者。

〝ムタ〟と呼ばれる一族の暗殺者は、虎を即死させる毒の吹き矢を持ち、迫って来ています。

一方、逃げる3人は合流地点に到着していました。

〜ネタバレここまで〜

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【漫画】キングダム2巻ネタバレ

〜ネタバレここから〜

昌文君との合流地点に到着した信と政、貂の3人。

そこには、隠れ家のような家が建っています。

中に入りますが、昌文君はまだ着いていません。

休息を取ることになった3人が食事を始めると、山奥にあった建物について政が語ります。

今いる建物は、山の民が用意したもの。

話は遡り、400年前。

秦の大王、穆公はまれに見る名君でした。

穆公は迫害されていた山の民にも分け隔てなく接し、山の民と盟を結んだのです。

しかし穆公の死後、その盟を破ったのは秦国。

再び山の民を迫害し始めた秦国と、山の民の繋がりは断たれてしまいました。

それでも穆公への恩だけは忘れなかった山の民。

今3人が入っている家は、山の民が穆公との繋がりを感じて作ったモノだったのです。

家の中は400年経った今でも、綺麗に整備されているのでした。

穆公の話に感銘を受けた信。

食事を終えると、眠りにつきます。

その時何かの気配を感じました。

外に飛び出た信の前に現れたのは、暗殺者のムタ。

一見弱そうなムタを見て油断する信ですが、毒矢を向けられ脅威を感じます。

しかし、意外なのはそこからでした。

ムタは毒矢を使わず、身体能力で信を圧倒し始めたのです!

予想以上の速さとパワーに押され、信は攻撃を躱すことで精一杯。

その様子を見ていた政は、あることに気付きました。

信がどんどん退いている。

いつの間にかムタに恐怖心を抱いていた信。

政から下がるなと言われ、そのことに気付きました。

怒涛の攻撃を仕掛けムタに勝利したのです。

勝利を確信した瞬間、最後の力を振り絞って政を狙うムタ。

毒矢が政に向かって発射される瞬間何者かがムタを切り裂きます。

現れたのは昌文君。

兵を連れ、政の元に駆けつけたのでした。

合流地点に遅れてきた昌文君は、その理由を話し始めます。

漂とともに王都を脱出した昌文君と兵士たち。

逃げられると思っていましたが、そこに思わぬ邪魔が入ります。

それは秦国が誇る将軍の1人、王騎…!?

王騎軍と交戦することになった昌文君は苦戦を強いられました。

そこで活躍したのは何と漂。

漂は先陣を切って敵に突っ込み、仲間を鼓舞したのです。

その様子を見ていた兵の1人、壁はこう話しました。

漂の姿はまさに将であった。

彼らがここまで来られたのは、漂の将としての力があったからこそだと話したのです。

壁の話を聞いた信は、暫く考え込み政に話しかけます。

どうしたら将軍になれるのか?

そこで、2人はある約束を交わしました。

政が王座を取り戻せば、信に土地と家を与え兵とする。

天下の大将軍への第一歩を、信が踏み出した瞬間でした。

話を続ける政と昌文君は、今後について策を練り始めます。

王座を奪還するためには、兵がいる。

弟の成蟜は左丞相を味方につけ、王都軍を動かしています。

頼れるとすればいまは魏と戦争をしている右丞相。

ただ、右丞相の呂不韋にも頼ることができない状況でした。

何故なら、呂不韋も王座を狙っているのです。

成蟜が勝てば、反乱を起こしたとして成蟜を討って自分が王となれる。

それが呂不韋の考えでした。

絶望的な状況に陥っている政。

しかし、一つだけ方法があると考えています。

それは再び山の民を味方につける事!

政は軍を引き連れ、山の民に会いに行くことにするのでした。

山を進む政たち。

兵は疲れ果て、足取りは次第に遅くなっていきます。

その道中、信は壁からあることを教わりました。

それは山の民の恐ろしさ。

信のイメージとは異なり、山の兵は恐ろしい強さを持つと壁は話すのでした。

その時周囲の異変に気付く信。

いつの間にか周囲を囲まれている…!?

気付いた時には、山の民に囲まれていたのです。

山の民は政だけを連れて行くと言い、政はその言葉に従うのでした。

その場に残された信たち。

昌文君は頭を下げ、信に政を救ってくれと頼みます。

貂と壁を連れて、信は政の元へ向かうのでした。

しかし、その道中山の民に捕らえられてしまいます。

貂と壁と共に縄で縛られ、捕虜となった信。

彼らが連れて行かれたのは山の民の国でした。

そこは天然の山を使った、とてつもない要塞だったのです。

〜ネタバレここまで〜

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【漫画】キングダム3巻ネタバレ

〜ネタバレここから〜

山の民に捕らえられ、牢屋に入れられた信、貂、壁の3人。

3人は翌日、処刑される予定だと聞かされるのでした。

処刑の日となり、王の間にいるのは政。

政の目の前には、山の王である陽端和が座っています。

協力を求める政ですが、陽端和は政を裁くために連行したと話しました。

それは穆公の死後、迫害を受けて殺され、山に追われた祖先の恨みを晴らすため。

しかし、政は自分を殺して済む話ではない、王ならば人を活かす道を選ぶべきと反論します。

その言葉に耳を傾けない陽端和は、3人を処刑すると信たちを王の間に呼び寄せました。

人質を見ても動じない政。

彼は自らの〝道〟について語り始めます。

それは秦人と山の民を分けるから争いが生まれる。

政は自分の道を全国境の撤廃だと話したのです。

信にはその話が理解できません。

政の話を理解した陽端和は、政の語る人を活かす道とは無縁大戦争を起こすことになると尋ねました。

しかし、政は言います。

今まで500年続いた戦争は、今後も500年続くかもしれない。

今後500年で失われる命を救うため自分は中華を統一する初めての王となる。

そう話したのです。

政の話を聞いた陽端和は、心を動かされました。

元々、政と同じで国境などなければいいと考えていた陽端和。

その考えは、大人になるにつれ薄れていったのです。

政の話を聞き、かつての思いを思い出した陽端和は王座奪還に協力すると誓うのでした。

仲間に指示を出すため、仮面を外した陽端和。

その素顔は美しい女性だったのです。

信たちは今、山の民と共に下山しています。

中腹で待っていた昌文君と合流し、王都の咸陽を目指す信たち。

事前に、政と昌文君は策を練っていました。

王都にいる軍は8万。

一方、こちらの見方は3千。

圧倒的に不利な状況を覆すため、全員が山の民に扮することになったのです。

王都軍は8万ですが、彼らはさらに兵を欲しがっていると話す政。

それは、呂不韋との戦いに備えてでした。

政のことなど眼中になく、王座を奪った後の呂不韋との戦いに照準を合わせる成蟜と呂氏。

その考えを利用し、秦軍に協力すると偽ることにしたのです。

兵を求めている呂氏は、山の民の協力を得たいはず。

山の民に扮することは8万の兵を躱し、王宮に侵入するための策でした。

面を被って山の民に紛れる信たち。

遂に王都咸陽に到着し、作戦通り王宮に招き入れられます。

王宮に入る信たちですが政はある場所での開戦を予見していました。

それは朱亀の門。

王宮に入ることが許されたのは50名ののみで、さらには朱亀の門で武器が取り上げられると言うのです。

武器を奪われれば戦うことができなくなる。

そこからは、武力で成蟜と呂氏を倒すしかありません。

朱亀の門で王都兵と対峙する山の民。

開戦の狼煙を上げたのは政でした。

敵を切り裂いた政の一振りにより、戦いが始まったのです。

覚悟を決め、突き進む信。

山の民が兵をなぎ倒していきますが、問題は朱亀の門でした。

その門を開けるには、塀を駆け上るしかないのです。

しかし山の民が駆け上がっても塀を超えることができない。

高い身体能力を誇る山の民でも困難な塀を超えたのはなんと信でした。

信は内側から門を開け、山の民と共に王宮内へ突き進みます。

呂氏を倒すために追いかける信ですが、それを阻止したのは肆氏。

成蟜側の文官である肆氏が兵を引き連れ、行く手を阻むのでした。

これが政の策であると見破っている肆氏の前に、姿を現す政。

それは、政の新たな策でもあります。

自らを囮にし、政は別動隊に成蟜と呂氏を討つよう命じていたのです。

別動隊に選ばれたのは壁とバジオウ、そして信でした。

〜ネタバレここまで〜

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【漫画】キングダム4巻ネタバレ

〜ネタバレここから〜

王宮に侵入することに成功した信たち。

朱亀の門で戦いが始まります。

信は門を越え、別働隊として動き始めていました。

一方、政は朱亀の門に残り囮となり戦います。

山の民の力は圧倒的で、矢にも屈しません。

乱戦となり、ぶつかり合う山の民と秦兵。

その頃、信は敵兵と対峙しています。

兵の指揮を取るのは左慈と呼ばれる武人。

タジフ、バジオウと共に戦う信は、次々と兵士を倒していくのでした。

少数で有りながら押しているのは信たち。

しかし、左慈が動き出して状況が変わります。

一撃で、山の民2人が殺す左慈。

圧倒的な左慈の力に恐怖する壁ですが、信は全く動じていません。

信と左慈の戦いが始まり、2人の剣がぶつかり合いました、

その様子を眺める左慈の部下は、驚愕の表情で戦いを見つめています。

何故ならいつも一刀で終わらせる左慈が攻めあぐねているのです。

身なりの汚い少年が左慈と互角に戦っている。

ただ、押しているのは左慈の方でした。

徐々に傷を負っていく信。

戦いを見ていた壁は、信に可能性を感じ始めます。

この少年を死なせてはいけない

そう思った壁は背後から左慈に近づき、剣を振り下ろしたのです!

地を流す左慈ですが傷は浅い

助けに入ったつもりが、壁は逆に斬られてしまいました。

左慈の剣を受け、傷を負った壁を見て逆上する信。

これが信のリミッターを外すこととなりました。

気持ちを持ち直し、信は左慈に向かって行きます。

ただ、視界がぼやける。

信は戦いの中で頭に衝撃を受け、軽い脳震盪を起こしていたのです。

なんとか攻撃に耐え続ける信。

左慈の剣が襲い来る最中信の視界ははっきりと戻りました。

そこから力を取り戻した信は、一気に攻め始め遂に左慈を打ち負かしたのです。

一方、政は昌文君と共になんとか敵の攻撃を防いでいました。

信たち別動隊が急がなければ、政が討たれてしまう。

そうなれば、敗北となります。

ただ左慈を倒しとことで、残りの兵は信やバジオウの敵ではありませんでした。

敵を蹴散らし、信たちは成蟜と呂氏の元を目指します。

その頃、成蟜は自分の命が危ないと知らず王座でくつろいでいました。

そんな成蟜に、政が攻め込んできたことを伝える呂氏。

報告を聞き、成蟜は歓喜します。

ここで政を殺し、王座につけると確信しているのでした。

そんな成蟜の元を目指して、進んでいる信たち。

隣にいるのは、壁を背負うバジオウです。

壁は傷を負いながらも、生きていたのでした。

負傷した仲間と共に廊下を進む信。

遂に王の間へとたどり着きます。

王の間に入った信の前に現れたのは、成蟜の部下であるランカイ。

巨体のランカイは刃が通らず、山の民を素手で殺せるほどの力を持っています。

信はランカイに吹き飛ばされ、気絶してしまうのでした。

その間、活躍したのはバジオウ。

バジオウは山の民の中でも、王の陽端和の〝刃〟と呼ばれる実力者だったのです。

1人でライカンを翻弄し、バジオウは戦い続けます。

その間に、目を覚ました信。

壁に剣を信じろと言われた信はランカイの頭上まで跳躍し、剣を突き刺すのでした!

〜ネタバレここまで〜

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【漫画】キングダム5巻ネタバレ

〜ネタバレここから〜

ランカイに剣を突き刺した信。

それだけでは倒れないランカイですが信に睨まれ、戦意を失ってしまいました。

ライカンは人間離れした体格をしていますが、戦士ではありません。

幼い頃から成蟜に拷問を受けて従わされていただけで、怖気づいてしまったのです。

誰も自分を守る者がいなくなり、急に態度を変える成蟜。

彼は王族である自分が危機に陥るなど、絶対にないと勘違いしていたのでした。

一方、自分だけは助かろうと逃げ出すのは呂氏。

呂氏とともに成蟜側の文官たちも逃げ出しますが扉を開けた瞬間、文官たちの首が飛びます。

現れたのは王騎将軍の副官。

彼は将軍の命令で、この扉から出る者を殺せと指示されているのでした。

副官が立ちふさがる扉を諦め、他の出口を目指して走り出す呂氏。

その呂氏に貂が吹き矢を当てて足止めし、山の民が首を切り落としたのです。

これで政側の勝利が確定しますが混乱した文官が貂を刺しました。

貂に駆け寄る壁と、唖然とする信。

その隙に、逃げ出す成蟜。

逃げた成蟜が向かった先は、戦闘中の朱亀の門です。

成蟜を見た肆氏は、王宮で何かあったと感じるのでした。

一方で、成蟜を見て勝利を確信する政ですが、そこに現れたのは王騎将軍。

王騎はどちらの味方なのか。

成蟜側の武将は王騎を敵と判断し、立ちふさがります。

しかし王騎は馬上の武将を一刀両断。

その後、政の前に立った王騎は政にある質問をぶつけます。

どんな王を目指すのか?

もちろん、政の答えは中華の唯一王。

その言葉に嘘はないと判断した王騎は、政を認め下がっていくのでした。

王騎が去った後、呂氏の首を持って現れた山の民。

それが決定的となり、政の勝利が確定したのです。

自分が王になるべきだと勘違いした成蟜は、政に殴られて涙を流すのでした。

刺された貂は鎖帷子で致命傷を避けており、壁も無事。

政たちは完全勝利で戦いを終えました。

政が王座に返り咲いたことで、家と土地を与えられた信。

3か月の時が流れ信は今、初陣を迎えています。

戦に向かう道中、故郷にいた尾兄弟と遭遇し、魏との戦場に向かいました。

戦場が近づくと、武将から〝伍〟を作れと言われる信たち。

〝伍〟とは5人組になり、組織で戦う基本戦術。

しかし、信は誰にも相手にされず、余ってしまいます。

残っていたのは尾兄弟と小柄な羌瘣という少年。

そこに伍を纏める澤圭が加わり、見た目には最も頼りない伍ができあがったのです。

当初は丸城を目指していた信たちですが、途中で方向転換。

その理由は、魏の呉慶将軍に丸城が占拠されたからでした。

これにより、目的地は亜水へと変更になったのです。

亜水を目指す途中、千人将の軍隊と遭遇する信たち。

歩兵は整列し、千人将が通るまで直立して待っています。

そんな中千人将乗る馬の前に飛び出た信。

誰もが信が殺されると思いますが馬上の千人将は、なんと壁…!?

テントに呼ばれ、信と壁は王都決戦の話しを始めます。

そんな壁と別れ、再び戦場を目指す信。

その時、突然空気が変わるのを感じます。

歩兵の集団から離れ、走り出す信の目の前に現れたのは兵士が激しくぶつかる戦場でした。

〜ネタバレここまで〜

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【漫画】キングダム6巻ネタバレ

〜ネタバレここから〜

信の初陣。

歩兵は数人の千人将の隊に分けられますが、信は1番気性の荒い縛虎申千人将の軍に入ることになります。

さらに、信が所属する伍は先頭に配属されるのでした。

戦闘開始前、気分が悪くなり吐きそうになるのは尾兄弟の兄、尾平。

一方の信は、その状況にも全く動じていません。

遂に号令がかかり、動き始める歩兵たち。

その時、軍の中から飛び出した信は、1人で突っ走って行ったのです。

信の前に待ち構えているのは無数の槍。

しかし信はその槍を飛び越え、敵軍の中に突っ込みました。

周囲の敵兵を切り倒し、内側から軍に穴を空ける信。

その穴から、秦軍は突っ込んで行きます。

信の活躍により押しているのは秦軍。

その状況を見た魏軍は、ある秘密兵器を出してきます。

突然上がった砂埃から現れたのは騎馬に槍をつけた〝戦車〟。

信の周囲の歩兵たちは戦車の餌食となり、形勢は逆転するのでした。

流石に〝戦車〟には太刀打ちできない信。

その時口を開いた羌瘣は、ある策を立てます。

それは死体を積んで盾にする。

この策により、信たちは戦車を防ぐことに成功します。

盾に隠れることで、戦車の上に飛び乗った信は、一騎を倒すことにも成功しました。

そこで馬を得た信は戦車の車輪に槍を突きつけ、戦車隊を撃破。

信の活躍により、秦軍は再び勢いを取り戻したのです。

それを感じ取った麃公将軍は、縛虎申の本体を戦場に送り込みます。

信たち歩兵の背後から縛虎申の騎馬隊。

その勢いに乗って、信も前へと進むのでした。

必死に縛虎申について行く歩兵たちですが、疲労からか尾平は転んでしまいます。

数人の敵兵に囲まれ、絶体絶命の尾平。

敵の槍が刺さる直前尾平を囲んでいた敵兵の上半身が吹き飛びました。

一瞬で敵兵を切り伏せたのは羌瘣…!?

羌瘣は信までもが驚く力を隠し持っていたのです。

信はその存在を気にしながらも前線へと進み、遂に敵将の本陣まで辿り着いていました。

残った見方は50人弱。

縛虎申は信を前線に加え、敵陣へと進出することを決めます。

敵陣へと突き進む信たちを見て、動いたのは敵将の宮元。

黄離弦という弓の名手に、秦軍の討伐を命じるのでした。

弓隊を率いる黄離弦は、信たちの矢の雨を降らせます。

なんとか躱しながら進む信ですがは矢に射抜かれたのは将である縛虎申。

しかし、縛虎申は止まりません。

その姿を見て、将を守るため前に出たのは信でした。

信は縛虎申を狙う黄離弦の矢を防ぎ、前へと進んで行きます。

信じられないともう1度矢を放ちますが、信は2度も黄離弦の矢を防いだのです。

矢を防ぎきった信は黄離弦を切り伏せ、縛虎申を敵陣へと送り届けました。

今、陣内で対峙する将同士縛虎申と宮元。

満身創痍の縛虎申槍を突き刺す宮元ですが縛虎申はそれでも倒れず、宮元の首を取るのでした。

〜ネタバレここまで〜

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【漫画】キングダム7巻ネタバレ

〜ネタバレここから〜

魏軍の副将、宮元を討ち取った縛虎申。

しかし、彼も槍を突き刺され、瀕死の状態にあります。

互いの将が先頭不能になったことで、陣内は乱戦となりました。

一方、丘の中腹で戦うのは秦軍の歩兵たち。

圧倒的に数が多い魏軍を前に敵をなぎ倒しているのは羌瘣です。

1人で場を制する程の剣技。

しかし、呼吸がつきたと話す羌瘣は、いったん戦場を離れてしまうのでした。

中腹で戦いが続いている間に、敵陣を奪い切った信たち。

せっかく奪った丘の上の陣を、手放したくないと話す信ですが、縛虎申は下山しろと信に命じます。

その理由は動き出した呉慶の存在。

いつの間にか魏軍の本陣は、丘のすぐ傍まで攻めあがっていたのです。

何万もの兵に攻め込まれては、あっという間に丘を奪い返されてしまう。

その時危機的状況の中で魏軍と戦う壁は、あの人物を発見しました。

逆側の丘にいるのはあの王騎将軍…!?

王騎は新たな秦の姿を見極めるため、戦場に駆けつけたのです。

信たちが奪った丘の上に行きたいと話す王騎は、軍を率いて魏軍に突っ込んでいくのでした。

先頭に立つ王騎の姿はまさに鬼神。

あっという間に魏軍に風穴を空け、信たちのいる丘にまで辿り着いてしまいます。

そこで、初めて王騎を眼にした信は圧倒されていました。

底知れぬ王騎の存在感。

信を見下ろす王騎は、その少年が昌文君の話した少年であることを察知し、あることを話してくれます。

それは将軍について。

将軍には〝知略型〟と〝本能型〟の2種類があると言う王騎。

この2つの型の対決は、武将の中で永遠の題目だと説明します。

今回の戦で言えば、本能型は麃公、知略型は呉慶。

王騎が信に話をしていると、5千程の秦軍が魏軍に向かって行くのが見えました。

なんとその先頭にいるのは秦軍総大将の麃公…!?

麃公は自ら先陣を切り、魏軍に穴を空けたのです!

麃公の武力を読み違えた呉慶。

すぐさま部下の2人を呼び寄せました。

呼ばれたのは、〝将狩り〟の異名を持つ朱鬼と麻鬼。

将狩りを配置した呉慶は麃公を潰すため、麃公軍を左右から挟み撃ちにします。

その様子を見て、信は壁と共に援護に向かうのでした。

麃公の左につき、敵を牽制する壁の策略。

その策を感じ取った麃公は、左の敵を倒し始めます。

呉慶の策で削られていた麃公軍は勢いを取り戻し、攻め上がって行くのでした。

そんな麃公の首を取るため、に待ち構えているのは朱鬼と麻鬼。

その2人に向かって単独で突っ込む騎馬が一騎。

馬上にいるのは信…!?

信を見て切り捨てようと麻鬼が動きますが、信はかすり傷を負っただけで立ち向かいます。

戦い続ける信は馬上から飛び上がり麻鬼を切り伏せてしまったのです。

1人になった朱鬼は麃公に一刀両断。

信の援護により〝将狩り〟の2人はあっけなく散る事となりました。

突き進む麃公軍の目の前には、魏軍総大将の呉慶。

呉慶は知将であるにも関わらず、麃公との一騎討ちを選択します。

武では圧倒的に有利だと思われていた麃公ですが、一騎打ちが始まると互角の戦いを繰り広げる呉慶。

かつて国を落とされた呉慶は、侵略者に対してとてつもない怒りを持って戦っていました。

この戦の最後に、知略よりも感情を優先させた呉慶。

そんな呉慶を、徐々に押していく麃公。

麃公は戦いにより呉慶を知りたいと考え、呉慶の攻撃を受けていたのです。

国を殺された恨みに支配される呉慶に引導を渡す麃公は一振りで呉慶を仕留めるのでした。

初陣で勝利を収めた信。

咸陽にある貂の待つ家へと帰ります。

信の無事を喜ぶ貂と、いつも通りの信。

そのやり取りを密かに眺めるのは政でした。

国王であるものの、同志である信の身をあんじる政。

そんな政は王宮で生活しています。

王であるため、政にとって子作りも仕事の1つ。

夜になると後宮から女性が尋ねてきます。

今日、政の寝室に呼ばれたのは向という少女。

向はそれほど容姿が美しいわけではなく、出生も平凡。

彼女は何度か政に呼ばれていますが、政からはなにもされないことに悩んでいました。

そんな政に、心を開いてほしいと考える向の思いに応え政は昔話を始めたのです。

〜ネタバレここまで〜

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【漫画】キングダム8巻ネタバレ

〜ネタバレここから〜

それは政の生い立ち。

今は秦の国王である政ですが、かつては趙に住んでいました。

さらに時は遡り政が生まれる前にあった〝長平の戦い〟。

その戦いで勝利した秦軍は、ある大事件を起こしています。

それは、投降した趙兵40万人を生き埋めにして殺したこと。

40万人の大虐殺を実行したのです。

その恨みは趙国内に凄まじく根付いており、趙で生まれた政は過酷な人生をスタートさせました。

毎日村人に殴られ、虐げられ、血を流して生きてきた政。

いつ虐殺されてもおかしくない日々を何とか生き抜く政に、変化が起こったのは9歳の頃です。

戦神と呼ばれた秦王が亡くなったことで、政が秦国に呼び寄せられることとなりました。

政を秦国に運ぶために雇われたのは、紫夏という女商人。

この理由には、仕事柄国を行き来する商人が適任だと秦の文官たちが考えたからでした。

依頼を受けた紫夏は、政を米俵に隠して運ぶことにします。

秦に入る前に待ち構えるのは、5つの関所。

顔が利く紫夏の力で、第一の関所は難なく突破。

問題が起きたのは第二の関所でした。

新しい弓を試そうとした兵が、米俵に矢を打ち込んだのです。

入っているのは米だと思った兵に、悪気はありません。

焦る紫夏が米俵を見つめると、流れ出る血…。

関所を離れ、米俵を確認すると政は左腕で矢を受けおり、無事だったのです。

ただ、その様子を見た紫夏は異変を感じ取ります。

腕に矢が貫通したにもかかわらず、眉一つ動かさない政。

矢を抜かれても、痛がる素振りもありません。

明らかに常軌を逸していると感じる紫夏は、政の身に何かが起きていると確信するのでした。

数日後、一行は最後の関所に到達しています。

関所を通り抜けると同時に、背後で閉まる門。

それは、政の亡命を趙国が知ったということ証拠でした。

追手が来ると考える紫夏は、馬を走らせ秦国へと急ぎます。

関所から秦国内までは半日の距離。

趙の騎馬隊が追ってきても、なんとか逃げ切れる計算は立っていました。

しかし政が紫夏たちの元から逃げ出したのです。

森の中に入っていく政を、必死で追いかける紫夏。

追ってきた紫夏に政が話した言葉は秦には帰れない。

自分には、王になる資格などないと言うのです。

その理由を説明するため、左腕に枝を突き刺す政。

彼は度重なる迫害により痛みを感じなくなっていました。

さらに痛みだけではなく、暑さ、寒さ、匂いや味まで感じない。

政は自分のことを、壊れていると話したのです。

そんな政を優しく抱き締める紫夏。

始めて誰かに抱かれた政は、気を失ってしまいました。

気絶した政を連れて戻り、再び秦国内を目指す紫夏たち。

しかし時間を食ったことで、趙の騎馬隊に追いつかれてしまいます。

仲間たちは次々と殺され、残ったのは紫夏と政のみ。

紫夏は命を懸けて政を守り、信へと送り届けました。

あなたは誰よりも偉大な王になれる。

命を懸けてくれた紫夏の行動とその言葉が、政を立ち直せます。

その瞬間、政の腕が痛み始めたのでした。

自分を救ってくれた、紫夏という女性がいたことを忘れることはありません。

今や中華の唯一王を志す政ですが、その道は険しく長いもの。

そんな政を狙い、暗殺者が動き始めているのでした。

集められた暗殺者集団は5つ。

号馬、堅仙、赫力に朱凶最後に現れたのは蚩尤。

その蚩尤はなんと、信と共に戦った羌瘣でした。

一方、不穏な動きを予期した昌文君は王宮に向かっています。

行動を共にするのは、先の王座争いで敵側だった肆氏。

今や政側についた肆氏は、昌文君より先に手を打っていました。

その策とは信を呼び寄せる事。

信は今、王宮に入り堅仙と対峙しているのです。

9人の堅仙を相手に、圧倒している信。

その様子を見た貂は信の成長を感じ、何故か寂しさを覚えます。

信から離れ、単独で政の元を目指そうとする貂ですが廊下で赫力に遭遇してしまいました。

暗殺者に囲まれ、絶体絶命の状況。

そこに現れたのは羌瘣…!?

羌瘣は数日前に信と貂を訪ねており、〝王宮には近づくな〟という言葉を残していたのです。

見知った顔の貂を助けた羌瘣は、一瞬で赫力を切り伏せるのでした。

羌瘣はすぐに消えてしまい、その後駆けつけた信は貂と共に王室を目指します。

その頃、政は王室で異変を感じ取っています。

何者かの足音を感じ取り、剣を持った政は部屋の扉を開け、刺客に斬りかかりました。

しかし防がれる政の剣。

ただ、防いだ相手を見て政は目を丸くします。

目の前にいるのは、ニヤリと笑う信だったのです!

〜ネタバレここまで〜

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【漫画】キングダム9巻ネタバレ

〜ネタバレここから〜

政と合流し、脱出を図る信。

一方、王宮に駆けつけた昌文君と肆氏の前には、信じられない光景が広がっていました。

王宮へと続く道には警部兵の死体の山。

行動を共にする壁は、首謀者が敵国であると予想します。

一方の昌文君と肆氏は、敵の正体に気付いているのでした。

政を助けるために昌文君たちが走っている頃、廊下を進む政と信。

下民の少年が政と親しく話す姿に、向は困惑します。

ただ、いつになく政が嬉しそうだと感じるのでした。

政が向かっているのは、王宮の外に続く隠し通路。

鍵を開けると、そこには広い部屋があります。

その奥に扉があり、その道が地下道になっていると政は説明しました。

ここまで来れば問題ない。

そう感じる政が扉を開けようとすると開かない扉。

外側から鍵がかかっているのです。

これが罠だと理解した政。

王宮内でここまでの罠をはることができる。

今回の黒幕を、政は理解しました。

暗殺を企てたのは丞相の呂氏。

政が結論に辿り着いた瞬間、現れたのは朱凶と羌瘣。

まず動いた朱凶を、信は一撃で仕留めます。

その後、信は羌瘣と戦うことになるのでした。

圧倒的な速さで、信を翻弄する羌瘣。

しかし、信にトドメを刺そうとしません。

どんどん傷を増やす信ですが、致命傷は一つもないのです。

そのうち羌瘣の動きが鈍り徐々に信の動きが良くなり始めました。

羌瘣に迫っていく信の剣。

その様子を見ていた朱凶は、羌瘣が真の蚩尤ではないと判断します。

蚩尤は兄弟で殺し合う過酷な試練を乗り越え、一切の情を無くした戦闘マシーン。

羌瘣を見て落胆した朱凶の長である燕呈は、政を殺すため動き出しました。

その時背後から現れた号馬。

燕呈は号馬と戦い始め、羌瘣と信も休戦。

先に号馬を始末すると意見を一致させます。

10人の号馬を前に、ある策を提案する羌瘣。

30秒時間を稼げば、自分が号馬を倒すと言うのです。

30秒で呼吸を戻す。

羌瘣の言葉を信じた信は、1対10で100秒を稼ぐのでした。

呼吸を取り戻し、異次元の動きを見せる羌瘣。

一振りで号馬の首が飛び、次々と敵を葬って行きます。

そんな羌瘣の力が長くは続かないと判断した号馬は時間稼ぎに入り、7人を倒したところで羌瘣は気を失うのでした。

残るは3人の号馬と1人の朱凶。

対するのは、満身創痍の信1人。

絶体絶命の状況ながらも信が立ち上がった瞬間政が口を開き、勝利を宣言します。

扉から兵士を連れた昌文君が現れ、政の暗殺計画を防ぐことに成功するのでした。

暗殺者は捕らえられますが、羌瘣だけは牢に入りません。

信が羌瘣を秦軍の仲間だと言い張り、手を出させなかったのです。

意識を取り戻し、夜中に王宮から抜け出す羌瘣の前に現れたのは貂。

貂は羌瘣が女であることに気付いていました。

同時に、政から蚩尤が女であると聞かされる信。

蚩尤の技を会得して信と共に戦いたいと話す貂に、羌瘣は昔話を始めます。

それは蚩尤の試練について。

かつて羌瘣には、羌象という姉がいました。

2人は共に剣技を磨き、〝祭〟と呼ばれる試練の日に備えます。

〝祭〟の内容は、蚩尤を継ぐために剣技を高めたものが殺し合うこと。

最後の1人になるまで殺し合いをするため、羌瘣か羌象のどちらかは死ぬことになるのでした。

遂に〝祭〟が明日に迫り、眠りにつく羌瘣。

彼女は、姉のために死のうと考えています。

翌日。

羌瘣が目覚めると、視界に入ったのは夕日…!?

羌象は眠り香で羌瘣を眠らせ、1人で〝祭〟に参加していたのです。

走り出した羌瘣が、〝祭〟の場所についた時には数多くの死体の山。

その中から羌象の首を見つけ、羌瘣は復讐を誓いました。

集まった蚩尤候補の中で、最も強かったのは羌象。

なぜ羌象が負けたのか?

