【漫画】怪しことがたり最終回3巻ネタバレ感想やお得に読む方法

〜「怪しことがたり」最終3巻のあらすじここから〜

黄泉へ行くなら逢魔時！　「黄泉送り祭」へ向けてヒトと精霊の思惑が交錯する中、遂にやちほは探し求めていた「黄泉の書」に辿り着くが…!?　ゆる怖和風ファンタジー、感動の完結第３巻！

〜あらすじここまで〜

〜怪しことがたりの最終回ネタバレここから〜

最終話のタイトルは「陽のあたる屋敷」

やちほは橘教授のもとにたどり着きました。

「橘教授は失踪当時70代後半。8年経った今は80代の後半のはずだけど…」

と頭の中で考えるやちほ。

すると橘教授はやちほが考えていることを察知し説明を始めました。

ここは常世（とこよ）

精霊たちはここから現世へ渡り、現世で負ったケガレはここで癒やされる。

終わりと再生を繰り返す世界だと。

そして橘教授の見た目は若々しく変化しました。

さらに橘教授は続けて話します。

「僕はこの世界をもっと知りたい。この世界を知る事がきっと僕ら二つの世界の橋渡しになる。それが彼と僕の夢だから」

と。

橘教授の話を黙って聞き続けたやちほ。

しかし肝心なことを思い出しました。

母親・瑞穂が橘教授の手記を見て常世に向かったはずだけど、ここに来ていないか？と橘教授に尋ねます。

ただ橘教授いわく、瑞穂はここに来ていないとのこと。

橘教授の推測では、暗闇を彷徨っている可能性が高いそうです。

現世と常世の境界には暗い暗闇があり、精霊たちは私場の管理人の加護を受けることでそこを渡っていました。

そのため瑞穂は今、加護なしではここへたどり着けず暗闇を彷徨っているのでした。

そして境界を渡りきれていないなら、連れて帰るはずとのこと。

これを聞いたやちほは、ホッと胸をなでおろします。

「お母さんを見つけに戻らないと。お祭りの事っだって黄泉送りをまだ起こせていない。それにモロが待ってるから早く帰らないと」

やちほが笑顔でそう言うと、橘教授は手から暖かい光を出しました。

モロが精霊を送る時の光の色と同じです。

橘教授は一緒に帰ることはできないものの、そのかわりに橘教授はやちほを現世に送り届けるのでした。

その後。

現世に戻ったやちほは無事、意識を取り戻しました。

隣にはモロの姿もあります。

そして目の前ではちょうど黄泉送りが行われている最中。

周囲には強い風が吹き始め、さらに精霊の群れが押し寄せ、その場にいた人たちは押し流されてしまいます。

加茂は大きな声で言いました。

「革から離れて体勢を直すんだ」

また頭の中では、コトホギを受けたのか？しかしモロは魂送りを受けていないはず…と考えています。

そんな時。

加茂の目の前には橘教授の後ろ姿が。

加茂は橘教授を必死に呼び止めるもののその声は届かず、橘教授は光の中へと消えていくのでした。

落ち着きを取り戻した祭り会場。

やちほはモロに、向こうで橘教授に会ったことを報告し、続けて言いました。

「一緒にお母さんを探して欲しい。だからモロの事も教えて欲しい」

と。

そして夜空にはきれいな花火が打ち上がりました。

花火を見ながらモロは回想します。

橘教授と一緒に過ごしていた時のことを。

橘教授は別れ際、このような言葉をモロに告げていました。

「君はきっとまた出会える。君たちを知りたいと思う新たな者に」

この言葉を思い出したモロは、”新たな者”はやちほのことだと思うのでした。

翌朝。

いつも通りの日常が戻ってきて、モロも忙しそうにしています。

「騒々しいのが帰ってきた。休まる暇もない」

とモロが思っていると、やちほがただいまと言って戻ってきました。

〜怪しことがたりの最終回ネタバレここまで〜