羌瘣と羌象を育てた婆は、その時の〝祭〟について羌瘣に語ります。

開始と同時に、全員が羌象に襲い掛かった。

手を組んでの戦闘を禁止されている〝祭〟において、不正が行われたのです。

その不正を仕組み、蚩尤の座を受け継いだのは幽連という女。

幽連への復讐を果たすと話す羌瘣は、貂の元から消えるのでした。

翌日、政は家臣を集めて暗殺の首謀者について話をしています。

計画を企てたのは、丞相である呂不韋。

壁が呂不韋に挑むことは、10万に10人で挑むようなもの、と表現しました。

その言葉を聞き、口を開いたのは信。

戦は数ではなく、〝人〟だと言うのです。

信と同じ意見には賛同しますがその人材までも呂不韋の方が上だと話す昌文君。

政たちは、呂不韋へ対抗する術を見出せません。

そんな中、遂に呂不韋は咸陽に帰ってきました。

〜ネタバレここまで〜

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【漫画】キングダム10巻ネタバレ

〜ネタバレここから〜

咸陽に戻ってきた丞相の呂不韋。

王の間に現れた呂氏の一派を見て信は信じられない感覚を味わっていました。

目の前にいるのは武将ではなく文官。

それにも関わらず、彼らからはとてつもない重圧を感じるのです。

さらに最後に現れた呂不韋を見て信は包み込まれるような不思議は感覚を覚えるのでした。

そこからの政と呂不韋のやりとりは、終始呂不韋のペース。

呂不韋はこの度の暗殺を企てたのは自分だと言いますが、政はそれを冗談だと言い返したのです。

何をしても、何を言っても呂不韋を裁くことはできない政。

2人の間には、とてつもない力の差があるのでした。

そんな呂不韋陣営から、武将である蒙武が政に意見します。

その内容とは〝秦の六大将軍〟の復活。

かつて、昭王の時代にあった〝六将制度〟。

それは、6人の大将軍に〝戦争の自由〟という特権を与えるというものでした。

当然、一国を攻め落とす武力を6人が持つと謀反の危険性が上がります。

謀反など興味はなく、自身が中華最強だと証明したいと話す蒙武。

そんな蒙武の暴走を呂不韋は抑え、去って行くのでした。

残された政陣営は、あまりの力の差に肩を落としています。

信も呂不韋を見て〝本物〟だと感じますが、山の民の活躍を聞いて奮起。

政は肆氏を仲間に加え、呂不韋を倒すための計画を立てるのでした。

王宮を出て、貂と共に家へ帰る信。

その道中、貂は羌瘣の話をします。

ただ、1つだけ信に隠していることがあります。

それは、戦場に行きたいという貂の願いを叶える唯一の方法。

願いを叶えるためには、信の元を去ることになります。

3日後。

決意を固めた貂は、信にそのことを打ち明けました。

オレは軍師になる。

そう話す貂。

2人は戦場で会おうと約束し、貂は去って行きました。

貂が向かったのは呂氏陣営の参謀、昌平君のところ。

敵陣に迎えられた貂は、そこで軍略を学ぶことになります。

一方、家に訪れた羌瘣から弱点を指摘される信。

信の戦いは勇猛ではなく、無謀だと羌瘣は話したのです。

自分の弱さを痛感し、強さを求める信は王宮との連絡係である渕の元へ行きます。

その渕に頼み込み、信はある場所へと向かいました。

2人の目の前にあるのは王騎将軍の城。

信は〝秦の六大将軍〟最後の1人、王騎将軍の元で腕を磨こうと考えたのです。

城の門を叩き、中に入れろと叫ぶ信。

しかし王騎が現れたのは信の背後からでした。

戦の演習を終え、傷だらけの部下を率いて王騎は現れたのです。

その後、信は王騎やその部下たちと風呂に入っていました。

そこで強くなりたいと熱望する信を連れ、王騎はどこかへ向かいます。

王騎と共に移動する道中、質問をぶつける信。

それは、六大将軍について。

蒙武がその言葉を口にしたと知った王騎は、現在の秦に六大将軍に相応しい人物はいないと断言します。

六大将軍とは、かつて中華全土に武名を響き渡らせた6人。

その中で唯一生き残っている王騎の話を聞き、信は目を輝かせます。

話に聞く六大将軍は、まさに漂と夢見た大将軍の姿だったのです。

王騎を超え、天下最強の大将軍になる。

そう決意する信は、王騎に修行をつけてもらえると思ってます。

そんな信を王騎は崖から突き落としました。

河に落とされた信が陸に上がるとそこで起こっていたのは戦争。

信がいる場所は、秦国内にいくつかある無法地帯で、土地をめぐって村同士が争いを繰り返しているのでした。

争いを平定しろと話す王騎は、実戦に勝る経験はないと考えています。

演習などでは感じられない本物の戦い。

王騎は信に、率いる事の難しさと集の強さを学ばせたいと思うのでした。

信は戦いの場、貂は軍略の学校。

それぞれが力をつける中咸陽は冬を迎えます。

〜ネタバレここまで〜

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【漫画】キングダム11巻ネタバレ

〜ネタバレここから〜

始皇3年の2月。

丞相呂不韋の号令で、秦は20万の軍を率いて韓を攻めることになります。

総大将は秦の大将軍である蒙驁。

蒙驁は韓の高右を落とし、順調に攻め上がるのでした。

実際行われる戦の動きを見ながら、軍略の演習をするのは貂と蒙毅。

貂は秦軍が攻め込み過ぎて、他国から挟み撃ちにされる可能性があると指摘します。

その言葉に問題ないと返す蒙毅は、周辺の状況を話しました。

まず、魏は麃公が見張っており、問題ありません。

大国である楚に対しては、元々守備を固めている秦。

唯一攻めてくる可能性がある趙も、国内の武将が不足していると蒙毅は説明します。

かつて秦と激闘を繰り広げた趙には、秦の六大将軍に並ぶ〝趙三大天〟と呼ばれる武将がいました。

その3人は既にいなくなり、その後を継ぐ人物は出てきていない。

趙の騎馬隊は未だに中華最強ではあるものの、それを率いる武将がいないと蒙毅は断言するのでした。

そんな中、趙ではある動きが。

趙を統べる悼襄王が、ある人物を招集したのです。

その男の名は龐煖。

龐煖を大将軍に据え、秦を攻めよという王名が下るのでした。

軍勢を率いて、秦の馬央を攻める趙軍。

その知らせは、咸陽にまで届きます。

予想外の事態に、咸陽では軍略会議が開かれました。

自身の派閥で最強の武将、蒙武を将軍に据えると話す呂不韋。

その意見に反対する昌文君は、蒙武の弱点を指摘します。

蒙武は攻めには優れているが、守備は弱い。

昌文君に対して怒りを露わにする蒙武ですが、それを止めたのは呂不韋側の軍総司令、昌平君でした。

昌平君は昌文君と同じ考えを持っており、別の人物に総大将を頼んでいたのです。

それは王騎将軍。

王騎は、副官と信を連れて王の間へと現れたのです。

王騎に与えられた無法地帯の平定を、4ヶ月かけて終えた信。

わけも分からず、王騎に連れられて来ました。

その後、政の命により正式に大将軍は王騎に決定。

秦軍は趙に攻められている馬陽へ向かうことになります。

進軍する中にいるのは、魏との戦いで顔を合わせた尾兄弟や仲間たち。

百人将に昇格した信は、仲間を鼓舞します。

4か月の実践を経た信は、集を率いる力を身に着けているのでした。

その変化を、仲間たちも感じ取っています。

部隊の隊長は信。

副将に渕と羌瘣を加え、信の率いる〝特殊百人部隊〟は完成するのでした。

一方、咸陽で話をするのは王騎と昌文君。

旧知の仲である王騎に対し、昌文君は疑問を感じています。

一線を退いたにもかかわらず、なぜ総大将を引き受けたのか。

その理由は、過去の出来事にありました。

今、趙に攻められている馬陽は、かつて六将の1人であった摎が死んだ場所だったのです。

摎を討ったのは龐煖という謎の男。

龐煖の存在を思い出す昌文君ですが、死んだ男の話はしないでおこうと話を切るのでした。

始皇3年の3月。

軍を率いて出陣した王騎。

それは列国に大きな衝撃を与えるとともに、戦の行方に注目が集ります。

信も王騎軍に加わり、なんとか持ちこたえている馬陽を目指すのでした。

秦軍が馬陽に向かった後、動きがあったのは咸陽。

ある情報が届いたのです。

今回、趙の総大将を務めるのは龐煖という名の武将。

聞き覚えのない名に、呂不韋や昌平君は首をかしげました。

そんな中、冷や汗をかく昌文君。

かつて摎を葬った龐煖を語る昌文君は、彼を〝武の結晶〟だと表現します。
それは9年前。

龐煖は1人で10万の秦軍の前に現れ、摎を殺しました。

ただ、その後かけつけた王騎にやられて死んだハズだったのです。

龐煖が今回の戦に関わると知っており、王騎は総大将を引き受けたと感じる昌文君。

それは龐煖も同じだと推測します。

馬陽で対峙する王騎軍と趙軍。

9年前から続く因縁の対決が始まろうとしていました。

〜ネタバレここまで〜

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【漫画】キングダム12巻ネタバレ

〜ネタバレここから〜

対峙するのは10万の秦軍と12万の趙軍。

その様子を、貂と蒙毅は高台から眺めています。

互いの戦力について話す蒙毅は、各軍の主攻を確認しました。

趙の主攻は左の6万。

対する秦の主攻は、中央の蒙武軍です。

副将として、中央に位置する蒙武は実は蒙毅の父。

趙軍の中央には〝重装騎兵隊〟が待機しており、蒙武との激突することになるのです。

そんな中、開戦の狼煙を上げたのは蒙武でした。

何の策もなく、ただ趙軍に突っ込む蒙武。

蒙武を止められると自信を持って配置した重装騎兵隊ですが蒙武の武力の前に、あっけなく散っていきます。

中央の勢いは、完全に秦軍が勝っているのでした。

一方、趙軍主攻の左軍は、軍を率いる渉猛が武力を発揮。

秦軍の右軍は趙左軍に押し負けています。

これで、両軍の勢いはほぼ互角。

そんな中、総大将の王騎は動き出しました。

本陣を離れる王騎が向かったのは攻められている右軍ではなく、左軍…!?

王騎は左軍を率いる干央に、ここでの戦いが序盤で最も大切になると話したのです。

指示を出した王騎は本陣に戻る前、信のところに立ち寄っていました。

総大将の登場に驚愕する仲間たち。

現れた王騎は、信にある任務を与えます。

それは趙右軍の将、馮忌の首を取ること。

趙右軍は2万に対し、秦左軍は1万。

数が劣るこの戦いを制するため、王騎は信に重要な役割を託したのです。

王騎に与えられた試練を経て、成長していた信。

100人で、2万を率いる将の首をとると、約束するのでした。

信の成長を感じ取り、この小隊に名を授けると話す王騎。

与えられた名は〝飛信隊〟。

敵将馮忌の首を取る為、飛信隊は動き出すのでした。

100人で敵将の首をとるには、奇策に出るしかありません。

そこで、飛信隊は戦場を離れ、右側の森を進むことにしたのです。

森を進み、敵軍の真横に出る。

順調に進む信ですが、森の中には趙の偵察隊の姿があります。

その存在に気付いていた羌瘣は、人知れず偵察隊を始末するのでした。

飛信隊が移動する間に、趙右軍と秦左軍が激突!

予想以上に順調に攻め続ける秦軍ですがそれは馮忌の罠でした。

趙軍は盾で秦軍の勢いを殺し、そこに矢の雨を降らせたのです。

一気に形勢が逆転し、敵に囲まれる秦軍。

羌瘣の助けにより目的地に到着した飛信隊は、味方の劣勢を感じ取っています。

意を決して趙軍の横になだれ込む飛信隊ですが、予定より早く気付かれてしまいました。

突入を防ぐため、盾を並べる趙軍。

そこで活躍したのは、怖気づいていた竜川です。

子どもが生まれたばかりで、死を恐れていた竜川。

信の檄により、覚悟を決めていました。

飛信隊で最も巨体の竜川は一撃で敵軍の盾を吹き飛ばします。

竜川の開けた穴からなだれ込む飛信隊。

精鋭ぞろいの飛信隊の仲間は、馮忌の元を目指すのでした。

そんな飛信隊の快進撃とは裏腹に、罠にはまった秦軍は苦戦しています。

矢に射抜かれ、重傷を負うのは千人将の壁。

矢の雨に撃たれる秦軍ですが、必死に前を目指しています。

同時に馮忌の首を狙う飛信隊と秦左軍。

先に中央へ辿り着いたのは飛信隊。

馮忌を守る敵兵を、信と羌瘣は武力で押していきます。

敵に囲まれ、疲弊していく飛信隊の仲間たち。

彼らを支えたのは、信の姿でした。

隊長の信が敵を倒すたびに、仲間たちは力が湧いてくるのです。

ただ、数に押されて前に進めていません。

そこで、渕はある策を考案しました。

いつの間にか、馮忌の本陣に辿り着いた信。

信は渕の作戦に従い、飛信隊の半分を残して小数で本陣まで攻め上がったのです。

残った飛信隊30名と対峙するのは、馮忌の本陣。

趙軍の中に置いてきた仲間のため、信は馮忌軍に攻め込みました。

必死に進む信たちは徐々に馮忌に近づき迫っていきます。

敵兵をなぎ倒し、抜けた。

そう思った瞬間、距離を取って下がる馮忌。

下がられては、馮忌まで届きません。

飛信隊の仲間が諦めようとした瞬間現れたのは干央軍。

干央と壁は、矢の雨を突き進み本陣まで辿り着いたのです。

乱戦になりながら進む信に、尾倒が声をかけました。

仲間のことを気にせず、最短距離で馮忌の首をとれ。

信は仲間の声に反応し、羌瘣と共に元へ馬を走らせます。

干央に攻められる本陣ですが、馮忌には微塵の焦りもありません。

自分策に誤りはない。

策士である馮忌は、そう確信していました。

そんな馮忌を遂に視界に捉えた信。

信は馮忌を目指して突き進んでいます。

そんな信を視界に捉えた馮忌はあることに気付いたのです。

信が自分の本陣まで辿り着けたのは馮忌が趙右軍の両翼を上げたから。

開戦と同時に、秦左軍の動きを見た馮忌は両翼を上げて敵軍を挟み込む策に出ていました。

王騎は馮忌に両翼を上げさせていたのです。

王騎の術中にいると気が付き、後退する馮忌。

背を向けた馮忌に、干央は語り掛けます。

殿の飛矢が届くぞ。

その言葉と同時に、空中に飛び上がった信が馮忌を切り捨てました。

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【漫画】キングダム13巻ネタバレ

〜ネタバレここから〜

趙右軍の将、馮忌の首をとったのは信。

唖然とする信の横で、秦左軍の将である干央が叫びます。

馮忌の首、飛信隊の信が討ち取ったぞォ。

干央の声を聞き、信も雄叫びを上げました。

こちらの戦いは秦軍の勝利。

同じく勝利に近づいている中央軍は、蒙武の攻撃により押し込んできます。

唯一秦軍が押されているのは右軍で、敵将の猛渉と万極は王騎の本陣に迫る勢いでした。

その時趙軍本陣から退却のドラ。

この日の戦いはこれで終了。

敵将を討ち取った信の前に、王騎が現れたのは日が暮れた頃です。

馮忌は名のある将であり、一瞬ではあるが信の名が中華全土に届くと話す王騎。

王騎の言葉を受け、これを繰り返せば天下の大将軍に近づいていくことを、信は確信するのでした。

2日目の戦い。

先陣を切ったのは、初日と同様に蒙武。

趙軍中央に位置するのは、守備の李白と呼ばれる程守りに長けた将です。

前日の会議で、李白は断言していました。

あの程度では、10年かかっても自分は抜けない。

しかし、蒙武にはある確信があります。

そんな、蒙武の気持ちを感じ取る王騎。

昨日の戦いと同じく、蒙武軍は全軍で攻め上がりました。

そこには何の策も感じられません。

前日に蒙武の猛攻を防いでいた李白は、同じく斜陣の戦法を使用。

突っ込んでいく蒙武軍はまたも斜陣にいなされる。

誰もがそう思った瞬間、蒙武は易々と趙軍に風穴を空けたのです!

前日はわざと策にハマったフリをしていた蒙武。

圧倒的な力で趙軍をねじ伏せていきます。

ただ、李白には動揺はありません。

斜陣を展開させ、蒙武軍を包囲しました。

守備の李白の策にハマったかのように見えましたが結果は蒙武軍の勝利!

蒙武は圧倒的な武の力で、李白の策を破ってしまったのです。

李白は仕方なく後退し、蒙武は趙軍を削り取るのでした。

蒙武の快進撃は3日目も続き、趙軍は4万を蒙武軍に当てるも敗北。

そこで李白は、全軍で蒙武を狩ると話します。

蒙武を討ち取る役目は、猛渉に決まりました。

一方、同じく動きを見せる秦軍。

総大将の王騎は本陣以外の全ての軍を、蒙武に預けると話したのです。

4日目。

開戦の狼煙を上げたのはまたしても蒙武。

しかし、そこから秦軍は信じられない動きを見せます。

全ての軍が蒙武に呼応して動き出したのです。

全軍攻撃。

これは王騎が、この戦を決めにかかった証拠でした。

その様子を見ながら、自分では王騎に及ばないことを悟る李白。

次の戦に備え、本陣を後ろに下げる決断をします。

そんな戦況を見守る貂と蒙毅の元に、謎の人物が現れました。

李牧と名乗る謎の男は、貂や蒙毅と行動を共にします。

一方、引き下がる敵を追う秦軍。

追い込む蒙武に続いて動く王騎は、異変を感じています。

何かがおかしい。

そう思いながらも、王騎は龐煖との決着をつけるために移動を続けるのでした。

追い込みをかける秦軍は夜を迎え。

夜営を張り、信は羌瘣と話をしています。

信から飛信隊の一員だと言われた瞬間悪寒を感じる羌瘣。

羌瘣が感じ取ったのは龐煖の気配でした。

何故か秦の夜営地に現れた龐煖は、次々と秦兵を葬っていきます。

そしてついに飛信隊のところに現れました。

騒ぎを聞きつけ、飛んできた信。

龐煖にやられた仲間の死体を見て、怒りを爆発させます。

斬りかかり、攻める信ですが龐煖に吹き飛ばされる。

そこに現れた羌瘣は、背後から攻撃。

しかし、龐煖は簡単に躱します。

龐煖と睨み合う信と羌瘣。

同時に信と羌瘣が動きました。

先に信を狙う龐煖によって、一撃で信は気絶してしまう信。

1人になった羌瘣は、何かを呟き始めます。

トーン、タンタントーン、タンタン。

その様子を、龐煖は黙って見つめました。

〜ネタバレここまで〜

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【漫画】キングダム14巻ネタバレ

〜ネタバレここから〜

対峙する龐煖と羌瘣。

攻撃を仕掛ける羌瘣は巫舞を使い、神がかった動きを見せます。

その様子を見て、羌瘣に〝神を堕とす者〟と話す龐煖。

対する自身を〝神を宿す者〟だと話しました。

羌瘣の動きは徐々に速くなり、龐煖に傷をつけていく。

しかしトドメを刺すことはできません。

呼吸が限界にきた羌瘣は巫舞が解け、絶体絶命の危機に陥りました。

それと同時に、動き出したのは趙軍。

龐煖を敵陣から救うため、趙将の万極が攻め込んできたのです。

万極軍が来たことで、敵襲に気付いた干央。

信たちの元には万極軍と干央軍が到着し、乱戦が始まるのでした。

乱戦の中で、信は龐煖を倒すことを諦めていません。

飛信隊で協力し、敵の総大将を倒そうとしているのです。

仲間や羌瘣の助けにより、龐煖に一太刀浴びせた信。

しかしそこまででした。

龐煖にやられ、信も羌瘣も気を失ってしまいます。

うなだれる信に龐煖がトドメを刺そうとした瞬間助けに入ったのは尾兄弟。

2人は盾で信を守り、その場から退却したのです。

山に向かって逃げる飛信隊。

そんな飛信隊を、万極軍が追ってきます。

万極は馮忌を討ち取り、龐煖に一太刀入れた信を狙っていました。

途中で万極軍に見つかりますが、信を背負う尾倒と尾平は戦闘からこっそりと離脱。

信を連れて逃げます。

残った仲間は信を逃がすために戦い、尾兄弟はその場から離れて行きました。

山を登りながら、徐々に足取りが重くなる尾平。

背中の傷が響いていると感じる尾平が顔を上げると尾倒も血を流している。

脇腹に、矢が刺さっているのです。

城戸村で奴隷だった時から信を知っている2人。

動けなくなった尾平を残し、まだ動ける尾倒は山の奥へと進むのでした。

戦地から離れたことを確認し、信を降ろす尾倒。

意識を取り戻した信は、横に倒れている尾倒に声をかけます。

血を流し過ぎた尾倒は天下の大将軍に駆け上がれ。

そう言残し、息を引き取りました。

夜明け。

飛信隊の1人、石の石笛が響き渡ります。

そこに集まってくる飛信隊の仲間たち。

尾倒の亡骸を背負い、信も合流しました

信を守り、亡くなった弟を誇りに感じる尾平。

信と羌瘣は、尾倒の仇を取ると誓います。

100人いた飛信隊の残りは、36名。

残った戦力で戦うため、秦の旗が立つ丘を目指しますが。

丘の手前に来ると沛浪が異変に気付きます。

秦の旗の周囲にいるのは趙軍…!?

趙将の渉猛は、秦の旗で敵をおびき寄せていたのです。

渉猛を見て逃走準備を始める飛信隊。

そこになんと総大将の王騎が現れました。

ぶつかる渉猛軍と王騎軍。

圧倒的な強さを見せる渉猛に、信も驚愕しています。

実際、戦場で渉猛とぶつかった鱗坊はある言葉を残していました。

渉猛は危険で、武の底が知れない。

副官の騰に、王騎と渉猛を戦わせてはいけないと進言したのです。

しかし、対峙する王騎と渉猛を見ても、騰は止めようとしません。

勝負の結果は王騎の一振りで決着。

渉猛の胴は、空へと吹き飛びました。

本当に底が知れないのは、王騎の方だったのです。

信が王騎軍に合流した頃、最も敵陣に近づいているのは蒙武軍。

蒙武は既に趙本陣を視界に捉え、攻撃を仕掛けていたのです。

敵を蹴散らして進む蒙武の前にはあの龐煖が現れました。

〜ネタバレここまで〜

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【漫画】キングダム15巻ネタバレ

〜ネタバレここから〜

向かい合う蒙武と龐煖。

龐煖を見つけた秦軍は、趙本陣の場所を知らせる狼煙を上げます。

狼煙の下では蒙武と龐煖がぶつかろうとしていました。

龐煖の圧力に冷や汗をかきながらも、戦いを挑む蒙武。

しかし龐煖は蒙武を素通り…!?

逃げたかのように見える龐煖ですが、蒙武など相手にしていないといった表情で見送ります。

背を見せる趙軍を追いかける蒙武軍。

趙軍が逃げる先は両側が崖の地形。

地形を気にせずに進む蒙武ですが両側から落石が落ちてきました。

蒙武の背後で、兵士たちは潰されていきます。

趙軍の策にハマり、蒙武軍は半数にまで減ってしまいました。

数を減らされ、趙軍の猛攻を受ける蒙武軍。

しかし、劣勢でも敵兵をなぎ倒していく蒙武は、遂に龐煖のところまで辿り着きます。

さらに、一撃で龐煖をなぎ倒したのです。

龐煖の勝利によって、盛り上がる兵士たち。

ただ、称えられるはずの蒙武はなぜか浮かない顔。

なぜなら討ち取った龐煖は、偽物でした。

両軍が激闘を繰り広げている頃、王都の咸陽にはある来客が訪れます。

政を訪ねてきたのは、山の王 陽端和。

彼女は山岳で見た信じられない光景を伝えにきたのです。

戦力拡大を目的とし、匈奴という山の民の討伐に向かった際。

陽端和が目にしたのは、10万を超える匈奴の屍。

さらに、匈奴を滅ぼしたのは趙軍だったのです。

明らかに〝知略〟によって滅ぼされた匈奴を見て、とてつもない策士がいること知らせに来た陽端和。

問題はその趙軍が向かった場所であり、そこは趙と秦の戦場。

趙は秦軍に隠れて伏兵を用意しており、伏兵によって決着をつけようと考えていたのです。

政は陽端和の話を聞き、冷や汗をかきました。

2人が咸陽で出会っている頃、匈奴を滅ぼした趙軍が戦場に到着します。

その場所は貂と蒙毅がいる高台。

2人と共に行動していた李牧こそ、伏兵を動かしている大将だったのです。

さらに李牧は趙三大天の1人でした。

趙の伏兵が到着した頃、最終局面に入る戦場。

趙軍の背には高い崖があり、王騎軍が趙軍を追い込んだのです。

5日目にして、遂に対峙する両軍の総大将。

最初に動いたのは副官の騰でした。

騰は先頭に立って進軍し、弓を避けながら進んで行きます。

そのまま敵軍の右側に穴を空けた騰軍。

次に動いたのは、信がいる右側の歩兵です。

中央の騰軍が右に入り、右側の歩兵が中央に向かう。

歩兵を止めようと趙荘は中央に援軍を送りますが、この動きを全て読んでいた王騎。

タイミングを見て動き出した王騎は、本陣を目指しました。

早速出陣した王騎を見て、違和感を覚えるのは部下の隆国。

王騎にしては決着を急ぎ過ぎている…!?

同じ意見の趙荘は、王騎が趙の伏兵に気付いている可能性があると感じています。

そんな2人の予想通り、王騎は伏兵がいることを想定していました。

伏兵が到着する前にこの戦を終わらせる。

それが、王騎の出した結論だったのです。

止まらない王騎に、散っていく趙の兵士たち。

王騎を止めるため、龐煖が動き出します。

戦場の真ん中で、遂に向かい合った龐煖と王騎。

最初の一振りで王騎は龐煖を吹き飛ばしました。

互いの矛がぶつかり、王騎は押し続けます。

しかし龐煖は相手の力を見てから本気を出す。

全力を出し始めた龐煖と王騎は互角。

2人がぶつかり合っている頃、咸陽で昌文君と政が話しをしています。

龐煖に殺された摎と、王騎の関係について語る昌文君。

六将・摎は女であったと同時に王騎の妻になるはずだった…!?

〜ネタバレここまで〜

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【漫画】キングダム16巻ネタバレ

〜ネタバレここから〜

かつての六将・摎の過去を語る昌文君。

摎は女であり、王騎の妻になる予定だったと話します。

王騎の家の召使いの子だった摎は、王騎を見て武芸を学びました。

その腕はすさまじく、戦場では天賦の才を発揮します。

ただ、その出生には秘密が。

実は摎は戦神と言われた、昭王の隠し子でした。

互いにその事実を知らない2人でしたが、一目で血の繋がりを確信したのです。

血縁には関係なく、将としての腕から六将にまで上り詰めた摎。

幼い頃、100の城を落としたら王騎の妻になるという約束を交わしています。

丁度その100個目の馬陽で摎は命を落としました。

当時のことを思い返し、怒りを爆発させる王騎。

9年前の戦いを互いに思い出し、王騎と龐煖は激突します。

先程よりもすさまじい戦いを繰り広げる2人は、それぞれの想いを胸に。

王騎は摎や死んでいった仲間のため。

一方の龐煖は、ひたすら武を証明するため。

そんな互角の2人とは対照的に、趙荘軍と騰軍は圧倒的な力差があります。

騰の攻めに、逃げることしかできない趙荘。

速くもこの戦いは、決着が着こうとしていました。

これにより、残す敵は龐煖のみ。

互いに傷を負う王騎と龐煖ですが、遂に王騎がトドメを刺しにかかります。

うなだれる龐煖に向かって、矛を振り上げる王騎。

その瞬間王騎が手を止めました。

背後を睨む王騎の視線の先から、響いてくるのは地鳴り。

岩壁に趙軍を追い込んでいた王騎軍ですが、背後から現れた趙軍により挟み撃ちにされたのです。

背後から現れたのは、李牧が率いる趙軍。

この戦を終始操っていた李牧の登場により、誰もが秦の敗北を悟りました。

その状況で、ただ1人笑うのは王騎

王騎はこの窮地を、楽しんでいるのです。

李牧の登場により再び立ちはだかる龐煖は、王騎との決着をつけにかかりました。

一方で、攻め込んでくる李牧軍と乱戦になる飛信隊。

信は王騎を狙う1人の弓兵を目にします。

龐煖と王騎の一騎打ちに水を差そうとする男の名は、弓の名手・魏加。

必死に魏加を討とうとする信ですが矢は、王騎に向かって放たれました。

龐煖にトドメを刺そうとする王騎の背に、刺さる矢。

矢によって動きを鈍らせた隙に、龐煖の矛が王騎を貫きます。

怒りのあまり涙を流し、魏加を討ち取る信。

腹を貫かれた王騎は、唖然とする部下を見下ろして話し始めます。
ここはまだ、死地ではありません。

話し終えると、王騎は矛を振り上げ片手で龐煖に振り下ろしたのです。

勝利を確信している龐煖は、王騎の矛を受け止めますがその矛は止まりません。

瀕死の人間が出せる力ではないと感じる龐煖。

その力と存在に疑問を抱いた龐煖は、王騎に質問を投げかけます。

貴様は一体、何者だ。

王騎の答えは。

天下の大将軍ですよ。

その姿を、信は目に焼き付けました。

瀕死の王騎を助けるため、間に入ったのは騰。

騰はすでに趙荘を討ち滅ぼし、王騎の元に飛んできたのです。

援護にきた騰軍と、息を吹き返した蒙武軍によって戦地から脱出を計る王騎。

馬上から落ちそうになる王騎を支えるため、信は王騎の馬に飛び乗ります。

王騎を戦地から逃がすため、鬼神のごとく突き進む騰。

後に続き、必死に馬を走らせる信。

その途中信は死体に馬をぶつけてしまい、体勢を崩しました。

襲いかかってくる敵兵を相手に、やられると感じた瞬間。

周囲の敵兵をなぎ倒したのは瀕死の王騎です。

王騎の首を取ろうと必死の趙軍に対し、王騎を逃そうと必死の秦軍。

そんな周囲の混乱を差し置いて、王騎は信に語りかけます。

今、信と王騎が乗っているのは将軍の馬。

感じるのは、敵の顔と味方の顔天と地。

王騎は信に聞かせました。

今見ている景色こそ将軍の見る景色。

目の前には、道を切り開く騰と蒙武の姿があります。

わずかではありますが、王騎は活路を見出しているのです。

戦地から脱出しかけている王騎を、追うべきだと話す趙軍の斉明。

しかし、李牧は一部の後軍にしか跡を追わせません。

首がなければ意味がないと怒りを露わにする斉明に対し李牧は冷静に話しました。

亡骸を辱めることより、これ以上味方を犠牲にしないことが先決である。

李牧の言葉には、将としての器の大きさがにじみ出ているのです。

そんな李牧の判断もあり、戦地を脱した王騎。

自分の死が近いことを悟る王騎は、全ての軍を騰に託しました。

蒙武はこの敗戦の原因は自分だと話し、王騎に詫びます。

言葉を受け、活路を見出した蒙武に礼を言うとともに、秦国の今後を委ねる王騎。

彼が最後に声をかけたのは信でした。

素質はありますよ、信。

そう話す王騎は信に自らの矛を渡し、息を引き取ったのです。

王騎の死は、瞬く間に中華全土に知れ渡り。

最も衝撃を受けたのは当然、秦国です。

出陣前、王騎は政に昭王の遺言を伝えていました。

その遺言は、昭王の意思を継ぐべき王に伝えるもの。

前王に遺言を伝えていなかった王騎は、政を自らが使えるべき王だと認めていたのです。

共に中華を目指しましょう。

王騎が最後に残した言葉を思い出し、政と昌文君は涙を流しました。

〜ネタバレここまで〜

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【漫画】キングダム17巻ネタバレ

〜ネタバレここから〜

始皇4年。

王騎の死後、信は三百人将に昇格していました。

戦力を拡大し、戦地で活躍を繰り返す飛信隊。

そんな信の耳に、ある話しが届きます。

王騎の仇である李牧が咸陽に来る…!?

李牧を咸陽に招集したのは、あの呂不韋でした。

趙王に寵愛されている春平君という美青年と、顔見知りだった呂不韋。

咸陽に春平君を招き拉致したのです。

春平君を返して欲しければ、李牧に迎えに来させよと呂不韋が話し、李牧は咸陽に来ることになるのでした。

昌平君に呼ばれ、王宮に足を運んだ信。

王騎の仇を討とうと、蒙武や王騎軍の残党が王宮に集まっています。

戦地ではない場で李牧を暗殺するなど卑怯だと話す信ですが、昌平君は王騎の意思を継いだ信に温情で声をかけていました。

王宮にて、対峙する李牧と呂不韋。

李牧を驚異と感じ取った呂不韋は、ここで李牧を殺すと言い始めます。

それを予想しており、全く動じることのない李牧。

地図を広げ、この時だけ秦国の軍師になると話し始めました。

李牧が言うのは、まず秦が攻めるべきは魏。

しかし、魏を攻められない理由は趙の存在。

魏を攻めている間に、趙に攻め込まれる可能性があるのです。

そこで、李牧が提案したのは秦趙同盟。

魏を攻める間、趙は手を出さないと約束したのです。

その提案を、呂不韋は断りました。

またとない提案を断ったことでざわつく周囲。

ただ、呂不韋はその先を見ています。

ついでに魏と秦と趙の三カ国の間にある、韓皋という城が欲しい。

その提案を押し切った呂不韋は、無血で同盟と魏を攻める城を手に入れてしまうのでした。

結ばれた秦趙同盟を祝い、宴会を催す秦国。

招かれた信はその壮大さに、唖然としています。

席につこうとする信は空いている場所に腰を降ろしますが目の前にいるのは李牧…!?

誤って、席を外している呂不韋の席に座ってしまったのです。

飛信隊の信の名を知っており、煽るような発言をする李牧。

言葉を返す信は戦場で正々堂々、李牧を倒すと宣言するのでした。

同盟の宴に、相応しくない発言に怒る昌文君。

信の頭を殴り、宴の場から退出させます。

宴が終わると、信は貂と共にある場所へ向かいました。

そこで待っていたのは、政。

政は李牧と呂不韋の間にまったく口を挟まず、愚かな王を演じていたと話します。

呂不韋に操られるか弱い王。

他国にはそう印象付け、勝負に出るのは5年後だと話す政。

5年後、22歳になる政には、加冠の儀が待っています。

その儀式が終わると、政は正式な大王となるのでした。

それまでには、呂不韋との決着を着けなけなければならない。

覚悟を決めている政は、信にある質問をぶつけます。

5年で、将軍になれるか?

たじろぐ信に、政はこう断言しました。

5年後秦王嬴政にとって最初の号令で出陣する将は、信である。

政から5年で将軍になれと言われ、1ヶ月後。

信は魏との国境で、戦いに励んでいます。

これから本格気に魏攻めに入る秦ですが、今は国境での小競り合いの段階。

三百人で敵の本陣まで攻め上がる飛信隊ですがすでに本陣は壊滅していました。

飛信隊より先に到着し、本陣を壊滅させた部隊。

それは信と同年代の王賁が率いる、玉鳳隊でした。

生まれの良い王賁は騎馬隊を編成しており、農民上がりで歩兵の飛信隊を馬鹿にします。

そんな玉鳳の態度に怒りを募らせる信。

次の戦では先に本陣を取り、玉鳳隊を見返しました

そこから、飛信隊と玉鳳隊はライバル心を剥き出しに。

互いに武功を取り合っていきます。

そんな2隊を眺めるのは、第3の勢力。

信、王賁と同年代の蒙恬が率いる楽華隊です。

王騎の死後、次世代の将軍を目指す若手の将が台頭しているのでした。

一方、咸陽では。

肆氏が王宮に、皆を集めています。

昨晩、第3の勢力が自分の元に現れたと話す肆氏。

今、咸陽では政率いる大王派と呂不韋率いる丞相派での派閥争いが続いています。

そこに割って入る第3の勢力とは後宮。

後宮の主は、政の母である太后でした。

太后は自身の息子である、政に加担してくれるのでは、と話すのは壁。

しかし、2人の間には闇しかない。

そう昌文君は返します。

2人の過去に何があったのか。

政は直接、太后の元へ向かうのでした。

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【漫画】キングダム18巻ネタバレ

〜ネタバレここから〜

政と太后。

母子である2人が、久々に顔を合わせます。

敵国の趙に住んでいた時代、2人は激しい迫害を受けていました。

政は感情の全てを失うほど追い込まれていましたがそれは太后も同じだったのです。

むしろ太后の方が。

当時の彼女は全てを恨み、その恨みはわが子にまで向けられました。

政を殺そうとさえしていた太后。

2人の間には、闇しかないのです。

政は太后を前にし、全く動揺を見せていません。

それは、太后も同じ。

少しは母が変わったと信じ、自分の派閥に加担してくれと頼み込む政。

その頼みを太后は了承します。

しかし、その答えには裏があると政は確信しているのです。

その夜、後宮にて宮女である向が、あるものを目撃しました。

夜遅く地下の部屋に現れたのは太后…!?

太后の横には、あの呂不韋が立っているのです!

奥の部屋へと進む2人は、過去の関係を口にします。

17年前、2人は恋人同士。

太后は、裏で呂不韋に加担することを決めているのでした。

気配を察知した宦官の剣に貫かれながらも、なんとかその場から逃げる向。

生と死の狭間で、後宮での出来事を政に伝えます。

太后と呂不韋の関係を知った政。

これを逆手に取り、太后と呂不韋の間に不義があったと噂を流したのです。

噂はいずれ落ち着くと考えられていましたが、後宮が呂不韋に加担したことで噂はさらなる広がりを見せます。

呂不韋陣営の中にも、呂不韋に不信感を抱く声も上がりました。

そんな状況にもかかわらず、何度も呂不韋に密会の誘いを送る太后。

危機感を覚える呂不韋は、落ち着くまで会うつもりはありません。

しかしそんなことは関係なく、太后は呂不韋の元に現れたのです。

危険を冒さなければ、秦国の王座を奪うことはできない。

そう考えた呂不韋は、太后を使ったリスクの高い賭けに出ると決めるのでした。

一方、戦場では蒙驁を大将軍とし、魏攻めの準備が整っています。

出陣前、1人考え込むのは羌瘣。

彼女はこの戦を区切りとし、姉の敵討ちに向かうと決めていました。

翌日、進軍する飛信隊は不満そうな顔。

その理由は玉鳳隊が最前列で、飛信隊は後方支援に回されたからです。

玉鳳隊への期待値は高く、飛信隊は低い。

怒る信をいさめたのは、楽華隊の長である蒙恬。

初めて蒙恬を見た信ですが、握手を交わした瞬間に何かを感じ取ります。

何者だテメェ。

信がそう尋ねると、蒙恬は答えました。

君や王賁と同じ〝天下の大将軍〟を目指す者さ。

王賁と同じく、同年代の将に刺激を受ける信。

そんな飛信隊は、魏攻めの第一歩である城、高狼にと到着します。

初めての城攻めに、飛信隊は戸惑いを隠せません。

立ちはだかるのは巨大な城壁。

城壁に阻まれ、何もできないまま3日が経ちました。

動きがあったのは4日目。

事態を変えたのは、あの玉鳳隊。

彼らは井闌車と呼ばれる車を用意し、城内に攻め入ったのです。

内側から門を開け、中に攻め込もうとする王賁。

しかし最初に城内に入ったのは、蒙恬でした。

王賁の狙いを誰よりも早く読んでいた蒙恬は、楽華隊を率いて門

前で待機していたのです。

そこからは電光石火。

魏軍が気付いた時には、城の上に秦国の旗が立っていました。

今回、最も武功を上げたのは蒙恬率いる楽華隊。

城内に入る信は王賁、蒙恬と顔を合わせています。

その時見えたのは町から上がる煙。

まさかと思い飛んで行った信が眼にしたのは、信じられない光景でした。

兵士でない民を殺し、金品を奪っているのは味方である秦兵。

略奪行為に怒りを爆発させた信は、蒙恬の静止を振り切って味方の千人将を殺してしまいます。

信は上官を殺したことで、死刑という罰を受けることになりました。

自分の意志を曲げては、天下の大将軍になれない。

信は覚悟を持って正義を貫いたのです。

その夜、信に下された罰は一晩の投獄のみ。

総大将蒙驁の孫である蒙恬が、裏で便宜を図ったからでした。

信の行動に、王賁も蒙恬も刺激を受けていたのです。

内輪もめはあったものの、4日で高狼を奪い取った秦軍。

そんな秦軍に対抗するため、魏国も対策を練っています。

魏王が総大将に選んだのは廉頗将軍。

彼はかつての趙三大天の1人であり、六将と激闘を繰り広げた大将軍…!?

廉頗が趙国から亡命し、魏国の将軍となったのはある理由がありました。

趙国を統べる悼襄王の愚かさを、幼い頃から指摘してきた廉頗。

悼襄王の怒りを買い、三大天の座を剥奪されます。

これにより、愚かな王には従えないと考えた廉頗は、魏国へと亡命したのです。

廉頗にとっては戦が全て。

早速動き始める廉頗は、部下の輪虎に指示を出します。

小隊で動き、敵将の首を取って来い!

輪虎は三百人を率いて、秦軍の元へ向かうのでした。

一方の秦軍は2つの城を落とし、3つ目の近利関を攻めています。

1つ目の城は楽華隊、2つ目の城を玉鳳隊に持っていかれ、張り切る信ですが近利関を落としたのは郭備千人将。

本陣の主力が、手柄を持って行ってしまいました。

近利関を落とした夜、祝杯を挙げる飛信隊。

そんな信の元に、郭備千人将が現れます。

実は、信と同じく戦災孤児だった郭備。

同じ境遇の信を一目見たいと、飛信隊の元へと足を運んだのです。

自分より一歩先を行く先輩を、信は無言で見つめるのでした。

飛信隊の元から去り、軍議に向かう郭備ですが。

彼の前に現れたのは、廉頗の部下である輪虎。

夜営地に忍び込んでいた輪虎の一振りにより、郭備は命を落とすのでした。

〜ネタバレここまで〜

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【漫画】キングダム19巻ネタバレ

〜ネタバレここから〜

近利関を落とした秦軍の夜営地に、忍びこんだ敵将の輪虎。

たった三百人を率いて、千人将を6人も暗殺します。

廉頗は輪虎を自身の飛槍と呼び、武勇伝を魏王に話していました。

輪虎は六将王騎の軍を突破し一太刀浴びせたことがあるのです。

暗殺は秦軍の中で問題となり、将の警護を固めることになります。

対策を打ったにもかかわらず翌日の進軍時に、討ち取られる羅元将軍。

輪虎率いる三百人隊は羅元を討ち取るとり、場から逃走しました。

逃走経路の途中にいたのは飛信隊。

信は逃げる輪虎に襲い掛かり、足止めをします。

ただ輪虎の前になす術なし。

一方の輪虎は、信を見てあることを感じます。

ほんのわずかだがすでに武将の空気を纏っている。

他の千人将より信を評価する輪虎は信を殺す決断を下しました。

ただ、割って入った飛信隊の援護により、その場から去って行きます。

輪虎が暗躍している頃、戦の策を練っているのは廉頗。

部下の1人である姜燕は、廉頗にあることを訪ねます。

魏国に亡命してから3年。

今まで動かなかった廉頗が重い腰を上げた理由を、姜燕は気になっているのでした。

問われた廉頗は、3年前の話を始めます。

魏国に亡命してすぐ、廉頗を訪ねてきたのはあの王騎。

王騎は廉頗の心中を察し、見舞いに現れたのです。

酒を酌み交わし、話をした2人。

その時、王騎はある言葉を残しました。

退屈したら、秦の蒙驁軍と戦いなさい。

蒙驁本人は脅威ではないものの、蒙驁が従える2人の副官は天才。

その1人である桓騎を見て、輪虎は一瞬でその実力見抜きます。

奇襲を中断し、魏へと戻るのでした。

輪虎が去ったところで、秦軍には伝者が。

伝えに来たのは、あの蒙武です。

蒙武は蒙恬の父であり、蒙驁の子。

その縁あって、魏の総大将について報告に来たのでした。

今回、魏軍を率いて来るのは廉頗である。

そう父に伝える蒙武。

これまで何度も戦い、廉頗に敗れてきた蒙驁は人知れず、冷や汗をかきます。

かつてないプレッシャーを感じ、ある行動に出た蒙驁。

夜になると歩兵に扮して、野営地を回ったのです。

それは、プレッシャーを感じた時の癖でした。

そこで、偶然出会った蒙驁と信。

総大将だと知らず、信は気楽に話します。

蒙驁から、1度もかったことがない相手と戦うことを恐れていると聞かせれ。

チャンスだと話す信。

次勝てば今までの敗北を帳消しにできる、と蒙驁を励ましたのです。

翌日、飛信隊にある伝言が届きます。

千人将が討たれたことで、新たに2名を千人将に昇格させる。

三百人将は本陣に集まり、指示を待つことになりました。

まず、名前を呼ばれたのは楽華隊の蒙恬。

最初の城を単独で落としており、当然の評価です。

次に呼ばれたのは玉鳳隊、王賁。

これで2つの席が埋まり、信の昇格はなくなりました。

悔しさをにじませ、下を向く信。

その時総大将、蒙驁が口を開きます。

飛信隊の信、前へ。

蒙驁は独断で、千人将の席をもう1つ用意しても良いと話したのです。

下僕の出だと反論する部下を、一蹴した蒙驁。

千人将昇格にあたって、ある条件を提示しました。

敵将の首を取り、武功を残すこと。

それは、誰が聞いても厳しい条件。

さらに、その条件が達成できなければ伍長に降格させるという条件も加わりました。

条件を飲んで千人将になるか、断って三百人将の座を守るか。

信の答えは飛信隊が狙っているのは、大将軍廉頗の首のみ。

これにより、一時的ではあるものの、信は千人将に昇格しました。

七百人を加える飛信隊ですが、現れたのは飛信隊に似合わない騎馬隊。

彼らは、下僕の出である信に従うのか?

皆がそう思った瞬間、先頭に立つ楚水が頭を下げます。

加わった七百人は、いずれも元郭備隊。

信と同じく、下僕の出であった郭備の部下たちは、信と共に戦えることに喜びを感じているのでした。

戦の準備を整える蒙驁軍とは別に、副官の王翦は別動隊として動いています。

王騎が認めた天才である王翦はすでに、8つの城を手中に収めていました。

その知らせを聞き、危機感を覚えるのは趙国。

李牧は戦況を見て、王翦と桓騎を脅威に感じています。

このままでは、魏が落とされるのでは?

皆がそう思う中、李牧だけそれはないと断言。

何故なら魏の総大将は、あの廉頗。

自分も含め、中華全土で廉頗に勝てる武将はいない。

王騎を倒した李牧でさえ、そう話すのでした。

廉頗と蒙驁、魏と秦の決戦の地は、山陽。

遂に、両軍が対峙します。

開戦の準備が整い、先鋒隊に選ばれた玉鳳隊。

千人将になったばかりではあるものの、王賁は前線へ向かいます。

しかし千人になった玉鳳隊は機能しませんでした。

さらに、相手は廉頗の飛槍、輪虎。

輪虎と初めて対峙した王賁は、傷を負い副官になんとか助けられます。

危機を迎えた王賁を助けたのは第二陣にいた飛信隊でした。

押されている先鋒隊に加わり、押し返そうとする秦軍第二陣。

しかし魏軍の勢いは止まりません。

急造の千人隊では、やはり機能しないのか。

他の隊が苦戦している中、唯一輝いたのは飛信隊。

混乱する各部隊の中で、飛信隊だけは強烈な光を放ったのです。

信が出陣前に決めていたことは、たった1つ。

隊長の信が動けば、どんな状況でも全員で同じ方向に突撃する。

その1点だけでした。

烈火のごとく攻め上がる飛信隊が周囲を勢いづけ、秦軍は勢いを取り戻したのです。

〜ネタバレここまで〜

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【漫画】キングダム20巻ネタバレ

〜ネタバレここから〜

出陣した飛信隊の活躍により、勢いをつけた秦軍。

その様子を見て、廉頗はある人物を送り込みます。

現れたのは四天王の1人、玄峰。

玄峰は煙を放ち、秦軍に矢の雨を降らせたのです。

敵が見えず、矢に撃たれる兵士たち。

魏軍は音で位置を伝えていると悟り、信はそれを利用しようと考えました。

音の方に向かえば玄峰軍の本陣がある。

飛信隊は音のする方角に向かい、遂に煙を抜けます。

しかしそれを呼んでいた玄峰。

煙を抜けた瞬間、最前列にいた弓隊が矢を放ったのです。

信を守るため、盾となったのは烈兄弟。

2人は命をかけて、信を敵軍の元に送り届けるのでした。

敵軍を目の前にし、信は突き進みます。

ただそれすらも読んでいた玄峰。

敵軍に入る直前、信は空中に放り出されました。

下を見ると、地面から飛び出した木の槍。

地面に武器を隠していた玄峰の策により、絶体絶命の状況となった信。

その危機に現れたのは玉鳳隊。

王賁が現れ、玄峰軍に襲い掛かったのです。

玄峰を狙い、飛信隊と玉鳳隊は突き進みますが。

突破してくる二隊を見た玄峰は、その場から退却。

十分な戦果を上げたと、本陣へと帰って行くのでした。

玄峰の策にしてやられた秦軍。

初日は、魏軍に勢いがついて終わります。

迎えた2日目。

まず激突したのは、秦左軍の王翦と、魏右軍の姜燕軍。

さらに、秦右軍の桓騎と、魏左軍の介子坊もぶつかります。

左右の戦いは硬直状態が続き。

動きがあったのは、開戦から4日目でした。

介子坊の軍に、あの玄峰が現れたのです。

桓騎の本陣を、簡単に見つけ出す玄峰。

介子坊に命じ、本陣を襲わせました。

指示を送り、玄峰は本陣で待機しています。

そこに伝言が届いたのは、しばらくしてから。

介子坊が、桓騎本陣に襲い掛かった。

勝利を確信する玄峰ですが伝者の様子がおかしい。

戦闘員ではない伝者の甲冑に、血がついているのです。

現れたのは伝者に扮した、桓騎でした。

桓騎の奇襲により、玄峰はあっけなく討ち死に。

4日目を終え、桓騎は四天王の1人を討ち取ったのです。

その夜、秦の中央軍はある策を練っています。

信と王賁を呼び出したのは蒙恬。

四天王最強である輪虎に勝つため、三隊で輪虎を討ち取ると言い始めました。

祖父の蒙驁を勝利に導きたい。

そう願う蒙恬の策に、信と王賁は乗ることになります。

5日目。

中央で最初に動いたのは、楽華隊でした。

単独千人で敵軍に突っ込み、突破を図る楽華隊。

蒙恬の狙いは屈強な輪虎兵を狩ることです!

輪虎を倒すために厄介になるのが、輪虎の直属兵たち。

蒙恬は的確に輪虎兵を減らし、さらには飛信隊と玉鳳隊の

入り口まで作ってのけました。

自ら汚れ役を買い、完璧な仕事をこなした蒙恬。

それを見ていた玉鳳隊の副官は、千人将の器を軽く超えていると判断します。

蒙恬の活躍により、輪虎と対峙する王賁と信。

先に王賁を倒そうとする輪虎ですが、信は輪虎兵をすぐに蹴散らし、牙を剥きます。

仕方ないと、輪虎は信を切りにかかりますが一振りで、信は輪虎を吹き飛ばしました。

しかし、それからは輪虎のペース。

信と王賁は2人で輪虎を挟みますが、討ち取ることはできません。

それどころか傷を負っているのは信と王賁。

輪虎は、2人の人生をここで終わらせると断言するのでした。

〜ネタバレここまで〜

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【漫画】キングダム21巻ネタバレ

〜ネタバレここから〜

輪虎と激突する信と王賁。

隙をついてトドメを刺そうとする信ですが逆に、右腕を切り裂かれました。

利き腕から血が噴き出しているにもかかわらず、信は剣を振り続けます。

一方、秦左軍の壁に迫る姜燕。

そんな壁の前に、王翦が現れます。

王翦は壁に四千の兵を託し、五千人将として姜燕と激突させました。

その意図は壁を囮に使うこと。

そうして策を練る左軍とは異なり、中央軍は激しい激突を繰り広げています。

未だに輪虎と剣を交わす信。

王賁は傷が開き、2人の戦いに入れなくなっていました。

1人で戦う信は周囲の音が聞こえなくなり、意識が飛びそうに。

そんな信ですが、不思議な感覚に陥っています。

もう少しで、限界を超えられる。

そう感じた信は、徐々に輪虎を押し始めたのです。

空中に飛び上がり、トドメを刺そうとする信。

なんとか受け止める輪虎ですが信の剣が、左手を切り落としました。

最後に輪虎に傷を負わせ、飛信隊と玉鳳隊は退却していきます。

中央が退却している頃、壁は姜燕を追いつめていました。

窪みになった土地に、姜燕を追い込んだのです。

しかしそれは罠。

窪みの中に入った壁軍を、ぐるりと取り囲む魏軍。

壁に逃げ場はありません。

ただ、ここまで読んでいたのは王翦。

壁を囮にしていた王翦は、魏軍の包囲を突破!

逆に、姜燕に迫ります。

姜燕を仲間に加えようと、説得するという奇行に出る王翦ですが。

その時、秦軍に風穴があきます。

現れたのは、大将軍・廉頗!?

廉頗は王翦の動きまで読んだ上で、姜燕を動かしていたのです。

王騎の言葉を信じ、王翦との戦いを楽しみにしていた廉頗ですが王翦は全軍で退却。

そのまま、森の奥へと逃げていくのでした。

王翦を追いながら、廉頗はある人物を思い出します

頭に浮かんだのは六大将軍の1人、白起。

六将で最も策に長けた白起に、廉頗は王翦を重ねたのです。

廉頗の考えは、王翦を追いかけた先で確信に変わりました。

山の中に突然現れたのは天然の城。

そこには廉頗が手出しできないほど、完璧な城が築かれていたのです。

夜になり、本陣へと帰った信。

輪虎にやられた右腕の傷は深く、動かせる状態ではなくなっていました。

羌瘣は信に秘薬を塗り、回復を願います。

一方、城に籠った王翦を眺める廉頗。

廉頗の心には、失望しかありません。

王翦は副官にもかかわらず、自分を第一に考えている。

そう感じた廉頗は、明日にでもこの戦を終わらせると宣言するのでした。

翌日。

山陽の戦い、最終日の幕開け。

まず動いたのは、魏の中央軍。

かつて王騎軍に風穴を空けた、〝輪道〟という戦法を用いて、輪虎が攻め込んできます。

秦の中央軍を貫き、突き進む輪虎を止めたのは信でした。

昨日に続き、信と輪虎の激しい戦いが始まります。

中央軍がぶつかり始めたころ、秦軍本陣に異変が。

本陣の背後に、1人の武将が現れたのです。

その正体は廉頗…!?

廉頗は籠城する王翦を素通りし、本陣の背後を取ったのでした。

ただ、ある意味廉頗を知り尽くした蒙驁は、本陣の背後にもある策を加えています。

本陣を目指す廉頗軍の前には、数々の罠。

それは、長年蒙驁が練り続けた策でした。

しかし廉頗だけは罠にかかりません。

下から一見しただけで、罠の位置を読んでいたのです。

驚異的な頭脳を見せる廉頗には、やはり勝てないのか。

そう思われた瞬間、部下に指示を出す蒙驁。

彼が考えた奥の手とは本陣へと続く細い道を、途中で作り変えること。

迷路を作り直した蒙驁は、廉頗軍を罠に誘い込みました。

〜ネタバレここまで〜

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【漫画】キングダム22巻ネタバレ

〜ネタバレここから〜

廉頗を罠にはめた蒙驁。

敵軍に向かって、矢と槍の雨を降らせます。

しかしそこに廉頗はいませんでした。

本陣を眺めた段階で、蒙驁の奥の手まで読んでいたのです。

廉頗と蒙驁がぶつかったことで、騒がしくなる秦軍本陣。

その騒ぎを耳にする信ですが、目の前の敵輪虎から目を話すことはできません。

一瞬の油断が死に繋がる。

互角の戦いを繰り広げている2人ですが、最初に仕掛けたのは輪虎でした。

隙をついて、信の左腿を貫いたのです。

踏ん張りがきかなくなり、ある行動に出る信。

馬上が不利だと判断し、輪虎に飛び掛かりました。

輪虎を地面に突き落とし、地上戦に持ち込んだのです。

右足に傷を負った信ですが、その後も2人は互角。

2人の一騎討に、誰も手を出そうとしません。

そこに入るべきではないと、輪虎軍も飛信隊も感じているのです。

唯一、割って入ろうとしたのは魏軍の魏良でした。

魏のために、この戦は勝たねばならない。

強い思いに動かされ、魏良は信を闇討ちします。

それを察知し、止めに入ったのは楚水。

魏良を切り伏せた瞬間楚水は、目の前にいる輪虎を見つめました。

一騎討を邪魔するつもりはなかった楚水ですが、輪虎は郭備の仇。

頭に血が上り、殺意を抱きます。

殺意を向けられ、反射的に楚水に剣を向ける輪虎。

その一瞬の隙を信は見逃しませんでした。

信の剣が、遂に輪虎を捉えたのです。

輪虎の銅を切り裂き、手ごたえを感じる信。

気が緩んだ瞬間、輪虎の剣が左足を捉えました。

両脚に傷を負ったことで、信はその場に倒れます。

深手を追っているにもかかわらず、立ち上がる輪虎。

彼は廉頗に拾われた命を、最後まで廉頗のために使おうと必死でした

その姿を見て、漂の気持ちを背負う信も立ち上がります。

向かい合い、再び斬り合う2人。

徐々に押し始める信は遂に輪虎の胸を貫きました。

輪虎に勝った信ですが、休む暇もなく動き出しています。

向かう先は、敵軍に囲まれた羌瘣のところ。

死体の中に立っている羌瘣は、意識が朦朧としているのです。

羌瘣を抱き締め、声をかける信。

集まってくる飛信隊のメンバーは、あることに気が付きました。

彼らは羌瘣が女だと言うことを知らなかったのです。

衝撃を受ける仲間に、羌瘣の過去を語る信。

空っぽの羌瘣が帰る場所に、飛信隊はならなければいけない。

そう話す信の言葉に反応し、仲間たちは性別の壁を越え、気持ちを一つにするのでした。

生き残った飛信隊の仲間たちは、攻められている本陣に目を向けます。

その頃、既に本陣に迫る廉頗。

遂に本陣に辿り着いた廉頗を見て、蒙驁は前に出ました。

武では圧倒的に不利な状況にもかかわらず、蒙驁は一騎討を挑みます。

2人の矛がぶつかると、意外な展開が。

なんと蒙驁が廉頗を弾き飛ばしたのです。

六将が去った後、廉頗の心の火は消えている。

蒙驁は廉頗の思いを悟り、トドメを刺しにかかりました。

しかしここから廉頗は力を発揮します。

六将が去った後、自分の火が消えていると分かっていた廉頗。

ここにきて意地を見せたのは、あの時代の猛者としての誇りでした。

あまり儂らをなめるなよ。

怒りの表情で、廉頗は蒙驁を見下ろします。

既に本陣に駆けつけていた蒙恬と信は、その姿に圧倒されていました。

ただ、続けて話す廉頗の言葉を聞き、信が前に出ます。

六将最後の1人、敗北した王騎は愚か者。

廉頗にそう言われ、我慢できませんでした。

突然現れた若者を見て、興味を示さない廉頗。

そんな廉頗に向かって、信はある物を投げます。

宙を舞い、地面に突き刺さるのは輪虎の剣。

その剣を見て、表情を変えた廉頗。

廉頗の飛槍、輪虎を破ったのは目の前にいる少年。

怒りを露わにした廉頗は、信に向かって歩き出しました。

近づいてくる廉頗を見て、馬を降りる信。

重傷を負っているにもかかわらず、逃げることは考えていません。

なぜなら王騎と輪虎に背を押されている気がするから。

信の目の前に立った廉頗は思いっきり矛を振り下ろします。

もの凄い土埃が上がり、晴れていくと信はなんとか矛を受け止めていました。

2度目の矛も受け止め、立ち上がる信。

信を見て、廉頗は何かを感じ取ります。

ただ、輪虎を討った信への怒りは収まりません。

そんな廉頗を止めたのは、蒙驁の一言でした。

その少年は最後に王騎の矛を受け取った男。

手を止めた廉頗は、王騎の最後を尋ねます。

信は語りました。

王騎の、天下の大将軍の最後は誰もが憧れる堂々たる英雄の姿。

信の話しを聞き、天を見上げる廉頗。

その時介子坊が現れ、乱戦が始まります。

蒙驁はとことん付き合うと矛を取り、再び戦いが始まりました。

ただ、さらに衝撃の自体が起きます。

魏軍の本陣から火が上がっている…!?

左から進軍していた桓騎が、総大将の白亀西討ち取ったのです。

これにより、蒙驁を討ち取って引き分けにすると暴れる介子坊。
そんな介子坊に、廉頗は叫びました。

止めじゃ帰るぞ。

〜ネタバレここまで〜

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【漫画】キングダム23巻ネタバレ

〜ネタバレここから〜

戦を終わらせると叫ぶ廉頗。

納得ができない介子坊と魏兵たちですが、廉頗はあくまで冷静です。

背後に位置する王翦軍と魏本陣を落とした桓騎軍。

この二軍がいる限り、魏軍は全滅すると判断したのでした。

これにより、和睦を申し入れる廉頗。

蒙驁が承諾し、秦軍の勝利が確定します。

互いに手出しをしないという条件で結ばれた和睦ですが。

信の元へと進む廉頗。

輪虎の仇である自分だけは始末されると、信は身構えます。

しかし廉頗は大将軍について語り始めました。

自分や輪虎はそんな小さい男ではない。

そう言って話す廉頗は、大将軍の条件を信に伝えます。

必要なのは百の精神力!百の腕力に百の知恵、百の経験と百の幸運。

その全てを持った大将軍たちがぶつかり合ったのが、六大将軍と三大天の時代だったのです。

その時代を、ぶち抜いて超えると宣言する信。

廉頗は信の言葉を現実にする方法を教えます。

一時代を築いた彼らが、唯一成しえなかった事。

それは中華の統一。

廉頗の言葉を聞き、不可能だと悟る周囲。

ただ信だけは違いました。

その道を目指すと、既に宣言している友がいるのです。

秦王嬴政。

政のために、自分のために、信は中華を統一すると誓うのでした。

輪虎の剣を信に託し、廉頗は戦場を後にします。

山陽の戦いに勝利した翌朝。

皆が眠る中、旅立とうとする羌瘣。

こっそり飛信隊を出る羌瘣ですが、仲間たちは羌瘣の行動を呼んでいます。

落とし穴に羌瘣をはめ、見送る飛信隊の仲間たち。

皆に背を押され、羌瘣は旅立ちました。

戦場から咸陽に戻った秦軍。

待っていたのは論功行賞です。

信も王宮に呼ばれ、式典が始まりました。

最大の武功を受けたのは、総大将を討ち取った桓騎。

桓騎は政から報奨を受け取る際、政の顔を見つめます。

温室育ちのくせに猛った目をしている。

桓騎は一目で、政の資質を見抜きました。

総大将の蒙驁と副官の桓騎への授与が終わり、次に呼ばれたのは飛信隊の信…!?

聞いたこともない名前に、周囲は静まり返っています。

正式に千人将となり、信は政の前に立ちました。

礼儀知らずの信を見て、周囲から上がるのは笑い声。

しかし信が跪き、政が報奨を渡す瞬間誰もがその姿に目を奪われます。

その姿はあまりにもしっくりきていたのです。

論功から3ヶ月後。

千人となって戦場に出る飛信隊。

その結果は連戦連敗…!?

原因は、羌瘣の不在でした。

今まで策を練っていた羌瘣がいなくなり、飛信隊は機能しなくなったのです。

話を聞き、軍師を紹介してくれる蒙恬。

しかし信は不機嫌そうな表情を浮かべていました。

余所者がいきなり参加し、指示を出すことに納得していないのです。

ただ、そんなことを言えない事態が。

次の戦で、最重要の美仁橋の守護を任されたにもかかわらず信は橋を奪われてしまったのです。

千人将から降格の可能性まで出てきた信の元に、軍師が到着したのは数日後。

籠に乗って現れた軍師を、飛信隊は全員で迎えます。

先頭に立ち、不機嫌そうに腕を組むのは信。

そんな信の前に姿を現したのは謎の被り物で身を包んだ人物?

仲間たちは動揺しますが、信だけは声を上げました。

何でお前がここにっ?

飛信隊の軍師として現れたのは河了貂。

成長した貂は女である事実を信に伝え、軍師として飛信隊に加わりました。

ただ、いきなり加わった少女を、周囲はすぐに認めません。

結局魏軍との戦いは、貂の指示には従わないという結論に。

作戦を考えるのは隊長の信。

魏軍を率いるのは氷鬼です。

この氷鬼は策に長けており、飛信隊は苦戦を強いられました。

このままでは、また敗北する。

危機を迎えたことで、信は貂に全てを託します。

初の実戦で呑まれそうになる貂ですが、彼女には軍師としての

〝資質〟がありました。

〝資質〟とは、知略ではなく覚悟。

人の死を決めるという覚悟が、貂にはあったのです。

細く枝分かれした地形を利用し、少ない兵力で氷鬼軍を倒していく貂。

さらに圧巻だったのは、隊長の信と軍師の自分を囮に使うことでした。

信を囲む敵兵が戦っている間に、郭備が氷鬼を捕えます。

自身も囮にしたことで敵軍に囲まれていた貂ですが、脱出経路から悠々脱出。

飛信隊はもちろん敵の魏軍まで貂を認め、〝軍師 河了貂〟が誕生しました!

貂の加入で、一気に力をつけた飛信隊。

独立遊軍としての形を確立し、圧倒的な活躍を見せます。

一方、動きを見せるのは秦国内。

先の戦で奪った山陽を、正式に秦国領土と公表したのです。

このことが意味するのは秦国が領土の拡大に入ったという事実。

秦国の動きを見て、策を練るのは李牧。

秦国を止めるために李牧が攻めるのは秦国ではなく燕国…!?

李牧は龐煖を総大将とし、戦の準備を始めるのでした。

〜ネタバレここまで〜

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【漫画】キングダム24巻ネタバレ

〜ネタバレここから〜

秦を止めるため、燕国を攻めると話す李牧。

総大将を龐煖とし、趙国は燕国を攻め始めます。

ただ、燕国も黙ってやられるはずはありません。

燕軍を率いるのは英雄の劇辛大将軍。

劇辛は金の為ならなんでもする将軍であり、趙国から燕国に金で移った過去がありました。

しかし実力は本物。

三大天の時代に趙にいれば、廉頗と並ぶ武将になっていたと噂されているのです。

燕・趙の戦は、互いに十万を超える大戦となりました。

圧倒的な勝利宣言をするのは李牧。

李牧は言葉の通り、劇辛の策を全て読んでいます。

自信家の劇辛は、それでも自分が上だと疑わず李牧の本陣を見つけ、攻めかかりました。

劇辛軍が現れたのを見て、龐煖をぶつける李牧。

自身を大将軍と名乗る劇辛ですが龐煖は彼を偽物と呼びます。

その言葉通り、龐煖は片手で劇辛を両断するのでした。

たった一日で趙国が勝利した事実は、飛信隊の元まで届きます。

知らせに驚く飛信隊がいるのは楚国との国境。

先の戦で山陽を領地とした秦国。

楚国との国境では、互いが目を光らせることになっているのです。

国境を挟み、信を挑発するのは楚国の千人将・項翼。

挑発に乗った信は、一人で楚国に攻め入ってしまいます。

互いに、戦争は厳禁。

項翼を止めようと、楚国の千人将・白麗が前線に走ってきました。

他国の未来を担う、千人将と初めて対峙した信。

2人の力を感じ取ります。

信はいつか戦う好敵手たちを見て、刺激を受けるのでした。

飛信隊が国境にいる頃、咸陽では異変が。

政陣営が、窮地に陥っているのです。

次々と政陣営を離れ、呂不韋陣営に移る協力者たち。

その理由は後宮にありました。

呂不韋は太后の求愛を断るため、嫪毒という男を後宮に送ったのです。

自身の快楽を満たす嫪毒を、えらく気に入った太后。

その礼にと、後宮勢力が呂不韋陣営に移っていました。

力をつけた呂不韋は、〝相国〟という国のNo,2に昇格。

これにより、政は追い込まれることになります。

劣勢となった政が頼ったのは成蟜。

幽閉していた成蟜を取り込み、反撃に出たのです。

成蟜の支持者を解放するというリスクを負った政。

しかし、その効果で呂不韋陣営と五分に持ち込みます。

政がリスクを承知で成蟜を加えたのは丞相の座を狙ってのこと!

呂不韋が相国に昇格したことで、丞相の席に空きが出ました。

次なる丞相の席は、呂不韋陣営の昌平君と李斯が座る予定でしたが。

五分に持ち込んだことにより、左丞相の座を奪い取ったのです!

これにより、右丞相は昌平君。

左丞相はあの昌文君が務めることとなりました。

咸陽で動きがあった頃、飛信隊にも命令が届きます。

国境での睨み合いを終え、東の城を目指すことになったのです。

東の城、東金を目指す飛信隊。

その道中、傷だらけの子供に出会います。

少年の名前は秀。

彼は〝徐〟という小国の出身で、韓国の襲撃にあっていました。

大国ではなく、誰も名をしらない〝徐〟という国。

小さな城の中にある徐を、信は助けに向かいます。

輪虎との戦いを経て、力をつけていた信。

韓軍の将である馬関係を一撃で討ち取り、勝利を収めるのでした。

徐を救ったことにより、飛信隊は周辺の詳しい地図を受け取ります。

地図を得たことで、東金までの最短ルートを通ることができる。

早速、飛信隊は東金へと向かい始めました。

しかし、その道中。

再び、あるものを発見します。

それは軍を率いて進む李牧…!?

李牧の跡をつけた信は、楚国の宰相である春申君との密会を目撃。

李牧に見つかってしまった信は、一騎討を提案されました。

2人の剣がぶつかると、吹き飛ばされたのは信。

李牧は、知力と武力を兼ね備えた化物だったのです。

ただ、信はここで決着をつけるつもりはありません。

決着は戦場で。

そう話し、2人の一騎討は終わります。

そこで話に加わったのは貂。

貂は、楚趙同盟の可能性を危険視していたのです。

大国である二国が手を組めば秦の危機は必然。

楚趙同盟について貂が尋ねると李牧は明確な答えを出さず、去って行きます。

そんな李牧の異変に、信は気付いていました。

楚趙同盟ではなく、もっと恐ろしい何かがある。

その予想通り李牧は後日、魏国の王都を訪れるのです。

李牧が暗躍している頃、咸陽では大きな出来事が起こりました。

それは向の妊娠…!?

お腹の子は、もちろん政の子です。

その話題は、東金に到着した信と貂にも届きました。

お祝いムードとなった飛信隊ですがある出来事によって状況は一変。

なんと大国の楚が、秦への進軍を開始したのです。

これにより前線の指揮を取る騰は、危機感を募らせるのでした。

〜ネタバレここまで〜

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【漫画】キングダム25巻ネタバレ

〜ネタバレここから〜

秦国に攻め込んできた楚軍。

同時に、飛信隊はあるものを眼にしています。

それは秦国に攻め込む魏の大軍。

魏軍は残虐の限りを尽くし、咸陽へと向かっているのです。

そんな魏軍と連動して動く楚軍も、道中の城には目もくれず咸陽を目指していました。

知らせを受け、政の元に集まる文官たち。

魏・楚の連動の裏には、李牧がいると気付いている昌平君。

この後趙も動いてくるはず。

政と呂不韋も、危機感を募らせます。

ただ、事態はさらに深刻なものになるのでした。

皆の予想通り、楚・魏に続いて動いたのは趙軍。

衝撃はここから始まります。

さらに燕軍二十万が動き、韓軍の五万も進軍を開始。

斉国も軍を起こす準備を始めているという情報まで入ったのです。

流石の呂不韋も、この知らせには冷や汗を滴らせました。

秦国に攻め込んで来るのは、五国が手を組んだ〝合従軍〟。

あまりにも絶望的な状況に、咸陽の王宮は静まり返ります。

そんな中「立て。」と言って、文官の一人を立たせた政。

今この瞬間も苦しんでいる民を救うため、部屋にいる文官たちを鼓舞したのです。

まず、昌平君の指示で動いたのは蔡沢。

たまたま斉国の近くにいた蔡沢は斉王を金で口説き落とし、合従軍から離反させることに成功します。

これにより、少しは合従軍の戦力を削ることができました。

一方の飛信隊は、咸陽に向かう魏軍を見つめることしかできていません。

その時、ある軍が魏軍に突入します。

軍を率いて馬を走らせていたのは麃公将軍。

対する魏軍を率いるのは総大将・呉鳳明です。

飛信隊は麃公軍の援護に入りますが麃公将軍は急に進軍をやめ、引き返し始めました。

呉鳳明の秘策を直感で読み取った麃公は、全滅の危機を回避したのです。

一旦仕切り直しとなり、夜営をはる麃公軍。

そこに加わった信の元を、麃公が尋ねてきます。

一度の戦いで信を認めた麃公は戦いに付き合えと話し、酒を振る舞うのでした。

翌日、再び激突する麃公軍と魏軍ですが背後から現れた趙軍によって、この戦は終わりを告げます。

勝ち目がなくなり、麃公軍は撤退を始めるのでした。

その頃、咸陽で倒れている昌文君。

昌平君とともに、気絶するほど壮絶な軍略会議を繰り広げていたのです。

王宮には昌平君の呼びかけで、秦国内全ての武将が集まっていました。

一方、合従軍も次々と集合場所に集まっています。

最初に到着したのは呉軍総大将・呉鳳明。

次いで燕軍総大将・オルドが姿を見せ、楚軍総大将・汗明、韓軍総大将・成恢も現れました。

最後に李牧と共に現れたのは中華一の大国である楚の宰相、春申君…!?

李牧は中華に名をとどろかせる偉人・春申君を、この合従軍の長に据えたのです。

まさに最強となった合従軍。

迎え撃つ秦国は、ある場所で合従軍を止める策を練っていました。

全ての武将を総動員し、〝函谷関〟へと集結させます。

秦国が誇る最後の砦、函谷関。

他国からの侵略を阻む壁の高さは、咸陽の倍はあります。

飛信隊も戦場に加わり、秦軍は準備を整えていました。

函谷関の壁上に陣取るのは、蒙驁、桓騎、張唐の三人。

合従軍は函谷関を迂回して抜ける可能性があり、右側の山には麃公軍と蒙武・騰の連合軍。

左側の山には、王翦軍が陣取りました。

飛信隊は麃公軍に入り、楽華隊・玉凰隊は蒙武・騰連合軍所属することになります。

秦軍は函谷関に到着した合従軍と対峙し、大戦が始まろうとしていました。

開戦の狼煙を上げるのは大国楚の大将軍・汗明。

兵を鼓舞する汗明は、声を張り上げて話します。

しかし汗明が話し終える前に、動き始めた軍が!?

だらだらと話す汗明を見て、痺れを切らしたのは麃公。

麃公軍に続いて、飛信隊も飛び出していきます。

そのまま合従軍の左に位置取っていた、趙軍とぶつかりました!

その頃、趙国内では羌瘣が姉の仇を探し、旅をしています。

合従軍の噂を耳にした羌瘣は飛信隊の無事を願うのでした。

〜ネタバレここまで〜

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【漫画】キングダム26巻ネタバレ

〜ネタバレここから〜

四国が手を組む合従軍と戦う秦軍。

飛信隊が所属する麃公軍は、趙軍がぶつかり合います。

一見押しているのは麃公軍ですが趙軍を率いる副将の慶舎は、麃公の動きを呼んでいました。

趙軍を指揮するのは、李牧ではなく副将。

李牧が慶舎を麃公にぶつけた理由は、二人の共通点にあります。

慶舎は麃公と同じく〝本能型〟の将軍。

麃公は慶舎の策にハマり、背後から迫る万極軍に潰されていくのでした。

秦軍を切り裂き、突き進む万極軍。

その動きを止めたのは、飛信隊。

信は進む麃公軍の流れに逆らい、一早く万極軍を止めに走ったのです。

直感で、前より後ろが危険だと判断した信。

これは、信にも本能型の資質が目覚めている何よりの証拠でした。

万極軍を止めた信は、麃公軍を率いて逆走を開始。

飛信隊を先頭に、一万以上の兵が万極軍とぶつかります。

信が起こした大炎を見て、後ろは問題ないと判断した麃公。

前にいる慶舎に狙いを定めるのでした。

一方、函谷関でも激しい戦いが始まっています。

壁を越えようと、魏軍が持ち出したのは井闌車。

そんな物では函谷関を超えられないと断言する張唐ですが。

呉鳳明は井闌車に手を加え、函谷関に届かせたのです。

これにより、張唐軍の元には魏軍が攻め込んできました。

同じく、函谷関の壁上にいる桓騎の元にも井闌車がかかります。

ただ、桓騎は油と火で井闌車を攻略。

焼き払い、魏軍の進軍を阻止しました。

そして、この戦いで最も大規模な戦いはその隣。

楚軍十五万 対 蒙武・騰連合軍九万。

ここでは秦軍千人将の蒙恬と、楚軍千人将の項翼がぶつかっていました。

さらに、騰軍のNo,2・録鳴未と臨武君も対峙しています。

録鳴未と同じく、王騎の部下であった同金の仇である臨武君。

仇を討ちたい録鳴未と鱗坊は、2人がかりで戦おうとしますが鱗坊の頭に、矢が突き刺さりました。

矢を射たのは、楚軍千人将の白麗。

最年少で、中華十弓に入る実力者です。

白麗の矢を脅威に感じ、動き出したのは蒙恬

蒙恬は白麗の元まで迫りますが、項翼に邪魔をされてしまいます。

項翼・白麗と蒙恬が対峙した瞬間現れたのは王賁。

次世代を担う、四人の千人将が顔を合わせることになりました。

その間に、臨武君に押されている録鳴未。

自軍の危機を感じ取り、騰は動き出しています。

騰は楚軍を切り裂き臨武君の前に現れました。

臨武君 対 騰。

二人が戦い始めると、意外な展開が。

楚軍第一の将である臨武君を、騰は完全に押しているのです。

白麗は臨武君を助けようとしますが、それを阻止したのは蒙恬。

これにより騰は初日にして、臨武君を討ち取ってしまうのでした。

〜ネタバレここまで〜

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【漫画】キングダム27巻ネタバレ

〜ネタバレここから〜

楚軍第一の将・臨武君を討ち取った騰。

その知らせは、すぐに全ての戦場に伝わります。

知らせを受け、各々の総大将は反応を見せますが。

唯一知らせが届かないほど、激しい戦いを繰り広げている場所がありました。

麃公軍 対 趙軍。

そこは、飛信隊がいる場所です。

本能型の二人の戦いは、乱戦状態。

戦況を見つめる貂は中の様子が分からなくなり、中へと入っていくのでした。

その頃、信は万極軍と対峙しています。

趙軍の中でも、異質な強さを誇る万極軍。

彼らの力の源は、ある出来事にあります。

十九年前〝長平〟にて、六将の白起が起こした大事件。

白起は投降した四十万人を、全て生き埋めにしたのです。

その長平の怨念を、幼い頃の政も受け続けていました。

万極はその長平の生き残り。

さらに万極軍の兵士は、長平での遺児や遺族のみで形成されているのです。

彼らの力は怒りや恨み。

飛信隊は異常な怨念を受け、退いてしまうのでした。

そんな中、信はあることに気が付きます。

国があり、国境があるから争いが生まれる。

争いが生まれるから、憎しみが生まれる。

信の頭に浮かんでいるのは、憎しみを無くすために戦う友の姿。

政が話す、中華統一への道です。

自身を、政の金剛の剣だと話す信。

先程のように、万極の怨念を受けても退くことはありません。

信は全てを受け切った上で万極を討ち取るのでした。

一方の麃公は、慶舎を視界に捉えるところまで来ています。

しかし麃公の選択肢は退却。

日が沈んだことで、全ての軍が自陣へと引き上げて行きます。

これで、函谷関の初日が終了。

咸陽には、その知らせが届いていました。

臨武君を討ち取った騰が話題となり、盛り上がる王宮。

次に名が出たのは万極の討ち死にです。

討ち取ったのは、信という千人将である。

その知らせを受け、政は思わず拳を握りしめるのでした。

信の活躍は、敵である李牧の元にも届いています。

さらに、飛信隊の夜営地に現れたのは麃公。

麃公はこの戦で化けてみろ、と信に期待を込めるのでした。

二日目の朝。

早くも動きを見せるのは楚軍。

総大将の汗明を控えさせ、二軍の将である媧燐を前線に出したのです。

理由を尋ねる李牧に、答えるのは春申君。

媧燐は戦の天才である。

その頃、楚軍は将の交代で困惑する様子を見せていました。

媧燐が女だったのです。

二日目が始まり、注目される媧燐の手腕。

期待を裏切るように媧燐は全く動きを見せず、凡戦を繰り広げていました。

ただ、李牧にある伝言を送っています。

〝凡戦を連ねて十日後の函谷関を落とすべし〟

伝えられた伝言を聞いた李牧は。

媧燐の実力が本物だと、呟きます。

その後、全軍に指示を出す李牧。

主力を温存して、消耗戦に努めよ。

それから数日間は、手応えのない戦が続くことになるのでした。

唯一動きを見せたのは、韓軍の総大将・成恢。

成恢は毒の使い手であり、壁上にいる秦軍に毒を放ったのです。

ただ、これも肩慣らし程度。

大きな動き泣く時は流れ開戦から十四日が経過。

そして迎えた、運命の十五日目。

李牧は総大将を集め、戦を終わらせると断言したのです。

一方、直感で激戦の予感を感じ取る秦将たち。

李牧や媧燐の策とは、主力を温存しながら秦軍の弱体化を図ることでした。

秦国の命運を左右する、十五日目が始まります。

戦いが始まる中、李牧が主攻だと話すのは楚軍。

楚軍は汗明軍六万と媧燐軍六万で総攻撃を仕掛ける準備をしていました。

迎え撃つのは、蒙武・騰連合軍。

蒙武軍の中には、三千人将に昇格した壁の姿。

進軍前、蒙武は声を張り上げます。

自身は中華最強であり、蒙武軍も中華最強。

何故かその檄に、全軍の士気が上がるのでした。

先陣を切るのは、左。

指示を受けた壁は、楚軍へと馬を走らせます!

〜ネタバレここまで〜

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【漫画】キングダム28巻ネタバレ

〜ネタバレここから〜

合従軍と秦国、函谷関での大戦。

十五日目にして、ついに合従軍が仕掛けてきます。

合従軍の主攻である十二万の楚軍に向かって行くのは壁が率いる三千人。

高ぶる気持ちを抑えながら、壁は楚軍にぶち当たりました。

蒙武の鼓舞を受け、壁には力がみなぎっています。

しかし第二陣が来ない。

調子良く攻め挙げる壁軍ですが、援軍が来なければやられてしまいます。

壁軍はこのまま見殺しになる。

そう誰もが思い、楚軍総大将の汗明まで蒙武を無能と判断。

壁軍を葬るため、汗明が兵を動かした瞬間。

その時を、蒙武は待っていました。

左から順に、蒙武軍は突撃を開始。

高等技術である、〝斜陣がけ〟を見せたのです!

典型的な本能型だった蒙武。

策をようして、楚軍に立ち向かいます。

一方、隣に位置する騰軍と媧燐軍は。

先に騰軍が仕掛けていました。

突き進むのは、録鳴未と鱗坊。

ただ、媧燐はいきなり罠を張っています。

騰軍の前に煙幕を張りその中から現れたのは、〝戦像〟。

像は騰軍を踏みつぶして進み始めました。

媧燐の策にハマった騰軍。

しかし、録鳴未は像ごときには臆しません。

像を操る敵将を見つけ、単身で討ち取ってしまうのでした。

像を退け、本格的な戦いが始まる。

騰がそう思った瞬間、媧燐はさらなる手を披露します。

煙幕が晴れた後、盤石の布陣を整えていた媧燐軍。

その戦術に、騰はある決断を下しました。

先に突入した二軍を捨て、王賁と蒙恬を五千人将とする。

蒙恬と王賁は兵を率いて、媧燐軍とぶつかります。

その頃、函谷関では。

新たな武器を投入してくる魏軍。

呉鳳明は巨大な矢を持ち込み、函谷関の壁面に打ち込み始めたのです。

その矢についているのは縄。

縄をつたい、魏軍は壁上に登ってくるのでした。

なんとか持ちこたえようとする秦軍ですが中央には早くも敵兵の姿。

その理由は、中央を守る張唐にあります。

先日の戦で、成恢の毒を吸っていた張唐。

ここにきて毒が周り、血を吐き始めました。

函谷関、陥落の危機。

それを防ぐため、中央に走るのは桓騎。

中央に到着後、桓騎は誰もが思いつかない策に出ます。

まず目の前にある井蘭車に、依然と同じく火を放ちました。

井蘭車から、慌てて逃げる魏兵。

しかし、実際は煙を起こしただけだったのです。

これにより、煙に隠れて下に降りる桓騎軍。

なんと韓軍に扮して、戦場のど真ん中を堂々と横切りました。

そんな桓騎に乗せられ、張唐も後に続きます。

桓騎の狙いは韓軍総大将・成恢。

たった四百の兵を率いて、韓本陣に迫って行く。

道中、血を吐きながら進む張唐は一早く韓軍に見つかってしまいました。

毒に侵され、敵兵に囲まれる張唐軍。

その隙に、桓騎軍は本陣の背後に回り込んでいます。

張唐が囮だと判断した成恢は、本陣を前に移動。

しかし瀕死の張唐が、韓兵を退けて現れました。

武将としての意地を見せた張唐。

背を向けて逃げる成恢を、一刀両断。

ただ張唐も毒により、命が尽きるのでした。

韓軍総大将・成恢の死が戦場に伝わるかと思われますが、それ以上に、大きな出来事が起こります。

桓騎が下に降りたことで、函谷関の壁上に火の手が上がったのです!

函谷関陥落の危機は、一早く咸陽にも届きました。

政や呂不韋も危機感を覚え、脱出の準備を進めるのは後宮。

さらに、政の耳にはさらなる訃報が。

それは、王翦軍の失踪です。

函谷関、左の山に陣取っていた王翦軍。

燕軍総大将のオルドと対峙していましたが突然、姿を消したと言うのです。

山攻めの天才オルドに攻め立てられた王翦。

〝勝てぬ戦はしない〟という彼の性分は、秦国滅亡の危機に瀕しても変わらない。

李牧からの情報を耳にしていたオルドは、悠々と函谷関の裏側に進軍していました。

後は、背後から函谷関を落とすだけ。

オルド軍は、崖を登って進軍を始めます。

しかし勝利を確信し、前だけを見つめるオルドの背後には王翦軍の姿…!?

〜ネタバレここまで〜

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【漫画】キングダム29巻ネタバレ

〜ネタバレここから〜

函谷関の背後に回ったオルド軍。

しかし、それは王翦の予想通り。

兵を待たせていた王翦が、オルドに襲いかかります。

なんとか逃げ延びたオルドは王翦が作った城に陣を張りますが。

燕軍主攻の八千の兵士は、王翦軍に討たれてしまうのでした。

その後、籠城するオルドを見て、王翦は再び姿を消します。

一方、激しい戦いを繰り広げるのは楚軍 対 騰・蒙武連合軍。

騰は媧燐の元を目指し、突き進んでいます。

その動きを止めるため項翼に五千の兵を与える媧燐。

奮起した項翼は、必死で騰に食い下がるのでした。

騰を足止めしている隙に、媧燐は軍を率いて動き出します。

その狙いは騰軍が組む〝方陣〟。

隆國が形成する方陣を、騰が不在の間に崩壊させる。

ただ、それは録鳴未と干央、王賁の活躍によって阻止されました。

背後を突かれ、方陣を崩せなかった媧燐軍。

しかし、媧燐は平然とその場を離れていきます。

彼女が向かったのは隣の戦場。

そこでは汗明軍と、蒙武軍が激しく衝突していました。

開戦直後、〝斜陣がけ〟という高度な策を見せた蒙武。

その斜陣がけは明らかな失敗。

汗明軍は既に斜陣がけを攻略し、押し返しています。

ただ、蒙武の狙いは別のところに。

実は、開戦前に斜陣がけを提案したのは昌平君。

昌平君の狙いは、蒙武の武力を存分に発揮させることでした。

斜陣がけにより、手薄となった汗明本陣。

その隙を突いて、蒙武は楚軍に突っ込んだのです。

突き進む蒙武は、既に汗明を視界に捉えていました。

そして遂に両者が対峙します。

楚軍最強の男と、激突する蒙武。

激しくぶつかり合うも徐々に押されていきます。

右手首を砕かれ、蒙武は絶体絶命の状況。

意識が飛びかけた蒙武の脳裏には昌平君の言葉が浮かんでいました。

汗明はお前より強い。だが、それを打ち破るのが蒙武という漢だ。

強固な意志を取り戻し、蒙武は反撃。

汗明の右肘を、砕き返します。

二人が互角の戦いを繰り広げ始めた頃。

激突の様子を遠目で見る媧燐は、弟の媧偃を呼び寄せていました。

長槍を持つ媧偃に、蒙武を背後から刺せと命じる媧燐。

媧偃は、蒙武の背に向かって動き始めます。

未だに、互角の戦いを繰り広げる蒙武と汗明。

遂に蒙武が汗明の武器を砕き、トドメを刺そうとします。

その時、背後に現れたのは媧偃。

媧偃の槍が蒙武に伸びた瞬間蒙恬が割って入りました。

蒙恬は槍をそらし、父である蒙武を守ったのです。

ただ、媧偃に吹き飛ばされ蒙武と汗明の間に…!?

一騎討に水をさされた汗明は怒り、手にした剣で蒙恬を切り裂きました。

目の前で息子を切られた蒙武は怒りの形相で、一撃二撃。

汗明の頭を潰し、勝利したのです。

蒙武の勝利に、歓喜する秦軍。

ただ、蒙武の部下たちは蒙恬に駆け寄っています。

このまま蒙恬は死んでしまう。

誰もがそう思う中、蒙武だけは違いました。

息子を信じる蒙武は、残った汗明軍を葬るために走り去ります。

この後、汗明の討ち死にで戦意を失った楚軍は壊滅状態。

勢いに乗る蒙武軍に押され、再起不能な状態に陥るのでした。

知らせを受け、怒り狂うのは楚国宰相の春申君。

李牧が春申君をなだめているとある知らせが二人の元に届きます。

勝利は目前、函谷関をくぐる準備をされたし。

それは、媧燐からの伝言。

媧燐は今日一日、ある目的のために動いていました。

その目的とは函谷関を落とすこと。

今日あった全ての行動は目眩ましであり、本命を隠すためのものだったのです。

方陣を崩すため、一万の兵を率いて進軍した媧燐。

その後蒙武の元へと移動する際、なぜか軍が五千に減っていました。

五千の軍は、どこに消えた?

その行方は函谷関の裏。

媧燐は密かに軍を送り、函谷関にトドメを刺そうとしていたのです。

〜ネタバレここまで〜

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【漫画】キングダム30巻ネタバレ

〜ネタバレここから〜

函谷関の背後に迫る五千の媧燐軍。

背を守る秦軍に風穴を空けます。

門は内側に大きな岩が置かれ、閉じられていますが媧燐軍によって、岩がどけられていきました。

もはや、絶体絶命の危機。

門前に待ち構える魏軍は、内側からの開門を待っています。

これには、戦の終焉を感じる桓騎。

あの桓騎でさえ、秦国の敗北は確実だと感じているのです。

しかしある男の登場で、状況は変わりました。

突然、媧燐軍の背後に現れたのは王翦。

王翦はオルドを城に釘付けにしている間に、函谷関の裏手に伏していたのです。

この判断により、救われることになったのは秦国の全国民。

王翦の活躍で、秦国全土が一命をとりとめました。

この日も、函谷関を守り切った秦軍。

十五日目が終わると、合従軍は意外な行動に出ます。

なんと初日に陣を張った場所まで後退…!?

これは、函谷関の攻略がきわめて難しくなったという、何よりの証拠でした。

咸陽にいる政たちも秦軍も、勝利を確信。

ただ、信と貂は一つ気がかりなことがあります。

あの李牧がこのまま終わるはずがない。
十六日目。

合従軍を仕切る総大将たちが集まり、軍議を始めようとしています。

しかし李牧の姿がない?

昨日、各軍から一千の兵を借りて合従軍を離脱していた李牧。

その行方は函谷関にいる進軍より早く、咸陽に伝わります。

李牧は函谷関を大きく迂回し、別の方向から咸陽に迫っていたのです。

もはや活路はない。

そう判断したのは昌平君。

残り二日で、李牧は咸陽を落とすと確信していました。

その時李牧軍に襲いかかる軍が。

なんと、李牧の動きに気付いていた麃公が、後を追っていたのです。

麃公軍の中には、飛信隊の姿も。

両軍が衝突すると、〝流動〟という戦術を見せる李牧。

この策は絶対に破れないと自身を覗かせますが麃公はその

流動でさえ、本能で見切ってしまいました。

李牧と対峙する麃公。

しかし麃公の前に現れたのは龐煖。

流石の麃公も、龐煖を前に押されています。

そんな麃公を助けようと、流動の中を飛信隊は進んでいました。

自分のために走る信を見た麃公は自身の盾を信に託し、あることを命じます。

前進。咸陽へ行け。

信に全てを託した麃公は龐煖の前に敗れるのでした。

麃公を討たれた怒りで、信は我を忘れます。

そんな信を止めるのは、行動を共にしていた壁。

麃公の想いを受け取り、信は咸陽を目指すのでした。

その頃、咸陽では。

呂不韋が不敵な笑みを浮かべ、王宮から去っていきます。

彼の狙いは政の首…!?

咸陽が落ち、秦国が滅亡すると考えている呂不韋。

政の首を差し出すことで、恩恵を受けて地位を守ろうとしているのです。

そのことに気が付いている政ですが、彼の考えはもっと大きなところにありました。

王宮から出た政が向かったのは昌平君のところ。

政は秦国を救うため、唯一の方法を口にします。

それは〝蕞〟。

昌平君の考えを凌駕し、一つの活路を見出した政。

蕞という咸陽の手前にある城で、李牧軍を迎え撃つというのです。

蕞には数万人の住民がおり、一般市民を兵にすると政は話しました。

ただ、一つだけ問題が。

市民を兵にするほどの武将が、秦国内には残っていないのです。

昌平君は自分が蕞に出向いても、李牧軍と戦うのは無理だと断言。

その言葉を聞いた政は、一人だけ市民を奮い立たせられる人物がいると言います。

その人物は、武将ではない。

政の言葉を聞き、昌平君は目を見開きました。

話しを終え、昌平君と別れた政。

今鎧を身にまとっています。

秦国を救うため、政は自ら兵を率いて出陣したのです。

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【漫画】キングダム31巻ネタバレ

〜ネタバレここから〜

軍を率いて出陣した政。

その知らせは、咸陽のいる呂不韋陣営に衝撃を与えます。

一方、飛信隊は麃公軍を離れ、咸陽を目指していました。

ただ、彼らは皆ボロボロ。

身体に傷を負っていますが、それ以上に心が折れかけているのです。

心身ともに疲弊した飛信隊が目にしたのは、咸陽の目前にある〝蕞〟。

少しでも体力を回復させようと、飛信隊は蕞に立ち寄ります。

門をくぐり、城内に入った信。

下を向く信が顔を上げるとそこには政の姿が。

それは信にとって、暗闇に届いた一筋の光でした。

幻覚を見ているかのように、目を見開く信。

そんな信に、政は語りかけます。

お前たちと共に、戦いに来たのだ。

気持ちの糸が切れた信は政によりかかり、涙を流すのでした。

しばらく体を休める飛信隊。

貂と信は趙軍を食い止めるため、政と共に軍議を開きます。

兵力は多く見積もっても五千。

対する趙軍は三万。

頭を悩ませる貂に、政はある策を伝えます。

蕞に住む一般人は、全部で三万人。

その三万人を合わせて、三万五千の兵にすると政は話したのです。

ただ、二万人は女・子供・老人。

否定的な意見の信と貂に、政は市民を兵にすると断言しました。

蕞の大広場に集まった三万人の市民。

その前に、政が立ちます。

まず声を張り上げたのは丞相である昌文君。

隣に立つ少年を、こう紹介します。

この方は第31代秦王、嬴政様である。

政を目の前にした民は、自然と跪いていきました。

民に話しかけ、この蕞で敵を食い止めると言う政。

政の呼びかけに震い立った少年は、戦う意思を示します。

この決戦の地で、共に戦えることを誇りに思うぞ!

少年を見て、政が語ると。

民はその言葉に驚愕します。

大王も、蕞に残って民と戦う…!?

民は声を張り上げ、政は咸陽に戻るよう話し始めたのです。

自分たちのために、王を危険にさらしてはならない。

民の思いを受けた上で、政は返しました。

戻るものか。共に血を流すため、俺は来たのだ。

政の言葉を受けた民は次々と立ち上がり、戦う意思を示します。

この演説により、蕞に三万の兵が生まれました。

さらに、政に追い風が吹いたのはしばらくした後。

昌平君は側近である介億に兵を預け、蕞に送り込んできたのです。

できる限りの準備をして、趙軍を待ち構える蕞。

遂に軍を率いた李牧が姿を現しました。

蕞の内部で、一般市民が武装していると見抜いた李牧。

声を上げ、降伏するよう説得します。

しかし蕞には負けられない理由がある。

蕞の民たちは、李牧が驚愕するほどの士気を見せるのでした。

まず、攻撃を仕掛けたのは趙軍。

秦国の命運を賭けた戦が、始まります!

趙軍は蕞を包囲し、総攻撃。

最初に危機に陥ったのは向かい風で不利を受ける東壁でした。

ただ、貂はそこに最強の部隊を置いています。

それは主を失い、敵討ちに燃える麃公軍。

蕞の民は思わぬ奮闘を見せ初日の戦い、趙軍の猛攻をしのぎきったのです。

初日を終え、活路を見出したかに思われた蕞。

しかし、李牧の策によって敗北が近づくことになりました。

夜になると半分の人員を割き、攻撃を仕掛ける趙軍。

これにより、蕞は夜通しで戦うこととなったのです。

さらに、函谷関からも援軍は期待できません。

今、どこかの軍が函谷関を離れると函谷関自体が落とされてしまう。

二日目が始まると、疲労した蕞に李牧は精鋭を送り込んできます。

城壁に上がってきたのは傅抵とカイネ。

信は傅抵に苦戦するも、なんとか退けました。

一方のカイネは貂を気絶させ、攫おうとしています。

貂を助けるため、カイネを吹き飛ばす信。

城壁から落ちそうになったカイネをなんと、貂は助けてしまいました。

カイネには借りがある。

甘さを見せた貂に、信は怒りをぶつけます。

ただ、傅抵とカイネを退けたことで、戦況は好転。

飛信隊は壁上の戦いを制するのでした。

一方、戦況を見守る李牧は頭を悩ませています。

簡単に落とせると思っていた蕞。

しかし、蕞の民の士気は一向に衰えない。

李牧は、民の士気を上げる何かが蕞にはあると気づき始めているのです。

〜ネタバレここまで〜

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【漫画】キングダム32巻ネタバレ

〜ネタバレここから〜

なんとか、二日目も切り抜けた蕞。

しかし、夜間も趙軍の夜襲は続きます。

梯子をかけ、雄叫びを上げる趙軍。

ただ、この攻撃は蕞を休ませないためのものだと、貂や蒙毅は気付いていました。

半分の民を休ませ、最少人数で守りを固める蕞。

飛信隊も休息を取りますが眠れない。

趙軍の雄叫びが耳に届き、深い眠りには入れないのです。

修羅場をくぐってきた飛信隊でもこの状態では民は眠れるはずがありません。

そこで、政はある行動に出ました。

夜間、全ての戦地を回り、民を励ましたのです。

直接手を取り、言葉を贈る政。

明日の夜も語らうぞ。

各地でそう話し、別の戦地へと去って行くのでした。

東壁に到着した政の前に現れたのは、麃公軍の残党たち。

自分たちを決死隊と呼ぶ彼らに、政は死に急ぐことを禁じます。

主である麃公の勇姿を語り継ぐため、お前たちは生きなければならない。

政の言葉を受け、麃公軍も震い立つのでした。

最後に政が訪れたのは、飛信隊のところです。

皆を励ます政を見ながら、昌文君と話す信。

信が尋ねるのは、何日しのげば活路が開けるのか。

昌文君は、八日と答えるのでした。

三日目。

飛信隊や麃公軍など、兵士たちのも限界の色が見え始めます。

民はもっと限界に近いはず。

信はそう思って周りを見ますが民たちは、気力で限界を超えてきたのです。

政の存在は予想以上に民に力を与え、蕞は三日目、四日目と耐えしのぐのでした。

一日をしのぐことも奇跡と思われていた蕞。

戦況を見守る李牧は、異常な苦戦に眉をひそめています。

そして五日目。

遂に、蕞の秘密が明らかになりました。

戦闘が始まると、次々と倒れていく民たち。

それは、本当の限界。

何もしなくても死んでしまう者が出てきたのです。

体力、気力共に尽きかけた民たちを鼓舞するため、

なんと戦場に現れた政。

しかし敵の剣を首筋に浴びてしまう。

大王様ァァァァ。

その場に倒れる政を見て、思わずそう叫ぶ民たち。

政と対峙する趙軍の将は、目を見開いて驚愕しました。

まさか蕞には秦王がいる!?

政の首を取ろうと、趙軍が襲いかかった瞬間そこに信が駆けつけます。

一瞬で敵兵を葬り、政に声をかける信。

信の脳裏には、自分の腕で死んだ漂の姿が浮かんでいました。

ただ意識を取り戻した政は、立ち上がったのです。

しかし、秦王の存在に気がついた趙軍。

瀕死の重傷を負った政を、昌文君は脱出させると言い始めました。

説得を頼まれたのは信。

寝室で横たわる政の答えは死んでも断る。

信は政と共に、蕞で戦う決意を固めます。

迎えた六日目。

劣勢の蕞を鼓舞するため、政は戦地を回っていました。

意識を保つのがやっとの状態でも、民に姿を見せたのです。

この日、政の気持ちを受け取っていた信はまさに鬼神。

味方でも驚愕するほどの勢いで、敵兵を葬っていきます。

さらに、追い風となったのは昌平君の一番弟子、介億の存在。

彼の絶妙な軍配置によって、蕞は六日目をしのぎきりました!

そして七日目。

この日が、合従軍 対 秦国、最終日となります。

七日目の戦いが始まり、動きがあったのは西門。

昌文君が守るその門が遂に破られてしまいました。

西門からなだれ込む趙軍。

皆は涙を流し、秦国の滅亡を確信します。

そんな中、一人だけ前を見ている信。

喜べ奇跡が起きたぞ。

そう話す信が見ているのは、岸壁の上。

そこには山の王、陽端和の姿が!?

政は蕞に到着する前、陽端和に伝者を送っていました。

しかし、山の民は北方の民族との戦いに出ており、不在だったのです。

戦地から戻って蕞に到着するまで、最短で八日はかかる。

それが、昌文君の話す八日の根拠でした。

来てくれるかも分からない援軍。

陽端和は信じていた政や信の気持ちに応え、蕞へと駆けつけたのです。

しかもたった七日で。

山の民の存在に気がついた李牧。

ただ、彼らにできることはありません。

奇襲を受けた趙軍は、劣勢に立たされるのでした。

唯一山の民を蹴散らしているのは、龐煖。

龐煖を視界に捉えた陽端和は、仲間の仇討ちに走ります。

陽端和と龐煖がぶつかろうとした時。

待て。陽端和。

そう叫んだのは信…!?

信は王騎、麃公の仇である龐煖に一騎打ちを挑んだのです。

満身創痍の状態でも、この戦いだけは避けられない。

二人の距離が近づくと、信の馬は思わぬ行動に出ました。

龐煖の馬に飛びつき、暴れ始めたのです。

これにより、龐煖と信は地上で交えることに。

満身創痍の信に勝機を与えた、愛馬〝駿〟の機転でした。

対峙し互いの武器がぶつかった瞬間。

吹き飛ばされたのは信。

しかし、廉頗の一撃を受けた信はこう話して立ち上がります。

お前の刃は軽いんだよ。

そんな信に怒りを感じ、武器を振る龐煖。

その龐煖に信は再び立ち向かうのでした。

〜ネタバレここまで〜

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【漫画】キングダム33巻ネタバレ

〜ネタバレここから〜

龐煖と激突する信。

矛を振る龐煖を見て、前に出た信は全ての力を込め、矛をはじき飛ばします。

龐煖は矛を弾かれたことで体勢を崩し、その隙に信が龐煖を刺しました。

さらに信は飛び上がり、龐煖の顔に一太刀浴びせます。

ただ傷は浅い。

そんな二人の一騎討に、割って入ったのは趙将・晋成城。

晋成城は李牧と話し、この戦の負けを伝えに来たのです。

全軍で、退却する。

王騎や麃公、そして信。

戦地で戦う〝将軍〟に何かを感じ、迷っていた龐煖は晋成城の指示に従い、退却していくのでした。

その後、退却する趙軍の背を攻める山の民。

これにより、秦国の勝利が確定したのです。

夜には、勝利の喜びに浸る蕞。

政は蕞の人々に感謝し、咸陽に戻っていきました。

一方の合従軍は、函谷関からの退却の前に、ある国を攻めます。

それは開戦前に離脱した斉国。

裏切り者を攻め立てる合従軍ですが、その背を蒙武が攻撃します。

これにより斉国は痛手を負ったものの、滅亡までいくことはありませんでした。

合従軍を退け、咸陽に戻って来た秦軍。

王宮では戦での武功を授与する、論功行賞が行われます。

各地を守った将たちに、特別大功を与えると政は話しました。

唯一、一将を除いて。

その将こそ、今回の第一功に指名された将です。

呼ばれた名は蒙武。

楚軍の総大将を討ち、戦局を決定づけた。

さらに、合従軍の背を追ったことも評価されました。

その後、将軍に続く三つの特別準功があると、政は話し始めます。

まずは秦国の命を救った、山の民。

続いて、命懸けで戦った蕞の民たちが呼ばれました。

そして、最後の一つ。

政は、その者の功績を読み上げます。

趙軍と戦い、万極将軍を討ち取った。

その後、李牧軍の背を追って時を稼ぎ、蕞でも奮闘。

最後にはあの龐煖と一騎討を繰り広げ、秦国の武威を示した。

政の言葉を聞き、集まった周囲は盛り上がっています。

飛信隊隊長・信。前へ。

政が声を上げ、信は前へと進みました。

この功績により、政は信を三千人将に昇格させたのです。

三千人に増えた飛信隊に加わったのは、元麃公兵たち。

信は一歩ずつ、将軍に近づいています。

その頃、趙国にいるのは羌瘣。

姉の羌像の仇である幽連と遂に対峙していました。

しかし、幽連は幽族の部下を隠れさせています。

羌像を罠にかけた時と同じく、羌瘣を襲わせる幽連。

部下相手に呼吸を使うわけにはいかないと、羌瘣は呼吸を温存。

ただ、あまりの数に呼吸を使います。

呼吸を使った羌瘣は圧倒的。

部下たちは恐怖のあまり、手が出せなくなりました。

羌瘣の巫舞は別格。

そんな羌瘣を見て、遂に幽連が動きます。

向かって来る羌瘣を、止める幽連。

それどころか、羌瘣は吹き飛ばされて巫舞が解けてしまいます。

幽連の意外な強さに動揺する羌瘣ですが、落ち着いてできることを考えました。

今できる最善策は最深の巫舞で超短期決戦。

本気を出した羌瘣が、幽連に襲いかかります。

しかしそれでも幽連を仕留めることができません。

それどころか、再び吹き飛ばされる羌瘣。

苦しむ羌瘣を見つめる幽連は、二人の決定的な違いを語りました。

それは〝祭〟

〝祭〟を経験したかどうかです。

〜ネタバレここまで〜

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【漫画】キングダム34巻ネタバレ

〜ネタバレここから〜

幽連の圧倒的な強さを前に、血を流す羌瘣。

二人の決定的な差は、祭を経験したかどうかです。

かつての祭で実の妹を手にかけていた幽連。

現世との鎖を断ち切った経験が、本物の蚩尤を生んだのでした。

斬られ、殴られ蹴られ。

意識が飛びそうになる羌瘣。

その時、彼女の脳裏にはある光が見えます。

光の正体は飛信隊。

かつて、姉の羌像は巫舞を使いすぎて意識が戻らなくなったことがありました。

深く潜りすぎると、意識が戻らなくなる。

ただ、今の羌瘣はあることに気付きます。

どれだけ深く潜っても自分は戻ってこられる。

それは、飛信隊の存在があるからでした。

かつてないほど深い巫舞を使い、幽連を圧倒する羌瘣。

深く潜りすぎだと感じる幽連ですが、羌瘣には飛信隊という光が見えているのです。

その光を辿れば、戻ることができる。

遂に、羌瘣の剣が幽連を貫きました。

満身創痍の状態で、なんとか勝利した羌瘣。

心配して駆けつけた情報提供者の羌明に、羌瘣はあることを頼みます。

幽連の遺体を隠してほしい。

蚩尤が死ねば、新たな蚩尤を生み出すために祭が行われることになります。

祭の経験よりも、大切な存在を作ることが強さに繋がる。

そう証明した、羌瘣の計らいでした。

傷を癒やし、趙から旅立つ羌瘣。

彼女は飛信隊に戻ります。

信の元に戻った羌瘣は、二つの目標を語り始めました。

一つ目は、自分も大将軍になる。

戦場に身を置くからには、頂点を目指すと言うのです。

二つ目は信の子を産む…!?

子供の作り方を理解していなかった羌瘣は、思わぬことを口にするのでした。

羌瘣が合流してから、しばらく経った後。

ある知らせが、飛信隊に届きます。

なんと、蒙驁将軍が危篤。

知らせを聞いて、屋敷に訪ねる信。

そこには、蒙驁の孫である蒙恬の姿もありました。

死の間際、ある言葉を残した蒙驁。

蒙恬と信と王賁三人で一緒に高みに登れ。

かつての六将を見てきた蒙驁からの、三人に対する助言でした。

蒙驁の死が秦国に広がりますが、新たな出来事によって話題は塗り替えられます。

それは宮女、向の出産。

つまり、政の子が生まれたのです。

おめでたい話題に沸く咸陽。

しかし、政は喜んではいられません。

呂不韋との戦いに、動きがあったのです。

蕞の一件で、政陣営には多くの支援者が集まっていました。

その背を押すように政を支えているのはなんと成蟜。

合従軍と戦う政の姿を見た成蟜は、精神的に大きな成長を遂げていたのです。

呂不韋を倒すため、成蟜は政の支えに。

かつて、一方的だった成蟜陣営にも、今は忠義が生まれています。

しかしその翌年ある報告が咸陽に届きました。

成蟜が反乱を起こした。

ことが起こる前、咸陽にはある女性の姿があります。

その女性は、成蟜の第一婦人、瑠衣。

新年となり、瑠衣は出身の屯留に帰って行きました。

ここで、呂不韋がある動きを見せます。

趙国の丞相に頼み趙軍に屯留を攻めさせた呂不韋。

今、屯留を救える軍はない。

合従軍が起こったことで、各軍は国境付近に出払っていました。

そこで、屯留に進軍すると言い始めたのは成蟜。

妻を救うため、兵を率いて屯留へ向かいます。

成蟜は見事に、趙軍を退けました。

しかしこれが呂不韋の狙い。

屯留を仕切る蒲鶮という男と、成蟜軍の将である龍羽は、呂不韋側の人間だったのです。

成蟜と瑠衣を幽閉し、成蟜軍として反乱を起こした蒲鶮。

これが、今回の反乱の真実でした。

この事態に、混乱する咸陽。

ただ、政は呂不韋が動いていると気付いています。

この戦いは成蟜救出の戦いとなる。

全てを理解し、そう話す政。

昌文君に、あることを命じました。

大至急、飛信隊を屯留に送れ。

〜ネタバレここまで〜

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【漫画】キングダム35巻ネタバレ

〜ネタバレここから〜

屯留に拘束されている成蟜を救うため、軍を起こす政。

将軍に任命されたのはあの壁です。

壁はこの二年で、将軍に昇格していました。

三万の兵を率いて、出陣する壁。

屯留に手前で龍羽軍と対峙することになります。

ぶつかり始めた両軍。

それと同時にある軍が、壁軍の横から現れました。

現れたのは、なんと趙軍…!?

呂不韋と結託している趙軍は、龍羽軍に味方することとなったのです。

絶体絶命の壁。

その時、趙軍の前に騎馬隊の姿が。

壁が目にしたのは〝飛〟の旗。

飛信隊が駆けつけたのです。

一万の趙軍を、余裕で蹴散らしていく飛信隊。

この二年で、飛信隊も大きく成長していました。

信は四千人将となり、羌瘣も既に千人将。

飛信隊の戦力は、五千人となっているのです。

その中で、一際目を引く武力を見せるのは信。

信は武器を矛に変え、王騎の矛を使う準備段階に入っているのでした。

龍羽軍と趙軍を返り討ちにした壁・飛信隊連合軍。

退却した龍羽は屯留に戻り、籠城することになります。

屯留に対し、城攻めを行う壁軍。

この戦いはいかに早く成蟜を救出するか。

そう考える信たちは、ある行動に出ました。

壁の井蘭車を使い、信と羌瘣は単身で屯留に突入。

圧倒的な武力で、突き進みます。

その頃、城内でも動きが。

牢に入っていた成蟜が看守を説き伏せ、脱出したのです。

数名の部下と共に、瑠衣を救出に向かう成蟜。

その道中、敵に見つかり傷を負ってしまいました。

それでも成蟜は、瑠衣を救出。

血を流しながら、廊下を進みます。

その時、背後から気配が。

助けを呼んでこいと、瑠衣を走らせる成蟜。

その場に残り、背後から迫ってきた蒲鶮と対峙することになりました。

複数の敵から刃を受けながらも、突き進む成蟜は反乱の首謀者である蒲鶮に迫ります。

一方、助けを呼ぶために走る瑠衣。

そんな瑠衣の前に、信が現れました。

成蟜を助けるため、廊下を走ると。

そこには、横たわる成蟜の姿。

蒲鶮は既に、死んでいます。

瑠衣が駆け寄ると、瀕死の成蟜は意識を取り戻しました。

成蟜が最後に話したのは。政について。

中華を統一するという途方もない道を、支えるよう信に伝えたのです。

貴様が奴の〝剣〟にして、〝盾〟であることを忘れるな!

その後、瑠衣に愛していると伝えた成蟜は自身の陣営を瑠衣に任せると話し、息を引き取りました。

城外で、反乱軍を指揮する龍羽を討ち取った壁。

これにより、今回の反乱は幕を閉じます。

反乱後、瑠衣が率いるのはかつての成蟜陣営。

成蟜の死によって弱体化するかと思われましたが支援者たちは、ほとんど去ることはありませんでした。

これが、成蟜の徳の業。

そう話す瑠衣は政を支えると誓い、兄妹で呂不韋に勝利すると宣言します。

反乱が落ち着いた後、飛信隊の姿は魏国との国境にありました。

戦を繰り広げているのは、騰軍と魏軍。

敵の総大将はあの呉鳳明です。

援軍として騰軍に加わったのは、玉凰隊と飛信隊。

軍略会議が始まると、騰はあることを提案しました。

地の利を生かす魏軍を打破するため、王翦軍に援軍を要請する。

しかしそれに反対するのは王賁。

王賁はその代わりに、ある策を打ち出します。

玉鳳隊・飛信隊・録鳴未軍。

この三軍を主攻として、魏軍を落とす。

そのためには、三軍が同時に相手を撃破し、三日後に合流する必要がありました。

王賁の策は至難の技。

しかし、騰は王賁の策を採用し、戦いが始まります。

対する魏軍の総大将・呉鳳明には隠し球が。

彼は〝魏火龍七師〟と呼ばれる、伝説の武将を出してきました。

内乱により、幽閉されていた三人の将。

その一人である軍略家の霊凰を前にし、騰は苦戦を強いられます。

一方、三将の中でも抜けた武力を誇るのが凱孟。

そんな凱孟と、飛信隊はぶつかるのでした。

〜ネタバレここまで〜

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【漫画】キングダム36巻ネタバレ

〜ネタバレここから〜

凱孟軍とぶつかるのは、飛信隊の楚水。

楚水たちを一振りで浮き飛ばした凱孟は叫び声を上げます。

信の名を呼び一騎討を申し込む凱孟。

叫び声を聞いて、信は前に出てきました。

そこから、凱孟と信の一騎討。

凱孟軍の軍師である筍草は、あることを呟きます。

かつて凱孟と戦った廉頗たちは一騎討を恐れ、直接対決はしなかった。

そんな筍草の予想通り、信は凱孟に吹き飛ばされてしまいました。

一撃で、凱孟が本物だと悟った信。

そこから、激しい戦いが始まります。

一方、凱孟軍の背後を突くよう、貂からの指示を受ける羌瘣。

動き始めた羌瘣は違和感を覚えます。

それと同時に、凱孟に退却の知らせを送る筍草。

退却する筍草の部下が担いでいるのは貂…!?

貂の動きを呼んだ筍草は、貂を捕虜としていたのです。

手土産ができたと聞かされた凱孟は、信の元から退却。

一方の羌瘣は、必死に貂を救おうとするのでした。

しかし流石の羌瘣でも、貂には届かない。

その夜、飛信隊では信が荒れています。

貂が攫われた。

その事実を知り、羌瘣に当たる信。

信の様子を見て、仲間たちは疑問を抱きました。

信は貂にこだわりすぎている。

そんな仲間たちに、信は語ります。

親友の漂が死んだ日に貂と出会い、そこから一緒にいること。

貂は自分にとって身内であり、妹みたいな存在だと。

仲間たちは納得し、貂の救出を考えるようになりました。

奥の手を持っていたのは羌瘣。

貂に届かないと悟った羌瘣は、敵軍の軍師である筍草を捕虜としていたのです。

一方、貂は。

凱孟の前に座らされていました。

貂が女だと知り、何故戦地にいるのか訪ねる凱孟。

貂は、信の夢を叶えるため戦場で共に戦いたいと話します。
翌日。

両軍が向かい合う中、ある取引が始まりました。

それは、〝人質交換〟。

互いの軍師を、交換すると言うのです。

飛信隊に戻った貂はすかさず指示を出し、この戦に勝つと宣言するのでした。

その頃、玉鳳隊にも動きがあります。

順調に敵兵を蹴散らし、奮闘してる玉鳳隊。

その原動力にはもちろん王賁の成長とある男の存在。

隊に力を与えたのは、千人将の関常です。

実は、王翦軍から送られてきた関常。

まだ隊に打ち解けてはいないものの、その実力は光るものがありました。

二年間成長した玉鳳隊。

しかしある軍の出現で劣勢に陥ります。

現れたのは魏火龍の一人、紫伯。

中華に名を轟かせる、槍の名手です。

紫伯を前に、細切れになる玉鳳隊。

対峙する王賁も、紫伯の槍を受け流すことで精一杯でした。

実は、魏火龍の仲間割れの中心を担っていたのが紫伯。

紫伯には、季歌という妹がいたのです。

互いに連れ子であった二人は恋仲となり結婚したいと考えていました。

しかし紫伯の遠征中、季歌は無理矢理嫁がされることに。

魏火龍の一人である太呂慈に嫁いだ季歌。

太呂慈を前に、紫伯しか愛さないと断言した季歌はその場で殺されてしまうのでした。

怒りのあまり、太呂慈を殺した紫伯。

太呂慈を支援した、魏火龍の晶仙と馬統をも殺し幽閉されることとなったのです。

まさに、魏火龍でも突出した武力を示した紫伯。

そんな槍の名手を相手に、王賁は戦い続けていました。

退却の道を残し、明日のために紫伯の槍を見ておく。

王賁はそう言い、なんとか粘ります。

関常の助けで、なんとか脱出した王賁。

しかしこの日、玉鳳隊は紫伯軍に敗北しました。

一方の飛信隊は、少し凱孟軍を押し戻して二日目を終えます。

その夜。

録鳴未の元を訪ねたのは、総大将の騰。

王賁の策に乗ったことを、録鳴未は根に持っています。

本来なら、騰の力で押し切れるはずの戦。

ただ、騰の狙いは先にありました。

合従軍で中華に名を轟かせた二人の傑物、媧燐と呉鳳明。

その呉鳳明に王賁と信をぶつけることこそ、騰の狙いだったのです。

この戦いは呉鳳明 対 騰の対決ではなく秦国を担う才能が、中華に名を響かせる戦いである。

騰は、そう話しました。

著雍の戦い、三日目。

最初に動きを見せたのは、飛信隊 対 凱孟軍。

筍草と貂の思惑が交錯し信と凱孟が、距離を詰めていきます。

〜ネタバレここまで〜

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【漫画】キングダム37巻ネタバレ

〜ネタバレここから〜

凱孟とぶつかる信。

それと同時に、録鳴未も進軍を開始しています。

さらに激しい戦いを繰り広げるのは玉鳳隊。

既に、紫伯と王賁が戦っているのです。

傷を負うのは王賁。

その様子を見ていた関常は、王賁を引かせようとしていました。

紫伯には勝てない。

誰もがそう思っていますが、王賁は戦い続けます。

そして紫伯に、始めて傷をつける王賁。

そこから、王賁の槍は紫伯に届き始めました。

紫伯の槍を見続けたことで、動きを見切ったのです。

王家の嫡男として、大将軍になることは責務である。

王賁の覚悟を見た関常は、目を見開きました。

さらに、紫伯の欠点に気がついている王賁。

それは紫伯は、生への執着がない。

愛する季歌を失ってから、紫伯は死に場所を求めていたのです。

生屍と化した紫伯

彼の槍を王賁は上回りました。

遂に、紫伯を貫いたのです。

紫伯を討ち取った王賁。

一方の信は、未だに凱孟と激闘を繰り広げていました。

ただ、動きを見せたのは信ではなく羌瘣…!?

羌瘣は兵を率いて、凱孟軍から離れていったのです。

ただでさえ数が少ない状況で、隊を二つに分けたのは貂。

信が凱孟と戦っている間に、羌瘣は呉鳳明の元を目指しました。

残された信は劣勢に。

その時、横から援軍が現れます。

現れたのは、隆國軍。

実は、昨夜の内に援軍を頼んでいた貂。

騰軍内で最も機転が利く、隆國によって戦況は一変します。

同時に、凱孟と信の一騎討にも動きが。

信は戦いの中で、違和感を覚えていたのです。

その理由は凱孟は、将ではない。

戦を一騎討の場と考えている凱孟は、軍としての勝利を見ていないのでした。

かつて、王騎や廉頗に一騎討を拒まれていた凱孟。

真実は相手にされていなかっただけ。

戦の先に目的を持っていない故に、ぶつけあうものがないと思われていたのです。

信も、王騎や廉頗と同じ気持ちを抱いていました。

信の言葉を聞き、かつての感情を思い出す凱孟。

この戦には勝ち目がないと、退却していきます。

凱孟の退却により、呉鳳明の本陣を目指す信。

その頃、魏本陣には秦軍が迫っています。

最初に到着したのは玉鳳隊。

次いで録鳴未も現れ最後に羌瘣が続きました。

これにより、呉鳳明を討つのは羌瘣の役目となります。

先に到着した二隊が潰れ役となり、本陣へと進む羌瘣。

単身で、呉鳳明を討ち取りました。

しかしそれは影武者。

秦軍の動きを読んでいた呉鳳明は、既に姿を消していたのです。

魏火龍の一人、霊凰と合流している呉鳳明。

彼らの狙いは騰の首。

手薄になった本陣を、二人で攻めようとしていました。

そんな二人の前に現れたのは信…!?

偶然通りかかった信が、矛を振ります。

呉鳳明を討ち取ろうとした信ですが斬ったのは霊凰。

霊凰を失ったことにより、呉鳳明は退却していくのでした。

著雍の戦いは秦軍の勝利。

それから二ヶ月後飛信隊は、未だに著雍にいます。

要塞を築き、侵略の拠点とする。

それが、中枢からの指示でした。

いよいよ秦国は、他国を滅ぼす準備に入ったのです。

一方、動きがあるのは秦国内。

あの、太后が再び動き始めました。

山陽や著雍付近を、支援すると言い始めたのです。

飛信隊が手伝っている要塞建築には、金がいる。

そこに太后の力が加わることは、秦国にとって悪くない話しです。

しかし、太后が山陽付近の統治を任せると言った人物は嫪毒…!?

呂不韋が太后の性欲を満たすため、送り込んだ男でした。

実は嫪毒との間に隠し子をつくっていた太后。

自分のお気に入りである嫪毒を押し上げようと、山陽を強化すると言い始めたのです。

嫪毒を連れて、太后は山陽に向かうと言うのでした。

その後、咸陽を出発した太后たち。

ただ、一行は全く別の方向に進みます。

太后が向かったのは秦国の北側に位置する太原。

それから二日後、咸陽に急報が届きました。

太后が太原に入り一帯を、〝毒国〟とすると宣言…!?

つまり、反乱を起こしたのです。

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【漫画】キングダム38巻ネタバレ

〜ネタバレここから〜

毒国を作り、反乱を起こした太后。

予想外に、その力は増していきます。

その裏にはある宦官の存在が。

この度の反乱を企てたのは、趙高という宦官でした。

太后を支える趙高は、反乱を押し進めるために楚国と繋がっています。

内側で揉める秦国ですが、動き続ける軍。

まず、魏国との戦いで、騰は大将軍の地位につきました。

同時に昇格したのは、信と王賁。

二人は五千人将となります。

年が明け、正月。

未だに勢力を拡大する毒国ですが、この年は秦国にとって重要な年。

政の、〝加冠の儀〟が行われる年なのです。

遂に、呂不韋と決着を着ける。

そこに割って入るのは、第三勢力となる毒国。

今年、毒国でもある動きがありました。

王となり、周囲からもてはやされる嫪毒。

無能な嫪毒を操ろうと、大臣の虎歴が暗躍しているのです。

軍と嫪毒を操り、咸陽を落とそうとする虎歴は遂に太后に迫りました。

太后と嫪毒の子を人質にし、二択を迫ったのです。

一つは軍を起こし、咸陽に攻め入る。

二つ目は嫪毒と太后の首を差し出し、降伏する。

迫られた太后は、反乱軍を起こすことを選択。

時期は咸陽の守りが手薄となる、加冠の儀の時期に決まりました。

その頃、垣城付近で戦いを繰り広げている飛信隊。

そんな信の元に、昌平君から伝令が届きます。

伝令の内容を見て、違和感を覚える貂。

貂の様子を気にとめない信の話題は数日後に迫った、加冠の儀へと移るのでした。

咸陽を出て、雍の到着した政。

加冠の儀は、この雍で行われる伝統があるのです。

雍には、もちろん呂不韋の姿。

さらに、太后も姿を現します。

雍に招かれているのは、六国の権力者たち。

彼らは、新たな秦王を見定めようとしていました。

加冠の儀が始まり、政が姿を現すと。

集まった人々は、息を飲みます。

中華に、傑物の王が生まれる。

誰もがそう確信することになったのです。

そんな加冠の儀が中盤にさしかかった頃ある知らせが届きます。

毒国が三万の反乱軍を起こし、咸陽に向かっている?

それは、太后の思い通りではありますが呂不韋の思い通りでもありました。

まず、毒国が咸陽を乗っ取る。

その反乱軍を、呂不韋の部下である蒙武が討ち取る。

これで、王座は呂不韋のもの。

太后はまたしても、呂不韋に利用されていたのです。

突然立ち上がり、加冠の儀を取り止めると話す呂不韋。

しかし政がそれを遮ります。

加冠の儀は最後までやるぞ。

周囲を見渡すと、落ち着き払う政陣営。

知っていたのか。

反乱を予見されていたと、呂不韋は気づきました。

一方、毒国反乱軍は咸陽を目指しています。

一万の指揮をとるのは、将軍の樊於期。

さらに一万は、戎翟公が率いる軍です。

戎翟公はかつて秦に滅ぼされた、小国の王でした。

最後の一万は反乱軍に加入させられた軍で、反乱軍三万は烏合の衆なのです。

烏合の衆を軍とするため全員に秦兵を斬首させる樊於期。

これにより、反乱軍は覚悟を決めていくのでした。

その頃、雍では。

驚愕する呂不韋に、政が話しかけます。

反乱軍を止める軍はすでに動いているのだ!

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【漫画】キングダム39巻ネタバレ

〜ネタバレここから〜

反乱軍を鎮圧するため、馬を走らせる信。

その時、信は思わぬ物を目にします。

それは味方の軍?

実は、一万の軍を隠してた政。

そんなことができるはずがないと驚愕する呂不韋に、政は語ります。

〝蕞〟だ。

合従軍との反乱の際、政は蕞に出向いて戦いました。

蕞の民、兵の全てが政に忠義を尽くす家臣になっていたのです。

蕞軍と合流し、戎翟公軍と戦う飛信隊。

しかし樊於期軍は既に、咸陽を攻めています。

さらに、咸陽の門は呂不韋の指示で、内側から開く。

飛信隊が咸陽に着いた頃には、既に城内に反乱軍が入り込んでいました。

反乱軍の狙いは政の子、麗?

成蟜を救えなかった屯留の二の舞だけは避けたいと、信と貂は必死に馬を走らせます。

飛信隊に鎮圧に力を貸すのは、尚鹿将軍。

壁の旧友です。

さらなる援軍を加えたものの、劣勢は変わらない鎮圧軍。

その時、咸陽から黒い甲冑の軍が現れました。

それは昌平君の近衛兵?

一方、無事に加冠の儀を終えた政。

すぐに咸陽に向かおうと、昌文君が立ち上がった瞬間ある男が立ち上がります。

昌文君と共に、反乱軍の鎮圧に向かうのは呂不韋陣営の柱の一人、昌平君。

昌平君は政を指示し、呂不韋から離れるのでした。

咸陽に向かって、馬を走らせる昌平君と昌文君。

しかし、反乱軍は既に後宮に向かっています。

城内に侵入しているのは、樊於期と息子の瑠夏。

追われる向と麗は、陽と共に逃げる準備を進めていました。

その頃、加冠の儀を終えた雍では。

政と呂不韋が、二人で話しを始めています。

〝天下〟について語ろうと、政に持ちかけたのは呂不韋。

政は話し合いの場に、これからの秦国を担う人材を呼び寄せました。

現れたのは、瑠衣、蔡沢と李斯そして太后。

二人はその場で、決着を着けようとしているのです。

話し始める呂不韋は、中華統一を目指す政の道を・全否定。

狂気と罵りました。

その理由を話すため、呂不韋は天下の起源を語り始めます。

天下の起源とは金?

呂不韋は商人として、金を通して人を観察してきました。

辿り着いた答えは貨幣制度によって、人類の生活が大きく変化したと言うのです。

自身が王となれば、秦国を最も豊かな国にすると話す呂不韋。

そうなると、富により各国の民が秦国に流れてくることになる。

さらに、困った国があれば富を分け与えると言うのです。

いずれは中華全土が、秦国がいないと成り立たない状態を金で作る。

彼が出した結論は戦争という〝暴力〟ではなく、〝豊か〟で中華を統治する。

呂不韋の話しを聞いていた瑠衣や李斯、蔡沢たちは圧倒されていました。

冷や汗をかいているのは政。

自身が語った意見から呂不韋は、政の考えが狂気だと断言したのです。

その時政の周囲を、取り囲むように光が現れました。

呂不韋の意見は、所詮文官の域を出ないもの。

そう話し話し始めた政は、呂不韋が人の本質を見誤っていると忠告したのです。

戦争はなくならないと決めつけ、それならば富で国を潤そうとする呂不韋の意見。

しかしそれは人への諦めである。

人は醜悪であり、戦争はなくならないと断言するから戦争がなくならない。

政は話しました。

その言葉を聞き最初に感銘を受けたのは蔡沢。

政は多くの人に助けられた経験を語り、話します。

人の本質は光だ。

〜ネタバレここまで〜

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【漫画】キングダム40巻ネタバレ

〜ネタバレここから〜

人の本質は光である。

そう話す政は、地獄から救い出してくれた紫夏の話しを始めます。

当初、紫夏だけが特別な人間だと思っていた政ですがその後も、人々から多くの光を見てきました。

人々の光は受け継がれ、受け取った者はさらに強い光を放つ。

そう話す政は宣言します。

俺の次の世は人が人を殺さなくてすむ世界となる。

政の話を聞いた蔡沢、瑠衣は感銘を受け、李斯は目を見開きました。

そして呂不韋は目頭を押さえたのです。

政の意見を認めた呂不韋。

決着は咸陽の反乱が成功するか失敗するか天命に任せようと話すのでした。

一方、咸陽では反乱軍が後宮に迫っています。

必死に逃げるのは、后の向と王女の麗、宮女の陽の三人。

なんと宦官にも裏切者が存在し、三人は窮地に立たされているのです。

必死に逃げるも背後からは反乱軍の姿。

そこで、陽は向と麗を逃がすための犠牲になると話します。

少しでも時間を稼ごうとする陽に、反乱軍が襲い掛かろうとした瞬間。

上から飛んできたのは信。

反乱軍の将である玻瑠は、一斉に信に襲い掛かりました。

しかし馬上の三人を、信は一瞬で切り裂いてしまいます。

玻瑠の右腕を切り落とし、捕虜とした信。

残る問題は、城外の反乱軍のみとなりました。

その城外では貂が必死に指揮を取るも、劣勢が続いています。

このままでは、政が敗北してしまう。

危機を感じた瞬間、ホラ貝が鳴り響く音を耳にした貂。

それは、昌平君が到着した知らせでした。

昌文君と昌平君が率いるのは千人程度の騎馬隊ですが昌平君は先頭を走り、突き進んで行きます。

三万の兵に千人で風穴を空ける昌平君。

幼少期に蒙武より強かった男が、その武力を発揮しました。

一番弟子の介億は、昌平君をこう称します。

武力は蒙武、頭脳は李牧。

昌平君が率いる千人の右に陣取るのは、分裂した黄竜隊。

左側には、戦場で戦っていた昌平君近衛兵、黒騎兵が壁を作り始めます。

左右に壁ができ、本陣を逃がさぬように策を張る昌平君。

敵を囲む、〝包雷〟が完成しつつあるのです。

一点突破で敵将の戎翟公を討ち取るため、後は背後に壁を作るのみ。

しかし背後にいるのは、唯一昌平君の息がかかっていない鎮圧軍。

介億が、背後の壁だけが頼りないボヤいた瞬間。

突然、背後にも壁が出来上がります。

驚く介億は笑い声を上げ、叫びました。

そこにいたのか、河了貂。

鎮圧軍を指揮する貂が壁を作り、ここに〝包雷〟が完成。

逃げ場がなくなった戎翟公は武勇を示すため、前へ進みます。

しかし、一撃で昌平君に討ち取られてしまうのでした。

昌平君の活躍により、鎮圧軍の勝利が確定。

反乱軍は、咸陽から敗走します。

咸陽での勝敗が雍に届いたのは日暮れ。

呂不韋は完敗だと口にし、政が完全勝利を収めました。

その後、桓騎軍に蹂躙された反乱軍。

首謀者である嫪毒は捕らえられ、刑に処されます。

裏で糸を引いていたのは呂不韋だと自白した嫪毒ですが太后についてだけは、話をしませんでした。

嫪毒の処刑場に現れた太后は、自身の行いを全て自白。

その上で、政に土下座をして頼み込みます。

嫪毒との間に生まれた二人の子を殺さないでほしい。

観衆の前で、自身の罪を全て話した太后。

それでも政は、刑を実行するしかありませんでした。

嫪毒は処刑となり、太后は幽閉されます。

一方の呂不韋は、処罰が確定するまで待つ形に。

敗北した呂不韋ですが、政の歩む道を想像すると、高揚するとまで話すのでした。

その頃、太后の元を訪ねる政。

二人の子を密かに逃がしている。

そう、母に伝えます。

実は、最後まで子供の処刑を反対していたのは政でした。

どれだけ敵対しても、罵られても、母への優しさを見せた政。

結果的には、その器の大きさに太后も呂不韋も敗れることとなったのです。

〜ネタバレここまで〜

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【漫画】キングダム41巻ネタバレ

〜ネタバレここから〜

呂不韋との戦いに勝利し、王座を手にした政。

王宮にいる政を、信は訪ねています。

出会ってからを振り返る二人。

話しの中で、政は十五年という話を始めました。

十五年で中華を統一する。

そう宣言したのです。

中華統一を実現させるため、六将制度を復活させると話す政。

六将の一角に入れと、信に話すのでした。

戦場に戻った信は、王賁と蒙恬に六将の話をします。

現段階で有力な武将は国内に四人。

蒙武に騰、王翦に桓騎。

そこに、三人は割って入らなければならないのでした。

しかし、後日もう一人のライバルが現れます。

それは不落と言われた、衍氏城を落とした武将。

山の民の長である、陽端和です。

秦国の位では、既に大将軍の地位にいる陽端和。

新たなライバルの出現に、信は気合を入れるのでした。

政の勝利によって落ち着いた秦国内。

一方、楚ではある事件が起きます。

それは春申君の暗殺。

暗殺の直前、楚王である考烈王もなく亡くなっていました。

国内の最高位二人を、相次いで失った楚国。

気になるのは、春申君は暗殺されたと言うことです。

鍵を握るのは李園という男。

この暗殺には、次期王の即位という問題がありました。

次期王となる考烈王の子息は本当は春申君の子だったのです。

后との間に、男が生まれなかった考烈王。

王候補の一人であるである王弟は性格に問題があり、頭を悩ませていました。

そこで、春申君の子を王の子とすることになったのです。

それは、考烈王と春申君、母親の兄である李園の三人によって決められた秘め事。

しかし突然、王弟を王座に据えると言い始めた春申君。

次期王に関して揉めたことで、李園は春申君を暗殺したのです。

暗殺を企てた李園は将軍である媧燐にあることを打診。

自分と共に宰相となり、国を統治してほしいと頭を下げました。

媧燐の宰相就任により、落ち着いた楚国内。

一方の飛信隊は、黒羊丘に向かっています。

援軍として戦地に向かう飛信隊が合流したのはあの桓騎軍。

対する趙軍は、総大将が慶舎。

副将には紀彗が座り、七万の兵が黒羊丘へと向かっていました。

戦場に到着すると、驚愕する信。

そこは樹海の中に多くの丘が存在する地形だったのです。

黒羊にある五つの丘を奪うことが勝利の条件。

そう話すのは軍師の摩論。

丘を取るため、飛信隊は樹海を進みます。

しかし、目指す丘には、既に趙軍の姿が。

丘の脇で待機し、飛信隊を待ち伏せすると話すのは敵将の劉冬と馬呈。

二人は総大将慶舎の側近なのです。

通りかかった飛信隊に、馬呈は兵を率いて襲い掛かしました。

信は必死に戦うも丘の上には、既に劉冬が旗を上げています。

丘を取られた飛信隊は焦り、さらなる失敗を犯すことに。

丘を奪い返そうと進軍するも、丘の上に趙兵がいないのです。

劉冬と馬呈は丘を明け渡し、既に本陣へと引き上げていました。

先に進軍し、中央の丘を取るという役目を受けた飛信隊。

しかし劉冬と馬呈に騙され、手前の丘に足止めされたのです。

その隙に中央の丘に到着している趙軍。

これで、序盤の戦いは趙軍が有利となりました。

飛信隊の失敗を知った桓騎は、すぐさま動きを見せます。

桓騎が向かったのは、飛信隊から配属された備平がいる雷土軍。

雷土軍にゼノウ一家が加わり、趙軍と激突しました。

趙軍を蹴散らすのは、桓騎軍で最強の戦闘能力を誇るゼノウ。

中央の丘を奪うため、両軍は激しい戦いを繰り広げます。

敵を倒し、さらに奥へと進む雷土軍とゼノウ一家ですが。

行く手には罠が…?

さらに、慶舎は丘の下に残っていたのです。

その慶舎は雷土軍の横に、突然現れました。

〜ネタバレここまで〜

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【漫画】キングダム42巻ネタバレ

〜ネタバレここから〜

黒羊丘の戦い。

中央の丘付近で、雷土軍とゼノウ一家が、岳嬰軍とぶつかります。

一方、趙軍総大将の慶舎はその背後に回っていました。

雷土軍とゼノウ一家を秦軍の本陣と分断し、孤立させようとしている慶舎。

初日にして、桓騎軍の矛を狩り取ろうとしているのです。

慶舎の策により、岳嬰軍と戦う雷土軍は援軍が途絶えて劣勢状態。

桓騎は、慶舎の罠に掛かったのでした。

しかしここから、桓騎軍はある行動に出ます。

それは、元野盗ならではの〝知恵〟。

ゼノウと雷土は、同時に笛を吹いたのです。

その音を聞いた桓騎軍の兵士は我先にと、戦場から逃げ出しました。

殿も何もなく、必死に逃げていく兵士たち。

その様子を見て、岳嬰は無様だと桓騎軍を罵ります。

しかしこの逃げ方が一番多く助かると知っている桓騎は、ニヤリと笑うのでした。

敗走した桓騎兵を追うも、ゼノウと雷土を見失ってしまった岳嬰。

二人は中央の丘の裏手に来ています。

本陣に戻らず、逆に奥へと進んだ雷土とゼノウ。

彼らは趙軍が中央の丘に作った要塞を焼き払い、反撃して初日を終えるのでした。

元野盗の彼らは、失敗しても手ぶらでは帰らないのです。

夜になり、夜営をはる飛信隊。

劉冬と馬呈に完敗したことを攻める桓騎は、信を斬首にすると伝令を送ってきました。

しかし、それに反抗する信。

最後には慶舎の首を取ると宣言し、伝者を追い返してしまいます。

一方、野営地に戻っていない羌瘣は。

未だに、樹海の中に身を隠していました。

攻め込んだ地点が趙軍の夜営地に近くだったため、夜襲の準備に入っていたのです。

むしろ、その策は夜襲ではなく暗殺。

羌瘣は、一人で敵将の暗殺に歩みだしました。

趙軍の夜営地に忍び込んだ羌瘣。

既に中枢にある、劉冬の元へとたどり着いています。

羌瘣を眼にして、呟く劉冬。

妖の類か。

それ程、中枢への侵入は人間離れしているのです。

手にしていた木彫りの像を置き、戦闘準備をする劉冬。

羌瘣も、戦うべく走り出しました。

しかし羌瘣の行く手には罠が。

罠をなんとか躱した瞬間、羌瘣は劉冬に太刀を浴びてしまいます。

劉冬が敵襲を知らせたことにより、敵兵も集まってくる。

なんとか劉冬に一太刀を浴びせ、羌瘣はその場から逃げていくのでした。

翌朝。

羌瘣を待つ信の元には、桓騎軍の軍師・摩論が現れます。

中央の丘を取る為、飛信隊の役割は重要だと釘を刺した摩論。

後がなくなった飛信隊は、早朝から進軍を開始しました。

順調に進む飛信隊ですが目の前に出現したのは河。

その向こう岸には、趙軍が陣取っているのです。

その様子を見て、驚愕する貂。

周囲の散策に行くも、橋も船もない。

これは、昌平君が〝無手〟と言い切った状況そのものでした。

頭を悩ませる貂ですが、策は出ません。

河を超えられなければ、今日も失敗に終わる。

既に日は高く上り、時刻は昼を過ぎています。

時間は経つが、打開策は出ない状況。

その時、貂が信を呼びました。

河の地形を調べ、唯一の策を見出した貂。

作戦通りに動く信は、浅瀬を進んで行きます。

それと同時に、貂も河を渡り始めました。

二手に分かれ、進軍を開始した飛信隊。

しかしその策は趙軍の予想通り。

川岸から矢の雨を降らせ、飛信隊を攻撃し続けます

矢に耐えながら、何とか進む信と貂。

ただ、貂の本当の狙いはここからでした。

実は二手ではなく、三手に別れていた飛信隊。

三つ目の部隊は戦場から河上に向かっていたのです。

そこは誰も渡り切れないほどの急流。

絶対に渡れないと、趙軍が監視すら置いていない場所でした。

そこを渡る大役を任されたのは飛信隊で最古参の渕。

しかし、作戦実行前。

我呂は、その人選に難色を示します。

知略も武力も並以下の渕にその大役をまかせていいのか?

そんな我呂の意見を、信と貂は全否定。

なぜならこの作戦に必要なのは〝責任感〟。

実は、信と渕の二人から始まった飛信隊。

それが、今では五千人に膨れ上がっています。

先頭を切って河を渡る渕は、信の顔を思い浮かべていました。

この大役を任せられるのは、渕しかいない。

そんなことを言われたら、成し遂げないわけにはいかないのです。

盾で身を守り、ゆっくりと河を渡る信。

その時趙軍の背を突いて、渕が現れました。

見事に河を渡り切った渕の活躍で、信も岸に到着します。

敵軍師の劉冬や、あの昌平君でさえ〝無手〟と言い切った状況。

その〝無手〟から、活路を見出した貂。

予想外の事態に驚愕する馬呈は後退し始めます。

飛信隊は趙軍の背を突き、中央に進軍を開始するのでした。

一方、飛信隊の反対側では。

昨日とは真逆の状況となり、硬直状態が続いています。

雷土と岳嬰は、互いに睨み合うのみとなっていました。

対する中央の丘は、激しい戦いが始まっています。

丘の右側では、桓騎軍の副官・黒桜率いる軍と、紀彗軍の戦い。

黒桜は飛信隊の突破を耳にし、勝負を仕掛けました。

しかし同時に、一人の男が現れます。

その男こそ趙軍の副将・紀彗。

離眼の子よ戦えぇぇ!

紀彗のその一言で、趙軍の士気は爆発的に上がりました。

予想外の事態に困惑する黒桜。

有能な千人将を紀彗に討ち取られ、事態はさらに悪化します。

立て直しを図ろうと、黒桜は全軍に退却を命じるのでした。

劣勢気味に終わった黒桜軍ですが、飛信隊が推し進めたことにより戦況は互角。

拮抗した状態で、二日目の戦いは幕を閉じます。

その頃、羌瘣は黒羊丘の中にある村人に、看病を受けていました。

〜ネタバレここまで〜

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【漫画】キングダム43巻ネタバレ

〜ネタバレここから〜

黒羊丘にある村で看病を受ける羌瘣。

傷を負い、気を失った羌瘣を愛馬が村へと運んだのです。

開戦前に村を見つけた羌瘣は、村人に逃げろと忠告をしていました。

秦兵であると分かっていながら、その心遣いから羌瘣を助けた村人。

羌瘣が寝込んでいる間に、三日目の戦いは始まっています。

まず動きを見せたのは飛信隊でした。

開戦直後、中央の丘を目指したのです。

それは、戦況を大きく動かそうとする貂の策。

黒桜軍に飛信隊が加われば中央の丘を奪う可能性が格段に上がる。

誰もが、秦軍にまたとない好機が来たと感じました。

遂に、一切動きを見せていなかった桓騎が動く。

慶舎はもちろん、味方の貂や黒桜も桓騎の動きに注目しています。

戦況を見守る桓騎は部下のオギコを呼び寄せました。

慶舎は高台に登り、桓騎の動きを観察。

紀彗も早々に桓騎が動いて来ると踏み、激しい戦いに備えています。

時は流れ、三日目の夕暮れ。

桓騎軍の副官・黒桜は、驚愕して目を見開いていました。

同じ表情を浮かべるのは、貂と信、紀彗の三人。

なぜなら桓騎はオギコに肩を揉ませただけで、一切何もしなかったのです。

最大のチャンスを作り出したのに。

驚きのあまり失神する貂。

一方の紀彗は、桓騎の思惑を考えています。

これだけのチャンスを見過ごすのであれば、桓騎は何かをしているはず。

しかし、その何かは誰にも分からないのです。

その夜、貂は怒りを募らせ、黒桜と魔論に詰め寄っていました。

ただ、この二人でさえ桓騎の行動を読めていない。

桓騎は、損になることはしない。

そう言われ、貂は渋々下がっていくのでした。

残された黒桜は、摩論にあることを尋ねます。

それは紀彗について。

紀彗の異常な強さを感じ取っていた黒桜。

しかし、摩論は紀彗という名に、全く心当たりがありませんでした。

その頃、村で意識を取り戻した羌瘣。

目覚めた羌瘣に、村人は〝離眼〟の話を始めます。

黒羊の奥にあるのは、離眼という地域。

かつてそこでは、離眼と暗何という城が権力争いを繰り広げていました。

拮抗する両者でしたが、ある人物の登場で事態が急変。

その男こそ、紀彗。

若き将・紀彗の活躍により、離眼が暗何を押し始めたのです。

当時、紀彗の部下である劉冬、馬呈の名は、この地域に響き渡ったと話す村人。

しかしその後、離眼の悲劇が起きました。

紀彗が出ている間に、離眼が落とされてしまったのです。

目の前で父親を殺され、離眼は敗北。

その後紀彗は離眼を復活させ、一帯を統治する盟主にまで返り咲きました。

離眼の民にとって、紀彗はまさに英雄。

ただ、国内の戦いに集中していた紀彗の名は、他国に広まることはなかったのです。

総大将・慶舎の陰にいるのは隠れた実力者。

そのことを知るのは、秦軍内では羌瘣のみ。

黒羊丘の戦い、四日目。

劉冬と馬呈が飛信隊に追いついたことで、昨日のような有利な状況はなくなっています。

桓騎からの指示は、攻め込まずにその場に留まれということのみ。

黒桜も動かずに、じっと耐えていました。

飛信隊と劉冬・馬呈軍以外は全く動かない硬直状態。

そのうち、数で劣る飛信隊が劣勢となり始めます。

戦況を見守りながら怒りを募らせる慶舎。

全く動きを見せない桓騎を見て、先に動くことを決意しました。

慶舎は飛信隊を先に討ち取ろうと、左へ移動。

信の首を確実に取ろうとする慶舎は、容赦なく飛信隊に襲い掛かり。

飛信隊は絶体絶命の危機となります。

その状況を見て、笑う男が。

それは桓騎。

これが、桓騎の策だったのです。

慶舎が丘の下に降りたと同時に、現れたのはゼノウ一家。

ゼノウは紀彗軍を蹴散らし一直線に、慶舎の元を目指します。

飛信隊を囮にし、ゼノウ一家に慶舎の背後を取らせた桓騎。

これこそが、三日目に動かなかった理由でした。

桓騎は、最短最速で慶舎の首だけを狙ったのです。

ゼノウという桓騎の矛が慶舎の喉元に届く。

それに、待ったをかけるのは紀彗。

黒羊を抜かれれば、秦軍は離眼一帯に攻め入ることとなる。

自らの城を守るため、離眼の兵は必死に戦います。

紀彗と劉冬、馬呈の奮闘により、なんとか逃げ延びた慶舎。

しかし、この好機を逃すまいと黒桜は勝負を仕掛けました。

乱戦となる戦場で、動きを見せたのは飛信隊。

紀彗軍と黒桜軍がぶつかるのを見て、慶舎の後を追っています。

趙軍に穴を空け、慶舎に迫る信。

その前に、劉冬が現れました。

劉冬の奇襲により、勢いが落ちる飛信隊。

さらに貂の元に、兵士が集まっています。

敵兵の凶刃が、貂に襲い掛かる。

その瞬間、助けに現れたのは羌瘣。

劉冬と向かい合った羌瘣は兵を率い、決着を着けるべく走り出すのでした。

一方、劉冬の足止めを躱した信は再び慶舎に迫ります。

遂に慶舎軍と飛信隊が激突。

しかし、慶舎の周囲に配置されているのは精鋭たち。

これでは、慶舎の首には届かない。

誰もがそう思った瞬間、信は単騎で慶舎軍に突っ込みます。

たった一人で、敵兵を蹴散らしていく信。

その姿を見ても、慶舎は無駄だと断言しました。

この戦いは桓騎と自分の戦いであり、信が割って入るのは五年早いと言い放ったのです。

慶舎の話を聞き、早くないと言い返す信。

俺の背だけ見て追いかけて来い。飛信隊。

仲間に向かって、そう叫びました。

信の檄を受け、仲間たちは信の後に続きます。

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【漫画】キングダム44巻ネタバレ

〜ネタバレここから〜

慶舎軍に一騎で立ち向かう信を見て、後に続く飛信隊。

一方の羌瘣は、劉冬と激突しています。

双方の戦いは激しさを増し遂に、信の矛も折れてしまいました。

政の剣を手にし、攻め込む信。

しかし慶舎は遠くに。

貂でも逃げ切られると感じたその時、桓騎軍の那貴が慶舎に迫りました。

たった五騎で、慶舎の足止めをしようとする那貴。

一瞬を突いて信は慶舎の元へ。

そこからは、信と慶舎の一騎討。

三大天を狙う慶舎は武力も兼ね備えており、激しい戦いが始まります。

その頃羌瘣は、敵兵に囲まれるも一人で敵をなぎ倒していました。

傷を負いながらも、劉冬兵を全て倒す羌瘣。

残るは・劉冬のみ。

羌瘣が一騎打ちを始めた頃、信は徐々に慶舎を押し始めています。

そして遂に慶舎に届いた信の刃。

慶舎を討ち取り、飛信隊は最大の武功を挙げるのでした。

一方の羌瘣も劉冬を討ち取り、ある約束をします。

離眼で、略奪行為はさせない。

羌瘣の言葉を聞き、劉冬はこの世を去りました。

小数で敵陣に侵入しているため、囲まれてしまっている飛信隊。

那貴が退路を作ってくれており、信はなんとか逃げています。

しかし、羌瘣は。

傷を負い、逃げる力も残っていない。

羌瘣が敵兵に囲まれた瞬間そこに信が現れ、抱きかかえて逃げるのでした。

慶舎と劉冬の死は、先に紀彗の元に届きます。

知らせを聞いた趙軍の判断は戦いを続ける。

慶舎を討ち取った飛信隊が逃げており、桓騎軍には知らせが届かなかったのです。

慶舎の死を隠し、戦いを続ける紀彗。

その心中は、離眼へ行かせないという強い思いでした。

しかし、この日の戦いは思わぬ形で幕を閉じます。

なんと全軍で撤退したのは、押しているはずの桓騎軍。

桓騎の命令により撤退した黒桜や雷土、摩論の三人は、さすがに不満の色をにじませています。

中央の丘を占拠した趙軍。

翌日丘の上から、あるものを見る事になります。

それは黒羊の中にある村から、上がる煙。

桓騎軍の兵は、村を焼いて回ったのです。

壊滅した集落に足を踏み入れたのは、桓騎軍に送られた備平。

備平はそこで、村人の宝石を仲間から渡されます。

飛信隊では、金品を略奪することは禁じられている。

断る備平に、仲間は無理やり宝石を押し付けるのでした。

一方、逃げた飛信隊も各地で上がる煙を目にします。

顔を引きつらせ、突然走り出したのは羌瘣。

命を救ってくれた村へと向かったのです。

そこでは既に村人は、皆殺しにされていました。

怒りのあまり羌瘣は桓騎兵を殺し信と共に桓騎のところへ。

信は桓騎に喧嘩を売り、一触即発の雰囲気になります。

桓騎に剣を向ける羌瘣。

しかし田有が桓騎兵に捕まってしまいました。

桓騎の命令で、田有の首を落とそうとする部下。

その時備平が現れ、止めに入ります。

争いを止めようとする備平に、掴みかかる信。

その時備平の懐から、あの宝石が。

桓騎兵と同じく、備平も略奪をしている。

そう感じた信は備平を殴り、二度と戻ってくるなとその場を後にします。

残された備平は不貞腐れ、桓騎軍に残ることを決意。

しかし、桓騎兵の会話を聞き、殴りかかってしまいました。

信は将としても男としても、器が小さい。

その言葉を聞き、我慢できなかったのです。

器がデカいからこそ、信は盗みも犯しもしない。

そんな信が皆は好きで、信と共に戦いたいから飛信隊にいる。

そう叫ぶ備平は、あることに気が付きます。

信の為に戦いたい。それが、飛信隊だ。

自分が間違っていたことに気が付いた備平。

その後、桓騎軍にやられそうになったところを、那貴に助けられるのでした。

気絶した備平を、飛信隊の元に送り届けた那貴。

目覚めた備平に、信はある話をします。

かつて、漂と二人で話した大将軍は卑怯なことをせず、義を貫く男。

綺麗ごとだと分かっていても、その思いを捨てたくない。

だからこそ、飛信隊もそういう隊でありたい。

信と備平の会話を聞いていた仲間たちは、涙を流すのでした。

飛信隊に戻ってきた備平。

再び士気を高める飛信隊ですがこの五日目、桓騎軍は勝利することとなります。

ある物を、紀彗に送った桓騎。

それは村人の死体で作った像。

伝文にはこう記されていました。

これ以上の悲劇を離眼で起こしてやる。

その後、丘を通り過ぎて離眼へと進軍を開始した桓騎軍。

桓騎の動きを知った紀彗は目を血走らせ、怒りに震えるのでした。

〜ネタバレここまで〜

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【漫画】キングダム45巻ネタバレ

〜ネタバレここから〜

離眼を攻めると伝文を送り、進軍を開始した桓騎軍。

紀彗の下した判断は離眼を守ることです。

軍を率いる紀彗は中央の丘を下り、桓騎軍を止めに向かいました

丘に残ったのは、主を失った慶舎軍のみ。

その慶舎軍はゼノウ一家と飛信隊に打ち砕かれ、すぐさま撤退することに。

四日間死闘を繰り広げたにもかかわらず五日目には、簡単に黒羊丘を占拠したのです。

紀彗の出陣を聞いた桓騎は、離眼から丘に引き返していました。

そしてゆっくりと丘に登る。

この戦い方を認めたくない貂ですが、結果は認めるしかありません。

桓騎の策によって、黒羊丘の戦いの死者は想定の半分以下。

さらに、四日目に丘を要塞化していた趙軍。

そこを丸々もらい受けた桓騎軍は、要塞を作るという作業まで敵にやらせたのです。

黒羊一帯を選挙した桓騎軍。

飛信隊には、西側の丘を砦化するように命が下ります。

しかし飛信隊だけでの砦化や、周辺の警備には人手が足りない。

怒りのあまり、貂は摩論に詰め寄りました。

飛信隊は重傷者が多く、動ける人員が少ないのです。

それが、無茶な要求だと分かっている桓騎軍。

必死に動く飛信隊を見て、笑い転げています

ただ、その桓騎軍にも動きが。

飛信隊と共に戦っていた那貴が桓騎軍を抜けると言い始めていました。

那貴が向かうのは、飛信隊。

野盗からの報復を顧みず、飛信隊に移ると宣言する那貴。

これは、飛信隊にとって大きな収穫となりました。

桓騎からの指示に従い、丘を砦化した飛信隊。

そこに玉鳳隊を率いる蒙恬が現れ、飛信隊は咸陽に戻ることに。

戦地を転々としていた飛信隊は、休養を取ることとなったのです。

一方、動きがあったのは秦国の中枢。

政を訪ねて咸陽に来たのは趙国の宰相・李牧。

李牧の登場に驚愕する文官たちですが、もう一人の客人にはさらなる衝撃が走ります。

現れたのは斉国の大王、王建。

一国の王が他国を訪ねるなど、前例のない話しでした。

この対談を実現させたのは、斉王と親交の深い蔡択です。

李牧は、そのおまけのようなもの。

斉国から秦国に向かう際、どうしても趙国を通る必要がある。

そこで、蔡択は李牧に頼みました。

李牧の出した条件は、自分も同席すること。

斉王は条件を飲み、二人が咸陽を訪れることとなったのです。

対談をしたいと話す斉王と、食事をしながら話す政。

そこには、蔡択と昌文君が同席します。

斉王の問いは中華統一について。

争いのない世界を夢見る気持ちは、政と同じ斉王。

しかし、中華統一には先がないと話したのです。

滅ぼされた国は、秦国に反発することは間違いない。

その先の未来を語れないのであれば第二の合従軍を起こす。

つまり斉王は、秦国を滅ぼすと断言したのです。

問われた政はその答えを語り始めました。

まず、今から秦国が行うのは、征服戦争ではないと話す政。

この戦いは、新国建国のための戦争だと話します。

中華を統一した秦国は、支配者にはならない。

政の言葉を聞き、実現不可能だと話す斉王。

しかし政は、国を統治するのは人ではないと答えます。

統一後の国を統治するのは〝法〟。

法の下に、全てを平等にすると話す政。

中華統一の先にあるのは、平和と平等を得た〝法治国家〟であると宣言しました。

政の話に、胸を熱くする昌文君と蔡沢。

しばらく黙り込んだ斉王は王ですら、法の下かと尋ねます。

問いに対する、政の答えは。

王政の撤廃など、小事だ。

政を見つめ、斉王は言います。

そなたになら、この中華の舵取りを任せてもよい。

それは口約束ではあるものの、斉国が秦国に降伏を宣言した瞬間でした。

この先も政が変わることがなければ斉国は秦国の戦いを傍観すると約束したのです。

公ではないものの、ここで実現したのは斉秦同盟。

その最大の障害となるのは李牧。

李牧を待たせるなと話す斉王は話を終わらせ、政を次の会談に向かわせるのでした。

あれは千年に一人の王だ。

会談を実現させた蔡沢に対し、そう呟く斉王。

しかし蔡沢からの返事はありません。

大役を終え、安心したせいか蔡沢は座ったまま、亡くなっていました。

蔡沢の死を知らない政の姿は、既に王宮にあります。

目の前にいるのは李牧。

李牧は中華統一を諦めさせようと、咸陽を訪れていたのです。

話を聞いた政は李牧を相手にせず。

政の対応を見た李牧は、自分がいる限り中華の統一はないと断言。

誰も自分には敵わないと言い残し、咸陽を後にするのでした。

二つの大きな会談を終え、目指す道を明確にした政。

一方の飛信隊は、進化を図ろうとしています。

黒羊丘の戦いで、多くの犠牲者を出した飛信隊。

人員を補給するため、入隊試験を行っていました。

飛信隊への入隊を希望する人材は多くいますが貂の作った入隊試験は厳しすぎる。

多くの脱落者が出ており、むしろ合格者がいないほどです。

飛信隊の中でも、ほとんどの者が達成できないような激しい試験内容。

その試験を早々に落ちた、兄弟はうなだれていました。

そんな二人を見つけ、話しかけるのは信。

弓なら自信があると話す兄弟を見て、貂は相当の技術がないとダメだと一刀両断します。

しかしその二人は、想像を絶する技術の持ち主だったのです。

走っている人の間を通し、とてつもない距離から的を射抜いた兄弟。

それを見た信と貂は、驚愕しました。

兄弟は父である蒼源から、弓を習ったと説明してくれます。

その話を聞いて叫び声を上げたのは元麃公軍の我呂。

蒼源様は秦でただ一人、〝中華十弓〟に名を連ねた達人だ。

蒼源はかつて麃公軍にいた、弓の達人だったのです。

〜ネタバレここまで〜

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【漫画】キングダム46巻ネタバレ

〜ネタバレここから〜

飛信隊の入隊試験を受けに来ていたのは、元〝中華十弓〟である蒼源の息子たち。

兄の仁は、中華十弓の起こりについて語ります。

今、仁が立っている場所は、的からちょうど五百歩の位置。

かつて中華最強だと言われた弓の名手・金令は、その距離から十射中八射を的に当てたと言われていました。

そんな話をしながら、的に向かって矢を放つ仁。

弟の淡も、同時に矢を放っていきます。

そこに現れた元麃公軍の岳雷は、二人の父である蒼源について語り始めました。

蒼源が中華十弓に名をつらねた戦いに、参加していた岳雷。

その弓に救われた経験がある岳雷は、二人に頭を下げたのです。

弓の技能を評価され、飛信隊入りが確定した仁と淡。

なぜなら、話しながら二人が射た矢は十射全て、的を捉えていました。

新たな仲間を加えた飛信隊。

さらに、想定外の出来事が。

厳しい試験だったにもかかわらず、予想以上の合格者が出たのです。

飛信隊は下僕から這い上がった隊長に、ほとんどが平民で形成されている。

そんな話を聞いて集まった人々は、全員が飛信隊に強いあこがれを持っていました。

強い気持ちで限界を超え、試験を通り抜けた精鋭たち。

飛信隊には、心強い仲間が増えたのです。

一方、咸陽で動いているのは昌文君。

なぜか、牢獄に向かって歩いています。

そこに幽閉されているのは元呂不韋陣営の中心人物、李斯でした。

先日の斉王と政の対談後、あることを考えていた昌文君。

中華統一後の法治国家には法に詳しい人間が必要になる。

その人物こそ、李斯だったのです。

昌文君は政の考えを伝えて、李斯を説き伏せ。

仲間に加えることに成功。

政の元に、強力な人材がそろいつつあるのでした。

その中心でいるのは、総司令である昌平君です。

中華統一に向け、策を描いている昌平君。

最初に落とすべき国は、趙国。

そう昌平君は話し、大きな手を打ちたいと進言しました。

話を聞いた政は、さすがに驚愕。

昌平君が攻めると言い始めたのは趙国王都の真下〝鄴〟!?

そこから、昌平君と昌文君、介億と蒙毅の四人は、鄴攻めの軍略会議を開きます。

しかし、年が明けても、攻略の糸口は見えない。

春になり、木々に蕾が付き始めた頃。

信と王賁、蒙恬の三人が、王宮に招集されました。

そこで昌平君から語られたのは、鄴攻めについて。

遂に、鄴攻めの策ができたのです。

昌平君が三人を集めたのは、独立隊として古くからの経験があるという理由でした。

状況に応じて、かなり難しい状況判断がいる。

三隊に与えられたのは、それほど重大な役割。

さらに、これには政の意向も混じっています。

この先も三人の力が必要になると考える政はこの戦で、三人揃って将軍になれと命じるのでした。

鄴攻めの準備は進み、咸陽に集められた兵士たち。

この戦いの将軍として呼ばれたのは桓騎将軍。

これを聞いた飛信隊は、少し動揺します。

しかし、昌平君の話は続いていました。

次に読み上げられた名前は陽端和将軍!

さらに、総大将は別の人物だというのです。

鄴攻めは三軍の連合軍で行う。

その総大将は王翦将軍でした。

実は昌平君から、事前に総大将を聞いていた信。

そこにはある理由があります。

昌平君の師は、元六将の胡傷。

胡傷は六将の中で、最強の軍略家だったのです。

その胡傷が当時から認めていたのが王翦。

昌平君は、難しい戦いになるからこそ王翦を総大将に据えたのでした。

いよいよ出陣となり、咸陽から出発する連合軍。

その中にいる飛信隊の元に政が現れます。

信は出発前、政にあることを頼んでいました。

政の部下が持ってきたのは王騎将軍の矛。

遂に、信は託された矛を使う覚悟を決めたのです。

進軍を開始した連合軍。

昌平君が授けた策は、趙国を欺くこと。

李牧は、黒羊丘から秦軍が攻め込むと予想しています。

しかし本当の狙いは鄴。

経由地である金安という城を起点とし、黒羊丘ではなく鄴を目指すことになっていました。

そこからは時間との戦い。

趙軍に動きを察知される前に、できる限り奥に進まなければいけないのです。

さらに大きな問題は兵糧。

敵地での食糧不足が、昌平君を悩ませた最大の理由でした。

そのため、金安に大量の兵糧を隠している秦軍。

そんな兵糧の隠し場所を、李牧の部下である瞬水樹が察知します。

しかしそれと同時に、ある出来事が趙国を震撼させました。

趙国の東にある燕国が進軍を開始。

オルドが率いる燕軍は、趙国の城を次々と落としていきます。

これにより、後手に回った李牧。

青歌にいる司馬尚に燕軍を任せ、落ち着いてから瞬水樹の知らせを受けました。

その頃、既に金安を出ている連合軍。

そこで、やっと李牧は気が付きます。

秦国の狙いは鄴。

すぐに王都に知らせを送り、動き出す李牧。

李牧の対応は早く、進軍する連合軍の横には趙軍お姿。

しかし、敵の出現に王翦は全く動じません。

示し合わせていたかのように趙軍の対応には、桓騎軍が動いたのです。

〜ネタバレここまで〜

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【漫画】キングダム47巻ネタバレ

〜ネタバレここから〜

金安を通過し、鄴へと向かう秦軍。

道中で襲ってきた趙軍の相手は、桓騎軍がしています。

その隙に、他は進軍を続けていました。

次に切り離されたのは、王賁率いる玉鳳隊。

軍を分断しながら進む秦軍は趙国の国門、列尾に到着します。

秦国でいうと、列尾は函谷関。

そんな国門を王翦は、飛信隊と山の民だけで落とせと命じたのです。

誰もが驚く指示。

秦軍は山の民の知性が低いと感じ、増援は間違いないと決めつけていました。

開戦前、異様な士気の高さを見せる趙軍。

その様子を見て、貂も簡単な戦いではないと覚悟を決めます。

しかし全く動じていないのは陽端和。

陽端和が山の民を鼓舞すると山の民の士気は、一瞬にして爆発。

さらに、列尾を半日で落とすと宣言したのです。

梯子をかけ、城攻めを開始する山の民。

飛信隊は開門後、城内に攻撃を仕掛ける役目を受けました。

戦いが始まってしばらくすると、バジオウを登らせると話す陽端和。

そのために、優秀な弓兵が欲しいと信に頼みます。

初陣から大役を任せられたのは、仁と淡の弓兄弟。

ただ弓を構えた二人は、その場に蹲ったのです。

彼らの欠点は人を射るという覚悟がないことでした。

自分達が立たなければ、仲間が犠牲になる。

覚悟を決めた仁は、立ち上がって矢を構えます。

そこから、三本の矢を射る仁。

その腕を見た陽端和と信は口を開けて驚愕。

仁が射た三本は、全て敵将の顔に命中。

まさに神業でした。

一方の淡は矢を射るも城壁に当たるのみ。

仁の活躍によりバジオウは城壁を登り、内から城門を開け放ちます。

そこから雪崩れ込んだ飛信隊。

初陣の新参者は怯えて戦えませんがどんどん先へと進む信。

ただ王騎将軍の矛に、振り回されています。

使いこなすには、まだ時間がかかる。

それでも、飛信隊は電光石火の攻めで列尾を落とすのでした。

陽端和の宣言通り、半日で落ちてしまった列尾。

列尾に向かっている趙軍の将・公孫龍に届いたのは、列尾陥落の知らせ。

援軍に走っていた公孫龍が、間に合わないほどの速さで列尾が落ちたのです。

しかしあっさりと引き返す公孫龍。

その理由は李牧が列尾に仕掛けた罠。

秦軍でその罠に気が付いているのは、現段階では王翦一人でした。

城内を見まわし、異変に気が付いた貂。

王翦の本陣に、そのことを伝えに走ります。

ただ王翦の姿はどこにもない。

王翦は三日間列尾で待機しろという命令を残し、どこかへ消えていました。

それから二日後。

列尾では各隊の将が顔を合わせ、軍略会議を始めます。

その場にいるのは、陽端和と王賁、蒙恬に信と貂。

最後に現れたのは桓騎。

ここにいる信以外の人物は、列尾の秘密に気が付いていました。

結論を話すのは蒙恬。

列尾は、意図的に弱く作られている。

あまりにも簡単に陥落した列尾。

山の民の強さが要因ではありますが、もう一つの理由があったのです。

李牧は国門列尾を、簡単に落とせるように設計していました。

その意図は奪い返しやすくするため。

列尾を超え進軍された場合、趙軍は列尾を奪い返せばいいのです。

そうすると、攻め込んだ軍は趙国内で孤立。

背後から挟み撃ちにし、簡単に討ち取ることができるのでした。

いくら考えても、全軍撤退だと話す蒙恬。

李牧の罠により、昌平君の策は砕け散ったのです。

ただ、城に入った瞬間からこの結論に辿り着いていた王翦。

彼が向かったのはこれから攻め込む、鄴でした。

鄴を自身の目で見て、策を練ることにしたのです。

王翦の目に映る鄴はどこからどう見ても完璧な城。

それから二日後。

王翦が列尾に戻って来ます。

策を練り終えた王翦が出した結論は鄴を攻める。

これには、さすがの李牧も驚愕します。

戦況を見つめる媧燐や呉鳳明も、秦軍は全滅すると確信していました。

鄴を目指す秦軍の前に立ちはだかるのは、九万の公孫龍軍。

この相手は、五万の山の民が受け持つことになります。

山の民を切り離し、秦軍は鄴に向かう。

しかし、王翦は突然方向を変えました。

全軍で向かったのは、吾多という小さな城。

その城を落とすと、王翦は全ての民を城内に集めたのです。

民に向かって、民間人を傷つけないと約束する王翦。

その代わり、食料だけはもらい受けると話します。

身の安全を保障され、感謝する吾多の民。

食糧を求め、隣の城へと逃げていくのでした。

王翦の行動に違和感を覚え、何かあると感じる王賁と蒙恬、貂の三人。

ただ、その真意は分かません。

そんな三人に、指示を出す王翦は。

次の城に行き、自分と同じことをしろと命じるのでした。

〜ネタバレここまで〜

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【漫画】キングダム48巻ネタバレ

〜ネタバレここから〜

列尾を捨て、進軍を開始した王翦。

その知らせが咸陽にも届きます。

王翦の判断を聞いた文官たちは驚愕。

あの昌平君でさえ、王翦の考えは読めませんでした。

その王翦は小城を移動し、吾多城と同じことを繰り返しています。

各地の小城を落とし、民を東へ向かわせろ。

そう指示を出す王翦の策は、未だに誰も理解できていません。

その頃王都・邯鄲に到着したのは李牧。

李牧はそこで、難民の話を耳にしました。

王翦軍が小城を落として回っているため、難民が鄴に向かっている。

その話を聞き李牧は目を見開きます。

邯鄲にも伝わっている通り、鄴には難民が溢れかえっていました。

難民の多さに、文官たちは受け入れ拒否を進言。

しかし城主の趙季伯は、難民を受け入れよと命じます。

民こそ国の礎。

名君である趙季伯はそう話し、難民を受け入れ続けるのでした。

王翦が落としたのは、鄴周辺にある九つの城。

その全ての民が鄴に集まります。

秦軍との戦いに備え、籠城戦の準備を始めた鄴。

鄴は絶対に落とせないと確信していた李牧ですが想定外のことが一つ。

城内に九城の難民を受け入れてしまっているのです。

李牧は秦軍を鄴に足止めし、包囲して兵糧攻めにするつもりでいまし

た。

しかし鄴の中に難民を押し込んだ王翦は、鄴を兵糧攻めにしたのです。

籠城する鄴の内部には、想定をはるかに上回る民がいる。

これは、秦軍の兵糧が先になくなるか、鄴の食糧が先になくなるか。

〝兵糧攻めの合戦〟となりました。

王翦の策を理解し、そんな戦いは聞いたことがないと驚愕する李牧。

国を守ろうと、趙王に邯鄲軍を出してくれと進言します。

ただ、現趙王は最悪の男。

自分を守るための軍は邯鄲から出さないと言い、李牧の話に聞く耳を持ちませんでした。

持ち駒だけで、鄴解放への策を練る李牧。

その頃、同時に王翦も動きを見せています。

王翦は李牧の狙いを読み、趙軍の戦力を分析していました。

鄴を解放できるほどの軍があるのは、閼与と橑陽の二城のみ。

そこで、連合軍を二手に分けるという策を出します。

橑陽軍は既に山の民と対峙。

十万の橑陽軍の相手は、そのまま山の民が受け持つことに。

残った王翦軍と飛信隊、玉鳳隊、楽華隊の合計八万八千は閼与軍と戦うことに決まりました。

鄴に残り、城攻めを続けるのは桓騎軍。

何故か閼与軍に主力を固めた王翦の意図は、李牧を倒すためです。

間違いなく、李牧は閼与軍に入ってくる。

王翦はそう断言するのでした。

読み通り、閼与軍が主攻になると指示を出す李牧。

橑陽軍を部下の舜水樹に任せ、李牧は紀彗と共に閼与を目指すのでした。

まず、動きがあったのは既に対峙している山の民と橑陽軍。

開戦の狼煙を上げたのは山の民です。

数で劣る山の民ですが武力で橑陽軍を圧倒。

それを見た公孫龍は焦り、指示を叫びました。

一方の飛信隊は開戦の地となる、朱海平原に到着。

趙軍もその地に到着し、両軍は激突の準備に入ります。

そこで、大胆な策を打ち出す王翦。

秦軍の左翼を担うのは楽華隊の五千人のみ。

対する紀彗軍は、三万の戦力。

これは、明らかな王翦の挑発でした。

左を攻めて来い。

その意図を理解した李牧には、二つの選択肢があります。

何かあると読み、秦軍の左翼は無視する。

もう一つは、誘いに乗って左翼を攻め立てる。

李牧の出した結論は後者でした。

開戦の狼煙を上げたのは、紀彗軍。

対するのは、6分の1の戦力で戦いを挑む楽華隊。

ここで、蒙恬は驚くべき策を打ち出します。

五千の隊を半分に分け、二千五百で紀彗軍の横腹を突いた蒙恬。

敵を誘い込み圧倒しました。

その様子を見て、蒙恬の元へ向かったのは馬呈。

紀彗も蒙恬を討ち取ろうと、横に兵を向けた瞬間目の前に、秦軍が現れます。

実は、楽華隊を囮に使っていた王翦。

左翼の主攻は中央にいた麻鉱軍だったのです。

波状攻撃を仕掛け、紀彗軍をなぎ倒していく麻鉱軍。

攻め立てられるも、何とか紀彗は持ち直し麻鉱軍の攻撃を食い止めました。

ただ、ここで気になるのは麻鉱よりも蒙恬。

横にいる蒙恬の存在が、際立っているのです。

完全に王翦の策にかかったと感じる紀彗。

ただ、蒙恬に細かい指示は出ていませんでした。

策を聞いた瞬間、蒙恬には王翦の描いた盤上が見えていたのです。

蒙恬の活躍で、左翼は有利に戦いを進めることとなりました。

続いて動くのは、秦軍の右翼。

王翦からの信頼が最も厚い、亜光軍です。

そこに加わっているのは、王翦の息子王賁。

しかし王翦は王賁の事を全く信頼していません。

玉鳳隊の役目は、後方支援のみ。

玉鳳隊を残して進軍する亜光軍は、趙軍と激突するのでした。

対する趙軍の左翼を率いる将は、三人。

岳嬰に馬南慈、趙我龍。

馬南慈は李牧の側近であり、趙我龍は元三大天の側近。

先陣を切った岳嬰の背後には、大物の二人が控えているのでした。

岳嬰に続き、進軍したのは馬南慈。

その動きを見た王賁は作戦を無視し、進軍を開始。

馬南慈の首を取りに走ったのです。

突入後、馬南慈と対峙する王賁。

二人の一騎討が、始まろうとしていました。

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【漫画】キングダム49巻ネタバレ

〜ネタバレここから〜

激しくぶつかるのは、馬南慈と王賁。

紫伯との戦いを経て、王賁の槍は急成長しています。

馬南慈も受けるので精一杯。

ただ、馬南慈の動きは陽動でした。

馬南慈と王賁の戦いを見て、現れたのは亜光。

亜光が動いたことで、押されていた岳嬰軍が息を吹き返したのです。

戦況を見守る三人目の将、趙峩龍は自分の出番は早いと、その場を動きません。

一方、飛信隊は王翦の指示で動き出しています。

八百の仲間を引き連れ、左翼を目指す信。

王翦からの指示は紀彗の首を取って来い。

早くも動きを見せる朱海平原の戦い。

時を同じくして、山の民と橑陽軍も激しい戦いを繰り広げています。

その戦場に到着したのは、橑陽軍の総大将・舜水樹。

舜水樹の出した指示は後退。

数で圧倒する橑陽軍を、橑陽城まで下げると言い出したのです。

その意図は橑陽城の秘密にありました。

実は、橑陽城にいるのは趙人ではなく〝犬戎〟。

中華の北に位置する匈奴から枝分かれした種族であり、秦国で言う山の民だったのです。

舜水樹は犬戎の王・ロゾを引き込み、山の民を攻め立てるのでした。

一旦は犬戎にやられるものの、なんとか立て直した山の民。

ただ、戦況はかなり不利な状態に。

舜水樹は、ここで秦軍を終わらせようとしています。

その頃、飛信隊は紀彗軍のいる左翼に到着していました。

旗を掲げ、紀彗軍に穴を空ける飛信隊。

真っ直ぐ敵本陣を目指します。

その動きを見た蒙恬は、手柄を取られまいと本陣へ。

二隊が同時に紀彗を狙うこととなったのです。

窮地に立たされた紀彗。

しかし必殺の策を打っていたのは、王翦だけではない

そう呟きました。

紀彗の言葉と同時に、摩鉱の前に現れた李牧。

なんと李牧は、自ら別動隊として動いたのです。

一撃で摩鉱を討ち取ると、李牧はその場を去って行くのでした。

左翼の将軍は摩鉱。

主を失った軍を、紀彗軍が攻め立てます。

この一手で、紀彗軍は摩鉱軍を圧倒。

危機を感じた信は紀彗を素通りし、李牧の元を目指すのでした。

ただ趙軍の馬は早く、追いつけない。

李牧の行く手には援軍が待ち構えており、信は仕方なく引き返します。

一方の蒙恬は、戦況を覆そうと必死に考えていました。

誰が見ても、秦軍の左翼は死んだ。

貂もそう判断し、諦めています。

そんな中、策を打ち出す蒙恬。

討ち取られた摩鉱将軍を生きていることにすると言いだしました。

役目を与えられたのは、信と楽華隊で高い武力を誇る陸仙。

二人は敵軍の中で、〝摩鉱の旗〟を掲げたのです。

さらに、摩鉱将軍の口癖。

〝立って、戦え〟

そう叫び続けました。

蒙恬の打った一手で、息を吹き返した摩鉱軍。

なんとか紀彗軍の猛攻に耐えその日の戦いを終えます。

日没となり、紀彗からの報告を受けた李牧。

その言葉に、目を見開きました。

失敗した。

蒙恬の策が、李牧の予想を上回ったのです。

その夜、蒙恬に礼を告げるのは摩鉱の部下たち。

ただ、明日以降の戦いには不安しかない。

そこに、総大将である王翦からの伝言が届きます。

その内容とは蒙恬を一時的に将軍とし、秦軍左翼を任せる。

一方の飛信隊には、中央に戻れと命が下るのでした。

朱海平原の戦い、二日目。

まず動きがあったのは、右翼です。

激突するのは馬南慈軍と亜光軍。

その横で、玉鳳隊と岳嬰軍が激突しました。

戦いが始まるとすかさず動くのは趙峩龍。

昨日、全く動かなかった男は王賁を狙って動いたのです。

ただでさえ数的不利な玉鳳隊は危機に。

そんな乱戦の中で、王賁は活路を見出していました。

いつになく冴えている王賁。

蒙恬から言われた、ある言葉を思い出します。

たまに、大将軍の見ている景色が見える。

まさに今、王賁にはその景色が見えているのでした。

〜ネタバレここまで〜

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【漫画】キングダム50巻ネタバレ

〜ネタバレここから〜

趙峩龍の進軍により、絶体絶命の危機に陥った玉鳳隊。

しかし王賁は巻き返すと言い、走り始めます。

趙峩龍軍を突破した王賁はなぜかそのまま走り続けました。

敵軍からどんどん離れ、謎の動きをする王賁

その狙いは趙峩龍ではなく、馬南慈軍。

走り続けた王賁は、正反対にある馬南慈軍の左端まで辿り着いたのです。

馬南慈軍の弱点を突き、敵兵を狩っていく玉鳳隊。

その策を見た趙峩龍はかつての主、元三大天の藺相如を思い出していました。

王賁の描いた必殺の策に、呼応する亜光軍。

馬南慈も対策に出ますが、亜光軍の亜花錦が援護に入ります。

結果馬南慈軍は王賁の策によって、攻め立てられるのでした。

この日、秦軍の右翼は圧勝。

それが王賁の力であると理解している亜光軍は、大変な盛り上がりを見せます。

一方、昨日とは逆の展開で一日を終えたのは左翼。

左翼を率いる蒙恬は紀彗の攻めを躱し続け最小限の戦いで二日目を終えるのでした。

これには悔しがる紀彗。

本陣にいる李牧は・新たな将を招集します。

その頃、飛信隊は信が荒れていました。

この日、飛信隊の出番は全くなし。

左右の軍で王賁と蒙恬が再活躍したことで、さらに焦りを募らせています。

しかも、夕食は少ない。

趙国の中に入り込んだ秦軍の兵糧には限りがあり、王翦は早くも食糧の節約に入っていました。

その貴重な兵糧が、焼かれるという事件が起きたのは橑陽。

壁軍が管理する兵糧庫に舜水樹が火をつけたのです

絶対に犯してはいけない失敗を犯した壁。

陽端和は壁を慰めるものの、敗北の色は濃厚となっているのでした。

翌日、失敗を取り返そうと奮起する壁。

この日壁軍は大きく空回りし、一日を終えます。

一方の朱海平原、三日目。

動きがあったのは右翼。

李牧が、尭雲軍一万を送り込んできたのです。

趙峩龍と同じく、元三大天の藺相如の側近である尭雲。

彼は藺相如の矛と呼ばれる武力を持っています。

趙峩龍と合流した尭雲は、藺相如の遺言について語り始めました。

絶頂の強さを誇っている時期に、病によって倒れた藺相如。

死の間際趙峩龍と尭雲の夢を見たと話します。

それは、二人が朱い平原で戦う夢。

まさに、この朱海平原を指していたのです。

主の遺言に従い、暴れ回る趙峩龍と尭雲!

これには、王翦も危機感を覚えました。

このままでは敗北する。

そう考えるのは、右翼に入っている王賁。

亜光軍を救うため、王賁は無理に動きます。

ただそれこそが、尭雲の狙いでした。

誘い込まれた玉鳳隊は尭雲軍の中で孤立。

敵にやられ、副官の番陽は馬から落ちてしまいます。

敵に囲まれる番陽を、必死に助けようとする王賁。

しかし間に合わない。

番陽に、敵の槍が刺さる瞬間。

信が敵を薙ぎ払います。

王翦の命を受け、右翼へと援軍に来た飛信隊。

王賁と信が肩を並べると爆発的な力を発揮するのでした。

二日前、左翼に八百の兵を率い援軍に向かった信。

今回右翼に送られたのは飛信隊本陣。

その数、八千。

王翦は飛信隊の主戦場を右翼とし、ここでの勝負を決めにかかっていました。

飛信隊の登場により、攻撃の手を緩める趙軍。

この隙に亜光軍も立て直し、各軍は新たな陣形を組んでいきます。

飛信隊と対峙するのは尭雲軍。

先に攻め込んできたのは、尭雲軍でした。

飛信隊の新人たちを狙うも、なんとか持ちこたえる飛信隊。

ただその後、飛信隊は押されていきます。

その理由は、策の差。

貂の策は、ことごとく読まれていました。

全てが後手に回る。

しかし、一箇所だけ飛信隊が押している場所があります。

それは信のいるところでした。

それに気が付いた羌瘣は、信と共に本陣に戻ります。

困惑する貂に、尭雲の秘密を伝える羌瘣。

尭雲は本能型の武将だったのです。

貂では太刀打ちできないと、今後の指揮は信が取ることに。

信が指揮を取り始めると、飛信隊は互角にまで戦況を押し戻すのでした。

ただ、やはり先手を打っているのは尭雲。

信はそこに、なんとか食らいついている形です。

尭雲が主攻を送ってくる場所を探る信。

遂にそこが、渕が率いている場所だと分かりました。

後方に待機していた主攻を渕のところに送り、羌瘣も援軍に走ります。
その時違和感を覚える信。

何かがある。

考え込んだ信は尭雲の狙いに気が付きます。

尭雲が送り込んだ主攻により、両軍の間には亀裂が入っていました。

その亀裂の中を、尭雲は進軍していたのです。

最短距離で、飛信隊の本陣を狙う尭雲。

同じく亀裂に気が付いた信も、進軍を開始。

戦場のど真ん中で二人は対峙することになりました。

尭雲と信の矛がぶつかると吹き飛ばされるのは信。

王騎の矛を使いこなせていない信は、尭雲に押されていきます。

信の様子を見て、王騎の矛をもらった幸運な少年だと話す尭雲。

その言葉を聞いた信は怒りに震えるのでした。

〜ネタバレここまで〜

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【漫画】キングダム51巻ネタバレ

〜ネタバレここから〜

王騎の意志を継いだ信。

しかし、尭雲はたまたま矛をもらっただけだと話します。

その言葉を聞いた信は怒りで尭雲を吹き飛ばしました。

ただ、これは尭雲の挑発。

信の力を、尭雲は認めているのです。

一方、尭雲軍の主攻を止めに向かった羌瘣。

飛信隊は攻め込まれ、壊滅寸前の状態でした。

そこで策を練る羌瘣は歩兵を主攻に。

左右の騎馬隊は隙間を作り、歩兵の元へと尭雲軍を誘導します。

歩兵の先頭に立って戦うのは羌瘣。

羌瘣は圧倒的な強さを見せ、敵をなぎ倒していくのでした。

互いの主攻がぶつかり、戦いは激しさを増します。

未だに戦い続けている信と尭雲は信が満身創痍の状態に。

その時届いたのは、尭雲軍の主攻が機能していないという報告。

止めを刺しに行った尭雲の攻撃に、飛信隊が耐えられるはずがない。

そう考える尭雲は信との戦いを止め、主攻の行方を追います。

そこで目にしたのは尭雲軍の、山のような亡骸。

その中に、羌瘣が一人立っているのでした。

驚きのあまり、目を見開く尭雲。

羌瘣の姿に、六将の面影が見えたのです。

激しい戦いで、多くの仲間を失った飛信隊。

夜になると、仲間たちは悲しみに暮れていました。

共に満身創痍の信と羌瘣は、まともに歩けないほど疲弊しています。

一方、この戦いを左右する情報を集める李牧。

秦軍の兵糧を探り鄴の兵糧と比較。

鄴からの報告は、後二十日分の食料がある。

対する秦軍の兵糧は残り十日分。

これで、鄴を落とすことは不可能だと発覚したのです。

さらに、兵糧を焼かれた壁軍は最も危ない状態にありました。

共に戦う山の民の兵糧も預かっており、壁の責任で橑陽が危機に。

後がない陽端和は、明日の戦いで勝負を決めに行くと宣言します。

犬戎の主攻である三軍の将を、明日中に討ち取る。

各軍の相手をするのは、山の民でも戦闘力の高い三軍。

バジオウ軍、フィゴ族、メラ族を陽端和は指名します。

そこで、名乗りを上げたのは壁。

失敗を取り返すため、機会をくれと頼み込みました。

壁の気持ちを組み、メラ族に壁軍を加える陽端和。

いよいよ、橑陽の戦いは山場を迎えます。

早朝から準備をする山の民。

ただ舜水樹はその動きを呼んでいました。

犬戎は大軍を送り込み、同じく勝負に出たのです。

各軍が戦いを開始すると、天を仰ぐ陽端和。

この窮地に何かを考えるのでした。

兵糧不足によって追い込まれているのは、朱海平原も同じ。

兵糧について、頭を悩ませる王賁と亜光。

ただ、やれることは目の前の軍を倒すことのみ。

秦軍右翼が対峙するのは、馬南慈軍、尭雲軍、趙峩龍軍、岳嬰軍の四軍。

そこで、明日は最も力の劣る岳嬰軍を狙うことになります。

飛信隊と玉鳳隊。

この二隊で岳嬰を討つ。

他の三軍は、亜光軍が一手に引き受けることとなりました。

しかしこの動きを呼んでいるのは李牧。

馬南慈に指示を送る李牧は、亜光軍の弱点を伝えます。

朱海平原、九日目。

戦いが始まると、すかさず動く飛信隊と玉鳳隊。

正面から飛信隊が突っ込み、玉鳳隊は横から岳嬰を討つことになっていました。

その理由は信。

信は岳嬰軍の主、慶舎の仇なのです。

主の仇を前にし、士気を上げる岳嬰軍。

その横側から、王賁は突っ込んでいくのでした。

一方、問題の亜光軍は。

なんと、三軍の攻撃を見事に抑えています。

王翦軍第一の将である亜光は、王翦の策をそのまま使える程の策士。

守りに入った亜光軍の強さは、まさに鉄壁です。

これで、飛信隊と玉鳳隊は岳嬰に集中できる。

ただ、しばらくすると予想外の事態が起こりました。

亜光軍の鉄壁を簡単に突破する馬南慈。

その秘密は李牧の策。

亜光軍の弱点を見抜いていた李牧は、馬南慈に記指を出していたのです。

馬南慈に続き、亜光軍に穴を空ける尭雲。

高い武力を誇る二人を止めるため、亜光は自らの出陣を決めるのでした。

その頃、徐々に距離を詰めている岳嬰と信。

飛信隊と岳嬰軍の戦いは、激しさを増していくのでした

一方の亜光軍は、想定外の事態に。

馬南慈の元に向かった亜光は、互角の戦いを繰り広げています。

ただ、反対側の尭雲は亜光軍を蹴散らし、亜光の元へ。

足止めに出陣した副官の虞寧は、尭雲の部にあっさりと敗北したのです。

そのまま突き進む尭雲は亜光の元へと到着。

一騎討でも互角の馬南慈と亜光。

そこに尭雲が登場したことで、亜光は絶体絶命の危機に陥るのでした。

〜ネタバレここまで〜

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【漫画】キングダム52巻ネタバレ

〜ネタバレここから〜

馬南慈と尭雲に挟み込まれた亜光。

なんとか二人の攻撃を受ますが生き残ることで精一杯です。

そんな亜光軍から報告を受けたのは、岳嬰軍の中に入っている王賁。

ここで亜光を失ってはいけない。

右翼の危機を感じた王賁は、亜光の元を目指すのでした。

王賁の動きにより、岳嬰軍の相手は飛信隊のみとなります。

その頃なんとか馬南慈と尭雲の攻撃に耐える亜光。

ただ、いつやられてもおかしくない状態。

遂に亜光は馬上で気を失ってしまいました。

二人の矛が、亜光を捉える。

その瞬間、亜花錦が助けに入ります。

亜光を抱え、その場から走り去る亜花錦。

背を追ってくる馬南慈の前に王賁が現れ、亜光は救われることとなるのでした。

最悪の事態は逃れたものの、秦軍の右翼は危機的状況。

明日に繋ぐためには信が岳嬰を討ち取ることが絶対条件です。

その信は、遂に岳嬰とぶつかろうとしていました。

信を睨みつけ、慶舎の敵討ちに燃える岳嬰。

一方の信は下を向き、うなだれたまま馬を走らせます。

岳嬰が槍を振り上げても、全く動かない信。

このままでは、信がやられる…。

誰もがそう思った瞬間吹き飛んだのは岳嬰の胴。

信はとてつもない速さで、矛を振り抜いたのです。

それはまぎれもなく、大将軍の一撃でした。

敵将を討ち取り、撤退する飛信隊。

本来ならその背を追うはずの岳嬰軍ですが誰も信を追うことができません。

それ程強烈な恐怖を、信は相手に与えていたのです。

時を同じくして、激しい戦いを繰り広げる橑陽。

犬戎を討ちに行った三軍の中で最も押しているのは壁軍でした。

壁は軍を率いて、敵将ブネンの目前にまで迫っています。

しかしそれは罠。

ブネンは精鋭を本陣付近に置いており、壁軍は圧倒されるのでした。

劣勢状態の壁軍。

それを救ったのはメラ族の登場です。

壁軍を囮にし、横に回っていたメラ族。

ブネン軍の精鋭と互角の戦いを始めました。

ただ、族長のカタリと妹のキタリがいる場所は別。

完全にメラ族が押しているのです。

そんなメラ族を見て、矢を撃ち込むブネン。

ブネンは恐将と言われる残虐性を持っており、仲間ごとメラ族を射殺すのでした。

考えられない戦術を前に、劣勢のメラ族。

キタリは馬から落ち、壁に助けられます。

その隙を突いてブネンの元に迫るカタリ。

カタリは、陽端和やバジオウに次ぐ実力者。

敵兵を切り裂き、ブネンの目前にまで迫っていました。

その時カタリに斬られた敵兵がカタリに覆いかぶさります。

二人に捕まれ、身動きが取れなくなるカタリ。

ブネンは自分の部下ごと、カタリを貫きました。

カタリを失って、戦意を喪失するメラ族。

誰も立ち上がろうとしません。

カタリの死はそれ程の衝撃。

そんな中、壁はキタリを連れて退却を指示。

なんとか立て直そうと、策を練り始めるのでした。

その横で展開するのは、フィゴ族とトアク軍の戦い。

フィゴ族は今日の戦いで半数が戦死。

ただ、そのおかげで敵本陣に迫っています。

フィゴ族の長、ブネンは一撃でトアクを葬り、勝利を収めるのでした。

さらに横で戦うのは、バジオウ軍とゴバ軍。

数で有利なゴバ軍ですが、ゴバの判断は・撤退。

三人の中で最も厄介なゴバを討とうと、バジオウは必死に走ります。

このままでは逃がしてしまう。

誰もがそう思った時ゴバ軍の背後に、陽端和の姿が。

ゴバの首が最も重要だと感じていた陽端和は、進軍して背後を固めていたのでした。

危機に陥ったゴバですがこれは舜水樹の罠。

陽端和の背後に、犬戎の本陣が現れたのです。

さらに、左右には公孫龍軍。

誘い込まれた陽端和は四方を固められ、窮地に追いやられました。

ここで陽端和が取った行動は撤退ですが向かう先は驚くべき方向。

軍の間を抜けるのではなく、ゴバ軍に突っ込んだのです。

四方を囲まれた状況でも、ゴバの首を狙う陽端和。

これを見て、舜水樹は勝利を確信しました。

しかし舜水樹の予想は外れ。

陽端和は無傷のゴバ軍を突破し電光石火でゴバの首をはねたのです。

その後、バジオウ軍と共に撤退。

同じように、ブネン軍から逃げる壁とメラ族は、なんとか逃げ切っていました。

傷を負って気絶したキタリも、目を覚まします。

壁に励まされ、メラ族の長となったキタリ。

カタリの仇を討とうと、仲間たちを鼓舞するのでした。

その時、届いたのはある報告。

ブネン軍はこの場を離れ、別の場所に向かった。

それは、陽端和が率いる軍のところです。

森の奥へと逃げた陽端和は、崖を背にして敵軍に囲まれていました。

ここで勝負を決めようと、陽端和を囲む犬戎と趙軍。

絶体絶命の状況でも陽端和は諦めません。

部下に指示を出し、鼓舞し再び戦いを始めます。

瀕死の状態で戦う山の民。

しかし犬戎の王・ロゾの目には、信じられない光景が。

なんと、陽端和は包囲網を突破して逃走したのです。

後を追ってはいるものの、陽端和を討ち取れてはいない犬戎軍。

追われ続ける陽端和は山の中で、一人になっていました。

目の前には犬戎の兵たち。

ここで終わりかと思われましたがバジオウが駆けつけ、敵を切り刻みます。

陽端和を担ぎ、その場から走り出すバジオウ。

バジオウの足は犬戎の追手より早く、どんどん先へ。

ただ、目前には渓谷が待ち構えていました。

渓谷に落ちれば、二人とも死ぬ。

犬戎兵はそう考え、そこで二人を捕まえようとします。

そんな予想を覆し、全く足を止めないバジオウ。

なんとバジオウは渓谷を飛び越えてしまいました。

渓谷に足止めされ、二人を追えなくなる犬戎兵。

距離を取った陽端和とバジオウですがすぐに追いつかれる二人。

囲まれ、陽端和は敵に捕まってしまいます。

その姿を見て、バジオウは暴れ始めました。

かつて、言葉も話せない獣だったバジオウ。

家族として受け入れてくれた陽端和のために獣の一面を解放したのです。

徐々に夜が明け始め、集結の地へと向かい始める山の民。

夜明けとともに陽端和が集結しろと指示した場所は犬戎の城。

城が手薄になると踏んでいた陽端和は自分を囮にし、犬戎の城軍を放っていました。

〜ネタバレここまで〜

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【漫画】キングダム53巻ネタバレ

〜ネタバレここから〜

たった一人で敵を薙ぎ払い、陽端和を守るバジオウ。

そこに援軍が現れます。

駆けつけたのはシュンメイにタジフ。

ただその背後からは、犬戎王のロゾが迫っていました。

進軍するロゾ。

そんなロゾを見下ろしているのは、隣にいたフィゴ族です。

ロゾ軍に襲い掛かり、戦い始めるフィゴ族。

フィゴ族の長であるダントは、ロゾの首を取ろうとしていました。

ただ、ロゾの武力は本物。

フィゴ族とロゾ軍が戦っている間に、横にいたブネン軍も戦場に到着。

戦いに加わろうとしています。

そんなブネン軍の背後には壁軍とメラ族が。

カタリの仇を討ちたいキタリはブネンを狙い、壁はフィゴ族の援護に向かうのでした。

戦場の中で対峙するのは、ロゾとダント。

陽端和たちも戦場に加わり、総力戦となります。

そんな中で、異変に気付いたのは舜水樹。

今、全軍が森の奥へと入っている。

つまり、橑陽城が手薄の状態なのです。

陽端和が囮だと気が付いた舜水樹は、趙軍を率いて橑陽城へと戻っていくのでした。

同時に、ロゾの首を狙って戦いに加わる壁。

趙軍が抜けたことで、山の民は息を吹き返します。

一方、橑陽城では陽端和が放った軍が、既に城内を攻めていました。

自身を囮にするという陽端和の策。

その策が、機能し始めているのです。

後は、犬戎軍を蹴散らすのみ。

動きを見せたのはブネン軍とメラ族の戦い。

攻め込んだキタリはブネンを切り刻んだのです。

残るはロゾの首。

ただ圧倒的な強さを誇るロゾ。

対峙するダントは、苦戦を強いられていました。

背後からロゾの首を狙う壁ですが、気づかれて吹き飛ばされます。

倒れた壁を討とうとするロゾの背に、襲い掛かるのはダント。

そのダントまで吹き飛ばし、ロゾはダントに止めを刺しに。

絶体絶命の危機に陥ったダントですがその顔には笑み!?

なんと、ロゾの背後に壁が立っているのです。

ロゾの頭に。矛を突き立てる壁。

兵糧を焼かれるという大失態を、挽回して見せるのでした。

山の民は壁の名を叫び、勝利に歓喜します。

劣勢の中、犬戎軍の全将を討ち取った山の民。

一方の趙軍は橑陽城へ。

到着した舜水樹が目にしたのは、信じられない光景です。

橑陽城にいるのは山の民の軍勢。

さらに趙軍の背後からは山の民と犬戎の連合軍が現れました。

犬戎たちの思いは、陽端和の下に着く。

今まで、ロゾの支配下にあった犬戎。

皆家族を人質に取られ、戦わされていたのです。

ただ、陽端和の要求は支配ではなく仲間になること。

その言葉の説得力は、陽端和を見れば明らかでした。

多くの山の民を取り込んだ陽端和は、恐怖政治をする将ではない。

これにより、攻め立てられることとなった趙軍。

そのまま撤退し、列尾へと向かって行きます。

橑陽の戦いを制したのは山の民。

一方の朱海平原では。

秦軍の右翼が必死に耐えています。

瀕死の状態であった亜光は、未だに意識が戻らず。

将不在の中、飛信隊と玉鳳隊は必死に戦っていました。

右翼の将ができるのは、王賁しかいない。

王翦の部下である亜光兵たちは、そう考えています。

しかし王翦はそれを許しません。

その理由は、王賁の出生に隠されている。

それは、王翦軍の誰もが一度は耳にした話しでした。

王賁の母・朱景は王家に嫁ぐ前既に身ごもっていたという噂があったのです。

朱景は亡くなっているため、真実は誰にも分かりません。

王翦の判断には親子の確執がある。

右翼の誰もがそう思っていました。

十一日目の戦い。

なんとかしのいだ右翼。

問題は残りの兵糧です。

残りの兵糧が少ないと見て、明日は趙軍が本腰を入れて来る。

そう考え、信の元を訪ねる王賁。

右翼を勝たせるのは飛信隊と玉鳳隊が覚醒するしかない。

ただ、そう語る王賁にも覚醒の方法は分かりません。

二人は夜の間考え込みますが遂に答えは出ませんでした。

朱海平原の戦い、十二日目。

開戦前…。

信と王賁は前に出て、同時に話を始めます。

かつて、この隊は百人から始まった。

そう話す二人。

信は五千人に膨れ上がるまでの戦いを振り返り今後の飛信隊について語りました。

五千人将ではまだまだ。

自分はいつか、大将軍になると話す信。

その時、この朱海平原での奇跡を語りたいと言うのです。

お前たちと一緒に、天下の大将軍まで突っ走るんだ。

信の呼びかけによって飛信隊に起こったのは士気の爆発。

勢いのまま、飛信隊は全軍で進軍を始めるのでした。

時を同じくして、軍の前に立っている王賁。

王翦から弾かれた王賁は常に玉鳳隊と共に生きてきたと語ります。

そのことを、誇りに思っている。

王賁の言葉に、部下たちは答えました。

自分達も、誇りに思っている。

絶体絶命のこの状況でも、勝利を掴むと話す王賁は皆にある言葉をかけます

勝たねばならぬ力を貸してくれ、友よ。

長年王賁に仕えてきた玉鳳隊の兵たち。

王賁は彼らを〝友〟と呼んだのです。

これに答えない人間は、玉鳳隊にはいませんでした。

偶然にも、同時に起こった飛信隊と玉鳳隊の爆発的な士気の向上。

王賁も全軍を率いて進軍し、二隊は同時に総攻撃を仕掛けることになったのです。

策も何もなく、勢いだけで突き進む飛信隊と玉鳳隊。

その様子を見て、亜光軍の亜花錦は呟きました。

うまくすると、この右は今日勝つぞ。

〜ネタバレここまで〜

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【漫画】キングダム54巻ネタバレ

〜ネタバレここから〜

信の檄により、覚醒した飛信隊。

戦場にいる仲間たちは、全員がこう感じています。

長い戦いの日々で疲弊した身体。

さらには、兵糧不足による心身への負担。

それでも飛信隊は今が最強だ。

時を同じくして、隣の戦場で覚醒した玉鳳隊。

その二隊を相手にする趙峩龍と尭雲は信と王賁に、六将の姿を見ていました。

虚を突かれ、後退する趙峩龍軍と尭雲軍。

これにより、秦軍の右翼は初めて敵を押し返したのです。

これに呼応して動くのは、中央の王翦軍。

開戦十二日目にして初めて王翦が進軍を開始しました。

中央軍の進軍は、左翼で戦う蒙恬の耳にも。

話を聞いた蒙恬は、右翼が押し込んでいることを悟ります。

左翼の将軍となり、なんとか耐え忍ぶ戦いを続けてきた蒙恬。

左翼と同じく、右翼も将である亜光を失っている。

それでも右翼が押し込んだ事実に対し、蒙恬は答えます。

王賁と信の二人がやったってことだ。

同世代の二人に刺激され、蒙恬も戦地へと向かうのでした。

その日、終始趙軍を圧倒した飛信隊。

ただ、兵糧が今日で尽きる。

その事実を伝えると、信は配給の方法を変えます。

各隊の長が、手渡しで食料を配ったのです。

配り手となった長たちに配給するのは隊長の信。

信に礼を言われ、食料を受け取る尾平は涙を流すのでした。

同じく、夜営地で盛り上がるのは玉鳳隊。

敵を押し込んだ二隊の士気は、今なお高まっています。

朱海平原の戦い、十三日目。

早朝から、中央の王翦軍は動きを見せていました。

王翦の元へ現れたのは、部下の倉央。

二隊の覚醒を呼んでいた王翦を、倉央は流石と称えます。

しかし、王翦の答えは意外なもの。

飛信隊の覚醒は確信していたが、玉鳳隊は賭けだった。

そう話すのでした。

昨日は押し込んだものの、今日はさらなる激戦が予想される右翼。

李牧は、尭雲と趙峩龍に指示を出しています。

二人が狙うのは王賁の首。

戦いが始まり、ぶつかり合う飛信隊と尭雲軍。

そこに岳嬰軍が加わります。

ただ主を失った岳嬰軍を、飛信隊は圧倒。

押し込む飛信隊ですが、いつの間にか尭雲が姿を消していました。

尭雲が向かう先は隣の戦場。

玉鳳隊と趙峩龍軍の戦地です。

尭雲は自身の最強部隊、〝十槍〟を率いて、玉鳳隊に風穴を空けました。

異変に気が付いたのは、玉鳳隊千人将の関常。

ただ関常が到着したころには、王賁は既に包囲されています。

包囲を突破するには一点突破しかない。

内からは王賁、外からは関常が攻め、何とか包囲を脱出しました。

ここで王賁を仕留めようと、追ってくるのは尭雲。

王賁を逃がすため殿を努める関常。

その関常を、尭雲は一撃で吹き飛ばします。

王賁は関常を助けるため、逃げずに敵兵の中へと戻ってしまいました。

紫伯を討ち取った自身の力を信じ、立ち向かう王賁。

繰り出した龍指で尭雲の右腕を貫きます。

勝利を確信した王賁が、止めを刺そうとすると。

尭雲は、貫かれた腕で矛を抜き。

王賁は尭雲の矛の餌食に。

馬上から吹き飛ばされ、地面に倒れてしまいました。

それを見た関常は、王賁が討ち取られたと感じます。

ただピクリと動く王賁。

まだ息があると気付いた玉鳳隊の仲間たちは、王賁を連れて逃げるのでした。

その夜、玉鳳隊の夜営地を訪れたのは信。

王賁はまだ目を覚ましていません。

何度も心臓が止まりかけている王賁を見て、泣き崩れるのは副官の番陽。

そんな番陽に信は大丈夫だと声をかけました。

玉鳳隊を励まし、話を続ける信は明日の話をします。

明日、どうやって勝つかを話し合いに来た。

信の発言を聞いた番陽は、亜光軍の将を飛信隊の元へと集めるのでした。

つまり信が右翼の大将とだと、番陽は認めたのです。

信を大将に据え、明日への策を練る秦軍右翼。

その頃鄴ではある事件が。

鄴城内にある食糧庫から、火の手が上がったのです。

各地の小城を落とした際、自軍の兵を民の中に忍ばせていた王翦。

鄴に侵入した王翦軍の兵が、食料を焼き払いました。

ただ、この知らせが朱海平原に伝わるまでは、まだ時間がかかります。

朱海平原の戦い、十四日目。

この日、右翼の戦いは最も激しいものに。

飛信隊は今までにない戦い方で、趙峩龍軍とぶつかっていました。

それは仲間を見捨てる戦い方。

助からない場所は助けに行かず、攻めだけを考えろと貂は指示を出したのです。

開戦直後から、押し込む飛信隊。

ただ、主攻である信は本陣に待機していました。

趙峩龍は、まだ本気で守りを固めていない。

そう判断しているのです。

貂の予想通り、強力な守備兵を出してきた趙峩龍。

趙峩龍が誇る鉄壁の軍を信はぶち抜いて進むのでした。

一方、歩兵長の松左には、味方の危機が伝えられます。

もう助からない。

貂に言われた通り、仲間を見捨てる覚悟を決める松左。

それでも気にかかり、誰の軍かと尋ねます。

襲われているのは、干斗たちがいる新人部隊。

飛信隊に入って良かった。

干斗の言葉を思い出した松左は兵を率いて助けに向かうのでした。

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【漫画】キングダム55巻ネタバレ

〜ネタバレここから〜

干斗たち新人が入っている軍を、助けに行く松左。

ただそこは半死の軍。

松左が加わっても、窮地は変わりません。

傷を負いながらも松左は敵兵の中を進んで行きました。

必死に戦い続けると薄くなってくる敵兵。

ただ、松左は歩けないほど憔悴しています。

瀕死の松左の頼みは信の元へ行きたい。

その頃、趙峩龍の本陣へ迫る信。

信を眼にした趙峩龍は、何故か本陣から下がり始めます。

趙峩龍追う信の軍を、横から挟み込む趙峩龍軍。

さらに趙峩龍は自身の矛である徐兄弟を差し向けていたのです。

二人に攻められる信。

背中に傷を負うも弟の徐林を討ち取りました。

しかし、危機的状況は変わりません。

駆けつけた羌瘣の参戦により、なんとか持ちこたえる信。

乱戦の中でも羌瘣は敵兵を蹴散らし、趙峩龍の精鋭を削ると言い始めました。

徐肖を討ち取り、鬼神のごとき強さを見せる羌瘣。

これにより、敵兵をなんとか退けます。

その時、信の元にある知らせが。

松左が危ない。

知らせを聞き、走り出す信。

その頃、松左の命はつきかけていました。

死の間際松左の元へとたどり着いた信。

松左は信の腕の中で息を引き取ります。

松左の死に、衝撃を受ける飛信隊。

この死を無駄にはしないと、信は趙峩龍を追いかけていくのでした。

そんな信を、森の中で待つ趙峩龍。

かつての主である、藺相如の言葉を思い出しています。

戦場で王騎と対峙し、中華はまだ熟していないと話した藺相如。

中華を一つにする者が現れることを、藺相如は願っていました。

ただ、それは趙国ではないかもしれない。

もし、中華を統一する敵に会ったならその敵を、全力で殺せ。

藺相如の言葉に従い、趙峩龍は信とぶつかります。

始まったのは激しい一騎討。

同時に戦う秦軍右翼は尭雲軍をなんとか抑える玉鳳隊。

亜光軍も亜花錦の活躍で、馬南慈を抑え込んでいます。

彼らは、信が趙峩龍を討ち取ると信じ、粘っているのです。

ただ、仲間たちの思いを背負うのは、趙峩龍も同じ。

その矛が、軽いはずはありません。

趙峩龍の矛を受け、吹き飛ばされる信

血を流しながらも、信は呟きます。

俺は中華を統一する王、嬴政の金剛の剣だ。

信の一撃が趙峩龍の胴を切り裂きました。

趙峩龍を討ち取った信。

その後、飛信隊は馬南慈軍を攻め立てます。

この日、趙峩龍軍と馬南慈軍を半壊にまで追い込んだ右翼。

右翼の功績により、秦軍は大きく勝利に近づくことになりました。

士気が上がる秦軍ですが事件が起こったのはその夜。

秦軍左翼。

蒙恬のところに龐煖の姿が。

軍略会議で蒙恬が不在の間に、龐煖は楽華隊を襲ったのです。

瀕死の傷を負うのは、副将の胡漸。

胡漸は蒙恬の教育係で、生まれた時から蒙恬に使える老兵でした。

このままでは、蒙恬が危ない。

そう感じる胡漸は剣を手にして龐煖の元へ。

なんと龐煖の足を突き刺したのです。

驚く楽華隊の兵ですが胡漸は龐煖に叩き斬られてしまうのでした。

その騒ぎを知らず、会議を続ける蒙恬。

一方の右翼では王賁が目を覚ましています。

朱海平原の戦い、十四日目。

決着の時が、近づいていました。

左翼では、悲しみをこらえながら蒙恬が開戦を待っています。

夜が明け、日の出と共に走り出す飛信隊。

最初から全開でぶつかり敵を蹴散らしていきました。

その時、思わぬ動きが。

右翼の押上げを待つと思われていた中央軍が、進軍を開始。

その動きを見た貂は、王翦の考えを悟ります。

中央軍は囮であり右翼から李牧を討てということ。

つまり、飛信隊が李牧の首を取れということでした。

大役を任せられた飛信隊。

ただ李牧の守りは固く、王翦軍は崩しきれていません。

これでは、飛信隊が攻める隙が無い。

余裕の表情を見せる李牧は、ある結論を出しています。

秦軍の兵糧が少ないため、守っていれば敵は自滅する。

李牧は秦軍を飢えさせ、勝利を掴もうと考えていました。

しかし、李牧はその考えをすぐに変えることとなります。

現れたのは鄴からの伝者。

伝者からの報告を聞いた李牧は守りから一転、攻めの陣を展開。

それを見た王翦は、笑みを浮かべるのでした。

〜ネタバレここまで〜

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【漫画】キングダム56巻ネタバレ

〜ネタバレここから〜

李牧のもとへ、鄴からの知らせが届きます。

内容は、紛れ込んだ賊により鄴城内の食糧が焼かれ消失。

飢えから民衆による暴動が起これば、半日と持たないとの報告でした。

聞いていたみんなが驚いているところ、李牧一人冷静で、猶予はありますとみんなを落ち着かせます。

李牧は、今日一日で王翦軍を倒し、次の一日で鄴に向かい取り巻いている桓騎軍を討つと話します。

すぐさま、李牧は陣形の指示を出し、李牧軍と王翦軍の全面戦争が始まります。

その頃、尭雲隊は、飛信隊の信を探しています。

尭雲は十槍に指示し、信の首を持ち帰るように言います。

その時、王賁が尭雲本陣を見つけました。

一方、全面戦争に入った、李牧軍と王翦軍でしたが、王翦軍が地味に敗れている状況。

王翦の目をもってしても、李牧軍の強さの秘密がわからずに苦戦していました。

そこで、李牧軍の強さに対し強烈な探りを入れるため、倉央達を向かわせます。

しかし、すぐに李牧軍に動きを止められてしまいます。

田里弥も戦術を出せない状況に陥ってしまいました。

その様子を見ていた王翦は、そうゆうことかと李牧の戦術を理解すると、王翦自ら先頭に立ち、本軍一万を前へ出します。

そして、陣形もなにもないまま、ただ李牧軍に向かっていきます。

すると、今まで苦戦を強いられていた李牧軍と互角の戦いができました。

そして、王翦は李牧軍の強さの秘密を部下たちに説明します。

戦いの中で軍の起こりを感じ取り相手の動きを読み、技を封じ込めるという戦略です。

これを使うのは本来、本能型の武将だけでした。

しかし、李牧は知略と本能を合わせ持つ異種混合型の軍を作り上げてしまいました。

李牧は私と同じ怪物だと王翦は言います。

李牧の才能を認めた王翦は、李牧と会談の機会を設けます。

そこで、王翦は李牧に対し、二人で全く新しい最強の国をつくろうと提案します。

李牧は初めて会った王翦の印象から、国を亡ぼすことはできても、生み出すことは出来ない人間ですと、王翦に対しきっぱり断ります。

二人の会談が決裂したことで、再度、李牧軍と王翦軍の戦いが始まります。

一方、王賁は尭雲と向き合い、戦いが始まります。

尭雲は素早く大きく剣を振り下ろし、王賁を攻めます。

その剣を全身の力を込めて王賁は止め倒れ込みながら、尭雲の体に槍を突き刺し決着がつきます。

尭雲は死の直前、目の前にいる信と王賁に向け、我が主、藺相如からの言葉だと言い、中華を一つにする刃足らんと願うならば振り上げた刃は必ず最後まで振り下ろせと、若い二人にアドバイスを残すと、朱海平原十五日目の戦いで息を引き取りました。

〜ネタバレここまで〜

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【漫画】キングダム57巻ネタバレ

〜ネタバレここから〜

田里弥軍が李牧の本陣を確認できるくらいの距離に迫っています。

カイネがここは死守だと言いますが、予備隊は飛信隊を押さえるために向かっており、無理だと即答されます。

苦戦している李牧は傅抵隊を出し、守る側から攻めに転じ策を打ち出します。

秦軍は、趙軍が放った数百駒では五千からなる王翦本陣には届かないと判断。

李牧本陣を攻める作戦を続行します。

しかし、これは李牧の読み通りに進むことになります。

その様子を見ていた王翦は、李牧は無意味なことはしないと言い、何かが隠されていると考えていました。

すると、馬南慈軍が王翦本陣に攻め込んできます。

李牧は、挟撃には挟撃で返すと言い実行に移しました。

今まで優位に展開していた、王翦本陣にも傅抵隊と馬南慈軍が攻め込んでいる形となります。

しかし、李牧本陣には、敵からの攻撃が迫っている現状に変わりはありません。

部下からはお逃げくださいと言われていますが、李牧は、まだ大丈夫ですと答えます。

一方、王翦本陣には馬南慈が切り込んでいます。

圧倒的な武の力の差があり誰も止められません。

攻め込まれた王翦は、下りるぞと言って本陣を移動させます。

王翦本陣が攻め込まれているのを目視し、李牧は、勝ったと一瞬思いましたが、ん?と変化を見落としませんでした。

王翦を守るため、負傷はしているものの王賁軍が到着し、応戦しています。

さらに、蒙恬軍も到着し馬南慈と戦っています。

その様子をみていた、李牧は傅抵と馬南慈に急ぎなさいとつぶやきます。

李牧本陣のすぐ近くには、秦軍が来ており時間がない状況でした。

さらに、飛信隊もすぐ近くまできています。

カイネは急いで李牧のところへ向かい、すぐに脱出してくださいと言います。

李牧はカイネに後ろをみてと言います。

すると、李牧の最後の要となる武神龐煖が現れ、飛信隊を切りまくっています。

飛信隊の渕がむやみに突っ込むとやられるぞと警告しますが、殺気立った隊員をとめることはできません。

そこに羌瘣が現れ、龐煖と戦います。

羌瘣の素早い動きが龐煖には効果があり、ちいさな傷をつけることは出来ています。

羌瘣は、信とは戦わせない。信が来る前に龐煖を仕留めると考えて行動しています。

羌瘣は呼吸を整え、深い精神世界に身を捧げ、龐煖を倒すため雷の神を体に宿して剣をふるいます。

いくつか龐煖に傷をつけることは出来ましたが、龐煖の圧倒的な腕力の差には及ばず、技を跳ね返されてしまいます。

さらに、龐煖に足首をつかまれると、何度も何度も地面に頭を叩きつけられ、失神してしまいます。

見方が二人の戦いの間に割ってはいると、龐煖は羌瘣を遠くに投げ飛ばしてしまいます。

投げ飛ばされ傷ついた羌瘣を、信がしっかり受け止めます。

信は尾平に羌瘣を託すと、龐煖にお前は何なんだと、数々の将軍を抹殺してきたことを思い出して叫んでいます。

そして、二人の決戦がはじまります。

その様子をみていた、李牧本陣にいるカイネは龐煖とは何なのでしょうかと李牧に聞いています。

李牧は、人の代表ですと答えます。

〜ネタバレここまで〜

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【漫画】キングダム58巻ネタバレ

〜ネタバレここから〜

ついに信と龐煖の戦いが始まりました。

李牧は、この戦いを見ながら龐煖が信に負けるかも知れないと思いながら2人の戦いを見ています。

「人は人であり、人を超える存在にはなり得ない」

もし龐煖が人を超越する存在になり得るなら、王騎にも麃公にも苦戦していないでしょう。

龐煖自身も、道を求めてきたが信と戦うことでそもそも道などなかったのではないかと思い始めました。

信は一人で戦っているのではなく今まで関わった全ての人の力を背負って戦っています。

なので信と龐煖は完全なる対極に位置してます。

対する信は今までのダメージと、龐煖に受けた傷で体はボロボロになりながらも、ついに龐煖を倒しました。

ですがそれと同時に、信の命の火も消えてしまいました。

信が龐煖を倒したことで飛信隊は最高潮に盛り上がり、信にかけよりますが、信が呼吸が止まって冷たくなっていることに気づきます。

秦と趙と戦いはまだ続いているというのに、信が倒れたことで飛信隊は誰も立ち上がれなくなってしまいました。

そこで羌瘣が、過去に教わった羌族の呪文の中に人を生き返らせる呪文があったことを思い出します。

そして、迷いなく信を助けようとします。

過去の記憶を辿り、禁術を思い出して信の精神に入り込むことに成功します。

なんとそこに大きな階段があり、漂の姿にありました。

漂は信を自分の元に誘っています。

羌瘣は必死に止めに入りますが、信には羌瘣の姿が見えていないようです。

信は自分がなかなか前に進めないことに気づき、漂に相談しました。

すると漂は信がまだ大将軍になっていないことに気づくと、信を羌瘣の方へ案内し、無事に信と羌瘣は息を吹き返しました。

一方、鄴では食糧不足で、難民達の間で不満が爆発し始めていました。

外に出ようと門に押し寄せる難民と、兵士の間で争いが始まっています。

ついに城門は内側から破られ、桓騎軍のゼノウの隊が中に入って趙軍の護りを崩していきました。

李牧にはこれを止める事は出来ず、ついに鄴は陥落しました。

しかし、元々食糧が無くて難民達の不満が爆発したため当然城内には食糧はありません。

秦国軍にとっても食べる物が無いわけでいくら鄴を落としたとはいえ、このままでは秦軍が餓死してしまいます。

これを王翦はどう切り抜けるのか。

〜ネタバレここまで〜

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【漫画】キングダム59巻ネタバレ

〜準備中〜

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